作者さま買い。1冊にまとまるのを待って購入後、何度もなんども読み返しています。リタの健気さ、イグナートの無骨さ、リタの衣装や花嫁道具のいろいろ、すべてが丁寧に描かれて大事に大事に読みたくなります。自分で花嫁になることを選んだリタ。イグナートと心通わせながら2人での生活を前向きに考えていたのに、街でスヴェンに再会したことで心が乱れる。イグナートもなんとなくリタの気持ちがわかる。それでも寄り添い受け止める。物語はまだまだ序章といった感じで、これからの2人がどう進んでいくのか想像がつかない。2人が抱えていた、認められたい・自分の居場所が欲しい気持ちが満たされるといいな。