『アフタヌーン』連載の420万部突破の人気作。主人公は石川県の過疎地で育った素直で真っ直ぐな性格の女の子。東京の高校に進学したが同級生とのコミニケーションが難しい。だけど彼女の存在に生徒達は助けられてーー。
本当に癒される…。ブラックな職場にいる自分はこういう漫画が生命線。学園漫画だけど、自分はみつみを見ているだけで満足してしまう。人を利用しない。自分に嘘をつかない。誰に対しても敬意を持つ。お友達ごっこもしない。誠実であろうとする。完璧ではないし悩みもする。でも誤魔化さない。だから安心する。人として好きなものが出てる。
故郷にいる親友や同居するおばさんも、みつみを支え、そして救われている。
主人公を取り囲むクラスメイトに1軍や2軍、カーストがない。S級ギャルもいれば子役上がりのイケメンもいるし、眼鏡の陰キャ、あざと女子、シゴデキ高校生、普通の高校生達もいる。主人公の素朴な空気につられてそれぞれの素直な一面が顔を出す。
学校生活はこうであって欲しい。外敵から守る為に本当の自分を隠したりしない。誰かに媚びたり陥れたりしない。
最初はそうして生きるつもりだった生徒達も、みつみに接していると鎧を脱ぎ捨てる。みつみは攻撃しない。決めつけない。悪口も言わない。
それぞれが好きなように楽しく過ごして自分のしたいことを見つけていく。世間知らずで、愛情いっぱいに育ったみつみの存在はとても大きい。
高校生達のハートフルな青春ラブコメ作品は多いけれど、良い意味で独特。過度なギャグ展開も、深刻な人間関係のトラブルもない。主人公の笑顔に皆んなイチコロでやられて、みたいシーンもない(みつみの笑顔は本当に可愛い)。
休日に美味しい紅茶とクッキーを用意して読みたい漫画(そんな優雅なことしたことない)。