先生の作品は『自惚れミイラとり』ではまり、『オスワルド』でキュンときて3作目ですが、最高に良かったです。これは決して過大評価でもファンだから推すわけでもなく、純粋に評価の高さが物語っているので信じて読んでみてほしいです。星4.9で1000近いレビュー数…ここまでの高評価って(どんな作品も合わない人は一定数いるものだと思っているので)ちょっと記憶にないです。
日常で真面目に一生懸命働いているが故に、日々溜まるストレスや愚痴、その反動でプライベートでは割り切った関係を望んでいるシュウ。一方で異性との関係に違和感を持っていたユキヤ。この二人が出会うのは必然なんですが、話が進むにつれて明らかになる様々な設定が、まぁ面白いのです。でも細かい事は言いたくないです。意地悪でも何でもなく、これから読む(かもしれない、いえ読んでほしい)人には、絶対にガッカリさせはしないので、是非ネタバレなしを第一にトライしてほしいです。
本棚を確認しましたら、先生の作品は『兄弟失格それ上等』を積んでました。こちらも楽しみに読みたいですし、他作品も読んでみたくなりました。