ネタバレ・感想ありラムスプリンガの情景のレビュー

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良かったわぁ
2020年7月14日
めちゃくちゃ良かったわ!名作ですね。
BLとしてだけじゃもったいないですよね。
終わり方も良きでした泣
本当にすばらしい作品だと思います
2020年7月1日
攻めも受けも取り立てて好みのタイプではないのに、ストーリーもキャラの造形も何もかもがすばらしく、どっぷりと物語の世界に浸って読むことができました。受け・攻めの苦悩や挫折、葛藤を描きながら、決して重すぎることなく、コミカルな場面も織り交ぜて、二人の人生の決断を描ききった、という感じでした。中だるみせず、駆け足にならず、一巻完結でこれほど深い話を描けるということが、ただひたすらすばらしいと思います。最後のシーンがすごく好きで、おもしろい映画を観た後のような、放心状態になりました。読んでいる時に自然と泣けてしまった。
殿堂入りですね!
2020年12月21日
『親愛なるジーンへ』からの本作品でしたが、もぉ本当に素晴らしいのです。読んでいない人、もったいないです!勇気って怖いと感じたときに奮い立たせないと駄目なんですよね!どうしても無くせないもの、もう巡り会わないかもしれないものに出会った時、人は迷い、怖じけづいたりします。純粋だけで生きていけるのか、要領良く生きるのが幸せなのか、揺れ動く心理が上手く描かれています。ただのBLという枠にはまらない、人間愛というものを知る作品だと思います。泣きました~。
素敵なお話
2020年7月18日
親愛なるジーンへに、チラッと16歳のオズが出てきていて、こちらの話しは27歳になったオズが出てきてます!
とても素敵なお話です!
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まさに映画
2019年5月21日
ダニーは戒律のために我慢してるけど、テオのことも好きだったのかな?オズにキスした理由、終盤にテオがクロエに言った言葉、最後の別れの場面での様子等からなんとなくそう感じたんだけど、読解力がないから分からない。みんな魅力的な登場人物達の中でもダニーの人物像が一番興味深かった。作者さんの解説が聞きたいなあ。この物語の時代はエイズやそれに起因する差別等、二人にとっては今よりずっと生きづらい厳しいもので、この後の幸せを願ってやまない。手放しの大団円ではなく、心がヒリヒリするハッピーエンド。
素晴らしい…
2019年11月22日
ラムスプリンガ…初めて知った言葉・話で、へええって感じで読んでましたがラストの光景がとっても美しくて、読み終わったとき胸がいっぱいになりました。
心が痺れた
ネタバレ
2019年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「自分の岐路を自分で決断する」というのは、それによる変化が大きければ大きい程勇気が要りますが、変わる選択をする人、留まる選択をする人、それぞれの物語が、時代設定やアーミッシュという特殊な設定に、切なさを交えながら上手く織り込まれていて、読後暫く、映画のエンドロールを眺めるかのように最後の頁を見ていました。テオが心の成長とともに、覚悟の伴った表情になっていき格好良かったです。これからも是非良い作品を生み出していって頂きたいです。素敵な物語をありがとうございました。
ノンフィクションみたい
2018年8月26日
ストーリーが素晴らしいです。
なかなか見かけないストーリー設定で読んでいてお話の中に吸い込まれるようでした。
また何度も読み返します。
レビュー通り
2019年4月2日
レビューがあまりにも良いので、絵はあまり好きではなかったのですが、思い切って購入。読んで良かった。
一冊でサクッと読めるのもいい。
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映画みたいなBL
2018年12月21日
吾妻先生の桜田先輩改造計画が好きで、購入しました。桜田先輩〜のようなコミカルさも要所にはありつつも、80年代のアメリカを舞台にした、青春も含みつつのラブストーリーとなっていて、イントロダクションとクライマックス7ページのモノローグと最後の一枚絵での締めくくりが、映画を見ているようで凄く綺麗で纏まりのある終わり方でした。ストーリーとしての素晴らしさもありつつ、BLとしてのエロさや宗教や時代背景からの同性愛の難しさも描かれて、作者さんの幅広さを感じる作品です。購入して損なしだと思います!
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久々に
2018年12月14日
又1つ心打たれる作品に出会えました。スッゴク読みごたえたっぷりの感動ストーリー。映画化して欲しい位の大作でした。
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しみる、、、!?
ネタバレ
2018年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吾妻香夜先生と言えば、すごく面白い腰がぬけるくらいの振り切ったギャグ路線のお話を描く方なのかな?(桜田先輩改造計画)と思っていたのですが、こちらはもう、文学作品です。
そして人物がどのひともとても生き生きとしてて、可愛らしい。風景や雰囲気も、本当に風を感じるような。情景という表現が本当にぴったり。
80年代、なんだか懐かしい、、。
今ではもう時代劇風になるくらい昔なのかな、、、笑

この2人はその後どうなったんだろう。
このお話はこれで終わり、で本当に最高なんだけど、その後をいろいろ想像するのがとても楽しい。
読後感がハンパない
2018年8月16日
丸々表題で一冊、読み応えがありました。
BLのくくりではもったいないほどの世界観。
ネタバレしないでコメントって、難しいくらい、いろいろ伝えたい!
時代、背景など設定がすごくちゃんとしてて、人生を考える。。
読後感は映画を見終えたような感覚です。
しっかりキレイに一冊にまとまっているのも、間延びしたりしてないから、良いです。少し高いかなーと思ったけど、読んだら納得です。
主人公2人とも心がキレイで、、でも、以外とテオの方が芯がしっかりしてたのねー!!そんなとこも、いい!ブロードウェイで成功しなくても、幸せな未来が見えます。
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ひきこまれました
2018年6月26日
皆さんのレビュー内容に購読決意。
読み進むほどに、人物も風景も間合いも、全てに魅了されました。
感動です。
シリーズ3冊で、完結です💯
2022年9月15日
今作+「親愛なるジーンへ」2冊=3冊で完結です。
「親愛なる〜」2巻目は、通常版と特装版がありますのでご購入の際は気をつけて下さい⚠
今作で、恋に落ちた方は、言うまでもなく“特装版”をおすすめです。
時系列的には、「親愛なる〜」が過去になりますが、今作から読むことでラムスプリンガとはどういうものか、背景と設定が詳しくわかります。特にこのシリーズは、今作→「親愛なる〜」→今作…と無限ループで楽しめる作品です。また、「親愛なる〜」では若い時のオズがチラチラと隠れて登場してたり、テオもチラッと隠れて登場してます。ウォーリーを探せ、みたいに見つけた時の喜びはきゅんです❤️吾妻先生の遊び心、粋な計らいが素敵です。
感動しました❤?
2021年6月27日
時代、文化ともに私とはかけ離れている設定。
でも、すべてがフィクションではなくファンタジーでもSFでもない現実でもあるストーリー。

アーミッシュという少し特別な背景で葛藤、苦悩し、喜びも慈しみも受け入れ選択してゆくラムスプリンガ。
「親愛なるジーンへ」でひと泣きしてこちらを熟読しました。
前半はアーミッシュのテオ君が”外”の世界を体験して色々なものを吸収していくお話。
そのすべてを混じりけの無い素直な心が受け入れてゆきます。
ひょんなきっかけでテオ君を拾った元ダンサーのオズは身も心も荒んで自棄になっているような状態でしたが、テオ君の純粋さで癒されていきます。まるでセラピーw

後半はテオ君とオズ、2人の人生が自分で選択して動き出します。
そして、アーミッシュのクロエとダニー。彼らがアーミッシュであることも自らの選択であること。
クロエが尊くて✨髪をおろす意味、読者に含みを持たせてくれているのかな。

読み終わったとき、あ~いい映画だった。と思ってしまいました。

出会えて感謝?
名作。BL必履修図書。
ネタバレ
2026年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 撃ち抜かれました。名作。評価の圧倒的高さも納得。これはBL必履修図書だ。
1980年代、アメリカ。夢に挫折したダンサーと、アーミッシュの若者が出会い、紆余曲折の末結ばれるというストーリー。ハッピーエンド、ですが、物語の時代設定に唸らされました。80年代って。とにかく享楽的でカラフルでポップな時代だけれど、内包する社会問題(ダンサー・オズの父の死因、その描かれ方…)、緊迫する国際情勢、そしてこの時代に突如現れて世界を震撼させた、あの病のこと。いや、その病について本作品中では触れられていないのだけれど。それでも、数多くの著名なアーティストがこの病によって死神に連れ去られたことを思うと、作者・吾妻先生の狙い定めた的の厳しさに慄く。と共に、磨き込まれた物語の美しさに打たれる。ああ、どうかどうか。オズとテオ、幸せになっておくれ。
シリーズ『親愛なるジーンへ』に進む所存です。ううむ、改めて。BLって偉大だ。
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始終胸を締め付けられた。。
ネタバレ
2026年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり前の作品ですが、読めて良かった。
出てくるミュージシャンの名前や曲名に懐かしさを感じました。レッスン中のオズに渡された汚れたライターと、渡しに来た人の姿で、ベトナム戦争で亡くなったのか。。とわからせる所も上手いな、と思いました。
あと、私もダニーがオズにキスしたのがわからなかったのですが、やっぱりダニーはテオに対して恋愛的な気持ちを抱いてたのかな、と。"穢らわしい"と叫んだのも自分も含めてなのでは?テオがオズにキスしてたから重ねてみた?、男性とそういう行為が出来るか試した?。。想像しかないですね。

何より、始終作品に漂うせつなさに、胸を締め付けられ。。最後はハッピーエンドだとは思いますが、ニューヨークでの2人は幸せに暮らせてるのかな。。と、思いを馳せてしまいます。その後の2人を見てみたかったとは思いますが、1巻でこの内容、読みごたえは凄いです。ホント、お勧めです。
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アーミッシュの選択に賭ける思い
ネタバレ
2021年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 非常に残念なことにアーミッシュの事をかなり前から知っていました。(最初はジョン・ブック。次にアル・ヤンコビック。パッチワークをやっていたのでアーミッシュキルト。)
その文化と戒律を知った時はまだ若かったせいもありかなりの衝撃を受けました。
今作の山場に当たるラムスプリンガの選択も、なぜほとんどの若者がアーミッシュとして生きる選択をするのか?不思議でならなかった事を覚えています。
知らずに今作を読めていたらきっと大きなショックと共に感動もかなり大きかったんだろうと思ってしまいました。

主役は絵に描いたようなアーミッシュの青年(苦肉の策を弄して20才)と、夢破れ、ウリをしているニューヨーク出身のダンサー崩れ。
この解りやすくもドラマを産む対比がエンターテイメント性を高めています。
あくまでもドラマチックに描こうと言う作者様の意気込みを感じました。

最も心に残ったのは「素晴らしい呪い」と言う言葉です。
クロエは恋を指して言っていますが、これはアーミッシュが思うアーミッシュの生活全部に対する言葉に受け取れ深く心に刺さりました。
16歳まで一切外部に触れさせず戒律を守ることしか知らない子ども達にとって、我が家.我が故郷は素晴らしき呪いの他ならないと思ったのです。
キリスト教で天国に召される資格は良い行いではなく、どれほど信仰心があるかによります。
良き人であっても信仰がなければ入れない。
ましてやアーミッシュの場合コミュニティから出る事は信仰を捨てたと同意義なのです。
なのでテオの決意は永久追放のみならずキリスト教徒として絶対に地獄に堕ちる事も含まれている訳です。
私は無宗教者なのでそれがどれほどの苦しみなのか想像はできませんが、テオの気持ちの強さが並大抵ではないのは解ります。

さて手に手を取って旅立った2人ですが時代は1980年代、そろそろ国内にアーミッシュの異質さが広く伝わり出した頃です。
テオが傷つき怒りを表しながらも都会での生活を楽しめる事を願ってしまいます。

ダニーがけがわらしいと叫んだ男色行為も最近ニュースとなった聖職者の性的虐 待の8割が10〜13歳の男の子だったのを思い出し、なんともやるせない心持ちになってしまいました。

余計な事ばかり書いてしまいましたが、わりと禁忌に近いアーミッシュについて、こんなドラマチックにBLとして描いた作者様に心から賛辞を送りたいです。
余韻にどっぷり浸りたくなる!傑作です!
ネタバレ
2025年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻完結の内容とは思えない、ストーリーの深さ・内容の充実度・完成度・読了後の余韻など、全てにおいてパーフェクトな傑作!

長編小説を読んだくらいの満足度です。

私は、アーミッシュという存在をこちらの作品で初めて知りました。

市街地から離れた自然に囲まれた地で、18世紀の暮らしを忠実に守っている敬虔なキリスト教徒。
不便なようで、庇護された穏やかな生活。

思春期の子どもたちにラムスプリンガ(モラトリアム期間)を経験させることで、その後の人生の選択権を与えているが、俗世で暮らすことを選ぶとその代償を負わなければならないという不文律があるーー。

ほとんどのアーミッシュの子どもたちは親と同じように暮らすことを選択するが、主人公テオはオズと出会ったことにより、生まれ故郷とオズどちらを選択するか葛藤する…というストーリーです。

アーミッシュの子どもたちのメタファーとして語られる、ニジマスの話が印象的です。

ニジマスは川の魚で一生を川で過ごしますが、中には大海原へ泳ぎ進む個体もあり、それらは海で過ごすうちに本来の姿よりも大きく成長するそうです。

それはまさに、アーミッシュの子どもたちの投影であり、モラトリアム期間を卒業したら村で規律通りの生活を送ることを選ぶ者が大半の中、テムのように生まれ故郷を捨てて愛に生きる子もいるのです。

あまりに残酷な選択ですが、クロエが呟いたように「愛とは素晴らしい呪い」とも言え、愛のために全てを捨てたテムはオズと生きることができる喜びの陰で、ほろ苦さを抱えて生きていかなければなりません。

何かを得るためには、何かを捨てる勇気を持たなければならない。
これは、アーミッシュに限らず大人であれば誰しも経験する通過儀礼ですが、この作品が痛いくらい胸に響くのは、テムに自分の姿を投影するからかもしれません。

自分の生き方を模索するモラトリアム期間を、アーミッシュという実在の人々を通して哲学的かつ文学的に描き表す…この作品は、まさにBLというジャンルを飛び越えた名作と言えましょう。

本作品内においては、その後の2人がどのような暮らしを送ったのかは描かれていませんが、続編である『親愛なるジーンへ』の中で、2人の暮らしぶりが垣間見えるシーンがあり、こちらの作品もとても素晴らしいので、読了後はぜひ『親愛なるジーンへ』も読んでいただきたいです。
ダニーの気持ちが分からなかった・・・
ネタバレ
2026年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先に「親愛なるジーンへ」を読んでしまってから、こっちがある事に気づいた・・・こっちが先だった!
「ジーン」の方でジーンが髪を切った後ぶつかった青年がこのオズだったのか!そして「ジーン」の2巻特装版の最後のストーリーでスケートリンクにいたのがこの2人か・・・ようやく繋がった!
「ジーン」でのラストが個人的にモヤモヤが残るものだったので、こっちのラストは気持ちよく終わっててスッキリ拍手喝采でした!
ただ、ダニーがなぜ馬小屋?でオズにキスしたのか分からなかった・・・そして最後、テオがクロエに言った「ダニーが恋をしているのはクロエだけ、僕に対する気持ちは恋とは違う」・・・んんん???
実はダニーも、もしかしたらゲイ(バイ?)の可能性があってそれに悩んでて、テオの事も恋愛的にも好きだった?
だから余計にテオとオズの男色行為に異常に嫌悪感を示して、確認の意味も含めてオズにキスした?
それとも単に、テオが自分を捨ててまで欲するものはどれほどのものなのだという確認行為だった??
皆様の意見が知りたい・・・
どんな形にせよ、テオに執着してたのは間違いないだろうけど
クロエがいい女過ぎたな~髪をなびかせて「恋って素晴らしい呪いなのよ」かっこいい・・・!!
好きなシーンの一つです
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これを読んだら「親愛なるジーンへ」も是非
ネタバレ
2025年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は、まさに名画のような美しさと切なさが詰まった、心に沁みる傑作!
​アーミッシュの「ラムスプリンガ」という、外の世界を知るための通過儀礼が舞台。純粋培養のテオと、都会で夢破れスレてしまったオズという、真逆の二人が惹かれ合っていく過程が、本当に丁寧で感動的だった。
​文明社会と信仰の世界、どちらを選ぶのかという人生の大きな岐路に立つテオの葛藤、そしてそのテオを深く愛し、彼の未来を案じるオズの優しさに、何度も胸が締め付けられた。
​二人の愛がテオの人生の選択を決定づけるラストはほろ苦いけど、強くて温かい魂の救済の物語として完成されていて、最高の読後感!読まなきゃ損だよ!
私は、君たちは、どう生きるか。
ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローさん達の絶賛レビューを読んで、ずっと読みたいと思っていた作品でした。
レビューの高評価に激しく納得。きっと私はこの作品をこれから何度も読み返すのだろう思います。すごく美しく、切なく、悲しくとも希望の光の差すお話だったと思います。
誰も何も悪くない。それぞれの価値観を否定するつもりはないし、できない。ただあなたは、私は、「どう生きるか」「どう生きたいか」。故郷を捨てたとしても、家族と離れることとなっても、夢を諦めたとしても、それぞれに守りたいもの、手にしたいものがある。それぞれが人生の岐路で、覚悟を決めてそれを選ぶ。まさに、「きみたちはどう生きるか」という問いかけだったように思います。
オズとテオは、人生の岐路で進むべき道を選んだ。
…というところで物語は終わり、ここから先の2人未来は分かりません。
これからシリーズ作品の「親愛なるジーンへ」を読みますが、そこで少しその未来に触れることはできるのでしょうか??
オズとテオが選んだ道は、決して平坦な道ではないでしょうが、温かく、光に満ちたものでありますように。心から2人の幸せを願っています。

吾妻先生の作品は「桜田先輩改造計画」と「藤咲忍はかく語りき」を読んだ事がありましたが、振り幅の大きさと激しさに、鞭打ち症になりそうなくらいの衝撃を受けました。(全力の賛辞です)
素晴らしい作品をありがとうございました。
こっちが先でした
ネタバレ
2025年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ うっかり「親愛なるジーンへ」を先に読んでしまいましたが、あちらの方がスピンオフでした。ラムスプリンガとかの知識が無くても「親愛なる…」を読みにくくはなかったですし、ジーンの物語を知っていたからこそ、ダニーの執着にも似た異常な過保護さを理解できたのかなと思います。「ラムスプリンガの情景」と「親愛なるジーンへ」を読んで、半世紀程前の先人達がもがき悩みながらも見つけた生き方が今の自由や多様性に繋がってるんだなーと、感じました。根底にあるテーマが重めですが、登場人物達の人間味溢れる様子が物語を軽やかに読みやすくしてくれてます。BLの作品というより古の時代のドキュメンタリードラマを観てるようでした。
地雷なんて気にならないくらいの名作です!
ネタバレ
2020年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受のダンサー志望・オズが体を売っているのは個人的に地雷なんですが、みなさんのレビューに「映画を観たよう」とあったので、それを信じて購入しました。
映画のよう、の口コミがあるお話にまず外れはないので。
結果、読んで良かったです!

アーミッシュの純粋な青年テオと出会うことで、オズの抱えていた傷が癒され、またオズとの出会いでテオは世界の広さと沢山の感情を知る……。
テオの成長が眩しいです。
「天使のよう」なだけだったら、テオは人としての本当の喜びは知らないままに死んでいったんじゃないかなと思います。代償として、苦しみや憎しみも知ってしまうんですが。

「僕は今なら何をしたって許されるんだ」と言い放つ場面には震えました。ラムスプリンガなら人をあやめてしまっても許される、そんなテオの激情が表されているようで。
チンピラに殴られた時、本当は彼が何を考えていたのかを知ってから読み返すと、お話により深みが出ます。
何回も何回も読み返しました。

ダニーがオズにキスをしたのは、テオがアーミッシュを、自分を捨てると言うほど好きになったものを知りたかったから? 恋というより執着に思えました。
テオがクロエに告げた言葉は、だいぶ合っている気がします。
でも、きっとそれだけじゃない。
感情って複雑ですもんね。言葉では言い表せない。

オズもテオもダニーも好きです。
誰の生き方も否定できない。今まで頑張ったね、これからは幸せに……と言ってあげたい。
彼らが本当に生きているように思えるお話でした。

オズが踊るシーン、クロエが髪をほどく場面、テオが激情をあらわにするシーン、ダニーが泣き叫ぶ姿、夕陽に向かって消えていくシーン、至るところに印象的な名場面が散りばめられています。

絵柄がちょっと古くさいかな、なんて最初に思っていた自分に言いたいです。
このお話は紛れもなく名作で、作者様は天才だと。
読んでよかったです!!
2021年1月1日
新年の初読みはこの作品と決めてました。フォローしている方々が激推しされているので、まず間違いないと思っていました。ホント、よかったです!
読み終えて思ったのは、はじめは純粋な子どものようなテオの顔つきが、最後では凛々しく男らしくなったなということです。これは人生の大事な決断を果たした結果なのでしょうね。今までの平穏な生活を捨ててでも、愛する人と共に生きることを選んだことに感動しました。
アーミッシュの話だとは知っていたので、事前に基礎知識は入れて読みましたが、作品中もアーミッシュのことに触れてあったので問題ありませんでした。
引き続き「親愛なるジーンへ」を読み進めたいと思います。
名作です
ネタバレ
2021年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ダンサーの夢を諦めNYから遠い街でバーテンをするオズと、アーミッシュの青年テオのお話。アーミッシュの青年に成人洗礼を受ける前のモラトリアムのような期間があり、それをラムスプリンガと呼ぶのを初めて知りました。そのラムスプリンガの期間に都会に出てきたテオは、オズと出会い恋に落ちる。このテオの変化がとてもいい!ラムスプリンガが終わる時オズと生きて行きたいと選ぶテオは、天使だった頃のテオよりもずっといい表情をしてると思います。だけどオズは臆病で、すぐにはテオの気持ちを受け入れられなかったその気持ちもわかります。家族を捨てさせるのも、綺麗なものを壊すも、その原因が自分なのは怖いですよね。だけど、オズの中でテオはどうしようもないくらいに大きな存在になっている。一度は別れる決心をしながらも、ブロードウェイのプロデューサーに背中を押してもらい夢に挑戦するのと同時に、テオを迎えに行くオズに拍手!!!苦しんでいた父の記憶を変えてくれて、また夢を追おうと思ったオズ、彼を変えたのはテオだし、テオがラムスプリンガで知った感情に従って、自分の気持ちに素直に生きようと故郷を捨てる決心をさせたのはやっぱりオズで。ふたりの出会いがまさに運命だったんだろうなぁ。もう一度夢を掴もうとしたことと、テオを諦めないと思ったこと、これは今までのオズからするとすごい決心で、それはテオと出会ったからで・・・。一緒にNYに向かうまでの二人の変化がとても自然にそして魅力的に描かれていて、他のレビューにもあるようにまるで上質な映画を観ているようです。ところで、テオの幼馴染?のダニーはテオが好きだったんだろうなぁ。だけどダニーは兄のこともあるし、何も捨てられなかったんだと思う。だからテオが残ることに固執したんですよね。でもそれもまた運命だと思う。どれが正しいとかなくて、結局選ぶのは自分で、後悔はしたくないと思うのは当たり前。それをクロエのように素晴らしい呪い、と思いながら生きていくんだなぁ。。。。うまくまとまらないですが、本当にスゴい作品です!昔、アメリカに住んでいたときにたまに見かけたアーミッシュの方々のこと、マーケットで食べたフライドチキンを思い出しました。
どうかオズとテオが幸せに生きて行きますように。
胸を打つ作品
ネタバレ
2024年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の冒頭にて「アーミッシュ」という言葉を見たとき、私が一番に思い出したのは10年以上前に、アメリカで起きたアーミッシュを標的とした残忍な銃乱射事件でした。驚くのは事件の悲惨さだけではなく、なんとアーミッシュは事件の犯人を「赦す」とし、罰することを望まなかったのです。私は当時、そのニュースに衝撃を受け、「え!?殺人犯を赦すなんて理解不能だ」と思いました。そして、令和の今…まさか漫画でアーミッシュに触れる日が来るなんて!少し興奮気味で、アーミッシュに関する興味本位と高評価のレビュー見て購入を決意しました。うん。買って良かった!本当に良かった。宗教、恋愛、時代背景、性的マイノリティ、全てバランスよく盛り込まれていて、作者様の教養の深さが窺えます。お気に入りのシーンは沢山ありますが、まず最初に泣けたのは、テオがアーミッシュの村にオズを招き、夜二人きりになったところでテオの懇願によりオズがダンスを披露するシーンです。踊り終えたあとオズが父親に対する思いを吐露し、涙を流す描写は本当に感動的でした。これはテオがオズの機微に初めて触れたシーンでもあったと思います。さらに、テオがオズを抱きしめ「父は怒っていないよ」と慰めます。個人的にこのセリフはキリスト教徒であるテオらしさ(説明が難しいですが、赦しの精神みたいなもの)を感じました。それからもう一つ大好きなシーン。それは物語の終盤、オズが覚悟を決めてテオを村まで迎えに行き、ついに自分の気持ちを伝えるシーンで、オズの表情が4コマに渡って描かれているのですが、あの顔をしかめたような表情が私の心にぶっ刺さりました。きっと、気持ちを伝えるにあたって、不安、勇気、喜び、色んな感情がオズの中で渦巻いたんだろうなぁ。と、私はそう思いました。最後に二人は結ばれますが、おおうでを振って喜ぶ気持ちにはなれず、どこか哀愁の漂う奥深い作品でした。テオはこれからどんな人たちと出会い、何を知って何を思うのか、オズは自分との葛藤を乗り越えてまた舞台で日の目を浴びることは出来るのか…。こんなふうに、読み終えた後も二人のことを沢山考えてしまいました。とっても素敵な漫画に出会えました。作者様ありがとう!!!親愛なるジーンもすごく良かったです。
このシリーズはほんと別格
2020年10月11日
この「ラムスプリンガ〜」そして「親愛なるジーンへ」のシリーズは星5つじゃ足りないです。星10個くらい連打したいです。BLの枠をこえてます。設定がこんなのありえないでしょ、というのがたまにBLであるのですが、アーミッシュと80年代という舞台を上手に使っているので、読者に作り物感を与えません。レビューにもありますが、映画を観てるようです。実写化は難しいと思いますが。。。スピンオフの「親愛なる〜」にも、オズの若い頃が出てます。こちらも星10個の大傑作なので、ぜひ読んでください。作者さんに、このような作品を描いてくださってありがとうございます、と心から感謝したいです。
心地よいほろ苦さに酔いしれる
ネタバレ
2021年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身近ではない文化を背景に、運命の出会い、禁断の恋、葛藤と別れ。からの結婚式に乗り込みそのままバイクで夕日の彼方に消える。という感じの定番ド王道を真剣に描きたいと先生は仰っていましたが、アーミッシュ( 敬虔なキリスト教徒 )のラムスプリンガ( コニュニティに残るか故郷や家族を捨て外で生きるかを決める為、俗世を体験する期間 )という純粋でありながらも足枷をつける残酷とも思える生き方に定番王道を遥かに凌ぐお話に感じました。
恋を「 素晴らしい呪い 」というクロエの視線の先に彼女は何を見ていたのだろう。怒りでオズにキスしたダニーの心情もとても興味深いです。
彼等も規律に囚われ、何かを得るために何かを捨てる決断。
その中で素晴らしい呪いの正体に囚われず、オズと共に生きる覚悟のテオの瞳に魅入られます。
可愛くて優しかったテオが、愛を知り自分で選び自らの幸せを掴み取る強さに哀愁のようなほろ苦さを感じます。
スピンオフの親愛なるジーンとはまた違いますが、やはりアーミッシュのラムスプリンガという特殊な文化を先に知るという意味では此方から読んだ方が入りやすいかも知れません。
読み返してみて、新たな発見や解釈に気づき、やっぱり興味深く面白いと思える御本。
あぁ素晴らしかった〜!!
2019年5月2日
古き良きアメリカ映画を一本観た様な充足感と幸福感に包まれる。お気に入りの作品がまた一つ増えました(^^)

外の世界を知らない無垢なテオ × 夢破れたオズのお話は80年代のアメリカが舞台です。
クラシカルな生活を送る敬虔なクリスチャン「アーミッシュ」の無垢な青年 テオが、大人になる前に自由を謳歌する「ラムスプリンガ」期に、街でオズと出会い大人になっていく成長物語は、描写が丁寧なのでわかりやすくグングン引き込まれました。

初めて芽生えた恋心は幼く、知ってしまえば激しくなる描写にグッとくる。家族や宗教や夢など囚われた物の中での二人の葛藤には何度も涙が出たけど優しい愛情に心が温かくなりました。もがいて決断した二人の未来を応援したいです(^^)
一気に読めた
ネタバレ
2021年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻の割に内容が濃く、一本筋が通っている作品だったので、もう少しじっくり味わい噛みしめながら、ストーリーを追っていきたかったかな。ここまで凝縮してても散漫と散らかることもなく、描き上げていて秀逸。
骨太な割に絵は少しなよっとしているのが好みではなかったけど、気にせず読めた。ジーンも一緒に購入したので、ジーンが楽しみ。お兄さんのジーンの話なのかなぁ…
(後日…)フォローしている方のレビューに触発され、本腰入れて読んでみた?どーしても架空のお話だしと思ってしまう節があるようで、やっぱ他の人の感想や考察を読むと全然読む深さが違ってくる。
このお話は、本当にいろんな人生に思いを馳せることができてしまう。レビューも込みで?
名作です。
素晴らしかったです。
2022年11月18日
"親愛なるジーンへ"を読みたくてシリーズ初めのこちらを購読。本作を読んでからの方がより"親愛なる~"の理解が深まるとのことで挑み?ましたが、素晴らしかったです。アーミッシュについても初めて知りました。何を書いてもこの素晴らしさを上手く表現できる自信がありません。人生は選択の連続で、得れば失うものもあるけれど自分が選んだ選択を信じる事、大切な人と生きていく尊さ、苦しさの様なものがテオとオズ、ダニーとクロエたちの物語から伝わってきました。ハンカチ必須です。綺麗なだけじゃない、苦しい愛の物語だと思いました。ラストは爽快で、物語の彼ら、彼女に心からのエールを送りたい!!
4.5☆
2021年10月16日
題材がちょっと深いBL。アーミッシュの男の子のお話。
わたしはオールジャンル読むので、BLや他のジャンルも、好みはあっても、強い希望や拘りとかもなく、基本的にただ1つの作品として読んでいます。そんな視点ですが、これは良い作品だと思います!絵はわたしの好みではありませんが、綺麗で表情も豊かで性格がそのまま描写されてます。ラムスプリンガの情景...もうそのまんま、タイトルもすごくいい。見所はテオがアーミッシュという立場で、ラムスプリンガを経験し、その後どうするか?です。そしてテオがすごく純粋、放っておけない、可愛い!評価は4.5☆
余韻
ネタバレ
2021年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現存する、移民当時の生活様式を守り、近代以前と同様の自給自足の生活と戒律を守るアーミッシュの青年の攻め。
16歳から18歳の成人まで親元離れ、戒律から解放される期間のラムスプリンガ。攻めは特例で成人してからラムスプリンガの期間に町に出て、受けと出会い。
馴染みが無い文化のアーミッシュの生活や女性の髪や人形、考えが細かい所まで丁寧に、偏り無く描かれているので違う文化でも、その場所に居る人々の愛情がきちんと見えます。見え過ぎて途中、故郷のままの方が幸せなのかとも真剣に思ったほど。2人の選択を願う様に読みました。ラスト、遠ざかるバイクと故郷の道に落としたままにしたアーミッシュのストローハット。最後まで様々な余韻が残る。選んだ愛と幸せに心から祝福を。
映画化してもいいくらい
ネタバレ
2023年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ モノクロの漫画なのに美しく爽快な村の空の色やキラキラしたNYの街の光、人のために流す涙の美しさ、髪を乱す乾いた風の中の砂埃までありありと味わえるような表現力の高さに脱帽です。いわゆる少女漫画絵なのにそこにいる人たちがリアルに立って生きているようで、汗の匂いや体温まで伝わってくるよう。
ページをめくってすぐの、バレエのレッスンをしながら静かに涙を流す幼きオズワルドを見た瞬間こちらの涙腺もダバっと溢れてしまいました。
ストーリーも最初から最後まで、アメリカの古い映画を見ているようで、心からワクワクした。
親愛なるジーンへを先に読んでレビューしていたのにこちらは書いていなかったことに気がついて、好きなところを羅列するだけの文になってしまった。この人生で出会えてよかったと思える1冊です。
沢山の人に読んでもらいたい作品
ネタバレ
2020年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さん。フォローしている方が少し前のレビューでこの作家さんの作品を不動の1位と絶賛されていて、機会があったら読んでみようとカートに入れていました。今回、別の作品のレビューでこの作品の名前が出たので、こちらと「親愛なるジーンへ」を即買して読みました。素晴らしかった。皆さん映画を見た様と書かれていましたが本当に。それは「アーミッシュ」という宗教の教えと「ラムスプリンガ」という、掟から完全に開放される時期、そして自分自身で故郷との繋がりを全て絶つか、一生をアーミッシュであることを選ぶか、この絶対的な背景を踏まえた上でのお話だからだと思います。いつもの「きゅん」や「萌え」と呼ばれるものではなく、ただただこのお話の世界にグイっと引きずり込まれていくような感覚です。生まれや性別、年齢や過去、そんな事は関係なく人生を共に歩める人であること。ただそれだけかな、と感じました。読んで良かった!そして親愛なるジーンがまた・・!!!(レビューは完結してから書きたい!)この作品が好きだった方は、ジーンも読むことを絶対におすすめします!!絶対にです。作中出てくる、アーミッシュである事を放棄したジーンのお話です。最高でした。もう本当に。現在余韻でやられています。このシリーズはたくさんの人に読んでいただきたい作品です。フォローしてる方のレビューがなければ読んでいなかったと思うので、素敵な作品を教えてくださった事、感謝です。先日のレビューも嬉しく読ませていただきました。ありがとうございました。
2024年初読み、初涙。
ネタバレ
2024年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ *名作、と多くの人から言われている理由が良くわかりました。
これは本当に…名作。。上手く言葉が出てきません。
オズやテオの葛藤が手にとるように伝わってくるし、ダニーやクロエの想いもまた同様で。
自分の生きる世界を自ら選ぶ、それがこんなにも大きく辛い決断(決めて・断つこと)になる環境の中で生きたことがない甘っちょろい私は、想像するしかないけれど。
愛する人と生きることを選んだ彼らには、今後おそらく山ほど降りかかってくるであろう苦難も一つ一つ共に乗り越えてうんとうんと幸せになって欲しい。
きっとそうなるであろう希望に満ちたラストシーンの美しさにまた目頭が熱くなります。
この後続編の『親愛なるジーンへ』を読むわけですが、すでに今、心の柔らかいところをぎゅっと掴まれたような心持ちがします。
はぁ読んで良かった…名作ですね。間違いなく!
ビターで切なく愛おしい。
ネタバレ
2020年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰よりも皆の気持ちを理解し家族、故郷を愛するテオが、オズと生きていくという気持ちを終始迷うことなくブレずに持ち続けていたのが印象的でした。アーミッシュのコミュニティを抜けたら二度と家族のもとに戻れないという規則は非常に厳しく残酷ですが、長年脈々と受け継いできた文化、コミュニティを守り存続させていくためにはどうしても必要なことなのかもしれませんね。
でもこの作品のテーマの1つでもありますが、家族がどんな選択をしようと離れて生きることになろうと、結局望むのはお互いが幸せでいてくれることだけですもんね。挫折した自分を嘆くオズが、小さな頃父親にお前の幸せだけを願っているよと言われたことをテオに思い出させてもらったシーンが一番心に残っています。
あ、ダニーのお兄さんジーンのスピンオフのお話もとてもとても素敵です。こちらも切ないですが、納得できる良い終わり方だとよいなー。
ただの恋愛話ではない
2018年6月30日
46件もレビューがあって★5って...ただ事じゃないと思ったら納得の★5です。
電話も自転車も持たずアメリカ移民当時と変わらない生活を送るアーミッシュ(宗教集団)のテオと、NYでプロのダンサー目指していたけれど挫折して田舎街のバーで働いているオズのお話。
BL要素がなくても成り立つストーリー力が素晴らしい。
ただの恋愛話じゃないです。
2人が出会うことによって、お互い気づき学び変化・成長するお話。
作者の主張・メッセージがある良作です。
後半から良さが全開していきます。
BL部分はアメリカを舞台に男同士の関係として現実感がある設定で、王道BLのような萌えを求める感じではありません。
個人的に絵はあまり好みでないのですが、ストーリー重視派ならおすすめの読むべき一冊です。
総229ページ。
その瞳に映る故郷の情景
ネタバレ
2021年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2021コミック部門3位「親愛なるジーン」のスピン元となるお話。内容的にはどちらから読んでも繋がりますが、私は、こちらから読んだ方が「親愛なるジーン」がより染みると思います。「ラムスプリンガ~」の方がライトな感じで流れるので、「~ジーン」を読んでからだと温度差を感じるかもしれません。で・す・が!「ラムスプリンガ~」も本当に素晴らしくて、ラムスプリンガを謳歌するコメディタッチなところも楽しめるし、瞳が訴えかけてくる本気の場面、瞳に吸い込まれるシリアスな場面には、言葉も出ません。敬虔なアーミッシュの一生を左右するラムスプリンガの岐路に立つテオの顔つきは、迷いがなく、とても美しいと思いました。故郷を捨てることになっても、二度と愛する家族や友に会えないと分かっていても、テオが涙を流さなかったのは、自分で後悔しない生き方を選んだからなのだろうなと思うと、胸が詰まります。実は、最初に表紙を見た時には、絵や雰囲気が好みじゃないかなとスルーしてしまったのですが、レビューを読んで購入を決めたことを覚えています。描かれている年代や土地にとても合っている絵で、むしろリアルさが増しました。そして、何度も書いてしまいますが、瞳が好きです。
良作でした
ネタバレ
2018年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュとBLって今まで無かったと思うので楽しみで(他所の先行で読んでしまいました笑)。

良かったです!アーミッシュの文化も説明くさくなく読めば自然と分かるようになっていて。("イングリッシュ"呼びですが、自分達以外は何人であろうとイングリッシュと呼ぶんですって。最近たまたまTVで観ました。)

内容は王道のラブストーリーといった感じで古き良き映画を観ているようでした。
主役の2人も魅力的でしたし(テオの純粋ワンコっぷり!)。

でも一番印象に残ったのはクロエだったりします。「スメルズライク〜」の桐野の様な、といいますか…穏やかに諦観しているキャラって胸にくるものがあります…(泣)。きっと幸せな人生を送っていくのでしょうけど…切ないものが残ります。

2人のニューヨークの話、チラッとで良いので読みたかったです(^.^)
純粋な恋とまっすぐな愛に感動!
ネタバレ
2024年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親愛なるジーンへを読みたくて、こちらを先に読んでおいたほうが良いとのレビューを参考に購入。アーミッシュの暮らしや考え方がよく分かり確かに親愛なるジーンへがより深く理解できました。こちらのお話は夢を諦めてニューヨクから田舎に逃げてきたダンサー受けとアーミッシュの純粋な青年攻めの話。アーミッシュの暮らしは300年前とあまり変わらない自給自足と、本も聖書以外読まないなど、ビックリな事ばかりですが、争いをしない怒らない民族との事で、今の時代から考えると深いなと思います。そんなアーミッシュの攻めが純粋で可愛く、天然ワンコで、好きな想いが溢れてる感じ。そして受けの心の傷も愛で癒してます。アーミッシュを出る事は永久追放だけど、それでも攻めを連れてニューヨークで夢を叶える事を選んだ受けの決意。作者さんの後書き通り、ハッピーエンドなのだけど、ヒリヒリ感は残る…そんな感じでした。とてもとても作者さんの絵やストーリーの深さは天才だと思います。
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「人生1度くらい…」好きなセリフです。
2024年10月19日
数ページ読んで買ってよかったと思った。できればアーミッシュについて全く予備知識無しのほうが良かったかも知れない。私は過去映画やドキュメントなどでアーミッシュについて知っていたのでテオとオズの先に待ち受けるものの想像はできました。もしかしたら人生において欲しがった分手に入る人もいるかも知れない。でも、ほとんどの人が悩み時には誰かを泣かすことになるとわかっていながら進むか、誰かに寄り添うため夢を諦めるか。彼は覚悟を決め新たな人生の行く先を選択した。80年代の音楽のところはど真ん中だったのでちょっと上がりました。2人のその後があるらしいですが、電子や単行本で読めたらありがたいです。そしてこの作品は親愛なるジーンへと続くようです。もちろん読ませていただきます。あと、演出家のベネットがいい役どころでした。
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骨組みはコントみたいな内容なはずなのに!
ネタバレ
2024年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の後書きコメントにあった運命的な出会い、禁断の恋、紆余曲折を経て結婚式に乗り込んで恋人かっさらう!コントみたいな話ってのを読むまで全くそう思えないくらい物語に引き込まれてしまいました。
あらすじだけを見たらコントみたいな展開なはずなのにそうは全く感じられなくて、愛しくて苦しくてどうしようもない気持ちが伝わってきます。
アーミッシュという文化?宗教を初めて知りましたが、文化的な背景を知らなくても充分楽しめます!
クロエの恋という呪いという言葉と、髪を見せる描写でクロエの葛藤も表現されたところにもグッときてしまいました。あの数コマで伝えたい情報が沢山伝わる感じ。
誰しもが少なからず諦めや妥協しながら過ごしている環境に呪いのように縛られている彼女の気持ちに共感してしまった。きっとそんな人が沢山いたのかな(まだいるのかな?)と想像します。
家族も人には見えない歪みや呪いみたいなものが人それぞれ受け継がれているのが人間だと思うから、アーミッシュの家族観は独特なものかも知れないけれど、アーミッシュではないオズの父親との繋がりの描写を入れることでより身近なものに感じられるし、そんなオズの気持ちを掬い上げるのが独特な家族観の中で育ったであろうテオっていうのが泣かせます。素敵な恋だな、愛だなって感じさせてくれる。ただただ好きとかえっちなだけじゃなくて人間らしさを描きながらも綺麗に物語がまとまってて素晴らしすぎる。。。
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とってもメランコリック
ネタバレ
2018年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を読んで思い出すのは、羅川真里茂先生の「ニューヨーク・ニューヨーク」ですね。NY・NY好きな人はこの作品も好きだと思います!(※ただしラブシーンはNY・NYより露骨で多いです)
アメリカの差別文化や時代考証、宗教的風習等もしっかり描かれていて、読み終わりの後味は小説や、映画を見終わった後の感覚に近いです。
どこかスレた受けと、愛嬌のある攻め。二人が明るく振る舞いストーリーが進む中、アメリカ特有の「町から出られずに生まれた場所で一生暮らさなければいけない」「性指向や宗教で差別を受け続けることになるかもしれない」という、どうしようもない絶望の空気感が作品中を漂います。それでも人生は続く…

ループ2回目に入ると「あー この時こう思ってたんだなー」というアハ体験も楽しめる作品です!
攻めがドイツ系というのも、体格差フェチの私的にはグッとくるポイントでした。
本当に素敵でした。
ネタバレ
2024年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 星が5つじゃ足りない。スタンディングオベーション。

とても美しくオズの父の願いだったり、テオの様々だったりを昇華していて、うるうると涙腺潤みっぱなしでした。泣くなというほうが無理。
きっとオズは月を見ることが嫌だっただろうな、とかその辺りも考えて泣いてしまいました。

彼らのNY生活がどうなるのか、そしてオズの夢がどうなるのかは描かれていませんが、きっと2人が2人でいられる限り大丈夫な気がしました。
生きていると、選択の連続で、それが自分にとって有益だったり、相手のための利になったり、その場その場で違ったりするけれど、自分の人生のための選択は自分のためでありたいと思いました。いつどんな形でそれが訪れるかは分かりませんが、その時が来るまでに沢山の物を見て、触れて、感じて豊かな人生にしたいと思います。

この作品に出会えて、よかった。
自分で選んで、生きていく
2024年2月20日
今ある自分の生活に疑問を持ったことはあっただろうか。
もちろん不満や希望、生きて生活していく中での喜怒哀楽は一分一秒ごとに私の中で生まれている。
だけれども、自分の目で見て体験して自分の持ちうるもの全てを投げ打ってでもここで生きていくと決められるほどの責任はあるのか。
そこまで大それた決断をして生きていく必要がないほど、今現代は色々なことが飽和状態であると思う。
しかし、この作品に出会ったからには自分の胸に手を当てて考えてみたい。
過去は変えられなくとも、今これから私の思うままに。やりたいこと出来ること、自分で選択して生きていく責任を。
全てのひとに読んでほしい映画のような漫画
2018年12月27日
あとがき含めて229ページです。
信じられない。
五巻くらい読んだあとみたいな感覚です。まず三話くらいで普通なら一巻終わってるくらいの情報量あります。
でもストーリーが濃密だから早足じゃない。読者が置いていかれない。
生きてたひととひとが関わり合って愛し合ってる作品です。用意されたとは思えない。すごすぎます。身体もちゃんと生き方を示した体つきしてる。
絡みシーンが楽しみなかたも満足できると思われます!(笑)
攻受が不安な方にお知らせしとくと、金髪が攻めで黒髪が受けです。チープな言い方するとわんこ攻めですかね。わたしはこの攻受解釈が好きでした!
夜寝る前に軽い気持ちで読んだことだけは後悔しています。読み終わるまで号泣してしまいました。落ち着いた場所で読む作品だと思います。
ぜひぜひ、おすすめです!!!
ぐぅ…っっ好きっ
2023年4月11日
『親愛なるジーンへ』を読むにはこちらの作品も読んだ方がより楽しめるというレビューを読んで購読。
いやー、良かったです!外国もの設定好きな癖にブッ刺さりまくり。「アーミッシュ」「ラムスプリンガ」という知らなかった文化についても知ることができました。
純真無垢なテオが他の世界を知るにつれ、どんどん男前になっていくのが切なくもあり萌えました。
先の見えない展開でどーなるの?大丈夫?とハラハラしながら読み終えました。じーんときたし、きゅんとしたし、色々考えちゃう余韻の残る読後感…。
親愛なるジーンへの期待値が爆上がりです!いってきます!
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映画を観たかのような満足感
ネタバレ
2023年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻で完結するのですが、構成に過不足がまったくなく、満足して読み終えられる作品です。
アーミッシュの青年のテオがモラトリアム期間として過ごすラムスプリンガー、その際にオズと出会い、恋に落ち……というわかりやすいといえばわかりやすいお話なのですが、それだけではなく信仰に関するもの、人生の選択ですからビターな面も多くあります。それがまたこの作品の良いスパイスになっていて、あとがきにも書いてらっしゃいましたがハピエンなんですがどこか切ない、寂しさもあります。
この先の2人がどういう人生を歩むかはわかりませんが、どうか幸せに、苦しい時も支え合って生きていってほしいなと思うばかりです。
シリーズの親愛なるジーンへもとっっっっても良い作品で、こちらの作品とリンクする場面も多くどちらも読めばさらに楽しめるかと思いますのでぜひ両作品読んでいただきたい!です!最高!!
異国系BLの金字塔。自分自身の願いのために
2022年11月10日
80年代アメリカ。アーミッシュという宗教的な移民の村には洗礼前に、ラムスプリンガという通常許されない規律から開放される期間がある。
その青春時代に村から出たテオと、街で働くオズの、宗教や境遇を超え惹かれ合い、自身の願いを見つけるお話。

テオがかなり抜けた性格で、序盤は心配になりましたが、後半男見せます。

親や誰かのためじゃなく、自分はどうありたいか、幸せとは何か、考えさせられました。

テオを想う皆の気持ちが胸に迫ります。
ぜひ異国を感じながら、覚悟を決めた彼らの、永遠に忘れない情景を目にしてください。

ストーリー◎トップクラス。異国系最強。
画力○
キャラ◎
エロ○黒線やトーン。少なめです。
名作映画を観たような満足感
2021年10月21日
アーミッシュの純朴な青年テオ×夢破れたダンサーのオズのお話。オズはウエイターとして働きながら男娼もしていて、テオにとってはちょっぴり刺激的?な出会い方をするのですが、そこからお互いに惹かれあっていく過程が本当に丁寧に描かれています。何と言っても登場人物の心情表現が素晴らしい!ちょっとしたことで顔を赤らめたり、少し表情が曇ったり、そういう瞬間を切り取るのがとってもお上手だなと思いました。人を好きになるってまさにこういうことなんだよな〜と思いながら何度も読み返しています。BLというジャンルに収まりきらないほどの名作だと思いました。映画を観るような気持ちで楽しめる素敵な作品です。本当に買ってよかった…紙の本も買っちゃおうかなと思っています!
箱ティッシュ必須
ネタバレ
2022年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先に親愛なるジーンの方を読んでたけど、本作の方が出版は先・時系列はジーンよりちょいあとのお話。序盤は世間知らずなワンコが懐いてて可愛いいし、ギャグ調、一途ワンコ×落ちぶれたヤリマ〇ダンサーで絆され系かぁ、と思ってたのに!!なのに中盤からのシリアス展開でヤバいヤバい、涙が滝。よくBLにありがちな薄っぺらい表現上の『愛してる』ではなく、ほんとに芯からの『愛してる』が描かれてます。ストーリー展開も、回収していく流れも本当にお上手です!!読後クロエの“人生は何かを選んで、何かを捨てて生きていく“の台詞の意味が深くジワる。間違いなく神作です。
映画一本分堪能できます!
ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方も言われてるように、いい映画を見終ったような満足感に浸りました。
アーミッシュについては全く知りませんでしたが、話を読み進めながら、登場人物のセリフやシーンから無理なく理解ができたのは、作者様の力量なのだと思います。
アーミッシュのラムスプリンガを題材に、BL作品を仕上げてしまうのも脱帽です。
しかも、BLの枠に留まらず、家族や夢愛、人生そのものについて考えさせらるような作品になっています。ニールさんのように、自分の夢のために親や故郷と決別する、というのはアーミッシュでなくともあること。ただ、アーミッシュはそれがあまりに厳格である。

世間知らずで、フワフワして頼りなさそうなテオが、オズを愛して、「覚悟を決めている」と言い切る強さを見せる程、変化していくところ、またテオだけでなく、オズも共にそこに至るまでの葛藤や心の機敏が素晴らしかった。

ラスト、でもなぜか切なさが余韻としてじんわり残るのは何なんでしょうね。
この後の2人のことが気になり過ぎます。
私の中で
2019年5月14日
絵はそんな好みじゃないけど、中身が良かったベスト1です。
アーミッシュって、海外ドラマでたまに見る題材だけど、BLでは初めて見ます。
そして、面白さは予想のだいぶ上の上をいっていました。

運命の恋、出逢いと別れ、切なくもあり感動するお話でした。
また、主役の2人が!文句のつけよう無い位、いい青年で大好きです。

心理描写も、とても上手で凄く引き込まれました。
他のレビュアーさんも書かれていますが、アーミッシュ出身のテオ(攻め)は、最初可愛いだけみたいな男の子だったけど、覚悟を決めてから大人の男性の表情へと変わっていくんです、、それが何とも素敵で印象的でした。

ボーイズセッ〇スになってる作品が多い中、正にボーイズラブ!のこういう良作を久々に見た気がします。
作者さんの描きたかった王道ストーリー、私も凄く好きでした。
あぁ~買って良かったぁ。

続きは見たいけど、やっぱり見たくないような複雑な気持ちです。
余韻に浸っています
ネタバレ
2019年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高評価だったので、絵柄はあまり好きではなかったんですが、買ってみました。出だしを試し読みでさらっと流して読んでしまったため、別れが来ることはわかっていても、惹かれ合う気持ちは止められないみたいな?そんな感じで、最後は青春の甘酸っぱい思い出で終わると思っるんだろうなと思い込んで読み進めてました。でも、違いました!いい意味で予想を裏切ってくれました!もしこれがハリウッド映画なら、別れていたんじゃないかと思います。でもこれはBL、BLはファンタジー!BL好きでこの作品に出会えた、本当によかった・・・! 世の中を知り、それまではただ純真だったテオが少しずつ大人の表情に変化していきます。オズがラストで言っていたように、もっと、テオは変わっていくことでしょう。今はまだ、オズへの想いと、世の中を知りたいという好奇心でいっぱいでしょうけれど、どんなに変わっていってもテオがこの選択を後悔することなく、どんな困難にぶつかっても精一杯二人一緒に幸せに生きていって欲しいと思いました。本当に素晴らしい作品に出会えました。
NYでの二人にも興味はありますが、未だ覚めない余韻に浸りながら空想の翼を広げたいと思います。
テオの言葉
ネタバレ
2021年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしかったです。育った環境も考え方も真逆な二人が惹かれていく様が自然過ぎて優しくて何度も泣きそうになった。独特な設定ではあるけど、アーミッシュであるが故にからかわれたり、人によっては無害だと受け入れたりそういうシーンからも二人の生活している世界の背景が広がって見える。テオの言葉でどこか諦めたような切なげな顔をしてたオズが素直になれる。迷いのない言葉はテオだからこそ100%信じられる言葉。説得力があって感動してしまう。そんな二人が欲望のままに求め合うのも本当にエッロい…背徳感?キラキラした二人の未来を想って胸がギュッとなる。しばらく余韻に浸りたくなる作品。
普遍的な愛。シリーズトータルで☆5
2021年1月24日
個人的には次作の『親愛なるジーンへ』がスピンオフという位置付けを超えた大傑作だと思っていて、寧ろ何も予備知識なしに次作から読むことをオススメしたいくらいです。本作はシリーズ第一作ということで、物語と共にアーミッシュという特殊なキリスト教一派の説明が含まれます。親切でありがたいですが、次作はそいいう部分が全て削ぎ落とされ、いい意味で物語としての完成度が高まっているように感じます。とはいえ、本作も、時代や場所の設定、キャラクター、背景まで書き込んだ絵、エンディング、全て綺麗に折り重なった魅力的な作品です。
時代物や外国物は苦手という方でも、大丈夫と思える普遍的な物語。心の綺麗な人々による、綺麗事だけではない愛の話を読みたい全ての方にオススメです。基本はBLですが、友情、家族愛、郷土愛、大人になるという成長物語も折り重なり、物語に深みがあります。アーミッシュは賛否両論ある一派ですが、作者さんは政治的にはニュートラルに、心情的には温かく、でも啓蒙的に肩入れすることなく、フラットな一個人の視点を貫いて描いており、好感を持ちました。
話題作。途中から涙がとまりませんでした。
2020年5月15日
アーミッシュ文化に関心があった分、避けてきましたが、続編も(時間軸は過去)出たので拝読。途中から涙がとまりませんでした。ラムスプリンガは今では有名になりましたが、知らないがゆえの葛藤や愛の壮大さ、昔の映画のようなどストレートな愛の物語だからこそ、悲しすぎる、愛しすぎる作品でした。カルトとも呼ばれ、闇の部分に焦点があたりがちなアーミッシュの話題ですが、このような美しい描き方に心動かされました。名作です。まさかblで読めると思わなかった。本当にすごい。作家さんの他作品との違いもすごいですが、日本の漫画文化のすごさにあらためて感動しました。冊子での購入もします。
川から大海に出たニジマスは川には戻らない
ネタバレ
2021年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭、一人の青年が故郷と青春に別れを告げるシーンから始まります。舞台は80年代のアメリカ、酒場にいたアーミッシュの青年を客と勘違いしたオズは青年を自室に招き入れ、間違いに気付きます。その青年•テオはラムスプリンガ(300年前の暮らしを守り続けるアーミッシュが成人に当たり世間を経験する期間)を迎え、初めて町に出て初めて酒場に入ったのでした。酒場で働きながら客をとるオズは、ブロードウェイを目指していたものの夢破れて、この町に流れ着いたのでした。厳しい戒律の中で育った天真爛漫で素直なテオは真っ直ぐにオズを信じて仔犬のように懐き、一緒に酒場で働くうちに二人は惹かれ合うようになります。けれどもラムスプリンガを終える時、外界から隔絶されたアーミッシュとして生きるのか、故郷と家族を捨てて外の世界で生きるのかの二者択一を迫られるのでした。
ベトナム戦争やアポロの月面着陸など、アメリカの光と影の延長線上にあった80年代を背景に描かれる、まるで映画のような、情緒溢れる美しさと余韻に満ちた作品です。
スピンオフ『親愛なるジーンへ』では、NYでブロードウェイを目指していた若き日のオズがちらりと姿を見せてくれています。ぜひ併せてラムスプリンガシリーズの作品世界を堪能して下さい。
本当に映画のようでした
ネタバレ
2020年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「映画を見ているようだった」という多くのレビューを見て期待大で購入。その大きな期待を更に飛び超え、まさに圧巻、映画のようでした。凄かった…。圧倒的な画力、ストーリー構成力、コマ割り、表現力、台詞回し、時代設定、キャラクター設定…一つ一つからクオリティの高さというか抜けのなさというか、熟考され細部まで練り込まれた職人ワザの集大成のような物を感じました。
登場人物達が本当にそこで息づいているかのような存在感を、肌身で感じることができました。
ダニーや村のことを思うと切なくなります。この燻るような熱と切なさもこの作品の醍醐味だと思います。みんなにオススメしたい作品です。
予想以上
ネタバレ
2021年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくいいとレビューを見て気になって読んだのですが…
試し読みと全く印象が違う。
本当に良質な映画を観たような読後感です。
アーミュッシュの青年テオと元ダンサーでウェイターと『別の仕事』をしてるオズ。
テオが文明と隔離されたアーミュッシュの村から出て、普通の生活を体験するラムスプリンガでの出来事。
何も知らなかった純真無垢で天使のようだったテオの成長と、傷ついて夢を諦めて生きていたオズが自分を取り戻していく様が見事でした。
以前、アーミュッシュの方々のドキュメンタリーを見たことがありますが、村での生活も閉鎖的ではあるけれど長閑でとてもいいものにも思えるんですよね。
便利ではあるけど良いことばかりではない、こちらの世界とどちらが良いのか。
オズの戸惑いや迷いも、ダニーやクロエの淋しさもよく分かります。
ああいう隔離されたコミュニティで暮らす幸せと良くも悪くも自由な外の世界の対比が見事で色々と考えさせられました。
ハラハラしたけどラストシーンがとても良かったです。
何回読んでも大好きです!
ネタバレ
2021年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくよかった…本当に映画を一本観たかのような充足感。
ストーリーも絵も全てが素晴らしく、何度読んでも面白いです!
アーミッシュという昔からの暮らし方を大事にしている人たち。その人たちには思春期ごろにラムスプリンガという自由になれる時間が与えられる。お酒、たばこ、音楽などを知らない若者がラムスプリンガを経て、俗世から離れて生きるか村を離れて俗世と関わって生きるかの選択を迫られる。離れたものはもう村には帰ることができず、故郷を忘れていかなければならない。
村が大好きで、でも愛を知ったアーミッシュの少年が最終的にどんなふうに生き方を選ぶかが壮大に描かれています。セッも知らなかった青年がエッチなお兄さんに誑かされるのかなぁなんて思ってみてたのですが、愛情深くてお互いになくてはならない存在になっていくのが楽しかったなぁーほんのり苦味がのこるかんじもあるけど、ハッピーエンドなんです!
みんなに見て欲しい作品です。
読んで欲しい神作品
2021年8月8日
他サイト等でも、素晴らしいと
よく目にしていた作品名でしたが、まぁ、
いつかは読もう位の感覚でした。
先に 親愛なるジーンヘの、試し読みを読み、 先に 親愛なるジーンヘに、惹かれる
親愛なる…を読む為に、では先に本作を読んで置こうくらいの感覚で読み始めました。

本当に、皆さんが素晴らしいと言われていただけある程に、読んでよかった。読み応えもあります。
素晴らしかった。本当に、本当に、本当に読んでよかった。多分、本作後、すぐ、親愛なる、も続けて読んだという事もあるのか、
特に心に 響く作品でした。なんとなくしか知らなかったアーミッシュや、アーミッシュでの文化や歴史。そんな世界感で描かれた作品 とにかく 読んでみて欲しいと、強く思えた作品です。
今後の2人を見守りたい!続編希望です。
2019年4月25日
なにこれイイ!凄く良かった。
後書きに「もはやコントかよって感じの定番ド王道を真剣に描きたい」「ハッピーエンドだけど、少し苦みも残るような空気を醸せていたら…」と書かれてましたが、まったくもー作者様の(狙い)通りにハマっちまいましたー。
まさか、平成終わりにそういうものを読めるとは!
80年代のちょっと古い設定も上〜手い。
他の登場人物像の作り込みも、台詞の一つ一つに散りばめられていて物語の幅が広がってますよね。
まるで往年の大先生方が描かれている様な満足感。
この作者さんのこの手のお話また読みたいです。
これ一冊で終わりの方がキリが良いのでしょうが、今後の2人も是非見てみたい。NY編描いて欲しいです。
映画映画ってみんな言うけど
2019年5月15日
これは映画だわー!(笑)
正直絵もちょっと苦手で、扱っているものも宗教色濃そうだし、大分敬遠してきたがこれは読んでよかった!
何を求めて生きるのか?何が幸せなのか?それぞれが考えていることが、線を辿るように入ってきて、脇役の気持ちにも読み手が馴染んでいけるこの上手いストーリーの流れよ。
主人公たちの恋愛模様を追うその背景で、宗教、職業、人生とは、恋とは!なんて、そんな大きなテーマにも触れさせてくれる。
続きはあえて読みたくない(出ないだろうけどね)、この後のことは二人の幸運を祈って任せたい、そんな余韻が残る作品だった。
読み終わったあとのずっしりした満足感、BL食傷気味の方にこそ味わってほしい。
迷ったら是非一読を
2019年5月31日
あらすじを読んでもなんだか難しそうだなぁと思い、試し読みでもあまり惹かれず半信半疑で購入。
いざ読んでみると難しいどころか聞きなれないはずの言葉もスっと入ってきてどんどん引き込まれ、本当にコミックス1冊分?!とびっくりするくらい凝縮された素晴らしいストーリーでした。
少しずつ明かされていくオズの過去、それを包み込むテオの真っ直ぐな愛に、感動という言葉だけでは言い表せない気持ちになりました。
こんな気持ちになったのは初めてです。
私の好物であるキュンキュンする場面も多々あり、辛い場面もありますが、それらを経てラストを読み終えた時の感情をたくさんの人に実際に味わっていただきたい!
購入を見送らなくて良かったー!
スタンディングオベーション!!
2018年6月2日
壮大な映画を観終えたような!!
こちらの作家さんは前作が好きだったので購入したのですが、この作品でもまた「おもてたんと違う」!
いい意味で裏切られました。
これは今年何らかのランキングに選ばれるのでは??
選ばれて欲しい!

色んな要素を詰め込んではあるのですが、それがぶつかる事なく、相乗効果と言うか個々にも引き立っていて、かなり心を持ってかれました。
ノンケ年下ワンコの覚醒…いいですよね!!!
間違いないやつ!!!

久々にスケールの大きいBLを読みました。
舞台が海外だからと言うわけではなく、受け攻め共に、心の成長、葛藤、決断と、短いながらもかなり劇的に人生が揺れ動くさまが描かれているからかなと。
沢山の人に読んで貰いたいです!
映画のよう
2018年6月18日
アーミッシュのテオ×ダンサー崩れのオズの運命の恋の物語です。最初に試し読みを読んだ時は絵が好みじゃなかったのでスルーしてしまいましたが、評価が高かったので購入。結果、食わず嫌いは良くないなーとしみじみ…。レビューにあるように、本当に1本の映画を観たような気分になりました。アーミッシュというのは知らなかったのですが、あとがきにあるように運命の出会い、禁断の恋などドラマチックなことこの上ない。なにも知らなかった子供のようなテオの急速な変化にドキドキしました。これから二人はどうなるのか…きっとすべてが順風満帆とはいかないでしょうが、二人の幸せを願わずにはいられない、本当に素敵なお話でした。
何度でも読み返したくなるお話
ネタバレ
2019年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆様が書かれているように、まさに壮大な名作映画を観たかの様な読後感…。゚(゚´ω`゚)゚。

最初は少し絵柄が古い感じで、正直どうかしら?と思いましたが、物凄い画力に驚きました!!人物も背景もひとつひとつが丁寧に美しく描かれ、絵だけではなく心の描写も素晴らしかったです。特に 最初子供のように無垢だったテオが、どんどん成長していく姿がとても良かった。もうBLの枠を超えた作品だと思います。
ラストシーンはため息ものでした。少し心に憂いを残す様な終わり方が、これからの2人を色々と想像させてくれて、そこがまた良かったです!
また何度も読み返してしまう作品だと思います。
愛に溢れた話
ネタバレ
2019年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュの中でも特に純粋な攻めと、酒場でダンサー兼男娼としてはたらく受けのお話。

アーミッシュの文化や作中描かれるラムスプリンガも知っていましたが、しっかり調べた上で書かれたんだな、と思いました。
アーミッシュのキャラクターがでる作品ではよく描かれる悩みです。心から愛する家族、安全、穏やかな暮らしを捨てて、何か他のものを手に入れるか。
でも、中でもとにかく攻めのワンコくんが深い愛情を持った子だったのでとても癒やされました。

受けの傷も彼が癒やしてくれるんだろうな、、愛って尊い。
受けも受けで、家族思いのいい子でした。それゆえに道を逸れてしまったけど。
お父さんを愛していたんだなぁと、、軍人ネタは反則です。
80年代?あたりのアメリカの話ですが、面白い設定で史実に基づいた世界観が好きな私としては大満足でした!
素直って尊いもの
2019年7月28日
大人になればなるほど、経験を重ねて色々なことが出来るようになる反面、抱える事も多くなります。子供の頃には考えなかった世間体、見栄などで素直に色々な事を表現することから自然となくなっていきます。
そんな社会に生きる人に一度見ていただきたいです。
こんなに素直な事が、心を打つという事を思い出させてくれます。本当にこの作品に出会えて良かったです。
BLが絡んでいるからこそ題材としても良いのですが、それ故に読まないという方も多いと思います。それだけが残念な所です。
しかし最近は雑誌CREAなどでも紹介されたりしているので、今までBLを読んだ事がない方にも読んで頂く機会が増えればいいなと思います。
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すごい
ネタバレ
2019年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終った後に、人間とは…となる作品。
自由の上に立つ代償や、新しいものを得るために捨てていかなければならないもの、生きていく上で大小あれど取捨選択を続けていく中で、人はどう生きていくのかを考えさせられる作品だと思いました。bl なのに…。でもちゃんと萌シーンもあるからほんとにすごい。面白かった。私は子供の親なので、テオが外の世界に染まっていく姿を見て、ハラハラしたりもしましたが(笑)子供っていつかはこうして巣だっていくものや…自立と堕落は共依存やなとか、自分もこうして生きてきたんやなとか、色々と考えることが多かったです。
は~、いい作品に出会えた✨
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80年代アメリカ舞台の年下わんこ攻め
2019年2月25日
1冊全部表題作のみです。
櫻田先輩改造計画を読んでいたのですが全くタイプの違うお話で驚きました!
80年代のアメリカが舞台なので出てくる音楽などもその時代のものでちょっとノスタルジックです。人間の原点回帰のようなアーミッシュという宗教団体も始めて知りましたし習慣や風習など細かく描かれていてちょっとしたお勉強にもなりました。
ブロードウェイダンサーとしての夢破れたオズとアーミッシュの社会勉強的期間ラムスプリングを過ごすテオ。二人が出会って一緒に暮らしお互いの世界を紹介し合いながら日々過ごすうちに二人の未来について色々と考えるようになり。。色んなことがちゃんと最後にまとまっていてとてもしっかりしたお話です。単純にハッピーエンドとは言えないけれど是非最後まで読んで欲しいオススメの1冊です。エロは櫻田先輩に比べたら軽いですがそれなりに。
良かったです!(≧∇≦)
2019年1月2日
お初の作家さんでしたが、スゴいオススメもあって是非とも読みたくて購入。お話しの内容は80年代アメリカです!ブロードウェイの舞台に憧れダンサーを目指した青年とアーミッシュの青年のお話しです。アーミッシュについては本編をお読みください。(笑)
とても良くできたお話しだとは思いますけど…自分にはそんなに刺さりませんでした!今BLもお話しが少し飽和状態気味でなかなか新しい設定とか?難しい時期に差し掛かってるので、作家さんも大変だと思います!読んだ事の無い物をそして感動する物を描く先生も探すファンも難しいです!そんな中、この作品は感動作に入るのでしょう、ネ?一つ付け加えると自分は映画の『ブロークバック・マウンテン』を強く思い出しました!
確かに星★全部です‼
2018年11月5日
桜田先輩~のようなお話も描かれてたり(大好きです)今回のこのような感じのお話も描かれたり…となんて振り幅が広い方なんだと感動!!
✨✨✨
絵がスゴくキレイなので、読みやすくて、このままアニメーションにも出来るんじゃないかというような奥行き、スケール感を感じました。

敬虔なクリスチャンのラムスプリンガという、私の知らないしきたりを話のベースに置いて、そこにBL乗せてくるあたり、このお話のセンスは素晴らしいです。馴染みのない設定なのに、スゴく引き込まれました。
皆さまの好評価も確かに納得です!!!

いや~、ぜひ読んでもらいたいな!
満足できるお話だと思いますよ♪

相変わらず、ガチムチでエロもありですし
クスッと笑わしてくれたりしますよ?

あ~あの人が!とかいうのもあるので、何回も読み返したい作品でした。
おすすめです❤️
攻めのテオの成長✨
2018年8月23日
桜田先輩シリーズが好きなので、こちらも読んでみたのですが、全然雰囲気が違う作品で驚きました!
純粋で世間知らずな攻めのテオと、ダンサーになる夢を諦めた受けのオズの話なのですが、二人の恋愛だけでなく人生についても描かれており、また、テオの幼馴染みであるダニーの葛藤などもあり、切ない雰囲気が漂う作品です。それでも暗くならないのは、攻めのテオの可愛らしさ!攻めとは思えないくらい可愛いです?最初は子供っぽすぎるのでは?と思ったテオが、作品を通して成長し、決める時は潔よい、素敵な男性になったのが良かったです?受けのオズも、美人で面倒見がよくて、男気もあるという素敵すぎる受けです。
キャラクター、ストーリー共にとても素敵な作品でした!
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なにこれー?
2018年6月30日
評価すごく高いので、初めから絵柄よりストーリーに期待して購入。
ワンコな攻めと男前な受けの魅力に読み始めてすぐにハマりました。←文章にすると薄っぺらいかも…本当に素敵なんです。

なんだか心が洗われる?上辺のキレイさじゃなく、各人物の奥底から咽びでるような心の叫び?生きている、描写がとにかくすごい!オズがアーミッシュになるという選択肢はなかったのかという疑問もあったけど、規律的に可能だったとしても…やっぱり違うんですよね?
作者さんのまとめ方にも感動♦
絵も好きです。はっきりしたラインで読みやすいし、丁寧な一本一本の毛束感や写真のような背景にも感動☘星の数が5じゃ足りないと思ったくらいに素晴らしいと思います。

読み直しにかかった時に、カラーイラストのお買い物シーンを見て、テオのそばかす出てきた感から5年後くらいのNYかな?と思ってほっこり妄想しました?
心からオススメします
ネタバレ
2018年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるで映画を見ているような気持ちになりました。絵の綺麗さはもとより、登場人物たちの魅力やストーリー性など、どれをとっても傑作です。オズがテオにダンスを披露するシーンはあまりの美しさに思わず息を呑みました。それぞれが抱えた過去、葛藤を超えて、二人で生きていく道を選べたことが本当によかったです。テオが故郷に別れを告げ、オズと外の世界へ旅立つシーンは思わず泣いてしまいました。ダニーの泣く声や悲しみにくれる家族の顔、吹き抜ける風や柔らかい日差しまでもがすぐ近くに感じられる気がしました。ハッピーエンドなはずなのに、苦しいまでの切なさが胸に残ります。買うことを躊躇っていましたが、日に日に増えていく高評価のレビューに背中を押されて購入しました。本当にこの作品に出会えてよかったです!
幸せで切ない映画のようでした
ネタバレ
2018年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人情味があるお話でとっても良かったです。
今後の人生、今まで通り生きていくか、そうしないかの決断が切なかった。
はじめは幼く見えたテオが、自分のことも周りもよく分かっている人物に成長して頼もしかったです。オズは挫折しつつも根は優しくて頑張り屋さんなところが魅力的でした。
車も持たないアーミッシュという信仰については知りませんでしたが、話の中でやさしく理解できました。
登場人物の背景がしっかり描かれていて、エロもあり、私は大満足でした✨
欲をいうなら、その後の幸せな二人を少し見てみたかった~でも切なさを残して終わるなら、これがベストですね。
素晴らしい!2018マイベスト!!
2018年6月5日
素晴らしいの一言です。
メディアを通してだけですが、アーミッシュは、どういう方達かわかっていたつもりですが。
その方達の 心までは触れることはできませんでしたが、この作品で知ることができました。
信じられない⋯
2025年12月27日
「桜田先輩〜」や「藤咲忍〜」を描いた方と同じだなんて⋯⋯。

なんかもう、言葉にならない切なさ。
この感動を伝える語彙力が、私にはありません。
登場人物それぞれの愛があり、苦悩がある。
最後もハッピーエンドのはずなのに、少しの悲しみもある。
生きていくため⋯⋯他人とともに生きていくための取捨選択は誰しもに痛みや悲しみがあります。
その選択を後悔せず、選んだパートナーと共に生きていきたいと改めて思いました。
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ストーリーは最高でしたが…
2021年12月11日
とてもとても感動しました。これからもずっと読み返していきたい作品です。ただひとつだけ気になったのは、このお話のアーミッシュの社会では洗礼を受けなければ二度と故郷に戻れないという感じですが、自分が調べた限り実際はそんなことはないようですがどうなんでしょう?コミュニティによってはそうなんでしょうか?オリジナルの設定だとしたらその旨後書きにでも記載した方がいいような気もします、勘違いする読者も多いと思うので。
幸せを考えさせられるお話。
ネタバレ
2023年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文化の違い。
幸せとは色々な形があり、正解はなく、その時々に立つ岐路で自分の思いのままに進むのか、違う道をいくのか、、、どちらの幸せを選んでも幸せかも知れないし、後悔の嵐かもしれない。
純粋なハッピーエンドでは無いお話に、考えさせられる。
私の中で、1番きもちにより添えたのは、意外にもダニーだった。
先に
2022年2月14日
先にジーンを読んでいたのですが、スピンオフ?だったとは…。一巻完結でとても綺麗に纏まっており良かった。意外性というものは欠けているかもしれないが、正直この作品に対しては王道でいいと思う。すごく良かった
良かったです
2021年12月2日
あまり身近ではない文化の中での2人のお話がとても新鮮で素敵でした。
絵も綺麗でストーリーも面白く、読んでよかったと思えるお話でした。
名作ですね。。。
2021年5月6日
すごくストーリーに引き込まれるいい作品でした。
設定もすごい。映画を観ているようでした。
苦手な組合せでなければ
迷ったら読んでみて欲しいですね。
知らない世界
2020年8月31日
二度と故郷に戻れないなんて寂しすぎる風習だな。。。でも色々な人種や考え方、生活があって。世界は広いなぁ〜と改めて知りました。辛い決心をしたからこそ、ふたりはずっと幸せでいて欲しいな〜
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素晴らしい!
2020年5月11日
桜田先輩のイメージだったけど、全くそんな事なく、1つの映画を見るような作品でした。
素敵な物語を読ませて頂きありがとうございました!!
洋画のような世界
2019年8月15日
アメリカ社会における、都会と田舎の、まったく違う土地の2人が惹かれ合う様が、本当によく描かれていて、久しぶりに出会った傑作BLでした。一巻完結ですが、ボリュームがあります。女性の静かな嫉妬心も本当に僅かですが含まれるので、女性キャラ苦手な方は注意してください!
香る80年代US、願う実写化?
2019年10月18日
読後もしばらく圧倒感&絶句感?に浸食されます?
登場人物たちの優しさともろさと、そして若さに羨望と、明日への活力を授かること間違いなし♦です。迷える晩?はテオとオズ?。
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まるで映画のよう
2019年3月16日
すごい感動しました!話の作りも上手く、完全に引き込まれてしまいました。読んだ後の満足度半端ないです!
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美しい
2019年1月5日
アーミッシュでBL?と思ったけど、人が人を大切に想うという人間ドラマなんだよね。読みながら何度も泣いたし、感動もしたし。新年早々素晴らしい作品に出会えて良かったです。
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とにかく美しい
2019年1月2日
正直作者買いだったけど、予想外に良かった。ストーリーが映画のように美しい。エロももちろんあるし、主役2人のキャラが好き。
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BLで号泣
2018年11月26日
すごくエロエロな作品を書いてる漫画家だったので 一体どんな話かと
思って読んでみました。言葉や表情一コマ 刺さるものがあって
号泣しました 凄い力量。映画みたいでした
安定した生活から 変化の決断を迫られる時って 誰しもあるから
何かと重ねて読んでしまったのかも知れません
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間違いなかった
2018年6月29日
評価が高かったので読んでみましたが、本当にみなさんのレビューどおり読み応えのある素晴らしい作品でした。タイトルどおり情景がとても美しくBLではありますが、映画で観たいと思いました。
とても長く感じました。
2018年6月6日
こんなにも一字一句読み残すことなく端から端まで絵を見て台詞を辿ったのは初めてかもって思うくらいに集中して読みました。
読み終えた後の切なくてもどかしい気持ち。一息ついても消えない心苦しさ。
映画一本見終えた気分です。
もっとたくさんの人に読んでもらいたい。
素晴らしいの一言
2018年6月5日
読み終わった後の、言葉にできない感情がすごいです。せつなさと嬉しさと、涙を流したくなるほど綺麗な物語でした。アーミッシュ自体はなんとなく知っていたのですが、「ラムスプリンガ」という慣習やその後は知りませんでした。なんて悲しくて切ない選択肢なんだと胸が痛くなりました。
読んだ後、アーミッシュについて調べてしまいました。生き方を考えさせられる作品です。
映画だ!
2025年11月23日
美しい!ブラボー!すごい、ほんとに。引き込まれました。白黒原稿なのに、最後のページはとても眩しかった。
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作家名: 吾妻香夜
ジャンル: BLマンガ 弁護士(BL)
出版社: 心交社