ネタバレ・感想あり紙の舟で眠る【単行本版】のレビュー

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素晴らしい日本文学
2026年6月9日
これは凄い…お初な作者様でしたがBLでくくっては恐れ多い大作映画のような作品でした。今まで作者様の名前は見知っていたけど読んだことがなかったことを後悔!キュンキュンしてドキドキするBLも好きだけどこれはもう世界線が違う。他の作品も読みたいです。
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すごいです(語彙力爆死)
2025年7月14日
「ようこそ、闇BLの世界へ」特集で知りました。ラブラブな作品ばかり読んでいるとピリリ系を摂取したくなる。モデルになった人達が死んでいく呪いは想像通りで意外性はなかったけど十分楽しめた。そして圧倒的画力。とにかく素晴らしい作品で私の語彙力では言い表せない。注目に値する作品ですのでぜひ。
これは読む映画
2026年5月6日
ため息の出るような絵の美しさ。惹き込まれる世界観。1本の映画を観たような読後感。素晴らしい作品でした。黒髪、眼鏡、煙草の組み合わせ、色気が凄すぎる。ストーリー含めとにかく最高です。
映画化されてないですよね?
2025年7月12日
画力は勿論、ストーリー構成が緻密。伏線もちゃんと回収して、胸がぎゅっとするフィナーレへ…
闇BL特集でふと手に取った本作でしたが、とっっても良かったです。ほんと、映像化されてるんじゃない?って思う完成度でした。
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電子でもカバー下読めます!上下巻ともぜひ
ネタバレ
2024年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ボロ泣きしました。
2人の人生がこめられた最高の物語でした。
どこを読んでも絵が綺麗で一瞬一瞬が映画のようでした。
完結後も2人もずっと追いたいくらい大好きです。
恐らく脚本風のページがカバー下だと思われます…!柄のみのページが脚本の表表紙裏表紙なのかなと思います。
最高です、本当に…
ネタバレ
2023年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。遥か遠き家が刺さりすぎてこちらも単行本が出るのをずっと楽しみにしてました。
綺麗な画と巧みな台詞が、脚本家と写真家の2人にぴったりハマって素敵でした!遥か遠き家よりは純粋なハピエンかなと思います。本当に最高でした…2人が幸せであれ……
うわぁ…最高級大人BLっ
2024年4月5日
イャー、マジでこの素敵な作品に出会えて感謝です!!
終始ずっと涙が止まらなくて、もうなんの涙なのかよくわかんないくらいずっと泣きながら読んだ、引き込まれました。画力と時代背景とストーリーともぉ全てが凄かった、映画を観ているかのような迫力、満足感とにかくすんごかった!
偶然見つけたこの作品をあの時買った自分を褒めてあげたいです。
紙の船で眠る
2024年2月26日
まるで大作の映画を観きった様な心にのし掛かる感動があり涙が出ていました。美しい絵に見入りながら言葉の織りなす美しさに心が騒ぎワクワクと一気に読み込みました。素敵な作品に出会えたことに感謝しかありません。


めちゃくちゃ面白かった!!!
2024年12月15日
全く語彙力は無いからしょうがないけど、めちゃくちゃ面白かった!
購入してから読むまで1年以上かかった気がするけど、早く読めば良かった!
前作が衝撃的だったので読むのに勇気がいり遅くなってしまった
素敵な映画を観てたかの様な読後感。
先生は天才か!
兎に角2人が幸せで元気で良かった
面白かった
2024年6月24日
はぁー…映画を観た様だった…
すごいなぁ…ここまでのストーリーとそれにあった凄い画力!!
BLとかもうどうでも良いとさえ思ってしまった。
読み始めたら止まらないけど、もう一度読むには気合いがいるかもww
どうか幸せに
2024年10月14日
地代背景が、しっかり描かれているにもかかわらず、BLの世界観が貫かれていると痛烈に感じました。古い時代をテーマにした作品はBLでは初めて読みましたが、どんどん物語に吸い込まれました。2人がフランスで幸せを紡いでいく姿を見て、いつかみてみたいです。
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BL漫画の括りでいいの⁈
2024年5月20日
これは、BL漫画の括りで良いのでしょうか?
漫画を読んでる感覚ではなかったです。
初めての作家さんでしたが、絵の綺麗さと重厚感、加えての心の内側を抉り取る様なストーリー。
圧倒されました。
ゆっくり時間をかけて読みたい作品です。
愛で満たされました
2024年6月30日
試し読みの数ページで引き込まれ購入を決めました。花の枯れ方の言葉には唸ります。作中に現れる日本語の美しさ、儚さ、残酷さ、潔さ…。その表現に心が揺さぶられ通しでした。切なく重い内容ですが全部全部愛だらけで、後ろ姿だけで号泣しました!
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素晴らしい
2024年8月4日
遥か遠き家に続き、こちら八田先生の作品を読みました。
漫画の素晴らしさを実感できる作品でした。
この世界を生み出すことが出来る八田先生を知ることができて良かった。
そして何より今回は悲しい終わりではなくて良かった。
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傑作映画を一本見終えた気分。
2026年5月20日
語彙力が足りません。星5では足りません。
今作もてき先生の美しい世界観と画力に平伏しました。
最後まで安心して読んでください。作品内の温度差で風邪をひくかとおもいましたが、ほんとうに心温まる作品です。
次回作も楽しみにしています。
漫画の領域を鯨の如く飛び越えた
2025年7月10日
八田てき先生、天才ですか。
映画ですよ、これ、漫画じゃないです。
読んでいるコマが頭の中でしっかり動いたり、
聴こえたりするかのような。
映写機の音さえも聴こえそうな。

映画化されたら誰が演じるんだろう。。
などと妄想が捗ります。
2023年ベスト作品
2024年1月25日
時間ができたのでポチポチ。八田先生作品はどれも画力が半端ないですが、これはもう素晴らし過ぎました。時代が時代なだけにお話に入るのがちょっと大変でしたが読み終わった後はまるで一本の映画を見た。。。純文学書を読んだような。。。なんとも言えない感覚になりました。なんでこのタイトルなんだろうと思いましたがしっかりお話の中で回収してくれてすっきりでした。
すんばらしい…
2024年7月3日
凄く美麗な表紙に惹かれて購入しました!!
中身も凄い描き込みで、BL読んでる人しか目に入りにくいのが勿体無い…色んな人にみて欲しい…
映画をみ終わった様な、そんな読後感を味わえます。
これは紙本で頁を行きつ戻りつ読みたい作品
2024年1月3日
時間を掛けて、一読では足らず。
個人的に、時代として戦後辺りを描いた作品は避ける傾向にありますが先生の「遥か遠き家」が余りに心を揺さぶる作品でしたので迷いつつもでした。まだ上巻のみの読了ですが、一人でも多くの方に読んでもらいたい思いから☆を。
魅力を伝える言葉を持たない私は、素晴らしいレビュアーの方々に感謝です。
うぇっ
2024年2月14日
ななななんちゅう、、、こんなにすてきな作品読んでもわたしの語彙力は、ななななんちゅう、、、だなんて、、、。おー!すごかった!すごいです!これもう明日、明後日ではないけれど、またいつか読み直します。体力がある時に、、、!
余韻から抜け出せない
ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 積読していて、やっと読めました。読み終わってから知ったのですが、「遥か遠き家」の作者さんだったとは…とても驚いたのですが、さらに好きになりました。
戦後の日本という、この時代にしかない空気を読みながら実感したようでした。この世界観がとても大好きです。絵も綺麗で見ていて引き込まれていきました。
下巻での伏線回収にも感動しました。読んでいて飽きなかったです。
次の作品も楽しみです。
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この物語は…
ネタバレ
2024年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言葉で表すのが難しい…
こんな物語を創り出せるのは八田先生しかいない気がします。言葉に重みあり表現も素晴らしいです。お互いが理解し合う中での不安、過去を乗り越えるため助け合う姿に感動しました。再会したふたりの表情が最初の時とは違い明るくなっていて、あたたかい気持ちになり自然に涙が流れてました。ほんとうに良かった…
何度も読み返したい物語です。
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衝撃が走った!
2024年7月1日
一言で言って、素晴らしかったです!
表現力、画力、天才でしかない。
どうしてこのようなストーリーが思い付くのか。
こんなに世界観に引き込まれた作品は初めてかもしれません。
漫画だけど、小説のような、映画を観ているような…何とも言えない世界観に浸って、時を忘れて只々夢中になって読んでました。
おすすめです。他の作品も読みたくなりました。
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ドロドロからの
ネタバレ
2024年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ どろどろしてるなぁと読み始めました
絵が綺麗で 引こまれるけど どろどろで終わるの嫌いだしと思っても 途中でやめられず 2人は 魅力的だし 出てくる主人公以外も 話がもっと膨らむくらい 読みたいし
推理ぽくなるし 凄い作家さんだなぁと思って読み進めて行き なんか甘々のラブストーリーで終わって 一安心 読んだ後 ホットできて ますます好き
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ネタバレ
2024年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて、でも読むのを躊躇っていた作品。
もしかして怖いのかな、グロいのかな?アンハッピー?
でも読んでみて大正解。
2冊とは思えない壮大な、深いお話。
作者さんの言葉での表現が素晴らしいし、絵も本当に見事でした。
そして苦しみ続けた二人が幸せになってくれて、本当に良かった。
最後まで展開が読めなくて、面白かったです。
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す…すごい…
ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、この話はハピエンです!安心してください!
画力が凄すぎてなんかもう…ぐわああっっと世界観に引き込まれました…。言葉の表現が繊細で読み解くのが難しい箇所も何箇所かありましたが、そこから出る上品さに圧倒されました。ぜひ、試し読みで雰囲気を見てブワッ!ときた方は2巻(mustです!)のご購入をお勧めします!というかしてください!!
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どこを切り取っても一枚の作品になる
2024年8月26日
ストーリーは重く難しいというか、、(?)ストーリーが全く理解出来ないという難しさではないのですが非現実的な内容やキャラに感情が入り込めないので若干読んでいて苦労しましたが、それ以上に絵が素敵で画集を見ているような感覚で読めました、この書き込み量とこの作画で240ページほどあるので、すごいなぁと感心してしまいました、、
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まるで1本の映画
2024年8月19日
これは、、これはすごい、、、上下読み終えたときのなんとも言葉で言い表せない満足感。八田先生の紡ぐ言葉、作り出す世界観には頭が上がりません。もはやBLという枠をこえた作品。
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すごい
2025年7月12日
無料読みで引き込まれてしまいました。内容も絵も上手い
小説を読んでいる感覚です。スタッフさん推しでありがとうございました。迷わず買いですよ!
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脳に焼き付く
2025年7月8日
絵や言葉、漫画を構成している全ての表現が、もうなんという心地よさ。
主張が激しい訳じゃない、かと言って伝えたいものが弱いわけでは断じてない。洗練されたセンス技巧が詰め込まれた、職人技のような完成度の漫画だったと感じました。
不安恐怖幸福希望、各々ずっしり重みを持って、一撃一撃うちこまれた(私に)印象。キャラクター達の人間味が深かったせいだと思っております。作者様何者。作者様の作品もっと知りたい。
素晴らしい漫画に敬意と感謝。
純文学BL、最高です
2024年2月5日
一作目も既読済で、かなり好きな内容でしたので、今回も購入しました。
上下巻一気に、でもゆっくりと読ませてもらいました。内容はとても濃く、絵も一コマ一コマが描きたい風景を切り取ったかのように綺麗で、ページを捲るのも勿体無いと感じるほどでした。作品のボリュームからすると、BL漫画の中でも濡れ場は少なめでしたが、読了後の満足感はそれを感じさせないものでした。何度でも読みたくなる作品です。買って後悔はしないです。多くは語りません。とにかく読んでほしいです。
レビューを書かないわけにはいかない。
2024年11月4日
全てが美しかった。
先生の使う言葉とイラストが美しくて、読み終わった後も余韻で涙が止まらなかったです。
映画のような作品で、紙でも購入させて頂きたいと思います。
すごい画力と純文学な、、、
ネタバレ
2024年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず作画に惹きこまれます。終戦後の時代で写真家×物書きのお話です。
内容は幼少期の列車事故で生き残った二人のお話で何度も何度も読み返さないと腑に落ちない難しさがあります。受けの作品が映画化されると出演者が死ぬとか死神、攻めが受けの首を絞めるとか色々とドロドロ重いお話ですが作画と合いまくりで見応えすごすぎです!最後まで幸せになるのだろうかとソワソワしました。執着年下攻めと黒髪美形眼鏡受け最高でした。
桜のように美しく悲しい
ネタバレ
2024年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ夢を見て、紙の船の中で、モナリザの優しい目の波に落ちたように、虚実が織りなす華やかな映画のようだ。ただ、彼らはお互いを見つけた。虚と実、あなたは虚妄の中で私の唯一の真実です。
まるで映画のようだ
ネタバレ
2024年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始まりから惹き込まれた。なんなんだこの薄暗い質感は!!!この作者さんの年齢は存じ上げませんがこの時代に生きていたかのような表現や雰囲気を出すのが素晴らしすぎます。。。私もこの時代を生きていたわけではないのですが、この作品を見るとその世界や時代に一気に連れて行かれます。絵が細部まで美しく、風景もそうなのですが、虫や花が美しくいきいきと描かれるのを見て命を感じました。絵や表現方法も素晴らしいですが、特に今回の作品では言葉の重みを直に感じました。
大注目の八田てき先生!
2024年11月27日
まず絵は本当に言うことありません笑一コマ一コマが芸術品です。ここまでの画力それも漫画的画力があるbl作家は他にいません。そして小説のようなストーリー。この純文学みたいな雰囲気が大好きなんです!もっとこういう作品増えてほしいなー。
本当に今期待している推しbl作家です!個人的に八田先生にはもっと壮大な国家権力と戦うようなSF系のドロドロしたストーリー描いてほしい!そしてもっと有名になって欲しい!それくらい期待値高いです!
ぜひ読んでみてください
2024年6月30日
表紙の印象と違って、読み始めたら最初はサスペンス?怪奇もの?と思ったら違いました、表紙のイメージでOKです。なかなかいい!主役2人の心の動きとか、主人公が脚本家と言うだけあって、セリフが叙情的なところや重みがあって、他のレビューでも映画のようなとかBLに収まらないとか、コメントがいられます。ほんとにそう思います。物語をしっかり読みたい人にオススメです。今日までクーポンお安いです。まずは上巻だけでも
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映画化希望
2024年5月20日
あまりにも耽美で芸術的すぎて、是非とも映像化してほしいです。
内容と合わさってより一層この作品の良さが伝わると思います。久々にBLで泣きました。かなりおすすめです。
圧巻
2024年6月28日
上下2巻でこの内容はすごい
言葉や表現が小説のようにもあり映画のようにも感じられ映画を見終わった時と同じ感覚でした。
絵も美しい
他の作品も読みたいです
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まるで映画のよう
ネタバレ
2024年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画を見たような読後感でした。
途中、2人の行く先かどうなるのか不安になりましたが、ハッピーエンドでよかった。
とても絵が綺麗で引き込まれました。
下巻まで読むとハッピー
2025年7月13日
上巻はドラマティックでありながら時代背景もあって描かれる世相は重苦しいところもあり、脚本家として芸能の世界に生きる憬の背負う苦しみが切々と語られ続けるのも燿一が自分の価値を見出せずにいるのも辛かった。下巻で明らかになるカラクリには反吐が出る思いをし、どんでん返しは本当に胸のすく思いで爽快だった。2人の切ない恋も最後には明るさしかないような幸せな結末になっていて(パリか!パリは良かった!愛情表現がフランス並みになっている憬も最高に好みだし基本ワンコな燿一がオス味を出してくる一コマ最高)良かったです。
^_^
2026年6月5日
個人的には不可侵領域なBLですが、たま〜に表紙が美し過ぎて手を出してしまいます(^_^;)今回も2巻まとめ買いです☆良き☆
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ずっしりとした読後感
ネタバレ
2023年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 画力に惹かれて読みたくなりました。まず2冊にまとまってることが凄いなと。舞台が戦後なのでなかなか入りづらい所もあり、セリフも詩的で美しく私は1度噛み砕く必要があり時間がかかりました。それとは逆に2人の生い立ちがかなり壮絶なトラウマ級。そこが軸になっているのですが、色んな角度からの結びつきが怖いくらいにハマっていって引き込まれました。簡単に言うと、憬の心の救済ストーリーなのかなぁと。しんどい描写も多いからこそ些細な幸せがすごく大きくてラストは感動です。ただ次読み返すとなると割と気合いがいるなぁ。。いや素晴らしい作品でした。
読むの疲れた。でも最高!
ネタバレ
2024年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが書きづらい読後感。でもオススメしたいから書く。
綺麗で繊細だけど重い作品なので、どっぷり世界観にハマれないと途中で読むのが辛くなるかもしれません。
私は作者推しなので、1ページずつ有り難く拝読しました。
ラストはメリバになるのか?とハラハラしましたがハッピーでほんと良かった。
欲を言えばヨウイチ君の内面をもう少し現して欲しかったけど、続編はあり得ないんだろうなぁ。
作者様、こちらのディープなパワーの反作用を「やくざの推しごと」でまた見せてくださるのをお待ちしてます。
すごく面白かった!
ネタバレ
2024年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さん。絵に惹かれて何となく購入したんですが、ホント買ってよかった。こういうBLがこの時代にこの画力で見られることに感謝。雰囲気が暗めなので少し構えて読んでいたけど、まぁ少しそういう描写はあったしちょっと苦手ではあったんですが、それでも面白かった!!!と思うくらいには読後感は良かったです。端にちらっと出てくる単語や小道具にも少し考えさせられるものもあったので、しっかり描かれてるなと感じました。ただシニシズムな退廃さとかエロとか求めてると肩透かしをくらうかも。
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良かった
2024年7月21日
ずっとバッドエンドばかりを予想しながら読んでいたので、時間は随分かかったかもしれませんが、ハッピーエンドで本当に良かった!先生、ありがとうございました♪
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すごい。映画一本みた後みたい
2024年7月23日
そんな余韻に浸れる作品です。
細雪とか、そんなノスタルジー溢れる世界観。
画力もストーリー性も、
文句なしに素晴らしい!!
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大丈夫だからマスト買い(強火長文)
ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買い。たしかに純文学BLで再読必須。
まず大きな声で言いたいのは、最後まで読んで大丈夫。BLデビュー作がアレだったので(私は星10つけたけど思い出しただけでアレなので再読できない)、怖がる読者さんいるかも。でもこの作品は大丈夫ですよ!
二作目のギャグ漫画振り切れすぎの作者さん、引き出し多すぎて頭の中覗きたい。映画や書籍をたくさん読んでこられたんだろうな。

間違いなく作者さんは全部完璧にプロット立ててから連載開始してますね。もしかしたら完成してから連載開始したのかな。23年5月にWeb連載開始、11月に最終幕手前までWeb掲載して12月単行本上下巻発売。この短期間で戦後の混乱から発展する日本の映画界を舞台とした夢うつつを行き来する重厚なストーリーと、背景や小物全ての時代考証も必要なのに完璧な描き込み絵を併せもった作品を創作した作家さんは私にとって初めて。心から尊敬します。作者の作品への熱意だけでも買う理由になりますよ。シーモアさんでレビュー数がまだ少ないのが信じられないし、この作品が売れなかったらそれは世界がおかしいと思う。。

戦後混乱期を生き延びた空っぽな写真家見習いと、死神から溢れる言葉を紡ぐ脚本家の話。難解なモノローグ、脚本家視点での夢うつつのシーン(現代と違って薬の規制があまりなかった時代、眠らないため集中力を増すため等々の理由で脚本家さんは薬物を常用していて、その結果元々夢想家だったのがさらに幻覚を引き起こしていたはず)があり、ストーリー自体はテンポよく進んでいくけど、読み流すことはできません。じっくり読むか再読して、様々な会話や絵の伏線を拾ってください。

あまりにもクオリティ高すぎだからこそ欲を言いたい。ページ数に限りがあったからか、上巻の蜜月時期でのエピソード描写がもう少し欲しかったな。甘いシーンと笑顔が上巻中盤以降は回想にしか出てこないので、この人たち気づかずこんなに求め合ってるのに、何だかいつも辛そうだったよっていう印象になってしまう。

あと小さな声でいいますが、電子特典がないので、紙本で有償特典買う方がいいかも。もちろん電子版単行本にも描き下ろしの最終幕とその後話は収録されてるけど、それだけでは全然足りない、甘々ラブが。。上下巻で辛い悪夢のシーン満載のあと、安心して和やかでかわいいふたりをもっと眺めていたかった。。
有償特典の電子化、切に希望します。
言葉の持つ力を実感する素晴らしい作品
ネタバレ
2023年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしい画力。
センスの研ぎ澄まされた台詞運び。
その中に漂う戦後の日本に漂う死生観と芸術の中に自分の存在意義を見出す者の業の描写。
読み始めたら、ひたすらどのような航路を辿るのか分からない舟旅が始まり、終点に着くまで、物語に惹き込まれてしまう吸引力に圧倒された。

それこそ、一本の映画を見終わったかと思ったら、さらにショートフィルムが続くようなストーリー展開と、中だるみなしの構成力。
凄い。唸るしかない。
ダークファンタジー、ミステリー、ラブロマンスといった一つのジャンルに括ることができない。
幼き頃に瀕死の重症を負い、血を吐くように言葉を紡ぎ出す脚本家憧(けい)に終始まとわりつく死の影。
対して、明るく振る舞いながら内面の虚さを抱えて生きてきた写真家見習いの耀一(よういち)。
同年代ながら、一見対象的な2人が、互いの存在によって生かされながらも、とらえ、とらわれることで相手に何をもたらすのかを考え、もがき苦しむ様からは、終始不穏な空気が流れ、高い緊張感が続く。

ネタバレなしで、作品世界に浸って欲しい。なのでこれ以上余計なことは書けないのだが、終盤にはそれまでとは違う自然体で、生きる力にみなぎる2人に会える。

凄い作者だと聞き及んでいたものの、一作目はエンディングが怖くて未だに読めていない。
だが、本作で皆口々に凄いという理由が分かった。
絵、台詞、構成、テーマ、全てがハイレベルで純文学、映画、写真、といったジャンルをも統合した総合芸術作品のような味わい。
この作品の愁眉は自分が脚本を書くと人が死ぬと思い、筆を絶った憧が、取り憑かれたと思ってきた死神の正体と向き合い、自分の武器である言葉によって立ち上がり、真の敵と闘うシーンにあると思う。言葉が随分軽くなってしまった今、言葉の力を信じる作者の思いが滲み出る。
ちなみに身体を合わせるシーンは結構早めからあり
文学作品でも読んだかのよう
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出だしからオカルト要素が含まれ耽美的かつ退廃的でもあり、戦後の混沌と復興の狭間、この雰囲気のままどういうお話が展開するのだろう?という興味と共に没入。
自分は初めての作家さんですが上巻248P、下巻226Pというボリュームで、まるで文学作品でも読んだかのような内容でした。
この方も凄い作家さんですね。最近は作風・作画共に感心するような技量の作家さんは多いですがこの方もまた然りで、花が散る様を表している箇所があって、そんな風に表現するのか・・・と、日本語表現にも感嘆。
作中の景色もそこに寄せられる表現もまた美しく、これはコミックなのかな?マンガってどんなだったっけ?としばし困惑(笑)。
戦後復興の誰もが生きることに必死だった時代、自分の仕事に対してひたむきさや志を持って就いていたひと昔前の日本人の良さも垣間見られノスタルジーを感じます。
途中どうしようもなく泣けてしょうがなかったのは上巻の最後の方で憬に打ち明けた燿一の本音の部分。
誰に対してもそんな風に思わせてはいけないのに憬が心中を伝えなかったばかりに、結果追い詰め・・・燿一の痛いほどの想いに、その不憫さに泣けて泣けてしょうがなかったです。
下巻は更にサスペンスタッチが加わり頭脳戦へ。自分としては好きな展開だったのであっという間に読み終えました。
憬の両親の身勝手さには、幼子を抱えてよくそんな決断ができるな!と腹が立ったものの憬が憎んでも恨んでもおらず両親への想いを手放せたことは救いで・・・読んでいるこちらは内心腹が立っているんですが想いを手放した部分の描かれ方もまた綺麗なものだから溜飲が下がるというか・・・ 丸め込まれた感じがしないでもない(笑)。
それぞれの苦悩と愛が詰まっていて胸が締め付けられる部分もありましたが、読み応えがあり読後感も良かったです。
次は”心して”もう1つの作品も読んでみようと思います。
純文学作品ですね!
ネタバレ
2026年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすが八田てき先生!! 一体、どれだけの本を読み込んだのだろうと思わされる様な言葉の表現に圧倒されます!綴られる一語一句を拡大して読んだので、ちょっと時間がかかりました。(1日で上下巻とも読んだけど)
先生の描かれる目元のアップ!魂を得た輝きがあって本当に大好きです!
実は上下巻とも何ヵ月も前に買っていたんですが、ほの暗い作画から覚悟がないと読めない気がして、手が付けられずにいたのです。

ネタバレ含むので、まだ読みきっていない方はここでストップ!

幼い憬が大人達に翻弄され、呪いの言葉にがんじがらめにされていたんだなぁと思うと本当に可哀想で…
インナーチャイルドを癒してあげられた憬には、本当にお疲れ様って言ってあげたい。自分自身でしか解き放ってはあげられないんですもんね。
ノスタルジックな描き込まれた情景と共に三味線の歌声が聞こえてくるようなそんな重くもあり、素晴らしい作品でした!!
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美術館を巡ったような
2024年2月14日
無料配信サイトで拝読しておりました。無料で面白かった作品は応援の意味も込めて購入しているのですが、最近は無料漫画配信サイトの質が高く、正直、記念購入くらいの気持ちで購入していました。

だ・が・し・か・し

本作は全く違います。無料で気になるところで「続きは単行本で!」みたいな気になる終わり方でもないんです。
購入するまで、配信時点でハッピーエンドだと思っていたんです!!
たしかに、回収されてない伏線はあったはずですが、美しい作画と圧倒的世界観の前でちょっとオカルトかな?くらいで流されていました。あくまでも私の中で。

だから、纏めて読めたらいいなぁ〜くらいの軽い気持ちで買ったら…

嘘…あの後、もう一波乱あって、緻密なストーリーの伏線が全部回収されて、目が腫れるくらい泣くことになるなんて。
最終幕の畳み掛けるように訪れた二度目のクライマックスにただただ感動しかありません。

どこを切り取っても★5では足りぬ素晴らしい作品です。ライトなわちゃわちゃ可愛いBLだったり、エロ重視のBLが好きな方にはあまりオススメはできませんが、美術館を巡った後の名残惜しいような疲労感が読後に残る、そんな物語のように思います。
八田てき先生……何者?
2024年2月4日
どう生きてきたら今の時代にこんなすごい作品を生み出せるんだろう…
奇跡のような画力とストーリー…規格外なふたつの才能を併せ持つ八田てき先生の、漫画家としての底知れなさにぞくぞくした。BLなんだけど…間違いなくBLなんだけど、完全にBLの枠を超えてる…
純文学、一本の映画、他の方のレビューがこの漫画を表現するのに的確な言葉を使って下さってて、読後感がまさにその通りでびっくりした。
最初から最後まで綿密に練り上げられたシナリオで二人の男の人生を描いた凄まじい熱量を感じる作品。千冊以上BL読んできたけど、間違いなく一生の記憶に残る傑作です!
書き綴った原稿用紙に帆を張って漕ぎ出す
ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦後から高度成長期にさしかかる頃、若き天才脚本家•北原憬は、自分の書いた映画のモデルが次々と亡くなってゆくことに恐怖し、筆を折る決意をします。罪悪感に苛まれて横浜の場末で飲んだくれていた憬は、一人の青年に拾われます。三上燿一は憬のことを知っており、あいまい宿にある自室に招いてくれます。その部屋は燿一の撮った写真でいっぱいで、燿一は憬の映画と出逢って写真を撮ろうと思ったのだと嬉しそうに教えてくれるのでした。明るい燿一との出逢いは、憬に希望を与えると同時に、封じ込めていた書くことへの情熱を再燃させ、憬を苦しめるのでした。言葉が奔流のように生み出されてゆく天才•憬に付き纏う少年の姿をした死神、かつて幼い憬と燿一が偶然乗り合わせて二人だけが生き残った市電の大事故、運命的な二人の出逢いが幸せへと昇りつめるのか、地獄に堕ちてゆくのか、読者ははらはらしながら読むことになります。古いフィルムカメラや万年筆を始め、高い画力で細かく描かれた街並みや風俗などの背景、選び抜かれた言葉がストーリーをさらに重厚に演出します。戦後の社会の闇と心の病みとが重ねられ、好き嫌いはともかく作者さまならではの湿度の高い仄暗さが満喫できます。
創造された死神
ネタバレ
2025年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやぁ、レビュー書いてなかったんだな?
傑作なのに。たぶん、遥か〜と同じく読み終わって呆けていたんだと思う(笑)ちらっとずつ単話のときに読みつつ最後まで読まずにいて、コミックスが出たときに紙を買った。
たぶん、電子もそのあとに。

八田先生って凄いと思う。ストーリーテラーだね。
上下巻の中で幾つもどんでん返しがある。

事故、映画、不幸、出会い、死神、脅し、抑圧した記憶、別れ、真実、救い、ラブレター、再会。
素晴らしいね
死神は意図的に創造されたものと、自身の抑圧した子どもの心。事故を通して封印したから、ああなんだろうな。

確かな愛は、途切れないという希望だな。
出会えてよかった。絡み合った2本の筋は運命共同体。
映画を観終わった気分。惹き込まれ世界観に浸る。

エチはあります。が、幸せと苦しみの象徴。
解放された喜びをみると安堵する。
素晴らしい作品。そのまま映画化してもいいんじゃない?
深い‥とても深い作品
ネタバレ
2024年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出逢えて良かった…
間違いなく超大作。上下巻で超大作?と思われるかもしれませんが、ストーリーの濃密さや繊細さ、情景や画の緻密さなど、ズッシリとした読後感で間違いなく超大作。他の方のレビューにもありましたが、ぜひ読み返しをおすすめします。ストーリー重視で性描写は少なめです。作中に出てくる薬はヒロポンですよね。
当時は薬局で普通に売られていて、現在のエナドリ感覚で使われていた薬(注:成分、薬効はエナドリと全く別物です)物書きである主人公とその父親も産み出す苦しみから(主人公は溢れる言葉を書き連ねるため?)薬の常用者となり、薬に苦しめられますが、その描写も凄い世界観で現されています。また私はBLの涙が好きですが、主人公二人の涙が、それはそれは美しい‥
性行為も快楽や享楽とは別物の、二人が生を感じて命を確認する神聖な行為のように思えます。
お互い複雑な出自で育ち、一度死にかけ、奇跡の出会いをした二人が呪縛から解かれ、なんのしがらみもなく作品をつくって穏やかに生きていけるよう、願わずにはいられません。
八田先生の作品に出会えて良かった!
まるで小説。言葉が私のからだをめぐる。
2025年6月7日
ようやく読めました。1ページ1ページが濃い。見逃すことができないと、私自身が警告を鳴らす。漫画であるはずなのに、小説を読んでいるような不思議な感覚でした。そして、物語では脚本を書いている。幾重にも重なった、先生の技量の素晴らしさに感服です。言葉選びが本当に素敵でした。自分のなかに言葉が溶けていく。事故によって人生を決められたかのような2人の再会。執着。物語がどのように幕を閉じるのか最後まで気が抜けませんでした。途中からは感情が涙になって、私の頬を静かに濡らしました。2人が幸せな日々を過ごし、同じ夢を見ることができていると信じて。私はこちら側の世界から、祈っています。
???
ネタバレ
2024年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感嘆。言葉が出てきません。鮮やかで艶やかな筆致、緻密でいて奔放な構成、熱量の籠った文章。一頁捲る毎に情報の濁流に押し流されそうになるんですが、物語の芯がしっかりしていて骨太なので、見失わず読み切ることができました。すごいですね、圧巻でした。
何を言っても自分の中にある言葉だけだと陳腐になってしまう、けれど言葉にする努力を放棄するのは不誠実なのではないかと思ってしまって、書かなきゃと思って書いてるんですけどな〜〜〜〜〜んも書けることないわ。ウワーッスゲーッオモシレーッ!くらいですね。感想文なんですが自分にちょっと引いたシーンがあって、序盤の方に三上さんの写真を見て”生きている”と感じて北原さんが涙するシーンがあるのですが、自分もまだ最初の方なのにここまでで既にこの物語の生命性に圧倒されていて、感受性が爆発して同じように泣いてしまったんです。どんな物語にも生命の息吹が吹き込まれていますが、ここまで共鳴させられるものに出会えると、一瞬恐怖するんですね、驚きました。
あと読んでいて、小説みたいで写真みたいで映画みたいな漫画だな〜と思いながら読めるくらい、色んな媒体のエンタメ性が詰まっていると思います。だから読んでいてすごい楽しいんですけど、読み終えると疲れます笑 遊園地かもしれん。大はしゃぎでした。
ま、漫画…?
ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は何を観たのか…漫画…?映画ではなく…?いや、映画…?小説…いや、映画か…?混乱です。
信じられないです。上下巻の漫画を読んだあとの余韻じゃないですこれは。分厚いシリーズ物の小説を読んだとも言えるし、長編映画を観た後のずっしりとした余韻を味わっている様な…とにかくすごいものを観たんです信じて下さい。
発売前から表紙絵がとにかく好みで、軽い気持ちで買おうと決めて買いました。
まず、絵は本当にエグいです。画力がすんごい。表情にぶん殴られ細部の細かい描き方を目をガン開きで眺めました。
ストーリーは軽い気持ちで読むと理解出来ないかもしれないです。言葉選びが凄くて理解出来ないのが楽しいというか…今すごいものを読んでいるというワクワク感が楽しい。何回も読み直したいけど読み直さず最後までとにかく読んだ後にもう一回読みたい。
だけど暫くはこの余韻から抜け出したくない…漫画を映像で観たいと思ったの初めてです。今までに読んだことの無い作品でした。大切にします。
よくここまで描き切ったなぁ。
2024年6月29日
BLの良さって色々あると思うけど、人生の苦楽を昇華してしまう作品があるところが好きだ。この作品もそのタイプなんです。
モノローグがとても多いのだけど、その言葉ひとつひとつが
本当に綺麗で刺さる。
読んでいると広がり続ける情景の海で漂っているみたいな感覚になる。
ストーリー、絵、キャラクター性、エロス、どれを取っても満点です。
とても密度の高い作品なので、ゆっくりと時間をかけて読むことをおすすめします。没入感が素晴らしいです。
間ををいて何度も読見返したい作品に出会えて嬉しいです。これだけの熱量と、内容をまとめ上げた作者さんの力量に圧倒されました。また追いかける作者が1人ふえました。
是非是非おすすめします♪
世界観が合えばとてもハマれる
ネタバレ
2024年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦後間もない時代、幼い頃電車事故に合い生き残った2人が織りなすお話。映画の脚本家に成長したが脚本のモデルが次々に不幸にあい、筆を折ってしまった憬は自暴自棄になっているところ、写真家の卵の燿一に介抱され心を通わせていく。2人の時間を過ごすうちに憬は燿一をモデルに書きたい衝動に駆られるようになり…という展開。戦後やその頃の日活映画のような雰囲気なのでちょい難しく感じるところもあるけれど、悲運な2人が苦しみながら藻掻いている様子ととても合っていて世界観に惹き込まれたら上下巻あっという間だし、種明かしがわかってから改めて読むとわかりにくかったところもクリアになって何度も楽しめました。最終話が全部描き下ろしになっていて、このラストまで読まないと全てがクリアにならないので是非とも連載読んでた人は単行本も読んで頂きたい!■追記■レビュー掲載直後はカバー下ないとか書いていたのですが、他のレビュー主様の言う通り、カバー下あります。何を見てたんだ、私は。以前ここを見て誤解してしまった方、申し訳ありませんでした。
難しく重い
2024年3月5日
正直サクッと読めるBL漫画ではない為人に勧めるかと言われれば微妙です。この作者さんの作品は重めな作品が多く(作風にも合うと思いますが)、個人的にホラー要素も感じます。昔の風情ある作品の為今時のキラキラしたBLが好きな方はハマらないかもです。キャラクターの心情などを理解するのが難しかったですがやはり八田さん。作品に引き込まれます。色んなことがあった2人がどうか幸せな余生を、、と思いますね
あと漫画に関して言えば絵がうますぎます。BL作品においての絵が綺麗とかのレビューって、個人的に萌えを含んでいるからそれに対するものありきだと思っているのですが、この作者様はまじで絵が上手い!!!!って感じです。風景とか作画コストが高そうだなあ〜と思います。今回の昭和でノスタルジックな雰囲気の作品にこちらも心が溶け込むようなそんな気持ちでした。次回作も期待しています。
上下巻読了後、カバー下をぜひ。
2024年4月3日
と、作者様が書かれていましたのでその通りに読みましたが、本当に伏線回収が素晴らしいというか、読み終わったら必ずもう一度読みたくなる作品だと思いました。皆さんのレビューをネタバレしない程度に読んでいたら、「当時の一本の映画を見終わったような読後感」と書かれていてそんなに壮大な物語なのかと思っていましたが、そういう意味ではなかったのですね。読み終えてその感想の意味も理解致しました。内容的に途中メリバになりそうな予感、、と思うところがありましたが、読後感とても心地よいです。私は大好きでした。この時代の世界観に惹き込まれる感覚、言葉の重みが胸にずっしりと沈む感じが余韻を残していて素敵な作品に出逢えたなと思います。正直BLという枠に留まっていて良いのかと思うほどです。落ち着いて心に刺さる物語を堪能したい時に読むのをオススメいたします。
ゾクゾク
ネタバレ
2024年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 八田先生作品は良い意味で私自身余裕がある時にしか読めず、こちらの「紙の舟で眠る」は購入していたものの今日まで読めていませんでした。やはりストーリーは重厚で暗め、それでも絵の綺麗さで読みやすいです。というかほんとにほんとに、絵がとっっっても綺麗なのです。もはや絵だけでも買う価値があると思ってます。いや、絵だけで終わる先生ではないのですが。。何はともあれ、他の方もおっしゃってますが、映画のようなのです。昭和の邦画を見ているかのような。。最後の方のシーンではゾクゾクしてしまいました。これだけ濃厚な物語を、よく上下巻でまとめられたなと思います。何度も読み返して読みたいと思います。大好きな一冊となりました!
とにかく読んで!今回はハピエンだから!
2024年7月11日
作者様の美しすぎる絵が大好きですが、前作「遥か遠き家」がメリバだったので今作もそうなのか、、(涙)と思って覚悟して読みました。が、今作はハピエンなんですよ!もうそれだけでも幸せだーーー。
主人公は脚本家の憬とカメラが好きな燿一が幼い頃の事故でお互いが唯一の生き残りだったと知り大人になって再会するところから話が始まります。上巻では2人の出会いから蜜月、そして自身の才能への苦悩などが描かれていますが下巻では上巻での迷走や混沌とした自身の精神の理由がわかったり2人の開けた未来に向けての動きが見られます。
お話は前半は夢なのか現実なのか、空想なのか事実なのかよくわからない状態になることがありとても不安で不穏な感じなのですが後半は霧が少しづつ晴れるように話の先も明るくなります。
全体的にドラマを見ているような実写と漫画が混在しているようなリアルな背景と人物の表情にグッと話の中に引き込まれていく感じがします。お話も絵もとても上手で読み応えのある作品です。骨太でどっしりしたお話が読みたい方向けです。多くはないですがエロもあります。
大号泣でした、、
ネタバレ
2024年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初暗いお話かと思い試し読みで買うに至っていなかったのですが絵が綺麗すぎて思い切って購入しました。
結論から言うと本当に買って良かったです。
皆さんも言っているように映画を観たような気分です。
一つ一つの言葉が場面や心情を細やかに表していてとても洗練されていると感じられますし、絵がとても繊細で美しいです。
ストーリーも読んでいる途中どのように終わるのか、ハッピーエンドでは無いのかもしれないとドキドキしながら読みましたがちゃんと二人が結ばれて、約束も果たし、お互いに愛し合えることができて本当に良かったです。
読みながら感情移入がとまらず、2人の心情と美しい言葉たちを見つめずっと涙を流しながら、読ませて頂きました。
美しい作品をありがとうございます。
本当にたくさんの人に読んでもらいたい作品です。
もはや文学書を読んだ気持ち
2024年5月23日
全てがBL、いや漫画のくくりに収まらない。映像のように見える世界観。
試し読みだけでは無く、せめて上巻を購入し読んでほしい。
好き嫌いはわかれると思うが、刺さった方には美しい世界観に没頭できると思う。
戦後昭和、トラウマと死が絡む複雑な構成。
2026年4月10日
全2巻、各巻200ページ以上でたっぷりのページ数。
独特の手の込んだ美しい作画で、時代背景やお話の重みを良く表しています。

しょっぱなから重い展開で、中盤でも暗い一面もいくつかあり、先行きが安心できない。
思わせぶりな場面もあり、深読みすることもできそうなやや複雑な構成を持っています。
好きな方は何度か読むと、また違った解釈ができそう。

基本的には仄暗いお話なので、好みが分かれそう。
明るい、わかりやすい幸せのお話を期待する方には向かないかも。。
レビューのみんなの言う通り
2025年7月16日
こんなにレビュー通りの神作だとは。。。言わずもがな、美しい作品でした。濡れ場まで美しいとは…本当に映画1本観たような感覚でした。なんという満足感。こんなに満たされたBLは初めてかも…いやBLの括りで言っていいのかも分からない…サンプル読んで気になったら買った方がいいです。絶対後悔しない
闇を乗り越えた先に
ネタバレ
2025年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「遥か遠き家」と続けて読みましたが、こちらも素晴らしい。長編映画を観た感覚です。ストーリーも設定も細部に至るまで丁寧に描かれていて、八田てき先生の凄さを感じます。ホラーではないです。闇を乗り越えて光を掴むハピエン。その点が心配で読むのが遅れた事に後悔。芸術的な感動名作を読み逃さないでください。
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ドキドキする、、、
2025年7月6日
何が真実なのかわからない闇の中を行きつ戻りつしながらだんだんとピースがはまっていって、ようやく全貌が、、?読んでのお楽しみ BLではあるけどそれだけのカテゴリーには入りきらない物語です。
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感動と尊敬
2024年2月18日
1ページ書き上げるのにどれだけの調査と労力と根気etc使ってるんだっ!?と、1ページ読むごとに思ってしまうほど、もう尊敬しかない!えっ、このボリュームでこの値段、安すぎやしないかい。
ストーリーも最後まで読み終えた時、壮大な絵巻物を見たようなしばらく余韻がとけない、、と気づいたら初レビューを書いておりました。
とにかく絵が美しい
2024年1月25日
時代は戦後。米兵が幅を利かせ、赤線が残り退廃的な雰囲気が漂う。海が近いから、横浜あたりかな。受けは一世を風靡した脚本家。死の幻覚に苛まれている。攻めは歳下で、駆け出しのカメラマン。三島由紀夫か谷崎潤一郎の小説を読んだあとのような読後感でした。
最高!!
2024年2月16日
ずっと気になってた作品でしたが、控えめに言って最高でした!!!!
ほんとに漫画かな?って思えるような世界観で、映画を見ているような感覚でしたが、それもまた楽しく見させて頂きました!
誰かこの作品にふさわしい言葉をください
ネタバレ
2025年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 圧倒的な画力と紡がれる言葉、その生き様の切実さ。
崩壊していく精神世界とその退廃の耽美。そして再生。

何もかもが芸術的で純文学的で、一度読んだだけでは頭も感情も処理が追い付かず何度も繰り返し読み返しました。
一度目はさらっと読んでいた部分を回収できたり、思わぬところで涙があふれたりして読み返すたびに新しい発見があり、上下巻で収まったとは到底思えないくらい内容が濃かったです。

「精神を蝕む恐怖を愛していた」という表現にドキッとしました。
一度憑りつかれてしまうと、それは孤独や喪失を餌にしてどんどん膨らんでしまい、そこから抜け出したいようで実は浸かっていたくなってしまうのかも・・・誰もがわりと簡単に陥りそうで怖いなと思う。

文章しかり、写真しかり、絵画、音楽、舞台、映画、もちろん漫画も他全ての分野において命を削って作品を生み出そうとする人たちは、皆どこかで精神的死と隣り合わせだと感じます。だからこそそういう生き様を見せつけられると衝撃を受け涙が出るのだと。
花の散り際や消えゆく花火など”滅び”に美を見出すのも、どこかでその”死の匂い”を感じ取っているのかもしれません。
やはり美と死は近い所にあることを改めて思います。

そして「梅は零れてこそ」・・梅の威力を知りました。
咲いている時は慎ましやかなのに”零れる”時の色っぽさは桜や牡丹以上。涙を流すようにぽろぽろと落ちるから”零れる”んだそうです。最初に表現した人天才だと思う。昔「私は桜より梅が好きなんですよ」と言った上品なイケオジを1人思い出しましたがそういう事だったのかな??なんかエロい・・・

終盤、苦しみながらも憬と燿一はお互いの存在を感じながら再生していき、もうそこに死の影はありません。まさに自分たちの力で運命を切り開いていきました。ここまできたら先生の圧倒的画力でもって美しい2人の甘~いこれからを覗いてみたくなります。いや、だってほんとに綺麗なんですもん・・この美貌でもっといちゃいちゃしてるとこ見たい。あ~妄想だけが広がっていく・・

全てにおいて圧巻でした。こんなレビュー数でいいわけがない。全世界に発信してほしい名作です。
悪魔VS死神
ネタバレ
2025年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄まじい作品でした…使われている言葉もそうだし、売れ筋路線にこだわらず芸術性を追い求めた、純文学のようなBL作品。
セール期間ギリギリまで購入を迷いましたが、マジで買ってよかったです。今後似たような作品に出会える気がしません。
以下、メタファーてんこ盛りで内容を濁しますがまあまあネタバレしていますのでご注意ください。

読んでいる間、ずっと喉元が苦しかったです。
上巻では憬(けい)の抱えるPTSDに息苦しさを覚えましたが、下巻では命がけの反転攻勢を経て愛と自由を謳歌する憬とひと皮むけた燿一(よういち)に、今度は感動して胸が詰まるという二段構えの息苦しさ。謎が徐々に解けていくスカッと感もありながら、読んでいるこちら側のカタルシス感もすごかった。枝葉のように散り散りに、幾重にも張り巡らされた思惑の数々…そのすべてが結末に向かい収束していく圧巻の構成に、とにかく息を呑むばかりです。
絵柄もそれに相応しく、耽美のようであり劇画のようでもある力強さが物語の奥深さに華を添えます。激情に駆られ互いを求め合うシーンはため息が出るほど艶めかしかった…

ビジネスに魂を売り渡した悪魔の計略に苦しんだだけでなく、愛する燿一まで失うところだった憬。凄惨な幼少期を思えば仕方のないことだとはいえ、とりつく島があるために付け入る隙を与えてしまったわけですが、死神を抱き込み一体化を果たした完全体の彼に、たかが欲望に囚われた悪魔ごときが太刀打ちできるはずもなく…

カタをつけ、未来へと漕ぎ出すべく燿一と2人優雅に乗り込んだその船は、言葉を燃料にして進む紙でできているとか、いないとか。
本当に恐ろしいものは何かを考えさせられる
ネタバレ
2025年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世の中で一番恐ろしいのは死神でも呪いでもヒロポンでもなく、生きている人間でしたというお話。
本牧のチャブ屋崩れが序盤の舞台だったり明らかに昭和の某文豪の最期をオマージュしていたり冒頭の鉄道事故が物語の最重要キーだったりと、個人的に滾るエピソードが多くて没入感がありました。戦後の国鉄三大ミステリーとか大好きなの、敗戦国の闇しかなくて。
こんだけ詰め込んだら取っ散らかって収集つかなくなりそうなのに、2巻以降の終盤に向けた伏線回収で物語の奥行きと厚みをマシマシにしながら最後までダレない疾走感のある神展開に作者様の力量と熱量とセンスを感じました。
本作にピンと来なかった方は横浜のチャブ屋や黄金町を代表とする赤線、青線の歴史とか民俗学とかこれを機に少し気にしてみると人生の引き出しと話のネタは増えるかも。もちろん鉄道事故史も。実際に進駐軍の信号無視トレーラーと衝突した鉄道事故があります。
個人的な感想でアレですが久しぶりに昼から野毛飲みしたくなりました。少し京急側に歩くと本作序盤の舞台となった雑多混沌殺伐とした街並みを令和の現在でも肌で感じることが出来ます。
当時の日本映画を見終わった様…美しかった
ネタバレ
2023年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「遥か遠き家」の作者とは知らず?「やくざの推しごと」もそうでしたが、レビューで知って驚きました。感謝です。

昭和24年の横浜、路面電車と米軍トラックの事故から始まる冒頭…
子供時代の主人公2人を除いて全員死亡の事故は、終戦間もない所から世間のやり切れなさはどれ程のものだったのだろうかと思いました。

そんな社会の空気と泥酔する主人公。彼が身を隠しながら通った場所はたぶんドブ板通り。米兵相手に始まった夜の町と死神の夢を掛ける描写は上手いなと…P.15 グラスとあれ。そうでもしないと日常を過ごせない精神状態の憬から、純文学作家が重なり。そんな退廃的な耽美さにクラクラでした。

燿一。可哀想で…。彼が育った女郎屋は、夜になれば和かなお姉さん達も昼間に見せる顔は違ったのかなと。P.145女将、かあさんの言葉から…男性相手の職業をする女性は、彼らの裏の裏の顔を身をもって知っている。男性嫌悪の女性も多かったのかなと(女将さん、そうだったんじゃないかな)
燿一が捨てられなかったのは、あの事故の際に支払われた(かもしれない)お金を彼女が受け取ったのかも知れず…。色んな意味であの様な場が燿一の故郷なんだなと。彼が女の子だったら、また違ったのかもしれないのかなと。

個人的に感じた萌え…それは共有する時間の流れでした。
時間の流れは曖昧で、重力や速度が変わると変わる。あの事故が起こった車両内の衝撃、その重力と速さの中で生き残った2人は、その時から互いだけの時間という流れの韻を共有して生きていたのかなと…そんな風に思ったら、燿一にとって憬が紡いだ言葉、韻に魅かれたのは必然で…憬の死神の変化の始まりも事故から始まったのか、逆に共有するという未来があったから事故になった…という解釈もめちゃくちゃ萌えで。そんな風に未来今過去を同点と解釈できる、冒頭の耽美さは良かった。
韻そのものなのかなと思った2人の心拍数はどんなだろうと(萌え)。あぁ…だから新しい生を2人は育めたのかなと。あの事故が無く出会っていたら、憬の母の様に2人もと、そんな風にも思いました。

日本語は美しかったなと、久しぶりに感じた作品でした。良かったです✨
満足感たるや
ネタバレ
2026年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くて上下巻、一気に読んでしまった
他の方も書かれてるように映画を一本見終えたような、はたまた小説(純文学みがある)を読み終えたような読後感

二人だけが生き残った列車事故後から現れ、憬が『書くこと』に囚われるようになった死神
父もおらず、身を呈して自分を護った母親まで亡くし感情を無くした燿一

仕組まれたものと、そんな中で偶然出会った(再会)二人
そして蓋をしていた憬の事故前の記憶
夢か現か曖昧になる境界線
生死を分けた事故を経験したから故か、生きることへの放棄と執着が紙一重な感じ
死神とはそういうことだったのか、と

上手く言い表せないのがもどかしいけれど
しっかりと描き込まれた作画も相まって、没入感が凄く高かった
読後感は良い
ネタバレ
2025年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 積読本から。ヘビーそうな内容に尻込みしてずっと読まずに置いておいたのですが、現在キャンペーンやクーポンでシーモアさん激推しなので「今こそ読まねば!」と思い立って意を決して読んでみました。

元天才脚本家の憬と書く事をやめ自暴自棄になった彼を助けたカメラマンの卵・耀一。
大ヒットを連発する憬がモデルにする人物が次々と命を落とすという謎。憬の妄想かと思ったけど現実にあったことのようで疑問を残したまま物語が進行します。全体的に死の香りが漂い妄想と現実の境が曖昧なような耽美的な雰囲気。憬は夢の中に出てくる死神に苦しみます。
自分の中の死神と決別すべく再び筆を取った憬と憬に引き摺られるように精神に異常をきたしてきたかのような耀一。そんな憬が自分自身をモデルにした脚本を書くように依頼され不穏な空気で上巻が終わります。
モデルにした人物が不幸になるというのはどういうことか。「ドグラ・マグラ」のような読むと精神に異常をきたす奇書なのか。でも憬の作品は大ヒット映画となっているのに?
下巻でその謎が解けます。憬が最初に死神に出会った出来事と思っていた電車事故のもっと前に死神の始まりがあり自分の記憶の奥底に閉じ込めていたこと、作品のモデル達が不幸になっていたのは呪いでも妄想でもなくその状況を作り出していた人物がいたこと。本当に怖ろしいのは呪いでもなんでもなく生きている人間なんだな・・。
守るものがあるから強くなれた、同じ夢を見る相手がいるから前に進めた。映画で告白とは壮大で熱烈なラブレターです。全体的に重苦しい作品ではあったけど、穏やかで素敵なラストで読後感はすごく良かった。
凄く良かった(T_T)
2026年2月22日
SNSで見たので、気になって読んでみました(T_T)
とても感動しました。
なんか言葉が綺麗すぎて、すごい( ̄▽ ̄;)!
小説読んでるみたいで、ほんとにすごい
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すごいです
ネタバレ
2025年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさに長編映画を観たような満足感です。
大半を占める黒黒しい重たい部分が嘘のように最後は穏やかで、憬さんの表情の可愛らしいこと、、?
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美しい情景と言葉の海に溺れます
2025年8月3日
美しい絵は絵画のよう。それだけでも気持ちが伝わってしまうのに、溢れ出す言葉は、どれもこれも秀逸で。どんなに絶賛しても伝わらないので、とにかく読んでみてください。
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すごい
2025年7月6日
圧倒的な画力で世界観に引き込まれました
表現することが生きていることのような2人の苦悩や葛藤などが伝わってきました
読んだ後映画を見たような気持ちになりました
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絵が本当にきれい
2024年4月27日
絵柄が好みだ〜と思って上を買って読んだら物語もすっごく面白くて大大大満足です。この作品を読んだあとに私の稚拙な文章でレビューさせていただくのが申し訳ない限りです。本当に素敵!!もっといろんな人が読んで〜!!って気持ちになりました!!買いましょう!!みんな!!
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素敵
2025年1月9日
絵が綺麗で衝動的に買ってしまったが、内容も絵の通り耽美で期待通りの作品だった。時代設定が古めなのも良い。服が好き。
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見て後悔なし!!
2024年8月10日
絵もとても綺麗だし時代の情緒が溢れる横浜でなんとも素敵なラブストーリー、、!!
なんだかもう興奮冷めやらぬくらいドンピシャな作品に出会えたって感じ。
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スゴイ世界観
2024年8月21日
先生の作品は世界観がスゴイ。まるで映画を観ているような気分になります。BLのカテゴリーにはなりますが、カテゴリーを飛び越えて是非読んで欲しいなぁ。
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よかったー!!!!
ネタバレ
2024年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ とりあえずハピエンでよかった!とてもいい気分で読み終えましたよ!!!ハラハラドキドキで何度か病みかけたけど美しい終わりだった!
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さいこう
ネタバレ
2024年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵も内容もとてもきれいでした!かってそんはないとおまいます!どっちか居なくなるのかな~とおもってたんですけどハピエンでした
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最高でした!!
2024年6月29日
とにかく作画が素敵過ぎる。
まるで一本の映画を観ているようでした。
最後なんて涙ドバドバ?
買って損なし!
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思ったより読みやすい
ネタバレ
2026年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ お父さんのモデルは太宰治ですか。ちょっと昭和のあれこれを詰め込みすぎてる感じもしないでもないけど、面白かったです。
個人的には一巻と二巻の2人で旅立ってからが好きでした。正直、呪いみたいなのや社長のあれこれはそこまで。。ホラー要素はあんまりないし大人なら怖くないのでホラー嫌いな人でも大丈夫です!
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難しい作品でした
2025年7月6日
私には難しくて、不思議な空間です。何度か読み返して、それでも難解で心の奥底まで貫かれて。この作品は決して忘れることの出来ないものです。
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まるで小説のよう…
2024年12月8日
八田先生のお話は切なく苦しい展開が多くて…どうなる!?とドキドキしながら読み進めていくと落胆やら感嘆やらが待っている感じです。今回もそう、まさに。そして描写が本当に繊細で美しい…正直、2〜3度読み返さないと細やかな部分に気付けないかもしれないと思うほどです。
切なく苦しい展開からの最後の二人の笑顔がとても煌めいて素敵です。
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純文学好きなら間違いなし
ネタバレ
2025年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ モデルにした人物が必ず不幸になってしまう元脚本家と娼館に居候するカメラマンとの愛のお話。
とにかく絵が芸術的に上手いです。一つ一つの作画が丁寧で綺麗で、流れるように物語が進んでいきます。漫画でありながら、モノクロの無声映画を観ているようなリアリティに溢れる作品です。
内容も純文学的で、その表現には純文学作品を読んでいるような世界観が描かれています。それ故、叙情的で分かりにくい部分もあるので、一般的に理解するのが難しいお話だと思います。それでも、戦後間もない日本への郷愁や物書きの狂乱など、違和感のない部分を上手く結びつけて二人の愛を構築した作品創りは素晴らしいと思いました。
最後の憑き物が落ちたような穏やかな憬は、色気と共に親しみやすさがあって、幸せぶりが伝わってきました。モノクロの無声映画にして欲しい作品です。
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圧倒的画力で読ませる濃密な作品。
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 圧倒的画力故に物凄くリアルに伝わって来て、最初はホラー要素が強いのかと思ってしまいました。

あるトラウマにより筆を折った脚本家憬が出会った憬のミューズのような燿一。
燿一に出会ったことで再び筆を取る憬。
しかし憬を襲う謎の呪縛が何度も憬を苦しめる。
これはもしかしたら前作と同じエンドなのかと恐れつつ、戦後の雰囲気溢れる緻密で薄暗い背景を追って行きました。

予想外の結末には心底ほっとしました。
複雑に入り組んだ心理描写等が難しいお話で漫画に表現するのは先生の画力でも大変だったのではと思います。
読んでいてこれ程仄暗くじっとりとした不安を覚える作品は他にないと思いました。
だからこそ全て解決した時の喜びが大きかった作品でもあります。

生半可な気持ちでは読めないと思う作品に初めて出会いました。自分としては珍しく読み返す気が起きなかったので星4としました。
作者買いなり〜
2024年7月21日
ほうほう、今回は作家か〜ってな感じです。全体的に暗いのは私の好みですし、死とかなんちゃらが出てくるのも私好みです。2人とも好きなキャラ設定でした。他の作品で見た事ないストーリー性グッとだね!1本の映画のような作品を作るの上手いですね八田先生。ただ、値下げで買ったんで、本当は電子じゃなくて紙で欲しかったです。皆、八田先生の画力を堪能するには、紙がいいですよ!(遥か遠き家は紙持ち)
追記、(追記はかなり辛口なので、苦手な方はここからは読まないでください〜!)少し辛口で言うなら、深くて重い雰囲気はで出ますが、ほんとに深くて重い話ではないです。雰囲気だけです。いわゆる心に染みるような深みはないです。ページ数の割には、全体的に軽い印象です。えろは少ないです。八田先生にしては前作より増えたかな?程度です。一つ一つのコマが映画のようで素晴らしい作者さんなので、この作品は、映像化向けだと思います。死がテーマと言えるくらい、死、が出てきますが、緊迫した死には感じられません。この作品は、作者さんの作画力と、この方の描きたい雰囲気を味わう作品です。内容メタ重視の方は、評価の割にはこんなものかってなる可能性もあります。(私は割とそうで、作者買いで、作者大好き人間なので、さらっと流した感情ですが)あとは、数をこなしてる読者様は、まあ普通やね、絵は上手いけどってなるかもしれません。前作の方が私は好きでした。この作品から八田先生ワールドに入るのもいいと思いますが。1度読んでみてください〜。
斜陽の子を思い出す
2026年5月1日
映画だな、これは。美しい画角が頭の中で動く、波の音、ウミネコの声。対比となる映像が詩のように綴られる。
ラストは安心出来る内容となっているが、これが不穏のまま拾われぬまま終わっていたらどんな傑作だったろうと思わなくもない。
互いを救済者とする人間の終着点として弱いようにも感じた。
ちなみに景井芳春の描き方、熱海という地、赤い腰巻きと愛人、所々で太宰を彷彿とさせる。フィクションとしての太宰ではあるが。
いいね
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ずっと切ない
2025年7月8日
純文学小説のような作品でした。
それ故に苦悩する時間が多いのでヘビーなストーリーが好きな人にはブッ刺さる作品だと思います。
絵も上手いし内容も濃厚。
私は甘めが好きなので星は1つ減らしました。読むのに気合がいる、そんな感じ。
作品自体は文句なしに素晴らしいと思いました!
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スケールがすごい
2025年7月21日
本当に小説を読んでいるようなストーリー。
難しい描写が多かったけど、読み甲斐がありました。一気読みしてしまった。
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作家名: 八田てき
ジャンル: BLマンガ
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna