ネタバレ・感想あり坂の上の魔法使いのレビュー

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長い長い物語
2020年10月15日
自分勝手にさえ見える魔法使いとほのぼのとした少年の日常記かと思いきや、死と再生・国の興亡といった壮大な事象を扱いつつ人間臭い葛藤を描いた物語でした。BLというより、性別を飛び越えて表現したいことを重視していた一昔前の少女漫画を彷彿とさせてくれました。切なくて、でも救いがあるのが暖かいです。
壮大な物語
2020年11月22日
一言では言い表せないお話。家族愛、恋愛、魔法使い、王家とわくわくするものの詰め合わせ。王様パートは胸が締め付けられた。すごく切ないのに清々しい気持ちにもなれる不思議。小さい使役がとても愛らしかったぁ〜。
大人のファンタジー
2023年7月26日
控えめに言って名作。リー、ラベル、王の3人をめぐる人間愛の壮大なストーリー。著者の描くファンタジーは絶対的な世界観が確立されており、更にギザギザの手描きの線と絵柄が、ファンタジーの世界観をより際立たせ、1冊でどっぷりとその沼に浸かります。夜寝る前に枕元に置きたいシリーズ。
素晴らしい世界観
2020年3月29日
何もかもがパーフェクト!ストーリーも絵柄もキャラクターも!根っこの部分のダークさがまた良いんです!明治カナ子先生の他のBL作品もとっても素晴らしくて大好きなんですけど、この作品は別格です!本編三冊 外伝一冊の計四冊全て読み終わる頃にはこの不思議ワールドの沼にハマってしまうことでしょう!
素晴らしいファンタジー作品
ネタバレ
2021年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙でも持ってますが電子でも買いました。
何年も前に読んだ作品ですが、今読み返しても相変わらず素晴らしいです。
BLというには恋愛要素は少ないですが、ファンタジーとして本当に面白い。漫画という表現で描かれたファンタジー作品の傑作だと思っています。
最上級ファンタジー!その「愛」に泣けた!
2024年5月8日
これはBLジャンルで終わらせちゃいけない…!確かに、王とリーの間にはその感情があるけれど、その愛の深さはBL史上だと思う!BLによくある、妃とは不仲とか妃がクズとかではなく、ちゃんと国を支える「妻」として立派!それぞれの「愛」のカタチが「ラベル」なんですね。セロハンにゲル。名前も深読みしちゃいます。
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愛に溢れた作品
2024年3月3日
1巻は、リー様と弟子のラベルのほのぼのとした話でクスッと笑い、2巻ではリー様の過去の話で、王宮との契約やリー様と王との切なく苦しい展開に心がギュッとなり、3巻では見事に伏線が回収されいて、読後の余韻が凄く良いです。
素晴らしい作品に出会えたことを感謝します。
惹き込まれる作品です!
2021年11月19日
シーモア島でオススメされてて、今値引き中だったので、読んでみたら!ものすごく惹き込まれる作品でした!リピート読み確定です!オススメしていた方に感謝しております(*´︶`*)ノ

リー様と王の関係はもう……尊い( ´ཫ`)
個人的にはラベルの使役がいち推しです♪
すばらしいファンタジー
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めは独特な雰囲気で購入を避けてましたが、やはり読んでみたいと思い読み出したら止まらない。人間と魔法使いが混合した世の中で、人間のラベルを育てながら魔法使いのリーの日常から、昔リーが仕えていた王とのこと、現実話と過去話を織り交ぜながらスケールの大きな愛の形を見た感じです。
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これは…!
2021年11月24日
まとめ買いクーポンの冊数稼ぎで、絵はあまり好みではないものの高評価だったので購入。めちゃくちゃはまりました!好みでないと思った絵も、ストーリーの雰囲気に合っていてすごく良かった…!BLというより、主従愛というか。お話もよく練られてて、切ないけどおもろしくて一気に引き込まれました。
ストーリーが最高
ネタバレ
2020年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズの1巻。
魔法使い師弟のほんわか家族愛寄り。
ファンタジーですが世界観がしっかりしているので違和感なく読めます。
テンポよくほんわかとギャグが楽しめます。
続編のシリアス部分の伏線も多いです。続編読了後に見返すと納得する描写が多い。
最高傑作の一作目なので是非読んで下さい。
良質なファンタジー
ネタバレ
2021年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLというジャンルだけにくくられていいのか、と思うほど良く出来たファンタジー作品です。魔法使いリーの、人間を超越したものでありながら(それ故に)見せる情や葛藤に心揺さぶられました。ストーリー上不穏な流れもありますが、最期はハッピーエンドなのも良かったです。
壮大な作品
2020年3月24日
レビューでの絶賛さに一巻購入。すぐにこの作品にハマってしまい、一気に読み後のすぐ二度読みしてしまいました。ストーリーや心理描写の丁寧で、次の展開にハラハラしてしまい。魔術師というダークな世界にラベルの可愛さときたらないわ。とっても良い作品に巡り会えました。
いろんな愛のかたち
2021年2月26日
殺伐とした世界でも師弟だったり親子だったり主従だったり夫婦だったり友情だったりの愛情が丁寧な絵と詩的な文章で描かれています。使役の切なさとか、どの登場人物もテンプレじゃなくて魂があると思えます。絵柄も独特ですが世界観にあっていて、すごいと思います。
最高の魔法使い
2020年12月14日
三巻一気読み。久々に満足させてくれる魔法使いものでした。鉛筆画のような古典的な絵柄で、不思議な物語をリアルに感じました。三巻で色々なしがらみが消えていくところが、うまいなあと思いました。もう一冊あるようなので、そちらも読みたいと思います。
BLの枠を超えた壮大なファンタジー
2019年10月9日
読んでない方はぜひ読んで欲しい名作です。全てが細やかなのに、どこか外国のファンタジー絵本を読んでいるようなそんな気持ちにもしてくれます。
ダークさもあり、読むと止まらなくなるタイプの物語です。ぜひご一読あれ。
ファンタジー大作
ネタバレ
2021年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 予想していた以上にさらっと読めるのに名作であっという間に3巻読み終わってしまいました。リー様と王の二人の思い出が切なくて、ラベルとは幸せに暮らしているようで良かったです。BLというよりダークファンタジーでエロはほぼないのですが読み終わったあとは胸がいっぱいになりました。個人的にとても好きな作品です。
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ファンタジー要素たっぷりです
2019年11月5日
王家、魔法使い、ファンタジー要素たっぷりですが、心にジーンと染み渡る内容で、どんどん引き込まれてしまいました。
親目線で物語を追ってしまうのですが、リー様のラベルへの思いがとても暖かくて、ちょっと可笑しいところもあって、楽しい作品です。
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面白かったー!
2019年10月15日
評価が高いので読んでみたら
夢中になってしまった。面白かった。
絵柄的のはナウシカの原作っぽいタッチだな~と思いましたが、
不思議な世界観にハマってしまいそうです。
外伝まで一気読みしました。
外伝では、リー様の性格が、いい感じに変わっているような。
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世界観が堪らなく好き
2018年10月7日
例えば昔に書かれた洋書のファンタジー小説を読むと、埃くさいような、太古の何かが混じったような空気を文章に感じます。木訥として飾らないのに、人を超越するものがいる気配というか。それに類似した心地をこの漫画で味わった気がするのです、びっくりしました。本当にお薦めです。
読み返して、ますますわかる良さ!
2018年4月3日
全てのお話を読んでから、また、読み直すと、これはこういう意味があったのか!と発見があります。最初に読んだ時も、おもしろいと思いましたが、再度読んだ時には、リー様の深い悲しみと愛情がしみじみと伝わってきました。BLという範疇を超えて、良かったです。
大好きなお話です
2017年12月6日
数年前に買って、何回も読んでしまう程大好きなお話です。御伽噺のような世界観で、恐さとホッコリが入り混じった不思議な作品です。エッチは無いけど、切なくて暖かくて、ワクワクのめり込みます。ラベル君もリー様も大好き?私は読んでからずっと、ストイックな色気のあるリー様にメロメロです?迷っている方にはぜひぜひお勧めします。
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不思議な面白さ
2017年9月22日
レビュー評価が高いので読んでみました。
なるほど静かーに話に吸い込まれ、ラベルがどんな風に成長するのか見守りたい気持ちになります。
古い絵本の挿絵のようなペンタッチで不思議な温かさがあります。
BLって事を忘れて読んでいたらちょっとショッキング...
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分類はBLになってますが
2016年12月9日
BL限定ではなく人類愛って言うか。本当に超大作!深くて感動します。漫画なんですがぜひ多くの方に読んでいただきたい物語です。面白いですからぜひ全3巻全部読んで欲しい。読み応えがあります。おすすめです。
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すごく好きです!
2014年12月7日
試し読みをオススメします。表紙だけじゃ判断出来ない奥深さを感じられるでしょうし、読み始めたら止まらない!!イッキに三巻迄読みきってしまいました。
BL要素は少な目ですが、とても心暖まるものがあります。うまく言えないけど、エロエロより良いかな
心温まる?
2014年1月13日
はじめはどういった話なのかと、表紙や内容説明だけではミステリアスすぎてなかなか手が伸びませんでしたが、思い切って3巻まとめて購入しました。
すごく良かったです。りー様の後悔や懺悔が、ラベルの慎ましやかでそれでいて奔放な心に触れて溶けていく。心が切なくなるけれどほんのり暖かいお話でした。
王様も素敵でした。
是非読んでみて!
2022年12月13日
私がオンライン書籍で最初にハマった大好きな本。今でもとても大切な大事な本。「坂の上の日常」という一般流通していなかった小冊子を探しに探して入手したシリーズ。この本で一気に明治カナ子先生のファンになりました。風変わりな話で独特な絵柄なので万人受けではないかも知れません。でもちょっと気になるテイストでしょう?
大好きな本なのでどうしてもお勧めしたいのです。
王よ
2023年12月22日
あなたに恋をした。私は一読者なので言えます。王とリー、二人を思うと言葉にできない 切なく苦しいけど納得できる。この世界を生み出してくれたカナ子先生に感謝。ラベルに感謝。☆5+
上質なファンタジー、推薦図書!!
2024年4月9日
何度も何度も読み返している大好きな作品です。とてもクオリティの高い独特な世界観。魔法使いの設定が細かい所まで作り込まれていて、夢が溢れ、魅力的。切なくも美しい愛のお話です。BLというジャンルに限らず、誰にでも自信を持ってオススメしたい。とにかく読んでほしくて、余計なことを語りたくなくなってしまう。何度読んでも色褪せない。星5じゃ足りないです。
壮大なファンタジー
ネタバレ
2026年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間と魔法が共存する世界。
時には人間が上に立ち、時には魔法使いが力を尽くす、、時代と共に移りゆく立場や考えの変化に美しく残酷に時は流れていきます。
繊細な絵柄と緻密なストーリーに感動必至です!!
BLと呼ぶにはどうかな???っとも思いますが、まあまあそんなところもあります。
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リー様
2019年10月20日
オッサンの何か大事なものを壺に入れて高笑いさなるリー様。拷問の話を特に詳しくお話になるリー様。坂の上の小さな家でラベルとお暮しになるリー様。王が望んだ生活をするふたりに目頭が熱くなる。ラベルの使役をかたどったグッズが存在していやしないかと検索しました。
ちょい見のつもりが…
2019年5月4日
まさかの全買い。
え、これBL⁈と思いましたが、3巻まで読んだらほんのりBL成分を感じました。
でもそんなの関係なく世界観が面白いです。
他の方のレビュー通りでした!
期待してハードル上がってましたが、ずっと見ていたい気持ちになりました。何度も読み返すと思います。
外伝も良い。使役の幼生カワイイ。
魔法使いになれるなら
2023年8月21日
独特の絵柄なので、苦手な人は苦手かも。
でもストーリーは面白いです。絵柄が結構変わる作者なので、他作品と比べると興味深い。魔法使いといっても、荒唐無稽ではないです。
読後にじわじわくる作品。
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可愛い?
2016年9月29日
ラベルが可愛いです。
BL分類されてるのに、BL度はすごく薄いけど、そんなのどうでも良いくらいに、満足しました!
一巻だけだと、魔法使いとその弟子の日常生活を、楽しむような可愛い内容でした。
二巻→三巻と読み進めると、とんでもなく深い内容だったことを、知ります。
購入して良かったと感動するストーリーなので、お勧めです。
すごい
2022年11月13日
試しに一冊読んでみてよかったので迷わず3冊購入。
暗くなりがちなストーリーだけどラペルの可愛さ天然なおバカ加減が明るくしてくれて、読んでいるこちらも辛くならず読み進めることが出来ました。
完結
2021年12月6日
言葉を失う面白さでした。
魔法使いとか吸血鬼って非常に長生きだからこそ
時代の流れ歴史を生きて物語に深みが増すと思うのですが
まさにその典型的なお話です。
心が上下して揺れ動き感動して涙するとゆー作風ではないのです。新鮮なのかもしれません。
どの登場人物も魅力的に書かれているので、没頭して読めました。
読み返したい
2021年11月30日
なんだろう?淡々と進む話なのに、何故が所々がツボで、声出して笑っちゃう。すごーく上手にまとまってる。エロはないです。BL的にはちょこっと切ない。養父と養子的には、ほんわか温かい。
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食わず嫌いでした
2021年11月16日
3冊+外伝読了。ちょっと荒い感じの絵が独特で、ずっと気になりつつ手を付けていませんでした。読んでみたら、評判通り面白いですね! ラベルの使役がとてもかわいくて優秀でお気に入りです。それにしても、女王との誓いは、女王が死去しても、リーが生まれ変わっても有効なのかな。(たぶん有効ですね)それって、キツイな……。まぁでも、リーが今、めっちゃ楽しそうだからいっか(笑)
良かった
2021年7月4日
想像以上に良かった!試し読みで気になってはいたけど決め手がなく…、クーポン対象になったのでレビューを参考に借りてみた。ファンタジー要素が好きな方にはオススメ!1巻読了でbl要素は匂わせ?程度。でも魅力的な二人。
“魔法使いの漫画”として読み応えがあり世界感も浸かれるくらいしっかりしていて、尚且、まだ明かされていない過去に引き込まれる。
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3巻一気に読みふける♦
2019年8月31日
レビューの評価で購入した作品♦もっと早く読めば良かった‼壮大なファンタジーでBLタグいらないと思うほどストーリーだけで魅せてくれる作品?ストーリー重視派にはもってこい?絵本のような絵柄も世界観とあっていて好きです♎イケメンや美人のたっぷりエロBLも大好物だけど、このシリーズはBL枠から一旦、脳内転換して純粋にストーリーを楽しむことをオススメする✨無二の王→黄金の岸川と続く?
凄い面白い!
2020年3月20日
ファンタジー、魔法使い苦手な人はちょっと、、、かもしれません。そして、BL的なラブラブはほとんどありませんが、ものすごく好きです‼ストーリーも絵も超好き?ドキドキします?
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一巻だけなら☆3、全作読んだら☆5
2018年9月24日
絵は好みじゃないしファンタジーもあまり…ですが割引だったので買ってみました。一巻は師匠と弟子のほのぼの日常系漫画なのでBLは皆無と言って良く、正直「こんなもんか…」と思いました。しかしシリーズ全作読むと「凄いものを読んでしまった…作者さんすげー!」と感動しました。買って良かったです。
最高の作品です!
2019年8月31日
この作品を読んでから明治カナ子先生の作品を速攻で集めました。
ストーリーの素晴らしさもさることながら繊細なタッチの絵も素敵です。

BLらしい関わり合いは薄いですが世代を越えた何年にも渡る壮大な愛の物語となっています。

BL作品の中で
・身体的接触よりも精神的な繋がりが深い作品が読みたい
・ガッツリしたBLは無理でもブロマンスは読める
という方には是非読んでほしいです。
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素晴らしい発想力のファンタジー
2019年8月27日
レビューを見て凄く面白そうだったので購入。
魔法モノは深い知識や発想に基づいて構想を練られていないと説得力が生まれず、よもすると薄っぺらくなりがちなのでつい構えて読んでしまうが、その点にプラスして高レビューという期待までを見事に飛び越えてくれた。
絵があまり好みでは無いのは残念だが、それでもどんどんストーリーに惹き付けられた。
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ストーリーは抜群
2019年8月19日
絵がちょっと苦手だったり、BL要素が薄かったりするけど、それでもおもしろいと言える。
魔法使いの弟子として育てられたラベル。貧乏だと勘違いしてたり、おっちょこちょいだったりで、かわいい。
もっと未来の話も読みたいな。
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ほのぼの
2018年8月14日
魔法使いの師匠リーと弟子のラベルの話。気難しいリーが時々見せる人間らしい一面と、壁を作らないラベルの明るさに救われている描写が良いです。日常パートがほとんどでほのぼのした雰囲気ですが、これからリーの過去を絡めた話が展開されるような終わり方で続きが気になります。この巻はBL要素は匂わせる程度。
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BL要素は少ないですよ
2016年9月25日
一般的なBLを求めてる方には物足りないだろうし、BL嫌いな方には少し苦手な表現も入ってるかな?

1巻が安かったので買ったのですが、『2、3巻読めば、この子が成長して…おっさん受の話になるのか?!』とか思ったりしたのですが、想像していた展開じゃなかったのですが、世界感が凄く面白いし、個々の個性も素敵だし、笑いあり、涙ありでとても面白かったです。
みんなにオススメしたいです。
素晴らしいファンタジー
2024年3月23日
BLというより、素晴らしいファンタジーでした。一読ではわからなかったことが、再読すると涙なしには読めなくなります…。心に蓋をすることを命じられた魔法使いと、その分身が存在することで、押さえ込まれた思いが見えるというのが秀逸。個人的には、ラベルが父である王にそっくりなわけではなく、朗らかだった母にもよく似ていることが嬉しかったです。王の代わりではなく、ラベルがラベルとしてリーのそばで幸せでいてくれて、本当に良かった。作者様、素晴らしい作品をありがとうございました!
作者の才能を感じる名作
2019年11月10日
他の皆も書いている通り、BLの枠に収まらない壮大なファンタジーです。シリーズ3まで通しで一気に読めます。元々のファンタジー好き+BL好きの方にお勧めです。この話しがBL誌に連載されていた(?)のが不思議なくらいで、少女漫画や青年漫画でもおかしくないのかな、と感じました。話しで読ませるタイプの名作です。シリーズ3まで読めばBL要素が少し出て来ますが、この1巻ではほとんど出て来ません。
最上級の慈愛を教えられた気がする
2023年6月15日
大好きなシリーズです。だから散らばっている小品もまとめて電子化してほしいなぁと切実に願います。「坂の上の日常」「くすりのじかん」に加えて一部の電書サイトにはある「ハレの衣」も。
忘れられない作品
ネタバレ
2023年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良質なレビューの数々でまず興味を持ちました。みなさまありがとうございます。。?本当に読んでよかった。絵柄はだんだんよく見えてくるので大丈夫。どんな時もラベルなままのラベルが可愛い。ストーリーは切ないながらも立場逆転系主従関係がツボなので子供時代から大人になっていく王が理想的な攻めで良い。ストーリー構成伏線キャラすべて完璧!きっと忘れられない作品なのでこれからも何度も読み返す。素敵な作品を世に出してくれた作者様と出版社様に感謝です?
顔レピは、この作品の質の高さへの驚き!
2019年12月7日
レビューを読み、サンプルを見て、何度も読むのを躊躇していた作品でした。理由は、エロくないから+サンプルの絵や魔法使いの姿がピンとこないからでした。同じ様に感じてる方がいたら、是非読んでみて下さい!最高傑作です!一巻完結しか読まないと決めてる方にはオススメできませんが、シリーズ3巻合わせて、家宝になる事間違い無し! 久々に、すぐに読み返しを2度も繰り返し、今夜から3度目突入です。読み返す毎に、言葉の意味が色々と見えてきたり、次にステージに繋がっていて、最高!驚きの物語です。
良作すぎました。
ネタバレ
2023年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵と話が絶妙にマッチしていて素晴らしい。
主従、魔法が好きなのでこれは推したい作品です。
続編を希望せずにはいられない!
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BLカテゴリーにある
2023年4月11日
ファンタジー枠に載せた方が更に読まれそうやない?くらいオモロい内容だった!
一気に読んだ笑!課金して読んでも余裕でアリだね!
よかった
面白いです!!!
2020年7月24日
控え目に言っても最高!!!めちゃくちゃ面白い作品です!このシリーズは何回も何回も読み返してます。一通り読んで振り返ると、あれは伏線だったんだ…なるほど!!。。と発見が面白いです。
壮大な物語
2021年7月3日
明治カナ子さんの絵柄は現代物にすると少しおどろおどろしく、ホラー感が漂うなと思っています。
随分失礼な話ですね。すみません。笑
人と魔法使いがいる世界。
魔法使いを下僕の身に貶めたくないと考えた一人の王、彼が愛した大魔法使いとその息子のお話。
BLですがBLっぽさはあまりないですね。壮太です。
オメガバースではないため、子供は尻から産まれます。笑
上質なファンタジーBLをお探しの方にお勧めします。
マジで面白い!
2020年11月25日
絵がちょっとアレかな〜と敬遠していたけれど、読んだらまあ、ちょっとビックリするくらい面白かった!
絵の拙い感じと(ワザと?)ストーリーがあいまって独特の味を醸し出して、魔法使いの特異性が際立ってた。使役がgood!
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エロさは無いけど
2019年1月9日
初めに試し読みをしたときに絵が好きになれそうにないなと思い買うのをためらったのですが魔法使いというワードが気になり「ま!いいか」ぐらいな気安さで買ったら当たりでした。何度も読み返すうちに絵も味わい深く感じるようになりました。一人の偉大なる大魔法使いが少年と暮らすお話しですが魔法使いの概念が面白いです。1巻では何やら過去にいわくがありそうな雰囲気で次巻へと続きます。ただBL感は薄いのでガッツリBLが読みたい方には物足りないと思います。
全3巻読むのがオススメ
ネタバレ
2018年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直読み始めた時はBLというよりもファンタジーだなと思いました。懐かしい絵柄からなのか、なぜか昔読んだ猫が主人公の「アタゴオル」が思い出されたりして、まあまあかななんて偉そうに読み進めてたんですが、ラストに向かうにつれて一気に良くなりました!クライマックスの3巻がいい!初めから圧巻です!星5しかない。生きること、死ぬこと、愛すること、混沌としながら全てが描かれています。
ちなみに新シリーズはまだ読んでませんが、単行本になるのを楽しみにしてます?
ほのぼのとダーク。ずっと読んでいたい。
2017年9月11日
大魔法使いリーとその「養い子」ラベルの生活で始まる1巻目。独特のタッチと牧歌的?な日常、垣間見える闇の部分にひきこまれます。BLはどこ?という思いも2巻目(別タイトル)でどーでも良くなり、3巻目(同じく)は毎ページ感動。。。登場人物それぞれがせつなく、誰もが印象深い。星5つ以上です。絵柄もキャラクターの風貌もそれありき、私には最大の魅力ですが小さい使役はなぜあの姿?ラベルの使役がアップで出る度何ともむずかゆさに襲われつつ愛しくてたまらない。
静かで、海のように深い愛
2015年5月6日
この巻は、ほんの序章。一回目に読んだ時は肩透かしをくらった感じ。魔法使いと少年の弟子のただの日常。ラブな展開はないし、敵対する魔法使いが気持ち悪いし。
もう一度丁寧に読むと、リー様と亡き王との秘めた想いがジワリと見え隠れ…。続きが気になる!!
続編の2、3も読みました。良い??? 静かな海のように深い、かけがえのない関係。恋愛を超越した愛。そんな感じです。
この巻だけでは良さがあんまり分からないかも。全部通しては☆5以上です。
愛のかたち
ネタバレ
2026年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様にどはまりした衝撃の作品です。ドキドキしながら一気買い一気読みしました。
理想と希望のために誰もが色んなことを犠牲にしていった回想がどうにもこうにもせつなくやるせない。想いを通じ合いながらもその関係性を超えてはいけないリー様と王の姿にはキュッとなりました。
そんな中どれだけラベルの天真爛漫な存在に助けられたかわかりません。父である王との再会は号泣でした。
壮大な世界観のストーリーの根底にあるのはシンプルな「愛」であるこの作品、出会えて本当に良かったです。
世界観が凄すぎて
ネタバレ
2025年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実際にこんな世界あったんじゃないかって思えるくらい、世界にハマり込んだ。
数年前に違うサイトで全巻買ってたけど、シーモア主軸で使ってるからこっちでも買ったくらい好き。
表紙とかも好き特に2巻。絵画みたい。決して美しい線ではないのに、重厚感よ。
クリムトの接吻初めて見た時みたいに、狂おしい程に愛を感じる。なんとも言えない魅力があるのです。
内容は言わずもがな、殿堂入りでしょう。ただのBLと思う勿れ。
何年経っても定期的に読み返してしまう。彼らに会いたくなってしまう!
もはや私も魔法をかけられてしまってるのねきっと。
読んで損なし。すごくいいです。
2023年6月16日
BLでくくられるのがなんだかな?って感じですが、作者の独特の世界観がよくて、一見暗いお話なんだけど読めば読むほど味わい深いというか。主役キャラ2人の隠と陽の魅力のバランスがすごくいいんですよね。切なすぎるお話ですがクスッと笑えるところもあるし、陽キャラのおかげで面白いところいっぱいです。絵本を読んでいるような漫画でストーリーもよく構成されていて、本当よかったです。ラスト最高でした。
レビュー高評価で買ってみましたが良作品です。漫画は何万冊か読んでいますが、歴代20位に入るくらいです。
是非読んでみてください。
素晴らしき魔法の世界
2025年9月27日
初めて読みました。お話も絵柄も、何もかも大好物でした。時に設定と世界観に痺れました。続きやスピンオフも読んでみたいと思いました。
いいね
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BLにとどまらない
ネタバレ
2024年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんというかもちろんその要素がないわけではないけど、主従として出会い、
契約のために恋をしないようにしていたリー。
最期の時に間に合わず、王の子供を育て愛しさを知り、とにかく壮大な愛です。
時の経過もそうですが、3巻で王と語うシーンがすべてを物語っています。
ラベルがまたかわいいし、とにかくいろんなことを学んで大人になっていくのですが、
リーとおだやかな時間を過ごしていて、キスなどもないけど、これはこれで良い感じ。
ファンタジー色が強めなので、好みは分かれるのかもしれませんが、個人的に好きな内容でした。
奥が深い
2016年3月6日
シリーズ全部を読んでの感想です。
奥が深いです。
人間愛。切ないけれども大人な感じ。恋でなく、愛でもなく、人間愛です。
親が子を思う愛、大切な人を思う愛、自分のことだけを考えてたら感じることのできない大きな愛があります。
BLで初めて泣いたかも。シリーズ全部(3冊)を読んで分かります。
サンプルは惹かれなかったけれど、評価の高さを信じ購入してよかったです。
坂の上の魔法使い215ページ、無二の王235ページ、黄金の川岸259ページ。
名作です
2019年8月6日
すごい世界観あります。深い深い愛のお話です。リー様好きすぎます。3巻通して読まれることをお勧めします。
たった3巻なのに
2018年12月14日
レビューしたい事がたくさんあります。
明治カナ子先生は、絵もお話も濃ゆーい印象です。このお話には先生の独特のタッチがより印象的でした。
2巻目が好きです。「私の王」と「私の魔法使い」これは悲恋なのでしょうか。
そして「私のラベル」という存在。この存在に救われるというリーの言葉。
人はやはり、太陽のような存在を求めるものなのかな。
天真爛漫なラベルは、満点に愛おしい存在ですが、私は王様派です。
リーと王の最後の対面と、交わされる会話に、なんとも胸しめつけられる思いです。
流石
2022年11月12日
レビューの高さに驚き購入を決意。エロは少なめだが話が不思議ワールドではあるが内容が深く、温かかった。
泣ける
2022年2月24日
作者の他のダークめなお話が好きなので躊躇してましたが、人間の暗いところも描きつつ優しさもあるお話で泣けます。
外伝含め全巻良かった
2022年2月11日
物語の素晴らしさは他の方に同感。絵で躊躇した人が多そうなのでその辺の感想を。1巻の1話目だけなぜか絵がちょっと違うので、それだけで判断しないで読み進んで欲しい。あと大魔法使いリー様の姿が黒髪のおじさんなのには理由があり、別の本当の姿があって皆驚きます。線の多い手描きタッチは年代物の版画の書物のようで、時代感とマッチしていい味出てます。個人的に高ポイントなのは言葉がとても美しい!後半ほど洗練され無駄がない!あと使役の形が昔のクリスマスツリーのオーナメントのサンタに似ていて…作ってみたい…ウズウズ
何これ、すっごい好き
ネタバレ
2022年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ファンタジーです!!世界観がちゃんと定まっていて、とてもおもしろいです。内容が、この絵のタッチとすごくマッチしています。お話も引き込まれました。王とリーの過去や再会後の別れ、リーのラベルに対する愛に、その都度、涙しました。リーの使役リリドも悲しい運命でした。最後はハッピーエンドでよかったです。リーとラベルが直接恋人同士になるわけではなく、親子のような師弟のような関係の延長線上にいますが、2人で過ごす幸せを得られて本当によかったです。外伝もあるようなので、いずれ読みたいと思います。
最高です!
2019年6月12日
絵がどうかなぁ〜って思いつつも魔法使いBLにそそられ試しに一巻購入。あまりの良さに一気に全部購入しました。名作です!魔法使いのリー様(最上級の魔法使い)とその養い子のラベルのお話、どうしてラベルと暮らしているのか、少しづつ紐解かれてゆきます。魔法の事も使役も全てが独自の世界観があり、全てストンと入ってくる。いやー映画にしてもらいたいくらい素晴らしかった、そして、ラベルと使役には沢山笑わせてもらいました。何回も読み返せ作品ですよ!絵もすっかり魅力の一部になりました。使役がほし〜ラベルが愛しいです。超絶オススメ作品!
ハマってしまうファンタジー
2019年12月31日
架空の国、ワケアリの魔法使いとその弟子のお話。ワケアリ部分もチラッと出てきますが1巻目のこちらではまだわかりません。続き楽しみ!
王と魔法使い
ネタバレ
2021年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王とリーの気持ちがすれ違ったことが気がかりでしたが、3巻でとても良くまとめられていました。
面白かったです。
異世界を堪能できます
2020年6月30日
魔法使いのリーは亡き王の息子、ラベルを養子として育てています。ラベルは自分が王の子とは知らされていません。リーの弟子として魔法を習いますが、のほほんとして熱心ではありません。成長するラベルの中に亡き王の面影を見出すリーですが、亡き王には友情以上の感情を抱いていたようです。リーの繰り出す魔法が予想つかなくて、面白いです。ダークな面もあり、大人のための絵本といった感じです。リーの性格に毒があったり、ラベルがおバカだったり、ところどころ笑えます。続きものなのでいいところで終わります。
面白い!
2011年11月9日
立ち読みで気になったので購入したが一気に読んでしまった~!

魔法のある世界感と絵柄がとっても合っていて引き込まれそう

まだ10話までしか読んでないけどこれから続きを読みます!
王の夢 究極の愛
ネタバレ
2026年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ マイベストにされている方を見て気になって試し読み→肛門から生まれたラベル笑
発想が素敵とポチリ。

一冊の内容が濃い~。マイベス入は納得でした。
リーの無表情ながらもその言葉に、ふとした表情に、ラベルへの愛情が漂ってる。
いや、慈愛? 慈しんでいるのがたまに洩れてるよ。

理想家の王の治世は数年しかもたなかったし、国を滅ぼした愚かな王だといえるだろう。
なんせ動機は一人の魔法使いへの愛なんだから。
傾国の美女ならぬ、傾国の魔法使いリー(実は美形)。
けれど別の見方をすれば、かつて迫害から逃れて魔法使いの国を建て、その後自らの王に使役化された魔法使い達の、不幸な歴史を終わらせた賢王。

彼の地で王が、息子ラベルから生活ぶりを聞いた時、
彼はリーが、幸せに暮らしている事を知っただろう。
それはきっと、王の愛と夢が、昇華された瞬間だったに違いない。

これってある意味究極の愛。
リーとラベルが平和に健やかに過ごせることを、私も願わずにはいられない。
全4巻(番外編込みで読めるファンタジー傑作
2023年2月3日
1巻の表紙からなんとなくショタっぽくて(←個人的に苦手)ずっと積読作品だったのですが、フォローしてる方のオススメ、レビューも高評価なので読みました。この作品、今まで読んでなかった自分が信じられない。。。

初出が2005年の1巻単行本冒頭短編で、その後2008年から2012年まで雑誌連載されてます。番外編が2017年連載で18年に単行本。長い時間をかけて大事に紡がれた物語を、この数日間でどっぷり浸かって読めるのは過去完結作品の醍醐味ですね。番外編入れて全4巻なのですが、ラストまで読み終わってしまうがもったいなくて、途中でまた最初から読み直したり、ウロウロしてました。
坂の上に住んでる魔法使いリーとその弟子ラベル。学校に通い始めたラベルは生来の明るさで、魔法使いの師匠と時折訪れる不思議な訪問者や学校の友達と、慎ましくも楽しく過ごしてたのに、どうやらラベルの出生とリーの過去と国の歴史には関係があるらしく、静かだった日常がどんどん変わっていき、、というお話。
こういう、過去回想系の話、大好物なんです!!起こってしまった出来事を懐かしみ振り返りつつ、過去が現実とも交差して、未来へ進んでく。もう読者には何が起こったのか最初にわかっていて、なぜ起こったのかその背景が明らかになっていく、、っていう。なるべくネタバレしないで書きたいので曖昧になってますが、ラベルではないもうひとりの主人公に惚れた!そして3巻は泣いた!!いや、もちろんラベルも好きだーーー。
男同士の心の繋がりが描かれているからBL枠になってますが、性愛描写はほぼないですし、BL枠だからって読まない人はいるなら惜しすぎる。
あと大声でいいたい。これはショタではありませんーーー。BL枠だから最初その目線になってしまったけど、これはちーがーうー。どうしても気になる方は2巻と3巻の表紙をみて!!あれが完成形だから。そして、単行本2、3巻と番外編の単話表紙は完全に洋画の肖像画ですね。。ネタバレになるから言えないけど、表紙にも意味があるんです(3巻あとがきでようやく気づいた私)。あと淡水魚とか海水魚とか、優しい作者さんは解説してくださってて、読み切れてなかった私が恥ずかしい。。
過去回想系のお話でよく感じるのは懐かしさ。どんなに想ってももう届かない切なさ。別作者さんですが往年のファンタジー名作「辺境警備」や「グランローヴァ物語」が好きだった方はハマると思います!
2周目からがより泣ける……※微ネタバレ?
ネタバレ
2025年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 往年の名作を読もう月間!ということで、レビュー評価が高く以前から気になっていたこちらを手に取りました。

魔法使いが出てくるファンタジーですが、BLによくある魔法と剣のファンタジーとは少し異なり、どちらかといえば私が幼い頃に読んでいた外国の児童向けファンタジー文学(レイチェルシリーズなど)に近い感じで、設定としてかなり練られているなぁという印象でした(それぞれの国の文化や慣習など)。作画もシュッとした線じゃないのがよりファンタジー感を強めててよかったです。

作品としては主人公のラベルと養い親の大魔法使いリーの日常生活が主に描かれていく中で、リーの過去が紐解かれ、その過去と現在が繋がってストーリーが展開していくのですが、最初に読んだときはBLらしくはないストーリーを追うのに精一杯でした。でも、2周目からはすべてを知った上で読むことができるのであれもこれも全部「愛じゃん……」になってくるんですね……。
ラベルとリーの師弟愛(いっそ親子愛といったほうが的確かも)はもちろん、王とリーの叶わなかった愛(いや叶わなかったとしてもお互いに確信はあったんですけども)、王妃から王へ、王からラベルへの親から子への愛情、そして王とゾラの愛情と絆、もうそれらすべてが胸に迫って1周目では全然だったのに2周目からはボロボロ泣いてしまいました。
何よりラベルが主人公であるラベルが可愛くて愛おしくて、そういう造形になっているからこそリーがラベルを自分の命より大事に、でもラベルを守り抜くために自分の命を惜しく感じる切実さが強く伝わって、終盤で瀕死のラベルを胸に抱くシーンなんかはもう、涙が止まらず……親の愛じゃんそれはもうさ……!!!
確かに作品全体としては恋愛描写、性描写のようなものはかなり薄く、BL?とはなるかもしれませんが確実にBLです。ラブです。恋と愛の話なんですよ。

初版は15年ほど前、往年の名作とはこのことだな、と実感しました。まだ読んだことのない方にはぜひ、ぜひ読んでいただきたい!!!素晴らしい作品でした。
父よ〜てなった!笑
ネタバレ
2021年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらおすすめされなかったら全く知らなかった作品。出会わせてくれて感謝です。
細かな線の描写がとても印象的な絵と少しダークなファンタジー世界、魔法使いと人間の本来交わらない愛情を描いた重厚なストーリー!感動しました。
ファンタジーを読んだ時厚みを感じる要素の1つとして人では生きることが出来ない圧倒的な時間の流れを感じた時ではないかと思ってます。
王が小さかった時の出会いからラベルを身体に隠し眠った50年、ラベルを育て一緒に生きるこれから、
リーが生きてきた長い長いこのお話の中に、王へのずっと変わらない愛が生き続けていることがこの作品を輝かせている。
ダークな場面も多々あるのに全話通して感じる切なさや温かさは、王とその子ラベルへのリーの視線そのものかなと思う。
ホンワカした1巻から2巻では過去の記憶として語られる王がリーにとって無二である理由が描かれています。情勢が悪くなろうと自らの命をも犠牲にして変えたかった国の構造、魔法使いが個人として尊重される世界、リーが自分の意思で自分と共に自由に生きてくれればという願い。
愛してるとか2人がキスしたりする描写さえない。
それでも2人の深い深い想いが伝わってきて本当に切ない。「私の王」 「私の魔法使い」2人の道が交わることがない現実でそう呼ぶ事できっと伝わっている。なんて苦しい、けど力強い愛なんだろう…。
そして光のような3巻。
リーが王への想いから解き放たれる瞬間。決して囚われることが悪いことではない。けどラベルという能天気で天然なこの男の子がリーの全てとなり次の長い時へと進む道となる。
王とリーが本当になりたかった関係それを見届けることが出来た事の喜び!そして期待以上の結末を描き切って下さった先生は本当に天才としか…。素晴らしかったです。
長い長い夢を見てたかのような読後感、まだまだ浸っていたい世界に興奮が冷めやらぬです。これは何回もじっくり読んで浸って欲しいです!!!
忘れられない作品になりそうだ
ネタバレ
2020年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔法使いの話が好きなので関心があったが、ジャンルがBLのこのシリーズ、なかなか手を出す勇気がなかった。
あるレビューアーさんも書いていたが、私も転職で時間が生まれ、ならばこれをと、じっくり読むことに。
ストーリー超絶面白い。明るくはない。謎もあれば敵もいる。気味が悪くてダークな要素と寂しい感じが、華やかさの無い絵と合う。
私は、この好みではない画風を、表紙から既に多分に感じていて、購読を長いこと敬遠してたのも事実。絵を重視するので、ストーリーにこれほどまで引き込まれなかったら、読み続けられない。

話に引き込まれて、見た目に酔わずしてこの物語の国へスッと入り込めた。

こういう創作を読んでしまうと、ありきたりの日常風なドラマよりも「お話」で別空間に一気に持ってかれるので、本を閉じたときいつもの周りの景色の中に戻っている自分になんともいえない感じを持ってしまう。

使役、この存在なかなか凄い。
途中いろいろ禍々しいものが度々登場するが、筆捌きに滑らかさがない分、余分に薄気味悪さもある。それなのに、二人の師弟関係、世代の離れた養い親と養子の関係がイヤらしくなくてむしろキレイ。

独特のこの国や町の設定がストーリー展開に全て関わっていて、オリジナリティ満載。それでいて昔からあったおとぎ話のような。

「マキ」が中盤で投入されたがストーリーへの関わらせ方が上手すぎて、王国の崩壊への興味もつなぐ。
魔法使いリー様の王との思い出のフラッシュバックも、いつの間にか回想にリーが入り込むのが、実は強引な被らせ方なのに、二人の微妙さをいい匙加減で表してる。
ただ、長生きしていて恋愛禁止の魔法使いの世界という設定の制約に助けられて、リー様のビジュアルは枯れた感漂うのが私には惜しく感じ、正直もっと色気有って欲しいと欲が出る。

子どもであるからと言えばそれまでだが、ラベルが余りにこどもっぽく、この人物には自分が投影出来ないのでそこは楽しめない。しかし、使役が名前がない、という、ハリポタでいうところの屋敷しもべを思わせる生き物が多くいる設定のそのストーリーに、このこどもは名をラベルというのが、なんだか作者からの意味付けがあるように思えて、本当に作りが凝っていると感じ入ってしまった。
ファンタジー世界の作り込みが素晴らしい
ネタバレ
2025年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔法使いが多く住む街の外れの山に住む魔法使いとその弟子。二人の過去の物語と、弟子の成長を綴ったお話。
人との交流が苦手な大魔法使いリーとその弟子で幼いラベルの物語。とにかく、ファンタジーとして秀逸な作品です。異世界転生や令嬢系などの流行りでファンタジー的な作品は多くなっていますが、どれも設定は似たりよったり。それに比べると、この作者様の創ったファンタジー世界はまるで童話のように独創的で繊細で緻密。魔法使いを従える力のある王族の目や、魔法使いの脱皮、使役は入れ物であるなど、どれも特殊な設定ですが、斬新で面白いアイディアが詰まっていると感じました。この世界観にどっぷり浸れるだけで読む価値があると思います。
そして、世界観が面白いだけでなく、リーとラベル、はたまたラベルの親の王様やリーの使役のリリドなど、多くの愛の形が存在し、それを一つずつ噛み締められるのが素晴らしいです。特にリーと王様の叶わぬ愛の形が、リーとラベルの不変であり唯一無二の愛に繋がるのかと思うと、変わるものと変わらぬものの良さを感じさせます。親子のようでありながら、主従関係にもあり、ラベルの成長と共に相棒のようになっていく、そんな二人の関係性がとにかく素敵でした。
BLジャンルになっていますが、ほとんどそういう描写はありません。せっかくこれだけ素晴らしい作品なので、もっと多くの人の目にとまって、読んでほしいです。
読み返してさらに深まりました
2021年2月11日
外伝含めて4冊、ガッツリ読みふけっていました。あー、面白い。初めて試し読みした時は、絵が好みじゃないかなーってそのままスルーしたのに、2回目に目についたときに、評価の高さが気になって、1巻だけと思って読んでみたら、ドハマりしました。BLジャンルですが、BL的描写はほとんどありません。恋情を超えた先と言うか、信愛というか、ストーリーが深いです。そして、壮大なファンタジーだけど、人間臭さがまた良いです。魔法使いの弟子ラベルが、めちゃくちゃいい子で可愛いい。そんなラベルと育ての親の魔法使いリー、二人の魔法の修行の日々のお話かと思ったら・・リーの過去、ラベルの生い立ちが、こんなにも複雑に絡み合っていたなんて。お話は、重くて暗い場面もありますが、ラベルが明るくてお茶目でドジっ子なので、フッと気持ちが緩みます。詳しいネタバレなしで読まれることをおススメします!あと、続編となる外伝も良いです。リー様が好き放題してて、ラベルの使役が可愛いのです。
魔法使いは霞を食べる
2020年11月25日
っていうそれだけでもうテンション上がりました。1話のおわりが堪らなく良かったのです。それからもう夢中であっという間に3巻読みました。1巻は不穏な空気がありつつもほのぼのしてて、2巻からは一転シリアスで、3巻ですべてを回収していきます。もう大満足です。シリアスなのとクスッと笑えるのが織り混ざってて本当に読みやすいです。電子で読んでて紙でも欲しいなぁと思ったほどです。こういうお話ってBLじゃなければあると思うんです。実際それほどBL感はないんですが、自分的ツボはこちらのジャンルがBLであることです。そうですよ、BLしていいんですよ…。上質なファンタジーにあんまり即物的なこと持ち込みたくないですが、あえて持ち込みたい…。
色んな愛を知った
ネタバレ
2023年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと積んでいたことを後悔するくらいに感動しました。やはり、レビューの高評価は伊達じゃない!!
BLジャンルではありますが、人と人との信頼や絆を描いていて絡むような描写はなく、慈愛に満ちた作品でした。
外伝(『記憶の糸』)1冊を含めて、シリーズ全4巻です。

坂の上の小さな小屋に住む子供のラベルと、魔法使いのリー。ラベルは学校に通いながらリーに魔法も教わっています。
話を読み進めていくと、今のラベルとリーの暮らしの合間に、リーが昔支えていた王様の話も過去回想で出てきて、それがラベルと繋がっていきます。
ここで全てを話すのは勿体無いので、ぜひお話を読んでください…。
王とリーの絆、リーとラベルの絆、ラベルと父親の絆。
全てに愛があり、その全ての関係が尊いと感じられました。
たくさん泣く場面があったのですが私が一番泣いたのは、彼の地でラベルがラベルの父と再会し、別れ際に「元気で暮らせ」と伝えたことですね。かつて自分が母親の死の間際にそう言われたときはわからなかったが、他に何を望むというのだ?というモノローグと共にそう言われたのをみて、これも愛だなぁと…(涙)
その後のリーと王とのやり取りにも大いに涙を流したのですが、やはり子を持つ親にとっては上のシーンが1番刺さりましたね。
何度も読み返して余韻に浸りたいです。
☆10にしたい
ネタバレ
2021年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔法使い(リー)と弟子(ラベル)の物語。1巻目は、二人が魔法の修行をしながら静かに暮らしている。リーは厳格な割に少しズレてて、ラベルはおっちょこちょいだが天真爛漫で可愛い。穏やかな日々の中にも、リーが仕えた亡き王とのシーンが時々蘇る。特に、リーがラベルに贈った「ケープ」によって、元の持ち主である王の記憶がラベルに乗り移るところは面白い。王とリーの過去に期待をさせながら、1巻は終わる。BL?と思いながら、2巻目は怒涛の展開。リーと「王」の過去が明らかになる。リーを心から求める王。しかしリーには、「恋心をもってはいけない」という、女王との制約があった。女王が単に頭が固いからかと思ったら、リーを思ってのことだから悲しい。また、王は自分の国が魔法使いによって繁栄している事(魔法使いの軍事利用)を憂い、魔法使いを開放する。それが国の滅亡に関わろうとも、愛するリーの手を汚したくないという、切ない思いからだった。3巻は、死んだ王を蘇らせようとする、リーの使い魔との闘い。結果的に王は蘇ることは無かったが、王が成仏するとき、愛していないと思っていた妻(ラベルの母)と、長い年月をかけて信頼関係を築けていたことに涙が出た。王とリー、ラベル、お互いを思う気持ちが切なく描かれ、しかもあらゆる伏線がパーフェクトに回収される。恋心を持つことが制約される中、恋愛を超えた絆が、この本のテーマになる。各3巻の題名と表紙が、「坂の上の魔法使い」「無二の王」「黄金の川岸」と、それぞれのテーマに沿った内容になっている。今年、100冊強は読んでいるが、間違いなくベスト3に入る。
3巻まで読んで、また読み直してほしい!
ネタバレ
2025年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 壮大なファンタジー。魔法使いリーと、その見習いのラベルの物語。
彼らのほのぼの日常が描かれながら、ラベルの出生の秘密や、リーの記憶にある過去が、徐々に明かされていく。

先に言っておくと、BLジャンルだけど、BL展開はありません。私は「BLファンタジーだ」との思い込みが最初にあったので、王とリーはどこかで交わるのではないか、ラベルとリーも最終的にはラブに至るのではないか、とある意味期待して読んでいたわけですが、お互い恋心を胸に抱くのみで、それ以上はありませんでした(ちょっとがっかりしたのは確か…)。

正直、王とリーにはヤキモキさせられたし、リーの元の姿で王とくっついて欲しかったけど、王とリーが結ばれなかったからこそラベルがいるのだし、3巻の三者面談的な(笑)場面は良かった。その後のゾラ登場の演出も。そしてリーが王に対して抱いていた感情を知った上で、リーとラベルの日常を1巻から読み返すと、また違った感情が湧き出てきます。だから是非いったん3巻まで読んでほしい!

このあとは妄想の世界になるけど、ラベルとリーは師弟の枠をいつか脱して、恋愛関係になってほしい。もうリーの呪縛は解けてるわけだしね。
ラベルの使役がたまらなく可愛い♡
ネタバレ
2026年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔法使いと暮らす子供の話。

坂ノ上に居を構え暮らす魔法使いリー。
そこには修行中の子供ラベルが一緒に住んでいます。

設定や話の端々に丁寧な血液が流れていて、
話に入り込んでしまえる説得力がある。

お話に出てくる小さき使役が凄く可愛くて、
そこばっかり見ちゃう自分がいました。

魔法使いが生まれ変わるとか、
使役に名前を授けると自我が生まれるとか、
恋をしてはいけない命令があるとか、
新しい決まりごとが沢山ある話なのに、
全く分かりにくいことはなく、
すんなり話に食い込んでしまう話のチカラには、
驚くし読んでいて楽しくて、
様々な命の選択のシーンでは泣けてきました。
とても面白かったです。
とにかく読んでみてほしい
ネタバレ
2024年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄が好みでなかったので、気になりつつ手に取るまで時間がかかりました。結果…なんでもっと早く読まなかったんだろうと猛反省!
王と魔法使いの悲恋、王の子との何気ない生活、魔法使いリーの生き様に涙が止まらない。
強い力を得るために幾度となく死を迎え脱皮してきた魔法使いリーは王族の力となり生きてきたのだけど、女王の縛りで色恋は決して許さぬ契約をしたため両想いだったであろう王とは決して結ばれる事はなく辛い負目を持ったままずっと生きている。忘れたい記憶と忘れたくない記憶の間で愛おしいラベルを護り育んでいるリー様がなんとも切なく、読み進めるたびに胸が苦しくなりました。
使役がちょっと可愛かったり、クスッと笑っちゃう場面もあったり、かと思ったら残虐的なシーンもあったりと最後まで前のめりで読んじゃう面白さがあります。
納得の高評価です。BL括りなのが勿体無いくらい。
何度も読み返してウルウルしています
ネタバレ
2023年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価が高いので気になってはいましたが、ファンタジーものはあまり読まないし、絵本のような独特の絵もどうかな〜と思って敬遠していましたが・・・もっと早く読めばよかった!!すっごくよかった。きちんと作り込まれた世界観が素敵。BL要素はほぼありませんが、いろんな愛の形がある。王とリーの辛く切ない愛。リーとラベルの家族のような愛。何度も切なさやあったかさでウルウルしました。シリアスな場面でもいつも呑気なラベル。元来の性格もあると思うけど、リーに大切に守られてきたからこそ呑気でいられるんだなと思うとまたウルウル・・・。いろんな伏線があり、読み返すと気づいていなかった新しい発見があります。本当に素敵な作品でした。
とても良かったです。。
ネタバレ
2022年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ジャンルを超えたとても深い様々な愛の物語のようでした。
主従や師弟、家族愛など静かに厳かに過去と現在を交差しながら紐解かれていきます。
何でBLに括られるのか不思議なくらいです。

魔法使いリーの仄くらい世界に弟子のラベルの存在が温かく灯る小さな光のようです。
リーとその使役リリド。前王のカヌロスとその妻ゾラ、息子のラベル。
王とリーの秘めた叶わぬ想いから、どんなに焦がれても手に入れる事ができない命を賭してのそれぞれの想いが切ないです。
それでもラストのラベルのその後を見る事で、皆の想いがが報われるような気持ちになります。
サブタイトルに無二の王と黄金の川岸とつけられているのも壮大で素敵です。

愛しき者への深い想いが、恋愛だけに括られないとても尊いものでした。

穏やかな大人の絵本のような御本にとても満たされました。
これは愛の物語
2022年5月3日
「これは大人のための童話だ」と書いている方がいて…私もそう思いました。絵柄の雰囲気とお話の内容から「ちょっと残酷で切ない大人の童話」だと。リーとラベルのほのぼのとした日常から始まる物語が、まさかこんなに深いお話だとは思いませんでした。世界観がしっかりしていて読み応えがありました。BL要素は2巻目がメインで、王家の目による命令(本人の意思に関係なく従えという命令)に縛られているリーが王に酷い仕打ちをしてしまい、2人が決別というかたちで別れてしまうのがとても切なかったです。でも、このことがなければラベルは生まれなかった、その後起きた王国の悲劇がなければリーがラベルを育てることもなかった。そして、リーが体の弱かったラベルに望んだこと、王の母君が死の間際に王に伝えた言葉、王の魂がラベルとの別れの際にかけた言葉のどれもが同じ意味の言葉で「健やかであれ」。多分この物語は、過去から現在そしてその先へ〔王からリーへ、そして親(王とリー)からラベルへ〕繋いでいくということがテーマなのかなと思いました。とても良い作品だと思うので、BLは無理という人でなければとてもお勧めです。
1巻:大好きな世界観♪尊い物語です!!
ネタバレ
2020年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻。愛していた王の遺児ラベルと暮らす魔法使いリー様のほのぼのとした日常の中に、王国を滅亡させるしかなかった苦悩が透けて見えるとても興味深く面白い話の幕開け。

まだ何も知らないラベルを育てながら、自身の使役を探すリー様。父子二代に渡る教育係でラベルと亡王を重ねては感傷的になるリー様だけど、そこを放っておかないのが素直で天真爛漫なラベルの存在!!その天然やんちゃなラベルも、かつて王侯貴族しか着用を許されなかったドラドラ山羊のケープを纏えば凛々しくなる姿が素敵♪そのケープに宿る記憶を目覚めればケロリと忘れてしまう可愛いラベル。そのラベルの使役も可愛くて癒しの存在。

知らずに毎年修行に訪れる湖水地方の旅が、亡父と亡国の鎮魂だとラベルが知る日は来るのかな。ドス黒い過去を持ちながら、魔法の様には行かない育児の困難さに悶々とするリー様がとても微笑ましい1巻。

短編で深い話を見せてくる構成力が唸る程素晴らしいお話は、2巻3巻外伝と続き、涙なしでは読めない壮大な世界観に心を打たれます!!
雰囲気あるファンタジー。是非4冊セットで
2022年3月21日
線の多い暗めの作画が読みづらそうで、なかなか購入に踏み出せなかった作品でしたが、島でお勧めがあり、レビューも良いことに加え割引になって読むなら今と、購入しました。結果。読んで良かった!何故早く読まなかったのかと逆に後悔する程。
王宮のいざこざも全体的に含め暗い部分がありますが、主人公とその使役に心和みます。決して明るい生い立ちではないけれど、リーとの強い絆に、何気ない日々を過ごす彼らにホロリとさせられます。
設定も素晴らしいし、色んな伏線を3巻できちんと回収されているところも素晴らしい。過去と現在が描かれますが、混乱することなく読めます。
その後の外伝は素敵なサービスでした。絵もどんどんと綺麗に(線の多い絵ではありますが)読みやすくなりました。何より王様親子がとても格好いいです!いつまでもそのまま幸せに過ごしてほしいです。
色んな使役がいて可愛かった。読んで良かったです。
一つの王国と一つの町を繋ぐ一人の魔法使い
ネタバレ
2021年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔法使いの多く住むゲルの町外れ、長い坂の上に魔法使いのリーと見習い少年ラベルが住んでいます。物語の進行とともに、リーとラベルの関係やリーの過去が、60年前の革命と今は無きその王国を中心に明らかになり、さらにその余波は現在にまで繋がっているのでした。何度も死を重ねる度により大きな力を身につけ、長い時間を経てきたリーですが、王家への誓いによって恋愛感情を持つことができません。魔法使いの中でも最も強い力を持つリーを巡る、恋よりも強く優しく深い愛が描かれる力強いファンタジーです。3巻のクライマックス、王とリーの再会と別れのシーンが感動でした。第1話で、魔法使いになったら霞しか食べられないのが不安だと言っていた幼いラベルが、最終話では霞を食べることを1番に心がけるようになるまでに成長を遂げます。ラベルのその想いと、それを穏やかに受け入れるリーの姿に亡き王の夢は叶えられます。甘いイチャラブはありませんが、小さな使役や人型の魚達など、クスッと笑える場面や様々な魔法も楽しい読み応えのある長編です。全3巻から魔法使いのギルドの長・エイベンを軸にした外伝に繋がり、こちらでもリーとラベルが活躍します。
4.5☆
2022年7月2日
おとぎ話みたい。ファンタジーが好きで気にはなっていたのですが、絵が独特で自分の好みではなく、読み出すまでに時間がかかりました。でも、話が展開していくと絵も全く気にならず、3巻一気に読んでしまいました。続編が出ているようです。3巻で一応区切りなので読みやすいのです、しっかりとしたファンタジーでありながらも深い愛の物語です。リーとカヌロス王の関係は苦しく切なく、リーとラベルの関係は愛おしく温かいです。BLコミックのジャンルにはなっていますが、BLとはちょっと違う、ブロマンスに近いかも。カヌロスとリー様のBLが見たかったーという気持ちはありますが仕方ないですね。どちらにせよ、確かに愛には違いないです、BLエロとか期待してない人であれば、ぜひ読んでみてください。評価は4.5☆
王国ノスタルジー
2021年7月8日
本屋でみつけても買わなかったと思う。だって絵に華がなさすぎる(失礼)表紙絵の独特の雰囲気が素敵だしレビューが良くクーポンもあるしで思いきったのですがもう夢中です!レビューしてくれた皆さんありがとうって言いたい(笑)孤高の変人魔法使いリーと養い子のラベル。キラキラなしの枯れた感じ(失礼2)の画面にラベルの可愛らしさ、生き生きしたキャラがとっても良い!最初は魔法使いの日常のような話かと思っていましたがリーがラベルを育てることになった過去が明かされていき壮大な物語へ。ひとつの王国の歴史、ひとりの魔法使いの記憶というノスタルジーが何とも心を掴まれました。特別ファンタジー好きとかではないんですがたまらん世界観です。
読み返してみてやっと
ネタバレ
2022年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくおすすめされているし、評価も高いので、ずっと気になりながら購入の機会を待っていて、やっと読みました。
正直、画が独特なので、初めて読んだときはこの世界に入り込めずよくわからなかったのです。私の気分も違ってたのかも。
今回再読したら、何というストーリー。ラベルとリー様のやり取りが面白くて、ラベルの疑問に淡々とした語り口ながらスパッと迷いなく答えるリー様の時には心の内も見えたりしてとても良かった。
今までよくある魔法使いのイメージは「何でも簡単に魔法を使って思い通りに出来る」という感じだったのですが、これは違った。強い魔法使いになる為には、命がかかっている。
どこがBLなのかと思ったら、リー様とラベルの父親の関係だったんですね。
良質のファンタジー作品でした。
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作家名: 明治カナ子
出版社: 大洋図書
雑誌: HertZ&CRAFT