ネタバレ・感想あり心を殺す方法のレビュー

(4.4) 359件
(5)
224件
(4)
81件
(3)
37件
(2)
8件
(1)
9件
感情迷子になるけど、これも一つの愛の形
ネタバレ
2025年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLハマりたての時に読んで衝撃受けた作品(好きです!)愛、劣情、嫉妬、絶望、支配欲、執着、憎しみ、共依存etc...人間のドロドロした感情が沢山盛り込まれてます。ストーリーも容赦無い◎
予想を裏切られ最後まで先が読めなかった〜!
ヒカルにとって春樹が『光』だったのは分かる。
私は春樹の『光』が英だと感じたけど、結局春樹は『光』を求めて無かったのかな。なんだかリアルで好きです。これも一つの愛の形かぁと衝撃受けました。
読み返すたびに胸が痛くなり、そしてまた読みたくなる大好きな作品です。
暗く苦しい、けど刺さる
ネタバレ
2025年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 後味よく終わると思ったら、、そっちにはいくな!!と思う方に行ってしまったり、いがみ合っていたのにひょんなところから好かれたり、心のなかで距離をとっていたり、、なんだか面倒くさくて、とても人間らしい描写が多いと思いました。トラウマものは好きですが、ここまで重いのは初めて。全然一筋縄でいかないストーリーに、苦しくも引きつけられました。
最高でした!!
ネタバレ
2025年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハッピーエンドばかり見ていたのでこの作品はメリバ?でびっくりしました!
兄弟blって最高ですね、、
春樹が光に怒りをぶつけるシーンでは光は謝ろうとするのではなく、もっとその激しい感情を受け取りたい・もっと自分のことを考えて欲しいというような心持ちでいることを知り、歪で深い愛情にゾクゾクしました!春樹自身を光を避けきれないところがあり、それに付け込まれどんどん壊されて行くのがこんなに繊細に描写されている作品に出会えて良かったー!!英先輩が幸せになって欲しい泣
何日かに1度読み直したい沼作品でここ最近読んだ中で1番でした!!!
読んだ後ため息(感嘆)がおさまらず余韻ひたひたです…
メリバデビューにはぜひこの作品を選んでいただけると嬉しいです!
ささった
2025年1月31日
ごめんなさい。私の性癖にとても深く刺さりました。もっとぐちゃぐちゃにしてしまえって思ってしまいました。好きです。
こ、これは、、、!!!!
ネタバレ
2025年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩、ほんとだよ涙
1秒でも早く春樹を追いかけていたら、、辞表を出した春樹をすぐ追いかけていたら、見守りつつももっともっと、何があったのか春樹に聞いて、話してもらえて春樹の理解者になれていたら、、もう何もかもたらればです涙 春樹はもうできなくなって、でも光はそれをかわいいって、、この先は2人で生きていくのかな、出会ってしまった運命がつらい、つらすぎる!でも英先輩には一生独身でいて欲しい、春樹を遠くからでも見てて欲しいとか思ってしまう都合のいい私です。この作者さまの作品は初めて読みましたが、ストーリーが練られているのはもちろん、やりきれない感情とか愛と胸が苦しくなるくらい上手です。物語にじっくり入り込みたい方とてもおすすめです、ラブシーンも最高です。他の作品も読もうと思ってます!!
序章から最終章まで鮮やか
2024年12月28日
重くて重くて主要人物たちの心の軌跡がやっと3周目で飲み込めました
執着兄弟bl大好きですがここまで闇深なのは初めてでした。春樹が壊れていく様子、光の猛襲愛(といっていいほどの重い愛)が、交差しまくり息をつけない展開で私としては興奮して読みました
重い十字架を背負ったもの同士でこれぞ究極の共依存であり唯一無二なのでしょう
究極な愛の形を見た作品でした
他の方も書かれていますがずっーーーと最後まで闇深展開なのでメンタル良好時に読むことをお勧めします
究極!
2024年12月20日
一気読みしたら頭が痛くなるくらい、重いしキツかったです。丁寧に描かれてる分、物語への入り込み方が凄まじく、また苦しさの質がすごく高い。普通のBLならあっという間に絆されてるであろう主人公がいつまでも苦しみ憎しみ続けるものだから、見てるこっちもずっと苦しいです。とにかく苦しい。執拗いくらいじっくり描いてくれているので、もうどんな終わり方しても許せるなという状態で後半は読んでました。それくらい話はとても面白かったです。これもギリギリ愛と呼べるかも、みたいな所で一線を行ったり来たりしている感じが特に良くて、かなり攻めてると思いました。これをまとめあげる作者さんの力量に感服です、共依存の究極を見ました。大満足です。確実に記憶に残り続ける作品の一つです。
自分的にはハッピーエンドだと思いました。決して明るいものではないけど、希望を感じる終わり方だったと思います。
コントロール不可能
ネタバレ
2024年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 共依存というには重すぎる関係の2人でした。幼い頃から心を壊されてきた光が穏やかな春樹に惹かれるのは秒だったし、それが春樹への激しすぎる執着に変わっていって、どんどんそれに引きずりこまれて心身を壊してしまう春樹。なんでそうなる?なんでその選択?って思うんだけど、何度も読んでみて、2人にとってはコントロールできるものでもなく、初めから選択肢はなかったかもしれない、と思うようになりました。諦観か適応か、心も身体も壊れているはずの終盤の春樹はまた穏やかな顔をしています。そんな春樹をかわいいと言って変わらず執着している光。2人が罪の意識を共通言語にした後ではもう英さんという選択はなかったのは当たり前だと思いました。全部遅すぎた。あそこで手を離してしまうような英さんが後で一緒になったとして、あの春樹をまるごと愛し抜くのはどっちみち無理だったんじゃないかな?まともな愛を望む人間にとってハードルが高すぎます。読みだしたらじわじわと読者もコントロール不可能にしてしまうようなカシオ先生。インモラル大好き、壊れた人を美しいと思ってしまう私にとっては惹かれてやまない名作です。
様子のおかしい攻め
ネタバレ
2024年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ご馳走様でした!!!レビューみて胸糞とかメリバとかあったんで、主人公総愛され/ハピエン/溺愛変態攻め がヘキの私は購入少し迷ったんですが…1買ってみて止まらなくなりましたw
いやー大好きですね。こういうどこか欠けてる攻め。受けだけしか頭にない攻め。ハルキの精神ぶれというか葛藤もとてもいいですね。
英の、キレイにまとまった漫画では何があっても受けちゃんを信じる!となるところを、好きだからこそ頭にきちゃう感じ。そうだよね、普通そうなるよね!完璧じゃない人間味ある登場人物たちがとても魅力的です。だからこそゾクゾクして読み進める手が止まらない!
このストーリーでどうエンドくる?とわくわくして、最後のエンドに大満足です。
受けちゃんが良しとしてるなら、それで正解なんじゃ!!受け至上主義バンザイ!!
若くて過ちをおかしながらハルキに惹かれるのをやめられない光はレビューみるかぎり好感度かなり低そうですが、正統派とか周りを気にしないハルキへの執着ぶっちぎりの光が私は推しです。ハナブサもよき!つまりどっちとくっついてもうまうま!

漫画ですからね。現実ではないし、人間キレイじゃないから面白い。
2人から愛されるハルキを堪能できてうまうまでした。
いいね
0件
闇(病み)度100%…でも、ハマるよ
ネタバレ
2024年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初★4にしてたんですが、1日で3周目読んでみたら感想も変わったので★5に変更します。
義弟×義兄。私の好きなヤンデレもの。
攻めはかなり闇が深く…深海レベル。ほぼサイコパス。
胸クソなんですが、夢中になって読めました。面白かったです。
私みたいに2回以上読むと、もしかしたら感想変わるかも。
1回目読んだ時は最後は英√でハピエンがよかった…と思ったんですが、これでよかったのかも。
多分英と復縁したとしても、結局二人は別れただろうなと思います。
英はきっと過去の事を思い出し、いつか春樹(受け)の事を責めそう。そんな気がする…。
英は優しいんだけど中途半端過ぎる…。
てか誰も幸せになってない…。おそらく攻めだけがHAPPY。
暗くて重いのにじわじわとハマる作品でした。
中途半端ではなく闇に振り切ってて面白かったです。
一生かけて共に沈んでいく、深い闇に
2024年11月23日
こういう話はキュッとします~共犯者になれ😍兄を自分の世界に引っ張っていく、自分の罪を塗りつぶし、自分の色にどんどんしみていく....やがて二人は本当の意味で一つになる。余裕なんかぜんぜんみえない、全てはやむを得ずに、途方に暮れて、不器用な人々は感情に振り回されて、惨めな結果です。光が春樹にかけた愛とはいう、憎しみとはいう、憐れみとはいう、複雑な気持ちはこみ上げてくる。これは素晴らしさとしか言えない!もし最初の時二人がちゃんと話し合いしたら....こんな辛い物語になれないね(笑)。エンディングはここに停めるのはすごくいいと思います。最後に一言、英さんはとても残念です。(普通の人として彼の行為はすべて合理的な、理解できる)自分の心を気付たのは遅すぎる😓どうかお幸せに
しんどい、でも好き〜!!!!!!
ネタバレ
2024年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、英先輩好きです。電車のシーンでよかったねって言ってくれてる英先輩の顔が可愛すぎる。先生の作品は今回お初でした。義兄弟で探していたところこちらの作品を見つけて一気に購入させていただきました。途中から救いがあるENDを想像して読み進めましたが、どちらかというとメリバでした。ストーリー構成がものすごく良くて納得のENDでした。ありがとうございます。
いいね
0件
容易ではない
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ やはり簡単に心は、愛も情も殺せないよね…という読後感でした。
紙で完結まで読みました。
義兄弟、執着弟×絆され兄。親愛から形を変えていく弟の想いに、情から受け入れ、逃げ、また捕らわれて…というなかなか救いのないお話でした。
分岐点はどこだったのか…どこではっきり拒絶していれば兄弟でいられたのか。でも、弟の回想からは、出会ったことがもう運命であり、てばなせない相手だったのかな。途中兄には救いの手がありますが、それでも弟を選んでしまっているから結末は決まってしまっていたのかも。弟からは憧憬で、執着で愛で。兄は同情、愛憎と憐れみ。犠牲が生まれても、そういった互いの想いは殺せなかったんだろうなあ。共依存をラストまで体現してくれました。激重でしたが、ここまで突き抜けてるのはすきです。
絵も、さらさりとしたタッチですが、表情や体のライン等、美しいと思いました。
作者さんの明るい作品も読んでみたいな。
そうくるか
2024年8月30日
私はお兄さん目線で読んでいきましたが、苦しくて…。可愛い弟は執着というか愛がまぁ重すぎるうえにいろいろ歯止めがきかないで突っ走るし、先輩は中途半端に寄ってくるし。でも、ラストはこれが最善なんでしょうね。
最後までこちらも駆け抜けて読ませて頂きました。
一気読みしちゃったよ
ネタバレ
2024年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ はぁ、、、もうさー。人が壊れていく描写ってなんでこんな萌えるかね。。(これだけで聞くとやばいヤツだけど評価がいいって事はみんなそこに惹かれるんだよね?)
描写も繊細で好きです。
先輩可哀想ね。でも彼が普通で普通(一般的)な考えで行動で。。こうゆう共依存?共有する罪?みたいな縛りからは解放されないんだろうね。知らんけど。
もう彼は弟から逃げる気もないのだから廃に近いハピエン(〃ω〃)
禁断愛の行きつく先
ネタバレ
2024年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最近は、韓国BLのフルカラーで美麗な絵を見慣れていたので、うーん絵がもう少し……と思いながら読んでいましたが、やはり日本のBLは繊細な部分を扱うのが上手いよなぁと再認識です。
最後に再び会うようになるのは共依存なのか、そうでないのか…。でもそうなるのが自然のような気もするし、それを止められないと悟ったであろう英先輩の辛さもグッとくる。
タイトルも「心を○す」って鋭いワードを使ってるのも気になって読みたくなるよなぁと。肩透かし感なく、最後までどうなるのか追いたくなる作品でした。
世界中から嫌われても、一生大切にするね。
2024年5月1日
世界中から嫌われても、貴方がいればそれでいい。
全てを壊したあいつが傷つくことを何より願う一方で、一緒に堕ちていることに安心し、そんな自分に苦しむ。
BL初心者の頃、執着を求めて行き着いた作品でした。改めて読み返してみて、おっっっっっっも。苦しい。共依存のメリバ、と言ってしまうのが簡単でしょうが。あんなに憎んだのに、変わってしまった心の穴を埋めるために求めるのは......。なんかわかってしまうのも怖い。カシオ先生、素晴らしい。
二人だけが共有する何かが彼らを結びつけている。お互いを許し、傷を舐め合える。そんな健全じゃない関係を、側から見ていることしかできない英先輩のお気持ちを察します。
メリバ
2024年3月11日
もうすんごいみててしんどかった、、えぐい。ハラハラとドキドキでもうみてて心が疲れる。でもいい作品だった。はぁ、、
いいね
0件
弟よ
ネタバレ
2024年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ お兄ちゃんがすごく不憫 そこまでするかな 離れたらいいと思う家族という枠にとらわれすぎでも日本人は家族を大事にするのが美徳とする生き物だから
いいね
0件
心がヒリヒリする
2023年9月13日
無理矢理ヤられたらそうなるよな、っていうのを絶対譲らない作品。確かにそうよな。人によって、受け、攻め、受けの先輩、の3人の内誰が一番許せないか変わりそうで興味深い。その人の一番大事にしてる価値観が関係してると思う。私は先輩がダメだった。
色んな意味でハラハラドキドキさせられたわ
2023年9月12日
買うか迷ってましたが、買って良かったです。
見てると光の一方通行だけかとおもいましたが、色んなきっかけがどんどん二人にとって良くない方向に行くのをハラハラしながらみてました。BLでドキドキではなくハラハラさせられたのは初めてでした。
もちろん、ドキドキしちゃうシーンもあります。それも踏まえて一気に読んだほうが心の負担は少ないかもです。
春樹が結果的に心が救われる出来事が起きたことで光に
寄り添うことができたのかと思ったりしつつ、結果的に2人がお互いを思い合って末永く過ごして欲しい、、、
ハラハラしたので、その心の埋め合わせにその後の2人の様子も出てほしいな〜と思ったり。(あの番外編の先を、、)
いいね
0件
凄い作品。闇が深いですね
2023年8月27日
あの時この選択をしていればとか、素直に話して助けを求めたとき、相手に理解してもらえればとか、そんな人生を左右する分岐点がたくさんあって、何回も最悪な方向へ行ってしまう…その繰り返しの末、全てが狂ってしまう。まさに狂気、闇深い人間のドロドロとしたところを生々しく描写した作品だと思います。かなり賛否両論ある作品かと思いますが、私にはかなり刺さりました。狂気じみた執着、それに逆らえず翻弄され人生を狂わされる人たち…読後、物凄く胸を締めつけられました。違う未来もあったんだろうなぁ、キャラたちの葛藤や苦しみ、後悔など心の描写がとても丁寧に描かれていています。読んでる途中苦しくて、とても心揺さぶられる作品です。果たしてこれはハピエンなのだろうか…?幸せになったと感じている人はいるのだろうか…?もしかしたらみんな一生重い何かをそれぞれ背負って生きていくようになるのかなと思います。何回か読み返してますが、いつも「よし、読むぞ」と気合を入れて読んでます。そのくらい私の中では大好きな作品だけど、衝撃的でもある作品です。
サイコパスって最高
2023年7月9日
もともとサイコパスな話が好きなので弟がツボでした。サイコパスな執着や近親ものが好きな方にオススメです。
いいね
0件
心に余裕を持ってる時に読んでください
ネタバレ
2023年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず一巻読み終えてからあ、これはハピエンないんだなと薄々わかりました。が!!続きが気になり一気読み。
主人公がどんどん崩れていく様があー人間味があるなと感じました。先輩エンドを個人的には望みましたが多分それはないかなと何となく察しましたが何でそこでもっとガツガツ行かなかったんだ先輩!!と思いながら読み続けました。最終的には主人公の罪が明らかになりそれを聞いても変わらなかった義弟と共に?みたいな感じはやはりかぁー、、、、と思いながら何だかやらせない気持ちになりました。ちょっと心が落ちたので他のほのぼのBLを見て今日は寝るとします
つらい
2023年5月31日
義兄弟もので内容はかなり重ためなんですけど、続きが気になってしまい、あっという間に読み終わってしまいました。しんどいけど面白いです。
心にささる…
ネタバレ
2023年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品でカシオ先生を知り、以来大ファンです。カシオ先生の描く人物の表情や心理描写が個人的にすごくツボです。義理の弟の執着心に振り回される主人公の悲壮感と周りの人物を巻き込んで突き進むストーリー展開に釘付けです。すぐ全巻読み終わり、その後なんど繰り返しても味がでるというか、読み応えが凄いです。この後続きないのかなぁ。もっと英さんの2人の三つ巴が見たかったです。
ずっとずっと心に残って離れない!
2023年5月29日
こんなに心を揺さぶられる関係性があるだなんて……
愛のかたちに悶絶としながらも、
彼らの進む先を追わずにはいられない作品だった!
ぎょええええええええ
2023年5月21日
なんじゃこりゃあ!これがメリバなのか!ひええ、参りました。4巻一気に読了しましたが、もう一周したいと思います。
何を求めるのが正解なのか
ネタバレ
2023年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 春樹が光との行為中に吐いたりとか出来ればよかったのに。
春樹が光と兄弟にならなかったらよかったのに。
義父は結局、光の親にはなれなかった。
英は結局、光のことを見ずに自分自身の想いしか考えてなかったんだ。自分に好意を抱いてる可愛い後輩なんて抱きたいよね。好意を向けられるのに慣れて利用してきた側だから、そうよね。
読み終わってから素直に浮かんだ感想。
邪道ですが、4巻から見始めて1巻から見直したという、答えを知り中身を量る作業大好きマンのやり方で見ました。

タイトル「心を殺す方法」。これ、光側の思いは解る。けど、春樹の「どうして嫌がって壊れたのに光を選んだのか」は、「明確な表情、言葉が出てない」からわからないのかもしれない。
わかるのは「春樹が何をしても光の想いが変わらなかったから"安心した"」「(優しくされると英にまた)依存してしまう」。この2つの言葉。

人間が抱える本気のエネルギーって凄まじいですよね。愛が憎しみに変わって愛する人を殺めてしまったり、好きが高じて借金したり。排泄されるエネルギーが無意識から有意義に変わった瞬間、人って簡単に変わる。周りが見えない、世界が輝いて見える。そこでふと後ろをみると「自分にしか価値がわからない」道がある。理解できる人は居るだろうけど口にしないと誰も気づけない。だからこそ出会いも別れも「伝える」が切っ掛けなんでしょうが。

ああ、義父。貴方は最後まで他人のままでしたね。仮に無事に子どもが生まれてもきっと貴方は光に「兄なんだから家族が増えて嬉しくないのか、母さんも大変なんだ、手伝いなさい」と言うよね。光のことも春樹のことも「表側」しか見ないから。学生に身重の妻を「迷惑を掛けたんだから、大切に扱って監視しろ」だなんて。春樹が何故「依存してしまう」と漏らしたのか。この結末が少からず貴方にも原因があるのでは?

気づいたら義父に対する何かが溢れてきてビックリした…でも、春樹が選んだ道は確実に幼少期のトラウマ入ってるよね。何故義父が独身だったのかわからないけど。義父なりに必死に育てたんだと思う。でも春樹がどうしても心が消せなかった理由は少からずあるんだと思う。強烈だよね。ここまで来ても光は春樹が好きなんだから。たまらないよね、不変が。

いつか義父にバレて全部捨てても春樹も光も幸せなんだと思う。そう思えるラストでした。ごちそうさまでした。
うーーん
2023年5月1日
けっこうドロドロって感じ。でも執着系好きだからありー!!ハピエンでないかなー。まあこの作者さん好きだから買った
心を殺されまくる重苦しさ
2023年4月29日
美しい義理の弟の光と、春樹のインモラルもの。
トラウマがあり自分の美貌が他人を狂わせるのだと、タイトルの通り心を殺した光は、その救いを優しい春樹に求めていくのだが…光は春樹を追い詰め春樹の心を殺していく。抑圧されていた気持ちを爆発させた光の暴走がとにかく恐ろしい。見捨てられる不安から我に返っていじらしくなったりするものの、高校生とは思えない、春樹の追い詰め方がえげつない。2巻までひたすら苦しく、ここから春樹はどうなってしまうのか?先が気になりどんどん読み進めてしまった。
救いもあり、ひと時の癒しが訪れたかと思いきや…とにかく暗く重い雰囲気に振り切っている。
サガンの「悲しみよこんにちは」が作中に出てくるのだが、ストーリーとリンクしていて興味深かった。ラストは2人には光が差すような終わり方だと思ったが、春樹の贖罪がなかったら結果は違ったのか?と、と考えて眠れなくなる。
病んでる執着や共依存好きには堪らないが、読後しばらく頭から離れなかった。
一度壊れたものは元には戻らない
2023年4月28日
読後感は、すっきりはしません。ですが思わず唸りをあげてしまうほど、素晴らしいラストだと私は感じました。
この物語にとってこれ以上のラストはあり得ないと言い切れると思います。
怖い描写などされてる訳ではなく、ただ淡々と人が壊れていくのはこういうことかと見させられていくので、そこがゾクゾクします。
一度でも粉々に砕け散った心はどんなに修復しようとしても、絶対に元には戻らないのだなと私の胸に刻まれました。
泣きたくなるような読後感
2023年4月17日
全てが誰にとっても都合の良くならない所に、他人を理解して推しはかる事、その中で自らの幸せを見出す事の難しさのリアルを感じました。
最後の〆方に、ホッとするような泣きたくなるような、考えられるなかでは最良の結末に行き着いたと感じました。
いいね
0件
心を殺したのは、壊れたのは誰だったのか?
2023年4月7日
全巻購入してからしばらく読み始める勇気が湧かず、ようやく読みました。カシオ先生の作品、結果としていつもとても好きなのですが、ヘヴィな世界観(精神的に)なことが多く、読み始めるのに勇気がいります。本作もヘヴィだった…。本作は義弟✕義兄ものによくある「実は元々両片思い」や「絆され堕ちからのハピエン」などではありません。義弟の光にしろ義兄の春樹にしろ、序盤ですでに壊れていたのかもしれません。マトモな判断を下せてない。歪な車輪が坂道を転げ落ちていくように、どこでどう跳ねるのか行き着く先はどこなのか、予測がつきませんでした。確実なのは一度転げ始めたら、決して「登らない」ということだけ。しかしカシオ先生の着地のさせ方は抜群だと改めて思いました。手放しのハピエンではないけれども、これ以上はない、という落としどころだったと思います。こうなると、もう唸るしかない。惜しむらくは英先輩ですねー。彼、キャラとしてとても好きなのですが、いちいちタイミングが合わないんですね。運命には抗えないということなのか…気持ちに余裕がある時に、また読み返したいと思います。
そう来たか、とストーリーとして面白い
2023年3月21日
BLとして読むと、推しに幸せを願ってしまうから、心痛いですが、ストーリーとしては秀逸。
エンディングがメンヘラ好きの私としては有りだし、大円団になっちゃいます。
義弟に関してはBLの世界の常識で生きてるんですか?×主人公は現実世界で生きてますよね?って気持ちで読むと笑えて心が痛まず最後まで読めます。
いいね
0件
先を読まずにいられない
2023年1月26日
毎日無料から読み始め、早々に先がとても気になり、毎日ウズウズしましたが、何度も読みたいとは思えない暗さなので、購入は我慢し、なんとか無料分を無料で読み進めました。
そして先を読まずにはいられず、完結まで購入しました。
やはり何度も読みたいお話しではなかったのですが、ちょうど割引だったこともあり、購入して後悔はありませんでした。
いいね
0件
深淵をのぞく時…
ネタバレ
2023年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買い。これはとんでもない作品に出会ってしまった、というのが読後の感想。義弟×義兄のお話で、正直ハッピーな気持ちになれる瞬間がほとんどありません。幸せなラブシーンはほぼありません。だけど、終わり方が私は好きでした。精神の深いところまで墜ちた人を救えるのは、太陽のような明るい光ではなく、同じく深淵をのぞいた者なんだと思います。作中に出てくるサガン著『悲しみよこんにちは』がこれまたこの作品を彩るに相応しい作品。他の誰にも許される必要がない2人だけの世界で生けていけたら、これはもう幸せと呼んでいい。そういう意味で、個人的にはハッピーエンドだと思いました。
とても良かった。
ネタバレ
2023年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読む前にひと通りレビューを見させていただいて、胸くそ悪いとか、主人公が不幸になっていくような意見があったので、辛い気持ちになるのは嫌だなと思い買う事をずっと躊躇っていたのですが、今回1巻が無料だったので読ませていただいたらめちゃくちゃ良くて、そのまま全巻購入させていただきました。読む前の想像としては光君は病んでいて、悪魔みたいな男の子なのかと思っていたのですが、そこまでひどい人間には思えず、ちゃんと罪悪感や臆病なところも見えて私は愛おしく思えました。この物語に出てくる人物全てピュアで、ただ好きな人に好きになってもらいたいと願う純粋なお話なんだと感じました。
一気読み
ネタバレ
2023年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ しんどいお話しでしたがすごく読み応えがあり、世界観に浸ることができました。どれだけ落ちていくのか怖いのに面白くてページを捲る手が止まらず。英先輩好きだからどうにか英先輩エンドになってほしかったけど、お話しとしてそうはならないよねやっぱり;;春樹と光はもう完全に2人の世界になってしまいましたが…これはハッピーエンドってことでいいのかな?忘れた頃にもう1回読みたいお話です。
一気読み必須!ストーリーに惹き込まれる…
ネタバレ
2023年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず深夜から読み始めるのは危険です。ページを繰る手が止まらなくなるから!おかげで今深夜の3時です(泣)
私が英さんを好きすぎて、全てのタイミングの悪さに何度も身悶えました。あの時、もっと春樹に踏み込んで話を聞いてあげてたら…、あの時、縋ってきた春樹の手を離さずに恋人として復活していたら…読み終えてもなお、英さんエンドを夢見てしまう自分がいます。それでも、傍観者にならざるを得ない結末、きっと真っ当な人間である英さんにはそれしかなかったのだろうな、と納得してしまう自分もいて。本当切ない…。
光も何故か嫌いになれない。美しさと妖しさ、そして執着、あっこれ私の好物でしたわ。女性からの性的嫌がらせ、女性からの好意により友人も失い、一人で生きることを選択していく光。心が死んでいく中で、春樹だけが心に差す一筋の光に思えたのでしょう。それを家族愛ではなく、恋心と捉えてしまったのが坂道を転げ落ちる第一歩。春樹も含めて周りを巻き込んで、落ちる落ちるどこまでも。でも落ちた先には、やっぱり春樹が居たのですね。一人で生きる選択をしたはずが、ラストで春樹からの罪の告白という形での歩み寄りがあり、心の壊れた義兄を手に入れて…幸せそうな光。それが暗い落とし穴の底だとしても、光目線ではある種のハッピーエンドかな。
ずーっと光→春樹への想いは伝わらないまま続くけど、4巻一番最後の…春樹が光に買ってあげた本を、ボロボロになるまで読み、まだそれを宝物と光が言う様子を見て、春樹が光の愛を理解する…とか!だったらいいな!と勝手にハピエンに繋げたくなる症候群!
あーとにかくすごかった。カシオ先生のは毎回すごい。また読む。
最of高
ネタバレ
2023年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重たいです、重たいですがお話しは至高です!!
キャラクターも全員魅力的です!
禁断の愛憎がお好きなら是非お勧めします!
ただし本当にドロドロなのでお気をつけてお読みください。
いいね
0件
最終話で伏線回収
ネタバレ
2022年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初のシーンまじで意味わかんないなって思ったけど最終回でちゃんと回収されてて、そして、先輩いい人なのにやっぱ人間てそう簡単に変わらないよね。これは、ハッピーエンドでいいのかな、?でも、まじで面白かった。
刺激を求めての怖いもの見たさ
2022年10月30日
作者買い。間違いなく人を選ぶ作品。他作品でも攻めたお話を書かれるなと。個人的に惹かれる作者様。やはり今作も。不道徳、背徳的いわゆるインモラルな内容で。なかなかぶっ壊れたストーリー。平凡な日常が何かのキッカケで思ってもない方向に進み深みにはまっていく。それがインモラルであればある程抜け出せなくなり戻れなくなる。一度味わった麻ヤク的な背徳感及び劣情は止められないのであろう。やっとの思いで抜け出したはずなのに。又そこへ戻ろうとする矛盾さ。人間のエグい部分を剥き出しに描いている。ゾッとする。もはやホラー。ほんと怖い話。どう受けとめるかは人それぞれ。個人的に。日々平凡にやり過ごしているからこその。たまにこうゆう刺激的な作品が読みたくなる。面白いのかと聞かれたら答えにくい。ただ、平凡にやり過ごしている日常がどれだけ平穏か思い知らされる作品。
重い
ネタバレ
2022年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいて苦しいという感情しか出てこないです
お兄さんは平凡で優しい人だったのに弟と関係を持ってからの壊れ具合が怖かったし可哀想でした 洗脳とは違うけど慣れ?あんなに酷い目に遭ったのに最後はそっちにいくんだと思いました
いいね
0件
ストーリーがすごい
ネタバレ
2022年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ オススメで知り4冊購入。
次々にページをめくるほど面白かった。


両親が別荘を買ってなければ、あの時留守番をしにい
かなければ、
家族旅行を断ってれば
ここまでにならず皆なんとなくは幸せになれたのかな?

でも光の愛?執着?にはやっぱり勝てなかったかな。

イケメン2人を夢中にさせる春樹さん、すごいな。
いいね
0件
しんどい
ネタバレ
2022年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄も雰囲気があり話も読み応えがあって課金した事には後悔はありませんがお母さんが死んだあたりのくだりら辺からは必要だったのかなってしんどくなりました。
しこりが残る話ですが好きな作品になりました
異常性をもつ人間に関わる有効な対処法
ネタバレ
2022年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 義弟×義兄の話です。ハッピーエンド好きとしてはラストの展開に対するもやつきはもちろんありますが、物語として完璧であると思いました。どれだけ望みあるラストを願ったとしても、これは何かしらの異常性を有する人たちの物語です。すっきり終わる、そんなわけないのです。英先輩も分かっている通り、狂ってる心をもつ人間に関わるならば、自分も深い傷を負う覚悟で挑まなければならない。もし今後も春樹さんと繋がりを望むならば、ここからが正念場でしょう。
人を殺してしまった罪悪感は拭おうとしても拭えるものではないので、光さんや春樹さんの悔いや自分に対する憎悪はまだ付いて回るはずです。そんな彼らが、暫く経ち一度相対したところで綺麗に終わるはずがなく、むしろ対面したせいでまた引き摺られます。
また、英先輩を思うならば春樹とは離れた方がいいと思うけれど、英先輩の意志が好きな身としては、兄弟の鎖に引き摺られることなく、性被害を受け心に傷を負った春樹の傍にいてほしいと思います。
お母様に関してはもう全く被害者です。春樹を一時傷付けたのも善意であり死に至る罪ではありません。しかし現実世界でも創作でも、正しくて清い人間が死なないということはあり得ない。公正世界仮説ではありませんが、彼女の死に関しては、自分が身重であるのに春樹や息子を救えると過信しすぎましたね。
ではこの物語に自分が助かる正しい方法はなかったのかというとそれも違います。明確に有効な対処法を施した人物はいて、それが春樹さんのお父様です。狂ってる人間に自分も巣食われないようにするには、相手が子供であろうと愛した女の息子であろうと、関係を断ち切るしかない。
臨床医師やカウンセラーを味方につけたところで『正』に転じることはありません。物語が簡易なハッピーエンドに終わらず、暗澹とした混沌の落ちに着いたのがとても素晴らしいと思いました。漫画という観点からすると、そのような世界観にも関わらず読者の心を闇一辺倒に落とさない作風も素敵です。
何はともあれ、この作品は単に面白いのです。
重要なのは今普通である人間(我々の一部)がいつあちら側に転じるか分からないということ。とても素晴らしい作品を解像度の高い漫画で見せてくださりありがとうございました。
ヤバイ〜!
2022年6月2日
読んだ後しばらく放心状態です。結末に震えました←
毎日無料作品からコツコツ無料で読めるところまでは読みましたが続きが気になって、3、4巻を購入。
とにかく昼ドラのようにドロドロ。ドロドロBL最高です♡
つらいけどこうやって堕ちていく様子もワクワクしながら読みました。オススメです♪
いいね
0件
面白い
2022年6月2日
毎日無料連載で3巻の冒頭まで読むことができたので、3巻、4巻を購入しました。
3巻以降に話が大きく動きます。面白かったです。この人の作品は何度か読み返して考えたくなるお話が多いなぁ。英は幸せになってほしい。
独特なタッチの絵です。光が英を睨んだ時など、時々目の大きさおかしくて怖かったです。

番外編で春樹と光がカフェでお茶してるシーン。2人の座る位置がコマによって左右逆な気がするんですが、気のせい??
いいね
0件
執着がすごい
ネタバレ
2022年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんとに弟は最低なんですけど、なぜかわたしは嫌いになれず…終わり方もバッドエンドだとは思うけれどあれでよかったなと思いました。普通のBLだと義弟にグイグイこられてころっと落ちるのですがそうもいかないところが最高でした。読んだあとしばらく余韻がすごかったです。
いいね
0件
ムムム、シリアス
ネタバレ
2022年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今までのライトなBLなら美少年に迫られた時点で落ちちゃうんだけどなー
ぜんぜん落ちず!!!!!
全く落ちず!!!
逆に病んで逃げちゃうし攻撃しちゃうし
最後までドキドキキュンキュンな恋はなし
でも、やはり美少年は正義。
最後は思い通りになるという怖さ。
読み応えあり!!!!
いいね
0件
凄すぎる
ネタバレ
2022年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両親の再婚で出会った義理の兄弟の愛憎劇…この話を全て読み終わった後、何とも云えない重苦しさと同時にすごく読みごたえのあるものを読み切った満足感がありました。光の春樹に対する歪んだ執着と愛情は、春樹をどんどん追い詰めて壊していく…衝撃的な展開が続き目が離せませんでした。明るい話が好きな方にはオススメできませんが、重量感のある凝った話が好きな方にはオススメです。
いいね
0件
衝撃でした。
2022年5月3日
ストーリー自体がすごく重く、すごく苦しかったです、、絵が抜群にマッチしていて引き込まれました。
とりあえず英さんが報われる世界があって欲しい。
いいね
0件
ストーリー×画風がピッタリ、読み応え抜群!!!
ネタバレ
2022年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『毎日無料』でこちらの作品を読んでハマり、購入。各単話のラストシーンにそそられて、何回も読んでいますが、飽きないです!!
ストーリーの展開と各シーンの登場人物の顔や目、視線で、その時々の心情が表現されていて(喜怒哀楽の感情が溢れていて)、このお話の闇さを一層引き立てていると思います。カシオ先生の画、すごく好きです!!
ストーリーはお気楽なものでなく、人間の欲深さ、『そうせざえるを得ない』感多めですが、人間のリアルな欲を赤裸々に描いて、セリフもそういう『つついている』感じもあり、登場人物達の『いい子ちゃん』ではいられない感じが伝わってきてよかったです。
私は読んでいて、もどかしさや『なんで…!?』のシーンもありましたが、歯車が狂っていたまま、加速していく展開に惹き込まれました。

私には☆5以上の作品です。
カシオ先生、ありがとうございます!!
共生関係ですね
ネタバレ
2022年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 春樹は逃げようとしたが失敗し、光と共に堕落し、被害者は共犯者になることを選んだ。これは悲劇的な物語だと思います、最後まで春樹は光を好きになっていませんでしたが、もう光から離れられません、二人は共生関係です。
いいね
0件
歪んだ愛、最高
2022年4月8日
歪んだ愛、義兄弟、私が大好きな設定&ストーリーでした。続きが気になりすぎて課金が止まりません。単行本も買います!!!!!!!!!!
7年間の話
2022年4月8日
2話まで無料で読ませていただき、そこまで読んだらラストが気になってしまい4巻まで読みました。光の制服がずっと変わらないから時間軸がよく分からなかったけど、2周目で中高一貫だと気付く。高校生になってから関係があって、ラストは出会ってから7年後の光20歳ですかね。たまにはこういう話も面白い。
面白かった!
2022年4月6日
すっごく好きなお話でした。
もう何回も読んでます。
読んだ後は映画観たような満足感。
ダークな内容なので苦手な人は苦手かも。
2巻まで
2022年4月5日
太っ腹onBLUEさん2巻まで読ませてくださりありがとうございます。弟怖いよ、怖すぎるけど、続きが気になるー。
こういう話がすきなんです。
2022年4月4日
これはコミックでも持っていて何度も読んだ話です。こういう話が好きなんですけど、なかなかBLではありません。王道も割とイケるようになりましたが、こういう悲しい系が1番陶酔感を感じる。最近では1番。
鳥肌が立ちました
ネタバレ
2022年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光に執着され、どんどん壊れていく春樹。春樹は壊れていくのに、一緒にいれるのが嬉しいと無邪気な光、二人のコントラストが、どうやっても最悪な結末しか想像できなくて、一気に読んで鳥肌が立ちました。でも、このラストしかないと納得でした。
重く深く痛々しい執着と依存の愛の末路
ネタバレ
2022年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みから、グイグイ物語に引き込まれ、気が付いたら全巻読破。美しい義弟が引き金になり、巻き起こる壮大な泥沼執着依存物語…。
優しい義兄は洗脳されていくように泥沼に深く深くハマって落ちていく姿は悲惨で儚く美しくもあり、魅惑的で目を離せない…。周りまで巻き込み誰も救われず…心に消えない罪と罰を抱きながら依存し合う二人は結果的にはハッピーエンドとは言えず…二人の行き着く先には幸せはあるのだろうか…。
ある意味で綺麗事に終わらないリアルな終着点。
こんなカタチの愛を表現してしまう作者の才能には脱帽。何度も読み返してしまう様な中毒性の高い作品。
読破。
ネタバレ
2022年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ できるだけ漫画等の二次元世界の人には幸せになって欲しい。と思っているので、皆さんのレビュー読んで幸せな結末は待ってなさそうだってわかってたのに、ページを捲る手が止まりませんでした。
結果、読んでよかったです。
1、2巻無料で読んだ後すぐに3、4巻買ってしまいました。
あの時同級生の彼女がああいう行動をしなかったら。
過去、女性たちが光に性的な行為をしなければ…あの時光より先に英先輩が部屋を訪れていたら…のたらればがたくさん詰まってて、
小さなきっかけの積み重ねで結末に向かっていくのがとても自然でうわあぁぁ凄いってなりました。
登場人物の行動がそうされたらそうするよね。と、私にはとても腑に落ちたので辛い描写もたくさんあったけれど、受け入れながら最後まで読み進める事ができました。
無料というきっかけがなければ、巡り会うことができない作品だったと思うので、無料期間設定してくださったシーモアさんにも感謝です。
何回も読み返したいと思います。

この結末が積み重なった出来事の上では一番自然で最高だってわかってるのですが…たらればなのはわかってるのですが…女性に性的嫌がらせを受けずに歪まず真っ直ぐ育った光と春樹の純粋な愛ルートも見たかったし、英先輩が春樹と幸せになってくれるルートも見てみたかった…とか贅沢なことを考えてしまわずにいられないくらい、小さなことの積み重ねでの結末なので一歩違ったら全く違う作品ができただろうなぁとか妄想せずにはいられなかったです。
唸りながら読んだ、最高
ネタバレ
2022年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの意味が知りたくて読んでみたら…ヤバい、これは辛い…けど、この人たちが一体どうなっていくのか見届けずにはいられない!という衝動に駆られ全巻購入。愛なのか執着依存なのか、そんな言葉では足らないくらいとにかく義弟の光が兄の春樹へ向ける愛が怖い。どれが正しい表現なのか分からないけど、闇だと思ってたものが光に変わる瞬間というか、光が闇に落ちていく様というか…なんとも言えない感情が蠢いてザワザワしました。心を殺す前に壊れてまう…涙。でも結末には妙に納得している自分がいます。あんなに振り回されていた側が最後は逆転していたなんて…!!真実を知った時、春樹と光は共犯となりまた一つ深い繋がりが出来て、もう離れることはないんだろうなと思いました。あと、先輩には幸せになってほしいです。読み手を選ぶ作品ですが、試し読みで(現在2巻まで無料)内容が大丈夫だと思った方は最後まで読んでほしい。
いいね
0件
しんどいけど先が気になる!
2022年3月25日
表紙の男の子が綺麗だったのでずっと気になっていました。二巻無料になっていたので読みましたが、いやしんど!!ってなりつつ、先の展開が早く読みたくて読みたくて……クセになる感じです。
春樹と光…
ネタバレ
2022年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ この2人に周りが巻き込まれていき暗い展開になるけど最後は共犯者としての2人が共依存していき光が射していく感じかな。この着地で私は満足です🙂ハッピーエンドと捉えます⤴英さんはイケメンで素敵な人だし選ばなかったのもったいない気もするけど春樹には光、光には春樹とお互いに必要な存在になったよね。重たい話ってレビューが多かったから覚悟して読んだけど全然大丈夫でした。ヤンデレとか執着系に耐性がある人は問題ないと思うけど、光の行動が異常でイッちゃってる危ない奴にしかみえないならたぶん無理だと思う😩みんな誰かに頼って生きていたいよなぁと改めて考えた😕
何度も読み返してしまいます
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生美貌の義弟攻め×社会人義兄受け。義弟の光の執着愛から乱暴されてしまう義兄の春樹。1巻目無料試し読みで、重たい内容なので悩みましたが、続きがどうしても気になり、結局最終巻の4巻まで購入して、一気に読みました。とても練られて作られていて読み応えがありました。結局ヒトって、何かに依存したり何から求められたり何かを共有していかないと生きていけない生き物なのだと、改めて。主人公の春樹もしかり、義弟の光から逃れるため、そして義母の遥の不幸に対する罪を許されるために。色々な事が起こり過ぎて読んでいる私も辛かったですが、最終巻の4巻、最後の短いbonus trackに救われました。ふたりがこんな穏やかな時間を持つ事が出来るなんて。光は、一生をかけた初恋を実らせる事が出来たんですね……。
ポイント追加して購入しました
2022年2月23日
どうしても最後まで一気に読んでしまいたくて、ポイント追加して読みました。一度、読んでも分からず何回も読みましたが、読む度に印象が変わりました。でも、初めから変わらなかったのは読み終えると必ず、学生の頃にハマって読んでいたフランソワーズ サガンの小説を読んだような気分になる事です。好みが分かれやすい作品かなぁと思いますが私は好きです。
仄暗い世界に浸りたい時に
2022年2月22日
ストーリーがハッピーな感じではないので好みが分かれる作品だと思います。
心理描写が上手く描かれていて何度読み返しても引き込まれます!
個人的に収まるところに収まったので、バッドエンドではないと思っています。
合間の小話など盛り沢山で読み応えばっちりです。
執着、逃亡からの共依存・・・
2022年2月16日
カシオ先生の作品は本当に読んでいてゾクゾクします・・・。重くて辛くて切ないのにページをめくる手が止まらない・・・。本当に面白い作品でした。あの感情の行きつく先はここなのか・・・と落としどころがすごくしっくりして良かったです。一気にネタバレなしで読むのをおススメします。
読んで
ネタバレ
2022年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ カシオ先生の作品『ディレッタント』と同時購入で読みました。不憫な受け、、でも好き、あと攻めの美少年感がとても良きです。ハッピーエンドがバッドエンドかは読む人次第です。
あまりにもつらい
2022年2月15日
受け入れられないんだけど面白い
胸糞悪いんだけど読むのをやめられない
作者様の手腕ですね…
やっぱりラストはそうなっちゃいますか…
メリバにも耐性がついてきました
すごかった!!
2022年2月15日
すごい…久々にこんな重いBL読みました。購入して本当に良かったです。執着と言うのか、共依存と言うのか、私の少ない語彙ではうまく表現できないのですが、とにかく読み応えありました。
すごく良かったけど、気軽に何度もは読み返せないなぁ。
執着愛
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光が一方的に春樹に執着している様に見えるけど、何度分岐点を迎えても、やっぱり春樹は光を無意識にでも選んでしまう。いい意味でしっくりくるんでしょうね。春樹がもし壊れてなくても、やっぱり光を選んだのかもしれない。そう思うしかなくなる様な凄いスケールのお話でした。
凄い作品です。
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光は子供の頃お手伝いに悪戯をされたトラウマから女性が怖くなり、不安だったところに春樹という安心できる存在に出逢い、惹かれ自分の不安を受け止めて欲しいところから春樹に対して執着と愛情が芽生え、愛情が暴走してしまったのでしょうか。そして成長した光に純粋でけがれのない春樹はつけこまれたのか。でも光はもともとは純粋だった。愛が凄かっただけ。春樹は苦しんだけど。ファンタジーBLなら義兄弟もサラッとお話にしてしまうのでしょうが、もし現実だったら春樹の反応が正解ですよね。その説得力や春樹の精神の変化が息をのむ感じで凄い作品だと思いました。遥さんが生きていたら最後2人にはならなかった。でも幸?か不幸か亡くなってしまった、しかも自分達のせいで亡くなった事で最後また2人が一緒になった。その先の2人を見てみたいけどかなわないでしょうか。短い番外編でも良い、2人の幸せな姿が見たいです。
ストーリーが秀逸で凄く心に残る作品です。
ターニングポイントは幾つもあった筈…
2022年1月22日
英さん推しで読み進めました。めっちゃ歪んでるけど、もうこれしかないよな。って終わり方だったので最高に満足してます。面白すぎる…!!
胸糞なのにページを捲る手が止まらない!
ネタバレ
2022年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんという昼ドラBL!
主人公が不幸落ちするほど盛り上がる昼ドラのように、この作品も不憫受け・春樹から目が離せない〜。買う側としては正直4巻も引っ張らんと2巻くらいでまとめてくれんかなとも思うが、特異な環境の連鎖で歪んでいく光、はよ逃げろや〜としか思えんシチュエーションにまんまと絡め取られていく春樹、これらをネチネチと描いてくれるので、面白くてページを捲る手が止まりません。そんな中で一服の清涼剤のような英先輩の存在に癒されます。

しかしこれは昼ドラではなくあくまでカシオ先生のBL…英さんエンドはおそらく無い。でも光エンドも胸糞悪い…一体これどうなっちゃうの〜と一気読みしてしまいました。実はレビューでうっすら結末の方向性は知っていたのですが、それでも読んでる時の面白さは半減しませんでしたよ。

●この辺からネタバレ●
2巻の、英先輩で少し希望を持たせてからの大破壊、3巻の春樹ブッ壊れからの光オロオロ展開がめちゃめちゃ読み応えありました。光もっと苦しめ〜と思うのですが、春樹も中途半端なのよねイライラ。
英先輩エンドはありえないと思いながら読んでいたのに、4巻の英先輩の告白のタイミングが最良過ぎて、一瞬英先輩エンドを夢見てしまいました。作者の手腕〜。

エチは、無理矢理プレイだけではなく春樹から受け入れてるエチもあるのですが、何ひとつ萌えず。私の心のチン◯がピクリともしませんでした。やっぱりその先にラブが生まれようもないからかな。回数を重なれば重ねるほど春樹を破壊していく行為だと思うので。
春樹の反応に喜んだ光が時々純情な顔するのも腹立たしくて、エロいとかよりただただイラつくw

そもそも人から性的な好意を寄せられる事に苦しめられてきた光が、なぜ春樹を性的に搾取することには矛盾を感じないのか。光のその自己中心的な感覚は、全ての悲劇の後も変わらないように見えて、春樹と光は永久に分かり合えないと思いました。春樹は己の余生を光に差し出すことで、重すぎる罪の意識から逃れたのだろう。メリバかなと思いますが、よく考え抜かれた読み応えのある作品でありました。
やばい作品に出会ってしまった
ネタバレ
2022年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 割と好きな作家さんの作品。何だか怖そうだったので手を出さずにいたが、ついに読んでしまった。しかも一気に4巻まで💦

10歳下の義理の弟、光(ひかる)×法律事務所で働く春樹。義弟の不自然な執着に加えて、春樹の大学時代の先輩で、上司でもある英(はなぶさ)が絡んできてストーリーは悪い方へ悪い方へ…。英は悪くないと思うのだけど、本当に、坂を転げ落ちるように春樹が病んでいきます。

ここでああしていたら、とかこう言ってたら、とか『if』を考えずにはいられないお話。
あとは、最終的にこれで良かったのか?と疑問が残るけど微かな希望を信じたいような。でもやっぱり終始怖いんだよなぁ。
いいね
0件
重いけど
2022年1月21日
1巻読んだら続きが気になりすぎて、4巻まで購入してしまった。
最終的にハルキは光の元に落ち着いたのかな。
最初の始まり方がハルキにとってつらいものだったけど、そこを間違えなければ光は普通に恋人にもなり得たのかな。
身体を重ねていくうちに、ハルキも絆されていく様がよかった。
というか、自分を許してくれるのは光だけというセリフから、そうせざるを得ないのかな。でも少しずつ光に気持ち(情が)移っている部分があるんだよな。
重いけど好きな作品でした。
最果ての地で
ネタバレ
2022年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは、かなりの名作。
重厚、ハードな表現も多いのに
泥臭や湿潤な感じがなく、どこか音楽を奏でるような美学が感じられる。
クライマックス近くの2人がたどり着いた最果ての地で、共通の悲しみを得てしまった2人。
この世は、2人か、2人ではない人間たちか、に隔てられ
人間力完璧な先輩は、どんなに努力し救おうとしても踊らされる道化師のようだ。
神様に与えられたチャンスは一度だけ、12月24日。しかし、あれは乗り越えるのがかなり難しいハードルであるし、彼は悪くはない。でも、あの時しかチャンスはなかった。
重くてツラくて考えたくなる
ネタバレ
2022年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一気に全編読了しました。執着愛から逃げ切れなかった末の共依存的なカタチ。興味を刺激され続け、夢中にさせられました。最悪の結果でなかったことにホッとするくらい、光くんを否定する気にもなれなかったし、春樹の絶望も一緒にツラく思えたので気持ちはしんどいのに、最後まで見届けられて満足しています。
良い!
2021年12月11日
以前1巻を読んだことはあり続編が出ていたので買い直して全て読みました。
私はドロドロが好きなのでどストライクでした。
衝撃。。。
ネタバレ
2021年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前セールで購入し読み始めてみたもののあまりの不穏な空気に怯んでしまい、そっとページを閉じてしまいましたが今日こそはと意を決して、、
読み進める毎に、動機に息切れ、なのにページを捲ることを何故か止める事が出来ない。

この義弟の狂気染みた執着愛から始まる暗く深い闇。

壊れて落ちて憎んで更に落ちたその先には、一体何を見出すのだろう。
それはやはり「光」なのであろうか。
憎しみ、憐憫、劣情と様々な感情を抱きながらも、深い共依存となり、共犯と言うしがらみを互いに共有する事で、自身の存在を許し肯定してくれる唯一の存在。
「 予感がした 俺は いつか 光を殺せなくなるだろう 」
こんなにも壊れ追い詰められ、それでも拒絶できない苦しみを想像する事も出来ない。
秀さんに希望を託し、もう少し春樹の違う着地点を想像したりしていたのですが、2人にとってはやはりこれが最大のハピエンだったのではないかと思わせる。
ここでフランソワーズ サガンの「 悲しみよこんにちは」を持ってこられるのもやるせない気持ちになる。

「俺はまた 正解を見失い立ち尽くす」という秀さんと全く同じ位置にいる私です。

ただ、あまりの衝撃に気持ちが追いつかず、気軽に何度も読み返す事が出来そうにありません。
なんで星って5個しかない???
2021年11月7日
これは今までで片手に入るくらい読み返してる作品
メリバが好きな人にはすごいオスメス
近親.相.カンとかドロドロ、報われない系好きなら絶対読みなって感じ
最後はどう捉えていいか難しいけどそんな終わり方にするのも天才
まさに泥沼…
ネタバレ
2021年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 春樹に執着する義弟の光。
狂気じみた執着愛に、春樹は疲弊していく。
もう、読んでいて苦しくて、でも続きが知りたくて、大人買いで全巻一気に読破しました。

最終的には、ハッピーなのかバッドなのか判らない。
でも、なんか心に衝撃と感動と蟠りを残した忘れられない作品でした。
好きです
ネタバレ
2021年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 嫉妬したり執着のある話が大好きで、私はツボでした!
兄弟というところもまた悩めるシーンがあり、好きでした。
いいね
0件
読み終えた時の余韻が…
ネタバレ
2021年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ぶっちゃけ鬱展開だし、読んでる最中胸が苦しくなるけど、読まずにはいられない。この世界観に入り込んで沼状態です。
鬱展開大丈夫な方はお勧めしますが、人によっては胸糞だと思います…
2021年9月9日
よくオススメや評価で目に入っていて
お気に入りに入れてた作品をやっと購入しました
もっとはやく購入しとけばよかった…

もうほんとに胸がぎゅっと押し潰されてるような
誰の立場になっても悲しくて心が痛くて
気付いたら涙が出てるような作品でした。

特に2巻の最後は色んな感情で震えました
ここまで感情移入をさせてくれる作者様…すごい

わたしはドロドロや執着系や病みがすごく好きで
この作品を読んでまさにこの言葉がピッタリだな、と

狂ってるし、みんな最後は狂う
歪んでるけどやっぱり共依存で結ばれる
かなり読んでる側で最後の結末は変わりそうですね

続きが読みたい。
けどここで終わらせるのが作者様のこだわりでしょうか
最後までほんとに重くて面白かったです

作者様の他の作品が気になります
好みが分かれる
ネタバレ
2021年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな人は好きだと思うけど嫌いな人は本当に嫌いだと思う。兄弟愛が好きな人とか無理矢理が好きな人は好きだと思う。最後まで読まないと救われた感は全くない。
いいね
0件
サガンの描写する虚無の世界を感じる秀作
ネタバレ
2021年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ あー本当に素晴らしい作品でした。こういう作品大好きです。
こちらの作品、サガンの『悲しみよ こんにちは』の内容と共鳴するものがたくさんあるなあと感じました。まさにサガンのあらゆる作品の隠れたモチーフにもなっている「虚無」が1つのテーマになっているのかなあと感じます。作中でも、春樹さんが光に買ってあげていた小説は『悲しみよ こんにちは』ですが、カシオ先生のこの作品に込められた作意や想いを(僕なりに)深く感じました。特に、『悲しみよ こんにちは』の冒頭で引用されているポール・エリュアールの詩は、まさに春樹さんと光を象徴しているなあと。読後にさらっと小説を読み返してみてそう感じました。
最初から、春樹さんと光、2人だけの世界が存在していれば良かったのに。そう思ってしまう程、彼等の互いによる洗脳とも言えそうな相互依存・執着ぶりはきっと誰にも理解されないんだろうなあと思います。でも理解出来ないから面白いし、魅力的だなと僕は思います。2人の関係には最初から誰も干渉してはいけないのかもしれないですね。彼等の関係性を知った上で、それでも少しでも干渉して巻き添えになって自分が不幸な境遇に陥ってしまったとしてもそれはもう自業自得としか…遥さんの様に。何も知らずただただ悲しみの中にいるだけのお父さんは、一番悲しみよこんにちはって感じですが。でもこれはきっと知らなくても良い事ですね、お父さんにとっては。個人的に英さんが凄く好きです。春樹さんと光の関係に翻弄されて、結果的に再び振り回されている姿はちょっと可哀想ですが。一番安心できるキャラクターです。
望みを失っても、心を殺しても、結局は意識がお互いの方へ向いてしまう2人。自分の価値は"虚無"であっても、互いがいるというだけで、それが自分の存在意義になっているんだろうなあ。
一巻無料版
ネタバレ
2021年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ を読んだら、面白くて全巻購入してしまいました。
絵柄は全く好みではなかったけど、年下攻めや執着攻めなど、私の好きが沢山入っていたのと、お話のテンポが良かったのでするする入ってきました。最終巻で、は?!この展開必要?てとこがあり、星下げようかと思いましたが、その他は楽しかったので、★5つにしました。
4.5☆
2021年7月3日
評価が分かれそうなダークな内容。わたしは兄弟モノが好きなので特に好きです。ありふれた内容じゃなく、ずっしりと重い内容。ただのラブいちゃ甘々マンガは好きじゃないので、この作品は読み応えあります。
溺愛より執着が良い。一途に思い続けるイケメンは大好物。振られてすぐに手近の誰か行くような安っぽいのは嫌いだし。綺麗な顔だから故なのか女嫌いに?外見に似合わない不器用な生き方、そしてどこか放っておけないような愛おしさ、自分を好きになってしまったばかりに堕ちていくのを憐れんでしまう。一途に思って誰よりも心配してくれ...いつかは惹かれてもおかしくないと思う。先輩もちょっと可哀想に思えたけど、肝心な時に突き放してしまったりしていたし、ゲイってわけでもないし、きっと幸せは先輩の所にも来るでしょう。カシオ 先生の絵は好みってわけじゃないけど、なんか美しく魅力的な男性描くのが上手い、手先までとても綺麗、何とも言えない表情が良い。評価は4.5☆
いいね
0件
衝撃
2021年5月1日
ずっと気になっていたので、1巻無料のとき勢いで購入しました。読了後の感想ですが、毎度巻末がエグすぎて感情の大波乱に襲われつつも一気読みしてしまい、とにかく惹き込まれました。(一人で抱えきれなかったので、メモ帳にリアルタイムで感想を打ち込みながら読みました…。)全4巻に凝縮されており、重めの作品となっています。とくに作者さんのお話の作り込み、思い描く世界観の再現度、台詞の言葉選びが素晴らしかったです。個人的に、この作品は腐目線でない方が楽しめると感じました。同時にBLというジャンルに縛られず、多くの人に読んで欲しいと思いました。少しネタバレになりますが、ラストも不幸寄りなのかなと思います。ヒーローだと思っていた推しが、一番近いだけの傍観者だったことが衝撃的でした。長々と語ってしまいましたが、最後まで読み終えることができて良かったです。重い話が好きな人にはとてもおすすめです。
辛い……
2021年4月19日
依存、執着、共犯、歪んだ愛情、本人同士だけでなく周りも巻き込んで崩れてく。ラストは穏やかな顔をしていたけど、ハッピーエンドとは言えない終わり方だった。本当に辛い……それでも目が離せないくらい惹き込まれた。
買ってよかった
2021年4月13日
途中しんどくなるけど、こういう執着系は何だか癖になるし、先が読めないだけに気になる
何回も読み直したいくらい良かった
いいね
0件
苦しいけど良い!
2021年4月12日
絵はあまり好みではなかったので今まで手を付けなかったのですが今回1巻の無料版を読んで2巻から最後まで即買い!弟くんの執着愛が主人公をどんどん傷付けるんだけど気づけば主人公も弟くんがいなければ生きていけない存在に!?みんなハピエンにはならないので読み終えた後スッキリ〜♪とはならないけどドロドロ好きな方にはオススメしたいです!
いいね
0件
泣いた
2021年4月9日
久々に漫画を読んで泣きました
この作品に出会えたことに感謝

何度でも繰り返して読みたいです

とりあえず全員
幸せにとは言わないけど
いい方向に進んでほしい
おもしろかった
ネタバレ
2021年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと読みたいな、と思っていましたがなかなか踏み切れずにいました。
ヤンデレ攻めが好きなんですが今までハピエンの作品が多かったので攻めが一向に受けに受け入れられないのがかなりしんどかったです。
お父さんと遥さんを思うと苦しかったですがお話としてありきたりじゃないのでおもしろかったです。
でも個人的に光くんも英さんも大好きなキャラクターだったので最後は素直に幸せになって欲しかったなあと願わずにはいられません。
いいね
0件
光君、恐っ
2021年4月5日
義理の兄への執着が凄い。先輩や義理のお母さん&赤ちゃんの事を思うと手放しで喜べないのだけど、結局、執着が勝ったのかなぁ。カシオ先生の本を買い漁るきっかけとなった作品です。話が重く、二人はハッピーなんだけど、それ以外の人はみんなハッピーになってないんで何となく読後感は悪いです…。でも嫌いじゃ無い。
病みます
ネタバレ
2021年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく最後まで重くて辛かった。全員とことん不幸せになってしまって、そこからやっと立ち直ろうと頑張っている描写があって少し安心したのも束の間で、最後まで歪な関係は続いていて、やるせない気持ちになった。
夜1人で精神不安定な時に読むと確実に病みそう笑笑
レビューをシェアしよう!
作家名: カシオ
ジャンル: BLマンガ 近親もの(BL)
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics