うつくしいたましい【分冊版】
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うつくしいたましい【分冊版】

小松

純粋で美しいもの、汚くて醜いもの

ネタバレ
2026年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 未完を承知の上で読む。
うつくしくてヒリヒリとした、刃物のような作品。
暗闇と光を感じさせる描き方が、物語をより美しく神聖にしている。
次の瞬間には消えて無くなりそうな脆さが何故だか眩しい。

親に期待せず、生き抜こうとしている優等生赤根。
親に期待されず、与えられない愛に囚われている一軍葉室。

持っていて当たり前だとされるものを持たない不幸。
でも、自分だけが不幸な訳ではないと理解もしている。
正論で助けられる話じゃない。
もうため息しか出てこない。

赤根が強くいられたのは行動しないと生きていけなかったからで、実は危うい。
けれど葉室は愛を知っている。
奈津子さんみたいな大人もそばに居る。
先生もどうか気付いて、力を貸して…

連載は追い詰められた赤根の分岐点で止まっている。
葉室に救われて欲しいと、切に願う。

2026年はうつくしくて儚いこちらの作品から。
シーモアを楽しむ全ての人が、今年も良い作品に出会えますように!!
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