ネタバレ・感想ありフリップ・フリップ・スローリーのレビュー

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よき
2025年5月18日
とても素敵なお話でした
この駆け引きとは違う絶妙な距離感がリアルで、静かさのなかにある情熱が素敵でした
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登場人物が魅力的
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎の街の公共図書館で出会った司書(補)の萩原と大学の非常勤講師のやぶみ。
やぶみが知的で落ち着いた大人の雰囲気で素敵。萩原も若い素直さもあるけど職業柄か落ち着きも感じられて良い。
同じ地域に住み同じゲイなのに、やぶみはかつて周囲に傷つけられ萩原は素直にまっすぐ育ってる。元々の性格もあるだろうし、それぞれの家族との関係もあるだろう。萩原は今までカムアウトしたことがなく偏見の目を向けられたことがないのかも。そして、二人の10歳以上の歳の差・10年以上の時代の差で社会の多様性への受容が変化しているのかもしれない。
やぶみの田舎の閉鎖性や同調圧力を恐れると同時に昔の大切な思い出を捨てられない迷いのようなものが丁寧に表現されていたと思います。
カバー裏の萩原と父親の関係性が素敵でした。
大人の恋はユルユルと進む
2025年4月29日
スローでメロウなものがたりです。おとなの恋愛なので、駆け引きもあったりしてユルユルと進みます。登場人物が少なく、二人の世界が丁寧に描かれていて、良かったです。
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空気感。(★7)
ネタバレ
2025年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゆっくり進んでいく恋が、距離が、流れが、丁寧に描かれた良作。大人の恋愛で、空気が落ち着いていて、穏やか。絵も美しい。2人の空気感が素敵でした。
ゆっくり
ネタバレ
2025年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 閉鎖的な田舎町の図書館で司書をしている萩原と大学の非常勤講師としてUターンして来た八月一日が図書館利用を介して認知し距離を縮めていく。八月一日は家族に自身の性を理解して貰えなかった、友人にも好奇の視線を向けられた苦い記憶の残る田舎での萩原との出会い。萩原は自身の性がまわりとは違うと気付いてはいたがその矛先となる相手に巡り合うことがなかった。そんな2人のゆっくりゆっくり進む関係がとても良かった。2人は青春真っ只中の子供ではない。田舎町だけれど良い空間を確保して拠り所を維持していって欲しいものだ。
良かったです。
ネタバレ
2025年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 萩原さんのお父さん最後かっこよかったです!八月一日さんのお父さんも、あんなステキなお父さんなら人生観変わってたのかなとか思ってしまいました。一回り歳が離れてるのに感じさせない萩原さん真っ直ぐで本当に良い人でした。内容は、結構重めなのに、それを感じさせない爽やかさ、ゆっくり時間が流れてる感じが好きでした。
穏やか
ネタバレ
2025年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落ち着いたお話でした。社会人の少し歳の差のある2人の出会いから結ばれるまで。その後の小話もあって、心が満たされる優しい終わり方でした。
どうして知らずにいられたんだろう
ネタバレ
2025年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 著者の新作にてこの作品の存在を知りました。出だしからとても詩的で絵も美しくて、最後までどうなるか(大人がフラフラしていることもあって…)分からなかったのに、最後までじっとりと良かった。今な想いをした土地で救われて良かった。最後のベッドでの言葉も、カバー裏も。たくさんの人に読んでほしい。年齢差が文字でも顔でももっとわかったらよかったな。
絵が秀逸な大人の恋愛
2025年4月15日
図書館司書の萩原23才と、研究職ヤブミ34才の話。オオタコマメさん初めてで、表紙に惹かれて買ってみました。大人2人の、じっくりと関係が深まる様が描かれた、素敵な話だった…!大人なやりとり(萩原は23歳と若いけど)の連続と、そこで諦めない萩原の愛情深さ、これが美しすぎる海や、まるで乗ってるような車、そこにいるような人肌などの、絵とは思えない、風が吹き込んでくるような匂い立つようなぬくもりを感じるような、実在感たっぷりな描かれ方をされていて、もう、どっぷり物語に浸って堪能しました。受けの萩原の精悍さ、眩しい!萩原が一番実在感があるかも、今まで読んだBLの中で、実際にいそうな性格良い受けナンバーワンだな。そして絵の美しさは筆舌に尽くし難いので、是非読んでみて欲しいです。どっちの台詞か分からないところがあってそれだけ玉にきず。
狡い大人
ネタバレ
2024年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!前作”プレイアフターコール“が好きでこちらも紙で購入。買ってよかったー!図書館司書の萩原と図書館利用者で大学非常勤講師の八月一日。”本“がふたりを繋ぎ、”ドライブ“がきっかけで距離が縮まっていきます。走る車の窓から見える、海へ抜けるまでの山道の暗さ。そこから光が見え視界に入る海。この情景が彼らの閉じた世界、偽ってきた過去、生きづらさ…そしてこれから少し広がっていく明るい未来を感じ清々しく感じます。年下の萩原くんの真っ直ぐで嘘のない言葉が八月一日さんの大人の狡さや頑なな心を優しく包み幸せそうなふたりが見れて嬉しかった!紡ぐ言葉の美しさや余白まで物語に必要な表現だったり、オオタコさんの作品が好きです!長いまつ毛の見える横顔や唇、表情や顔にかかる影が交わるシーンより色っぽい。魅力的なふたりの純粋な大人のラブストーリー、素敵でした!萩原くんのお父さんの息子を信じる心と優しい言葉に感動しました!いい家族!次の作品も楽しみにしています!
年下図書館司書、語彙力ハンパない!
ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公両親の男女分け隔てない家庭環境と彼自身の本で得た語彙力でひと回り近い相手を長年抱えていた悩みからさらりと救うカッコ良さ!
これはたまらん。
画力も凄いけど、言葉選びも素敵です。
作者さんは頭のいい人なんだなぁって率直に感じました。
あと皆さん書いていましたが、本体のストーリーが素晴らしかったです。
作者さんの作品に対する本気が伝わりました。
これは良い。
ネタバレ
2024年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ プレイアフターコール から作者様ファンです。地方にて育まれる、淡々としているようで熱い大人の恋模様。気持ちの描写が丁寧で展開に無理がなくとっても良かったです。司書の萩原君が真っ直ぐで包容力のあるワンコ!あのお父さんにしてあの萩原君なのかな。チョイチョイでてくる荻原父がかなり良かった。ちょっとヒネた尋一さんと衒いなく気持ちをぶつけてくる萩原君はピッタリだなと。ヒネて逃げようとする尋一さんを、萩原君の真っ直ぐさが逃さない的な。エチはほとんどありませんが大満足の清々しいラスト。2人の関係はまだまだこれから。続きがあれば読んでみたいです!
歳下ががんばる話
2024年3月13日
最後のカバー下2ページで我慢してた涙がブワっと崩壊しました。読んでいただければ伝わると思います。年齢差のある2人だけどあまり無理のない関係です。歳下の萩原くんがとっても素直でまっすぐでいい子なのでこの先も平和で幸せな空間になるはずです。
海が綺麗で良い話です
ネタバレ
2024年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館職員の萩原と、図書館利用者であるヤブミとが出会ってから結ばれるまでを描いた作品。1巻完結。
作品は余白を感じさせゆっくりと時間が流れるような雰囲気を持っているが、実際のストーリー展開は無駄がなくテンポが良い。例えば、2話目冒頭で海辺へのドライブを約束した次のコマでは、すでに車内の描写に移っているなど。
また、風景に意味を持たせた描写も明確だ。2話目でヤブミが萩原からの好意を恋愛感情ではないと否定する場面では、2人が車を停めている駐車場のアスファルトがひび割れ、夕陽が海に沈んでいく。
話の展開それじたいはよくあると言ってしまえばよくあるのだが、それらの見せ方がとても上手いと思う。
ヤブミは萩原との関係性を進展させることには積極的でなかったが、最終的に運転免許も取得し(嬉しそう)、地元に残って前向きな将来を予感させる終わり方も好ましい。
マンガ作品であるためモノクロだが、海や空の青さや光のあたたかさが目の前に広がるような作品だ。
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カバー下まで心を打たれる
ネタバレ
2024年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 真っ直ぐな年下眼鏡司書と、どこか憂いある大学助教授。終始静かに流れる時間の中で2人は会話を重ねますが、とても言葉が綺麗で素敵な表現だなと感じました。田舎の閉鎖的な雰囲気と、心のどこかやりきれない部分が合っていて、でも田舎の綺麗な景色が心を明るくしてくれる時もあって、最後まで景色と心と言葉に溢れたお話です。年の差を感じるのは、本番のときくらいでしょうか笑。カバー下漫画がありますが、ラストこれで泣きそうでした。大人(今)と子供(昔)、田舎と都会、それぞれの両親との関係性、様々な対比の中で、2人が前向きに進んでいる姿が素敵でした。
良い
2024年2月4日
絵が綺麗で、田舎の図書館が舞台なのに小洒落てる。絵のモチーフかカット割か。作者の卓越した技量が伺えます。ストーリーも良く、登場人物も魅力的。攻めが年の割に大人びているので年の差も感じられず、無理のないカップリングでした。修正白抜き。168P。星4.7
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はー、いい
2024年1月22日
登場人物がとてもいい…。
そして、こうたくんの両親が、こうたくんの両親という感じで、またいい。
お父さん、素敵だなぁ。
涙袋と下睫毛に眼鏡のコンボ
2024年1月21日
お話が丁寧に進んでいく良作。細めの線でスッキリした絵柄なのに、めちゃめちゃ描き込まれている目が凄い。引きの図でも目が崩れていない。合わせて風景も印象的に挿入されており、人物に落とす影が映像的で、パルムドール取る系統の映画の様です。
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溢れる色気と、キャラの深掘りがとてもいい
ネタバレ
2024年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初見の作家さんで期待せず惹かれたものの、大当たり。
眼差しと立ち居振る舞いの色気のある描き方もよいけど、登場人物の深掘り具合がとてもいい。
雑にくくると年下スパダリにやさぐれた色気のあるおじさんが救済される系だが、二人がゆっくり近づく描写やおじさんの過去とひねくれた対応、それに対する年下からのまっすぐすぎる救い方。丁寧な描写でもっと読み返したくなる。
描きおろしも、そこで救いあげるか!があるし、あまり直接的でないのに色気がありすぎる。素晴らしい。
パパさんもよかった。
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良かった
ネタバレ
2023年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 後半エロあり。図書館のように静かに進んでいく。話自体はよくある話かな 読んだことあるような感じ。職業と静かで大人な雰囲気と美人なおじさんが魅力的で読んでしまった。

地元、田舎の生き辛さ。家庭環境の違い。確かに都会の人には交通機関は考えられないほど便利が悪い 膿んでくると思います。それなのにドライブして本を読む 大人だ。格好いい。

運転した後の嬉しそうな顔が普段と違っていて可愛い。外車ではなく左ハンドルのその車を選んで描くのとか最後のページの相談されたお父さんも良かった。
素敵なお話
2023年12月14日
主人公2人の家庭環境や田舎特有のゆっくりと流れる時間や景色や息苦しさ、大人のズルさや真っ直ぐな言葉など、いろんなものの対比が上手く描かれていて、読後感の良い作品でした。ドライブでの描写は海の匂いや風まで感じれそうで、
こちらの想像力を掻き立てられました。
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文学的で静かな物語
2023年12月8日
なんか、いいなぁ。
素敵な出会いだし、静かに動いて行く時間がとても良かった。
本、海、ドライブ。
文学的でとても素敵でした☆
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車、図書館、海
ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 静かで落ち着いた、良い読後感の作品でした。時折り景色や表情の美しさにハッとします。萩原くんの言葉が真っ直ぐで優しいのは、家族のあり方が大きいのでしょうね。やぶみさんの家族の寂しさも伝わってきて胸が痛む分、カバー裏の素敵さに感動しました。
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良かったです
2023年12月7日
絵が好みのだったので、セールで思い切って購入して正解。大人なふたりの関係がゆっくりゆっくり進んでいくのが素敵です。田舎の美しい景色と相まって癒やされます。最後のページの、萩原君のお父さんのセリフがとっても良かったです。
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ゆっくり癒えていく男の話
2023年12月7日
良い思い出のない街に帰ってきた大学教員と、年下の図書館司書のお話。景色の美しい田舎ののんびりした風景と穏やかな年下の男によって、ささくれた心を隠すのも上手かった大人が、ゆっくり癒されていく様子が描かれています。辛い話なのに描かれ方が穏やかで絵も美しくて、とても良いものを読みました。
映画のよう
2023年12月1日
試し読みで世界観にひきこまれました。情景の描き方や1シーン1シーンがドラマや映画のよう。セリフのやり取りや言い回しもセンスを感じます。いい作品に出会えたな。他の作品も読んでみたいです。
静かにカッコいい
2023年8月30日
話が静かに進んで、それでもって趣味が合ったり、設定も八月一日さん自身もカッコよくて読後も心地良くて静かです。
萩原さんのお父さん、いい人だなぁ。お母さんは怖いけど。
良かったです
2023年8月11日
図書館が舞台の話です。田舎にふらっとあらわれた風変わりな八月一日さんと司書さんが、少しずつ距離を縮めていく感じが良かったです。
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綺麗な物語でした。
ネタバレ
2023年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の作品を初めて読んだのは「プレイアフターコール」。とても繊細な描写に感動しました。

田舎の図書館で司書をしている主人公 萩原と、東京から戻ってきた大学講師 八月一日・ヤブミの物語。萩原23×ヤブミ34(年上受😩)

最低限の説明しかないこの物語は、何気ない会話と美しい背景と流れる時間の描写のバランスがとても綺麗だなと。

冒頭、図書館で働く萩原がヤブミを目で追ってしまったのは、垢抜けた雰囲気のヤブミ…というのもあったと思うけれど、それ以上に彼から感じた孤独に自分と同じものを感じたからかなと思いました(それはセクシャルな事ではなく…)

描かれていないヤブミ側。彼も働く萩原を見た時、心の中で同じ事を思ったのかな?と。

東京から戻ってきた故郷はあの頃と変わらない空気で、また腐りそうな心の逃避先が萩原の働く図書館だった。そんなヤブミもまた、萩原から腐りそうな心を感じたのかな?と。そんな風に思いました。

2人の心にある似通ったものは何だろうかと思ったら、それは家族、親友、誰にも理解してもらえない孤独なのかなと。生まれ育った故郷、そのコミュニティに自分はフィットしない、受け入れてもらえない。そしてそんな孤独は、誰とも共有する事はできない。それなのかな?と…

それなのに、出逢ってしまったんだな。共感し合える相手が。奇跡だなぁと、読みながら思いました。

出身が同じとか、同じ人種とか、同じセクシャルとか、家族だからとか、それだけで本音を話し分かり合えるというものではなく、同じ孤独を持っていたから共感し合えたのだと、この作品を読みながら思いました。

この2人の始まりは、そういうものだったのかなと… (タイトルも良かった)
素敵
2023年6月24日
素敵なストーリーでした。
海のドライブいいですね!キラキラとした風景が頭に浮かんできて映画のような感覚でした。
切なさと温かさが絶妙なバランスでとても良かったです。
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本と海と家族
2023年6月2日
司書の萩原くんが勤務している図書館に現れた文学部の非常勤講師のヤブミさん!色んな意味で目立っていたヤブミさんに徐々に興味が湧いて好きになって行く荻原くん☆深く詮索してはダメ!だと思う反面ふと聞いてしまったり誘ってみたり....萩原くんの気持ち解る〜^^; 好きになっていけば知りたくなるのも当然でヤブミさんもちゃんと答えを返してくれるのだけど、その気持ちは仲間意識からだからと告白前に一線を引かれてしまう!学生だった頃、自分がゲイであることを友達や親に知られ逃げるように東京へ出たヤブミさんと直球型な萩原くんのやり取りが素敵でした(^^) そしてヤブミさんの色っぽさが特に良いーー(//∇//)♪
プレイアフターコールも購入してます♪Dom Sub モノです。こちらも素敵な作品でした。購入して良かったです。
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最高です。
2023年5月13日
作者さん買いです。
シンプルなストーリーで美しく叙情的です。
前作も素晴らしかったですし、早く次の作品を読みたいです。
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極上の一冊( ^_^)人(^_^ )最高です!
2023年5月13日
海の音が聞こえるような…、涼しい風が吹いているような…、ゆっくりとした時間が物語から感じられます(^_^)
だんだんと確実に、恋におちる感じが良いです(^_^)
言葉づかいや背景がセンス良い極上の一冊です(^_^)
(*´ー`*)
2023年5月10日
ゆっくりと進む感じが凄く良かったです。
スピード感ある感じも好きですが、ゆっくり ゆっくり進む感じもマッタリして好きです。
まあ…
デカイ座薬には思わず吹きましたが(笑)
ずっと気になってた作品
2023年4月28日
主人公が素直に、自分の想いを都度八月一日さんにドカドカ投げ込んでいく感じが好き。ずっくり刺さるような重さもないから余計な解釈とかせずに読めた。海とか車が走る風景などがとっても素敵に描かれていて、ドライブいいなーってなっている(^^)
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やさしいおはなし
2023年2月3日
作者さん買いでした。
今回も素敵なじんわりとこころあたたまるやさしいおはなしでした。
この作者さんの美しい絵や、紡ぐ言葉がとてもすきです。
次回作も楽しみにしています。
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良かった!!
2023年1月22日
(作者さんの前作がすごく好きだったのに、この作品が出てるの気づきませんでした。フォロアーさんレビューありがとうございます!)図書館司書・萩原×図書館の常連・八月一日(やぶみ)。丁寧な人物描写とゆったりとしたストーリー、独特な世界観を作り出す絵柄が本当に好きです!八月一日さん、おじさんおじさんっていうから、もっと歳かと思ってたら、意外と若かったです。笑
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平熱から微熱に
ネタバレ
2023年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人がそれぞれ抱えてきたものが2つ重なって昇華されていくゆっくりと確実に進む関係性が先生の大好きな部分でした。
ラストのおまけで読者まで昇華されました。
前作から好きでしたが、やはり内面外面全て救われる、幸せになれる。
そんなストーリーにジワッと暖かくなれる作品でした。
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優しい大人の出会いと恋。
2023年1月18日
デビュー前作がDomSubの特殊設定で優しいお話描けるなんて凄いな〜って思ってたら、この準新刊はさらに優しい大人の出会いと恋。地方住まいの図書館で出会ったふたり。や海や空が大きくキラキラした光の加減、ほぼふたりだけの会話でつなぐリアルな生活と息づかいを感じて温かな気持ちになりました。ドライブして景色のよいところで読書、いいですよね〜。表紙でみるとあまり歳の差感じないけど実は11歳差。年下の司書くんが年のわりに落ち着いてみえるかな。エチはほぼないのでそれは期待しないでください。(本編ラスト近くの1コマがいきなり左ハンドルの車になってる気がする。。チェック入らなかったのかな。)
ゆったりと
2022年11月27日
時間の流れが心地よいお話しでした*+:•*∴:♡.•♬✧大きなアクションはないけど2人の気持ちの流れを空間でこちらに考える時間をもたせてくれるような、不思議な感覚。何度も読み返す大好きな作品になりました。光の腐女子さんにオススメですよー⸜( ˶'ᵕ'˶ )⸝
田舎町で静かに進む物語
ネタバレ
2022年11月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎町の図書館司書・萩原×東京から来た利用客・八月一日。読めない名前と存在感で意識するようになった八月一日と小さなやり取りを積み重ねて、とあるきっかけからドライブに行くことになった萩原。小さな噂話もすぐ知れ渡るような田舎で、ゆっくりページをめくるように進んでいくひそやかな恋。二人の言葉選びや表現がとても丁寧で品があって好き。それぞれの人となりを知って、理解を深めていったその先で恋が育つのをじっくり見ていくのが映画を観ているようでした。ずるい大人の八月一日と、若い熱と落ち着きが同居した萩原が妙にしっくり来る。優しい二人の静かな熱を感じるお話ですごくよかったです。
ただの感想
2022年11月9日
こんなことここに書くのはおかしいけど
救われました。
レビューにはならないけど、1人の同性愛者の言葉です。
ゆっくり優しく流れていく物語
2022年10月27日
海が近い田舎の町が舞台の、大人のラブストーリーです。やぶみの凝り固まってしまった心を、萩原の真っ直ぐな言葉や行動が少しずつ解きほぐしていく・・・。静かに流れるお話ですが、でも心は確実に動いていて、その辺りがとても丁寧に描写されてます。『プレイアフターコール』で描かれていた、高校生の瑞々しくて強い情動とは正反対の、思慮深く、かつ少し臆病な大人の物語で対照的な作品ですが、双方とも相手を大切に慈しむ優しさが根底に流れているという共通点があります。とても読後感の良い作品でした!
物凄く良かった…
2022年10月26日
オオタコマメ先生の作品を読むのは2作目。
何となく気になって購入しましたが…
めっちゃ良かったです。
内容としてはBLにはよくある事柄ですが、それを舞台とか設定が必要以上に悲観的に描かず、ナチュラルにいい感じに昇華させて行ってくれました。

海へのドライブがちょっとロードムービー的なものを感じさせてくれたり、田舎というのがどの程度の田舎なのかもきちんと感じられる。
表現力として申し分ないと思いました。

ふと思い出した時に何回も読み返したくなる作品でした。
明け方の海の波を眺めているかのような物語
2022年10月23日
こちらの作者様のお話は初めて読みましたが、とても綺麗なお話でラストは幸せな気持ちで本を閉じることのできる作品でした。
レビュータイトル同じく、変わらない波を眺め続けているかの様な話の進み方というか…
海に紐づけてのポエムチックな言い方で恥ずかしいのですが、喧騒から離れた片田舎での図書館での出会いってなんだか良いですね。
学び、教養のある人間が放つ言葉は綺麗です。
作者さまもまたそういったさまざまな知識を持ち合わせているからこその言葉遣いや表現になったのかと思いました。
終盤にかけての波が引いていく感じのストーリーがもう…儚くて、少し寂しくて、幸せになって…と願いながら読みました。
特に私はラストの数ページの互いの言葉が好きでした。
本のカテゴライズとしてはBLというものになりますが誰が読んでも素晴らしいお話だと私は思います。
是非友人にすすめたいですし、このレビューを見てくださった方にも是非お手にとっていただきたいひと作品です。カテゴリーは関係ありません、本当におすすめです。
心地いい
2022年10月19日
とてもゆるやかで、穏やかなのに、ナイーブな感じがとても心地よく、じわ〜っとくる作品でした。小説を読んでるみたい。
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理知的な恋
2022年10月17日
言葉の森である図書館で出会った二人。
過去・現在・相手・自分・周囲色々を考えて考えて、そしてそれを言葉にし、ゆっくりと心の中で消化させて歩んでいきます。
理知的な二人の思いが海辺の片田舎の景色の中で季節と共に移ろう様がとても美しいです。
図書館年の差BL
ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館司書と利用者という、最初はかなり距離感のある関係から物語が始まるのがロマンチックに思えました。年の差というどうしても埋められない距離があるのもよかったです。1人の大人が、少年だった頃の自分を認め、受け入れるまでの話なのではないかと感じました。
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作者買いです!
2022年10月16日
プレイアフター~で大好きな先生の新作!紙で購入したのですがあまりの良さに電子も購入しました。少しずつ進むストーリーも絵もとても魅せてくれる作者様で田舎に帰省した大学の先生と年下の図書館勤務の司書くんのお話。
美しくて優しい
2022年10月16日
言葉の選び方がずっと美しい。二人の間に流れる優しくて静かな時の中に切なさと情熱が潜んでるのが素敵。二人が身体を重ねるシーンは涙が出てしまった。静かなJAZZとか聴きながら読みたい作品。
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静かな高まり
2022年10月16日
いいね。エチシーンはほとんどない(これからしようってとこだけ)のに、終始八月一日の色気と萩原の視線にやられる。「ずるい大人」と言いつつ、若さの押しと静かな熱をもって大人なのは萩原だった。環境って大事だなぁと、つくづく思う。2人の対象的な父親、母親。あの両親だから八月一日は拗れた、あの両親だったから萩原は思いやりある人に育ったように感じる。セッ ク スができなかったショックも、父親に拒絶された動揺も先輩の嫌がらせも、全部16歳には受け止められない。その傷は癒やされていなければ、例え「大人」になろうが消えていない。それを、時間をかけて、ゆっくり、優しく且つ真摯に寄り添った若い萩原。氷が溶けた思いではないだろうか。峠を越えて海が見えたような爽快感は比喩だったような。
本筋じゃないけれど…非常勤講師に個室研究室を与える大学は幾ら地方と雖もそうそうないですよ(笑)普通は教員控室。または、助手などの共同研究室。個人には個別ロッカーくらい。それに、非常勤から一気に准教授の声がかかるなんて…前任が准教授だったのかな。優秀すぎですゾ(笑)あと、男性の図書館司書(補佐)も割と珍しい。まぁ、この場合、正規職員っぽくて町の図書館だから公務員ではあるけれど。それはよいとして(笑)、話はとても素敵で、以後の関係が想像できて嬉しくなる。
表紙に惹かれて
2022年10月16日
優しいお話🌸
内容重視の方にオススメ!
年下攻めがいい子でいい子で、受けの辛い過去もその優しさで全て包んで許して浄化してくれる。
Hは少ないけど攻めが慣れてないとことか、受けのキスがエロいのは最高〜😃
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地方と田舎と海と山、そして都会
ネタバレ
2022年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館司書補佐の荻原(23)×大学客員助教授の受け八月一日尋一(34)。
閉鎖的な田舎に生まれ育った受けは、「予期せぬ第三者による同級生へのカミングアウト」、そして生じてしまった「父親との確執」で高校時代に深く傷ついた。卒業後、大学のために上京して以降、自由な生活を満喫していたが、確執があった父が荼毘に付された事を切欠に地元に帰って来た。反して攻めは、そんな受けの通勤ルートにあるバス停近くの図書館に勤務していて、受けが暇潰しにと本を借りるために図書カードを作ったことで出会った。
攻めもまたゲイであったからか、何となく受けの空気に同類であることに気づく。そして頻繁に図書館に現れ、苗字以外にも貸出に特徴がある受けに対して、攻めは受けの容赦や少し抜けてる性格に徐々に惹かれていく。ある日、攻めのドライブ好きが高じて、2人は海辺にドライブに行くことになるのだがーー……

田舎あるあるを題材にしたお話なんですが、あるあるすぎて…心理描写、作画はもう満足すぎて、だから尚更胸が苦しくなりました。荻原くんのご両親と、尋一さんのご両親は対照的で、これは世代と云うよりはご両親の人となりの違いなんだろうなと思った。でも、自分の意思に反したタイミングでのゲイバレによってモロ典型的な父親に飲み物ぶっかけられるの、タイミングや歳とか、そういうのが自分で選べればここまで確執が生まれなかったかもしれないな…尋一の父親との思い出シーンを見て、とても大切に育てられたんだろうと感じた。だからこそ、最悪な展開によるゲイバレでお互い心に傷がついたんだと思う。田舎で悪くなった印象を元通りにするって本当にホネが折れる。噂に尾ひれがつきまくって、どんどん盛られて、話のネタにされてそれが結束力に繋がってく。他人の家の事情も知りつくし、自分達が気にくわなきゃ束で潰しにかかってくる。あるある過ぎて胸がザワザワしました。だからこそ、尋一の田舎への嫌悪感からくる荻原への壁。大人だからこそやってのける優しさを纏った拒絶に、わかるわ…ってなった。でも荻原が負けなかったことで、良い方向になったのは本当によかった。恐らく同棲は無し、電車とバスで1.5時間のミニ遠距離だけど、ドライブ好きと片や若葉マークで運転練習しなきゃな2人なら、その時間もあっという間かな。図書館でも会えるし。
本当に良いお話見せてもらえました。ありがたい。
リアリティのある温度感がよかった!
2022年10月16日
帯のセリフの大人なやりとりの感じと、
冒頭の図書館職員の利用者情報に関する描写が
大人の対応のリアル感があっていいなと思い購入。

その感覚がずっと引き継がれた展開でよかったです。

漫画は架空の世界を描くのでリアリティのない展開も多く、
もちろんその非現実感を味わうのも一つの楽しみなのですが、
現実感のあるコミュニケーション温度で描かれてるのが
あると物語に入り込みやすくよいです。

ゲイであることをオープンにするかしないかの温度感も
リアル感ある描写でした。

30半ばのそれなりの人生を背負っている八月一日(やぶみ)と、
20代前半の真面目だけど好奇心と若さがある萩原の
静かだけど芯に熱さはある大人の恋物語。

図書館で出会う2人なので、どこか文学的な空気感があるのと、
光が透き通るような描写が素敵でした。

あと、カバー下のマンガがとても良かったです!

総168ページ(描き下ろし15ページ、あとがき?1ページ、
電子限定描き下ろし漫画2ページ、カバー下漫画2ページ)
いい♡読んでほしい!
2022年10月15日
前作の“プレイアフターコール”が大好きで、作者買いです!オオタ先生裏切らないです!!
大人な、落ち着いた雰囲気の作品です☆*:.。.
えちえち系や、ハラハラドキドキを求める方には向かないかなーと思います。
ストーリー派の大人にオススメ!!
2022年10月15日
キャラ★★★★ストーリー★★★★★エロ★★★★
前作「プレイアフターコール」がとても好きだったので、新作が出るのを待ちわびていました〜!!!
すごく丁寧に情景や心理描写を描かれる作家さんなので、今作の舞台である図書館や海はピッタリだなと思いました。こういう作家さんはハズレがないと思いますので、引き続き作家買いしようと思います💗!!
静かに進む、狡い大人の恋愛
ネタバレ
2022年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんでしたが、他の作品の評価が高かったので、読んでみようと思いました。
図書館司書の康太と、大学の非常勤講師の八月一日(やぶみ)の、11歳差恋愛。本を愛する二人が紡ぐので、文学を読んでいるようでした。特に何かが起こるのではないけれど、それぞれが抱える葛藤や逡巡、恋愛の駆け引きが、穏やかなストーリーの中で展開していきます。年上のやぶみは、自分で言うように卑怯、ズルい大人です。同じゲイの先輩として自分が体験してきた事を、窮屈に生きているように見えた康太に投影しても、ゲイという以外別人なのに。狡くて、ダメと言いつつ網をかけてる…、ホント狡い男です。でも、それも含めてやぶみは魅力的、康太が恋に落ちちゃうのも当然。やぶみに振り回されても、それにしっかり挑んでいく康太の、素直さや男らしさが気持ちいい。康太は近い将来、やぶみの上を行くでしょう。二人の初めてのKissの場面が、とっても好きです。
大人のBL
2022年10月15日
図書館の司書と、そこを訪れる謎めいた男の物語――。

初読み作者様。新刊お試し読みで、スルスルと物語に引き込まれ、そのままポチ。
物語の中で特に大きな謎や事件があるわけではないのだけれど、続きが気になって手が止まらない。最後まで一気読み。

2人が本を読んでいるシーンが素敵だった。
波の音とページをめくる音だけが聞こえる、二人の時間の静かさが心地良かった。
所々に挿入される風景がとても美しい。

ストーリーは淡々と 静かに流れてゆく感じ。
二人の関係が次第に親密になっていく過程が丁寧に描かれていて、無理がない。
読み終わったときはかなり満足感ありました。

物語に派手な展開はないので、好みは分かれるかも。
私はこのしみじみと染みる感じが好きでした。

静かな夜に、ゆっくり読むのがオススメかな。エチはほぼなし。でもとても綺麗だった。大人のBL。
繊細な大人の恋
2022年10月15日
帯の「卑怯ですね」という文句にひかれて購入。読み初めてから「プレイアフターコール」のオオタ先生と気づきました。改めて私、オオタ先生好きなんだなぁ笑

いや~、いい。好きですね、この雰囲気。
片田舎の司書と田舎にそぐわないワケありな色気を持った中年男性の恋。

静かで穏やかで、激しい展開はありません。けれど、2人の交流のなかでは非常に繊細なタッチで確実にドラマが起こっています。

ことに八月一日(やぶみ)さんの部屋を見たあとの荻原君の読みがいいし、違和感をストレートにぶつけてくるところにグッと来ました。やぶみさんのような人には、荻原くんのように踏み込んで来てくれる人が必要なんだよね…

風景や木漏れ日も美しく、田舎の空気感や海辺のドライブの風も感じられるよう。絵の運びや画角、セリフも含め、一編の作品としての完成度がとても高い。上質な映画のような質感を持っています。

優しく満たされる作品。
雰囲気が最高にいい
2022年10月15日
田舎町が舞台ですが、その独特のゆったりとした空気感が、田舎を表現している場面ではなくても伝わってくるのがすごい。
エロ少なめですが、静かな、知的な雰囲気が最高に好きです。絵が綺麗。読後感、温かい。
年の差を書いた漫画で年上がちゃんと年上っぽく見えない作品がありますが、当作品では老けている訳では無いのにちゃんとおじさん感あって、一方の若い方は本当に若さを感じる表現で、素晴らしいと思いました。
※あくまでも個人の感想です
2022年10月15日
既刊のプレイアフターコールが、何度も読み返すほど大好きな作品だったので、新刊めちゃくちゃ楽しみにしてて喜び勇んで読み始めました。内容としましては、図書館司書の青年が、たまたま気になった利用者さんとジリジリじわじわ心を通わせて結ばれる話です。海辺の街の話なのに波音を感じないような、穏やかで静かな漫画だなと思いました。ここでごく個人的な問題ですが、キャラクターの見た目が攻受どちらも好みでなかったので…全然浸れなかったです…。これはあくまで私の好みの問題ですので、作品の秀逸さとは関係ないと思います。試し読みで気付けよって感じですよね。ほんと穏やかで、DVとかハードなものじゃないけどうまくいかない家族との問題などがゆるゆる解けていく過程をすごく丁寧に描写されてるんですが、ゆったり進行するためやっぱり気になるキャラの見た目…。時間を置いて、改めて読み直します。
静かなお話
2025年4月24日
ゆっくりと静かに物語が進んでいって、距離を縮めるのにもちゃんと時間がかかっていて、そこがとても良かったです。
2人の人間性も好きでした。ただ静かに進み過ぎて、少し物足りない気もしました。
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最後のお父さんっ!!
2025年3月3日
ゲイを打ち明けた父親と折り合いが悪く、閉塞的な田舎から出て行ったやぶみさんとカミングアウトはしていなくとも優しい家族と一緒に暮らす萩原くんのお話。過去の経験から人とは一線を引いているように感じさせるやぶみさんですが、萩原くんとの出会いから変わって行く過程が丁寧に描かれていてとても良かったです。でも何より萩原くんのお父さん!最後全部持ってってくれましたー!!
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ゆっくりじんわり沁みる
2025年1月24日
初の作家さん。優しくて自然体でゆっくりな進み方。何も言わなくても、惹かれあって分かり合えて、素敵な2人だった。余韻がすごい。
年下の攻め君が真っ直ぐで強くて、理解ある大人のフリしてるけど色々と傷ついている年上受けさんを癒してあげるところがたまらなくよかった。
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抑制の魅力
ネタバレ
2024年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「プレイアフターコール」が良くてこちらも読んだ。ゆっくり近づいていく2人を丁寧に描いた作品。最後の方まで八月一日さんと荻原くんがどうするのか?予想がつかなかった。もし、八月一日さんが東京へ戻ってしまったら、荻原くんはどうするつもりだったのだろう?? お互いへの想いは抑え気味に見えるけど、この抑えた雰囲気が魅力になってて、防波堤のキスシーンは抑えた表現でも印象に残る。満足度の高い作品。
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よかったです
2024年1月7日
物静かで穏やかな雰囲気が、絵とストーリーにマッチしている感じがして、読み心地が良かったです。
失礼しますってところも礼儀正しくて、好感でした。
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暖かい気持ちに、、
ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作がとても好きだったので、購入してみました。
大人の静かな恋愛って感じですかね〜
期待してたよりはあっさりめだったなー
上品な作品でした!
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湿度を感じるBL。
2023年2月25日
しっとりと穏やかな大人同士の恋愛。あまりに穏やかすぎて感情の起伏が感じられないくらい。表情が乏しい代わりに、絵のカットや小道具や台詞で行間を読ませるような作品です。私は喜怒哀楽があって気持ちが持っていかれるような作品が好きなので星4ですが、雰囲気はとても好きな作品です。
映画だ
2023年1月5日
人も、場所も、セリフもとても雰囲気のある作品。流石に本が沢山登場することがあって、表現が文学的。八月一日の葛藤は過去からというより性格とういう印象。
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司書くんと常連さん
ネタバレ
2022年12月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるっと表題作。田舎の図書館で司書として勤めて働いている所に 田舎には似合わない人が常連となり。読めない苗字が気になり 馴染まない雰囲気がさらに気になり。でも司書と常連さんという関係から変わらない日々を過ごしていたら 偶然 お近づきになり そこから出かける間がらになったのに 告白さえさせてもらえず 拒絶され。常連さんの拒絶の奥にある 悲しみや諦めを知り 真っ直ぐ実直に向き合い続けた司書くんに救われた常連さんが 歩み寄りハピエン。高校時代にできたキズが 癒える事なく大人になり 家族とも仕事とも深く関われなかった常連さんを 大きな優しさと 真っ直ぐな気持ちで向き合い続けた司書さんがよかったです。独語とても優しい気持ちになります。
ゆっくりすすむ大人の恋愛
ネタバレ
2022年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎の図書館の司書と昔の心の傷が癒えない大学の先生とのゆっくりと進む話です。
司書が年下なのに考え方が先生より大人で傷ついている先生を優しく包み込んでいる様に思いました。
穏やかな気持ちになります。
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田舎特有の
ネタバレ
2022年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎で働く司書×田舎に戻らざるをえなかった大学講師
たんたんと進んでいく物語のなかで少しの起伏と過去のトラウマ?が交錯して、2人の物語が進んでいきます。
特に派手な展開はないけれど、良かったなぁと思える作品でした。
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大人の恋が読みたくて。
2022年10月23日
ジャケの二人から 大人の男の色気が漂っているように思えて、そして、大人の恋の物語が読みたくて、この作品を選びました。ほんとに タイトルどおり、ゆっくり進むのですけれど、そこが よかったと思います。大人の恋に 酔う事が出来ました。
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美人受けは正義
2022年10月22日
年上美人受けと年下ワンコは王道だけど、わちゃわちゃした話では無く、受けが狡い大人な分落ち着いた恋愛になっている。
それでもハピエンにはちがいないのでやや物足りなさはあったものの、余韻の残るいい作品だと思う。
小説を読んでいるような気持ちになる作品
2022年10月21日
前作が良かったので作者さん買いです。表題作のみ全5話+描き下ろしで合計168ページ。萩原が司書を務める少し田舎の図書館に、ふと現れるようになった八月一日。図書館司書と常連という関係が少しずつ変わっていくお話です。攻め・受け、どっちがどっちか分からない作品って個人的に実はちょっと苦手で、想像したのとポジションが逆だとショックを受けるタイプなんですが、今作品でもポジション不明でこわごわ読んだら予想通りで一安心でした。逆にどっちか分からない方が好きな方もいると思うので言及は避けますが、どちらか一方が女々しいとか雄々しいわけでもなく、それがこの作品の面白い部分の一つかなと。そして都会とは違うちょっと田舎の雰囲気だとか、山道を抜けた後に広がる海の情景だとか、耽美な絵柄と相まってとても雰囲気のある作品で、なんだか小説を読んでいるような気持ちになる作品でした。逆を言えば、何か情熱的でドラマチックな盛り上がりというのはないので、そういった作品が好きでない方には少し合わないかも。エチは最後描き下ろしでさらっと描写あり。最後で、過去の八月一日さんが救われて、胸のつっかえがとれた感じがしました。
余韻残ります
2022年10月18日
初めての作家さんでしたが、大当りです!静かな海の波のように揺れる気持ちが、読み手にもゆっくりゆっくり寄せてきます お話は王道だと思いますが、言葉の一つ一つに心が写し出されていて、引き込まれる作品だなぁと感じました エロとかいらないので心理を読みたい(私のような)派にはオススメです 図書館が舞台ですが、本当に純文学を読み終わったような、気持ちの良い余韻の残る作品でした ちなみに私は萩原父が好きです
知的な年上と図書館司書の組み合わせ素敵ー
ネタバレ
2022年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少し枯れてて色気のある男性がどストライクなので最高に楽しかったです。
140ページ目の運転席と助手席が逆??車左ハンドル??って思ったけどその後は右ハンドルみたいだったのでそこん所だけちょっと不思議でしたー
良かった
2024年10月14日
ゆっくりとでも確かに2人の時間が流れているのが画面越しにも伝わってきます。過去の描写もお互いの親のキャラクターが真逆なのもすごくよい対比になっていて余韻がすごく良いお話でした。
優しいストーリー
2024年6月27日
絵は苦手だけどとても真面目なストーリーで不思議な2人。とりあえず1番気になったのは、受けはおじさんで攻めの主人公は若者らしい。。。見た目同じくらいにしか見えないのだけど???同性が好きということで父親と確執があった受けと(おじさん)と、優しい父親や家族に恵まれてる主人公のストーリー。暗い内容ではないのに全体的にしっとりしてて好みではなかった。好きな人はハマる内容だと思う。内容重視なのでイチャラブはあまり期待しないほうがいいかも。
友人関係
ネタバレ
2023年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 図書館職員と利用者が、たまたま車に乗せた事から少し親しくなり休日出掛ける友人のような関係が描かれている。萩原君は好きを出してるけどヤブミさんは踏み込まない。友人関係のような話が大半です。エチ少しあります。星2よりの3
期待してる作家さま
ネタバレ
2023年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作はハマらなかったけど、漫画の見せ方が素敵で他作品を読んでみたくなったのでこちら購入。
淡々と静かなロードムービーを観てるような綺麗な物語。
ホント良かったのですが、描き下ろしに入ってる「16の子供が〜」の救済シーン…あれって連載中には入って無いってこと?めちゃくちゃ重要な場面じゃない??なんならあそこが1番グッと来たし本編に入れて欲しかった…と最後の最後でちょっとモヤりました。
穏やかで
2022年12月24日
静かな2人です。主役の2人よりも萩原くんの両親の対比が面白くて。強いお母様(自分で自分をお母様呼び)と尻に敷かれてるふうの穏やかで優しい、理解のある父親。あの母は大変そうだけど父が取り持ってくれるのでしょう、いろんなことを、これから先も。萩原くんの言葉のチョイスが時々面白かったですね。
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作家名: オオタコマメ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社