今まで色々なBL作品を読んできましたが確実にTOP5に入る作品です。
良いBL作品を探してシーモアのランキングを見たり、SNSで皆さんのオススメを見てみたりしていますがなかなかグッとくるものがなく、、、。10代の頃は色々な作品に感情が動いていたし多くを好きだと思えたのですが年齢を重ねてしまうと精査してしまうし良くも悪くも肥えてしまうな〜と。そんなこんなで自動購入しているポイントが溜まっていく日々でした。
でもBLでめろつきたいんだー!という一心で色々な人のおすすめを見ている中でこちらの作品に出会いました。
おげれつたなか先生といえばヤリ部。恥ずかしながらどの作品も手をつけたことがなくとにかくヤリ部の印象でした。なので試し読みをしてみて、こんな作品も描かれているのだなあ〜と少し驚きました。
ポイントも溜まっていたし多く買うとクーポンが頂ける期間だったこともありサクッと三巻購入。すぐ読みました。
もう、本当に衝撃。
絵も綺麗だし、ストーリーも良い。各キャラクターの感情の動きも丁寧に描かれていて、それでいて読みやすい。読みやすいからこそサクッと読んでしまわないよう、各キャラクターの感情を見落とさないよう、じっくり読みました。
ストーリーに重さがあるのにそれでいて納得があって、感情の動きがあって、絵が美しく、濡れ場も良い。さらにその上でめろつける。
こんな作品を見落としていただなんて、自分はまだまだだと思い知らされました。
もう既に何回も読み返していますがその度に泣けます。
この先のお話も読みたい!と強く思いますが凄く綺麗な終わり方なので不完全燃焼感は全くないです。
間違いなく今後も何度も何度も読み返すと思います。
これだけいい作品に出会えたのだから、たなか先生の他作品も手をつけてみようと思います。
ほんまに、感謝。幸あれ。