春雷と蜜
」のレビュー

春雷と蜜

劣情

独特の色気が大好き

ネタバレ
2026年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらが先生のデビュー作になるもよう。逆走しました。
まず表紙にズッキューン!ただ表紙カバーもそうなんですが、次ページの描きおろしイラストも紙本の方が電子より色調が仄暗くて艶やかでより耽美。ここら辺に関しては紙本のほうが先生の作品の良さを引き出せてるかな、と感じました。

そしてさすが先生、衣装描写が細部までとても美しいです。
ユエンのドレスのみならず青柳の衣装に感動しまして。ダブルのスーツにそのシャツ持ってくるか~!かっこよすぎて先生のセンスに脱帽。背中のタトゥーもとても好き。こだわりを感じます。

以下ネタバレです

幼少のころから施設で育ち、人生を身勝手な大人に搾取されながら生きているユエンと同じ施設で育った青柳、ことヤン。
美人受けスキーな私としてはユエンの妖艶な色気と変わらない優しさを賞賛したいところですが、このお話は人生を賭けてユエンを守り続ける攻めのヤンの生き様がすさまじいです。悪い男の色気と誠実な男の強さを持つ闇社会のスパダリです。

所々ユエンの行動に疑問があったりしましたが、終盤はスリリングで予想を裏切る展開が読み応えありました。
ユエンのむっちりした太ももにエロスを感じる煽情的なエチもとても好き。

そして本来分冊のほうで書くべきなのかもですが、分冊版にある番外編がとっても良い!単行本には入ってないです。
わたくし金魚、特に琉金に目がない‼いや、知らんがな!なんですけど、ひらひら幻想的に揺れる金魚の間にうかぶユエンの美しさといったら!!!
儚げ美人と揺れる金魚はお互いが生まれ変わりかのように相性がいい。それと先生の線使いと陰影、全てがドンピシャで鼻息荒く興奮してしまいました。
モブの気持ちがわかるわ~私も金魚とユエンくださいって言う。ヤンの水鉄砲くらっちゃう。
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