「RICDOR」スタッフの関谷が、井上薫子とのデート中に発した一言。小動爽太や六道誠之助の天才的なクリエイティブに対してリスペクトしながらも、彼は自分は決してそうなれないことを自覚していて、冷静に爽太や六道のことを観察しています。普段はぼうっとしているのに、実はよく見ている関谷くんの姿が見て取れるシーンです。
★「失恋ショコラティエ」8巻に掲載

サエコが夫との不仲により家出、頼りにして行ったのは爽太のもとでした。爽太はとりあえずお店の二階でかくまってあげることに。深いわけは聞かないものの、明らかに様子のおかしいサエコに戸惑う爽太。そして、その日の夜、半ばサエコに誘われる形で二人は一夜を共にするのでした。ずっと想いを寄せていた女性とのセックス、本当はとても嬉しいはずなのに、相手は人妻。もしかすると自分はただ利用されているだけなのかもしれない。明日には彼女の気が変わっているかもしれない。官能的な喜びに浸りながらも、複雑な気持ちを捨てきれない爽太の切ないモノローグです。
★「失恋ショコラティエ」7巻に掲載