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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 侯爵令嬢リディアの美しき決断~裏切られたのでこちらから婚約破棄させていただきます~

    きよせ/綺咲潔

    原作の魅力を削ぎ落とした改悪版
    2025年1月31日
    まるで打ち切り前提で描いているかのような粗末さ。原作と違う部分も多々あり、原作ファンの方にとっては物足りない以前の問題。どうしてこうなった…こんな漫画は買わずに原作を読んだ方が良いです。
  • 「死霊術師など穢らわしい」と処刑されたので、魔族に転身致します

    早瀬黒絵/要龍

    原作との違い多々あり。原作ファン要注意。
    ネタバレ
    2024年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作を読んだ上で購入。所々で原作とは違う点が見られる。以下、ネタバレ注意。

    【例1】レイチェルの容姿。原作では「柔らかな金髪に鮮やかなピンクレッドの瞳」と書かれているが、漫画版では銀髪に赤みがかった金色の瞳で描かれており、原作と違っている。
    【例2】冒頭の処刑〜前世の記憶を思い出すまでの描写。原作では死んだ後に思い出すが、漫画版では首を斬られる直前に思い出す。処刑後のシーンは、檻の中に居るか否かも変更されている。アレクシアと出会って歩いて城まで行くシーンは漫画版ではカットされている。
    【例3】登場人物について、漫画版では原作には登場しなかった人間キャラが現時点で2名ほど追加されている。
    【例4】聖女のキャラにも変更がある。原作では最後の方まで割と本性を隠しながら聖女でいようとしている様子が見られるが、漫画版では私は転生者のヒロイン!という言動を隠さず、宝石大好き!パーティー大好き!鍛錬キライ!といった欲望に忠実なタイプの聖女となっている。

    【総評】漫画版の変更により、原作とは違う内容になっている。大筋が変わらないなら多少のシナリオの変更は良いと思うが、レイチェルの容姿が原作のイメージとかなり違っているのは、かなりの不満点となっている。原作者のチェックは入ったのだろうか?
    キャラクターの容姿を想像しながら小説を読み進めている身として、原作のイメージは大切にして欲しかった。キャラの…しかも主人公の容姿は一番変えてはいけない大事な要素だと思っているので、かなりのマイナスポイント。シナリオについては原作も漫画版もどちらも良いと思っているだけに、本当に残念。原作ファンの方は要注意。好みが別れそうな絵柄なのも気になる。
  • 超弩級チート悪役令嬢の華麗なる復讐譚

    見延案山子/みなと/割田コマ

    原作との違いが多い。原作ファンは注意。
    ネタバレ
    2024年1月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作よりも暴力シーンが多い漫画版。
    始まりから原作と違う点が見られるものの、少し気になる程度。しかし、家でのイベント後からは本格的に原作とは違う展開に突入する。原作では戦闘描写は目立たなかったが、漫画版ではバトル漫画かのように戦闘描写が増えている。聖女の性格も原作とは別人となっており、更には漫画オリジナルのキャラクターが重要そうな立ち位置で登場したり…もはや原作とは別作品だと感じた。原作に補足程度の追加が入るなら大歓迎だが、原作と別物になるのは個人的にかなりのマイナスポイント。原作が好きな人にとっては拒否反応が出る可能性があるので要注意。

    別件で、原作でも感じたことだが、主人公の中の人が脈絡なく物語の世界に即適応しているのは違和感がある。

    肝心の絵はあまり上手くない。全体的に勢いで描いた荒い絵柄。個人的に合わない絵柄。もう少し綺麗に描ける方ならマシだったと思う。
  • 貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収~用済みとパーティー追放された俺は、可愛いサポート妖精と一緒に取り立てた魔力を運用して最強を目指す。~

    飯島しんごう/まさキチ

    原作小説ファンの方、思い止まって!
    ネタバレ
    2023年11月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ web版の原作小説を読んで漫画を買おうとする人…悪いことは言わないので止めておきましょう。原作小説とは全く別の物語になってしまっています。
    1番酷かった点はエムピーが別人になっていて全く可愛げがないこと。ギザっ歯でゲス顔。嘘か本当か「主人公より(悪役の)ガイの方が魔力貸しとしての素質があるな…」等、原作小説では言わなかった主人公下げのセリフを平気で言うようになり、原作小説のイメージから掛け離れたキャラクターに成り下がっています。
    物語の内容も所々で違いがあり、原作小説が好きな人にとっては異物感が半端ないです…

    買う前に、先ずは単話(特に3話と4話)の試し読みをしましょう。このエムピーが受け入れられるなら買いましょう。
  • 高飛車皇女は黙ってない

    月煮ゆう/柊と灯/くろでこ

    話や絵は良いが1コマの密度が…
    2023年4月7日
    (web小説読了済み)完璧でクールで美しい主人公が鮮やかな手腕で様々な案件をザマァに導くという内容。プロローグの次、第一の案件であるミリアーナ嬢の話は他作品でもよく見られる様式のザマァ話なので、安定したザマァ話を楽しみたい人にもオススメしたい。

    1コマの中に長い台詞が詰め込まれて描かれていることが多く、非常に読みづらい。コマ割りが悪いページもあったりと、スムーズに読み進められない。もう少し読み易さに気を使えば良くなるのでは?と思う。
  • 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~

    白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依

    ありふれた題材を新しく。斬新な作品。
    ネタバレ
    2022年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「転生したら〇〇だった」系の物語は今やありふれた題材であり、似たような設定の作品で溢れている。しかし当作品は、題材をそのままに転生前の記憶の復活と同時に追いやられがちな本来のキャラクターにスポットライトを当てる新しい切り口で描いた物語で、とても斬新であると感じた。

    「転生したら〇〇だった」系の物語に共通して抱いていた疑問点「身体を乗っ取られた本来のキャラクターの心(魂)は何処へ行ったのか」に対する1つの答えを得られたことが大きな評価点となった。

    この作品の何が良いかと言うと、主人公である『中の人』レミリアとエミの設定である。レミリアからはエミを感じることが出来ても、エミからはレミリアを感じることが出来ない。この設定が作品の随所で活かされており、レミリアの感情をより深く効果的に読み手に感じさせる働きをしている。読み進める程に感情移入してしまい、続きが待ち遠しくなる。このアイディアを閃いた作者は本当に素晴らしい。
    心優しいエミによって救われ、愛を知った悪役令嬢レミリアが、今度はエミを救う為に立ち上がる。彼女の復讐は、エミが築き上げてきた心優しいレミリアをそのままに、復讐相手に最後まで何も気付かせず、隙もなく完璧に…そしてジワジワと追い込んでいく。

    『星の乙女』が醜悪・性悪で…よくもまぁ、ここまで酷いゲス顔が描けるなと感心してしまうくらいの悪者に仕上がっている。最初は心優しいエミと『星の乙女』のターンなので第2話あたりまでは胸糞悪い描写が多々あり…ですがご安心を。エミを傷付けた悪者たちはキッチリとシッカリと報いを受けるタイプの作品なので、悪者に救いを求めない人・スカッとしたい人にもオススメ。

    原作では一文で終わっていたレミリアの(計算された)善行を漫画版では詳しく描いているので、原作よりもボリュームが増している。原作よりも満足感が高く、より楽しめるのも高評価。

    「転生したら〇〇だった」系の量産型の物語に追従するのではなく、新しい物語を作ろうとする作者の熱意が素晴らしい。
  • 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 【連載版】

    白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依

    ありふれた題材を新しく。斬新な作品。
    ネタバレ
    2022年2月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 転生したら〇〇だった系は今やありふれた題材であり、どれも似たり寄ったりな内容のもので溢れている。しかし、この作品は題材はそのままに新しい切り口で物語を描いており、とても斬新な作品であると感じた。

    私が転生したら〇〇だった系に共通して感じていた「体を乗っ取られたキャラの人格(心・魂)はどこへ行ったのか」という疑問に対する答えを得られた事が高評価に繋がった。

    原作小説での長い説明口調の描写が漫画化でどうなるかという不安も解消されていた。

    この作品は悪者はしっかりと報いを受けるタイプのシナリオなので、主人公に救いを求める&スカッとしたい方にオススメしたい。
  • 弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった

    村田あじ/小田ヒロ/Tsubasa.v

    原作小説よりもボリュームあり
    2021年11月2日
    原作小説のアッサリとした内容から、主人公カップル以外のカップルの話などが追加されてボリュームが増している。絵に関してはキャラクターや背景や小物も綺麗に描かれており、物語の邪魔をしていない。キャラクターの描き分けも出来ている部類だと感じた。
  • ふたりソロキャンプ

    出端祐大

    あの女さえ居なければ良かった
    2021年5月29日
    主人公に冤罪ふっかけようとした女がウザい…兎に角ウザい…人として最低。リアルであんな女に遭遇したらホラーもの。あの女が漫画の良さを台無しにしていると言っても過言ではない。読んで直ぐにウザがられるキャラ(シナリオ)を生み出せるなんて、ある意味才能である。
    あの女さえ居なければ続きも購入する気になっただろう。
    絵は良いのに胸糞悪さが半端ない。
  • 31番目のお妃様

    七輝翼/桃巴/山下ナナオ

    ヒロインの出来レース!この王国大丈夫?!
    ネタバレ
    2021年3月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 王妃の座を掴み取りたい女達による蠱毒の中のような戦いが繰り広げられる…かと思いきや戦いが起きても展開がヒロイン無双の一通りしかない。何故かというと王様はヒロインと出逢って直ぐにヒロインに惚れて両想いとなり、王様自らヒロイン=王妃の太鼓判を押した為、妃選びが序盤から出来レースへと突入したからだ。早々に王様という最強の後ろ楯を得、他にも多くの味方に囲まれたヒロインは最早チート能力者。ヒロインも自身のチート的状況を自覚しており、チートを駆使して無遠慮に無双しまくる。約束された王妃様の物語には荒れ狂う波もなく、山も谷もない。読み進めても感情が揺さぶられることはなかった。
    唯一の評価点はキャラクターデザイン(+☆4)。であるが、シナリオが悪い(ー☆3)。総評☆1。
    Web版の小説から内容が変更された箇所がある。嵐のお茶会で泣き崩れた令嬢に対するヒロインの酷い声かけは原型を留めておらず、印象が良くなっている。妃候補たちの意向を聴く夜会で、ヒロインが自身の意向を話す際の頭の悪い言動がマトモなものへと変わっている。
    【追記】Web版の小説を読んだが、「ヒロインの試験の為に本物の毒を用意させたら国を揺るがす程の疫病が発生しちゃった(嘘)」と発言する王様を見て(女官長やらメイドやら貴族やら色々含めて)この王国大丈夫?!とポカンとしてしまった。
  • ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

    逆木ルミヲ/恵ノ島すず/えいひ

    ツンデロッテ可愛い!素晴らしい発想!
    2021年3月26日
    乙女ゲーへの異世界転生ものが流行る中、転生せずに天の声として現実世界から乙女ゲー世界に関わるという、中々に面白く斬新な発想で描かれた作品。
    乙女ゲー世界だけではなく現実世界のプレイヤー2人にもスポットライトが当てられており、乙女ゲー世界の住人だけではなく現実世界の2人の物語もしっかりと描かれている。きっと現実世界の2人にも愛着が湧く人が多いのではないかと思う。
    ツンデレな悪役令嬢の可愛さや天の声に完全同意する婚約者の王子、ヒロインその他のキャラクターも良い味を出している。ギャグ要素も加えながら物語を盛り上げる一方で不穏な雰囲気を感じさせる描写もバランス良く含まれている。しっかりとした物語進行で、自然と引き込まれる作品となっている。
    絵も綺麗に描かれており、非常に満足している。文句なしの☆5評価。今後の展開を楽しみにしながら待ちたい。
    ツンデロッテ可愛い(是非ともアニメ化してほしい)
    祝!!2023年1月TVアニメ放送決定!!
    ゲームの世界とリアルの世界との交わりを描いた今作品をアニメでも楽しんで欲しい!
  • 転生したらスライムだった件

    伏瀬/川上泰樹/みっつばー

    スライム姿を早くに捨てるタイトル詐欺漫画
    ネタバレ
    2021年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品が駄作だと感じる点は2つ。
    【1つ目:ひ弱なスライム時期の描写不足】
    主人公がスライムとして転生してからドラゴンに会うまでの物語が一瞬で過ぎ去り、折角の魅力的な材料である「捕食者」のスキルと「ひ弱なスライム」という立場を最大限に活かすことなく直ぐに主人公最強!になり無双し始める。あと、デフォルトがスライム形態の時期は早い段階で終わるのでスライム要素も影が薄くなる。ドラゴンに会うまでのひ弱なスライム時期の苦労や死闘を詳しく描いて欲しかった。非常に勿体ない。
    言動も力と共に直ぐに偉そうになるので、そういった主人公が嫌いな人にはオススメできない。
    【2つ目:拠点の発展速度】
    ゴブリンの村が一瞬で石畳みの綺麗な街となる。簡素な家は一瞬で立派な家になり、拠点が抱える様々な問題も高速で解決される。発展の過程に面白みを感じる前に拠点が整ってしまう。
    【まとめ】
    この作品は苦労する過程をあっさりと描くので主人公無双が際立っている。タイトルでアピールするくらいスライム要素を推している割にスライム形態を速攻で捨てたりとタイトル詐欺かと言うほどに内容が酷い。これなら『転生したらスライム()になって無双してた件』の方がしっくりくる。
  • 復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する

    斧名田マニマニ/坂本あきら/半次/荒野

    グロ注意!復讐の3分クッキング
    2021年3月21日
    グロ注意。謎もなく伏線もなく、本日の復讐を3分クッキングのように描いた物語。色々とキャラクターは出てくるものの、結末が決まっているのでイマイチ盛り上がらない。
    主人公は誰がどんな悪事を働いていたか全て把握してるので蘇ってからは騙し討ちされることもなくチート能力を駆使して簡単に復讐を遂げてしまう。キャラクターたちも主人公含めて振り切れすぎていてメリハリがなく、面白いとは感じなかった。
    一通り目を通したが…主人公が最後まで復讐を果たしても果たせなくても、読み手はスカッとしないだろうなと思う。
  • 復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

    あき/クレハ/ヤミーゴ

    小説の内容を一部改編している。…復讐?
    2021年3月9日
    復讐とタイトルにあるが、主人公から復讐の「ふ」の字も読み取れないので主人公がスカッと復讐を果たす物語を期待している人にはオススメしない。
    小説の一部が省略されていたりギャグ要素強めの改編がされており雰囲気や展開がかなり変わっている為、小説の雰囲気そのままが好きな方たちにもオススメはできない。恐らく復讐や制裁の描写が原作よりアッサリと描かれそう。
    絵は柔らかいタッチで描かれており可愛らしさや癒しを感じる。
    周囲の人たちに異常な程の好意を向けられているウザい(悪意という概念がない脳内お花畑な)幼馴染の言動やナダーシャ王国関連でイライラする人が多発しそうな作品である。
  • 聖女の魔力は万能です

    藤小豆/橘由華/珠梨やすゆき

    優しい物語にする為に省略された部分が…
    ネタバレ
    2021年3月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アニメ版は追加されたオリジナルシーンはあるものの、漫画版の内容から更に省略された描写がある。
    【違和感1】異世界召喚されて、見知らぬ場所と見知らぬ人たちという異常事態・非日常に放り込まれた主人公。不安やら不信感やらで主人公が怒ったのは良いけれども…怒りが鎮まるまでの描写が(小説版でも)バッサリと省略されており、冒頭以降は普通に生活に馴染んでいる主人公の姿に拍子抜けする。元の世界に帰れないと覚悟を決めた描写もなく、元の世界に帰れないと悲しむ描写もなく…新天地で楽しく生活している様が描かれるのみである。こういった主人公の感情・心境の落差に違和感を覚える人も居るだろう。

    【違和感2】違和感を覚えた点は主人公のみならず、主人公の恋人ポジションである騎士団長の設定についても同様だ。騎士団長は周りから無表情の氷の騎士と呼ばれており、結婚に対しても冷めているという設定があるのだが…主人公と会って即行で破顔したり主人公へのボディタッチが多めで距離感が近かったりと、設定とは真逆の姿ばかりが描かれている。

    【描写不足】主人公の違和感と騎士団長の違和感、どちらにも当てはまるのが「説得力を持たせる為の描写が不足している」ことである。主人公の苦悩や葛藤、騎士団長の心の変化を描写すれば多少なりとも説得力を持たせることが可能だと思うが、物語を重々しくしない為に、あえて描写しなかったのだろうか?優しい物語にする為にキャラクターを掘り下げる描写を省略したという印象。掘り下げがないことで重くない「優しい物語」と取るか、深みのない「浅い物語」と取るかは読者次第である。

    【最後に】異世界の王が詫びるべき優先順位が「異世界召喚→息子の無礼」ではなく「息子の無礼→異世界召喚」であること。先ずは誘拐と言っても過言ではない異世界召喚について謝罪するのが筋じゃないかと思うが、国王にとっては息子の無礼について謝罪する方が重要なようだ。それってどうなの?
  • 加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~

    ひなた水色/ぷにちゃん/

    キャラクターは良いが背景の絵が残念
    2021年3月6日
    キャラクターについて…他作品では男性キャラクターは線が細く長髪で中性的な印象を受ける姿で描かれ、男臭い容姿のキャラクターは皆無なことが多いが、この作品では男性キャラクターの描き分けが比較的ちゃんとされている。この点は高く評価したい。
    ただ、キャラクターには問題はないが、背景とキャラクターとのバランスが変だったりパースが狂っていたり野外の背景が手抜きだったりと他の部分で残念な点が多い。
    領地運営を軸に描かれている物語なので必然的に野外の場面が頻繁に出てくる。描く機会が多い野外の背景には今後力を入れて欲しい。
    話の内容としては面白いのに残念だが、今後に期待したい。
    あと他のレビューにもあるように、値段の割に話数が少ないのが残念。同じ値段の漫画と比べると1話分ほどページ数が少ない為、どうしても高く感じてしまう。
  • 悪役令嬢転生おじさん

    上山道郎

    予想外のベストマッチ!!
    ネタバレ
    2021年3月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役令嬢らしく振る舞おうとするも、人生経験の豊富さに加えて親目線の暖かさにより全く悪役になれない令嬢物語。乙女ゲームの悪役令嬢ってこんなものだったっけ?と疑問に思いながら今日も(破滅とは真逆の)フラグを立てていく。
    所々に入る※が絶妙。
  • 悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

    のこみ/七夕さとり/Tea

    原作(Web版)ファンにはオススメできない
    ネタバレ
    2021年3月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 王妃との茶会がかなり軽く描かれていたり、第5話のアリシアの印象が控えめ等…漫画オリジナルの展開が多く見られる。特にアリシアはWeb版と比べて別キャラだと感じるほどに違っているので、漫画ではWeb版とは違う展開(アリシア救済ルート)となる可能性は高いと思う。それ程までに雰囲気がかなり違う。Web版の雰囲気そのままが好きな人にはオススメできない。
    主人公が目の前に掲げた剣や上空にブラックホールを使用したシーン等、絵のバランスが所々で歪んでいるのがどうしても気になってしまった。
  • ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される(コミック)

    サクマノマ/仲倉千景/とびらの

    無難におすすめ
    ネタバレ
    2021年2月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小説からのファン。両親からの長年にわたる酷い仕打ちにより自分は無能な醜女だと洗脳されていた主人公。環境が変わったからと言って染み付いた思考までは変わらず、好意の言葉や磨かれた自身の姿も素直に受け止めることが出来ない様子。
    小説と漫画では所々に変更点があるので漫画から入った方は小説も読んでみると一層楽しめるのでオススメしたい。
    主人公が今後どのような出会いを経て過去と向き合い、現在と向き合い、本当の幸せを掴むのか…楽しみだ。
  • 二度と家には帰りません!

    遊喜じろう/みりぐらむ/ゆき哉

    薄味シンデレラストーリー
    2021年2月25日
    不幸な境遇から助け出された主人公が幸せになるシンデレラストーリー…のはずが、不幸な描写のボリュームが薄い。具体的には第1話の中盤には助け出され、即好待遇されている。せめて第1話の全てを使い主人公の不幸さを描写していたらシンデレラストーリーとして成り立ち、同情を誘えたかもしれない。こうも早く助け出されては物語全体が薄味になってしまう。
    物語の展開が早いので、読んでいるとまるでドラマ冒頭で良くある「前回のあらすじ」を観ている感覚になる。展開の速さから物語に浸れず、世界観が浅く感じる。読み進めてもワクワクしない。
    キャラクターに意味深な台詞を喋らせてはいるが、描写が足りないので威力不足である。シリアスな雰囲気を出したいのだろうが、シリアスさを出す為に必要な描写がしっかりとされていないのでイマイチ伝わってこない。
    そろえた素材は良いのに非常に勿体ない。展開を急がずとも、ゆっくりと丁寧に書けば化けると強く感じた作品。