絵はまだ粗削りか、若干雑さもある軽いタッチですが、描き込みすぎな漫画は見てて疲れる私には程好い抜け感で心地よく読めました。ちゃんと設定の状景が伝わるくらいの必要最小限の背景が描けていて、くどくなくて丁度いい絵です。
デブが主人公で痛々しくなく楽しめるのか?少し抵抗感のようなものもあって最初は期待しませんでした。でもこのスーパー前向きで明るい主人公の面の皮の厚さには笑わされ、元気をいっぱいもらえました。デブだからこそ可愛い、そして楽しい、唯一無二の存在感あるキャラクターです。ほんのりサスペンス要素も見え隠れして人間ドラマもチラホラ、展開のテンポも良くて一気に読み進めてしまいました。続きが待ち遠しいです。