また秀逸なファンタジーBLが爆誕してしまった…。ハルモト先生のリーマン新作がバチクソにハネてる時にアレですが本作も素晴らしいのですよ。今なら言える、こっちの方が好みかもしれない。魔族、魔物、人間、妖精が争いながらも共存する世界観。かつて愛した人間の面影、というには「そのもの」過ぎる人外とのあれやこれやです。1巻はまだまださわり程度に過去の回想が入りつつ物語の背景と主要登場人物紹介、続編乞うご期待!というところで終わっています。主人公リュカが消えないで、と願ったのはさてどちらだったのでしょうか。
エルフ大好きおばさんなので白銀エルフが出張っているだけで贔屓にしちゃいますよね。長編BLは初挑戦とのことなので、描きたいものを描き切っていただけるように微力ながら応援していきます。追い掛けたい作品がまたひとつ増えました。