ネタバレ・感想ありにいちゃんのレビュー

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良い問題作
ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大人と子供の恋愛ってどの角度から見ても社会的にも世間的にも間違っていると考えられるのですが、にいちゃんとゆいを見ていると"異常"を切り捨てるのは正しいのかどうなのかと思いました。景は加害者になったけど被害者でもあり、最終的には2人一緒にいることで景もゆいも幸福にいるようで幸福だと自分達を強制に錯覚させていて何が悪なのか考えさせられました。
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現実的
ネタバレ
2025年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性被害者が性加害者になるという負の連鎖、にいちゃんに性加害を加えたのが学習塾の先生という設定や、にいちゃんがゆいを性的グルーミングする様子など、児童に対する性犯罪の実情に沿った作品だった。

健気なゆいが、当初は性欲の捌け口として、モノとして扱われていたが、段々とにいちゃんの人生に深く関わっていく変化に泣ける。
にいちゃんはゆいに再会するまでに他の児童に手を出していなかったのかが気になる。
ゆいくんの行動力と愛情が強い。お互いに執着していく様子が見ていて痛々しくもあり、美しくもある。だけど、幸せかと言われると不安でもある。

にいちゃんの加害者である塾の教師は、再婚して子供をもうけていたが、ゲイではなかったんだろうか。
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ハピエンとは?
ネタバレ
2025年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後にふたりがいっしょにいられてよかったです。辛いことたくさんあったけど一応ハピエン?そう思っていたら描き下ろしでリアルに戻らされたカンジ。ハピエンだけどハピエンじゃない後味の悪さ。さすがです。
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好きな人はぐわっと好き
2025年3月15日
漫画的な展開と、リアルな心理描写が絶妙でした。
私はこの作品を「重たい系」?という風に
探した中で見つけたので、バッチリ合ってました。

というか、思った以上でした。
第1話で人生終わったと思ったら、
まだ続くのっ?!何が始まるのっ!?えっ!
って感じでした。そして、その後、地獄が続き。
でも、実際にありそうで……

レ○プものや、小○性愛チックなものが
好きな人でないと難しいですし、正直なところ、マトモな人には勧められないです…

ー下記感想など

あなたが犯罪を犯さないでいられるのは、
あなたが偉いんじゃなくて、それを教えてくれたちゃんとした環境に生まれたからだ。だから、そうじゃないところに生まれた人がそうなってしまったのを簡単に切り捨てられるほど、残念なことに世の中、単純なシステムじゃない……人の言葉を借りてしまって申し訳ないです。でも本当にそうで、使いました。
私は作者さんは美化したい訳でもないと思います。
真っ直ぐに登場人物の立場を、心理を
作家として丁寧に、物語を構成してる、
ただそれだけなんだと。本当に凄いです。
ありがとうございました
よかった。
ネタバレ
2025年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ みんな狂っていて、そこが個人的には刺さりました。最終的に2人が一緒にいることになってよかったです!!とにかく2人がこれからも一緒に暮らしていけたらいいなと思います。
僕たちはこれでいいんだ。そう、いいんだ。
ネタバレ
2025年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 被害の連鎖。とてもリアルで胸が痛んだ。
数年前も読んだのですが、また読みたくなって読ませていただきました。今読んだ方が刺さる……。
こういう痛々しい作品めっちゃ好きです。BLってこういうの探せば割とあるから嬉しい。もっと発掘していきたいですね!
終わり方の言い聞かせてる感じとかめっちゃ良かった……。
幸せなはずなんだけど、受け入れられない苦しみは終わらない。こういう人たちが実際に居るんだろうなと思うと、切ないですね😓
途中カフェでキスをするシーンありましたが、とっても美しくて脳裏に焼きついてます。また読み返したいです。
てかこんなに人気なんですね。YouTubeで紹介されてたのもあるのかな。テーマ性の強い作品が評価されるのは私も嬉しいです!
驚きのラスト
2025年1月28日
いろいろと考えさせられる内容でした。
闇系のbl漫画では珍しく、登場人物の心情が分かりやすく描かれていたな〜という印象。何度読んでも新しい発見を与えてくれると思います。おすすめです。
面白さが深すぎる
2025年1月27日
やっぱりはらだ先生の作品はえぐいです。ほんっとに面白かったです!!見つけた途端すぐ買って欲しい!今までで初めてな感じのBLでした。
重い
2025年1月24日
思った以上に重かったけど今まで読んだことのないタイプのBLですごく面白かったです。
児ポ表現あるので苦手な方は控えた方が無難です。
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他人事じゃない。考えさせられる衝撃作。
2025年1月18日
小児性愛者。性的マイノリティー。世間体。昨今、問題視され続けているセンシティブなことを扱った作品です。はらだ先生、流石に怖い。どうしてこんなお話が思いつけるのですか。果たしてこの連鎖が断ち切られる日は来るのだろうか。景が最後、お母さんに向けた笑みが痛々しすぎた。自分に必要なものを何もかも手に入れられた、いらないものは切る。そう思っていても、大切な人たちに認められないキツさ。本人たちがいくら愛を語っても、それを周りに認められなきゃ愛にならないなんて。馬鹿げていると思っても、それが1番悲しいことなのかもしれない。愛し合う二人を傍観者の立場から何かいう資格はないのでしょうが、世の中に寄生している性的マイノリティーを語った犯罪者はくたばれ。
はらだ先生さすがとしか言えない!!
ネタバレ
2025年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっごい余韻を残す終わり方!
描き下ろしもこれまた余韻が凄いです!
にいちゃんが異常かと思いきや、ゆいも異常。いや、異常なのか?世間一般てなんだ?少数派は異常者扱いなのか?と色々考えさせられます。
それでもお互い愛し合っているならば良いんですよね。けど法律の壁や世間の目があり抗うカタチになっちゃう。
本人達もやってる事分かってるし理解してる。でも自分達の道を行く。
重いお話ですが、めちゃくちゃ面白かったし、まいちゃん、最後まで好感持てる良い子すぎ。ただの当て馬脇役と思いきやとても重要人物で。
結局ゆいの方が愛が重い気がしました。
リバや無理矢理ショタより倫理観ぶっ壊れてるのでも大丈夫な方におすすめです!
簡単に人に勧められないけど良かった
ネタバレ
2025年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 犯罪が絡んでくるので気軽に人に勧めたりはできないけど、色々考えさせられるなぁと。立場逆転みたいなのを期待したので、リバで個人的には良かったです。とても。
永遠のテーマ
ネタバレ
2025年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小児性愛の男性にイタズラれされた子が、そのまま受け入れれば良かったと後悔し、当時の「にいちゃん」を探したら・・・。
ゲイとトラウマと家族や世間体という、永遠のテーマを赤裸々に表現してる。
切り捨てようと言う主人公と、それが出来ない「にいちゃん」。
にいちゃんに引きずられる主人公。
なかなか重いですが、読みごたえがある。
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自分は犯罪者になっていたかもしれないと…
ネタバレ
2024年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 軽々しくおすすめはできないが、一歩間違えば自分は犯罪者になっていたかもしれない、と思った事のある人は読んでみてほしい。にいちゃんが小児性愛者なのかどうかはハッキリと描かれてはいない。色んな解釈ができると思うけど、彼は自分の身に起きた事は間違いじゃなかったと確認したかったんじゃないか、「おじさん」のことを理解したかったんじゃないかと私は思う。なぜなら周囲は「何が悪いか」を教えず「それは異常だ」と責める事しかしなかったし、「矯正」にはなんの効果も無かったから。今でもアメリカでは矯正治療が多く行われているらしく、過去には公然と「矯正治療施設」があった(今もあるのかどうかは知らない)。そして「誰でもいいから誰かが自分のように不幸になってほしい」、そう思った事のある人にはすごく刺さる作品じゃないかと思う。踏み外してしまうかそうならずにすむかというのは人生において割と紙一重で、被害者になってしまったゆいは運が悪かったし、加害者になってしまったにいちゃんは絶望的に不運だった。でもゆいは割としたたかで、にいちゃんの気持ちは二の次って感じ。加害した側の心情なんて慮ってやる必要ないんだから。だからこの結末はゆいにとっては幸せそうに見えるが、はたしてにいちゃんのほうは…。最後のやり取りは、にいちゃんがゆいをさりげなく誘導しているようにもとれる。にいちゃんの望みはゆいとは逆なのかもしれない。でも加害者に決定権はないどころか提案する事すら許されないのだ。どうやら文学が好きそうなにいちゃんとゆい、唯ぼんやりとした不安。物語としては秀逸な終わり方だと思うけど、昔よりは、今よりは多少マシにはなっているであろう未来で、ゆいと景とまいがどう生きているのかはとても見てみたい。
思ったより
2024年12月5日
他の方が書いているほど読後感悪くなかったです。購入して良かったです。意外な展開でしたけど、しっかりとした納得のいく結末でした。2人がどうなっていくかは読者の想像に委ねられていて、そこも良かったです。時間を置いて読むとまた違った感想を持ちそうな、良作だと思いました。
私は購入してよかった
ネタバレ
2024年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本屋で表紙を見かけて、結局気になりすぎて購入してしまいました。読む人によっては解釈の仕方も、感想も全然違ってくると思います。わたしは、グッとくるものがありました。きっとこの令和の時代で、年も大人になったから理解もできたし、一般的な普通が恵まれてる方だと言うことを考えさせられる作品でした。全部読んだ上でカフェでのキスシーンは胸がギュッとなりました。本人たちが良ければ私はそれでいいと思います。
個人的に官能的なシーンも好きでした。
全体を通して作品として、私は好きだなと思いました!
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BLってレベルじゃねえぞ
2024年11月16日
人は死なないけど、普通にサスペンスというか、イヤミスっぽい話というか。
怖くて読後感悪いのに、オチがしっかりついてて、BLっていうよりは‥という感じでした。昔でいう質のいいアングラ漫画。

うわ、こいつらヤバっ!こわっ!って男プラス冷静にクレイジーで、いい感じに擦れた女が出てくる話が好きなので、この作品ツボでした。いや、いいよーこの作者でおかわり欲しい。

ということで、星5つ!
最高なんだよな
2024年10月31日
語彙力なくて言語化できないけど胸んとこがずっとうずうずして最高になる本。最悪過ぎて最高。こういうドロドロしたやつもっと欲しい。読み返してレビュー足す。
ゆいくんんんんんん
ネタバレ
2024年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやぁ見ててまじで楽しかったですBLで初めて泣きましたゆいくんがずっとにいちゃんのこと好きだったのが特にいい!!まいちゃんの過去とかもしれて途中鳥肌ヤバかったですにいちゃんの過去とかも知って本当に最後にいちゃんと会えた時に泣きましたまいちゃんも最後の所で今は同性と付き合ってるって確かあったけどやっぱり普通って何かを問われてるみたいでした
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愛とも依存ともつかない結末
ネタバレ
2024年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ イレギュラーな人間同士の愛と見せかけて、にいちゃんは贖罪として、ゆいは初めて居場所をくれた人への依存として相手を選んでいるようにも思えるエンド。
作中で繰り返し表現される「普通の人が向ける"気持ち悪い"の感情」は、同性愛への差別偏見というより「トラウマを負った被害者への無理解」のようにも読めた。
ゆいも最後は円満に結ばれたように見えるけど、舞子と付き合っている時の自己嫌悪を見るとにいちゃんから自尊心をゴリゴリに削られているし、同世代とするような対等なコミュニケーションを作る機会はかなり失われてることが伝わってくる。
ゆいとにいちゃんは被害者と加害者でありながら、同時にそういう「理解されない苦しみ」を共に背負う存在でもあるわけで。
その重荷が一般社会で受け入れられない以上、トラウマを負うもの同士身を寄せ合って生きるしかない。
もちろんその上で、傷を負った(社会的には祝福されない)相手と生きていく選択は一つの覚悟なんだと思うんだけど、書き下ろしラストの薬やタバコはその「世間に苦しみを理解されず自分達だけで抱え続けなければならない重圧」のように感じた。

幼少期の出来事によって「普通」の世界に帰る場所をなくしてしまった人達。
どこまでが愛で、どこまでが執着や依存なのか、読者も2人も真には分からないんじゃないかと思う
うまくまとまってるなぁと感嘆しました
2024年7月27日
性加害者、性被害者、ストックホルムシンドロームの心情をお上手に描ききってますね。
レビューを読んだら購入を迷いましたが、こちらの作品はそこまでキツくないと思いました。早見純さんや心島咲さんのほうが遥かにヘビーなペドなんで笑
まあ、被害者が発生するような違法行為を、生まれながらにして性癖に持つと大変ですよね。ずーっと理性で我慢する人生なので。
この作品では環境がペドの要因ですけど、実際は生まれつきのものもあると思います。
解釈の仕方が違うと評価がわかれますよね。
ネタバレ
2024年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 依存、トラウマ→愛
性犯罪→普通じゃないから気持ち悪い
と、わざと置き換えて描いているのかなと思いました。
薬を飲まないとダメならそれは病気でしょう。
最後に薬の描写を持ってくるあたり、娯楽ではなく問題提議としての作品なんだろうなと思いました。
娯楽なら『二人は愛し合って幸せになりました』でもいいわけですし。

大人と子どもの間に愛があってもいいとは思うんですよ。
でもそこに身体の関係があったらダメですよね。
まともな大人なら常識と理性でセーブ出来ないと。
一般的でない関係なら特に。
デロッデロに重い。あとリバです
2024年7月9日
重いからって理由で低評価をつけられているように感じたので重かったですというレビューをしておきます。
リバ好きなので自分的には棚からぼたもちでしたが、知らずに買ったので地雷の人は同じようにならないよう気をつけてください。

なんか謎ににいちゃんのガタイがいいことだけ気になりましたがそれ以外はかなり好きです笑 引きこもりで運動してないかつ不健康な生活してたらもっと骨になっててもおかしくないよなと思ってしまった笑
読んだことない物語を描くのがうますぎる
2024年6月26日
おとぎ話のような、両思いでくっついてハッピーエンドではないのはわかった上で読みましたが、終わり方が天才的です。個人的な話ですが、自分は愛だの恋だの性欲だのを幼い頃に理解していなくてよかったなと読みながら思ってしまったのが、更にこの物語に重みを与えました。
死ぬほど好みです。
ネタバレ
2024年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み進めて行けば行くほど良い意味で鼓動が高鳴ってドキドキが止まりません!!世間には理解し難い考え方も葛藤も全てが好きで泣きそうな位、私にとっては人生の1部と言っていいほどです。こういう作品、考え方を読める時代に生まれて良かったと思います。
もう泣いちゃう。。
2024年5月20日
ここまでの作品をかける原田先生が素晴らしく少し怖いです。。BL作家さんで1番大好きです!BLという範疇に収まりきらない程の設定と物語性が半端ではありません。何故か中毒になってしまう原田先生の作品は個人的に本当に至宝と言えると思います。結局リバだったんでしょうか??それとも結果的ににいちゃんが受けということでしょうか。。様々な解釈を産むと思いました。
考えさせられた
ネタバレ
2024年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段はBLに女の子キャラが出てくるのは好まないけど、まいこちゃんは珍しく好きなキャラクターでよかった。
こんな展開になるとは
ネタバレ
2024年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直、こんな展開になるとは全く想像できませんでした。流石はらだ先生…。
小児性愛という重いテーマに対し、目をそらさず真正面からぶつかった、とても迫力のある作品でした。
加害者も被害者も当然そこに至るまでの経緯があり、複雑な糸が絡み合った一筋縄ではいかない事情や感情がある。この作品で表現されている場面はほんの一部に過ぎず、当事者達には様々な問題が常に付きまとう。最後のシーンが如実にそれを物語っている。
はらだ作品を好きならば
ネタバレ
2024年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLはファンタジーと言いますが、はらだ作品はセリフの節々にリアルな温度感を感じ、丁寧な心理描写もあり、一気に世界観に引き込まれます。今作もそうでした。
起承転転々結…な展開が大好きです。
初めて買ったBL本
ネタバレ
2024年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 腐女子の友達と本屋にいってこの本をお勧めされて、気になったので初めて買ったBL本。いままで○witterとかで読んではいたものの、購入に至るまではなかったけれど、あらすじから引かれすぎて思わず…いうまでもなく面白かった!力関係が話が進むにつれて変わっていくのが良かった。最後、にいちゃんよりゆいの方が大人だなと思いつつ、これでいいんだと自分に落とし込むゆいはやっぱ子供だなと。一般的ではないといえる嗜好を持つ人の生きにくさもよく描かれてると思う。初めて読んだ作品がこの作品だったからその後も同じようなものが読みたくて重ためな作品をレビュー見ながらいくつか買ったけどこれに勝るモノなし。重たい系の作品ははらだ先生のしか読まないと決めた。
最高です
ネタバレ
2024年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後のゆいくんの背中が1番キツかった
理解してもらえない、普通を強要される
2人には幸せになって欲しいのに
周りがもう反対してるのが辛い
こんな作品を書ける先生、神!!!!!
被害者が負ったキズと愛とは何かを問う作品
ネタバレ
2024年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 232P、1巻完結、表題作のみ。

小児性愛がテーマですので苦手な方はお止めになった方が良いかもです。ただ私は苦手なので避けてきたテーマですがこの作品に関しては問題なく読めました。というか読んで良かったです。子供に対しての性的な行為が描かれていますが、この作品の凄さに圧倒されてしまい「この部分を描かずしてこの作品は成立しない」と感じたので大丈夫でした。が、あくまで私はです。感じ方はひとそれぞれですので😩 作中にふたりの子供が登場します。「景」と「ゆい」。小児性愛の被害者であるふたりが癒されないキズを抱えたまま成長し、景はアラサーにゆいは高校生になってもまだそれぞれの欠けたものを探し続ける話。被害者(更に加えて小児)であるふたりに無理解どころか追い討ちをかけ続ける親や周囲の大人達の対応と反応…子供に向き合ってないくせに正しいと自分を信じて疑わないのは本当に救いがない。特に景の親は最後まで酷いです。
ふたりの他にゆいの同級生のまいこが登場します。彼女もまた親のせいで歪んだ子供時代を過ごしていて普通の女子高生とは感性が違うのですが、人生を達観してるまいこが時に頼もしく、もだもだしているふたり良くも悪くも動かしていきます。
ふたりが得たものは愛か執着か依存か踏み台か……。
本編最後のゆいの表情が「あ、これヤバイかも」と思わせる感じですし、描き下ろしも……😌。
この先をどうみるかは若干読者に委ねられてる感じもあります。
ハピエン希望なので夢の中に逃げ込みたいふたりを現実主義のまいこが引き戻してくれると良いな。まだ若いゆいに成長してもらって景を支えてふたりで幸せになってくれないかな~😃
最後に描かれてる「どろどろ♦相関図」は的確で分かりやすいです😊。
景とゆいを取り巻く救いようのない世界が読んでて終始辛いのですが、新しい視点を得ることが出来た気がして読んで良かったと思います。
ゆいが言ってた「檸檬を本屋に…」は梶井基次郎の作品ですが、良い得てるかも。実家に檸檬を置いてきたら少しはスッキリするかもね😄
愛ってなんだろ普通ってなんだろ
ネタバレ
2024年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 数年前に一度読んで、もう一回読みたくなったから買いました。
感情の肉付けする描写があるからこの行為をしたと、人となりがみえて納得するから描かれていない感情まで想像しちゃう、これがはらだ先生の魅力だと感じました。
特ににいちゃんは暗くて重い話だからこの特徴が如実に出てきて余計に映える内容だと感じます。
あの2人は、まいこはどんな人生を送るんでしょうか
最後にゆいがにいちゃんと同じように薬もたばこもしていたから
強い人間ではなく、一度逃げた責もありにいちゃんの全てを受け入れるために世間に上手く溶け込みながら過ごしているけど、これが何かの拍子で崩れたらにいちゃんと立場が変わりそう。
今は綺麗に取り繕っても後で世間や両親から苦しみそうだし
にいちゃんはゆいのおかげで、すこしずつ世間に溶け込んでいくけど
それはゆいが安定してにいちゃんを支えているから問題なく過ごせてるけど、いつ崩れてもおかしくないバランスの悪い細い糸の上を2人は渡っているんだろうなと思うと
気が狂いそうなぐらい愛おしい世界だと思ってしまいます。
世間って何だろ?若いからゆいはこんな行動できるのかな?昔は純粋にゆい頑張れとみてたけど、年が経つにつれてにいちゃんの弱い精神わかるわ〜!などなど時間が経っても尚考えさせられる最高な魅力をもつ作品です。
また時間が経つと今度はおじさんの気持ちもわかるようになるのかな?
人生一最高傑作.....................
2024年1月11日
ほんとうに、人生一最高傑作でした.....................。
本当に愛しています。だいすき。ゆい、けい....................
こういう内容読みたかった
2024年1月6日
最初と最後では被害者が逆転していくような作品。
読んだ後にずっしりくる感じがどんぴしゃでした、なんとなく重たいもの読みたい時におすすめ
ネタバレ
2023年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ここじゃ本当の意味の救いはないと思いました。
理解しようと寄り添うことすら出来ない人たちからすれば異常だろうし、寄り添ってくれたとしても信じられないし…なかなか複雑です。
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0件
複雑
ネタバレ
2023年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白そうだけど、色々レビューを読んでいたら、購入するのに結構迷いました。
これは、愛とは言えないはずなのに、にいちゃんに狂おしいほどはまり、愛してしまう、ゆいの行動が、しんどくて、見ていて苦しい気持ちになりました。
にいちゃんと、引き離されても忘れられなくて、探し続けて、自分のありったけの愛を捧げて、にいちゃんを救おうとする姿には、本気の覚悟を感じました。

最後は、ボロボロになりながらも、愛し合う2人の究極の物語です。
幸せになって欲しいと切に願いました。
やはり購入して良かったです。
さすがはらだ先生
2023年12月18日
はらだ先生の作品の中でも
群を抜いて1番好きです。
好みは分かれそうではありますが、本当にこういう雰囲気の
作品が大好きなのでたまりませんでした。
面白かった
2023年12月3日
最初は、まいが可哀想だしゆいが本当は好きなのかなと思っていたけど結局まいは女の子が好きで付き合っていたのでハッピーエンドな気がする!!
愛ってなんだっけ?
ネタバレ
2023年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「にいちゃん」は、明らかに小児性愛者ぺドフィリアの被害者である過去を背負って生きて、封建的で閉鎖的、性差別の家族に断罪され続けるという針のむしろを生きてる。
泥沼のように見えて、イケナイことなのかもしれない。
ゆいとけいの絆は、本物なんだなって事だけは、救いだと思いました。
まいちゃんの冷静さもかっこいい。
まいちゃんの父は、クズだなとまいちゃんが認めて、やさぐれることも無く、ゆいと計画する大胆さがすきです。
ゆいがけいを抱いてるのえろくていいです。
やっぱ
ネタバレ
2023年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ はらだ先生ってすごいな。いつも唸らされる。しばらく本当に唸っていました(笑)
どうしてこうも心の動きを描けるのだろう。
この作品は、なぜかはらだ先生作品の中で一番後回しにしたものだった。

まいの達観しすぎは苦笑したけど、ゆいには必要な存在だったな。まいにとってもそうだろう。

小児性愛と愛情。難題をとりあげましたね。
だけど、けいは別に小児性愛ではなかったみたいだ。「おじさん」への恋慕や寂しさがなぞらせた。
最後にあった、どろどろ相関図、あれだよね。親と一般人と世間の目。
親のフィルターを通った一般人と世間の目。
ファーストケアがなかったけい。
ゲイを病気とした母。

まいの父親は、けいには責任をとらなかった。けいが吹っ切れたときから、ゆいに昔みたいな優しさが戻り、ゆいが向ける愛に応えようとした。が、愛はあるだろうか。調教的なときはゆいが感じたように愛はなかったが。リバは、ゆいへの罪悪感からだろうか。
だけど、ゆいの縛りが一番執着を現しているだろうな。

親と切れたら、平穏と不安が同居する。メンタル弱くなっちゃったから。弱くしたのは母親だ。「ゆいしかいないってわかった」依存、共存、救いに安堵。ゆいは、強いな。

また、凄い作品に出会ってしまった。
なにこのおわりかた!
2023年11月18日
これはだいぶえぐります。こんな終わり方、、、エグ
伝えたい事はいっぱいあるのに言葉が出てこない 深すぎるよ、這い上がれない
根が深く重い
ネタバレ
2023年11月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!レビューがとても難しい…“普通”とは何かと考えざるを得ないです。みんなそれぞれの“普通”がある…“やっていい”“やってはいけない”“正解”“不正解”と区切れないグレーな部分をどうやって理解したり歩み寄れば答えが出せるのか難しいです。誰の立場で読んでも辛いです。そのなかでも舞子ちゃんの潔さと強かさは清々しいほど!嫌いじゃないです!こんなに心を抉られる作品を描けるのははらださんしかいないかもしれません!
最低でも3周はできる作品
ネタバレ
2023年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1周目・・・ひいぃ、エッロ!夢の学ランプレイたまらん

2周目・・・はあああ、話オモロ!ゆいの無敵感たまらん、そしてやはりエロ

3周目・・・はらだ先生のパンチの効いたエロにも脳みそが耐性を得て、ストーリーや人物描写に対してやっとクリアに読めるようになる、そして最後のカフェのキスシーンの凄さにやっと度肝を抜かれる。あれ映画でやったら役者の音声だけを拾うんじゃなくて周りの雑音も拾ってる感じだよね。ゆいマジ無敵。そして追い打ちをかける描き下ろし。無敵は砂上の城なのか。はらだ先生ホントすごい。
判断が難しい
ネタバレ
2023年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原田作品はいくつか読んだので覚悟はしていました。が、本作は予想外のもので私には判断が難しい作品でした。もちろん倫理的には認めたくないことなのですが、道徳や社会常識で裁くのは法にまかせて・・これは作品なので各自が色々な視点で感じればと思います。善悪とは違う視点で。と私なりに味わってみたのですが、何度考えても2人のためには 「おにいちゃんは小学生のゆいに手を出すべきではなかった」という当たり前の結論に辿り着きます。
どんなに愛し合ったところでその後の社会生活を考えると苦しみが多すぎるし、せめて高校までは「仲良くするだけ」にして耐え抜けば、2人の想いが少しは認められるかもしれなかった。 やはり小学生という、身体も精神も判断力も未熟な子供に強烈な性体験を与えてしまうと、もうその後にいくら本当に愛し合っていても、「犯罪者による児童への刷り込み」となり、愛情を証明できなくなる。。ていうか、ゆいにとってはおにいちゃんは愛する人だけど、おにいちゃんにとっては(歪んだ心の逃げ場所)みたいな感じで、最初ら愛情はないように思いました。せめておにいちゃんが高校生のゆいをもっと愛情深く扱ってくれたら私的には救われるのですが、原田さん容赦ないですね。このラストを見る限り2人の人生は暗雲が立ち込めているようで切ない。ゆいがメンタル強めなので、おにいちゃんの支えになれる、、かな。。だといいな。
この先大丈夫か、にいちゃん
2023年10月23日
ゆいとまいが若さ故なのか、世間や親に折り合い付けつつ好きなようにやってるのがサイコパスに思える。ゆいもまだ親との関係の見切りの付け方に悩んでる様だけど(にいちゃんが面倒くさい為……)きっとサッパリ切るのだろう。にいちゃんがこの先ゆいに付いて行けるか心配です!頑張れ……?
想像の斜め上過ぎて衝撃。
ネタバレ
2023年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 未だかつて無いこんなものがあったのかと、新しい大陸見つけた気分。これははらだ先生にしかかけないわ。
はらだ先生特有の鬱々とした雰囲気醸し出しつつ、キャラのビジュが性癖刺さって助かる。
最初に言っておくとリバ要素あるからそこは要注意かもしれないけど、でももはや全てが性癖に刺さるくらい好きでした。
おじさんキャラ好きなんですけど、このメンヘラこじらせたみたいな超めんどくさいおじさんなんなんですか?好きすぎるんですけど?大好きです。
そんでもって一見優等生なのに、段々性格歪んでくる黒髪マッシュだなんて助かりすぎる。
なにより、『理解あるめちゃくちゃいい立ち回りしてくれる女の子キャラ』が居る作品は当たりだと言うことを信条に生きてきましたが、例に漏れずこの作品も当たりで安心しました。ていうか、この舞子は今までの中でもダントツで好きな『いい立ち回りしてくれる女キャラ』かもしれない。いい立ち回り×サバサバ系はさすがに最強すぎる。
序盤は胸糞展開満載で、クソガキムーブかましてる黒髪マッシュと金髪変態カスニキと毒親がわんさかしてるだけだけど、後半から勢い変わって、性癖に刺さりまくる展開が押し寄せてきてもう忙しかった。
そんでもって不安要素をひとつまみ残しつつ、一応のハピエンっていう終わり方がなによりはらだ先生らしくて好きすぎる。
おにショタ再会とかいう王道の展開なはずなのに生まれて初めて炭酸を飲んだ時のような新しさ。
新地開拓、新天地に足を踏み入れたような……これはさすがに殿堂入りです。
にいちゃん
2023年10月15日
はらださんやっぱ最高
このどろどろさがたまらん
なんともいえんこのリアルさ
ほんと大好き😓😓
ゆい、けい、まい、かぁ…
最後が特に大好き
ネタバレ
2023年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハッピーエンドでもないしバッドエンドでもなく、メリバでもない、この話特有の印象に残るエンドで余韻がすごく残りました。前半部分は圧倒的に、にいちゃんが主導権を握っていたのに対して、後半は立場逆転してゆいが年齢を重ねるごとに傲慢さが増して、にいちゃんへの態度が変わっていくのがとてもいいです。リバはあまり好きではなかったのですが、この漫画はリバであるからこそ良いと思いました。世間からの目線、それに対する当事者の気持ちがリアルに描かれていて、すごく考えさせられます。一見周りの目なんか気にしていないようで、にいちゃんにもそれを伝えていたゆいが、ラストで煙草と薬に依存し始めて、暗い感じで終わっていくのが本当に最高でした。はらだ先生天才です。読まないと損!!!
にいちゃんは加害者だけど
ネタバレ
2023年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 怖い目に遭った、酷い目に遭った。その後はどうやって生きていけば良いの?
被害にあった後はどうやって自分を宥めれば良いの?何で我慢して無理して平気な顔して生きてなきゃならないの?
苦しい時、舞子みたいな、相手のしんどい話を黙って全部きいてあげられて、こんなこと、誰にも言えなくて、すっごくしんどかった!って、自分自身の気持ちも吐露してもらえるような、共感し合える相手が見つかることは、稀だと思う。
相手に負担にならないように気を遣う話だし、自分の後ろめたさを、好奇の目や同情の目で見られるのは辛いし、まして人との深い関わりを避ける時代だし。
にいちゃんに酷いことをしたのは結局誰なの?
性犯罪者は去勢して二度と社会に出てこないで欲しい、と思ってたけど、犯人を罰しただけでは被害者の人生の苦しみは終わらない。
にいちゃんは自分がされた行為について、被害を受けたんだ、と納得出来る説明を受けてないから、自分でおじさんとの関係に向き合う事も支援してもらえなかったから、おじさんのことを恨んでいない。憎しみを感じずに会いに行けて良かったと思う。
善悪の区別、にいちゃんが受けた行為は何故心配されるのか、時間をかけてでも説明して、傷つかないように守ってくれる環境があれば、少なくとも大人になることが出来ただろうに。
見た目は優しくて素敵な大人、でも中身がこどものままのにいちゃんに、ゆいは懐いてしまった。それが本当に愛なのか、関係を再開してすぐに、にいちゃんが自分を好きではないと気付いたのに、ゆい自身もずっと成長できずに、にいちゃんに縛られてるだけなのか。
にいちゃんは自分のことしか考えてなくて、今後も、ゆいのことを愛しいなぁ、と思ってくれる時が来ないような気がして辛い。せめて、にいちゃんから、酷いことしてごめん、と謝って欲しかった。
お話はすごく辛くて、にいちゃんがやっぱり酷いんだけど、二人には、お互いに依存するんじゃなく、尊重し合える仲になって欲しい。にいちゃんの両親にも、アラサーになるまでずっと心配してたんだから、すべてを理解できなくても、 話し合おうとした息子の勇気を受け止めて、いつか許してほしい。にいちゃんの仕事は在宅の映像編集とかだろうか。あまり運動してないという割には、肌の色も健康そうで引き締まったいい身体してるみたいに見える。見た目のまま、陽の当たるところで笑って生きて欲しい。
何が普通で何が異常なのか
ネタバレ
2023年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読んだ時、思っていたよりもずっと重い内容で驚きました。
文学小説を読み終えたあとのような気持ちになります。
はらだ先生、やっぱり凄すぎます。
〇〇⇒刷り込み⇒性癖確立のエンドループ
ネタバレ
2023年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ どちらが悪いとか一概には言えなくて、どちらも被害者で、起こってしまったこともそれで完成してしまった自分も変えることなんてできなくて、そんな中で足掻いて苦しみながら、そんな自分でもなんとか「幸せになる方法」を探し続けてるような、そんな話なのかなと思いきや。
どうしても不憫・可哀想、って感覚は抜けないです。悲劇だと思いますし憤りすら感じます。〇〇は絶対許すまじ。
ですが、被害に遭ってそれが原因で性癖が確立したとしたって、そんなことはどうでもよくて、大事なのは幸せを求めて生き続けていくことだということは揺るがないので、間違ってないよ、大丈夫。って、言いたいところなんですが。

そもそも『〇〇は絶対許すまじ』は、絶対変わらないのに、景さんにこのままなにもなかったかのように幸せを与えていいのか?
いや、きちんと実刑を食らうべきなんですよ。本来は。
でも、そんなこと、当のふたりがとっくに知ってることなんですよね。だから罪悪感でがんじがらめになるんですよね、景さんもゆいくんも。ゆいくんすら結局薬飲むわけで。
ここにきて『背徳行為』がもたらす死にそうな精神的負担を心の底から感じて、とりあえずしんどくなりました。その“愛”は、絶対間違ってるのに、何故こんなに惹き付けられて美しさすら感じてしまうんでしょうね。(※それがフィクション、文学の良いところです。)
まいちゃんが羨ましいです。あの子少し達観視しすぎてて、共感性の少なさが逆に救いになってるように見えるのがまた闇深いんですが、情緒乱されること少なそうで、とりあえず羨ましいです。

背徳的な愛情に苦しみ続ける二人にただならぬ萌えを感じる変態さんがいたら、この本は超オススメです。
だけど、そうじゃなくても、背徳行為、とか、禁断の愛、とか、ジャンルとしてはよく見かけるこれらの事象を、この作品ほど重く辛くしんどく描かれてる作品をあまり知らないので、文学作品として読んでみて、一度その闇深さを感じてみても良いのではないでしょうか。
私的にはカラーレシピよりかはだいぶわかりやすかったです。
はらだ作品の良さが詰め込まれてます
ネタバレ
2023年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ テーマがテーマなので気軽におすすめできないのがとても残念
ストーリーが進むにつれて、共依存な関係になっていくのが良かった
考えさせられる
2023年9月4日
世の中の目とかもろもろ色々考えさせられる作品でした。こうゆう作品も大好きなので買って良かったです!!
ラストが全て
ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやー、凄かった!

最後にゆいが薬を飲んだことで、この物語の質を最高に高めたと思う。
単純にゆいが強い人間なら、とっくににいちゃんからは離れてる。だけど、ゆいも弱くて愛に飢えた人間だからにいちゃんとの歪な愛に執着したんだと思う。
今の私の普通は決して、貴方の普通じゃない。これは単純に生きていく過程で学んだ事。
自分の理解が及ばないからって、それは自分の問題であって他人の問題では無い。
そして、全てを理解する必要はなく、貴方は貴方、私は私!を心に持っていればそれでいい。と、思う。
先生、マジでリスペクト!エロも最高でした!
深い
2023年8月13日
考えさせられる作品です
人と性癖が違うというだけでここまでされないといけないのか、普通ってなんだろうとなるお話です
めっちゃ考える
ネタバレ
2023年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはすごくすごくセンセーショナルな扱いだけど(事実そうなんだけど…)それ以上に人の在り方について考えさせられる

本能、本質を認めて貰えない辛さ
認めてくれる人のいる幸せ

一概にショタダメ!とかじゃなくって読んでみて欲しい…けど無理な人は無理だろうなー
それも仕方ない!
ふつうってなに?
ネタバレ
2023年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少期の放課後、遊ぶ友達もいない自分に優しく接してくれるにいちゃん。にいちゃんは大好きだけれど、にいちゃんのエスカレートする行為に怖くなって逃げてしまう。その現場を母親に見られて、、、、、。にいちゃんに逢いたくて仕方がない、そんな気持ちを抱えたまま高校生になり、偶然にいちゃんに再会する。屈折して成長してしまったゆいは、にいちゃんと歪な関係を始める。にいちゃんは加害者で、被害者でもあった。この作品は児童性犯罪要素があるので、それが苦手な人はダメかも。私はどうなるんだろう、と、ドキドキしながら読めたし、ふつう について考えさせられた。
ヤバい
2023年7月8日
初めてのBL作品でこれはあまりにもハードすぎた。とても良すぎる。もともとメリバ系は好きだが、これは群を抜いてよい。
やっぱり嫌いじゃない
ネタバレ
2023年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ はらだ先生に「にぃちゃん」メリバ作品でしょっちゅう紹介されているのみてずっと気になっていたんですが、嫌いじゃない!と言うかむしろ好き。多分一生忘れないであろう作品の一つです。メリバ作品好きなの実は(耐性ともっと酷い結末を想像してたので)そこまでダメージはないけど考えさせられる作品でした。
こんな経験ないからほんとに第三者目線で読んでましたけど、読み進めているうちに2人の気持ちを知って周りの目って恐ろしいって思う気持ちと、親目線だったら「気持ち悪い!辞めなさい!」って気持ちとが混ざってきて、あーなんかもう幸せにしてあげて!って言う気持ちになってきた。(整理がつかず語彙力崩壊)
子供が抱く大人への恋愛感情がここまで歪めてしまうことがある。怖いって思いましたね〜。むしろ歪みだったのか?とさえ。。本当に好きだったんじゃ。。だから周りのせいでとか。。思考が追いつかなかったですw
でも男の子が意外と一途?で強くなって?話全体は暗いけどそこに救われて読める。あとまいこちゃん好きだわw
結末は。。まぁ仕方ないよね?先生の無理矢理ハピエンじゃない感じがすごく好きでした。
親としてのあり方も考えさせられるかも。。
レビューも全然まとまりきらない感じになってしまった。。
やっぱりハラダさん
2023年7月4日
なんども書くけど、ハラダさんが好きな人なら神のような作品だと思います。なんだか昔は嬉々として読んでたけど、メンタルやられてる時に読むと、なぜか攻め側が可哀想に思え、オチます笑 作品は作品として楽しめる人におすすめ。
もう最高でした□□✨
2023年6月30日
はらださんの作品はやたももから始まり、どれも好きですが、ショタ好きな自分には1番刺さった作品かもしれません。同性愛の人の苦しみというかそういうのも分かる作品で、世間体や人目は気になるよなぁと、そんな自分は全然気にせずに本屋さんに行き、BL本買いますが(笑)やっぱり1番は依存ですかね。本当に最高でした□□✨是非読んで欲しい作品です。ちなみに自分は本買います。むしろはらださんの作品ぜんぶ欲しいので、地道に集めていますが、これもう優先して買っちゃいます(笑)
重い
ネタバレ
2023年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ かわいそうなのが苦手な自分にとって、前半(高校生のゆいがにいちゃんと再会し、にいちゃんの言いなりになるシーン)は読んでてしんどかった…けど最終的に2人が結ばれてよかった。自分が正しいと言い聞かせながらタバコや薬に依存していく最後の描写…。親に自分を偽ってもいつかボロが出て、うまくいかなくなる日が来るとわかっているからこそ現実逃避して深い沼に沈んでいくのかな。幸せだと思い込もうとしているように見える。
幼少期のトラウマで『普通』じゃなくなり生きづらくなってしまった被害者2人の話だった。人間の醜い部分が生々しく描かれていて面白かったし考えさせられた。
普通とは?を考えさせられる
ネタバレ
2023年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半と後半で関係性が変わるのがよかったです!主人公重いけど、一途なのが良かった...!!負の連鎖は怖いなと思ったけど、にいちゃんは失恋してちゃんと好きになれたみたいでよかったし、ちゃんと自分の弱さを認めて罪も認められたのはよかったなと思いました。
主人公にとってまいこちゃんの存在、大きかったんだろうなと..!!本当に2人が出会えてよかったな〜と思いました。それにしてもまいこのお父さんがあまりにもひどい...
考えさせられる漫画です
ネタバレ
2023年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんとにストーリーが最高です□✨流石はらだ先生…!!世間一般から見た幸せとゆいとにいちゃんにとっての幸せがすれ違っているところに何度も唸りました。とにかくみんなに読んでほしい作品です。
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この不穏な感じたまらない
ネタバレ
2023年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ はらだ先生の描く不穏な展開や登場人物の表情が本当にすごく良い。にいちゃんの憎しみに溢れた顔良い。この先すごくネタバレします。にいちゃんも実は昔男性から性的虐◯をされていました。そのせいで色々上手くいかなくて完全に八つ当たりのような形で主人公に性的虐◯をします。リバあまり好きじゃないのですが、この2人ならすごくあり!ラスト、多分一応ハピエンなのかな?でも自分的にはこのハピエンともバドエンとも言えない感じ、かといってメリバでもなく。なんかこの先大丈夫?2人は一緒に身を滅ぼすんでは、、みたいななんか嫌じゃないザワザワした終わり方が実にはらだ先生らしくますますファンになりました。
苦しい
2023年5月31日
愛って本当に人それぞれで、人によって普通が違う。
普通の愛ってなんなんでしょうね。
すごく考えさせられるお話でした。
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辛い
ネタバレ
2023年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終的にはハッピーエンドだったけど、すごいモヤモヤした気持ちが残ります。最初は、この男、サイコパスじゃん。いやただの頭おかしい変態じゃん。とか正直思いました。でもゆいは別にそれを嫌だとは思っていなくて。むしろ、景への愛の気持ちは増すばかり。ああ、こういう愛のかたちもあるんだなって思いました。家族にも誰にも自分の「普通」を分かってもらえず、景は辛かっただろうなと思います。でもゆいがずっと諦めないで寄り添ってくれたことで、少しずつ前向きになることができたんだなと思います。男を好きになること、子供と大人が関係をなぜ持ってはいけないのかなど、「普通」についていろいろ考えさせられる作品でした。多分2人みたいな人はたくさんいるし、まだまだ難しいかもしれないけど、こうやって世の中の理解が深まっていくといいな。うまく言えないけど、最後ゆいがタバコをふかして、薬を手に持っていた描写が、2人が一緒に堕ちていってる気がして、もっと味が出ていてよかったです。また気持ちが落ち着いて、しばらくしたらまた読みたい作品です。
苦しいけど美しい
ネタバレ
2023年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何が正解なのか
何が間違いなのか
何が普通の生き方なのか
物凄く考えさせられましたがゆいの真っ直ぐな生き方と行動力に凄く救われました。絵が美しいが故に細かく描かれた描写に苦しくなる部分もありますがえっちシーンはとても美しく繊細で感動しました。
皆んなに幸せになって欲しい…何も縛られず生きて欲しいと思います。
ただのBLではない、正に神作品です!
文学作品だった
2023年5月8日
下手な文学賞作品読むより、確信をついているし、心理学の解釈も正しい。この作品がBLとして一部読者にしか発掘されない事は悔やまれる。文学賞レベルだと感じる。
にいちやん
ネタバレ
2023年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人のドロドロした感じの愛がめちゃくちゃ好き□
まいこちゃんも最後は女の子と付き合ってるってことにニヤニヤしちゃいましたw
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にいちゃん
2023年5月5日
神すぎ。ゆいの攻め顔好き...。けい、可愛すぎ。
絵も好きだし、内容もめっちゃ好き
もっと見たいわ、、
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幸せの形って難しい
ネタバレ
2023年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハピエンなのかメリバなのかはたまたバドエンなのか、分かりません。
ですが確実に2人にとっては限りなく正解に近いし幸せな終わりであり始まりだったのではないでしょうか。
好き
2023年4月8日
この漫画はいいお話とか悪いお話では振り分けられない気がする

いい人って何?
悪い人って何?
個性とは?
性癖とは?
嗜好とは?

その辺の人間味をエグめだけど晒しきらず描かれてるのがすごいなぁと

読んで救われる話ではないかもしれないが、私は悩んだり迷ったりした時きっと読
こんな重いとか聞いてない…!!
ネタバレ
2023年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてこのジャンルの紙媒体を購入しました。この本を初めての本にしてほんとに良かったです。最初に試しに何ページか読んだ時には、こんな展開になるなんて1ミリも思わなかった…。にいちゃんがゆいのことを好きでは無いのが垣間見える描写が辛かった…。タバコや薬をしている感じを見ると、ここから救いようがない方向にまた進んで行ってしまいそうだけど、でも、なんかこの危うさがクセになります。私は舞子が大好きです。
おもしろい
ネタバレ
2023年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさかのリバでした!びっくりしたのですが予想できない展開で面白かったです。ハピエンとは言えませんが読んで良かったです。
普通の目、親の目、世間の目って…
2023年3月29日
スゴい作品を読みました。普通の人ってなんだろう?普通の目ってなんだろう?そこから、親って?世間って?認めるって言葉は重い言葉だけど、じゃあ本当に認めるってなんなの?兄ちゃんがいて、ゆいがいて、舞子がいて…普通ってなんなんだろう。スゴく考えさせなれました。幸せでいてくれとひたすらに思います。
面白かった
ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ はらだ先生ほんと大好き。読んで良かったです。私は男同士だろうが女同士だろうが「へーそうなんだ」ぐらいにしか思いませんが世間は厳しいようです。
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表現力がすごい
2023年3月11日
この話の内容を第三者が聞くと「ただの犯罪者と性癖というトラウマ植え付けられて可哀想な子」で終わりそうなのに、読むと色んな人の目線で物事を考えてしまって苦しくも愛しい感情が湧いてしまいます。
鬱作品と表現するのも全く違うし、ただ同性同士の恋愛とはを表してるだけでもない、とんでもねえ大作を読んでしまって「読んで良かった」という感想が1番です。
えろ鬱
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間関係もエッチもドロドロしてて、さすがはらださんって作品!!
一回読んだら、もう一周読みたくなるようなストーリーでほんっとに最高
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は?見つけた
2023年2月22日
幸せって何?って考えさせられる作品!!!
方いう本に出会えて最高!求めてた!
人の幸せが嫌いな自分みたいな人には神だと思う。
その作者の作品最高!朝ってみて、自分のもっと沸く作品探すわ!
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普通ってなんだろう
ネタバレ
2023年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普通について考えさせられました。めちゃくちゃ絵柄好きだし、表現力も凄くてどんどん読んでしまった。例え誰かに迷惑をかけてしまうような行動をする人でも、その人には変えられない普通があって...難しい!(変える必要はない) まじで買って良かった。大好きな漫画です。電子書籍だけじゃなく紙の方も買おうと思います。
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読んで良かった……
ネタバレ
2023年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 胸が痛くて何度も読み返しはできないけど、好きな作品です。
私は読んでてにいちゃん好きになったし、最後のにいちゃんの何とも言えない笑顔でぐぅーっと胸が痛くなりました。余韻の残るラストも素晴らしかった。
他とは違う独自のはらだ先生の作品は凄いし尊敬します。ぞくぞくします。
本当に読んで良かった!!
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さすが!
2023年2月1日
さすがはらだ先生ですよね!最近他のお話を読んでから、自分の性癖に、どんぴしゃだったので、はらだ先生の他のを物色してみましたら、やっぱりドンピシャで最高でした!
怖い系大好きなので、もっと他のも見たいと思います。
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読み終えた後味が秀逸
2023年1月31日
ネタバレを含まぬように書きますので、購入を検討してる人は私の感想を見て欲しいです...。
はらだ史上最高の作品だと私は思います。
長編の小説を読み終えた後のような気持ちになりました、、、。
あらすじを見て、どうか、内容を予想しないでください。きっとあなたが思っているより重々しくて繊細で残酷で美しい作品です。
BLという枠から外れた、また別のジャンルを感じました。
購入を迷っているなら前向きに検討して欲しいです。

一つだけ注意なのがリバです。
苦手な人はいると思いましたので...
私個人、リバが好きでこの作品に辿り着いた人間でした
同じ方がいてまだ未読でしたら、動画はらだ先生のハッピークソライフもおすすめです!
ひーーー
2023年1月26日
ずっっっと気になってたけど読んでなくてやっと読んだ。私的にはハピエンだと思う。読み終わった後に表紙見て虚無になる
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ふつうってなんだっけ………
ネタバレ
2023年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごい…………。この難しいテーマをこのクオリティで描き上げたはらだ先生はさすがです。感嘆のため息。「ふつう」って何?なぜ「ふつう」でなきゃいけないの?少数派のセクシャリティーをもつ人が「ふつう」であろうとすることの苦しみや葛藤をすごく生々しく表現していて、読みながら性的マイノリティについて考えずにはいられなかった。小児に対して性的な関係を持つことは決して許されないという事は大前提としつつ、このテーマを取り上げて社会に投げかけたはらだ先生に惜しみない拍手を送りたいです。
難しい
ネタバレ
2023年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても好きな作品です。確かに犯罪なのですが、ゆいもにいちゃんも「愛」という表現を使っているように、確かに愛の一つの形ではあると思います。そして、良くも悪くも怖いもの見たさのようなものを煽られます。この先二人はどうなって行くのか先は見えないし、裕福で世間体ばかり気にしている感じの両親を必死に説得しようとしたにいちゃんにも、ゆいにも幸せになって欲しいのに。どんなに「愛してる」と言われても、納得できない気持ちは親としてすごくわかります。犯罪から始まったなら尚更認められないです。切り捨てるしかないと言うゆいに対して、それでもゆいの親には認められたいと思っているにいちゃんが痛々しいです。
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えぐられます
2023年1月11日
はらだ先生の世界観にどっぷりハマるきっかけになった作品です。全てにおいてパーフェクト。ストーリーもセリフも絵柄も、何もかも、ぐっさり心に刺さります。天才ですね。個々のキャラが、生きてて実在して意思を持って動いているかのような、芸術作品です。はらだ先生の才能に驚愕させられっぱなしです。二人の今後が気になるエンディングです。
最高のメリーバッドエンド
2023年1月8日
原田先生の作画の良さが最高でした。
また、作中に出てくる女性の性格も面白く、なかなかブラックな物語だと感じました。
最後の展開に驚いたのと、最近のLGBTに対する問題もふんわりとだけれど感じ取れました。
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重く痛みに浸りたい方、是非
2023年1月5日
買って良かった!!!!!!
めちゃくちゃ感情が揺さぶられる…自然と涙がこぼれてました。
お互い幼少期に好きだった大人の所為で性格や思考が歪んでしまったけど2人の世界でどうにか成り立ってるのが切なくて痛くて胸がきゅっと締め付けられます
ゆいを受け入れてにいちゃんがどことなく幼く可愛くみえてすごく愛おしい
こういうお話って賛否両論あるんだろうと思いますが暗く逃げ場のない共依存なメリバっぽいハピエンが自分は大好きでした
泣ける
2023年1月4日
はらださんの作品の中で、1番好き。
何回か繰り返し読んでいくうちに、にいちゃんに感情移入して泣けるようになった。にいちゃん、幸せになってほしい。
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人それぞれの普通とは
ネタバレ
2023年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一般的な普通と人それぞれの普通の違いについて。幼児愛のお話だと思ったら、途中から展開が変わってまた変わる。ちょっと考えさせられる内容でした。
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ふつうの愛とは何か
2023年1月3日
ふつうの愛って結局のところ何なのでしょうね。
あらすじや試し読みで"小児性愛"がテーマなのだなと思いましたが、それだけではありませんでした。
前半と後半とでは抱くイメージが全く異なる、不思議な作品だと思います。
基本的にはダークなイメージが続くストーリーですが、読後感はスッキリとした気持ちになります。
普段、"ふつう"という言葉を多用してしまいがちですが、本当に"ふつう"な人間なんてこの世に存在するんですかね。
もちろん、犯罪行為はあってはならないことですが、全ての人間を"ふつう"にはめ込むことなど不可能なのだと深く感じました。
ラストは一言でいうならばメリバなのかなとも思います。(表現するのが難しいですが)
私は登場人物の中でまいこちゃんの人物像がとても好きです。
作者:はらださんの他作品では「ワンルームエンジェル」がおすすめです。
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こうなるか!
ネタバレ
2022年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の最後、うわーこうなるかー!と思いました!主人公が被害者なのかもしれないけれど、お兄さんもなかなかかわいそう、、というか普通にお兄さんかわいそう
読んだ後スッキリしません!けどそれがいい
ネタバレ
2022年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画と現実を同じように考えてしまう人には合わないと思います。私は漫画は漫画だと考える派なので、大丈夫でした!
一巻とは思えない充足感です!
にいちゃんは、最後ゆいと一緒になることに決めましたが、あれはゆいのことが好きだからではなく、諦めに近い何かなんじゃないかなって、勝手に思ってます。
ゆいと家族との関係がその後どうなったのか気になります。
おもしろいの
2022年11月11日
ゆいの発想の切り替えの早さと執念深さがすごい。兄ちゃんに勝って精神的に蹂躙していくとかwまいちゃんも強くてよい。
認めてもらえない辛さ
ネタバレ
2022年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ どこかずっと読むことを敬遠してきました。
しかし、ついに好奇心が勝り手に取りました。
この物語は日本のリアリティだと思います。

BLはご都合主義の展開が多くて、主人公や関係者の親族が大体本人の意思を尊重して暖かく見守ってくれる作品ばかり。
だから大体安心して読めるものだが、現実はそう簡単にはいかず、パターンとしては本人が本心を隠して苦しむか、バレて仲違いしたり疎遠になるか…だろう。
この作品に当てはめると、前者はゆいだ。
にいちゃん(以下景)は後者ならまだ良かったのだが、まさかの親からお前は病気だと言われてしまい、治療が必要だと強制的に女の肌に触れさせるよう仕向けられる。
この作品に出てくる景の親は、景に対して過度な干渉をし過ぎだ。そのせいで彼は苦しみ、壊れる直前まで追い詰められる。
『普通』とはなんなのだろう。1番多いと、それが『普通』になるのだろうか?
そして自分がその『普通』と同じだったら、他の人も当然そうでなくてはならないし、もし違う人が出てきたらそれを批判したり矯正したりするというのか?
民主主義・団体主義の日本では余計その色が根強い。みんなと同じでなければならない。同じでなければおかしい、と。いまだに同性婚が認められないところからもその気配が窺える。
もし世界が変わって、自分が『普通』とは違って、今まで好いていたものを否定された時に、自分がどうなるか、想像できるだろうか?
この物語のゆいや景、そして我々はそんな世界で今日も生きているのだ。
BLをお読みの皆さん、美化されたフィクションとしてならBLを美味しくいただいていけると思いますが、現実的に目の前で同性愛が発生したら、穏やかな目で見守ってあげられると断言できますか?良かったら少し、考えてみてください。

この物語の結末、彼らが幸せになれるかどうかは、本人たちの気持ちと、世間の目=日本の風潮が変わるかどうかに委ねられていると読み解いたのは私だけかもしれませんが、日本がもっと『自由』に変わり、2人には幸せになってほしいと願うばかりです。
😄さすがの世界観
2022年10月19日
😄さすが、はらだ先生の世界観ですね。今までのBLには無かったネタだと思います。はらだ先生の作品ではシリアスなものになるのかなと思います。とりあえずこんなBLは初めてなので、それだけでもBL好きなかたは読む価値あると思います
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なんか凄かった
ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始まりから予想する展開と全く違ってびっくりしました。こういう事もあるんだという妙に納得できたお話でした。
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作家名: はらだ
ジャンル: BLマンガ イケオジ(BL)
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna