まだオメガバースの認識がなく初めて(かもしれない)αとΩの存在が生まれた時を、男子高生という親の庇護下にあって自由が効きづらく集団で暮らしている中で過ごす二人、というのをこれでもかという画力と表現力で描き表していて凄かった。
一ノ瀬ゆま先生の前の作品を持っているんですが何があった??てびっくりするくらい絵も漫画も上手くなっていて(ブランク期間同人活動してたのかな?)迫力ある表情、色気のある体やポーズがこのテーマの作品をさらに魅力的にしていて、この画力あってこそ!て話です。
αとΩの特性がどんどん出ていって、仕草や顔つき体つきまで喬は雄味が増してかっこよくなっていくし、西央くんはどんどん色っぽく綺麗になっていくのも見所。最初はどう見ても地味ガリ勉でオドオドしていて注目されなさそうだった喬と、めちゃくちゃ女子にモテて受けっぽさすら感じられない程普通のイケメンにしか見えない西央くんが、フェロモンの影響で激変していくのがもー面白い!
4巻まで読みましたがさらに先が気になるわくわく感があり、今後も楽しみな作品です。