レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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「秘密」を暴く、ということの重さ2025年3月31日お試し読みの大統領の話がすごくわかりやすく流れるように第九の舞台に連れて行かれました。
ところが、第九でのストーリーは結構グロかったり心を抉られるような事件ばかりで途中休憩が必要でした。
そこで、スピンオフの創世記(season0第一話)を読んでみることに。これが休憩以上の効果がありました。薪さんの生い立ちや鈴木との出会いに触れられ、薪さんの人物像が深まり、急いで本編に戻ると..賢く強く美しい薪さんですがそれだけではなく彼の哀しみ孤独思いやりに溢れた姿勢までも描かれていることに気づけました。
本編途中でも創世記オススメです。 -
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寵妃ヒュッレムの成り上がり一代記2025年3月25日奴隷から寵妃となり権力を手にする主人公の人生記なのですが、恋愛だけでなく、史実に基づいた歴史ロマンあり、おまけに後宮サスペンスもついてくるお得な展開です。
史実に絡める創作部分がヒュッレムとイブラヒムと皇帝スレイマンの絶妙なバランスで成り立つ(恋愛だけではない)三角関係で構成されており、最終巻までドキドキしながら読めました。
三者の言葉も行動も、その背景を鑑みればどれも最後まで納得のいくもので作者さまのキャラクター構成力と辻褄合わせ力に恐れ入りました。
世界史もカタカナも苦手なのに夢中で一気読みし、ついでにWikipediaまで調べちゃうほどハマった作品です。 -
五感で感じる唯一無二の空気感。2025年3月20日シーモア島でストーリーがあるBLとしておすすめされていたので購入。
結果、すごーーーーーくイイ、大好きな作品になりました。(おすすめしてくれていた沢山の方ありがとう)
主人公二人の会話や距離感の縮まり方がいい。そして、家と持ち主と歴史と新入りの関係もすごくいい。家が生きている、人が生活している様が書き込まれていて、読んでる自分も五感で家を感じているような気になれます。
40を目前として再会した二人だからこその、
大切なもの、変わっていくもの、手放さなくてはならないものなど、年月を重ねていくと避けては通れないいろいろな感情が織り込まれており、いろいろなことを感じることが出来ます。 -
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