レビューし忘れてました。読み直しをしましたのでここでレビューを。漫画棚の1軍にありまして読み直しました。静の描写がホントに良い。セリフなしで魅せる画力が唯一無で特にキスシーンが良い!この作品きっかけでカネ子先生の作者買いが始まったんだっけ。
タイトル通りのストーリーではありますが、行哉ターン柊ターンとお互いがお互い想いを馳せる描写が秀逸です。言葉じゃなくてまさに静。だんだんと気持ちが心が動いていく、描写が作画が…心に刺さってきます。読んでだんだんと心揺さぶられます。行哉のオスみとセクシーさが特に良いよ。激しく求めてくれるけれど、大切に思われ、優しくされているのがキスひとつで分かる。全身で求めてられて好きだって身体から言ってもらえているのが分かるんだと思う。だから柊は忘れようにも、切りようもできず、手放せなくなってしまったわけで。柊は本当に自分が誰かに必要とされることと、求められるのがだた怖かったわけで。自分が相手と同じ分量で好きになるのがだだ怖く、愛を知るのが怖かっただけな人だよ。
愛を知るのが怖い臆病な大人✕愛を知ったら猪突猛進な若者の塩梅がお見事です。
読み直してもやっぱり秀逸作だと実感します。