『おまえでダメならもうダメだ』で出てきた、トサカ頭の幾と、オーラ半端なかったミトさんとの出会い編。
チャラそうに見えた幾だけど、予想を超えた経歴。
ミトさんも、ひきこもりとは分かってたけど、その原因がこれまた壮絶だった。
そんな曰く付きの2人が出会ったら、化学反応起こしてしまい……
逃げてばかりの人生を卑下していたけど、逃げたい時に逃げられるなんて、自分も一緒に逃がしてくれたなんてすごい。ペガサスだ。とミトは言う。
事件から自分は外にも出られない、と悲観していたけど、あの状況で生きて絵を描き続け、自分の内面と向き合うミトは強い。と幾は言う。
過去や今の自分に意味を持たせて、引き上げ、肯定してくれる相手。
そりゃあもう、それはやっぱり運命でしょう。
2人だけでなく、周りの八斗や玲音まで救われるのがよかった。
2人の境遇とかめちゃ裕福な家柄とか、身近ではなくどこかおとぎ話のようでもありました。
未散先生曰く、
「咲くたび花びらをちぎられてきたお花畑タイプの攻めと儚くピュアで可憐なティラノサウルス受け」だそうです。納得!
ぜひ『おまえでダメなら〜』と合わせてお読みください!