おげれつたなか先生の作品で初めて読んだ"恋愛ルビの正しいふりかた"のヒロと夏生のお話がとても大好きでこちらも読んでみることにしました。どうしてもあちらの作品と比べてしまうというか似たところを探してしまうというかサヤは夏生に、ゆーすけはヒロに話し方が似てるなぁって思いつつ読んでました。あの作品は1冊の半分のお話だったので、1冊丸々読みたかったなぁと残念に思っていたのですがこちらは1冊丸々だったので読み応えありました。クラブで遊んでるサヤの心の傷についても、ゆーすけがサヤに惹かれていく過程や傷付けてしまった行動を後悔する気持ちが分かりやすくてよかったです。田舎にはクラブなんて無いので良くわかりませんが、あんな風にお酒を飲ますホールスタッフがいるのかと驚きました。でもあのシーンもとても好きなシーンの1つです。お気に入り作品がまた1つ増えました。好きな作品は書きたいことが山程出て来るんですけど長くなるのでここまでで。