不浄を拭うひと(分冊版) 【第22話】(沖田×華  天池康夫 )の注意事項

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作品内容

山田正人、39歳。彼が脱サラしてはじめたのは、孤独死などの変死体があった屋内外などの原状回復をサポートする「特殊清掃」の仕事だった。
彼は、さまざまな状態で死を迎えた人びとの「生活の跡」を消しながら、故人の生前のくらしに思いをはせる……。
『透明なゆりかご』の沖田×華が描く、新しい物語!

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    『透明なゆりかご』の沖田×華が描く、新しい物語!

レビュー

不浄を拭うひと(分冊版)のレビュー

平均評価: 4.3 196件のレビューをみる

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高評価レビュー

? 故郷に暮らす老母を思う
母親がおかしいと思い始めて4年がたった2年前、一緒に暮らして難しい母の面倒を見ていた父が亡くなりました。父はアルコール中毒で飲酒運転の常習犯。
遠方に暮らしていた私たち家族は、父親の反社会的な行動と母親の異常な言動に耐えられす、数年、距離を置いていました。そんな折、父が風呂場で心不全のため亡くなりました。
父の訃報を聞いて実家に戻った時、実家は父の汚した下着類、大量の痛み止め、猫の死骸、生ゴミ、パック、缶ビールの山山山・・。しらふの時は優しくて楽しい父親であり、娘の大好きなおじいちゃんでした。
特殊清掃現場のような実家を片付けながら、涙が止まりませんでした。
父の死後から2年、認知症の診断がなかなか下りない母親は、頑なに実家を離れようとせず、帰省の度にゴミ屋敷との格闘です。情けないやら腹が立つやら・・そんなときにこの本に出会いました。読後は少し優しい気持ちで母親に接することが出来ています。
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12件
2020年2月9日
身につまされるエピソードが多い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ もう20年近く前になりますが、不動産管理会社に勤めていてかなり身近に感じる事が多いです。
あの当時は高齢者の入居者さんは賃貸という契約上の決まりでいらっしゃらなかったのですが、若い方が契約物件で自死や病死で亡くなるのはよくある事でした。時代的に古い為、安否の確認は社員がマスターキーで開錠していて、凄惨で悲痛な現場を見なければならなかったのです。私達のその後の仕事は家主様に家賃を大幅に下げてもらう為の交渉でしたが、こうした特殊清掃までは知りませんでしたし今となると、こんなに苦労が伴うものだと本当に身につまされる思いでおります。
私達はただ事後処理に追われて忙殺され、気にも留めず申し訳無かったです。
ホンワカとするお話しではありませんが、世の中にはこんなにも大変なお仕事をされている方のお陰で在るのですね。この少子高齢化社会では、孤独死はどんどん増えて行くので、それに憂いながらも頑張って欲しいです。
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6件
2019年12月23日
内容の濃さで勝負した良い作品だと思う。
ずっと気になっていた作品なので、以前リクエストしたら追加されてて感激!早速購入しました。
予想はしていたけれど、内容が深くて考えさせられるなぁというものでした……。
作者さんの絵は、こういうタッチの絵だと思うので下手とは決して思わないし、こういうタッチじゃなければ読めなかったと思うので、このタッチで描いてくれた事に個人的にはむしろ感謝しています。
未知の世界であるにも関わらず、読みやすく、内容がしっかりと入ってきました。
実写化とかは望めないし、内容が内容なだけに個人的にも望まないけれど、漫画として出して下さったのはこういうお仕事される方にとっても認知されるという意味で非常に良かったと思います。
良い作品だなと思いました。
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12件
2019年6月17日

最新のレビュー

梅酒が意外な役に立ち方をしてて驚き
分冊の37話まで読みました。分冊のナンバリングは実際の話数とズレがあり、分冊1つにつき2話入っています。
特殊清掃業……どう考えても大変なお仕事、ほんとうに頭が下がります。主人公には若干の霊感があるという設定になっていて、それもちょうどいいアクセントになっています。
取材をもとにしたフィクションですが、この作者さんは「感動させたいがための作為的演出」を感じさせないため、安心して読めます。生死に関わる描写がとてもフラット。出来事にいろんなレッテルを貼らない印象で、とても良いです。
誰かの人生が終わったあと、遺されたさまざまなものの「お清め」の役割を担ってくれている人々。その様子を見せてもらえて、とても有難いです。
できるだけ特殊清掃のお世話にならずに済むように生きていこうと思いました。

恐ろしかったり虫が蠢いてたり涙を誘われたり、とさまざまなエピソードがありましたが、一番印象に残ったのが「梅酒」だったという……自分の感性にはいささかガッカリです。
それはそれとして、たいへんに良い作品なので機会があればみなさんどうぞ読んでみて。
いいね
4件
2026年6月13日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

私はデスクで座って仕事です。
広報 : 熊五郎 (シーモアスタッフ)
山田正人(やまだまさと)39歳で一児の父。サラリーマンとしてごくごく平凡な人生を送っているが会社は特殊清掃の会社に勤務している。仕事内容は遺品整理、ゴミ屋敷の掃除、あと一つは、亡くなった方の部屋を現状復帰させる「特殊清掃」という仕事。自宅で亡くなられた方の部屋を清掃するというかなり特殊なお仕事を沖田×華先生の描くほのぼのしたタッチの画とは裏腹に、特殊清掃という仕事の内部をリアルかつコミカルに描くリアルワーキング漫画。原案協力の天地康夫先生はプロの特殊清掃会社勤務とのことで知られざる特殊清掃の仕事を見事に描いていて非常に面白い。世の中にはまだまだ知らない事がたくさんあることを突き付けてくるある意味本物のヒューマンドラマが完成。面白いです!

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