同性同士の結婚がテーマで、割と現実的に描いてはありました。けれど会社同僚親など周りの障害は皆無だったので、その辺りはとても平和的にしてありました。
周りの障害がない中で、結婚が現実的になりお互いが真正面から向き合わざるなった時にどうするのかを、話のピークにもっていく描き方をしてありました。
2人とも正直だし当て馬や余計な人もでてこないので、嫌な気持ちになることなく答えをだしていく2人がみられました。
物足りないといえばそうなのですが、こういう平和な2人の物語もたまにはあってもいいものだと思えました。
昭和のスパダリ光成×令和のスパダリ新と、後書きに書いてありました。仕事お金のスペックの高さがいいのか、優しさ包容力を持つ人がいいのか、両方持ち合わせてれば最高かもだけど、持たない人に魅力を感じて惹かれ合うのもまた人なのかもなどと、勝手に想像するくらいには、余韻を楽しめた作品でした。