NARUTO―ナルト― 名言集

まずは主人公であるナルトの名言。こちらのセリフは『NARUTO―ナルト― 』好きにはもはや定番かもしれませんね。このセリフ、物語の中では何度か登場するわけですが、こちらは中忍選抜の第一試験の時のセリフになります。

試験は答えを間違えれば永久に中忍になる資格がなくなってしまうという過酷なルール。それでも次の課題に挑戦するのかと試験官に聞かれ、ナルトが言い放った勢いのある一言。ナルトの真っ直ぐな性格が込められた「これぞナルト！」という名言です。

砂隠れの里の忍である我愛羅との闘いに決着がついたシーンでのナルトの一言。ナルトの九尾と同じく、尾獣を体に宿しているせいで孤独な人生を歩んできた我愛羅に向けてのセリフです。尾獣を宿す存在として周りの人間から恐れられ、そんな他人を拒絶し、愛情に飢え続けてきた我愛羅。そんな敵である我愛羅に対して、同じ孤独を味わってきたナルトが言葉をかけるこの場面は、読んでいてつい目頭が熱くなってしまいます。この闘いをきっかけに、それまで冷酷非道だった我愛羅の性格は変わっていくことになります。孤独のどん底にいた我愛羅を救った名場面といえるでしょう。

こちらはナルト班の担当教師であるはたけカカシの名言。アカデミーを卒業したナルト、うちはサスケ、春野サクラの下忍三人組に新しい教師として上忍のカカシがつくことに。そのカカシからの最初の試験が「ルールを守るか、ルールを破って仲間を助けるか」というものでした。そしてルールよりも仲間を優先したナルト達に向けて、カカシが試験の合格とともに告げたセリフがこちら。

カカシの忍者としての価値観がよくあらわれた人間味のある名言となっています。