主従、時代物、すれ違いのモダモダ好きには本当におすすめ。ストーリーは複雑ですが、その複雑な要素は2人の関係性にも繋がっているので萌えられます。攻めの一途さ、受けのために強かに立ち回る健気さ、受けを愛おしそうに見る表情がいじらしく、攻めのためにと行動する言葉少ない受けのすれ違いが切ない。受けは序盤はかなりツンですが、3巻からデレ要素も出てきます。好き合っているのに結ばれない2人は「好き」と言葉にするシーンも少ないですが、その代わりに相手の名前を何度も呼んだり触れたりするのにジーンとしました。Hシーンは、序盤は攻めの一方通行で顔を歪めていた受けが、だんだん攻めに触れたり声を出すようになるのがすごく良かった。相手と一緒に迎えられない憂鬱な朝を何度も重ねた2人のハッピーエンドに胸がいっぱいになりました。
ほとんど見えない角度、修正はトーン。