現実を受け止められない公爵に腹が立ち、周りの執事はじめ、使用人の扱いにも腹が立ったが、頭の回転の早いオパールの切り返しがとても痛快であった。
現実を顧みない公爵の無能さ。
それに縋って、自分の良いようにしていこうとするノーザン夫人親子。
ステラの自己中心的な振る舞いにも呆れたが、オパールにやられるところは本当スカッとした。
施しは受けないわ!なんて…貴方に何が出来るのか、とすら呟いてしまった。
公爵の無能さには、本当呆れて物も言えない。
オパールにやり込められるあたり、本当世間を知れよと言いたくなった。
公爵が変わってきたかと思いきや…の展開で、お互い投資家としての付き合いをしていく2人。
相変わらず、公爵は公爵で、オパールの努力してきて培ってきたものを横取り?するようなやり口。
なんとか新事業が上手く収まり、良かった良かったになるが、まさかの公爵がオパールに…!
4巻の急展開に驚いたが、終わり方も心温まる終わり方で、とても良かった。