ネタバレ・感想あり罫線上のカンタータ【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

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噛み締めて生きます
ネタバレ
2025年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝電灯さんの本を少しずつ買っています
どの作品も好きですがこの作品が1番好きかもしれません
一本の映画を観ているように感情と情報が押し寄せました
永遠に感じる時間でした
昔から、孤独で傷ついた心が癒されたり再生していくお話が大好きで、ずっと幸せでいて欲しいと思います
早寝電灯さんの作品は台詞のひとことひとこと、シーンの一つ一つがどれも丁寧で意味があって大好きです
少しも取りこぼしたくなくてゆっくり時間をかけて何度も読み返しています
そしてエッチシーンもかわいいしときめくし、エッチだし大好きです
是非続編を読みたいです
ありがとうございました
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早寝電灯先生マジックがすごすぎるよぉ
ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安定の作者様買いです。
最初は「なんだ短編かぁ」と思い軽い気持ちで読んでいたのですが、全然違うじゃないですか!
読んでいくにつれてハマっていくこの感じ!さすが先生の作品だなぁと感動しました。
何度も読み返して理解していた後の余韻がすごいです。噛み締めまくってます。
最後に時系列をまとめてくださっているのもお優しい。
良い映画を見たあとの余韻
2025年3月13日
に似ていると思いました。先生の作品はほとんどそんな感じがします。余韻に浸ってしばらく動きたくない(笑)自分の場合は何度も読まないと理解できないのですが、ロマンチックといいますか、今風にいうとエモい…♡です。手紙で繋がるストーリー…いいですね。今でこそスマホですが、相手に一生懸命に気持ちを伝えようと文通していた若い頃を思い出しました♡
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内容も構成も秀逸で繋がった時の感動が凄い
2025年3月13日
これは…言葉にならないくらいの感動を巻き起こす作品でした。世の中のありとあらゆる褒め言葉を並べたい衝動に駆られるくらいの。

まず構成。短編集かと思いきや、一冊が2組のCPから成る変則的な作りになっています。最後の書き下ろしで、分かりやすく時系列がまとめられているので、参考になりました。

ここで重要になってくるのが、タイトルのカンタータ(ちなみにイタリア語)です。調べてみると「カンタータとは、独唱・重唱・合唱および楽器伴奏から成る大規模な声楽曲。交声曲。」のことだそうで、なるほど…別々の話かと思いきや、最終的に(厳密には途中も)しっかり一つにまとまってるんですね。

構成も凄いものがありますが、それぞれのCPの展開も素晴らしくて、どちらか一方だけでも充分読み応えがあるのに合わせ技の相乗効果で何倍も楽しめました。細かい設定や伏線めいた会話や行動が、精密機器のような緻密さで組み立てられているようでした。諸々の事が最後に繋がった時の感動と快感が最高で、ぜひ皆さんにも味わってもらいたいです。
よかった
ネタバレ
2025年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ この漫画家さんの他作品が素晴らしかったので、こちらの作品も読むのが楽しみでした。
各キャラの感情や時間経過によって生じる関係性の変化がリアルで素敵。
偶数回と、奇数回。
ネタバレ
2024年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごい、の一言です。
アナログにせよDMにせよ、人に言葉を送る行為をこんなふうに印象的に描くのか、とまず驚きます。

そして、一冊読み終わって「え!?、そういう事!?」ってなって、1.3.5話と、2.4話をセットで読みます。
鳥肌が立ちます。

もう一度通して読みます。
作品の中で過ぎていく年月と、個々のストーリーと、我々読み手の理解が追いついた時、作者の仕掛けたトリックの鮮やかさに涙が出ます。

読むたびに新たな発見がある名作です。

そして、二次創作にせよ、一次創作にせよ、何かを創作している人全てに読んで欲しい作品です。
エモい〜!
2024年9月7日
エモい…!!
語彙がエモいしかない自分が憎い…!
時系列ばらばらで2カプが出てくる、手紙をテーマとした作品群です。自分の想いを表現するという意味で、創作した漫画や小説も作者からの手紙。想いを真摯に伝えるって感動的なことなんだなと感じました。
定期的に読み返してますが
2024年8月7日
毎回泣けます…(;_;)早寝電灯先生の作品は、『涙』の描写が美しくて…儚くて…心奪われます。未読の方はぜひ読んで欲しいです。
構成の素晴らしさ!
ネタバレ
2024年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の壁に書かれた手紙。内容はわからないのに読んだような気持ちになり泣けました。。漫画の中の話、2組の彼らの話、3つが折り重なり生まれたマジックにかかった感じです。
作者さま買いです
2024年7月13日
作者さまの作品は何と言ったらいいか…情緒があるというかロマンティックなんですよね。表題作のふたりはお互いめんどくさい性格なのに、このつながりを手放さずあきらめなかったのが良かったです。手紙ってけして一方通行じゃない、相手を思って書いて受け取った方はその思いを心にとめて…ということを改めて感じられました。良作品です。
虜です
2024年7月1日
早寝先生の作品を初めて読ませて頂きましたが、この1作で虜になりました。文学的というか、小説を読んでいるかのようです。色々素晴らしいところを書きたいけれど、私の語彙力では書ききれず、迷ってる方には是非読んで頂きたい。早寝先生作品、追い続けます!
素敵でした
ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。もともと絵が好きで、お話や流れてる空気が好きだな、とおもっていたのですが、こちらはほんとに素敵でした。同じ軸の上に二組がいて、繋がり方がとても好きです。最後の最後のお話があって嬉しかった。それきりでも、交わるでも、続きが読みたいと思いました。
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ごめんなさい
2024年6月29日
半額で購入してしまってごめんなさいという気持ちになりました。素敵なお話で、読後また頭から読みたくたります。
2cp
2024年6月28日
2cpの話が交互に。共通点はあるけど出会ったりするほどでもない二組。どっちもすんなりとはくっつかないけど、お互いが運命のように自然に隣にいる関係。エッチ度はかなり低めだけど、切なさもトキメキも最大値です。
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すごくよかった~
ネタバレ
2024年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ オムニバス形式で漫画家と先輩のカップルと二次創作者のカップルが交互に登場します。
この本に出てくる「岸辺の手紙」という漫画家が描いたSF短編が示唆に富んでいて、全編を読んで「手紙=気持ち」を伝えたいという強い思いと受けとめる覚悟、大切なものを手渡ししている様子を見守っている感じがしました。構成が素晴らしいです。早寝電灯先生に求めるものがここにありました(要求レベルが高くて申し訳ないです...)。ドットブルームの本は特にいいですね。涙が出ました。電子限定描き下ろしで4人がニアミスするのがおもしろかったです。いつかちゃんと会えればいいな...欲張りすぎ?
2021年8月 総216p 電子限定描き下ろし3p 協力書店限定ペーパー1p 修正は白モヤ、白抜き
作家買い
2024年6月27日
絵★★★★☆/キャラクター★★★★☆/ストーリー★★★★☆/エロ度★★★☆☆/嫌な人が出てこない。みんないい子。
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大好き
2024年3月1日
ああやっぱり大好きだぁー作者さん!なんでこんなに現実の映像が想像できるような、なぜか私まで懐かしさを感じるような作品が描けるんでしょう。どっちのCPも好きー
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余韻が残る
ネタバレ
2024年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを読まずに読み始めたので、2話目になって登場人物変わったときに、あれ?短編かな?って思ったけど、2組のCPが交互に出てくる形式でした。短編ではなく、1冊丸々同じでもなくて、でもちゃんとどこかが繋がっていて、どんどん次が読みたくなりとても惹き込まれました。時間がしっかりある時に一気に読むことをオススメします。話の流れに感心してしまい、それぞれのストーリーはわりとあっさりめ?かもですが、話を交差させることによりあっさりを濃くするという手法がすごいなと感じました。話の中に出てくる漫画の登場人物がまた切なくて、この話の雰囲気をあたたかくて切なくて余韻あるものにしている気がします。単なる恋愛とかではなく、余韻ある不思議なお話を描くのが上手な作家さんだなといつも思います。
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2CPのお話が交互に描かれているオムニバス
ネタバレ
2023年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 手紙で繋がる2CPの恋のお話が交互に描かれていてそれぞれのお話が短編としても楽しめるようになっています。
優しくて心に沁みる恋のお話です。
よかった…
2023年9月30日
作者様買いです。深い物語ですね…トラウマを抱えた受けを真摯に受け入れようとする攻めの姿・心情がとてもよく伝わるお話でした。主人公2人に関連するカップルも1組出てきますが、その関係性もいい!交差しそうで交差しない2組のカップル関係がとても良かったです…
何かほっとする
2023年8月25日
良いお話だなあ。購入して良かったなあ~とほのぼの思えてしまった。初めての先生で、絵柄は好みと少し違うのですが、大好きになりました。
「手紙」と言うアイテムの使い方が見事
2023年6月17日
初読み作者様。フォロー様方のお薦め度の高い作者様。お安くなっていた時に購入で積んでた。絵的に好みと言う訳ではなく。なんとなく後回しに。早く読めば良かった。う…よ、良かった~。上手い。ちょっと感動。オムニバス?形式はありがちだけど。「手紙」と言うアイテムをテーマに。作中の漫画を通して2CPを繋げて行く時間軸が見事。よりオムニバスのストーリーが引き立つ。その2CP達がCPになるまでの中にテーマの「手紙」の効果が発揮されグッとくる。面白かった~。
宝物かな
2023年6月11日
早寝電灯先生は私にとって神様なのかも知れません。どの作品を読んでも、登場人物の考え方、感じ方、選ぶ言葉、その行動に感動するし、心を掴まれます。この作品もとても素敵なオムニバスでした。大切にします。
素晴らしい作品!
2023年4月18日
大学の先輩後輩である爽人と葉治のお話から始まります。続いて、漫画の2次創作で小説を書いてる港さんと、絵を描いてるスオくんのお話。
漫画を書いてる葉治の初恋、先輩爽人の秘密、漫画とファンレター、お互いを繋ぐもの。ふたつのお話が同じテーマを持ち、各話のタイトルにもぐっときます。是非ネタバレなしに読んでほしい。
優しいストーリー、キャラクターの表情、美しい言葉、大好きな作家さん。この作品の余韻、読み返すごとの感動は、ちょっと言葉にできない。
相変わらず難しい(笑)
2023年4月4日
期待を裏切らない作者さんですが、本当読み返して読み返して理解できるという、私の読解力に問題ありなのか、作品が奥深いのか。今回も素敵な作品でしたー
2023年3月24日
表題作のみ216pでした!(厳密には表題作cpともう1cpですが、お話が全部繋がっているので表題作のみという括りにしました)今作もアッパレ!!(拍手喝采)(スタンディングオベーション)時系列がバラバラだったようなのですが、なんの違和感もなく読み進められました!(終わりの方に、時系列表が載ってます)早寝電灯先生の作品は、本当に不思議な感覚になるので楽しいし、引き込まれる・・・・・本作ももちろんですが、先生の他の作品も面白いので、ぜひ読んでほしい!!!!!
良かった
ネタバレ
2023年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2カプの話が交互に出てきますが、漫画を通して繋がっているため、わかりやすかったかな。メインは手紙ということなんだろうけど、こういった何かを通して人って何処かで繋がっているんだなーと感じました。この2カプが交わることはないんだろうけど、そんなところも見てみたいなーとは思いました。
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入り乱れてた
2023年3月14日
カップルが交互に出てきます。
時間も同じように進んでいってて最後に時系列の表が出てきてなるほど〜!となりました。
どちらのカップルも可愛かった...
こういう二組が交互に出てくる一冊は初めてです。
面白かったです。
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どこかで誰かと誰かが繋がってる
2023年3月11日
何年何十年何百年と時を超えても、心を込めて書いた手紙は心の奥の奥まで届いて響き続ける。あたたかい気持ちにさせてくれる。手紙って素敵だなぁって改めて思います。「岸辺の手紙」読んでみたかったなぁ。
☆10でも足りない。
ネタバレ
2023年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ もちろん作者様買い。ドキドキしながら期待いっぱいで読み始めたけど、その上をいく素晴らしさ。先生のセンスに感服。手紙がテーマというかキーになっていて、人と人とを繋いでいく。2つのカップルのストーリーなんだけど、表現されたものを通して繋がっている。爽人の自傷に対する葉治の態度、受け入れからは、先生の繊細で優しい、でも芯の強い態度が感じられて感動した。登場人物みんなの、ほんと繊細で言葉にできないような些細な気持ちの変化を見事に表現されていて、自分の語彙力の無さに絶望すら感じるけど、ほんと素晴らしい。今まで読んだ先生の作品は全て、繊細で傷つきやすい人の柔らかいところを優しく包み込むような作品ばかりで、大好きです。
こちらも構成が面白い!
ネタバレ
2023年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただいま早寝電灯先生祭り開催してます。ハマって作者買い。新刊がちょうど発売されたので既刊がセールになっていて嬉しいです。感想を書くのは毎回難しいですが。笑

こちらの作品、手紙がテーマのオムニバスとなっていて2CP登場します。それらが交互に読めるようになっていて、別のお話なんだけど繋がっているところもあって面白かったです。
1組目は、大学の後輩で漫画家を目指す葉治×先輩・爽人。両片想いなんだけど、告白を受けて突然のことにパニックになってしまいお断りしてしまう爽人。でも、関係を切りたくない爽人に葉治が折れる形で友人関係が続くストーリー。手紙が苦手な爽人が、葉治に内緒でファンレターを送っているのが素敵。不器用なりに、葉治の喜ぶ事をしてあげたいと思っているのが良いですよね。
2組目は、上の葉治の漫画の二次創作を楽しむ文字書きの港さん×絵描きのスオくん。
ネット上で仲良くなった2人が偶然リアルで遭遇し、そこから仲良くなっていくストーリー。
突然のファンレター(DM)からやりとりが始まり、仲良くなった今でもイベントで港にお手紙を書くスオくん。お互いにお互いの作品が好みなんて奇跡的だし、神様のようだと思うスオくんに凄く共感しました。
遠いけど近い、大事なもの。
どちらのお話も胸が熱くなりました。
2つのカップルの間に、『岸辺の手紙』という葉治の短編の作品があり、そちらも手紙が紡ぐ想いを描いていて全て繋がっていて綺麗でした。
そして、テーマに沿った素敵なタイトルでそこも惹かれました。
素晴らしい感性の作家様に出会えた歓び
2023年3月6日
初読み作者様。あらすじに惹かれて購入。緩く繋がりのある2CPが交互に描かれているオムニバス作品で、この構成がしっかりと効いていて素晴らしい完成度。大事な場面で手紙が果たす役割も素敵だし、登場人物の性格に無理がないのも読んでいて心地が良かったです。私も手紙が大好きでよく書くので、手書き文字の温かさとか手軽ではないからこそ伝わる気持ちとか共感できる部分が多かったなぁ。絵もキレイだし言葉選びにもセンスが光っているし、なんと言うか…小説とかたくさん読んできた方なのかなぁと作者様自身に奥行き感じました。他の作品も読んでみたいですね。
素敵
ネタバレ
2023年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編かとおもいきや、二つのカップルの物語が交差して繋がっていく。すごく良かったです!あたたかい気持ちになりました。この先も見てみたいです。
今まで読まなかった自分に喝っ!
2023年3月3日
早寝作品5作目読了。この作品良いよー!面白いよー!とゆーのはよく聞いてたんですが、何分あまのじゃくな性格のため寝かせてたのですがついに読みました!なにこれ!サイコー!何で今まで読んでなかったんだ〜!こんちくしょぉー!
4人の登場人物が出てくる「手紙」をキーとするオムニバス・ラブストーリーなのですが、うるっとくるところもきゅんとくるところもあります。短編じゃないよ、繋がってるよ。
じんわり読んで良かったなぁという読後感です。
さいっこう!!!すき!
2023年3月3日
心に響く。優しい気持ちになりたい時、何回でも読み返すんだろうなーって思う。言葉も、気持ちも、大切にしている。大好きな作品が増えました。ありがとうございます。
どっちも良い
2023年2月28日
最初は、短編の切り替わりについていけなくて、物足りなさが勝ったけど、だんだんちゃんと形作られていくにつれて、じわじわ想いが乗ってきた。こんな形でふたつ(と+1?)のcpがわずかに交差するお話なのに、cpのカラーが全然似てないのがまた良かった。4人それぞれのキャラがしっかりしていて、短いながらも読み応え、満足感がある。
少しだけ構成が難しい、後半は目頭が熱く
ネタバレ
2023年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大げさでなく、人物描写が素晴らしく、読後の余韻を感じながら、感動しています。 2話の途中で、話の進み方についていけるか少しだけ不安に感じましたが、読み終えてみると、いらぬ不安でした。巻末に時系列も載っていますが、収録順に読んで大満足しています。1冊集中して読める時間のある時に読むことをオススメします。作者買いを検討中の、お気に入り作家さんです。登場人物達の流す涙の表情が、とても良く、スオ君が「好き」の気持ちでいっぱいになっちゃってるシーンが印象的でした。
「岸辺の手紙」を読みたい
ネタバレ
2023年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝さんの作品は、これもそうですが、独特の空気感があります。
ノスタルジックな雰囲気というかな。
ちょっと幻想的でもあり、光とか空気をいつも感じます。

同じ時代を生きている2組のカップルのお話。
2組が交わることは“基本”なく、
作品(ドグマの方舟)を通じて繋がっているだけ。

ですが、その作品が繋がっていることで、
全く別のお話ではなく、
ひとつの作品としてまとまります。

翻ると、この作品(罫線上のカンタータ)を
読んでいる私たち読者や作者もそうで、
同じ作品の中に入る力学があるんだなと気づきます。

ちなみに、作品中に出てくる「岸辺の手紙」ですが、
作品本体(罫線上のカンタータ)より気になりました。
とても惹きがあり、これを読みたいと思わせます。

もしかして作品になってないかな?と
早寝さんの作品一覧を確認しちゃいました。
(なかったです…。)

総216ページ(描き下ろし5ページ、電子限定描き下ろし3ページ)
二組の恋
2022年10月12日
間接的につながりのある二組のお話が交互に綴られたオムニバス作品。オムニバスとはいっても、二組の恋の顛末をじっくり追える構成になっていて、読み進めるうちにどんどん味わいが増していきます。

大人CPと若者CP。二組の独立したラブストーリーでありながら、作中に出てくる作品を介して間接的につながりあう世界観の演出がなんともドラマチック。

電子限定おまけで街中で偶然すれ違う二組の姿が見れて嬉しかったです。
好きです。
2022年9月23日
215p、全表題作、描き下ろし、電子限定描き下ろし(時系列が載ってます)。
2CPの話が話(わ)を開けて描かれています。年数を経て想いを繋げていく過程が一旦、話(わ)を開けてある事で客観的に見れて、それでいて本人達の気持ちの流れが切なく焦ったくとても良かった。好きです。
誰かに手紙を書きたくなる
2022年9月10日
伝えたい相手へ想いを綴りたくなるし、感銘を受けたその自分の気持ちの爆発を創作物にして放流したくなって実際に行動した先に同士と出会える奇跡を噛みしめてしまうし、感動するって人を動かすんだなと。そして知らなかったことを知ると、世界は変わるんだなと。
人生と創作と、その創作物のお話まで全部好きすぎて、あらすじを説明してしまいたくなくて、とにかく読んでくれとしか言えない。読んた人と語り会いたいです。
うぉおおお
ネタバレ
2022年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはとても良かった!手紙というテーマが色んなところで繋がってて辛い事もあるけどすごくほっこりしました。
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手紙を通じてた壮大なお話
2022年7月25日
同じ時間を共有するオムニバス形式はよくあるけど、まさか、作中の架空漫画を軸に、「手紙」を通した時間軸をこえた短編集とは!そして、その架空漫画の中の、また別の短編のラストで泣かされるとは!!さすか、早寝先生です。
良い
ネタバレ
2022年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+短編1本、全216P。大学の先輩後輩のお話で、いつも手袋をしている爽人と漫画家志望の葉治。好きだから手袋している理由を知りたいけど、話してくれるまでは聞かないという愛。手の事のせいで素直になれなかった爽人と振られても尚気持ちは消えず友人として一緒にいた葉治。葉治が不憫だけど、愛の大きさを知れたなぁ。短編は本編と同じ世界線で、葉治が描いた漫画を通して出会う2人のお話。描き下ろしで交わったの嬉しかったです!!えちは少なめ白抜き
好きです!
2022年7月12日
作者さん買いです。大好きな作者さん!今作も良かった!エロ重視の方は合わないかもしれません。ストーリーが毎回素敵です。短編のようで、すべて繋がっているお話素敵でした。
最高でした
2022年7月3日
早寝電灯先生の作品を初めて読んだのがこの本でした。
読んでて切なくなる時もあるけど、最後にはほんとうに救われる最高の本です。
最高に良い!!としか言えない
ネタバレ
2022年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝先生の胸を打つストーリーに、"良かった!!"しか言えない自分の語彙力が恨めしい‥
同じ世界軸で、とある作品と手紙を通して2CPが交差するストーリー。1話ずつCPが入れ替わり話が進んで行きます。港、スオ君も最高ですが、葉治君、爽人君CPがもう‥!爽人君の持つ秘密‥癖も含めて、とても人間らしく、切なくて、苦しい。だからこそ愛おしい。そして待ち続け、全てを受け入れる葉治君がもう、もう‥素晴らしい。早寝先生の描かれる人間が、とても好きです。切なく、温かいお話でした。作品の余韻がダダ漏れの表紙からして、最高です。見るだけで、胸がキュッとします。迷っている方いらしたら、是非!
同じ世界にいる
2022年5月31日
小説でも漫画でも世界観を共有している連作短編集が本当に大好きなので、こちらドンピシャでした。手紙をテーマにした2つのcpの世界の繋がりだけではなく、作中で描かれる漫画の世界ともリンクした瞬間、ぶわっと鳥肌が立って、大袈裟ではなく本当に泣いてしまいました。
全cp大好きなのですが、作中漫画に出てくるcpが特に推しなので、私としてはそちらも実際にひとつの作品として一からガッツリ読んでみたい気持ちでいっぱいです。というか実際に単行本出ているのでは…?と思って、読了後、思わず先生の作品欄で探してしまいました。そんなことをしてしまうくらい、細部までしっかり創り込まれた世界観に天晴れです。何度読み返してもこの作品の世界に没頭してしまいます。
早寝電灯先生は、読後、この世界のどこかにこの人たちは本当に存在するんじゃないだろうか、幸せになってほしいな、と思わせる天才だと思います。
すごい
2022年5月22日
ふたつのお話が繋がってて読み応えのあるストーリーでした!素敵な優しい気持ちになるお話ですごくよかったです。小説を読み終えたような不思議な感覚になりました。
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スッゴい
2022年5月20日
良かったです。
大好きな作者様。
色んな漫画をはしょって集めてきたお話じゃなくて、どの作品もこの方の世界観みたいなのがしっかりと感じられます。

今回は、2カップルの話で構成されています。手紙が紡ぐ愛、どちらも素敵なお話です。
特に爽&葉治カップルのお話は、気持ちが洗われる様な読後感でした。
迷われてる方は是非!!
大好き
2022年5月18日
最高すぎる!!!どっちのカップルも最高です!つながってるのもなんとも言えない感動です。何回も読みたくなる作品です。
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特上!
2022年5月4日
早寝電灯先生の作品は、読む度胸にぎゅうっと来る作品が多いのですが、今作特上でした!
微かな気持ちの変化を表情で読者に読ませてくるんですよね…ひとつの漫画を軸に手紙を通した2CP(どちらも素敵な優しい関係でした)のリレー形式のお話、書き下ろしのニアミス、嬉しかった!ありがとうございます~♪
よかった…
2022年4月27日
二組のカップルの話です!途中短編かぁ…って思ったけどそうではなくずっと続いてたので大変読みやすかったです!
続編て出るのでしょうか…期待です!
良かったです♪
2022年4月26日
二組のカップルのお話です。
この二組のカップル、実はお互い知らない所で繋がってます。
最後の方で伏線回収されますよ!
どちらのカップルも素敵です(^-^)
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良かった
2022年4月25日
2cpのお話が交互に描かれています。違う作品なのかと思いきや、ちゃんと1つの作品として仕上がってます。BLというよりはストーリー重視で読みたい方にオススメです。綺麗な作品です
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素敵なお話でした
2022年4月25日
先生の作品は、本当にどれも素敵なものばかりです。手紙にまつわる2カップルのお話ですが、どちらもとても優しいです。ストーリー重視の方には、ぜひぜひ読んで欲しいなと思います。
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めっちゃオススメ
2022年4月24日
早寝電灯さんは色々な世界観やテーマに挑戦されてるイメージで今回はどんなかなとワクワクしながら読んだ。とっっても良かった。とっつきやすいテーマと世界観ながら早寝電灯先生らしい切り口で2人の距離が縮まっていく。キュンもあるしほんわかもあるしギュンもある。作中作もすごくいいなぁ。個人的には先生の中で一番オススメかも〜。購入迷ってる方いらしたら是非読んでみて欲しい。
素晴らしさよ伝われ〜
ネタバレ
2022年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 手紙をテーマにした2組のストーリーでした。2組は世代が少し違うし街ですれ違う程度の他人なのですが、とある漫画作品での繋がりも見えて、お話の構成がすごく面白かったです。またそのとある漫画作品も手紙がテーマになっているとても素敵な作品で、素敵が何重にも輪になっているような作品でした…って…この物語が巧妙すぎて面白さや素晴らしさを伝えるのがとても難しくてもどかしいです。
罫線上の言の葉が織りなす上質なオムニバス
2022年4月23日
「化け猫かたって候」で知った作者さんでした。とても雰囲気のある作風の作者さんですが、同じ作家さんとは気付かなかった。
このお話で更にファンになり、つい既刊全部購入してしまいました。
特にこの本はすごく心に響きました。2組のカップルが色んな時系列と共に進展していく訳ですが、オムニバス風味で全く違う話のようですが、実は一連のお話となっています。関わり合いが深くどちらもキーパーソンとなっています。なんといっても「罫線上」である「手紙」に綴られる言葉が素敵です。作家さんの、「言葉」に対する解釈や思い入れが伝わってきます。
「手紙」の良いところはタイムラグ。その最たるものが、話中で出てきた短編物語の壁に刻まれた言葉ではないでしょうか。この短編通しで読んでみたいな。このくだりだけでも泣けそうなので、多分泣くと思いますが…。自分の語彙力のなさが悔しいくらい素敵なお話でした。
手紙の威力
2022年4月23日
手紙をめぐる2CPの短編集。手紙が主要材料になった漫画はいくつか読みましたが、これは一二を争うお気に入りです。この作者さんの漫画は押し付けがなく、穏やかで、小物や涙をうまく使っています。はらりと泣く姿が時々出てきますが、実にうまいです。
胸が熱くなる
2022年4月23日
2CPのオムニバスでした。作中にちょっと出てくる「岸辺の手紙」、これだけで涙腺崩壊しました。本当良い話、素晴らしい作品でした!
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物語の中の物語にも泣いてしまう(^_^)
2022年3月28日
早寝電灯先生の本は即買いです。
物語がどうなっていくのか最初の段階では分かりませんのでネタバレせずに読んでほしいです。
物語の中にも物語があってそれがまた泣けます。
早寝電灯先生の物語はいつも心に響きます。
何度も読みかえします(^_^)
作者さん買いです。
2022年3月23日
この作者さんの作品はほぼハズレないのと読み終わったあとの余韻がすごいのですが、この作品もやはり本当に良かったです。
作家さん買い
2022年3月21日
作家さん買いです。手紙をめぐる二つのストーリー、とても良かったです。特に葉治と爽人の二人の関係がとても良かったです。何度も読み返してます。
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ラブレター
2022年3月13日
手紙はとてもロマンティックなものです、とくに愛がこめてラブレターね。今回の話は美しくてあたたかいです。
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心を浄化したいときに読み直します
2022年2月27日
ヨウジとサワト、ミナトとスオ。2組のオムニバスで、読後感は静かに小説を読んだ後のような印象でした。
早寝電灯先生の作られる物語はもちろん素敵ですが、絵柄も本当に好きで、イケメンと説明されていなくてもしっかり攻めの表情や造作がカッコいい。また、今回は修正が必要な場面はありませんでしたが、それぞれ互いの間にしっかり愛情が感じられるキラキラした作品でした。
レビュータイトルの表現を迷う位、★5以上デス!!
ネタバレ
2022年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ まずは、早寝先生の全体の構成力と2CPの各登場人物の丁寧な描写が秀逸で、それこそ、どこからレビュー(言葉で表現)しようか分からない位、深くて、余韻が残る作品です。
各登場人物が相手に寄り添っていて、4人とも環境、生い立ちや背負っているものが、違うのですが、各々の性格の良さと、相手に対しての気持ちの変化や深さがきちんと描かれているので、読んでいて、感情移入しやすかったです。

『岸辺~』が、葉治(ヨージ先生)のこの頃の『手紙』に対する気持ちから生まれた漫画…と思うと、想像が膨らみますし、絵描きのスオくんが、小説家の港くんに言葉を届けたい思いで手紙を書いたり(ヨージ先生宛のファンレターも!)
ラストまでの持っていき方もぴったりはまっていて、『あーっ、もう最高!!(喜び)』でした!
私的には星5以上で、沢山の方々に読んで欲しいと言える作品です!!
早寝先生、ありがとうございます!!
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構成が素晴らしい
2022年2月16日
早寝電灯先生の全作品読んでるけどこれはお気に入りトップ2の一つになった。ちなみにもう一つは『君にはふれると鳴るとこがあって』。どちらも甲乙つけ難い。今作は2組の恋模様をほんの少し絡ませていて、それぞれのキャラが抱える寂しさや切なさ、それを結ぶ手紙というモチーフが巧く使われていて、なおかつ漫画の中(この作中)の漫画家が描いた漫画の存在感が圧倒的で、ほんの少しの絵と数行のあらすじ程度しか描かれていないにも関わらずもう一つ作品を読んだのと同じ充足感。いや間違いなくもう一つ読んだ。と言える。うんやっぱりこの作品が1番。
控えめに言って最高
2022年2月15日
手紙って素敵よね。手紙を通じて交差する登場人物の感情が時には切なくて時には愛おしくて、胸がドキドキしながら読みました。こういうBL作品もっと増えて欲しいです。
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好き~!
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。還元セール中だったので良い機会と重い購入しました。作者様のお話は読んだの全て好きでしたがこの作品もとても良かったです。心が温かくなります。2cpの話が入っていて、1cpずつをもっとじっくり読みたくなりました。
手紙は方舟なのか…。
ネタバレ
2022年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝先生の作品は色々なものがちりばめられていて拾い歩いているうちにレビューがなかなか書けない上に、あれもこれも思ってしまうので結局とりとめのない文章になってしまう…。それでなくても語彙力がないというのに。
でも、お目汚し書きます。

カンタータ。ああ、先生の本当のところは私にはつかめないでいるんですけれどもふたつの恋物語が「ドグマの方舟・岸辺の手紙」を編み込む様にさもなくば輪唱の様に交差して紡がれていきます。私は交互に紡がれていく時間がとても心地よかった。

”手紙”が一つのキーになっているのですが、手紙とは誰かを想って線を引く、冒頭のセリフにあるように言葉(心)を乗せる方舟なのでしょうか。そう思うと手紙にのせたその想いはコギトエルゴズム、どんな想いや迷いがあっても線を引いた自分は本当の自分であって、それを運んで届くという方舟が手紙。なのかな。

方舟は燃やされてその役目を果たせないこともあるだろうし、「岸辺の手紙」の様に時空を超えて届くこともあるかもしれない。
とってもドラマチック…。
1つ目のCPは自分に向いたベクトルが別の人間に向いた時にとても優しく寄り添いながらそして手紙の方舟をうかべます。切なくて優しくて愛おしい。
2つ目のCPは憧れや共感が恋になってゆく。
其々が流した涙が美しくてね。
もう感無量。

手紙、文章を軸にそれぞれの孤独や想いをのせて物語が紡がれていきます。
とても素敵だった…。

先生やっぱり天才かな。
2つのラブストーリー!
ネタバレ
2022年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 罫線上で繋がる2つのラブストーリー。胸が締め付けられるような切なさと愛しさで育まれる2人の関係が本当に良かったです。まだまだこの2組のCPのそのさきを見たかったです。じーんとくるホント買って良かった!
宝物になりました
2022年1月29日
大学時代に出会ったヨウジとサワト、そして同人誌仲間のスオとミナトの、2つの話。2つの話は全く別だけど、少し重なる。サワトがヨウジを振った後の2人の描写、サワトが退院するくだり、サワトが手の甲の秘密を打ち明けるところ、ヨウジとサワトの露天風呂での会話、ミナトと女の子が一緒のところを見てスワが逃げ出してしまうところ、ミナトの誘いを涙を流しながら断るスワ、好きな場面がいっぱいで、宝物のような作品です。大好きで大好きで、何回も何回も読み返してしまいます。読むたびに心臓がギュッとしぼられるように切なさを感じます、何度読んでもギュッとするのは、表現力が天才的なんだろうな。早寝さんの作品に出会えて幸せです。こんなに胸がときめく作品は他にないです、大好きです。
気持ちが暖かくなりました
ネタバレ
2021年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実際の2組は知らない同士なのに、実は知らない所で繋がっている。そしてカップルになるきっかけは手紙!今の時代は携帯やパソコンで自分で書かなくても文字となり相手に送られるけど、私は手紙も好きです。一生懸命な想いが伝わってくるから!作品の中のマンガ岸辺の手紙が凄く良くて本編じゃ無いのに暖かい気持ちになって泣けました!先生の感性が他の作品にもあって凄く好きです!
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想いよ届け。
ネタバレ
2021年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすがの早寝電灯先生です。思っていたよりも、レビュー数が少ない事に驚きましたが、個人的には見事な構成力に、スタンディングオベーションものです。
2組のCPが交互に描かれて、世界観が繋がったオムニバスです。共通するキーワードは『手紙』です。2組は漫画を通して繋がってはいますが、直接出会う事はなく、その繋がりがなんだか素敵です。
どちらも受け目線と攻め目線で交互に描かれているのも、互いの心情の重なりや、すれ違いが分かりやすくて、ホントに素晴らしい一冊です。
一組目は、学生でありながら漫画家の葉治と、大学の先輩である爽人の物語。爽人には、人に言えない秘密がある。好きだから知りたい葉治。好きだからこそ、無理に聞いてはいけない。勝手にウワサして、聞きづらいから聞かない第三者とは違う葉治の思いやりがいい。爽人の怯えを敏感に感じ取り、ただ心を寄り添わせているのが素敵でした。爽人のトラウマとなる未開封の手紙。母の思いを受け取れなかった後悔は哀しいけれど、二度と後悔をしないために、勇気を振り絞って葉治に送ったファンレターという名のラブレターがいいですよね。想いを受け止め、想いを送る。
爽人の心に寄り添って来た葉治が、キズを含めて丸ごと全部包み込む愛に溢れていました。感涙です。
2組目は、BL漫画の二次創作の小説家・港と作画をするスオ。SNSを通じて知り合った二人。これもまた、言葉と言葉の送り合いであり、心と心の送り合うファンレター。父親に自分を否定される事は哀しい事ではあるけれど、自分の作品を『宝物』と言ってくれたスオの言葉に、港はどれだけ救われた事でしょう。自分を認めてくれるスオが愛おしいに違いない。
出会う前から、作品に恋するように互いに恋していたように思える二人で、とても素敵でした。

この作品内に描かれていた『岸辺の手紙』。この作品をちゃんと全部描いて欲しいくらい、感動でした。時間を越えたラブレター。ちゃんと想いが届いて良かった。作中作品の余韻が一番残りました。
素敵な物語をありがとうございました。
手紙で想いを届け!
2021年11月1日
2CPのお話なのですが、漫画の中の漫画にでてくるCPもあわせると、3CPのお話だと思います。どのCPも手紙がまつわるお話で、手紙で想いを届けます。3CP全て繋がっていくのも面白いです。最後に登場人物の時系列も書いてあります。登場人物に共通することは、いまを後悔したくない!相手に想いを伝えたい!メール、SNSもありますが、手紙という手段はより想いが強く感じます。
泣きっぱなし
2021年11月1日
2つのCPのお話が順番にやってきます。早寝先生のお話は、いつもそうなんですがとくにこのお話では涙が止まりませんでした。悲しい涙でも、嬉しい涙でもないんです。お互いを思う恋しさに胸が痛くなるんです。切ないとはまた違うような。本当に早寝先生大好きです。順番にやってくる2人のお話がいつまでも続いてほしいと思ってしまいました。
さすがです。
2021年10月25日
作者さん買いだったのでストーリーも分からず読み始め、あれ?短編集なのかな?
それにしては話の収まりが…ん?でも次の話始まったなぁ…
と思って読み進めると、どうやら手紙というワードで2つのお話が同時進行していて、あっ、なるほど上手な作り方だなぁ。と。
更なる読み返しをしてしまった。
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ぽつりぽつりと言葉にしていく感じ
2021年10月21日
一読した時は彼らの事を追うのでやっとでした(引き込まれるからあっという間に読んじゃうけど)再度読み返して言葉の深みや心情を汲み取ってくと更に面白い。2組のCPが間接的に同じ世界で繋がってます。その2組の出会いからその後までの過程が交互に描かれているんですが、とっても切なくて。そして彼らの心の中にはどこか危うさも見え隠れしててゾクゾクっとするものもありました。「手紙」という題材一つとっても、こんなに素敵に言葉で表現できる作者様に脱帽です。
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幸せで満たされる。
2021年10月20日
1話分、無料試し読みをして続きが気になり過ぎたので、購入。読んでみたら、あれ…2話目の登場人物がガラリと変わっている??けれども会話の中に、1話とリンクする単語があって、そのまま読み進めると3話で再び1話のキャラ達が登場、しかも時間軸が進んでいる…。なるほど、そういう風に繋がっているのねー、と理解。
個人的には表紙にもなっているカップルのお話がどれも凄く好き。お互いの「好き」という気持ちがあふれて、優しい気持ちになる。読んでいる方が、じんわりと癒される。
エロ要素は少ないので、そこは物足りないかもしれませんが、別にそういうシーンが無くても平気なくらい、心の繋がりが密に描かれている。
初めて読む作者様なのですが、この作品がとても良かったので他の作品も読んでみようかと思います!
作者さん買い
2021年10月15日
2CPのオムニバス。物語は2CPが時系列を行きつ戻りつしながら進んでいきます。時系列を超えて描かれ1つの作品になるという、しかも作中の漫画の手紙にまつわるお話も絡んでくるという見事な構成で、とても不思議な魅力のある作品です。登場人物の4人もそれぞれしっかり描かれているし、素直だしいい子だし読んでいて応援したくなります。
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じんとしびれる
2021年10月4日
早寝電灯先生のお話はどれもストーリーがとてもいい…!このお話は2cpが交互に出てきて、何となく絡み合いつつ進むのが不思議な感覚です。
読後は心がじんとしびれて心地よくてあたたかくなります。
どっちのcpも好きだな~。港さんが強引に進めるだろうこの先も見てみたいなぁと思いました。
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素敵な話でした〜◎
ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊(8月)
早寝さんの感性はツボだと思っていましたが確信に変わった嬉しい作品。〈手紙〉をキーアイテムにした大学生2CPのオムニバス構成。

学生ながら漫画家・二次小説家・作画家とそれぞれ自分の世界を持つクリエイティブな子達の恋模様なのですが、作中作品〈岸辺の手紙〉の巧みな引用で、人のエゴや痛みにも触れたとても素敵な話でした。

1:同じ大学の、学生漫画家葉治×手袋をした爽先輩
2:二次小説家の学生港×美容専学生の二次の作画家スオ

どちらも時を重ね愛を育む抒情的な話で涙が出る。
1CP目の葉治の作品が2CP目の出会いに繋がる点も見事で、
あと作中作品〈岸辺の手紙〉が感動的で、ちゃんと読んでみたいくらい。

この時代にアナログな手紙はズルいですね(笑)凄くイイ◎
実家に置いてある昔の本のファンレター先って、作家さんの御自宅だった事を思い出しました(笑)←子どもに笑われる昭和ネタ^^;
作者さん買い
2021年9月25日
二組のCPがほぼ交互に出てきます。なんとなく繋がってる短編集が好きな私にはたまらない一冊となりました。どちらのCPも素敵です。どちらが好きとか答えられない!電子サイトでこんなこと書くのもなんですが、こちらの作者さんの作品は、読むきっかけこそ電子だったけど、今は紙媒体で買ってます。
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表題作のみ★「手紙」が繋ぐオムニバス
ネタバレ
2021年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今作は「手紙」がキーワード。2CPが登場するオムニバス作品となっています。1話毎につけられたタイトルも素敵。まずは大学の先輩後輩もの。後輩は漫画家を目指し、先輩はファン第1号になると公言。でも先輩には後輩に言っていないことがあって…。続いては好きな作品の同人作家のお話。SNSでの出会いからリアルな偶然。好きな作品が実は…という展開も嬉しくなる繋がり。両作品共通の短編「岸辺の手紙」が今作をドラマチックに盛り上げてくれます。読後はじんわりほろりとくる繊細で優しいオムニバス。作者様の紡ぐセリフやモノローグが何度も心に沁みました。Hは最終話のみ。

「全5話・216p」
「描き下ろし5p」
「電子限定描き下ろし3p」
「修正・ぼんやり白抜き」

手紙で繋がる2CPのオムニバス
2021年9月25日
正確に言えば2CPのお話とその2CPを繋ぐ漫画の話もあり そのお話し達が交互に描かれていて とてもよかったです。この良さを文字に表せない自分の語彙力の無さが辛い。 短編の様で繋がっていて よかったとしか言い表せない。
素敵だった
ネタバレ
2021年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ この気持ち、どう表せばいいのか。レビュー少ないのが不思議でたまらないくらい最高だった。
個人的に、最後の書店で2CPが出会うシーンの30代の爽人の手に手袋がなかった一コマを見て涙が溢れた。
手袋なくても大丈夫になったのかな、手の甲の傷は薄くなったのかなって。
葉治の真っ直ぐな気持ちが本当に素晴らしい。
手の甲につける傷を無理しなくていい、ただ傷つけたくなったら自分を思い出してなんて素敵すぎた。
この作品をみて、好きな作者さんに手紙を出したくなった。ありったけの気持ちをこめた手紙を。
えっちシーンはあまりないです。でもないからこそ、それぞれの想いが交差して深みのある話になってます。
本当に最高の一冊です。
漫画、小説、二次創作、そして手紙。
2021年9月6日
こういうテーマがあって、その時間軸の人たちってところがまず、好き。そして早寝電灯先生らしさもてんこもりで(手袋とか、悶々と考えたりとか)素晴らしい!お話は葉治&爽人、湊&スオで展開されるけど、繋がっている訳では無いけど、切りかわっても違和感がない。便利な世の中で、手紙って貰うと嬉しい気持ち、改めていいなと思いました。
涙が…美しい
2021年9月5日
とても良かったです。早寝先生の作品の中でも、特に好きな作品の一つとなりました。
2組のCPが出てきますが、その2組を繋ぐのは、とある短編漫画。スオが漫喫で持ってきた漫画に「ん?」となります。一瞬の間を持って理解する繋がりに、ページをめくり返しました。カタカナだと印象が変わりますね。
葉治と爽人、スオと港、それぞれを繋ぐのは(繋ぎ止めたのは)、”手紙”。スオと葉治の繋がりにも「ふふふ」となりました。
私的なことですが、10年来、手紙でやり取りを続けている人がいて、その手間さも含めて、「手紙を書く」ということに込められる想いの深さが染みます。というか、書かずにいられないという、衝動に似た気持ちが彼らにはあります。
内容については、フォローさんはじめ、レビュアーさんが書かれている「寄り添う」ということに共感と感動を覚えています。本当に素晴らしいレビューをありがとうございます。
「伝えたい」「届けたい」と思う気持ちの尊さは、葉治が書いた短編漫画『岸辺の手紙』にも表れていて、実は、「君へ」から始まる手紙に、特に本編ラストに、1番泣けてしまいました。漠然と(あるいは無意識に)爽人を想いながら描いたであろう『岸辺の手紙』(ラブレター)があったからこそ出会ったスオと港、オムニバスの形がとても効果的です。描き下ろしもとても良かった。59ページの湊のため息の真意が分かって、個人的にとてもうれしい笑。
凄いなぁー
2021年9月5日
すんごく良く寝られたストーリー。2カプいるけどその二組が絶妙に絡み合い「手紙」で一本の筋が通り。本当に面白い素敵な作品です。こんなに素敵な作品を生み出す作者様に感謝しかありません。
手紙を通奏低音とする2組のカンタータ
ネタバレ
2021年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 手紙を軸に2組の恋が描かれます。漫画を描きながら大学に通う坂上葉治は、先輩の古賀爽人に恋をしていると感じています。葉治の漫画が好きだという爽人に葉治はファンレターを書いてと頼みますが、爽人は手紙は苦手だと断ります。昔、家を出た母親の残していった手紙を握りしめて手ごと火に突っ込んでしまった爽人は心と手に火傷を負ったのでした。
第2章は葉治の描く漫画が連載されるようになった数年後、その二次創作をする港とスオのお話に移行します。そこから葉治の漫画『岸辺の手紙』の内容も描かれるのですが、これがまた良いお話なのです。そのお話に触発されて、スオは港の作品への想いを手紙にして渡します。
メールやLINEでやりとりされる言葉は軽くて、あっという間に消費されていきますが、今でもなお、遺言、ファンレター、靴箱の中の恋文など、様々な場面で手紙は人々の心を繋いでいます。神様だったり恋人だったり、遠くて近い存在に託す言葉を綴る時、書き手は自らの想いを整理し、より純度を高めて相手に捧げます。そして相手はその言葉と想いを受け取り、大切にしまって折々にそっと読み返し確認するという喜びも一緒に受け取ります。手紙って良いですね。
最高のオムニバス!!
2021年9月2日
全編通して優しい物語で、最初は短編集なのかと思ったら、まさかの繋がりがあってテンション上がりました!
4人が4人とも相手の事考えてて、ただの好きとは違って、尊敬してるような尊重してるような、敬愛に似た気持ちと、どこか欲の部分があって、そこをすごくうまく絡ませてあります!
もう一度読み返して、今度はみんなの世界観に浸りながら読みたいです(^^)
Web連載で読んだ方も単行本オススメ〜
2021年8月31日
早寝先生の新作。手紙に纏わる2CPのオムニバスで、優しいお話。早寝先生ファンは読んで間違いなしです。Webで全編無料連載されてましたが、連載読んでいた方も、描き下ろし5p、電子限定描き下ろし3p(時系列解説付き)、協力書店限定1pあるので、単行本買うのオススメですよ〜。特に私は時系列解説が役立ちました。2CPのオムニバスで時間が前後するので、解説があってスッキリ!フォローしてる方々の早寝先生作品の熱いレビューにふむふむと、読んで納得。作品にやっぱり作者さんの人間性って出てくるところもあると思っていて、好きな作家さんだと特にご本人を知りたくなってしまうのだけど、早寝先生は作品のような誠実な方なんじゃないかなーと想像しています。
手紙
2021年8月30日
2組の主人公たちと1つの短編漫画が「手紙」で繋がるオムニバス・ラブストーリー。全5話+描き下ろしのなかにすてきな言葉と愛がぎゅっと詰まってます。2組のお話が交互で紡がれるなかで時間の流れがあって、深くお話のなかに入っていける、これがすごい。漫画家を目指す葉治が描いた「岸辺の手紙」、これがまたいい。手紙について話すスオ君にもすごく共感したな〜。本当にいい言葉たちがたくさんあって、そのなかでも私は、たまたまできただけ、に返す爽人の言葉に1番愛を感じました。本当に早寝先生大好きです、すてきな作品ありがとうございます。
良い!
ネタバレ
2021年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 手紙と言葉がテーマ、4人の視点から連なる連作短編ですが全ての話が優しくてきれい。試し読みから即購入でしたが満足です。
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優しい!こころ穏やかになれるBL〜
ネタバレ
2021年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 柔らかい線画が大好きな早寝さんの新刊、「転じて恋と生き」「半壊の花」「君には触れると鳴るとこがあって」など、季節を感じられる風景描写も美しいんですが、伏線がちゃんとあり、毎回タイトルとリンクしてラストまで一気に読ませる構成力がある作家様。今回はオムニバス形式で、『手紙』がテーマとなっています。
デジタルのご時世に、あえての手紙、手書き、その世界観に沿うようにゆっくり静かに恋に落ちていく展開は切なくて、良かったです!映画を見たような満足感が得られます。
スオくんのお話はSNSで出会い、投稿がきっかけで…という今時展開にドキドキします。うまくまた手紙というテーマが絡んで来て…きれいに終わったな!という感じです。
良かった
ネタバレ
2021年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ エロあり。手紙。漫画。二次創作。幸せ。僥倖。
火傷や自傷 手の甲をつねる行為 痛いのが止められない 父親を殴るシーンあり。 苦手な人は注意。
繋がりのある2つの話。4人の気持ちを知ることが出来るので良かった。回想が入るので分かりづらいかも。目や眉の描き方が各々違うので人物は分かりやすいです。スオくんの恋の感情が良かったので若い方もっと読みたかった。
目が大きくて格好いい。港みたいに前髪で隠れて目が見えないのも格好いい。
涙 泣いている顔が印象的。でも鼻水と鼻血は苦手。お母さんも手紙に好きですと書いていたかと思うと読めないのも読まれなかったのも寂しい。絵も話も良かったです。
とっても好き
ネタバレ
2021年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2cpのお話が交互に進む作品。うまくリンクしていて尊さが青天井。良い〜とても良い〜。
手紙とSNSという新旧両方の人と繋がる手段が上手に取り入れてあり、大本命のBLみの方もしっかりと摂取出来ます!
大の男が泣くシーンが何度かありますが、相手を思いやる涙や好きが溢れて出る涙など、熱い感情が伝わり非常にグッと来ました。
ドグマの方舟が爆売れしますように!!
期待外れないですよね
2021年8月26日
作者さん買いです。今回の作品もよかった~
人間の感情のすんなりいかないところというか、感情の機微を描くのがお上手です。
どちらのcpもよかったですけど、どちらかといえば漫画家後輩×先輩cpが好みかな。せつなくて。
次の作品も期待してますね!
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そう、天才だ。きっとそうに違いない。
2021年8月25日
最近激推しの作者様の新刊!!正座して(心のねw)拝読。
もーぅ、今回も素晴らしいの一言に尽きる。5回くらい続けて読んだ。まさにスオくんが港さんの小説を読むときのような気持ちになった。
キモいからさすかに差し控えるが、台詞一つひとつ、設定一つひとつに「マイ解説(という名の妄想w)」を加えたくなる。そのくらい緻密だと思う。
前回の私のキモレビューでは、「この先生の作品には『徹底した尊重』という信念を感じる」的なキモいことを書いたのだが、本作品でもそこは全然ブレていない。
この先生は、たとえ第三者から見て「それほど大したことないじゃん」と思えるようなことであったとしても、キャラクター本人が深刻に捉えていれば、重要なこととして丁寧に描くし、必ずそれに寄り添う人を描くんですよね。理解しようとか、克服しよう、治そうとかじゃなく「寄り添う」なんです。今回はそれが葉治でした。
だからこそ、爽人は、幸せを「受け取る」ことができるんですよー。(また「受け取る」という表現が秀逸だよね。ほんと)自分の力で自分を受け入れられるようになるからです。
そうした優しい目線や視点がどのお話にも散りばめられていて、この作者様が世の中の何に違和感を覚えていて、どういう世界であって欲しいと願っているのか、何となくわかるのです…と、ここまで書いてまたキモレビューになっていることに気づいたっ!ダメだ。マジでこの先生の作品は私の琴線に触れすぎる。
とにかくもう、サイコーなんで、みなさま是非じっくりお読みいただけましたら幸いです。
(妄想のw)現場からは以上です。
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