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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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怖いのにそばにいてほしい2025年9月28日今日更新分を読んでから書いています。
序盤は仲間内で怖い話を作って毎話その発表をオムニバス形式のように聞きながら本筋が進行していくんですが、最近思ってもみなかった方向に転がり始めてさらに目が離せなくなりました。
全体の雰囲気がどことなく穏やかで心地よく、主人公のかなさんの人柄もとても好きです。
ホラー以外の暗い部分のリアルさに色々な恐怖を感じました。続きが気になります。いいね
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わけもなく涙が滲むあたたかさ2025年9月18日遼馬の懐が海のように広い。
ぱっと見の雰囲気から良い意味で印象が違いました。
ハッキリした物言いなのにどこか優しさが滲み出ている。玲臣があまり時間かからず心を開き始めるのも分かります。
玲臣も根はとても良い子なんだろうと感じる言動で、ふたりが兄弟らしい気安い会話をしているとほっこりします。
ある事情から銭湯を利用し始めた子にとってもいつの間にか居場所のひとつになったり、そこで主人公たちと他愛もないやりとりをしたり、とにかく心がほんわり暖かくなる作品。
実生活で胸中に不穏な波が打ちつけている時もこの作品を読むと荒れた海が静まっていくような感覚を覚えます。
まるで銭湯に来たみたいな、そんな気分になる。
素敵な作品です。いいね
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ノスタルジックな雰囲気がたまらない2025年8月16日キャラクターが可愛いのは勿論レトロで郷愁漂う不可思議で魅入ってしまうデザイン全般、おしゃれなコマ割りが大好きです。
タイトルは存じてましたが触れた事がなかったので無料期間に拝読したらどっぷり沼に足を突っ込んでしまいました…!
独特かつ魅力的なベタの塗り方をはじめ作者さんの味がたくさん詰まっていて、本当に毎ページが一枚絵のように素敵でストーリーと相まって唯一無二の世界観に感じます。
物語も先が気になってページを捲る手が止まりません。
といいつつ最新刊に追いつくと続きを待つのがもどかしくなってしまうタチなので、じっくり作者さんの世界に浸りながら今後も追っていきたいです(˙˘˙*)いいね
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夜の海2025年8月16日登場する大人ほぼ全員に嫌悪感を抱きました。
静かに少年たちの心を傷つけ、それを手当するフリで敵意がないかのように近づき少しずつ確実に精神を支配する。
家族という器で縛り、田舎町という狭いコミュニティの悪い部分が働き更に少年たちから呼吸を奪う。
読んでいてずっと息苦しさを感じました。
ここまで人間の様々な不快さを描ける表現力に脱帽です……。
過激な描写もあれど大半は違和感程度のヒビが各所に散りばめられていて、それがつながった瞬間大きな穴が空き飲み込まれてしまうような怖さがありました。
全体を通して静寂のなか突然底知れぬ闇に飲まれる
深夜の真っ暗な海を彷彿とさせる作品でした。
思春期の色んな葛藤も繊細に描かれていて一話一話考えさせられることが多く読み応えがあります。
私個人は腑に落ちる終わり方ではなかったのですが現実なら多分こうなるだろうと納得する部分もあり、そのリアルさに人生は地続きなんだなと思わされました。
丁寧に描かれた出口のない生きづらさを味わいたい時に是非おすすめしたいです。いいね
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元気が出る〜〜2025年8月4日作品名はふざけてますが内容もふざけてます。(めちゃくちゃ褒めてます)
下ネタをこれでもかと盛り込み、あらゆる性癖や特殊シチュエーションを網羅せんとばかりの勢いあるギャグに毎回変な声を出して笑っています。とにかく元気が出ます。
ジュノーくんの倫理観しっかりしてるから安心して見ていられるし、周りに欲に狂った人が多いのに誰かが性関係で物理的に傷つくような行為が起こらないよう作られているように感じて、そこがこの作品の最大の魅力だと思います。
しょうもない(褒めてます)下ネタでたくさん笑って、開放的な読後感がくせになる一冊です。
※ギリギリ全年齢ですが真正面からのド下ネタ、変わった嗜好が強いです。お好きな方にははまると思います。いいね
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かわいい2025年6月27日心に染み渡るやさしいせかい……
何も考えたくない時、疲れた時笑顔になれるので何度も読み返してます
大好きな作品です。みんなかわいい!
特にモリーくんの可愛さが巻を追うごとに増してる気がして目が離せないいいね
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ずっとやわらかく心の奥を掴まれている2025年6月27日大人向けの絵本を読んだ気持ちになります。
初めて読んだ時はまるで図書館の蔵書からたまたま見つけた貴重な古書のような、お話そのものに歴史的厚みがあると感じるような作風だと思いました。
カラーの水彩画も繊細で大好きです。
主人公たちの旅路は楽しいこともあれば悲しく理不尽なこともあります。
電子で読んでいましたが最終巻の見開きを使ったあのページがあまりに切なくて綺麗でどうしても紙媒体で読みたくて、でも調べた所すでに出荷が終了したとのことで近隣の書店での取り扱いも全くなく暇をみつけては古本屋で探しています。
ぜひ彼らの旅路を見てほしいと思う一冊です。いいね
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ニャンて素敵なティールーム2025年5月2日美味しい紅茶が飲みたくなります。
お客さんの飲んだ瞬間の表情と感想を見て、さらに瀧さん(店長さん)の解説を読んでいると「ああー!この紅茶味わってみたい!」と思わず頭の中でごろごろ転げ回ってしまいます。
お客さん1組で1話なので忙しい合間に1話だけ…といった感じでゆっくり楽しめるのが良いなぁと思いました。
それこそ読んでいるとまるで紅茶で一息つく時間のように感じます。
時に笑えたりほろっと泣けたりするあたたかく心に染み渡る作品です。
勿論色々な繋がりがあったり過去の話が気になったりと連載としての楽しみもあるので今後また新しいお話と紅茶に出会えるのも待ち遠しいです。
作画も非常に綺麗で特に紅茶、茶器、お菓子、店内の佇まいの描写が繊細で美しさにため息がもれます。
格式高そうな雰囲気でありながらどんな立場の人も等しく美味しい紅茶が味わえる。実際にこんなお店があったら通いたいと思わずにいられません。
猫のキームンくんの可愛さも話を重ねるごとにどんどん表情豊かに愛らしさが爆発していきます……。瀧さんとのやりとりが本当に可愛らしい……!
紙媒体でも手に取りたいなと強く感じました。 -
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