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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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不思議な設定と手堅い流れ2025年9月28日同級生再会もの。沢木の性癖とチョロさとか、真嶋のシングルマザー援助とか、設定は最初から最後までコメディなのか真面目なのかよく分からないバランスでした。沢木にまで図々しく集るのに最後はあっさり去っていくシングルマザーさんも謎。最初は沢木側の描写から入り、第4話で真嶋側を描いて、最後に沢木が真嶋の事情や人柄を知ってお付き合いというオーソドックスな流れで色々押し切っている感じです。真嶋の見た目(クマがあっても無くても良い)とストレートな性格が好みなので誤魔化されておきます。あと、2人の中学生時代も可愛い。
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絵柄で印象が変わりそう2025年9月28日冒頭ヤンキーものかと思いきや、この作者さんらしく基本ギャグ調ときどきシリアス描写で、ヤンキー風味は添え物でした。まあ、絵柄もヤンキーもの向きではないかと思います。ただし、ヤンキーと優等生ものBLでのヤンキーチョロすぎ展開は健在です。
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偶然のような必然のお話作り2025年9月28日BLっぽくない絵柄で、ちょっと捻った人間模様の描写をしてくる作者さん。今作も、社会人になって立場逆転の再会ものかと思いきや、そこにストーキングっぽい一捻りが入ってます。何事にもやる気が無いというか、何かを諦めて暮らしている園山と、真面目でこだわり強めの瀬田。ちょっとでも選択が違っていたらそのまま空中分解でおかしくないけれど、探偵事務所がいい働きをしてます。こういうお話の作り方上手いなあ。あと、瀬田の上司の田村さんが大変できた方で、瀬田ができる人ポジションになれたのもこの方の力ではと想像したりしました。
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ステップアップ2025年9月28日3作目を先に買って、慌ててこちらも購入。前作で付き合うことになり、今作では当て馬っぽい存在が出てきて二人の絆が深まる流れ。空手部有馬の脳筋な側面がちょっと面白かったです。
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3作目2025年9月28日最初、2作目を飛ばして買ったのに気付かず。同棲からの長期出張のコンボとか、出張先の人間関係でやきもきする展開は、シリーズ化したサラリーマンものではまあありがち。出張してる北大路の有馬への気持ちが揺るがないのは読者には分かるので、有馬の気持ちの描写とか、大阪支社での人間関係でバリエーションをつけている感じです。
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設定と会話の妙2025年7月27日芥川さんと剣人、そして八木先生それぞれの設定が絶妙。そもそも芥川さんの「人の心がない」評は職場の環境も問題で、患者の不安のケアも求められる医者でなければなんかずれてるけどそれなりに味のある人くらいでは。でも、辛い事情を経て育てることになった剣人という身内の子供と関わるにはやっぱり不足で、通常の家族なら最低でも配偶者と3人で成長していくところが1対1でどん詰まってしまう。そこに対する八木先生の分析の的確さと芥川さんへの思いやりがどハマり。そして、八木先生のツボを芥川さんが天然で押さえてしまう様子や、剣人が二人の間を取り持つ流れが余りにも自然。正直、身体の描き方で線が粗く感じる時もありますが、表情やネームの良さで読ませる上手さがあります。
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時代物のバランス感覚2025年7月27日セールで絵が好みなので購入。平安時代なのに短髪な時点でビジュアル重視ではあるのですが、時代物の要点はそれなりに押さえつつ、鬼の性やら半鬼という設定をよく活かしています。きれいで軽めの絵柄なのでさらっと読めますが、絵柄が違うと印象がガラッと変わりそう。
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ちょっと外れた、でもありそうな2025年7月27日中編2作。表題作は陰気な不思議ちゃん受けの蓮見とやや粗暴でその分自分に素直な攻めの角野。お互い欲望に忠実なようでいて、関係を形にするのにモダモダしたり好きな気持ちに理由が欲しくてモヤモヤしたりする。こういう風に理屈っぽくなるのも青春らしいのかもしれない。もう1作はなんか魅力あるダメ男の描写が上手い。どちらも少し「普通」から外れていて、でもそれなりにあるかもしれないくらいの空気感があるのが面白いです。
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うっすら闇系2025年6月29日なんか気になって読んでいる作者さん。この作品集は全体に心情の機微の描写とか特殊設定に寄った読み切り。そういえば、スポーツものでも嫉妬などちょっと暗い感情込みのお話でした。他にヤンキーものなどあり、まあまあ雰囲気が違いますが、キャラが男らしくてきちんとBLしてる感があります。
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設定とストーリーが良い2025年6月22日試し読みで絵とストーリー性に期待して購入。結果大当たり。やむを得ない事情で製菓を諦めた七尾と共同作業に難ありで燻っている四ノ宮、再会した二人がお互いのことを意識するようになったり、現状をどうにかしたいと考えるようになる過程の描写がとても丁寧でよく伝わってきました。その人が作るものが好き、というのは職人系の関係で惹かれる動機として最強ですね。また、お店で買って家で食べるケーキって日常をちょっと特別にするものだと思うのですが、それが二人の関係にも上手く重なっています。なお、四ノ宮は再会当初からごく自然に七尾に迫ってますが、その筋の人だってことでいいのか気になります。続編が出ているので楽しみに待ちます。
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定番アレンジ2025年6月22日異種族ものをよく描いてる作者さん。この作品はBLの定番設定だけど、同族カップルで一捻り。あと、ユウリのコミュ障寄りの設定は割と見るものですが、要領良さげな陽キャでホストだけど実は繊細なトウマのキャラ描写の塩梅がいい。パートナーができたらホストの仕事は続ける必要無さそうですが。しかし、人間の食事の頻度で精気が必要ならそれは大変でしょうね・・・。
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これは・・・ボーイズなのか?2025年5月24日確かにジンガイさんは女性ではない。どちらと言えば男性寄りだけど(自分の一部だけどあまり言うこと聞かない部位とか)、性別関係なくなんかそういう存在という気もします。普通に女性に擬態してるし。そして長生きしてそうな達観と、ふとした時に出てくる幼なげなところのギャップがよい。田中ことニンゲンくんは特殊性癖持ちの草食童貞ながらいい奴だし、こっそりモテているのも分かります。
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すんなり2025年5月24日このタイトルだと何か波乱があってそれを乗り越えるストーリーかと思ったのですが、意外とすんなり関係が進んで、一話毎に告白、同棲、パートナー申請、親に紹介とトントン拍子でした。
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画力・設定・ストーリー全て良い2025年5月24日表紙はあまり惹かれなかったのですが、白黒絵はかなり好きです。画力が高くて、七瀬の色んな表情も玄野の不気味さもよく描けてるし、痛みや生活の荒みの描写も説得力あります。七瀬が168cmで玄野との身長差10cmという設定も絶妙(玄野の趣味が唯一ちょっと?)。玄野が特に歪なので恋愛の好きのストレートさはないのですが、お互いが欲しいものを満たすことができる相手を見つけたって感じがして良いです。玄野目線だと、一目惚れしたド好みの相手を変態アプローチで落とした話と言えなくもない(笑)。ラストは七瀬が玄野的コミュニケーションを身につけたようで印象的です。二人の関係が変わる転機が4話だと思うのですが、七瀬は弱いという玄野の言葉を受け入れて、それで犯罪は回避したっぽいし、玄野は相手が嫌がる反応を好むだけではなく普通に思い遣ることもできると示されているので、このまま進んでもどうしようもなく破滅的なことにはならなさそう。この二人の生活が上向く気配は皆無だけど、ツンツン彼氏を愛でる変態みたいな感じで関係が続くといいなあ。
小冊子は発売即購入。この付かず離れずでドライな距離感も良き。そして、ギャグ味がある描写もよろしいですが、自分の魅力を理解した七瀬とか、お互いが特別であると認識した上でのもっと濃厚な絡みなんかも見たい。この二人(と作者さん)にはさらなるポテンシャルを感じます。 -
平和な極道2025年5月10日不遇な子供がその筋の人に拾われる系のお話。極道の世界の擬似家族的繋がりはBL作品では良くある描写ではあります。この作品は、極道と堅気の交わらなさとその克服が、篠目個人の剣呑さと尾見の恋愛的な必死さに完全に転嫁されている感があり、まあ平和でした。
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可愛くはある2025年5月4日現実だと早晩破綻しそうなレベルで職務遂行に影響ある擬装不仲と、その上での二人で温泉旅行、押し入り先でのやらかし。いやなんかバレるでしょ(笑)。これを楽しめるのはBLならではですね。一応捜査したり、途中で疑惑が入ったりするのですが、警察設定はあくまでもスパイスって感じです。
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もう少し納得感が欲しい2025年5月4日ちょっときつい表現かもしれないですが、なんとなく、オタク女子が突然素敵な人に好かれる理想の恋愛パターンをBLで再現しました感が強いように思いました。きっかけの飲み会以外にも、小田島が一木を選ぶ動機が分かるエピソードとか、一木のいいとこがもっと分かるような描写があれば良かったのですが(最初の方で仕事の話で盛り上がってはいますが、もうちょっとインパクトが欲しい)。同じ作者さんの別作品ではそのように感じなかったので、今作との相性が良くなかったのかな。
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傍に誰かいる幸せ2025年4月27日目が覚めたら片思いをしていた相手と同棲していて、しかも10年経っている。想像するだけでショックで、自分に置き換えてみたら現実として受け止めるのが難しそう。西田の場合、河原と同棲を始めてからは自分が覚えていられない時間も河原が覚えてくれていると考えると、誰かが傍にいるというのは幸せなことなのだと感じます。河原の方は、自分との時間を忘れられる辛さより、好きな人と時間を過ごすこと、それを自分が覚えていることを選んだということなのでしょうか。共に生活することの意味を考えさせられる作品でした。ざっと描いているような絵柄のお陰で、深刻なお話がさらっと入れるものになっている気がします。
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ギャップ系?2025年4月27日押し出し強そうな陽キャイケメン加賀と、オドオドした隠れイケメン遠児。行きがかりで付き合って、スイッチが入ると遠児が強引で加賀が流される側に。遠児への感情に戸惑う中盤からの加賀は時に乙女のような趣もあり、登場時とのギャップがなんか印象的です。
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どこかズレた男たち2025年4月27日田上と内藤、帽子山と林という2カップルがわちゃわちゃしているお話。フェチを隠そうとしたり、なかなか素直になれないとかでカップルになるまでの紆余曲折を楽しむ感じです。フェチという理屈じゃないものが軸なのに、キャラの語り口がこの作者さんらしい理屈っぽさなのが面白い。
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このネタで健全な男子高校生2025年2月16日男性だけでなく女性もちゃんと色っぽく描ける、BLではちょっと印象的な絵柄の作者さん。巻頭の言葉通り、男子高校生らしい勢いと青さがいいです(特にジュン)。話が進むにつれてテツがどんどん可愛い系になっていくのはまあご愛嬌ってことで。
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ヒモ男の生態2025年1月19日優男・可愛い系の攻めにマッチョな受けというのがこの作者さんの好みなのですかね。いい作品だと思うのですが、改心するまでの美空のヒモ男の精神構造描写があまりにリアルで、実際に身近にいたら自分は嫌だろうなあと感じてしまいました(褒めてます)。あと、腐女子同僚とか後輩ゲイカップルとかユニークな上司とか、雪ちゃんの職場が色々ネタの宝庫です。
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ホモソーシャルとホモセクシャル2024年12月22日冒頭、ホモソーシャルな関係かと思っていたら片方はホモセクシャルでした、というシチュエーション。実際に冒頭みたいな経験をした男性を複数知ってますが、男性と女性でかなり感じ方が違うのだろうと思います。告白ならともかくいきなりキスは乱暴なので、普通はここからリカバリするのはどんな形であれかなり難しいでしょうが、まあこれはBLなので既定路線の流れです。それをきちんと漫画として落とし込んでいるのは作者さんの力量ですね。
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平凡受け2024年12月22日表題作は、スパダリ攻めと平凡受けカップルに、執念深い幼馴染み要素をブレンド。受けの松本が本当にいい感じで平凡な見た目なのが味わい深いです。他に、優しい犯罪者ものの短編1本。
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絵柄が好き2024年11月17日表紙の桜井くんのかわいさと試し読みでの鳥羽さんの顔面にやられました(笑)。桜井くんは陰キャというより弱気とか内向的って感じですが、定義がよく分からん。鳥羽さんは惚れるのも早ければアプローチも迷いがなくて清々しいです。前半の桜井くんと鳥羽さんの噛み合わなさとか、鳥羽さんの百面相とか、コミカルな描写が楽しい。あと、個人的に焼き物が好きなのでそこも好印象ポイントでした。
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朝が来たら、ふたりは【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
健気さと思い込みと2024年11月17日隠れゲイの藤井と、オープンゲイの後輩甲斐。セクシャリティを表に出すかどうかという問題以外にも、真剣な恋愛へのわだかまりとか、家族との関係とか、非常にオーソドックスで真面目なBLネタが丁寧に描写されています。先輩の気を惹こうとする甲斐の健気さが、黒髪と相まって古典的ヒロインのようでもあります。絵柄の淡白さからか、ドラマチックな場面も割とさらっとしてました。いいね
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今時貴重な文学青年2024年10月27日1巻は、無駄に強面の作家遠野が、今時珍しい文学青年文倉の家に居候をして関係が育まれるまでのお話。文芸誌を毎月楽しみに買っている大学生なんて、全国でも何人いるやら。こんなファンに出会ったらそれは作家冥利に尽きるってものでしょう。いつどうやって身バレするかが1巻の関門で、2巻からはお付き合いが始まるのでしょう。単行本派なので続きを楽しみに待ちます。
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アレンジ2024年10月26日幸運攻と不運受の組み合わせはそれなりに定番の組み合わせなので、設定と描写のアレンジが勝負。この作品は攻めの安久津がゲイで最初から佐渡を翻弄気味なのと、佐渡のお人好しさ(と九州地元設定?)がアレンジポイント。絵柄とストーリーがいいバランスです。
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見目の良さは才能2024年10月26日学園の光の真宮くん、見た目の良さは他の諸々を凌駕する才能って感じの描写が勢いあります。真宮くんに見出された山田くんの万能っぷりとか、東堂くんと晴彦くんそれぞれの自意識過剰問題も、思春期の悩みのあれこれを明るくデフォルメしている感じが良い。痛めのブラコン時雨くんもいいキャラです。
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壁にはなれない観察腐女子2024年9月29日1-2話を短話で読んだことがあったのですが、単行本化しているとは知らず。作品の基本枠組みの観察ポジション腐女子目線を徹底しつつミハルとエンジの仲を進めるという課題への取り組みが興味深いです。壁にはなれないけどクローゼット隠密は安定ですね。
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異もなし2024年9月8日基本、悪魔の海(仮)くん(アホ可愛い)が楽しく飲み食いをして、山田くん(謎に美形の料理上手)と何故か仲良くなるだけのお話で、恋愛的盛り上がりどころっぽいものは全体に描写があっさり風味です。そういう作風なんでしょうか。無制限に飲み食いも買い物もできてなんか有耶無耶に契約できちゃう悪魔側が緩すぎる。でも絵が綺麗で海が可愛くて、酒とつまみを楽しむ描写が好みだからまあまあ楽しく読めてしまう。海は酒を見て名前を決めていますが、新政も日本酒の名前なので、作者さんはきっと酒好きでしょう。器にも注目してるのが個人的にポイント高いです。あと、時々入ってるギャグ調の描写がかわいい。山田の経歴はもう少し説明があるともっとストーリー性が出たと思います。
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幸福は身近に2024年9月8日1話の伊勢田くんがもう分かりやすく駄目なゲイって感じです。あれで上手く行くのはBL漫画だけだろうという大矛盾(笑)。伊勢田くんの嗜好と恋愛観が偏ったのはどう見ても無自覚クズの九条先輩のせいなのですが、そこを突き詰めて糾弾するような方向にならないのはなんか人間関係の描き方がリアルだと感じました。素の伊勢田くんは潤が離れるかもと考えるだけで泣くような可愛い奴なんですね。で、潤は懐の深いいい奴だなあ。長髪短髪どちらもいいけど、短髪の方が好きですね。最後の短編はお付き合いしているカップルのお話ですが、お互いに不安になると泣き出す感じがなんとも恋愛強者。
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コミュ障?2024年8月25日セールで購入。ゲーム好きのよっちゃんと見た目ヤンキーの賢太郎という組み合わせ。よっちゃんはコミュ障設定ですが、見知らぬヤンキー(賢太郎)相手に結構強気に接してます(笑)。この長さなので仕方ないですが、これから始まる感が強いです。
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単行本派2024年8月25日ずっと気になっており、単行本でまとまりが見えてきたので購入。モテキャラがギャップありキャラにハマるという描き方になってますが、梶はゲイ受けしそうなタイプなんですかね・・・。今のところ、梶はプライドの高さ、深見は自分への鈍感さから自分の恋愛感情を認められないモダモダを楽しむ序盤から、恋愛感情を認めた梶のモヤモヤとか、とことん鈍い深見にヤキモキする中盤って感じです。>3巻でついに両想いに。梶は重ため彼氏の気配がするし、深見はすっかり自分の欲求に素直になって、恋で二人が変わって行く様子が微笑ましいです。同棲編も楽しみ。
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宇咲くんの気持ち次第2024年7月28日ほぼ宇咲目線なのですが、八雲も宇咲が好きそうなことは読者には伝わるし、八雲がブレないので宇咲が素直になるまでのお話かな。途中の妹の捻りも読者には割と簡単に推測できそうな感じ。お付き合いが始まった辺りから同居人としての妹の影が薄すぎてどこか泊まり歩いてるのかと思いましたが。
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この職場恋愛は・・・2024年7月28日職場で浮いている奥村と、ちょっと無神経な上司の元川。奥村の状態の背景には不幸な誤解はあるわけですが、そういうことに疎い元川がグイグイ距離を詰めるのがトラウマ持ちへのフォローとしては良い話だと思います。元川が料理上手というのもいいギャップ。ただ、仕事が一緒になってからの恋愛モードへの移行がなんか早いというか、ちょっと恋愛脳っぽく感じてしまいました。セクハラっぽい最初の会話が意識するきっかけになるとかは男性同士の特徴と言えるのかな。
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拗れと解れ2024年7月20日「正しさ」に囚われてる恭介と、愛情に飢えている佳純。両思いだけれども主に恭介の思い込みで足踏みして、佳純はそれを突破するほどの勢いを持たず。二人だけだとただ拗れていくところ、それぞれの環境の変化をきっかけに思い込みが解れてどうにか上手く行くというストーリー。主人公二人はなんかめんどくさい人たちですが、恭介の同僚たちの人間性が良い。特に清水さんは良い上司です。
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水商売の世界2024年7月20日尽くしたい攻めとバランス感覚のある受け。攻めの玲司さんが謎に高スペックなのですが、その辺も含めて水商売女性のサクセスストーリー的な設定を応用したBLって感じです。チャラそうに見えて真面目という翔のキャラが活きてます。
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執事萌え作品2024年6月23日執事という職業とビジュアルを押し出した作品。夏都と秋のそれぞれがちょっとずれてる感じとか、攻めの夏都が秋を何気に大好きなところとか、秋の絆され具合とかの描写がこの作者さんらしいです。
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異界もの2024年6月23日表題作は割としっかり仏教界設定ですが、前提はほとんど説明しないスタイル。これだけきちんと考えているなら、火を司る種族の界焔と水龍の降渓という組み合わせにちなんだ小ネタを少し入れたらもっと個性が出た気がします(描き下ろしのネタが好きです)。昂峰が普通にいいやつなので、兄にコンプレックを持ってる降渓がやや子供っぽく見えてしまうわけですが。もう一つの短編もちょっと特殊な設定です。
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もだもだが楽しい続編2024年6月23日前作が気に入ってすぐに購入。前作よりコミカル描写が強いのはもだもだ感の演出って感じでしょうか。ヒロコちゃんのエピソードは昴の優しさが出てて好きですし、初めての後に一捻りあるのも楽しい。金田と平の顛末が気になるような、このまま宙ぶらりんでもいいような。
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いいコミカルさ2024年6月23日理想の自分のために漫画キャラを憑依させる昴くんが面白すぎる。そしてその昴くんのオタクっぽさに手を焼きつつ愛でている陣内の愛の深さが際立ちます。同じ作者さんの他の作品はピンと来なかったのですが、これはコミカルさが刺さりました。脇の金田と平、ヒロコちゃん含めて全員のキャラが立っていて良いです。
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2作品2024年5月26日表題作ではなく、試し読み部分ではイラストカットのみの親友カップルのビジュアルで購入決定。結果、よくある設定なんですが見た目が好み大当たりでした。全体に喘ぎ声、汁気多め。
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シュッとした絵柄が好き2024年5月24日設定などをあまり説明せずに行間を読ませるような描き方をする作者さん。人嫌いの真名といかにもな高利貸しの赤羽根、二人とも育った環境から愛情なり愛着のあり方がちょっと歪なのですが、最後はお互いに何となく居心地の良さみたいなものを感じている。独特な関係を描き切った作品です。
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淡々と、でも味わい深い2024年5月23日表題作は、感情を表に出さない譲と、明るくて感情が分かりやすい虎太郎の対照的な組み合わせ。譲はヤングケアラーで、タイトルから途中で極端なことにならないかと心配しましたが、最後はまあまあの落とし所という感じでした。全体に、盛り上がりを作るよりも情感がじんわり伝わってくるような描き方です。もう少し年をとった二人の短編とか読んでみたいです。しかし、譲の母といい、同級生のナマモノ腐女子といい、印象の良い女性登場人物がいない・・・。短編はみんなあえてのカタカナケンジさん。
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絵が綺麗2024年5月23日2人とも仕事ができる社会人なのに、高校時代からのライバルにだけは子供っぽい意地の張り合いをしてて、何を思ったか落とし合いが始まるという出だし。割と早い段階で良が全を好きらしいことは分かるので、あとはいつ全が落ちるのかという目線で読みました。素直になった全の破壊力がすごい(笑)。続編も読まねば。
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まあまあ2024年5月23日とりあえず絵が可愛いので買ってみた。特殊な設定を背景にした心情切り取り短編。もうちょっと読みたい気もしますが、まあ可愛いだけでもいいです。
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状況作りと心理描写は上手い2024年4月28日前作を読んでいないと分かりにくいタイプのスピンオフ。戦い向きじゃないイキガミのことも描いてあるのは良かった。ただ、(今作に出てこない設定ですが)イキガミの設定をウィルス罹患でどうにかするのは、やっぱり個人的にSFとして腑に落ちない。迎え火で復活するならなおさら。
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小泉先生かわいい2024年3月24日舞台が宮崎市辺りっぽい。それで都会っ子らしき小泉先生と地元の鰐淵先生と問題教師に接点があるのはちょっと不自然とか、高校時代のイジメにしては幼すぎではという設定へのツッコミはあります。が、小泉先生の心理描写や衝撃の表情、細かなエピソード(合宿引率の話とかとても良い)やセリフ回しなどなどの上手さが際立っており、設定の荒はそこまで気にせず読めました。鰐淵先生はナチュラル強キャラですね。
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義理の兄弟だけど恋人のふたりは堂々と付き合いたい 【電子限定特典付き】
安泰の義兄弟カップル2024年3月24日シリーズ3作目。主人公の吉田兄弟が安泰なのはまあ分かるので、前2作の登場人物が見たくて買った感じがあります。結果、ちゃんと登場してて満足でした。もう少し見たかった感もありますが、そこは短編でいいので続編に期待。いいね
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これから愛になるといい2024年3月24日白黒絵の、ちょっと掠れて見えるタッチが好きです。作者さんの説明通り、冬弥と圭介の関係はちょっと共依存めいていて、特に冬弥の方の気持ちが相手を思いやれる愛になるにはまだまだ人間的成長がいりそうって気がしました。あと、走ってる姿が大事な設定なので、そこはもっとそれらしく描いて欲しかったです。フォームの描き方がイマイチ。
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愛あるストーカー特有の謎の勢い2024年3月24日年下のストーカー砂河とストーキングターゲットの色男天岳のカップル。砂河は経験無しなのにデータと技能で攻める謎な強気さと唐突な純情さのギャップ、天岳はオラオラ系っぽくてちゃっかりしてそうなのに案外砂河にハマっているギャップがそれぞれ可愛らしい。絵も上手くて大変楽しく読めました。
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ガチムチ受け2024年2月18日タイトルが語る通り、滅茶苦茶な設定を勢いで描き切る短編パターン。受けの安藤はいいガチムチ受けですが、いきなり依頼人を攻撃している辺り仕事ができるとは言い難いですね(笑)。短い中でソックスガーターとか触手とか性癖をぶっ込んでいていい感じです。
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良コンセプト2024年2月18日2作品入り。表情の描き方に独特の味がある作者さんなので、表題作はコンセプトとの噛み合わせが大変よろしい。努力の美男子松川と天然美男子の結城のカップル。結城が先に惚れてたパターンで緩和されてますが、結城は割と普通に嫌味な奴では(笑)。短編はスタンダードな人外ものです。この二つが1冊になってるのはちょっと面白いかも。
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キャラが秀逸2024年2月18日仏頂面で口下手な瀧と、イケイケバンドマンのシンゴ、2人とも心優しくて瀧のおばあちゃんが大好き。こんなキャラ設定、好きになるに決まってます。続きの話は瀧の過去絡みみたいで気になりますが、単行本2巻待ち。瀧の幼馴染くんも気になる。
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勢いで乗り切る短編2024年1月28日クーポンがあったので、試し読みで気になったこの作品を購入。試し読み部分の勢いのまま最後まで描き切っている感が良いです。1と書いてありますが続くのでしょうか。
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オメガバ亜種2024年1月28日オメガバースはそこまで好きじゃないけど、なんだか推されてるし絵が気に入ったので購入。特別な相手にしか反応しないという、オメガバースをちょっと捻った設定の作品です。人は特別なものに憧れがありますからね。
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セックスしてみたかったOLにとり憑かれた先輩【コミックシーモア限定特典付き】
幽霊コミュニティが面白い2024年1月28日前作の味わいを残しつつどう変化をつけるかという、人気作の続編。前作で生きてる人間の方は無事カップルになったので、今作では二人のイチャイチャを堪能しつつ幽霊の方をどうにかするという展開へ。これだけ重要人物なのに最後まで名無しだったOLさんは稀有なキャラですね。いいね
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単行本で読めて良かった2024年1月27日単話版が終わってから単行本になるまでずっと待ってました(笑)。湯浅のあの性格だと仕事できるとは思えないのですが、まあそこは伊口との対比のための設定と理解します。脅すみたいな形で関係に持ち込んで、途中までは自分のペースに湯浅を巻き込んだような感じだった伊口が、最後には湯浅に振り回されてるのは面白かったです。
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不思議な安心感2024年1月27日よく見る作家さんですが、きちんと読んだのは初めてかも。再会直後に謎のノリで付き合うところから始まり、こだわり強めの犬塚の陸上と謎にモテる弓岡の仕事など、何か波乱があるのかな?という小ネタも挟まれるも関係は安定して進んでいく。どこか不思議な安心感あるストーリーでした。ちょうど駅伝シーズンに買ったので、犬塚サイドのネタはなんかあるある感あって楽しめました。
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ヒモと押しかけ女房のハイブリッド2023年11月13日ヒモかそうじゃないかの違いって何かとか考えて、家事をするなら押しかけ女房ってあったななどと思い至り、ジェンダーロールについて意識させるBLというジャンルについて考えたりしました。というのは置いといて、大学時代も再会後も、笹原は基本流されがちなお人好しだけど淡白で、七森みたいにちょっと図々しいくらいが相性がいいのかなという感じです(本当に嫌なら拒めるだろうし)。北関東っぽい舞台設定と七森のコンプレックスや憧れみたいなものの噛み合わせが絶妙なので、七森が同居中に笹原に抱いていたであろう、複雑だけど好きという気持ちが分かる描き下ろしがあると嬉しかったかな。食事や飲みのシーンを上手く使う作者さんで、今作も日常での飲み食いの描写を通した関係の描き方がいいい感じでした。
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狙いはわかる気がするが2023年11月12日恋愛感情が惚れた弱みの上下関係になってしまうとか、自分でも思ってみなかったような面が出てくるみたいなことが描きたいのかなあという気がします。ただ、竹内はともかく、陰キャだった元浦の高校から大学での変化はちょっと腑に落ちない。冒頭の純朴な感じから、竹内が離れても執着して元浦が外見含めて大きく変わる過程がほぼ描写されていないのは消化不良感があります。そこをきちんと描いて欲しかった。
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