ネタバレ・感想あり無恋愛紳士のレビュー

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リーマン同士、再会モノ
2025年4月25日
リーマン同士、蘇芳と日夏の話。一昨日ARUKUさんの新刊「俺がお前に恋してやんよ」を読んでね、積読になってた本作も勢いで読んでみたのね。そしたら、内容が似ててビックリ。ARUKUさんて重くて痛いけど愛も深いってイメージだったけど、重さと痛さがあまりなくて、可愛くて楽しかった!ニャンコ攻めの日夏がめげずに愛情を注ぎ続けるという、溺愛執着なんだけど、宇宙の生命の神秘に迫る深い愛情だったな。萩尾望都のトーマの心臓を思い出した、トーマがユーリに生きるには愛が必要なんだって教えてくれてたな。太陽が地球を飲み込むのは私も中学の頃知って随分衝撃を受けて、やはり今でもその概念が心を支配してるところがあって、その宇宙の神秘や小鳥、モルフォ蝶など、印象的。海で珍しく日夏が怒る場面があって、「俺がお前に〜」にも似たシーンあったね。結婚が幸せで、そこから漏れた人間は不幸みたいな風潮は暴力だって台詞はグサリ、本当に残酷な風潮。蘇芳の、恋愛がわからなくて戸惑って思い悩むのが丁寧で良かったな。好きな台詞は日夏の「俺の心はあなたに奪われて、その欠落はとても痛くて切なくて、なくした心を取り戻そうとする苦闘が恋なのかも」。214頁でボリューム満点で、ラブコメちっくで楽しくて、そして真っ直ぐに愛が大切だと教えてくれる。なんのてらいもなく。読めて良かったな、ARUKUさん大好き。
愛の切なさと幸福感
ネタバレ
2025年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作は罪と罰のような重いテーマでなく、一人の人間の与え続ける愛が、性別問わず何も恋愛を感じなかった人間の中に染み込み熟成し、いつの間にか不可分の要素となって心と体を組成していく過程を、じっくり味わえる作品。
彼は元々無性愛だったのか、幼少期の強烈な経験のせいなのかそこは不明ですが、これは難攻不落と思えたのに、違和感なく徐々に愛が染み込んでいく顛末を見られて、とても幸福感があり面白かったです。
日夏の愛し方が、ギューと心に響いてくる好きな作品。ARUKU先生の丁寧で何冊分も詰まったような描写によって、じっくり堪能できるのが嬉しい。
※作中の真壁さんは、「恋に落ちる花」の真壁さん??あの経験をした真壁さんと思うと、彼の言葉が沁みてきます。
一冊の内容が濃く、三巻分位読んでるような
ネタバレ
2025年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリー展開に夢中で一冊を読んでしまいます。内容は、年下優秀健気攻に、美人の無性愛者受がじんわり絆されじっくり堕とされていく過程が楽しめます。
最初、ツンツンピリピリ受さんが、だんだん可愛くほにゃんとなっていく姿に終始ニッコニコ。

ページごとの場面展開が丁度よく、セリフや文章も多過ぎず少なすぎず、眼精疲労中でもストレス無くお話に引き込まれました。
一冊の中で、二~三巻分位なエピソードは詰まっていますが、2人の関係性の変化が丁寧に描かれていて、やっぱり映画を見ているような読後の充実感がありました。

ARUKU先生の作品は、昨日1冊目を読んでハマり、無恋愛紳士で3冊目ですが、毎回話の展開が予想外で面白い。
ARUKU先生の更なる深みに沼ります。
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モルフォ蝶には毒がある
2024年10月12日
ダンゴムシ×モルフォ蝶。恋愛に興味ない受けが押せ押せ攻めに絆される話は数多にある…が。なかなか手強い(受けも攻めも!)。そうしてエピソードてんこ盛りで「まだくっつかない!?(いい意味で)」。会話のテンポも面白くて、読了後、深呼吸しちゃいました。蘇芳さんはエピソード的に「無性愛者」ではないんじゃないかい?とはいえ、毒つく蘇芳さんの気持ち、よく分かる~。何なんでしょうね。彼氏彼女いない人間、結婚してない人間を底辺に見る世間。
ダンゴムシも本気出せば蝶を撃ち落とす
2024年7月7日
異性にも同性にも恋愛感情を抱かない、アロマンティック(無性愛者)の蘇芳と、その部下・日夏の物語――。

アロマンティックの人が出てくるコミックを読むのはこれで四冊目。
ゲイの人がどうしたって女性に性的な恋情を持たないのと同じように、アロマンティックの人は同性にも異性にもそういう感情を持たない。

BLの題材としては非常に難しい題材だと思うけど、ARUKU先生が描く、アロマンティックのBL…いや~、すごかった。。。

今まで読んだARUKU先生の作品の中では、一二を争うほど明るいテイスト。
いったいどんなBLになるの??と思いながら読んでいたのですが……うわー!!
予想がつかない展開、周到に張られた伏線…ストーリー構成が本当に見事。

一番最後の一コマに胸が痛くなった。
悲しい痛みではないです。
美しすぎて切なく、泣きたくなるような痛み…。
深い深い愛の物語でした。

総214頁。
1話1話の濃度が濃くて、1巻完結だけど5巻くらいの長編を読んだような感覚。すごい読み応えでした。
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良かった
2024年3月22日
カテゴライズに関する毒も感じる。「アセクシャル」とか「アロマンチック」とか、カテゴリーじゃなくてもっとスペクトラムなんだろうなぁ。「カテゴライズしないと説明しにくい」のと「柔軟性」の両立はなかなか難しい…。
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おもしろかった!
ネタバレ
2024年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。人を愛せない受けと学生の時から受けに長い片思いをしている部下攻めのお話でした。攻めが一途に愛をしめして、それにだんだん絆されて攻めを意識していく受けが可愛かったです。200ページ以上をかけてじっくり書かれているので、読みごたえありました。できればその後の2人がもう少し読みたかったです。
ARUKU先生大好き!!
2024年2月16日
私が敬愛している百戦錬磨のレビュアーの方が、「好きなBL漫画家さんベスト5に入っている」とおっしゃるARUKU先生。もちろん私も大好きです!光と闇が同時に存在するような不思議な世界観、儚い幸福感、とんでもなく悲しくも美しいラブストーリーなど、多彩な作品の数々。何度も驚かされ泣かされてきただけに、この作品を読みながらも、「いつこの幸せから突然叩き落とされるのだろう?」と、ビクビクおびえながら読み進めました。でも杞憂。安心して読める作品です!アセクシュアルで美しく孤独な主人公が、ワンコのようにタフな後輩によってだんだんと人に興味を持ち始めて、好きという感情を獲得するまでの課程が丁寧に描かれています。なにより二人がとんでもなく可愛らしく面白い!ギャクテイストなところもありニマニマしてしまいます。ARUKU先生の絵は独特なテイストがありますが、他の方もおっしゃるように中毒性があります。間違いなくハマる!是非オススメです。
早くARUKUワールドにいらっしゃい
2023年5月17日
この世にはARUKU先生の作品からしか摂取できない栄養があります。未経験のアナタ様も早くコチラ側へいらっしゃいませ。え?絵が苦手?私もだったから大丈夫。最初だけすこーし辛抱して読み続けてみて。画力が全てじゃないことを思い知るから。独特の世界観、ポエムみたいなモノローグ、軽快なテンポからは想像できない深いストーリー、見事な伏線回収。ほんとこの方はBL界で唯一無二だわ。第一印象に負けず作品を手に取って本当に良かった。ARUKU先生ありがとう。ずっと応援してます。
ARUKU先生は欲しい言葉をくれる
2023年4月22日
個人的にとても刺さった物語でした。特にラストが良かったです。
主人公のように無性愛者では無いですが、恋愛や結婚とか煩いんだよって思う時あるし、(漫画に限らず恋愛もの全般大好きですが)他作品の『恋に落ちる花』の真壁さんの唱える生きることについての言葉は、真壁さんだからこそ言える言葉でじーんと沁みました。真壁さんが出てきます!
主人公の蘇芳さんがきりきり冷徹人間からどんどん可愛くなっていくのが笑っちゃいましたが、私みたいに恋愛とか結婚にちょっとでも疑問を持ったりしたことがある人には刺さるお話ではないかなぁと思います。
クッソ可愛い!!!!
2023年4月22日
可愛かった!!!!
蘇芳さんのツンデレっぷりも、だんだん傾く感じも可愛かった!!!!
日夏くんの好き好き攻撃が笑えた(笑)
そして段々可愛くなる蘇芳さん。日夏くんの別荘に行った時のはしゃぎっぷりがムチャクチャ可愛かった!!!!
後半可愛くなる蘇芳さんに対してスパダリっぽくなる日夏くん。
最高でした!!!!
一途ってステキ
2023年3月8日
ARUKU先生ワールドに引き込まれました!ストーリーが最高に良いんです♪そしてクスッとなるセリフにキュンとなるセリフ。引き込まれます。何気に『紳士のなしなみ』のコマが好きです♪
愛。これを愛と言わずして何と。
2023年2月27日
ARUKU先生の作品を一言で表すならば「愛」どんなに非常な残酷な悲しい設定があったとしても、全て深い愛が根底にある。今回の作品は穏やかな愛。本当に優しい愛。こう言うのも良いな〜癒されて。チャラ男だと思っていた部下日夏(実は後輩だった)の本当の姿と歴史みたいな物が分厚い。最初の軽〜い印象付けと対照的な真実。蘇芳さんも自分もやられた感。設定に脱帽。夏目君優し過ぎるよ。凄い凄い男前じゃん。人間としても最高じゃん。モテないはず無い。逃したら一生後悔するよ蘇芳さん。と、焦ったさにヤキモキ。「恋に落ちる花」に出てきたイケメン真壁さんが出演。日夏君は真壁さんと相通じる物がある。二人共一途で中身も抜群に男前や〜。それにしてもARUKU劇場と言える程、中身が濃い。毎回のエピソードのどれを取っても大好きで1番が選べない(涙)キラキラ耀くような台詞が素敵過ぎる。私にとってこの作品は名作です。
「俺にあんたを愛させてよ」
2022年12月15日
きっと夕陽も違うふうに見せてあげるよ」『人間はみんな雲の上の工場で「幸福になれ」っていう宿題持って生まれて来るんだよ』ARUKU先生の言葉はこころに来る。誰も愛せない「無性愛者」として生きてきた蘇芳に迫る日夏。二人の攻防はどこか笑えて愛おしい。ARUKU先生のお話しだからどこかにトラップが?と疑う…。ARUKU先生の描く物語はどこまても素晴らしかった。
太陽が地球を飲み込む時方舟に乗る二人
ネタバレ
2022年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいる時、読後、じんわり迫ってくるものがあります。
ひとふた昔前の外国で出版された恋愛小説のようです。セピア色でメロウな気持ちになるというか。そして感覚では判るのに頭で理解して言葉に例えるのが難しい‥ちょっと小難しくてでも心のどこかをこそこそとくすぐられるような感じ。徐々に温かくなってくるのです。モノドラマ。日夏くんのポエムちっくなモノローグや蘇芳さんの感覚がそう思わせるのかもしれません。
お話はだいたい一話、扉ページ込みで32くらい。1話30弱、最終話36くらい。でもどの回もすごく濃くてみっちり無駄なくエピソードが盛り込まれているのでそれぞれ50ページはあって、一冊214ページがまるで500ページを越えるかのような満足感がありました。詳細に描き込まれた1コマ1コマが見せ場です。モブや小物、背景さえも手抜きなく描かれていて、ストーリーテンポの調整がとれるミニコマや吹き出しにいる二人は、コマ撮り粘土アニメの1コマみたいに、その一瞬を切り抜いているかのようで愛おしいです。
初めは堅苦しく見えた蘇芳さんが日夏くんといてだんだんと柔らかい美人さんになっていくのにはドキドキします。恋愛無感情者──無性愛者だから日夏くんに傾く心に気付かないというのもチャームポイント。太陽が地球の飲み込む時に日夏くんと方舟に乗れそうでよかったです。
日夏くん、なんで鞄一つきりの品の生活なんだろう‥マミイだけ。結婚離婚遍歴から博愛主義者なのかと思ったけれどそうでもなさそう。蘇芳さん一筋だったんだし。謎が多いです。でも判っていることは蘇芳さんを方舟に乗せてくれるってこと。そして蘇芳さん専用ストーカー。
ハリセンちゃんとマミイが一緒にいる世界が、蘇芳さんと日夏くんの世界を表してくれています。
うまくレビューできないのですが、最高すぎて手放せない一冊になりました。
作者さん買い
2022年11月3日
アロマンティックにアセクシャル…昨今はLGBTQの理解が進んできましたが…今作の蘇芳さんはそれとも違う気がしました。真の潔癖であるがゆえに恋愛脳ではないので自ら恋したりはしないけれど…十分に絆されちゃう気質はあるわけで…。ほだされるって絆という字ですが、辞書によると人と人との断ちがたい結びつきとあります…断ちがたい…まさにそんな関係を見られます。
クセになる漫画です
2022年9月26日
最初読みにくいと思ってページをめくっていたのが気がついたら続きが気になって最後まで一気に読み終わっていました。蘇芳さん可愛すぎます。メチャクチャ泣けました。ARUKU先生の作品は初読みですが、昔の耽美Juneっぽいテイストを彷彿とさせてなんとも言えない懐かしさもありました。他作品も読んでみたいです。
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何度も読み返したい一冊
2022年8月26日
無性愛者の蘇芳に、ストーカー並みに求愛し続ける日夏。断られても、ひたすら好きだと言い続ける。結婚して家庭を持たないと不幸だとする社会の風潮の残酷さ。また生命が尽きる瞬間まで、どう生きるかの選択。悩んだり苦しんだりする人へ、この作者様は日夏を通して応援してくれているように思える。スズメや元妻、海でのアルバイトなど、日夏と様々な経験をするうち、蘇芳の心に変化が生まれる。そして失って初めて分かる、愛したいという欲求。そして、最後のコマに書かれた台詞。胸が締め付けられる。エチは控えめながら、ストーリーが本当に素敵。ところどころのギャグも、シリアスになり過ぎない良いスパイス。この作者様にしては受けが女っぽくない。
胸が潰れる
ネタバレ
2022年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生祭りしています。やはり先生の作品はどれも胸に刺さり、涙無しには読めないです。
こちらの作品はとても甘かった!1冊かけて愛を囁き続けた攻めの深い愛に脱帽です。

あちこち支社を転々とした軽い男・日夏×アセクシャルで堅物な上司・蘇芳。
日夏はバツ3だし、コミュニケーションの鬼で女の子ともすぐ仲良くなるし軽い男だなと思っていましたが、実は学生の頃、蘇芳に告白して振られた人物。男をあげ蘇芳の元にまた現れます。
一緒の職場で何度拒否されても、日夏は蘇芳が好きだと伝え続け愛を浴びせます。アセクシャルでアロマンスな蘇芳に、恋愛を教え感じさせる日夏の想いは報われるのか。

電気が走るような想いではないものの、蘇芳の中で確実に育った愛着がもう日夏と離れられない体にしてしまっていて、日夏の愛の重さに感服しました。
そこに居てくれて、好きと言ってくれて、自分を受け入れてくれる存在が愛なのかなと思います。
命尽きるまで一緒にいて下さい。
やっぱりいい!
2022年4月24日
作者さん買いですが、今回も好きな内容でした!
やっぱり今回も不思議な魅力で引き込まれて、切なく優しい気持ちになるストーリーでした。
蘇芳さんが可愛くなるのがクセになる!
一途さ
2022年4月22日
昔酷い言葉で振られた日夏なのに、好き好きと一途に尽くす姿にだんだん絆されていく無恋愛者の蘇芳。怖い顔の蘇芳がとても可愛く見えました。
クールビューティーな
2022年4月16日
受けがどんどん可愛く変わっていく~
エロさはほとんどありませんが、ふわっ、ほわっと絆されていく様が良かったです。
最後もスーっと溶け込むような感じのラストでした。
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これは良い朴念仁と執着攻め
2022年3月29日
朴念仁の朴念仁たるルーツ(世界はいつか滅びるので、愛着するものを持ちたくないという)が可愛くて切なくて、攻めでなくてもそんなの好きになってしまうよな、と納得した。執着攻めもクレイジーサイコホモ的なホラーぽいタイプではなく、さらっと爽やかでマイルド、距離感や引き際も良く心得ていて、これはどんな朴念仁でも絆されてしまうわね。つまり、二人は宇宙一お似合い凸凹カップルってこと。末永くお幸せにな!!!
真壁だ!
ネタバレ
2021年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ アルク先生の安定な作品です。
受けがどんどん可愛くなっていくのはキュンとしてたまりません。
恋に落ちる花の真壁さんが出てきます(嬉)
ハナちゃんがでないのはちょっと寂しいな。
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じんわり読み返す
ネタバレ
2021年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ デジタルを使っていないためなのか、背景の細かい絵が可愛いい、この作家さんワールドです。ツンツン受けが最後にデレる話ですけど、ホロッとさせて、最後で哲学になって、じんわり読み返しちゃう作品です。評価が少なくて、もったいないので読んでほしくてレビューしました。
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じんわり染み込む
2021年10月18日
最近、自分の中でARUKU先生祭りが起こっている。既に数冊読んでいるんだけれど、どれも簡単にはレビューできない作品ばかり。もちろん、どれも良い。中でも、この作品は熱い愛がじんわり相手に染み込んでいくお話で、それこそ太陽が地球を飲み込んでいくみたい。熱くて、ちょっとせつなくて、深い愛。素敵です。
楽しい!
2021年8月25日
ARUKU先生の数年前のまんが。恋愛感情を持たない蘇芳と、そんな蘇芳のことが大好きな部下の日向。なかなかいちゃこらとはならず、蘇芳に拒絶され続けている日向。この2人の会話が実に面白いです。ARUKU先生のベスト3に入ると思います。こんなに絶対的な愛情を寄せられてみたいものです。
ぬたうなぎ
2021年8月24日
最高でした…フォロー様ありがとうございます…(T0T)。テーブルの下からさっと取り出していただいた一冊。すばらしきかな…(T0T)。最後の1コマの詩。全てはこの詩のための長い前フリだったんだな。さらっとこういうことしちゃうんだもの。かっこよすぎます、ARUKU先生。ARUKU先生の描く受けちゃんがかわいくてたまりません。攻めさんがよく○○ちゃんって作中に出てくるものにちゃん付けして呼ぶパターン多いんですけど、よく分かる。かわいくて食べちゃいたい感じ。蘇芳さん最初の方は口悪かったのにだんだんあざとかわいくなるのがかわいい。食べてやろうか!!と思いました。内容は言わずもがな。
人類の偉大なる挑戦のため全てを捧げる部下
2021年8月24日
ARUKU先生の作品続けて読んでレビューしてます。フォローしてる方がARUKU先生の激甘作品「毒王は荊姫〜」を気に入ってくださったみたいなので、次はさっとテーブルの下からこの作品を差し出したい。同じ甘々路線でも、私的には「毒王〜」よりもこの作品が好きで好きで、超オススメ。無性愛者、アセクシュアルでアロマンティックな上司に恋してしまった部下が、自分のことを好きにならせてみせよう、恋の痛みと喜びを教えてみせようと、214ページをかけて全てを捧げる物語。
ARUKU先生ならではの全編詩的モノローグに溢れてるんですが、ぜひ本編最後の一コマの詩を読んでもらいたい。。やー泣けます。つか泣いた。なんて愛の深さなんでしょうか。
受の多様さ
ネタバレ
2021年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 相変わらずの透明感。
“誰も好きにならない”受の多様さが面白い。企業の中では冷血な企業戦士、部下である攻の一途な想いで徐々に乙女化していくあたり。でも会社では地位あり天敵ありの男なんだよねぇ。
結果、受:「日夏(攻)、コーヒー」攻:「はっ」という会話が生まれる。まるで女王様とそれに仕える従者のよう。明るさと忍耐強さを備えながらも妄想が吹き荒れる攻もイイ。

日夏(攻)ロスで自分の想いを確信し、晴れて結ばれる訳ですが…いつものBLであればいつどんなエロを展開するかワクワクするところですが、それ迄の経緯が愉しく「あ〜あ、やっちゃった。残念。」と珍しい感覚に襲われましたわ。

追記:主婦ですが、他レビュー見てたらBL読みつつ宗旨替えし結婚した主婦に何故?との問いかけを発見しました。…何故でしょうなぁ〜。貰ってくれる奇特な人が居たからとしか答えられない。人生を一緒に歩んでくれる人が居るのは男女関係なく素晴らしいことだと私は思うのですが。あと言えるのは漫画はあくまで娯楽であって人生ではないということ、かな。
珍しいタイプの受け
2021年5月8日
この作家さんの描く受けはひたすらに可愛いとか健気な感じが全面に出てる事が多いような気がしますが、蘇芳さんのキャラが最初は堅物サラリーマンという感じで良かったです。
可愛らしい物語💕
2021年5月4日
キャラ★★★★ストーリー★★★★★エロ★★
悲恋ものが得意なARUKU先生ですが、こちらは可愛らしい物語でした!
いつもの拗らせてるスパダリ系攻とは違って、ちょっと抜けててまっすぐな攻が新鮮😄
そしてツンツンしていた受はどんどんアホ可愛くなっていく…笑。これからも攻に甘やかされてどんどん可愛くなるといいな❤
かわいい
2021年4月23日
作者さん買いです。作者さんのファンタジー系(?)の作品が好きなので 少しもの足りなさもありましたが攻めの明るいめげないキャラクターと受けが可愛いくなっていく姿がとても良かったです。個人的にはスズメの話がとても好きです。
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キュンキュン
2021年4月19日
少しずつ少しずつお互いの距離が縮まっていくのがいいですね。蘇芳さんのツンデレが可愛いい。途中、恋に落ちる花の真壁さんがゲストで出てきて嬉しかったです。
良い
2021年4月19日
かなり良かったです!二人ともすごいかわいいし、ストーリーも最高でした!もっとラブラブなとこ見たかったな
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作家買いです
2021年4月17日
この作家さんの不思議な世界観が好きです。受けが徐々にかわいくなるのがいいですね
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それでも好き
ネタバレ
2021年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美形で仕事も出来るが、誰の事も性的にも愛情も湧かない受け。そんな受けに学生の頃から片想いしている攻め。上司と部下として再会して。
恋愛、愛情自体を封じ込んで持たない受けに、引かず怯まず真っ向勝負に好きを向け続ける攻めが好き。
どうしようもないこの感情こそが恋愛なんだと感じた
受けの、好き。の真さに攻めの笑顔が満ち足ります。
その後も続く2人の未来の文言も、想像膨らむ美しさ。
潔いストーカー笑
2021年1月3日
無性愛者の蘇芳さんが少しずつ心絆されていく過程が可愛く、なかなか両想いにならないのもよかった。日夏が蘇芳さんをプラチナ製の月のようと表現しているのが硬質な冷たい美しい彼にピッタリな感じで、どんなに美しい人なんだ!?と想像してしまった笑
おまけマンガが笑えてカワイイ。
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すごくよかった!
2020年12月14日
氷というか鋼鉄のように硬い受けの心を、攻めがこれでもか!と少しずつ溶かしていく過程が、とても丁寧にかかれていて、読みごたえ抜群でした!

一般に、攻めが好きすぎる受けを半ば強引に身体の関係にもっていき、それから絆していくようなストーリーが多いですが、この本のように正当に口説いていく話の方が、やっぱり好感が持てます。
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良かった
2020年12月1日
ストーリーのテンポも良く、すぐ世界観には引き込まれるのに、文字が多くて、読んでも読んでもなかなか先に進めないので、読み終えた時は妙に達成感がありました。
二人がなかなかくっつかず、エチがラストにアッサリだったのでもっと濃厚なイチャイチャを見たかったかなー。
読み応えたっぷり
2020年11月28日
初めての作家さんです。評判がいいので購入してみました。恋愛できない美形の男を好きになった男の、長い片思いが結ばれるまでを、じっくりと見せてくれます。ゆっくりと進んでいく二人の世界を堪能しました。
ドロドロしてない純愛
ネタバレ
2020年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ いい意味で意外なほど純愛でした。つい、辛目なドロドロ、執着ものが多いAruku先生の癒やされる一途な愛のお話でした。日夏は本当に素敵ないい子です…蘇芳さんの頑な心がほぐれていくのがよくわかりました。二人のかけあいがすごく面白く小気味よく楽しかったです。
ふんわりと温かくなる読後感
ネタバレ
2020年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの『無恋愛紳士』、主人公の無性愛という性癖と、紳士(=モラル)とが掛け合わされています。誰にも恋愛感情を持てずにきた主人公・蘇芳。それによる孤独さや、パートナーも無く一生独身でいるだろう将来への漠然とした不安、世間からの同調圧力などを防ぐための防御壁として、おそらく無意識に紳士であろうとしている姿を表しているのかなと思いました。それは同時に、人の温もりを知らない主人公の寂しさと頑なさかもしれません。誰からの愛も受け入れられない誰も愛せない美しき孤高の主人公・蘇芳の部下として新たに配属された日夏が、一途で熱くて真っ直ぐな愛を、ガンガンと蘇芳に注ぎ続けます。自らの全てを捨て切って、持てる全てを蘇芳に傾け続ける日夏の切ないストーカーっぷりは、名作短篇『琥珀の月』を彷彿とさせる純愛の極地です。また、最初はキツイ攻め顔だった蘇芳が、ストーリーが進行するにつれて、徐々に可愛らしい受け顔になってゆく過程も絶妙でした。会社モードとオフモードとで微妙に行きつ戻りつするのですが、その辺りがさすが、さすがの画力です。
恐らく無性愛というのは、かなりグレーゾーンの領域が広いのではないかと思われますが、恋愛、結婚、友情、全てに様々な形があり、蘇芳の日夏に感じた想いが厳密に恋愛感情なのかはわかりません。でも、他人に興味の無い、心動かされることの無かった蘇芳が、自ら日夏への想いを吐露できたことが本当に嬉しかったです。最後のモノローグにキュンキュンしました。
『恋に落ちる花』の真壁さんのゲスト出演も美味しかったです。ごちそうさまでした。
ものすごーく好きでした!
2020年9月29日
作者さん買いです。無性愛者の蘇芳さんが日夏の溢れる愛で変わっていく様が丁寧に丁寧に描かれていて本当に可愛くて、読んでいて愛しい気持ちになります。日夏の潔いストーカーっぷりも大好き。日夏がずっと蘇芳さんを溺愛して大切にしていた過程を見てるから最後に初めて二人が結ばれるシーンは嬉しかった。蘇芳さん可愛すぎる。
蘇芳さん可愛い
2020年9月18日
誰も好きになれないと言っていた蘇芳さんが、日夏に好きだ好きだ可愛い可愛いと言われ続け、初めは鬱陶しく思っていたのに、本当に可愛くなってくるところにキュンッキュンしました。はあー蘇芳さん可愛い…。蘇芳さんが乙女化してくるのが嫌な感じがしなくて、これは日夏とお似合いでしょ…と無理なく思えてくるのも良かった。ちょこちょこミニキャラになった二人が出てきますが、それもすごく可愛いです。そういうとこも大好きです。
なるほど
2020年9月14日
この作者の作品をいくつか読みましたが、どれもハズレがなくとってもいいです。
同性愛に全く興味がなかった男性が、相手を好きになって、少しずつ可愛く変わっていく姿が何ともいえません。この作品はあまり重たくならずによめました。
すごくいい!沢山の人に読んで欲しい作品!
2020年7月28日
絵はキレイなのですが、表情や、作風に独特の世界観がある作家さんなのではじめは少し抵抗がありました。しかし、読んでいくと、引き込まれ、知らず知らずの内に涙が出てくるんです。心を鷲掴みにされてしまう。
少し猟奇的な部分を描かれる事もある作家さんですが、この作品は、題名のままに自称無性愛者の先輩と彼をひたすら愛する後輩君の恋の行方を描いています。独特の世界観はありつつも、切なくて、時々笑えて、かわいいお話でした。
すごく好きです。エロは少なめですが、愛はたっぷり。最高でした!何度読み返してもジーンときます!
ハリセンちゃんパンダちゃん、スズメ
ネタバレ
2020年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異性同性問わず他人に対して恋愛感情の持てない無性愛者の蘇芳さん。仕事一筋で生きてきたのに、学生の時に告白してきた日夏葉月 が部下として現れてからというもの、日々 その愛情をまっすぐに向けられて・・
少しずつ変化していく気持ちが繊細で愛おしく描かれて心にしみます。
切なさあふれるストーリーの中にはラブだけではない深みもあって。

" そして日夏はそれからずっと一緒にいた
本当に一緒にいた
やがて年月が経って
地球が太陽にのみこまれるとも
日夏は約束を果たしたのだった "

描き下ろしの 寄り道、迷い道、も可愛いです。
ページ数も文字数も内容もたっぷり、読み応えのある作品です。

2019読 2016/全214頁(1~3歩め、寄り道1~2歩め、迷い道1歩め、4歩め、迷い道2歩め、5歩め、迷い道3歩め、最後の1歩 寄り道迷い道は描き下ろし)
・1-もう遠慮なんかしない ・2-お手を触れないで下さい ・3-俺の本気を舐めんじゃねえぞコラ ・4-ああ最低だ、我慢できなかった ・5-来年も再来年もずっと一緒にいて下さい ・最後1-さよなら蘇芳さん
受けの変化にキュン
2020年5月16日
恋愛感情の無い受けに対し、年下攻めが好き好き攻撃をし続けるのですが、攻め受けどちらも、本当に可愛いです。作者様の作品の中では、安心して恋愛模様を楽しめる今作品。芸の細かい可愛いを堪能できました。
無茶苦茶可愛かった〜
ネタバレ
2020年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一途な部下×Aセクシャル上司。ARUKU先生ならではのべったべたに甘々な台詞がいちいち可愛い。日夏の蘇芳さん溺愛が過ぎる!うぇっ吐きそう、からの両思い!尊みがすげえ…他人のために偽装結婚3回とか日夏の人に対する優しさが想像の斜め上だがなんか心動かされちゃったよーー。普段ツンツンツンな蘇芳さんの甘えたモードがギャップで無茶苦茶可愛い、あれは日夏でなくともキュン死する。ちょいちょい出てきた真壁さんて「恋に落ちる花」の真壁さんですよね?嬉しい。ARUKU先生にしてはドロドロはらはらな辛い場面はなく糖度高めですが蘇芳さんの気持ちの葛藤が切ない…ハピエンは見えてたけれどハピエンでよかった!
最高です
ネタバレ
2019年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生なので、詩的な言葉選びが素晴らしいです。
言葉を楽しみます。
お話も、登場人物の心が変わっていくのが面白いです。
ARUKU先生の独特な世界観、とても好きです。
いいね
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普通の、といえば
2019年11月10日
普通のBL恋愛なんですけど、ホントに人を好きにならない受けがだんだん恋するのが分かります。
攻めは相変わらずなんですが、受けさんがだんだん可愛くなるんですよね。仕事とプライベートも全然違うし。見てると胸キュンします。
個人的に人を好きになりにくいので、恋愛感情がないことに関する気持ちが分かるかな。全214ページ。
純愛ラヴストーリー
ネタバレ
2019年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間誰しも幸せになれ、って宿題もらってる。お前の幸せ死ぬ気で追求しな、って言った韮崎さん(当て馬ならさらに良し、なタイプ)のセリフがいっちゃんカッコよかった。アセクシュアルの受け蘇芳くんは、それゆえに非恋愛脳ミソでエロいことなんか全く考えない。セイテキヨッキュウのないBLの需要はあるのだろうか‥?対して年季入ったストーカー攻めの日夏くんは、やってること気持ち悪いけど、オトコマエなビジュアルのため?許されているようだ。ゴミチェックとか洗濯物スーハーとか怖いから!そんな極端な二人だけど、読んでると応援したくなってくる、そんなラヴストーリーなのです。蘇芳くんは50億年先を憂えて超コジらせてるめんどくさい可愛い子ちゃん。包みこんでくれるのは十なん年ストーカーやってる日夏くんしかいないだろう。料理もできるし、変態的なとこ以外はスパダリとも言える。そして歳下。体力もあるし、全てを投げ捨てる潔さと優しさもある。なかなか真似できない。読後ホンワカします。
面白かった
2019年9月24日
面白かったです。これからどうなっていくのかドキドキしながら読みました。
甘々だけどせつない
2019年9月10日
日夏は甘々の中にも受け入れてもらえないせつなさが感じられ、蘇芳さんの愛せない辛さもセリフに表現されています。少しずつ歩み寄る変化がとても可愛いです。ARUKU先生の作品は本当に面白く素晴らしいです。
良い!
2019年9月9日
読み始めより、話が進んでいくにつれて面白くなっていくお話です。どんどんキャラに感情移入していって、可愛くみえてくる!
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大満足
2019年9月9日
すごい読みごたえ。蘇芳さんのまるで、野良猫が
、なついていくかのような感じ可愛らしかった。続きをもっとみたい二人でした。
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好き❤️
2019年9月7日
ARUKU先生の漫画やっぱり最高‼ハピエンなのに涙が出る‼️いえ、ハピエンだから⁉️とにかくそうなるまでのストーリー、心理描写が良いからいつも感動が半端ないです😩💦
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楽しかったー!
2019年8月30日
攻めの日夏をBL界全ての「愛を知らない受け」に一台ずつ貸し出して欲しい!
こんな全てを肯定してくれる甘々で楽しくて気の長い攻めが側にいたらみんな幸せになれるわ…。
明るくて笑えてハッピーな良い話でした(^^)
いなかっただけ?
ネタバレ
2019年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当は無性愛者ではなかったのか?。自分の恋愛感情に超鈍感だったのと、気付かせてくれる人に出会えてなかったのか、て。どうなのかな? やっぱり諦めない日向だったからか。「地球が太陽にのみこまれるとも」一緒にいたんだもんね。
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比較的ほのぼのとしてて、この話好きです!
ネタバレ
2019年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の作品の中で、一番ほのぼのとしているかも。ハピエン、エチあり、日夏の狂おしいほどの愛情に切なくなります。
事故とか死とかの大きな障害はなく、ARUKU先生にしては珍しく安心して読める作品です。よく言われる表情の固さですが、今作は大分自然になってきているように感じます。

「恋におちる花」を読んだ方は、少しですが真壁さんが出てくるので朗報です。きっと幸せにしてるんだろうな、と思わせられます。
「普通」に面白いです!
2019年4月18日
ARUKUさんの作品にしては「普通」かな、と。
複雑な心境描写はいつも通りだけどストーリーとしての「複雑感」がないので、性格を拗らせた受けとが頑張る攻めの恋愛物語かな。
マミィとハリセンくんが可愛い出演です笑
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うそ、、号泣。。
2019年2月22日
好きな人がいるときってこんなだったなぁ、大学くらいの恋愛デビュー時分かなぁ。キラキラと中二病ちっくで泣けて泣けて。なんか少し思い出してまた泣けるのでした。結婚も子供も絡まなくて、ただただ二人で生きていきたいってなるBLは真の意味での少女マンガ(良い年齢の女の子の理想)なのではないかと思ってしまう。スクール~を読んで衝撃を受けてたんだけど、上回る一撃をありがとうございます><
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可愛くなっていく・・
2019年2月11日
やっぱり読み応えありの大満足です。受けがだんだんと可愛くなっていく様子をキュンキュンしながら楽しみました。
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読み応えバツグン。大満足!
2018年12月9日
作者買いです。題名が「ん?何これ」とあまり期待せず読み始めましたが、主人公二人が可愛くて、最高!
恋愛感情がわからない主人公が、日夏の愛情たっぷりな好き好き攻撃に絆されて、だんだん可愛くなっていくのが凄く良かった。ピュア。
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素敵!
2018年10月11日
粘り勝ちと言うか執念というか。テンポがゆっくりなんだけど 確実に 先輩が 堕とされていくのを見るのは 楽しかったです。先輩の氷のような表情や仕草が 少しずつ 柔らかくなっていって 微笑みとか恥じらいまで見れた暁には ニタっとしてしまいました。BL作品は時に心情表現が重要なポイントになりますが、この作品において 上手くそれを言葉と表情、仕草で表していて 大成功してると思います!
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切なさも笑いもあり面白い
2018年9月18日
最初は受けが自己中が過ぎる様に思えましたが、攻めが男前でとてもカッコ良い。そりゃ絆されますね。著者の描く男性はいつも可愛いくて大好きです。
前作「恋に落ちる花」の真壁さんが同僚として、少しだけですが登場したのも嬉しかったです。
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愛され過ぎるお話
2018年9月16日
ここまで愛されたらガチガチの氷も解けます。生まれてきた意味を問うような哲学的なセリフのセンスも大好きです。これはオススメします。
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作者買い
2018年9月9日
作者買いです。このお話しもブレずに美しいBLで切ない気持ちが伝わりました。エッチ少なめでストーリー重視なので、切ないストーリー重視の方にはオススメです。
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何度でも読みかえしたい
2018年8月27日
一冊かけて蘇芳さんの心理描写を丁寧に丁寧に描いた、小説のようなお話です。私は心理描写が細やかなお話が好きなのでドストライクでした。愛している気持ちを毎日主人公に伝える日夏くんの言葉選びが素敵です。蘇芳さんが少しずつ心を開いていくさまがとても良かったです。
この本の中表紙カラーに、透明ケースに入って目を閉じている蘇芳さんと花束を持って話しかけている日夏くんのイラストがありますが、この一冊の内容はこのイラストに集約されていますね。
頑張った
2018年8月3日
すおーさんのキラキラにわたしもやられました。日夏はガンガン攻めてめげないとこがもう最高〜一途でおばかなとこも良き〜
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きらっきら上司。
ネタバレ
2018年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな麗しい上司だったら、仕事なんてしてられませんよ!と思うけど、日夏くんは猛烈アタックを展開しながらも、お仕事もばりばりとこなしているようで、その点がえらいと思う。まぁ蘇芳さんの場合、仕事をおろそかにしたらその時点で嫌われてしまいそうな気もするので、そのあたり込みで恋愛のうちなのかもしれない。
無性愛者の蘇芳さんは、男にも女にもときめかないのだけれど、ただ冷たいわけじゃなくて、自分が恋愛体質でないことによって傷つけちゃった相手(過去の日夏含む。)に、申し訳ないなぁ、とも感じているので、超絶美形に生まれちゃったことがやや不憫に思えてくるほど。その姿を見るにつけ、誰かなんとかしてあげて!ていうか日夏くんがんばってあげて!と心底思いました。きれいなお顔の蘇芳さんが、時折奇妙な言葉遣い(武士?)になるのも可愛らしくてすきです。
好きでない人に好かれたら
ネタバレ
2017年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ まったく好意のない相手に好かれ、
好意など返せない、好いてもらって申し訳ない、ストレスだ、いい加減にしろ…
という経験のある人は多いのではないでしょうか?
そういう経験がありながら、暴力的克つ流れ作業的にカップルが成立するBLを読むのが趣味の女性も多いはず。…これも不思議だったんですよね。

ピクリともしない自分の恋心に比べ、世には実験で増やしたミジンコのように当たり前につがい増えるカップルばかり。
恋とは一体何なのか、交尾の欲求を婉曲に言っただけ。ああアホらしい、全世界はちり紙を捨てるようにたやすく恋愛しやがる。
……うーん、当たり前のようにつがって当たり前のようにケツ合する昨今のBLや、BLを購読しながら己はちゃっかり生物学的にも社会的にも認められた伴侶を会得した主婦たちに問いたい。「なぜBLを?」と。

・テーマがテーマだけに宗派変えまでしてハッピーエンドにはなってほしくはなかったですが、
片恋時のギャグパートは面白かったです。
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言葉チョイスが良い
2016年12月1日
作家さん買いです。絵も言葉のチョイスもすごく良いですね。読み終えたとき、ジーンと心があたたまります。
すごくいい!BL嫌いにもオススメの純愛。
2016年9月11日
214ページ、1冊表題作。

文句なく星5(以上)
うわー、読み応えあった!
君の夢を見ている、がすごく良かったので作者さん検索でしたがこれも最高でした。
後半涙が出そうなくらいキュンときた。

ピュアラブストーリーです。
BL好き嫌い関係なく特に女性受けしそうな恋のお話。
ストーリーに独特の深みがあっていいです。
少女漫画好きにもオススメします。

はっきり言ってあんまり上手とはいえない絵。
あまり好みじゃなかったのに時折あるちび顔やギャグのような絵&展開が楽しくクセになる、味のある作画(笑)
途中で入る寄り道・迷い道のショートが楽しい。

心のうちの言葉も含めて文字が多いです。
サラサラ読めないので時間がかかりますがそのぶん読み応えがある。
小説好きにはもってこい!
逆に読むのが苦手で絵で追うのが好きな人には向かないかも。

この作者さんにはまりそうです。
幸せ気分
2016年6月8日
内容がぎっしりとゆーか
細かい描写や文字数いっぱいで
じっくり読んで楽しめます♪

男にも女にも興味の持てない
蘇芳さん、
を昔からずっと好きな日夏くん。

やり取りとかコメディタッチな感じで
笑えるし
日夏がとにかく真っ直ぐに蘇芳さん
大好きで
見ていて、幸せになりました~(*^^*)

キュンとしたりウルッとしたー(*´ω`*)

とにかく幸せ気分になれます。良かった!
新しい扉
2016年6月6日
人を愛さない・・・。頭で考え過ぎるとこうなるんでしょうね。本物のピュアだわ。もっと、軽く読めるものかと、思って購入したのに真剣に読んでしまった・・・。
涙が出るとかそんなんじゃなかったけど、なぜか読み終えたら「ほわぁ~♥」ってなる一冊でした。
また、ちょっと間を置いて読んでみようと思いました。
可愛くて良い!
2016年6月4日
可愛いくてとても良かったです!日夏の明るさと強さが本当に良いです。マミィとハリセンちゃんもツボでした!
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はぁ〜幸せ〜
2016年6月2日
読んでは戻るを繰り返し読み終えるのに2時間ちょっとかけてしまった。読み終えるのがもったいないと言うのもあったし。恋愛をしない人興味のない人いるかな〜?でもいるかもなぁ、そんなに興味なくて、好きになれる人に出会ってなければ。だんだん日夏に侵食される蘇芳可愛い!文句なく可愛い!リアルなら気持ち悪いかも位のポーズも可愛い。初めてでいきなり出来てしまうのも許しますwネガティヴ思考の自分にはよく分かるし合います。そういうの嫌いな人には向かないかも?でもこれだけ好き好き攻撃されたら嬉しいですよね〜暫くこれで楽しめます!嫌な事も飛んでいきました。
はじめの
2016年6月2日
クールな受キャラはどこいった!と突っ込みをいれたくなるけど許せてしまう可愛さでした。受の子が無条件に攻に溺愛されるお話ですが受けの子のがんばりとかもう少し欲しかった。王子と姫でした。でも好き。
面白かった
2016年6月2日
作者買いです
やはりこの作品も内容が深くて かわいさもあってよかったです。
瞳がキレイでかわいい絵です。(少々バランスが気になりますが)それ以上の内容でほっこりします
おにゃにぃ笑
2016年6月2日
作者買いです。新作嬉しいです!

相変わらずどことなく昭和っぽい古臭さを感じるんだけど、そこがこの作者さんの描くお話の魅力であって、わたしもずいぶんハマってしまってます❤︎

今作は登場人物はほぼ二人だけ。余計な他人はほとんどいない。

人を愛する気持ちを知らない美しい蘇芳さんに対し、長い長い片思いを拗らせてる日夏。
どんなに拒絶されようとグイグイくる日夏に、蘇芳さんが徐々に徐々に絆されていくまでの過程が延々ひたすら描かれております。

最後らへんで日夏が側に居なくなって、ようやく蘇芳さんは自分の気持ちを自覚します。

えち描写は殆どありません。そこに物足りなさを感じる人もいるかも知れないし、日夏の長い拗らせ片思いが実を結ぶまでとにかく長いので、そこにヤキモキするかも知れない。

でも、ふたりのやり取りに徐々に愛情が混じっていく様や、無性愛で他人に対して鉄仮面のように隙のない蘇芳さんが日夏の優しさや温かさに触れるにつれ、自分の感情に戸惑ったり振り回されたりする初々しい可愛いらしさが出始めたりなど、
そういったお話が好みの人は、じっくり楽しめると思います。
定期的に摂取したくなるARUKU作品
2023年6月19日
謎に中毒性のあるARUKU先生の作品。独特のモノローグやワードセンスが唯一無二の先生です。本作は少し展開が中弛みしているように感じましたが、時折胸を付くような言葉に出会えるので読後感は良いです。あとやっぱり先生の描く受けちゃんが好み過ぎる。かわいく見えて仕方がないです。エチはほぼ無しだしストーリーも若干低空飛行なので、作者様ファンなら楽しめる作品といったところでしょうか。
おもしろいです!
2021年4月18日
癖になる面白さです。絵も内容も濃い目に感じますが、お気に入りになりました。
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性作者買い
2020年8月31日
aruku先生の描くお話はどれも素敵です
他とは絶対に被らないとても面白かったです
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ハリセンボン、可愛いけどGPSって^^;
2020年5月12日
恋愛感情というものを持たない蘇芳、その蘇芳に長年片思いをしている日夏。
この二人が会社の先輩後輩として再会してからの日々を描いているんですが、二人の会話の言葉のチョイスが独特でこれぞARUKU先生やなと思えます。
ちょこっと真壁さんも出てきます(^^)
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終わりは、あっさり
ネタバレ
2020年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日夏が最後まで一途に頑張ります。お互いのモノローグがあるのが良いです。主人公は蘇芳だと思いますが、ダブル主人公と言っても良いくらいだと思います。ARUKUさんの作品は苦手な作品も正直あるのですが、こちらは読み易くて好きです。ありそうな話かと言われるとそんなこともないのですが、ファンタジーという程でもないです。(サラリーマン物なので)その辺りの匙加減も絶妙です。
作者さんの独特な世界観です。😄
2020年1月28日
この作者さんの作品は、他のBLとは違います。どう違うかというと、登場人物の設定からして他のBLとは違います。私は他の作者さんとは違う視点で興味深くよいと思いました。😄こんな作品も面白いと思います。😉異色な作品ですね。😉
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良かったです
2019年10月15日
日夏の一途な愛に心を打たれました。蘇芳さんが日夏に少しずつ心を許していく様子が鮮明に綺麗に描かれてます。両思いになった場面からは蘇芳さんが可愛すぎて日夏と一緒に悶え死ぬかと思いました(笑)キャラクターの心理描写を描くのが上手い先生ですね!エロがほぼないのが残念だったので星4つで。
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独特な雰囲気
2019年9月8日
表題作のみ。受のことが大好きな一途年下攻と、無性愛者の美形ほだされ受で、同じ会社の2人。ギャグもあって暗い話ではありませんが、根底にはピンと張りつめた空気があって独特な雰囲気です。BLとして萌えるかといればそうでもないのですがその独特な雰囲気に飲まれました。受はだんだんかわいいキャラになっていきます。キスをする関係になった2人の描写が良かったです。

修正は白抜き。
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無性愛…
2019年9月7日
恋に落ちる花、の攻め様も登場。そちらを読んでなかったら意味深な当時人物に戸惑ったと思う。この作者はハマるときとハマらない時が私は激しいのですが、これはハマらない方。大きな流れがないからか。ラストでちょっと試練があるが、基本2人が悩んで会話して、で話が進んでない。
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無愛がテーマ
ネタバレ
2019年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰も好きになれない人の恋愛だけど頭で考え過ぎて恋愛できなかっただけで、日夏が現れてからよくここまで変わったなぁと思うくらい変わる。ラストに向けて気持ちが変わるシーンで泣けた。
おもしろかったです
2018年9月13日
絵は独特で、表情が硬いですが、丁寧なので、好感が持てます。他の作品は、正直、よくわからないな……と思うものもありましたが、こちらの作品はストーリーが分かりやすく、読みやすかったです。
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可愛らしい
2018年4月25日
すおーさんが綺麗で可愛すぎ。所々笑えちゃったりシリアスだったりとストーリー重視。エロはほとんどありません。表情がかたくて少し気になったけどすおーさんが良かったので評価高め
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絵はあまり…
2017年4月28日
好みではありませんが、良かったです。かなりイチャイチャしてたのにまだ恋かわからないとか…まじめで堅い主人公。でも素直で可愛いところもあって、変わってきたのがわかって良かったです。言葉のチョイスも独特でした。
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せつないかわいい
2017年2月3日
なかなかセツナイ設定なのに8割ほどはラブコメ?見てるようです。全部表題作なので読みごたえはあります。ざっくり言うと無性愛者の主人公が過去に酷い振り方をした後輩(現部下)に24時間迫られます(笑)エロはほとんどないですが所々に愛しい可愛いセツナイが混ざって最後まで一気に読めました。私はすごく好きですが、登場人物の表情があまり変わらないので違和感はあるかも…
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ARUKU作品らしい
2016年6月29日
作者買い。特有のちょっとギャグテイスト?のかわいらしさ、哲学っぽい言い回し。誰のことも愛せない蘇芳が、押せ押せの日夏と関わるうちに、変わっていき…無関心だった蘇芳の変わり様、かわいすぎ!一途攻めです。
愛とは何なのか教えを乞う
2024年10月11日
蘇芳は他人に対して恋愛感情も性的欲求も抱けない無性愛者だった。何ら不自由もなく仕事に邁進してきたが、学生時代に振ったことがある日夏が部下としてつくことになり、好意を日々ぶつけられることになってしまい……。
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メンタルお化けのわんこ
2024年10月2日
いやぁ〜文字数が、、
何度振られてもめげないメンタルお化けの年下わんこ攻め!に絆されていく蘇芳さんも可愛かったですけど、もう少し2人のラブラブを見たかった!!!!
なんか物足りないなぁって思ってしまいました。そして結ばれるまでが長い!
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溺愛攻めにキュンキュン
2020年12月1日
溺愛攻めの後輩君×無性愛者のクール美人。溺愛もの大好き。ARUKU先生の詩的な文章キュンキュンして凄く良かった。なかなかくっつかない二人にヤキモキしましたが、ハピエンで綺麗に終わって良かったです。
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