ネタバレ・感想ありQの婚姻のレビュー

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言葉では表せない傑作
ネタバレ
2025年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品は良過ぎて言葉では表現できません。
生涯をかけて求婚する勇者の気持ちは、ただ純粋な彼への愛。苦難があっても迷うことのない真っ直ぐな愛に心打たれて、なかなか叶わないことに胸が苦しくなります。魔王の気持ちも切なくて苦しい。この先はネタバレせずに作品で堪能して欲しいと思います。
絵もすごく上手くて、表情から切なく強い気持ちが伝わってきます。絵、ストーリー、情感、創造性、あらゆる面で群を抜いた傑作。星が5個では足りない作品。
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ああ………
2025年7月10日
ああ……シリーズの中で一番染み渡った作品でした。
ああ……Q……
初めから終わりまでとても素晴らしかったです。
すごく良かったです!!
2025年7月5日
まぁ、良くある勇者×魔王かなっと思って油断してたら見事に泣かされました
設定やストーリーもよく考えられていてすごく良かったです
最高の勇者物語
2025年7月3日
勇者が描かれたものは数多さえあるけれど、これが最高かと思います。勇者に泣かされて、初めてレビューを書きました。
ありがとう、勇者!
愛蔵版を出して欲しくなる
ネタバレ
2025年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ きっと豪華な装丁と装飾が映え、愛おしい一冊になると思うから。でも電子でも充分愛おしく、泣いちゃってなかなか読み返せない。

描き込みが細やかで美しく、世界観が確立されている。
なによりキャラクターが魅力的。一途な勇者とキュートな魔王の、恋は乙女のように清らかでいじらしい。賑やかす魔王軍たちも見ていて飽きない。

若くて優しい勇者には、フルールドリスの紋章があしらわれた小粋な衣装が良く似合う。宝探しの旅には心が躍り、待つ身の魔王のあれこれには自然と頬が緩む。

やがてある出来事に焦点があたり、ひとつの結末へと物語は加速していく。少しずつ近付くそれを前に、ただただ息をひそめ、ページをめくる。

物語に身をおき没頭する時間の、なんと幸せなこと。
皆様のレビューを読んで、またじわり。
登場人物のあの人もこの人も。物語のあの時のそれもこの時のそれも。全てが愛おしい、そんな作品です。
とても良かった、、!本当に良かった!
ネタバレ
2025年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの先生の本は何冊か読ませていただいていますが、今回のお話が飛び抜けて好きです。
最初の印象からド・ファンタジーでとっても可愛いくて読みやすく、その中にも勇者と魔王、ロミオとジュリエット、かぐや姫等の要素が絡めてあるのでストーリーにも入りやすい。
勇者が魔王に何度も求婚しているのですが、後半になるにつれ切なく切なく切なくなり、涙が止まらなくなるんです。
勇者も魔王も真っ直ぐでとても素敵な二人。
途中までこのまま辛い終わり方だったらどうしようと胸が締め付けられましたが、そうではなくて本当に良かった!
ネタバレしちゃってますが!ネタバレ無しで読んでいただきたいなぁ
ぜひネタバレ無しで
ネタバレ
2025年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。今作も胸が抉られました。

一話ごとに蓄積されていく重みに、途中からはティッシュを目に当てたまま読み続けました。
作者様の描かれる受けも攻めも、献身が過ぎる〜(号泣)
キャラ達が愛し過ぎて、悲しい、読みやめられません…!

そして、ああ!良かった!
最後には、救いがありました。
良かった〜!嬉しい!感無量です〜!(嬉し泣)

最後に収録されているイラストも最高です!
壮大で美しいファンタジー
ネタバレ
2025年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様方の高評価レビューでずっと気になっていた作品です。満を持して拝読。

まず絵柄と世界観の美しさに圧倒されました。壮大なファンタジー。そして確かに竹取物語とロミジュリを彷彿とさせます。勇者と魔王だもんな😣
それとキャラの溢れんばかりの魅力!一途な勇者と可愛らしくてピュアなQ…。魔王なのに何であんなに可愛いの!?読みながら思わずのたうち回ってしまった…。
この愛すべき二人はどういった結末を迎えるんだろう。ハラハラしつつ、お話が佳境に入るにつれて涙が出てきてしまいました。
とびきり美しくて優しい物語。出会えて良かった!皆様の素敵なレビューに感謝です。
素晴らしい傑作
ネタバレ
2025年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分が倒した魔王に求婚する勇者のお話。
竹取物語とロミオとジュリエットを組み合わせたような雰囲気です。
はじめはツンデレ魔王が可愛くて癒されていましたが、魔王が人間との寿命の差を知り、魔王がなぜ魔王になったのかがわかり、魔王と勇者の関係がわかるにつれて切なくなっていきます。
景勝地の悲恋伝説のようなラストかと思われましたが、小石川先生は数百年後の素敵な結末を用意してくれてました。
作品中の全ての設定も言動もエピソードも無駄なく繋がっていて全てに意味がある。優しくて切なくて美しい物語。今作も涙なしには読めません。電子限定おまけを読み返しただけで泣けてくる〜。
美しい叙事詩
2025年6月3日
小石川先生の作品は美しい詩を読むような感覚を与えてくれます。立原道造やワーズワースの世界のような…。今回も愛らしい魔王と愛を献身で伝える勇者のとっても美しい物語。感動しました。凡人が多くを語るよりも、とにかく読んで欲しい。
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泣いた
2025年6月2日
美しい童話のような絵とストーリーでした。泣きました、大号泣です。まさに人生と命をかける初恋。両片思いなのにウブすぎますよ、魔王と勇者!
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グリム童話よりも卓越
2025年6月2日
もう「さすが」と言うしかない大好きな小石川あお先生の作品。一コマ一コマここまで繊細で優しく描かれている作品は今まで観たことなかったし、BLというジャンルだけでは勿体無いくらい、それこそ子供(居ないけど)に読ませたい絵本の様な作品でした!
尊い禁断愛でした〜(涙)
ネタバレ
2025年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ (5月新刊)あおさん買いです。あらすじ通り魔王と勇者の禁断愛なのだけど…またしてもあおさんに泣かされました。

前半あおさんお得意のお耽美で欧州っぽい童話世界がコミカルで、スルスルと惹き込まれどっぷり惚れ込んだ先のアノ展開◎お見事です!!

冒頭からの細かな描写が全て伏線だと気付く頃には涙が流れ、こんなにも先の読めずもどかしい禁断愛ってあったかしら。オチを知って三周すると嬉し涙に変わるというのもニクいです。再読でも心を揺さぶられまくり、漫画好きで良かったな~と思える一冊です。

そもそも期待値上げて読み始めるあおさん作品ですが、今回もそこをゆうに超える話を一冊にまとめられる凄さ◎
素敵なお話をありがとうございました。
ラストのカラーイラストまで隅々まで愛おしいです♡
雄々しいライオンにメイド服を着せちゃうあおさんたまりません…
最高のファンタジー
2025年5月31日
今回もホロリと涙が、、、
勇者と魔王だもんね〜。異世界ファンタジーの最高峰のロマンなのでは?
「あぁ、どうしてあなたは勇者なの。」って、、(〃ω〃)
それ以前に背景もしっかりしててほんとに面白かったです。
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文句無しの至高の一冊です!
2025年5月30日
こちら私個人主催の、2024年~2025年に発刊された作品における、BL部門最優秀作品賞を受賞した作品です!!この作品がどれだけ素晴らしいか、美しいか、尊いかなどは既に多くの方々がレビューされていて、その価値の高さを疑う余地もないですよね。
ですから私は、このお話を単行本として手に入れる価値についてご紹介したいと思います。
もうすでに単話でも全話追っていましたが、単行本でも購入して全く損はありませんでした。
むしろ、小石川あお先生の才能に課金させて頂けることが嬉しくてたまらないっ。一生推します!
さて単行本では、1話ごとに可愛い1コマ漫画があったり、魔王軍メンバーのキャラ紹介などがあり、それが可愛らしくとても楽しめました。
そして電子書籍特典の書き下ろし漫画も嬉しいですよね。
また、最後に魔王と勇者のオールカラーギャラリーがすごく素敵なんです。ちょっとエロな構図もあって、あお先生ありがとうございます!って全方向に感謝してしまいました。
100%オススメな作品です!
自ら滅ぼした魔王に求婚する勇者
ネタバレ
2025年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 森の奥深くに住む魔王・Qの元に通っては求婚している勇者・ガラテア。勇者に滅ぼされた元魔王軍の魔物達を蘇らせるため、求婚の条件として宝物を強請る魔王と、世界中を探し歩いては宝物を手に入れて魔王の元へ通う勇者、二人の長い永い物語。最初はツンデレな魔王が可愛いな〜くらいのほっこりだったのに、二人の背景が紐解かれるごとに切なさとなんとも言えない焦燥感みたいなものが湧き上がってくる。最後は泣けてしまった…よかった。これはネタバレというか、余計な情報なしでまっさらな状態で読むのをおすすめ。心が浄化されそう。
キューちゃん可愛い
ネタバレ
2025年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人外、獣人、大好マンです。キャラデザが最高すぎる!キューちゃん可愛い!カエルが大好きなので部下の魔族の中にカエルが居たのも嬉しかったです。

今作はコミカルなシーンも多くて、そこが凄く良かったー!とは言え小石川先生の作品なのでハラハラ、ドキドキ展開もしっかりありまして、とあるシーンからずっと泣きながらページめくってました(とあるシーン→204ページ。2回目からは186ページから号泣。レビューを読み花があると知り、んんんあああああああ!!!!!となりました、つらっ)

小石川先生の作品は絶対しんどいけど絶対読んじゃう。中毒性がある。これだけしっかりとしたお話を一体どうやって生み出してるんでしょうね。頭の中どーなってんの!?凄すぎる!

言うまでもなく画力も素晴らしくて、表紙、裏表紙、目次のイラスト、各話の扉絵、話と話のあいだに登場するキャラクター達のイラスト、書き下ろしのあとのカラー絵4枚など等、しっかりと見ました。Qの姿は何パターンかあり、その発想もビジュアルも全てが芸術的で美しかったです。

好きなシーンめちゃくちゃありますが1話の最後のページがとても好きです。2人の関係性や世界観がこの1枚にギュギュっと詰まってるなぁと。

242ページ。
1度目は号泣、2度目は大泣き・・
2025年5月29日
知って良かった(レビュー、あげてくださって有難うございます!)買って良かった、読んで良かった!!!

私も魔法使いやら僧侶、ドワーフ連れて悪者退治にそれはそれは行ったものです。
その時には【ルーラ】なる物のお陰で、ひとっ飛び出来たものでした。経験の思い込みとは嫌早い怖い。
再読するとハッキリと記された事実を気づきもせず、どんどん世界に引き込まれ、涙で読めなくなっては休憩再開を何度繰り返した事か。
この先【ルーラ】を使う度、この2人を思い出す事でしょう。
あまりの感動に何もレビュー出来そうに有りません。が、どーしても未だ読んで無い方にお勧めしたく・・。
レベューで知った作品ですがネタバレせずに読んで正解でした。ネタバレせずに。どーか。
ちゃんとハッピーエンド!けど切なすぎる泣
2025年5月28日
作者様買です。いつも切なく涙無しではみれない作品が多く今回もやっぱり泣きました。繊細な絵に表情、物語の重さ。勇者の一途すぎる愛、ぅぅううう胸が苦しい。最後はハッピーーですが途中苦しかった号泣です。
なんのネタバレなしに読んで欲しいかなと思います!小石川さん素敵な作品ばかりで今回も買ってよかった!
読まないのもったいない
2025年5月28日
話が進むにつれてどんどん胸が苦しくなってきます。素敵な話過ぎて読まないなんて勿体ないです。レビューが少ないのが不思議です!
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勇者と魔王の求愛ファンタジー
ネタバレ
2025年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悲しくて切なく愛おしいストーリーで、絵も綺麗で面白かった。
美しい勇者と魔王の戦いではなく求愛の攻防戦が可愛いです。勇者は何十年も魔王にレアアイテムを貢ぎ求愛し続け、魔王は勇者を覗き見しながらワクワク帰りを待ち続けてるのに求愛を拒み続け、なぜ勇者は諦めないんだろう?と謎だったけど理由が分かると涙が滲みました。なんて一途で優しい真面目な…純情なんだよ〜!
魔王が恋愛小説をマニュアルとして必死に学ぶ姿が可愛い。魔王軍(特にライオンのまものが可愛い!)も勇者御一行も文句言ったり心配したり協力したりと優しくてみんな大好きです。責任感を持つ為か勇者である事をやめられない、魔王である事をやめられない二人の人生は切ないけど、数百年後の姿に涙溢れました。エチはないけどイチャイチャとカラーイラストで満足しちゃいました。
童話のような雰囲気と種族を超越したファンタジーにとても感動しました。
単巻完結の至高のBLファンタジー読書体験
ネタバレ
2025年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神本棚行き。

うおーーーーーん、これだけは言わせてくれーーーー
きゅうちゃーーーーーーーーん
きゅううううううう、あのお花が、、、がんばって追いかけたんだよね。。。。最後の最後であのシーンもってきて、あお先生ーーーーーこれ以上泣かさないでくれ。早朝目が覚めて読んでしまって朝っぱらから泣きぬれて目が腫れたさ。

ネタバレなしで。とりあえず読んで。
キスのみなので全年齢対応よ。

どこかでみた事あるけどどこにもない、ってフォローしてる方のいう通り、かぐや姫&よくあるRPGの魔王退治をベースにした、童話BL作家のあお先生だけが描ける至高のファンタジー読書体験。たった1巻よ。お値段以上の価値は間違いなくある。逃すにはもったいない。こういう作品に出会うためBL読んでるのよ!!!
読後感よし!
2025年5月27日
作家買いです!前作に引き続き泣きました。泣いた泣いた!そしてハッピーエンドでまた泣いた!漫画としての完成度が高過ぎですよ。本が値上がりしてる今日この頃、面白さで値段が決まるなら激安ですよ!次の作品も期待してます。
ほわ~♪
ネタバレ
2025年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様新作買いです♪フォロー様のレビューでも高評価です~!ほんとに綺麗な作画とストーリー...薄汚れちまった心が浄化されそう!ワンコ勇者とツンデレ魔王、かぐや姫のストーリーも絡んで楽しくファンタジーに浸りました~♪
泣いた...
2025年5月26日
ストーリーの内容などはここには書きません。是非ともネタバレなしで読んでほしいです。
小石川先生の作品はなぜこんなにも胸が締め付けられる作品ばかりなのでしょう...涙なしでは読めませんでした。
えちな描写は一切なく、ストーリーメインの作品なのでBL初心者の方でも読みやすいのではないかと思います。
毎回涙とともに読んでいます
2025年5月25日
小石川あお先生の作品で何度泣かされたことかわかりませんが、今作も例に漏れず自然と涙ぐんでしまう切なさ乱れ打ちBLでした……どうしてこんな胸をキュウっと苦しくさせるのがお上手なんでしょう小石川先生は……。
勇者の一途さと魔王様の可愛らしさ、二人の優しさ、それを紐解く物語の豊かさが素晴らしいです。なにより、二人の生きる時間の差がここぞという場面に描かれてウワァっと声が出てしまうくらい、わかっていたはずなのに直視しないようにしていたところを目の前に突きつけられたようでもうそこからは切なさが止まりませんでした。
勇者の過去と魔王様の過去、誰が悪いというわけではないはずなのに二人だけの世界ではないから二人きりでは幸せになれなくて、でも周りも彼らの幸せを願っているんですよ……!
だからこそ、最後のシーンが本当に、本当に涙が止まりませんでした。あの単眼の巨人とともに私も大泣きですよ。でも、ガラテアが最後の最後まで勇者だったからこそ、あの幸せなエンディングを迎えることができたんですよね。
切なすぎてこのままじゃ終われないよぉ!と思っていたので、そこからのみんな幸せハピハピ大団円でもう、小石川先生には大大大感謝。めちゃくちゃ幸せな読後感で本を閉じました。
小石川先生のこれまでの作品が大好きだった方は、もちろん今作も最高!だし、初めて読む方にもすべてがスッキリ読み終えられるので小石川先生作品を読むきっかけとしてピッタリなのではないでしょうか?
御伽話BL、やっぱり最高です!性描写は無いですし、いろんな人に読んでほしいよ〜!
どうしていつも泣かされるのでしょう
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新作待っておりました。御伽話。美しい心を持つQちゃんがなぜ魔王なのか。勇者の苦悩なと。悪い物は本当に存在するのかという…。アポロの問いかけ。何年も何年も。勇者が心を尽くして贖罪をする長い道のり。欲しいものはあなたの愛。いつも新作が出ると作品の余韻に浸ってしまう。何度も読み返してしまう、素晴らしい作家様です。沢山の人にぜひ、読んで欲しいです。
泣いたー
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ そんなつもりは無かったのに、途中から号泣😭勇者が健気過ぎて泣けましたーっそしてハッピーエンドで良かったぁ😭
ネタバレなし推奨
2025年5月25日
泣いちゃった。小石川先生作品はいつも壮大なストーリーで長い長い時間をかけてハッピーエンドになる作品が多いけど、今回それの最たるものです。
ストーリー重視とはいえ、最後にエロあるんだよね…けど、この流れで?と思ったら今回はナシでした笑
番外編とか続編とかであったら嬉しいなぁ。
また夜中に油断して読んだら号泣ですよ
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小石川あお先生の話は、ファンタジーなお話が多い。絵も柔らかくて可愛らしくて儚くて。
今回も初っ端から優しくて温かい勇者が、何故か敵であろう美しい一つ目魔王のQのために世界を駆け巡り秘宝を集めていく。
素敵な絵本に泣かされることはないはず、あれ?夜中に目が霞むよ、枕が濡れるよ、ズルズルっ、またやられてしまった。
今日はよく寝れそうです。
2025年5月25日
絵が綺麗で買ったんですけど、
ほんまにこういうの弱いんよなー。
ネタバレ無しで読んで欲しいね。レビューの星を信じて。
涙止まらない…
2025年5月24日
こんなBL初めてでした。勇者も魔王も魔王軍も、こんなに優しくて可愛くて愛しいなと感じるなんて、びっくりです。絵も素敵だし、しぐさとか表情がすごく良かったです。お話の世界に引き込まれました。映画化してほしい作品。作者様、素敵な作品を本当にありがとうございます!他の作品も見てみたいと思います!これからも応援してます!
男泣きするわ…
ネタバレ
2025年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小石川あお大先生の新作、無理難題を出して求婚から逃れようとするかぐや姫のテイストがありつつも魔王と魔王たちを倒した勇者が結ばれるまでのお話。
個人的には【 ネタバレなしで読んで欲しい 】かな。

最後まで読むと、勇者は初恋を貫いた男で魔王も千年純潔を守ってて互いに惹かれて焦がれて、でも互いが自分たちの種族のために戦ったし本当は戦いたくなかった(でも後悔はしない)という中で、勇者が一つ過ちがあるとするならば小さい頃からの友だちだった単眼魔物のきゅーちゃんを手にかけてしまったこと。
後に判明しますが、きゅーちゃん…もうすぐQに会えるよ!お花の忘れてるよ!!って追いかけてきたんだよね…疲れからか、汚れきった思い出の森が変質したからか、何故かきゅーちゃんの魔力を異質な物に感じてしまった勇者が魔王だと思ったモノを攻撃して、でもポトッと呆気なく落ちたのがさ…勇者の絶望と後悔はどれほどだったのか。
そしてどんな気持ちで友だちを愛する人の庭に埋めたのか。
胸が詰まるシーンだったな…

愛する人のために駆け抜けた勇者の人生だったけど、途中まで幻のアイテムを捧げるまでに何年かかったのか、読者も魔族に言われて気づくのですが、老いには勇者も勝てないし多分生前相当無茶をしたからか他の仲間たちより老いが早かったんじゃないかな…と思ったんだがどうだろう…(仲間たちも老いたけど勇者程は老いてない感じ)

どちらかと言うと千里眼で勇者を監視する魔王の視点で物事が進んでく中で2人は相思相愛で、でも魔王は皆を守りたかったし勇者も罪なき魔物も人間も守ってるので、本当に種族だけが障害だった2人。
Qは千年生きてきた中で、人間の時の流れなんて魔族からしてみれば瞬きする間と言うのは本当の事で、でもその瞬きの間に捧げられた真摯な求婚に、勇者なしでは生きられない程に心を奪われていたQ。
廻り廻って2人共妖精として生まれ変わってイチャイチャしまくってる姿見て、もう凄い安心と喜びが胸に湧いて…
キスすら神聖なもの過ぎて、そりゃベッドシーンなんか皆無ですが…良い。それが良いんですよ…ピュア過ぎる……舞台見てるかのようだった……

新刊が出る度に、より先生の作品を好きになっていってます。
また次回作、楽しみに待っています。ありがとうございました。
どうかネタバレなしで
ネタバレ
2025年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完全に油断したのだ。
小石川あお先生の作品を読んで、これまで泣かなかったことなんて一度もないのに。この作品は何だかシリアスにならずに楽しく読み進められそうだぞ、と思ったらとんでもない勘違いだったのです。

が、ネタバレなしで、この世界観に浸るのがこの作品を楽しむ1番のポイントかと。

【以下ネタバレ】
勇者ガラテアは、魔王Qに片思いをしていて、求婚するために、獲得したレアアイテム(かぐや姫に出てくる秘宝)を捧げて求婚するという、かぐや姫をモチーフにしながら、ロミジュリのように禁断の恋に陥る2人なんですが、Qが案外ツンデレで、可愛らしく、かなーり勇者に惹かれているのが分かるんです。魔王を取り囲む元魔王軍の魔物くんたちと魔王のやりとりもユーモラス。あれ、この2人両想い?わ~、このままハピエンになるんかな?と、勇者が、かぐや姫ではどの殿方も入手できなかったレアアイテムを爽やかにゲットする姿にホクホクしながら読み進めていたのです。

ほどなく勇者の回想で次第に明らかになっていくQの正体。
そのQと出会って幼きガラテアが抱いたある使命。
その使命感に従って勇者となり、魔王や魔物と闘う日々が描かれるのですが…。
ガラテアも、本来の姿のQも、どちらも自分のためではなくひとのためになることを常に考える、美しい心の持ち主。
なんていうか、小石川先生は、幼い頃から抱いている心の中の純粋な部分を瞬間冷凍したような美しい心の持ち主を、人物として一貫性を持たせて描くのが実に上手い。
そんな純粋な心を持つ者同士が、闘いによって敵と味方に別れざるを得なくなっても、ガラテアの純粋さ、ひたむきさは変わらず、Qが敵味方の垣根を越えていよいよガラテアを追いかけようとしたとき、今度は時間の流れの違い、という種の垣根が立ちはだかるのです。

そこからの急展開で明らかになる、ガラテアがひたすらレアアイテムを届け続けた理由。魔物の復活のために受け取っていたQも予想していなかった想いの深さに胸を打たれ、Qがその気持ちに呼応して取る行動に驚き、人の心の美しさに涙が止まらない。そこから長い時を経てのラストシーン。神(小石川先生)の粋なはからいに、今度は嬉し泣きが止まらない…

どこかで見た物語が繋ぎ合わされているようで、どこにもない物語がここに。いや~、素晴らしかった
絵本のようで小説のようで映画のような作品
ネタバレ
2025年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読了後、宙を見上げてしばらく余韻に浸ってしまった。。。
まるで絵本を読んでいるかのようなあたたかさ。小説を読んでいるかのように想像力を掻き立てるファンタジーの世界観。漫画でこそ表現できるキャラクターの細かな表情とその感情。映画を一本見たかのような満足感と充足感と幸福感を感じる物語でした。
小石川あお先生のやさしく切なく可愛く愛おしいストーリーに、今回も思いっきり惹き込まれて泣かされました。あぁ………泣き過ぎて眉間が痛い。
*ネタバレなしがオススメなので、以下未読の方はご注意ください。↓↓↓

勇者はどこまでも勇者でした。一片の曇りもなく魔王を愛し、民にも仲間にも自分の心にも恥じぬ生き方を貫きました。愛と贖罪の人生でした。
魔王はどこまでも可愛かった……。素直じゃないところもうぶなところも慈愛に満ちたところも言動も姿も全部可愛かった。おそらく魔王となったずっと初期の頃から、勇者の本質に気付き、愛していたのでしょう。魔王になってからも、その本質はずっと精霊のままでした。
脇を固める魔王軍もめちゃくちゃ良い味出してました。折々でナイスアシスト。私もこの世界観なら、壁じゃなくて彼らの仲間として一緒に勇者と魔王の恋路を見守りたいわ。(ガン見)

ラストは数百年の時を経て、精霊として二人生まれ変わった…という解釈で良いのでしょうか。多くの説明はなくとも、(元)魔王と勇者が仲睦まじく暮らし、元魔王軍や勇者の仲間の子孫達が仲良く平和に過ごしていることが温かな描写から伝わり、すごく幸せな気持ちになりました。
涙と鼻水を流しきり、ただれたBL脳がデトックスされた気分。幸せの余韻でずっと心が温かく、さながら天日干しされたかのような読後感でした。
BL的なシーンはキスまで。BLというジャンルにとらわれるのは勿体無いです。BLを愛する全ての民のみならず、ファンタジーが好きな全ての民にお勧めしたい、神作品でした。
号泣
2025年5月23日
美しい絵で描かれたファンタジーの世界に引き込まれ、ほわほわとした勇者と魔王の可愛らしく微笑ましいやり取りに安心感を覚えながら読み進めておりました。すると、なんてことでしょう。後半に、まさかこんな仕掛けが隠れているなんて。。嗚咽が出る程泣きました。今まで読んだ漫画の中で、1位かも…という位に素晴らしい作品です。これだけの内容を1冊にまとめるなんて、作者さまは天才だと思いました。BL関係なく、映画化してほしい内容です。
勇者と魔王
2025年6月30日
まるっと表題作。意地っ張りでピュアっ子な魔王に ずっとずっと想いを伝える 勇者。償いなのか愛情なのか 理解できない ピュアっ子魔王が 色々拗らせるけど 勇者の愛情を理解し 受け入れハピエン。
勇者の贖罪がつらい
ネタバレ
2025年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。魔王と勇者。ロミオとジュリエットで竹取物語。勇者はひょんな流れで勇者になって魔王を倒すことになったが、子供の頃の経験から魔物にも良い奴悪い奴がいてどう見分ければいいんだろうと苦悩していた。そして魔王と対峙し、求婚する。そこから勇者の長い求婚と贖罪の日々が始まる。勇者が背負っている後悔が切ない。元魔王であるQがピュアピュアで可愛かった。手が触れただけで「まだ交際もしていないというのに」と恥ずかしくなっちゃう。勇者が求婚しに来るのを楽しみにしていて髪をクルクル巻いたりオシャレして待っているのも可愛い。でもその待ち時間の意味がQと勇者で異なるというのが切ない。Qにとっては一瞬の日々なのにどんどん老けていく勇者。あと復活させた魔物達がみんなお花が依代になっていて可愛い。復活させる様子ものどかなガーデニング風景でほっこりする。
いいね
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お伽ばなしベース
2025年6月14日
作家買いです。先生のおとぎ話ベースのお話しが大好きです。絵も美しいし、今回はかぐや姫ベースでした。森にすむ魔王と騎士の物語。人外ものと人間では寿命が違うというのも哀しい。
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