悪役令息をハイスペ溺愛攻に育ててしまった
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悪役令息をハイスペ溺愛攻に育ててしまった

小中大豆/石田惠美

前半、BLである事を忘れるくらい没頭した

ネタバレ
2026年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ うわぁーーーもぅーーー良かったぁーーーー…………!!!
小中大豆先生のあとがきによると「個人趣味全開の異世界もの」とのことですが、、、最高です…。
これからも是非とも趣味全開全解放全放出でお願いしたいです_| ̄|○

前半はガッツリ主人公2人の幼少期のお話なので、色っぽいことにはなりません。全体に占める幼少期のエピソードが多い気がしますが、私としてはこれこそがこの物語の心髄だったと思います。思わず涙が溢れ…前半はもはやBLであることを忘れて読んでいましたね。
この幼少期のエピソードがあるから、ギアロイドがロレンスに傾倒する気持ちに心から共感できたし、成長する2人を見守るように(気分はほぼオカン)読み進められたのだと思います。
ただし純粋な子ども同士の関係ではないところがポイントです。精神年齢30代の4歳児は某名探偵のよう(身体は子ども、頭脳はオッサン)で面白かったです。

2人の周りを固める登場人物たちも、皆すごく個性豊かで良いキャラしていました(侍女は除く)。ヒロインの登場時はややザワつきましたが(私が)、ヒロインも嫌な娘ではなかったし、何よりギアロイドとロレンスの両片想いは盤石だったので、そのモダモダをニヤニヤしながら余裕を持って見守ることができました。
エッチなシーンは少ないですが、長年の思いがやっと通じた念願のベッドシーンには込み上げるものがありましたね。(鼻血かな)

ギアロイド、ロレンス、おめでとう……!!!

笑いあり、涙あり、ドキドキもハラハラもキュンキュンもしながら、文句なしのハッピーエンドに辿り着く。やっぱり小中大豆先生の作品は最高。大好きだ…!!と再確認致しました。面白かったです!!

ただ、昨今のトレンド??なのかな。
タイトルで物語のあらすじ全部分かってしまう仕様は、なんとかならんのかな……?とは思ってしまいました。推しの作品は、作品紹介やあらすじすら読まずに、真っ新な状態(ネタバレなし)で読みたいな、と思うのです。
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