ネタバレ・感想ありトリガーのレビュー

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両片思いの要素あり(^_^)最高に好き
ネタバレ
2025年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ あぁぁーーー。好き…好きすぎる展開\(^o^)/
物語が、途中から加速して胸がぎゅーーーってなります。
よくあるBL展開ではないけど、そこがめっちゃ良いです!
結局は、根底に大きな『愛』が見え隠れするので、嫌な気持ちになるより、ロミジュリ?みたいな『すれ違い愛』『両片思い』な要素を感じるし、セリフには無いけど、乱暴な行為には、きっと当事者(攻め受け2人)しか分からない何かがあって、それがラストにつながるんだな…と思いました(^_^)
そしてそして最後の最後にリバもってきたの天才!
リバ最高\(^o^)/
なるほど…、やられた…、と腑に落ちた\(^o^)/
イシノアヤ先生は、ふんわりほのぼの平和なBL作品しか読んだことなかったので、意外にもこちら側(えろくずBLw)に才能あり✨だったんだと認識しました\(^o^)/
色々と考えさせられた
2025年4月12日
自分を偽って生きるって本当にしんどいと思う。自分の中にこうあるべき!という像があるのに足掻いてもなれない絶望感。本来の自分を受け入れる事の大事さを教えてもらった気がします。曽根君に感謝
確かに落ちるところまで落ちていますが、、
ネタバレ
2025年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三井が曽根にしたことは度を超えていると感じ読んでいて辛くなったが、自分がゲイであること受け入れられず自分を偽り結婚して子どももいて、それでも家庭や仕事は崩れていって、、
自分のこと大切にできないし曽根にも酷いことしたけれど、娘に対する描写を見るとちゃんとした父親だと感じた。
根底から悪い人じゃないから余計に読んでいて辛かった。

どうしようもなくなってしまった三井を曽根が殴ってくれて良かった。
曽根はあんなに力強く三井を殴れるのだから三井が曽根を虐げていた時、曽根は自分の意思で受け止めていたのだろう。
三井もようやく本当の自分を受け入れ、これからは自分や曽根のことを大切にしてほしいと思う。

曽根に全て曝け出した三井の姿やこれからの2人をもっと見たいです>_<!!
レビュー点数が低めですが心に響いた作品なので応援したくてレビューしました。
心に残る
ネタバレ
2024年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めが中々のクズです。でもとても心に残る。そして読み返したくなる。攻めが酷いやつなんですが無理して生きてきたことが痛いほどよくわかる。自分の性的嗜好を抑え込み何とか普通の人生を送ろうとしてきたけれど離婚により糸がプツンと切れてしまう。とにかく読んでいて心が重くなりました。それだけに没入感がとてもありました。BL漫画を読んでいるというより一人の男の人生を垣間見るような感覚でした。すばらしかったです。
抑圧と救済
2024年5月29日
攻め(三井)がどこまでも腐っていき、恐ろしくなります。
はじめは何故そこまで…?と思いましたが、最後まで読むと、三井の苦しみが少し分かった気がします。長年の抑圧は侮れないですものね。

曽根がもうマリア様みたいに優しくてちょっと現実味がないけど、そもそも独特な動きのある絵の為か、どこかファンタスティックな感じの作品なので違和感はありませんが。
あとちゃんと一回ボコにしといたのは良かったと思います。三井にとっても。

ヘテロな役割を求められないって、すごい事ですよね…。全く求められなかったら私どうなる?と、考えさせられる一言でした。
紙で持ってましたが
2024年5月24日
一度手放し、時間が流れて読みたくなって、電子で再び購入。うん、、、ゴミクズみたいな男だけど、憎めないんだ。がんばれって、言いたくなる、、、
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あぁ好きだ
ネタバレ
2024年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ クズ攻めが好きです。
クズにも種類がありますよね、恵まれた環境故相手を思い通りに出来ると思っているクズ。自分の理想を相手に押し付けて愛情履き違えてるクズ。他にもあると思うけど、これら無自覚クズがコテンパンにされてざまぁwとなる姿は萌えるし燃える(癖...)
でもこの三井は違った。先生が書かれていましたがそうせざるをえなかった、なるべくしてなったクズ。
本当に痛々しい。曽根にしたことは絶対許されないけど…それでもクズを自覚しながら自分を傷付ける姿は、どんどん壊れていく姿はざまぁとはとても思えなかった。
誰にも顧みられない一人ぼっちの心をずっと抱えた人。
それに耐えるって他人に受け入れられない怖さもあるけれど、誰かの普通を乱すまいとする真面目さと不器用な面もあるのかなって思う。

三井のした事は善か悪かでいうならそれはそれは悪、でもそれだけでは測れないのが人間。深読みで憶測だけど、曽根はただ優しいからとか同情だけで三井を受け入れたのでは無いと思う。
酷くされながらも求められる快感や、この男を救うことで満たされる部分がどこかにあったのでは。
(この話やっぱりそんな曽根ありきだと私も思います)

学校の先生が先生だからっていつも正しいなんてことなくて、だから軽い気持ちでイタズラしたっていう意識もなくて…。ただそれだけの事(この先生はそう思ってるだろうね)に人生を狂わされてしまう人間の脆さ、反面耐えようとする強さ、頑なさが切なくて悲しくて愛しい。
救済の話なんだけど、ゆらゆらと揺れるそんな人の心の動きに強く惹かれました。
あとはもう癖(ヘキ)だとしか言えないんですけど、全て失ってからの三井が堪らないですね。やっと自分を解放してもいいんだって思えた時の真っ赤で震える表情!
無防備な状態を晒した姿ってみっともないけど美しい。
クズ攻めから色々考えさせられた…おもしろかったし感動しました。
クズだけどね、
ネタバレ
2024年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を認めて受け入れられないと、自分にも他者にも無理解は続くよな。

トリガー、三井は幾つもトリガーはあったと思う。けど、離婚が一番だったのかもな。上手くやれていない自分を突きつけられた。見栄っ張りだしね(笑)
そこに曽根との再会。

ゲイであることを抑えなくていい日が来ますように。
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クズ×ダメ男製造機
ネタバレ
2023年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まあクズです、ドクズです。読んでて気分が悪くなる人もいるでしょう。でもその弱さが魅力的に映ってしまうんですよね…お願いだから続きを、続きを、2人のリバを、頼む…と言いたくなりますが、脳内補完して何度も読み返しています。
臆病なクズがあざとい天使に救われる
ネタバレ
2023年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●レビュータイトルはちょっと個人的な解釈入ってます…。曽根への仕打ちが痛々しくて、ホント三井クズすぎる…曽根かわいそう…と思う冒頭ですが、読み進めてみるとタイトルのような感想になりました。めちゃくちゃ好きです。
●表題作の三井はほんとクズで、堕落していく様はザマアミロって感じですが、曽根が忍耐強いというか、よくもまぁこんな男を見捨てずに付き合ってあげたものだと。天使か菩薩か。流した涙まで利己的(演技)で、三井マジで救いようないな…と思うのですが、やはり曽根は戻ってくるのです。それが、三井にとっての“トリガー”。嘘のない、弱々しい涙がこぼれる。
●続く『ビューティフル〜』は、三井の少年時代のお話。自分を否定して否定して、“普通”を歩もうとしてきた三井ができあがるまで。このエピソードが入ることで見え方がガラリと変わる。
●『サニー』ぐちゃぐちゃになって逃げ出しそうになる三井を、はんぺんひとつで引き戻してくれる曽根。陽だまりのような温かい人。
●描き下ろし。これがまた素晴らしくて…。三井が曽根によって完全に解放されるまで、あとほんの少し。『ビューティフル〜』を経てこのエピソードを読むと、ああ確かに…と。それを見抜ける曽根は、そこそこの経験値を持っていて(作者さんのあとがきにもそうある)、表題作の菩薩のような彼にも、実はあざとさが混ざっていたんじゃないのかな…?などと考えてしまいます。
●大変良かったです。初めて拝読する作者さんでしたが、他作品も読んでみたくなりました。
●(追記です)明記するのは野暮かな…と思ったのですが、苦手な方のために。描き下ろしで、リバもしくは攻受逆転を予期させる描写があります。(直接描写はありません。)私はそこが“素晴らしい”と思ったのですが…いかがでしょうか。
とてもいいお話
ネタバレ
2023年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 暴力的な表現とか、レ○プまがいのこととか、
話の冒頭にありますが、話を進めていく上で必要だったなと思わせてくれるというか、
何度も求めるからバレバレと言いますか、
全てを分かった上で、全部受け止めてあげてる曽根が本当に素敵ですし、
三井が、苦しんで苦しんで、荒れて、でも、曽根に気持ちを言えたところが、本当に良かった。
震えました。ギュッとしてあげたい。
曽根が三井の気持ちに気が付いたので、
優しく攻めてくれないかなーとか、
逆で甘々のえちが見たかったなーというか、
攻められてる姿が見られなかったのが、
唯一心残りですが、
本当に素晴らしいお話でした。
三井、ぎゅっ。よく言えた!
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自己肯定できるまで
2023年3月5日
自分がゲイである事を認められずに生きてきた男が、紆余曲折あって自己肯定できるまでのお話。とても良かった。自暴自棄になった主人公をどこまでも受け入れ包み込む受けに母性すら感じれた。大人のBL。良き。リバの表現がほんの少しあります。苦手な方はご注意を。
三井が酷すぎる…
2023年2月25日
レビューを読んで購入を決めたけど、三井が思った以上にひどいことをしなさる。だけど、ストーリーは想像以上に良く、タイトルもぴったりで面白かった。
三井の心の変遷がうまく描かれていて、しょーもない三井の気持ちがよくわかる。曽根のおかげで読後感もいいし、時々読み返したくなるだろうな。
ちょっとオトナ向け、良い作品です。
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愛が深いよ。。
ネタバレ
2022年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者さま。結構前にフォローさまのレビュー拝見して印象に残っていた作品です。表紙からのインパクトもすごくて忘れられなかった。内容ちょっと痛そうなので迷いましたが購入。9/23までセール中。なかなかメンタルハードなストーリー、三井がやり過ぎなのは否めない。。落ちるとこ落ちて。大きな愛で再起のストーリーだけど、カミングアウト出来ない世の中の切なさもね。で、なんてったって曽根の愛の深さよ。誰よりも強いねあなた。とてもカッコいいったらないですよ。
ひとつだけ言えること。
2022年9月10日
表題作のみ、三井の人生を描いた作品。人には人の人生だから、人生の分岐点や選択など他人がとやかく言える事ではないのですが、娘を膝に抱える姿は優しい父親でしたし、この先もその姿に偽りは無いと思いました。これまでの人生で違う選択肢を選んでいたなら、その姿は無かった。どうか娘を頑張って育ててきた自分を誇りに思ってほしいです。
😩
ネタバレ
2022年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本来ならこんな始まり方は凄く嫌です。
言葉の暴力だけでなく身体的にも本当に酷いことをしています。
でも加害者のはずの三井が本当に痛々しくて、だからといって勿論三井のしたことはとても許せることではないけれど、凄く胸を締め付けられました。
「ヘテロの男役をもう誰も強要しない」って抱きしめた曽根はなんだかとても達観していて凄くかっこよく見えたな〜
当たり前っちゃ当たり前なんだけど曽根が赦しているのならこちら側がとやかく言うことはないのだと、曽根と一緒に居ることでようやく息を吹き返した三井が少しずついろんなしがらみから解放されますようにと心から思えました。
とても良い終わり方ではあったけど、けど…あんな顔しちゃう受けの三井を見てみたかった!!
続きが気になるくらいの良い余韻で終わっているのが結局のとこ良かったりもするのもわかる!
でもやっぱり可愛い三井を見たい気持ちが捨てきれない。笑
うーん
ネタバレ
2022年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みの時点では重くて救い度の低い話かなぁと購入しなかったんですが、それでも ここからハッピーエンドになるんだよね? と確認したくて購入しました。
結果、良かったです。何度も読み返してしまう。
重くはあるんだけど、マイナス80度とプラスを行ったりきたりの体力使う感じではなくて、ずっとマイナス3度をひんやり渡ってる感じ。その矢印が、後半にプラスの方に顔を向いて、じわじわ上昇していくのです。エンディングのあともどんどん登ってくんだろうね…。
不器用で愛しい三井と、健気という言葉には治まらない懐の大きい曽根の人生のお話。
その男が、あまりにクソヤローだったので
ネタバレ
2022年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みを読んで、主人公の三井のあまりのクズっぷりに、この男がどんなラストを迎えるのか、どうしても知りたくなりました。三井は、どうしようもないクズに私には映ったけれど、作者さんは愛情を持って描かれていた事が最後に分かります。
年収も出世も文句なしのエリート、妻子に恵まれて、完璧な普通の人生を送っていたはずの三井。それが妻からの離婚の申し出で、人生が転落します。ただ妻から三行半をされた夫だったなら、マシだったでしょうが、三井にとってそれはこれまでの人生を全否定されたものでした。三井は、ゲイの自分を認めず封印して、誰からも羨ましがられるはずの人生を選択していたからです。しかし、ソレは築けなかった。ここまで、なんとなく理解できます。そこから、高校時代、自分に告白してきた曽根=ゲイと隣人として再会し、自分の鬱積を曽根にぶつける日々が始まります。曽根がゲイであることを卑しめ、脅し、嗜虐的に接していく三井。それを受け入れる曽根。上下関係の様に見えて、そこには脅されてるだけでない、三井への想いやゲイゆえの関係性もある様で。狭いマイノリティの社会の中で、一緒にいられる相手と言うだけで特別になっていくのかなと感じます。ふわっと弱そうな曽根ですが、一度三井に暴力を振るう事があり、曽根は決して弱いゲイではなかったのです。この作品は、偽って生きていた三井が、自分を取り戻していく再生の物語で、ラストもまだその途中なのでしょう。三井を好きにはなりませんでしたが、作者さんの後書きの気持ちは、とても沁みました。オススメしたい良い作品です。
苦しい..けれどこの作品と出会えてよかった
ネタバレ
2022年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイである事を認めたくないと必死に否定して生きてきた男のお話・・実社会でもそういう人が多いのかも知れないというリアルさも感じ衝撃を受けました。

実ははじめDV描写にそこまでしてしまうかぁと思ったんです。でも読むうちに、自分を否定し、違うと言い聞かせ長い間必死に生きてきたんであろう三井、その胸の内は、わたしがどんなに想像しようとしても想像しきれない、ものすごいものなんだろうと思いました。そんな三井を受け入れられたのは、曽根もまた苦しんで辛い経験をいっぱいしてきたからなんだと思います。ただ、自分を偽らずに生きてきた曽根は、三井より少し強かった。
「奇遇だね、ぼくもさ」に涙があふれます。

今後消えない腕の跡を見て、してしまった事を思いだすんだろうな。忘れてはいけないとも思う。でも同時に隣に曽根がいる、一緒に過ごしている幸せも感じてほしいな。
嬉しさや照れを隠した「いかれてる」に本来の三井にやっと会えた気がしました。

ずっと胸が押しつぶされそうでしたが、読めてよかった。今後忘れられない作品になると思います。
ゲイを隠す仮面を外す引き金
ネタバレ
2022年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人生の勝ち組だった筈の三井は、ある日妻から離婚を宣告されます。マンションのローンと養育費だけが残された三井の隣りに、高校生の時に三井に告ってきた曽根が越してきます。曽根は事務所兼住宅として佐倉という青年と同居するのですが、曽根が佐倉に恋心を抱いているのを見てとった三井は、佐倉に黙っててやる代わりにと曽根の身体を要求してきます。高校時代も三井は曽根が男好きの変態だと噂を流し、曽根は転校を余儀なくされたのでした。三井はこれでもかと曽根を蹂躙し、会社でも真っ当な仕事ができなくなってゆき、ついには曽根の片恋までぶち壊します。三井の余りにも酷いやり方と曽根の不憫さにいたたまれないのですが、それでも曽根は聖母のように三井を受け止めるのでした。『ビューティフル•サンデイ』では、三井がここまで拗らせてしまった小学生の頃に遡る原因と、多感な中学生の時にゲイを嫌うノンケの仮面をつけることを選んだ過程とが描かれます。次第に重くなる仮面と、本来の三井自身との乖離による苦しみからの曽根への数多の所業について、曽根は全てをわかってはいないのでしょうが、ゲイである自分を早い時期に認めた曽根の心の余裕と、もしかすると初恋マジックなのかもしれません、二人の幸せを心から願います。
胸がギューとなります。
2022年2月28日
凄く、リアルな気がする。
自分らしく生きられない辛さは、それはもう生きていると言えるのかって感じですよねきっと。自分を受け入れてからの辛さより受け入れられない辛さの方が拗らせる。三井の生き方はしんどく、そして頑張ってきたんだなぁと、、(それを加味しても巻き込まれた家族にはやはり同情してしまう)
最後あたり、本当に本当の願望が見え隠れしていて、それを読んでみたかったなぁと思いました。
余韻の残るいいお話だった。
偽りの人生崩壊後には…
ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ あ〜これはめちゃくちゃ大好きでした。
フォロー様方のレビューに感謝です。

ゲイであることを隠し、認めず、否定し
偽って生きてきた男の物語。
個人的には、バッドエンドありえるかな?っと思いましたが、それでもいいんじゃ…っと思ってしまう程の男だったのですが。

なんかあのオチで…はぁ〜。そこもかいっ!
もぅどれだけあんた苦しんで隠してきたのよ。(泣)
あ〜ようやく、ようやくありのままの自分で…。
あ〜良かった良かったと。背中ポンポンです(TT)

読み返す程、三井に情が湧いてしまう。。いいのかしら…(*´Д`*)
トイレに隠れてるシーンにすら萌えてくる。
(かっ可愛い…)からの曽根にお尻を触ら…
(かっ可愛い…)三井のテレ顔が可愛いすぎ^^;

偽るのも、認めるのもしんどいけど、
認めることが出来たのは曽根がいたから。
1人では無理でしたね。同じ苦しみを共有理解してくれる存在はどんなものよりも救いです。
曽根は何者ですかー?
彼もきっと苦しい思いをしてきたんだろうな…っと
考えるシーンが多々あり。
でも自分を認め生きてきた曽根は強いです。
カッコイイです(>_<)

あ〜2人のその後がどうしても見たい!
いや想像出来るのだが、見たいーーーーー!!!
興奮が収まらんぞ!
わかってしまう痛み
ネタバレ
2022年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本来の自分を認め、受け入れる苦しさに焦点を当てた、感動の作品です。
……
ゲイなのにホモフォビアとして無理をして生きてきた男が、自分を偽り続けた結果、破綻する。
そこからの再生がそれはもう、苦しいです。
DV被害者の曽根よりも、加害者である三井の方がずーっと痛々しいのです。(決してDVを肯定しているワケではありません)
……
私たちはみんな大なり小なり、自分を偽る事の心の痛みを知っています。
それを正すには、キッカケと大きなパワーを必要とします。
けれど偽らない自分になれた時の安堵や清々しさや幸福感も知っています。
だから今作がとても胸に響くのだと思います。
偽る事が自身の根幹だとしたら、どんなに苦しいのか想像できてしまうのです。
……
三井の行きどころのない感情を真正面から受け止めた曽根。彼もまた過去に苦しみや悲しみや痛みなど、負の感情を乗り越えて来たのだろうと思います。
だから三井を諦めなかったのでしょう。
本当に素敵な受けくんです。
……
三井の過去話のタイトルが「ビューティフル・サンデー」である事。
思春期の切なくて悲しい逸話です。
けれど本当は幸せを感じたから、このサブタイトルなのかな?(好きな人に触ってもらえた)
過去唯一、本来の自分としての感情を表に出せた事柄だったんだと思いました。
……
続く「サニー」がまた良い。
何もかも失くしたと絶望のスパイラルに落ちるのを救った「はんぺん」。
三井と一緒に笑いながら泣けて仕方ありませんでした。
……
そして描き下ろしで膨らむ妄想!
女じゃないと自分に言い聞かせながらトイレでア◯ニーとか!
これ絶対続き見たいやつなんだよ〜!!と身悶えしてしまいました。

局部は基本見えない構図ですが、一箇所だけ必然なものとしてうすく描かれています。
自分を許すということ。
ネタバレ
2022年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の根源を揺るがす不必要な性質を、排除して踏み付けて無視し続けた男が、離婚をきっかけに、ポロポロと心の鎧が剥がれ出し、さらには元同級生との再会によって、嫌悪してきた己と対決するにまで至ったお話。

暴力的な描写があります。それだけ主人公にとって認めたくなかったものだと、色んな意味で痛々しいです。
後半の「俺は…。」「奇遇だね。僕も…。」という2人のやりとりは、自分をやっと許せた様で泣けました。

とても素敵な作品で、出逢えて良かったと思いますし、時々読み返したいです。
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惚れた弱み
2022年2月16日
作者さん買いです。三井はエリートだけど、クズでやることもゲスくてトラウマレベルのことを曽根にしますが、なんとなく憎みきれないというか。曽根は優しくて強いです。すごく好きなストーリー展開でした。
裸の王様にされた男の再生…と思いました。
ネタバレ
2022年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★元高校の同級生・曽根と三井の再会再生物語。(2/14まで50%オフクーポン対象作品色々ですね)

★離婚を機に引っ越した先で曽根に再会した三井。曽根は高校生の頃、三井に「好きだ」と告白してきた男だった。三井は曽根を否定し、嫌悪した。自分の根幹を隠して…。

★人間の残虐性の底の無さを、思い知らされます。ずっと自分を偽り、理想とする良識的な人間、仕事のできる男、良き夫・父親を演じてきた三井は、その成功した世界で王様でした。努力して自分を認めてもらうことで、虚構の自分を保っていたのですね…。それなのに、妻の一言により虚構の城から放り出され、その先で再会した曽根。苛立ちと憂さを晴らす恰好の獲物でした。三井のしたことを思えば、曽根のことは理解が難しい、と正直思います。慈悲深い?愛?…そういう言葉ではしっくりこなくて、何とも形容し難い人。他の方が書かれていますが、DV被害者の心理を思うと、複雑な気持ちが残ります。でも、曽根は実は強い。裸の王様のように生きてきた三井も、本当の意味で丸裸にされましたし、きっと彼らの未来は明るいですね。

★表題作のみ178ページ。三井の中学生時代の話を『ビューティフル サンデー』としたのが、重いです。彼が生き方を決めた日ですね。三井が息を吹き返したように、エピローグの曽根の一言を必要としている人が、世にはどれほどいるのでしょうね…。

★最初に読んだのが、ほこほこする『椿』シリーズ、『カントリー・ダイアリー』シリーズでしたので、こちらを読んだときは衝撃でした。多才(多彩)な作者様ですよね。とても好きです。
おめでとうございます
2022年1月13日
心から祝福したくなる物語でした。
受けの男の子が、喪黒福造の対極にいるような人物でした。
地平線みたいな善人。どこまで行っても善人。
裏切られることはないだろうと思うと安心する。
こんなに拗れた攻めを受け入れるなら、これくらいの人物でないと。
よかったなぁ、三井くん。
おめでとうございます。
少し痛くて切ないお話し
ネタバレ
2021年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 曽根のほんわかとした雰囲気と、ツンとした素直になれない三井。真逆なカップルだけど、絵の雰囲気が妙にあっていて良かったです。最後は立場が逆転するのかな〜と思わせて終わっちゃう。その後が気になります。
BL、これが現実かもしれない。
2021年7月25日
はじめは三井のクズぶり、小者ぶりが淡々と書かれていて読むのが辛いです。思えば、今までの彼の人生で唯一、感情を出して、甘られる人物が曽根だったのかもしれません。全てを受け入れるかのような曽根は現実社会でもDVを受けたりし易そうです。それでも、がんじがらめの三井をも変える力がありました。最後に三井の受け願望らしき描写がありますが、いつかまた、二人の第二章が見られる日を待っています。
表題通り
ネタバレ
2021年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 離婚、曽根との再会ときっかけがあり、正直な生き方を少しづつ理解していく三井。三井はひどい奴なんだけど、ちゃんと自身を受け入れて生きてきた曽根の寛大な心のお陰で、三井自身も救われていく。甘々さはほぼないお話だけど、最後の方では本当に辛かったんだろうなとじんわりくる三井の真実が明かされる。
心にしみます。
2021年5月19日
曽根の心の広いこと! 三井は 完全に 曽根に救われましたね。あれや これや、ひどいことを 曽根にしたのに、曽根は マリア様みたい。自分を偽って、この社会で 自分を殺し、紛れ込んでしまうのって、きっと 精神的な労力が 半端ないのだと思います。悲しいかな、今の社会は 少しずつ、みんな 違って みんな良い、が認められてきているのだけれど、それでも やっぱり シンドイものだと思います。三井は まだ 完全に そういう自分を受け入れられてるわけではいけれど、曽根の包容力で、少しずつ、否定していた自分を肯定できる自分になってきているんじゃないかなって思いました。なんか 読んだ後、尊い作品だなぁって 心底から 思いました。
久しぶりに読み返し
2021年4月19日
外ヅラは完璧なのに不器用すぎる三井と、見た目に反して芯の強い曽根。最初に読んだ時と今、だいぶ印象が違います。アレ?と思った人は、時間を置いて読み返すといいかも。この二人の今後を読みたい!あわよくばちゃっかりみっちりご褒美リバを読みたい。頼む。
稀ではない
2021年2月12日
三井の様な人って居るんでしょうね、頑張って自分を偽って情愛からでも子供は作れて家族愛を通して一生を終えれる男性。三井の妻は騙されない人だったのでバツ×が付いて脱落したと勘違いした三井、隣家に曽根が越して来てやり直しを貰えてラッキーな事だと思う(ま、フィクションですしww)。曽根の心の広さには感服しました、リバなのも凄い。過去の三井を恨んでなければ三井を手に入れる事が出来た曽根もラッキーなのね。
フィクションのお話としては好き
2021年1月26日
少し前のセールにて。「僕と君のミドリとドリル」を以前読んで、日常系の話が得意な作者さんかと思っていたら、フォローしてる方々が気になるレビューをしていらしたので、読んでみました。これは、かなりの問題作かも。。。人によって捉え方が違うだろうからレビューが難しいし、オススメもしにくい。私自身はフィクションのお話として好きでした。読み始めは、まさに絵に描いたようなクズになっていく転落人生で、結末どうするんだろうと心配になるくらいでした。三井がああなったのも過去のことが原因で、三井の過去を知らないのに三井を赦してしまえる曽根はもうなんていえばいいのか、、、ただ、曽根みたいな人が現実ではDVの被害者になるのではと思うと、痛ましくなってしまう。三井はもう絶対にしちゃダメだよ。
苦しい
2021年1月17日
最初は、三井のことを、なんて最低ない男だって思ったけど…読み進めるうちに、最低なことしてたのに変わりはないんだけど、すごく人間らしいなぁって思いました。曽根は素敵な人だ。どんどんストーリーに引き込まれてしまって、最後まであっという間でした。もっと2人を見守っていたかったです。
作者買い!
ネタバレ
2021年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ えー、三井ひどい!
でも、曽根がぶん殴ってちょっと曽根やるじゃん!
って思ったら…曽根…ちょー優しい。可愛い。
まぁ、三井も生きにくい人生だったんだよね。
曽根みたく素直になれなくて。
今後は優しい2人に。幸せになれるといいなぁ。
いいね
0件
良かったです
2021年1月17日
値引きと、絵が好みでしたのであまりレビューも見ずにポチりました。辛かったです。でもあり得ると思います。そうやって世の中の皆さんは傷を隠したりして生きてるのだと思います。こういう人、三井さんや曽根さんみたいな人多いと思いますよ。やってることはダメな事だけど、責められません。最後を見れば許せます。チョロいですかね?
再生と奇跡
ネタバレ
2021年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さん。フォローしてる方のレビューを読んでいて、ん?最後攻め受け変わってない?この状況で?とすっごく気になって読んでみました。プライドが高く不器用で面倒くさくて自分をひた隠しにしているクズの三井。クズだけど、こんな風にしか生きられない、自分ですら自分を認めることが出来ないゲイの人はリアルにいるのかも、と思ってしまいました。だからこそ、ゲイである事を受け入れて生きている曽根にあんな事をしてしまうのかも。過去に何があろうとも、曽根にした事は許される事ではないし許す必要も全くないけど、三井の過去のトラウマ、普通の男の子にとってはそこまで引き摺る事ではないのかもしれないけど、自分のセクシュアリティに悩む幼い三井にとっては、人格形成に影響する大きな出来事だったんだろうと思います。そんな三井が曽根を捕まえられたのはもう奇跡としかいいようがない。曽根の言った、「ヘテロの男役をもうだれも強要しない」。三井にとってこれ以上の言葉はないかなと思いました。曽根かっこいいなぁ。三井は全力で曽根を幸せにしてください。読んで良かったです!ありがとうございます!
これが現実かもしれません
2021年1月15日
一つのレビューを読んで購入。最近は甘くてエロいBL主流ですが、本当のことはわかりませんが、この作品は現実に近いのかもしれません。友人同士や男女でも心が通じ合うことは簡単ではないのに、それに加えてゲイであることに対する葛藤が奥深く描かれていました。二人のどちらにも共感できます。これからは穏やかに暮らしてほしいです。
やっぱり好きな作者さん
ネタバレ
2021年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 椿とカントリー・ダイアリーが好きで購入。テイストがまったく違っていて、面食らいました。好き嫌いが分かれるというか、受け付けない人は受け付けないと思います。三井本人も言っていますが、嗜虐的な描写が多くて痛いです。自分の苦しさとか満たされなさとかがあっても許されることじゃない酷さ。そこは読み手としても「仕方ないよね」とは受け入れたくない。ただ、中学生の頃に傷つけられた三井は本当に痛ましかった。曽根がなぜ三井を受け入れることができたのかは、正直わからないけれど、「奇遇だね、ぼくもさ」はグッときた。三井は、曽根の腕の痕を見るたびに良心の呵責を感じればいいと思うけど、それでも、曽根が受け入れたのであれば、二人でめちゃくちゃ幸せになってほしい。しっかり息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出して、生きていけたらいいなと思う。最後まで上から目線な三井だったけど、曽根に抱かれてグズグズになってしまえー!
キツイ…それでも…!
2020年12月18日
面白い!という感じではないので人には少々薦めにくい…、それでも生々しくて剥き出しで作者さまの「本当」のことを描いてると思うので引き込まれました。もっと分かりやすくて好かれるような人物だって描けたはずなのに、そうじゃないのが良かったです。弱さを見せれる人に出会えて本当に良かった。
息を吹き返す
ネタバレ
2020年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネタバレになりますが、物語の最後の一言「息を吹き返す」という表現が本当にグッと来ます。一人の男が一度何もかもを失って、自暴自棄になって、でも強い支えがあってどうにか再生する。もちろんフィクションなんですけど、しんどいくらいにリアリティーがあって時々思い出したように読み返したくなります。三井はどうしようもなくクズなんですけどね。清々しいほどにクズです。でも彼の抱えてきた苦しみを曽根は痛いほど理解してあげられるんでしょうね。この作品を購入したのは数か月前ですが、一人でも多くの人に読んでもらいたいなと思い、今更ながらレビューしてみました。評価は迷いましたが☆5で。
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三井の人生
ネタバレ
2020年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同族嫌悪から三井が曽根に対してしたことは最低だけど、自分を偽りながら守ってきた家庭や職すべてを失ったときにそばにいたのが曽根で良かった。ゲイだと告白するシーンはすごく好きです。曽根の奇遇だね、という返しがなんとも優しく愛おしい。中学生の三井が自分がゲイだと気づいた時の絶望の描写もすごく上手く描かれていました。でも小中学生の三井がなんとも可愛らしい。そこから最後の展開にも納得でした。何度も読み返したくなる作品です。
これは…
ネタバレ
2020年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淡々と描かれているからこそ、くるものがありました。
もっと感情的に描かれていたら、逆に辛すぎて読めなかった気もします。
曽根は曽根で、わかる部分もあったり、それだけ惚れていたとか色々あるのでしょうが、得難い人を得て、立ち直れたのは本当にラッキーですね…。ちゃんと幸せにしろよ。
三井に幸あれ
2020年7月20日
三井が愚かでかわいそうでつらくていとおしいです。隠して生きてきた男が歪んだ理由には、隠してきたからだけではないトリガーもあるのが、なおつらい。曽根が過ごした時間にどんなことがあったのかも知りたくなるような…でも、歪んだ三井を受け止められるほど強くなった何かはあったんだろうと想像し、知らなくてもいいとも思います。地雷になりそうな要素もある(偽装結婚、暴力、リバ匂わせなど)ありますが、絵が個性的に美しいのにも助けられて表現の残酷さはそれほどではないと思います(個人の感想です)。三井の心に安寧が訪れることを願わずにいられないハッピーエンドのラストです。
痛い
2020年7月18日
痛さでページ読み進めてあっという間に終わった。tnkはぼんやりだけど、ちゃんと描かれてて嬉しかった
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心に残る
2020年7月17日
試し読みでずっと気になっていたのですが、今回、「椿びより」をpixivで読み、同じ作者さんだということにびっくりしてこちらを購入しました。買ってよかったです。
なんというか、リバシーンはないのに三井は攻めだけど、、、受けのイメージしか残らなかった。もう少し読みたい。
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【178P。A-】引き金
2020年5月22日
ヒリヒリと痛い。ゲイだと認められずに生きてきた三井とゲイの曽根の同級生再会もの。三井は本当にクズではあるが、自分がマイノリティと認められずもがき苦しんでいることはすごく伝わった…。きっと人とは違うって、受け入れるのには勇気が必要だから。そう考えると小学生の時のトラウマは可哀想すぎるなぁ、心に深く傷を刻んでいる。そんな弱く虚勢を張っている三井を、曽根はよくすべてを受け入れたなと。曽根という人こそ三井にとっての引き金だったと。曽根はこの人を受け止めてあげられるのは自分しかいないという色んな感情があるなかで、その後の二人には愛情があって。とっても胸にくるお話でした!
まさにトリガー
2020年5月18日
自分を偽って生きなきゃいけないなんて、
辛かっただろうな。
だからといって、
人を傷つけていい言い訳にはならない。
一生かけて償って欲しい。
別れた妻は好きになれない。
自分から離婚したくせに、
離婚前と同じ生活水準を要求する嫌な女だ。
なぜ我慢しない?我慢させない?
慰謝料ってなんだ?
まぁ、外面ばかり気にしてた三井の相手だから、
同類なんだろう。
作者買いです!
2020年4月28日
他の作品のほんわかゆるりなお話ではなく攻めが暴力クズなのですが最後まで読むと本当に素晴らしいお話でストーリー重めですがおすすめしたい。
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偽りの自分を認めるって辛いこと
ネタバレ
2020年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さん。いや〜凄かった。スタートから苦しい展開凄まじかった!!最後まで読んで良かった。

高校同級生再会モノ。
エリート商社マン三井×高校の時彼に振られた曽根。

自分の《根幹》をひた隠しに努力の結果エリート街道と幸せな家庭を手にした三井が、突然の離婚により見事に崩壊する。嗜虐性まで現れる程人間って醜くなるのかとゾッとする冒頭からの展開は衝撃的!!

離婚後歯車が狂い始めた時に隣室に越してきた曽根。
この再会が三井崩壊の引き金に。根幹を認めるまで曽根へのDVが続き、息詰まる苦しい展開。

「奇遇」の台詞には涙が出た。酷い目に遭わされても曽根さんがしなやかに受け止めるって凄い!!こんなクズ付き合い切れないよ〜!!ゲイの先輩として生きづらさを経験済みなんだろうな。凄い愛。無様な姿を見せた曽根さんが居れば、元は努力型だから次はちゃんと幸せになりそうな着地にホッとした(笑)リアルに悩んでいる人がいそうなテーマよね。
期待裏切られたのに最高!
2020年4月14日
表紙とタイトルからニヒルでイケメンの話かなと思ったらそれはそれは暴力クズ男だったわけですが、そんな天と地のギャップもなんのその、久しぶりに心揺さぶられる作品に出会いました!
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タイトルの通り。
2020年4月11日
丸々表題作。178P。ゲイを隠して普通に生きようとする三井。しかし突然の離婚宣告に荒れて自暴自棄になった時に偶然隣に高校の時同級生だった曽根が引っ越してきた。でも曽根はただの同級生ではなく昔三井に好きだと告白してきたゲイだった。その事を同居人に黙ってる代わりに三井は曽根を抱くようになる。ゲイを隠して普通に生きようと必死に努力した自分の人生だが、結局は失敗だったという思いからどんどん堕落していく三井を側で酷い扱いを受けながらも離れなかった曽根の温かい想いが少しずつ三井に伝わってく過程が丁寧に描かれててすごく伝わります。その想いを受け止めるかのようにタバコを辞めたり、ダブルベッドを買ったり、自分はゲイだと曽根に告白したり…大げさに変化するのでは無く本当に少しずつ変わってく三井の心理描写もリアルで良かったです。エロは挿入までの過程はあっさり目ですが、挿入シーンは多めです(体の関係から始まったので)でもあっさりしてます。修正はよーく見ると見えます(笑)イシノアヤ先生、素敵な作品をありがとうございました!
良かった
ネタバレ
2020年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ だいたいはかなりくずでどうなることかとハラハラしました。曽根が器がでかすぎて最高。三井は救われたねー。ゲイだと隠してきたけどひずみができて爆発して。。三井が甘えたりラブラブなのも見たいな。
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息を吸い易くするには
2020年2月19日
現実にこういった事はありそうだ。と思える作品でした。
私の知人女性で早くに結婚し、旦那に学校に行きたいと言えば、あっさりと通わせてくれ、働きたいと言えば良いよ。と何でも否定せず、年収も悪くないし日の打ちどころが無いけど、あまりにも何も無いので離婚したという女性が居ました。その後、縁あって以前の方より年収や様々な条件は低いけど結婚し、今の方が生きてる感じがすると。語ってくれた事があります。
そんなエピソードを思い出す作品でした。
自分の性癖や癖を認めたくない生き方をすると苦しいし、そんな自分を認めて見てくれる、聞いてくれる存在が息をし易くする。そういった事を描くこの作品は、日常に溶け込んだ様々なシグナルを問い掛けさせます。ヒリヒリするけど、息を吸って良い環境が出来て良かったと思える読後感があります。
もっと読みたい
2020年2月11日
さいしょ
クズっぷりに
ヒヤヒヤ
最後は
応援してました

お幸せに、、
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幸せへの「引き金」
ネタバレ
2020年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭からドンドン落ちていくエリートビジネスマン三井は、隣に偶然越してきた曽根と再会します。
こっからの滑り落ち感が待った無しですごい。
イシノアヤさんの他の著作でもどんどん落ちていく描写がありましたが、さらに角度が急な今作です。

暴力もあるのでダメな方は注意ですが、それを超えていくと曽根の無限にも思える包容力に出逢えます。
一冊まるごと三井と曽根のお話です。
名作です。
こころがギュッとなる切なさと癒しを堪能してください。
よかった。
2020年2月6日
よかった!!!ストーリー重視の人におすすめ。心情が丁寧に書かれているので重めの話が好きな人は好きかと。えっちシーンはストーリーを飾るためのものなのでえちえちなのが苦手な人でもいけるかと。
人生の賛歌
2020年2月6日
酷なシーンで評価が低くなってるとしたら悔しい。断じて星5!これは人生の賛歌。何度も読み返して、その度三井を抱きしめたくなる。
泣きました
ネタバレ
2020年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「奇遇だね 僕もさ」ここだけで泣けました。前半は痛々しくて目も背けたくなるようなシーンばかりでしたが、あの言葉と三井のやっと自分の事を他人に吐露できる時の表情で全て持っていかれました。
何度も読み返してしまう一冊です。
生きるってこういう感じ
ネタバレ
2020年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思うように自分を出せない、期待されるがままに演じてしまう、不器用な姿に共感します。根性焼きと職場で飲酒はコラッとなりましたが、本音を隠して生きるって本当に辛いですよね。。全て黙って受け入れて、ネコってことまで自然に察してくれる出来過ぎな恋人ができて本当に良かったです。゚(゚´Д`゚)゚。
胸に突き刺さる感じ
2020年2月3日
セールの為、とりあえず購入してみた。
話の始めどんなものかと読んでいたら、これはもの凄い繊細なお話で何度も読んでその度に考えてしまう。
今後も読んでいきたい話。
読んでて苦しいけど…
2020年2月2日
無料お試し読み&お薦めレビューに惹かれ 一読後…読んでて苦しいけど 読んで良かったと思うストーリー。
エッチとか関係なく 同性が恋愛対象である生き辛さ克服していく過程に引き込まれました。
しあわせだ
2020年2月1日
お試し読み段階で攻めのクズっぷりにドン引きでしたが、読後はとても爽やかで途中泣いた。日常生活の描写もステキ!
ずっとこういう作品を読みたかった
ネタバレ
2020年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結婚して子供をもうけ出世して、自分がゲイであることから目を背け、いい家庭人として生きてきた三井。けれど三井が自分に無関心なことに気づいていた妻に離婚を迫られ、それから会社も辞めてしまいます。そうして妻子も会社も失った三井を見捨てずに寄り添ってくれたのは2度も堕として苦しめた曽根でした。どんなにひどい目にあわせても三井を受け止め愛してくれる曽根に、ようやく三井が「俺はゲイだ」と告げる場面では胸が熱くなりました。クローズドゲイの苦悩について描かれたこの作品を読めて本当によかったです。セクシュアリティによって差別されず、ありのままの自分を受け入れられる社会になってほしいと切に願います。
心理描写がすごい…
ネタバレ
2019年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ いわゆるファンタジーなBLではないですが心揺さぶられます。攻めがクズい!前半本当にムカついてムカついてたまらなかった。自らの性癖認められないからゲイを自認する曽根を痛めつける事で己を保ってる小さい奴…なんだが非常に人間くさいのだ。この弱さを描くイシノ先生が凄い。曽根が菩薩みたいなんだよ〜。あんなに痛めつけられたのに弱った三井を抱きしめてあげられるとか、ね。三井はもう意地張らずネコも認めて曽根に抱かれなさーい!
なるほど
2019年6月13日
責任とっては、そういう意味でしたか。
なるほど❗でした。
トリガーは一言でいうと、素直になりなよ。
デス!
健気受け
ネタバレ
2018年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ クズ男×健気受けが好きなんだとつくづく思いました(笑)
もっとデレ期がみたかった。プライドとか世間体で素直になれなかったとはいえ、最初のクズ加減がひどすぎて辛いですが、最後の受けが幸せそうな顔してたので、良かったねーって思いました
それにしても、よく捨てずに一緒にいたなぁ。これからはずーっと大事にしてあげてよね
とても好きです
2018年3月26日
攻めの三井がクズなんですけど、性格が悪いというよりはすごく心が弱いんですよね。彼なりの葛藤や苦しみがあって、そんな自分が三井は受け入れられない。それを曽根に暴力や嫌がらせという形でぶつけるのがほんとクズです。だけど曽根はそれを受け止めることができるすごい人で、曽根に出会えたことが三井の救いだなぁと思いました。
めちゃくちゃいい!
2018年3月3日
素晴らしいです。とても切ない。。ファンタジーとしてのBLてよりは、リアルに近いBLでしょうか。2人がこのタイミングで出会えたから救われたんですよね。読後、胸がジンとします。三井の願望まだ叶ってないので、その後のお話とかも読みたいかも。
魂の救済
2018年3月1日
4桁に及ぶであろうほどのBLを読んでますが、その中で魂まで揺さぶられるような作品は10本の指で事足りるほど。そしてそのうちの1つがこのイシノアヤ先生の『トリガー』です。クズ、暴力、リバ要素…決して万人向けではないのでしょうけど、クローズドゲイの魂の救済が描かれたこの傑作を未読の方にはぜひ読んでいただきたいなぁ。そして三井と曽根について語り合いたい(笑)。 あ、萌えキュンエロエロBLを読みたい気分の時は間違っても手に取っちゃダメですよー!!笑
とあるクズエリートの人生の崩壊……と恋愛
2018年2月13日
いつもオシャレでほのぼのとした作品が多いイシノアヤ先生。こちらは重くシリアスな作品でした。自分の根幹からずっと目をそらして生きてきた三井。普通であるためにエリートを纏い繕ってきたのに、離婚によってそれは容易く剥がれてしまう。転落ぶりと、その捌け口となる曽根へのアレコレが酷くて、どうしてそこまでと思ってしまった。でもあれはきっと嫌悪していた自分自身。あんなにされても逃げ出さない曽根。曽根はずっとわかっていたんだろうなぁ…。読み進める毎に、三井の背景がわかり、その脆く弱い部分に手を差し伸べたくなる。

「トリガー」前後編
エリート課長・三井と曽根は高校生の元同級生。曽根が三井の隣室に越してきたことにより再会。離婚したばかりで荒れていた三井は、高校の頃告白してきた曽根に…。

「ビューティフル・サンデイ」
三井、小学生から中学生へ。

「サニー」
二人で暮らす三井と曽根。行き詰まる三井を救うのは…。

「トリガー1.5」描き下ろし20ページ
三井が新しい職場で出た初めてボーナスで買ったものは…。毒が抜けたような表情の三井。曽根がいて本当に良かった。できればもっと可愛い姿が見れるであろう続きが見たくなる。

「あとがき」2ページ
さいこう
2018年1月1日
最低だけどさいこう何度も何度も読み返してしまいます。奥が深い。ほんとにありそう。懐の広い優しい人でよかったよほんと。
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独特
2017年10月4日
個性的な絵だけど好き。弱い三井と、しなやかで強い曽根。なんでこうなったのか、というのが最後まで読むと理解できる。途中、目を背けたくなるような場面が続いて嫌な気分になるけど、三井の弱さはリアルでした。欲を言えば、三井がもっと三井らしく自由になれているところまで描いてほしかったなぁ。でも、読者が想像するってのもアリか。
ホント慈悲感じますね。
2017年7月30日
いろいろ痛々しいけれど、思わず息をつめて読んでしまう魅力があって、静と動のバランス&余韻の素敵な作品でした。
面白いんね
2017年6月30日
結構、ビックリする話なんだけど、良かったです。響きます。読み返したら、色々な人の感情も見えてくるような気がします。
後味いい
ネタバレ
2017年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始まり三井はクズなんだけど、読み終えるころにはなんだか可愛くなってた。本当の自分を押し殺して生きてきた、否定して生きてきた辛さとか。ただの差別からくるゲイ批判じゃなくて。曽根に対して言う言葉すべてが自分(三井)への言葉のようで読んでいて胸が痛かった。でもゲイということを先に受け止めて過ごしてきていた曽根には優しく包む器があって、三井の心が溶けていく感じがとてもよかったです。タイトルは違いますが、表題作で一冊で、三井がゲイと自覚し初めた少年期や、学生時代の曽根への気持ちなどきちんと描かれていて、それもよかったです。欲を言うと三井はネコなの?って感じだったので、リバも見たかったなー(^o^)!絶対かわいいよね❗(笑)
星4,5。ヒドイ!けど良い!
2017年1月5日
178ページ、1冊表題作。
違うタイトルは別作品かと思ったら、後日談でした。

ほんと主人公、根性ネジ曲がってんなと思うくらいヒドイですが、それが彼の弱さであり愛しさであり?
みたいな。
素直じゃない可愛さでした。

はじまりがそんなだけに、後半どんどん良くなっていきます。
読み進めるほどに心の垢が落ちていく、そんな印象。
虐められてた?ゲイくんのしなやかな強さが素敵。

盛り上がりにはやや欠けるけど、読後感がさわやかで非常に良いです。
ストーリー重視の方には、かなりオススメ!
攻めキャラが
2017年1月2日
クズでして。弱い人間です。いろいろとやらかしてますねぇ。そのあたりに好き嫌いがあるでしょうがそんな欠点多い彼を受けが暖かく包んでますね、奥さんは見放したのに。ある意味破壊と再生って感じで個人的に大好きな作品です。人生綺麗事ばかりじゃないので。元気もらえる本です。
最低なんだけど
2016年3月21日
まるごと一冊表題作です。最低最低なクソ野郎な三井なんだけど、最後まで読んだら不思議と愛しさを感じました。作者のあとがきを読んで、なるほどね…みたいな。ストーリーが読み越えがあり買って良かった。欲を言えば、彼らのその後を読みたい。
良かった
ネタバレ
2016年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公三井の最低のクソ野郎っぷりに辟易しましたが、曽根の菩薩のような慈悲深さに救われ涙しました。読み進めていくと三井の隠していた性の本質が見えてきて、離婚きっかけに溜まっていたフラストレーション(男として頼られたり、与えたりすることの苦痛)が爆発し暴走したんだろうな、と(でも本当人として最低だったな…)。番外編でも三井はまだ不安定で危ういし性格悪いまま笑だけど曽根がきっと色々満たしてくれて幸せになるんだろうな、という終わりなのが良かった(^^) イシノアヤさんの作品は「もう少し続き読みた〜い」ってなりますね笑
すごく良かった!
2016年3月19日
考えさせられるストーリーで、なんだか泣けました。
この作家さんの他の作品も買ってみようかと思いました。
トリガーとは
ネタバレ
2024年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 頑張って頑張った三井の人生。でも頑張っていると思っていたのは自分だけという悲劇に、胸が苦しくなりました。そこに現れた曽根!今?ここでまさかの再会?三井にとって救いの天使だったのか滅ぼす悪魔だったのか…運命を感じます。トリガー、意味深なタイトルで大人な苦い作品でした。
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偽りの人生に苦しんだ男の行く末
ネタバレ
2024年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 汚点なき人生を歩んでいた商社のエリート課長が離婚を機にクズへと堕ちていく。そんな時に高校時代に告白してきたゲイの同級生と再会したことで少しずつ救われていく一人の男の再生のお話。
男としての普通で立派な生き方をしなければいけないという強いこだわりが、着実な人生から踏み外したことで一気にどん底まで堕ちていくところから物語が始まります。そして偶然再会した曽根への蛮行に溺れ、全てに投げやりになってボロボロになる三井の姿がリアルに描かれています。
だけど曽根は、現在の恋心も生活も打ち砕いた三井を優しく包み込み、最終的に彼を受け入れ支えていきます。信じられない仕打ちを受けた曽根の心境は詳しくは描かれていませんが、あとがきに書かれていたように曽根は色々な経験をしていてメンタル的にはたくましいのかなと思いました。また、曽根にとって三井は初恋のような特別な存在だったのかなとも思いました。
三井はずっと感じていた自分の性嗜好を認められずに、長い間苦しんでいたのでしょう。自分が自分を認めることの難しさ、拗らせてしまったからこそ生まれ変わって生きていくことが難しいことをじっくり表現されていてとても暗く重いお話です。そんな中でもかすかに感じる幸せの希望と理解してくれる人の愛情が光る作品です。
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三井好きだー!
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 曽根にタバコを押し付けて、改心してからのペロペロ!やばっ、
もう三井が、可愛いいんだよ、マジで、、、あんなプライドの塊ちゃんが曽根に絆され、『ペテロの男役、、、』の、シーン、、、、ぐぅ可愛‼︎
マジで続編は、曽根×三井でたのんます‼︎最速で読みたいです。(^^)
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頻繁には読み返さないけど良作
2022年10月13日
マイノリティだからこその苦しみとか生きづらさがリアル。
性的マイノリティじゃなくても、本当の自分を押し殺すことってあると思うのですが、リアル過ぎてメンタル弱ってる時に読むと途中キツいです。
でもやはりストーリーもキャラクターも終わり方も良い
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クローゼットゲイの苦悩
ネタバレ
2022年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某BLサイトにて攻めざまぁ設定で検索をかけてヒットしたのがこの作品。初めましての作家様です。絵がとってもお洒落ですね。
しかし前半部分の三井のクズっぷりに眉間に皺が寄りっぱなしで参った。己の性癖に気付き苦しむ過去も描かれていましたがホモファビアともちょっと違うし小心者?おとなしい曽根にあらゆる手を使い当たり散らすという暴挙が本当に痛ましかった。そして自滅、、。後半はセリフもモノローグも少なく絵で語るところが良かった。どこまでも広い心で寄り添う曽根に助けられ、ようやく自分を認め始める三井の姿に心底安心しました。そうだね君は大きな愛で包まれたいんだよね。リバでしっくりきました。ここからが始まりなのだと思います。いつかどこかで三井の明るい笑顔が見れたらなあと思いました。世の中にどれほどの隠れゲイがいるのだろうと考えさせられる作品。
しかし、教育実習の後の先生、あれアウトでしょ。
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読み初めは
ネタバレ
2022年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三井の曽根に対する無慈悲ぶりに、心がヒリヒリとしてきました…これまで読んできたイシノアヤ先生の作品は、「カントリーダイアリー」と「椿びより」シリーズなどの、ほのぼの系だったので、この「トリガー」はあまりにギャップがありすぎて…三井、本当にクズでひどい奴だけど、彼がゲイを意識した中学時代の話から、彼は彼で苦しかったのだとも、少しは理解できたのですが。
三井が自分は「ゲイ」だと告白した後の、曽根の「偶然だね。僕もだよ。」の言葉で救われたのは三井だけでなく、読者も救われたと思います。
おお
2022年3月30日
結婚、離婚してます。
同級生との再会で色んなことが起こりますが、何だかんだで上手くまとまったのかなと思う。でも暴力はだめ。
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おののきの果てに掴んだ愛。
ネタバレ
2022年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロワーがなん足るかも分からぬ私めに、ある日フォロワー様がつきました。その方のレビューを読んで購入した一冊です。
三井さんの、人としてこの腐れッぷりはどうなのよ?そう、誰もが思ったはず。でもね、はなから彼の心は真っ二つに割れてたんです。そんな彼を誰が責められるでしょうか。常識以外許さぬ世の中を恐れ、白々し一般人として生きようとした結果。魂が抜け、ちょうどお誂え向けに居た曽根さんに猛り狂う感情の牙を向けた。向けられた方は堪ったものではないはずなのに、当の曽根さんは、まるで菩薩様の精神で彼を受け入れます。それは自分と同じ苦しみと解っているから。甘んじて受け止める暴力は三井さんの血涙と理解しているから。
三井さんが全てに見捨てられてしまった姿を目にした曽根さんは、菩薩様の姿を再び変化させ鬼神となって三井さんに鉄拳を振り降ろします。反撃ではありません、私は曽根さんの、貪るような愛撫と取りました。
己の愚行に気が付けば、はばかることなく修正していけばいいこと。
緩やかなリズムで暮らし始めた二人。曽根さんが一緒に居て楽しいと言った何気ない言葉。テレビを一緒に観て、くだらないことを話して。そこには、かってエリートだった三井さんの姿は見当たらず、高級マンションも見栄さえありませんが、どんな生活をしていようとも、そこに幸せの実感さえ得られれば薔薇色の人生。さらけ出しあった二人には、共白髪となって躓きながらも生きていってほしい。もう離れることはないでしょう、たぶん。きっと、絶対に。
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いたい
ネタバレ
2021年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ らぶらぶキュンキュンなお話ではないけど、主人公が自分と向き合い本当の自分を受け入れ、その彼を抱擁りしてくれる受がたまらなく愛しい。
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その後が見たい
2021年1月16日
セールでなんとなく見てみたら、凄い内容でした。苦しくて痛々しいんだけど、息を吹き返せて良かった。最後のもう少し先が見たかったな。
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あれ?別にクズじゃない...?
ネタバレ
2021年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三井(攻め)がクズの極みみたいに言われているけれど、私はクズだとは思いません。無理して精一杯頑張っていて、ある日突然大切だった日常を失ってしまったら、「今までの自分の全てを否定されてしまった」と感じたのかなと。アイデンティティを無くして人間ポキポキに折れちゃったら他者に対して残酷になってもおかしくない!人間だもの。(*´・ω・`)bだがしかし、暴力はいけません!まぁ曽根(受け)がやられっぱなしじゃないので安心しました。曽根がキレたのを見て、彼は三井と本当の意味でちゃんと向き合っているんだなと感じました。どうでもいい奴にはいちいち怒らないもんね。良いところも悪いところも全部ひっくるめて愛をそそぐ。曽根は三井のお母さんみたいな感じかな。意外と読後爽やかな気持ちです。その後をもう少し読みたいなー。最後にひとつ、元妻は好きになれません。お互いに離婚して正解だったね。
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良い
ネタバレ
2021年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ リアリティがあって切なかったです。彼の心が軽くなれてよかった。その後とかでも読みたい作品です。
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しんどさに差す光
ネタバレ
2020年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半とにかくしんどいです。こういうモラハラ野郎、いるよねいるいる…という感じで読んでいたのですが、後半になってシオシオと妙に可愛くなってしまう。受けの強さが見えるようになります。リバ可能性示唆ですが現場はありません。
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なんだか…
ネタバレ
2020年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良かった。良かったんですが、三井の生き様が痛くて苦しいです。曽根がいてくれてよかった。三井が初めて涙を見せる場面やはんぺんのメール、胸が詰まりました。
切ない・・
2020年5月18日
個人差があっても、ゲイを認めるって大変なことなのだと改めて実感。でも、行き場のない葛藤を他人への暴力に向けるのは辛い。心の拠り所を見つけた主人公が幸せを取り戻す過程をもっと読みたいと思いました。
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クズ
2020年5月5日
三井があまりに弱くてクズで…でもそういう人だからこそほっとけないし、孤独を抱える者同士だからこそ離れられないのかな。見捨てずにそばにいてくれる人がいるのは幸せな事だと思います。
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いい!
2020年4月5日
初めての作者さんでした。試し読みでは正直 絵の感じもストーリーも前のめりにはなれませんでしたが 他のレビューみて 思い切って購入してみました。読み終えた感想は素直に良かったし 読み返す作品でした。ただそねくんは さくらくんのことを好きだったのかが気になりました。
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クズ野郎が
2020年3月13日
最後はなんだか可愛くなるのはなぜだろう。三井のクズさにはイラつきましたが曽根の懐の深さに救われた。最後は幸せなってなんて思ってしまった。。。
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作家名: イシノアヤ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics