まるっと表題作。幼馴染で同級生で同居人で。呼び名は変わってもずっとそばにいて。友達とも家族とも違う距離感の2人。スキなのに気持ちを隠して側にいる的な話しとは一味違い 恋心に気づいてないけど 気づかないフリして。なのに執着は少しあって。微妙なバランスで一緒にいた2人の関係が動き出しそうで。な所で終わるので 続きが気になります。そして十和田さんとマスターも気になります。が1巻まで。情熱的な恋心とは違う2人。無理にでも関係を変えようと足掻いた先には 漸く2人で向き合う未来があるハピエン。よかったです。恋とはタイミングと作中でもあった様に 何でもかんでも恋愛に繋がるわけではなく。始まらなかったモノや 終わってしまったモノがそこにはあって。それでも関係は続いていて。
マンガなのでどうしても 強い想いがあり というのが多いけど 今作の様な どうにもならない温度の低い想いのお話しもいいなぁと思いました。最後にサラッとリバな表現もあり 賛否あるかなぁとは思うけど お互い想いあっての愛情表現の一つならいいんじゃないかと。