今夜だけ生きのびたい
」のレビュー

今夜だけ生きのびたい

おにぎり1000米/星名あんじ

この作品を最初に読むべき。シリーズ1番目

ネタバレ
2025年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説。読み放題対象。しばらく漫画のレビューがないのは、この小説シリーズにハマってしまっているから。。ヤバい、こういうのを沼と呼ぶ。
寡聞にして全く知らなかったのですが、ネット投稿小説界はものすっごくレベル高いんですね。この大河ファンタジーシリーズ「こことはちがう地上について」を書き上げていらっしゃって、しかも今も読めてしまいます。

ちなみにこの作品「今夜だけ生きのびたい」は時系列で1番目、「きみがいなくなっても教室はそこにある」が作中時系列で3番目。必ず読んでほしいのが「きみが〜」の続きで4番目、商業単行本化まだされてない「果ての塔から響く歌」(←検索かけたら読めます)。

「今夜だけ〜」は、くっついてからわりあい軽く読める騎士が魔法師を溺愛する交互視点の鑑賞もの、登場人物のその後番外編が本編と同じくらい分量で投稿サイトで今も読めるので、これも検索して読んでほしい。「きみが〜」と「果ての塔〜」は時代が降ったスピンオフなんですが、こちらのお話の方がかなりシリアスな展開、魔法の力を失くしてしまうメインキャラがとっても不憫で。。。(番外編が投稿サイトにたくさんあり)。どちらもすっごく面白いよ。ハマったよ。。。「今夜だけ〜」も「きみが〜」も、攻めくんの明るさ前向きさがとっても輝いてる。

察せられる作者さんの読書量が反映されたしっかりとした文体と構成で、一気に読ませるね。時系列で2番目と5番目のスピンオフ、これから読みます。。2、4、5番目の話が商業単行本になったらまた読むんだろうな〜。

あ、あと、あんじ先生の絵大好き。挿し絵依頼してくださってありがとうございます〜
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