友だちと、あやまち。
」のレビュー

友だちと、あやまち。

七海リキ

まさに友情越境BL

ネタバレ
2025年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の彼らの表情に惹かれ、見つめること数十秒。
前作でも登場人物の表情がとても素敵な作品を描かれていた作者さま。期待を込めて、新刊購入。
期待以上のドキドキだった…!

キュートで明るいタイプに見えるけれど人見知りで一歩引きがちな榛名と、一途で強引な所がセクシーな一誠。
作中での表情、眼差しも、めちゃくちゃ良くて魅力的。
物語もほぼ彼らの関係性のみに焦点を当てて進むので、キャラクターの良さがより一層、発揮されて際立っている。

中学時代、たまたま窓際に集まった友人4人。
社会人になり結婚が見え始めても集まり続け、スマホに登録されたグループ名は「西中窓際族」。
これだけでもう彼らがとても大切な仲間たちだと分かるし、そんな友情の中でのふたりが、片や長年の想いを募らせ、片や無自覚に惹かれていて…。

あやまち、ではないけど関係を持つようになり、それでも壊れないほどに深い友情が、とても真っ直ぐに伝わってきてそこが良かった。ラストのセリフもすごくいい。
榛名の職業は少し意外だったので、番外編とかでもう少しその向き合い方などを詳しく知りたいかも。

信頼ある人との幸せな行為も見応えたっぷり。
それにしても一誠がいい男過ぎてたまらん!
色っぽくて優しくて強引で甘い。
たまに見せる無邪気な笑顔もニヤリ笑顔も、たまらーん!

いま読み返してて初読の時も思ってたんですけど、一誠のセリフも随所でたまんないですね。俺で、俺が、俺たちは…。はあ、かっこいい。一誠のたまんない語録作りたい。
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