「あのね、みっちゃん
」のレビュー

あのね、みっちゃん

すう

かわいいしか書いてないレビュー

ネタバレ
2026年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ すぅ先生のタレ目男のビジュに弱くて読み始めた本作。
読んでて笑ったり泣いたりと感情が揺さぶられた末、最後はぜーんぶみっちゃんの可愛さに感情が持っていかれました…!

 みっちゃん視点で始まる序盤では、清野の若いイケメン市議会議員としての表の顔と、15年ぶりに再会したみっちゃんにだけ見せる執着にワクワク。
 ところが、視点が清野に移ると、30代なのに、ピュアッピュアで、清野に対する敬愛の情を超えた感情を抱きながらも、自分に自信がないからか、恋愛という感情に結びつけることのできないみっちゃんが、可愛すぎて、何度も込み上げてくるエモさに転がりまわりたくなって抑えるのが大変でした…。こんなに純粋に、自分のことを肯定してくれる存在がいたら、性別問わず、自分のものにしたいって思うよ、そりゃあ。

 互いに相手を思っているのに、言葉と気持ちがズレて拗れかけたとき、清野ママがいいパス出してね、子どもの頃の清野がどれだけみっちゃんに励まされたかが伝わるところも名場面で。ホント、すぅ先生は嫌味のない女性陣をBL作品に出すのが上手いわぁ。

 そんな子ども時代の場面と、現在の場面が交互に描かれて、大人になった2人が拗らせたかと思うと、子どもの頃の純粋な気持ちを思い起こさせて、2人を応援せずにはいられない作品作りがいいんよ。見た目は立派なのに、あまりにもウブいみっちゃんに、果たしてエロい展開は待っているのか…と、思っていたら。ちゃんとなるんだな。あのドスケべ大物議員がトリッキーな役割を果たすのも、全てはみっちゃんの魅力にハマったからなんだよな…と思うと、みっちゃんの無自覚な可愛さ、しかも30歳までそのピュアさを保てた奇跡に感謝するしかねえな、と脱帽

 先生が、清野視点で、みっちゃんだけの表紙にしたのも分かるみっちゃんの「バリかわいか」ぶりをみんなに見て欲しい…

 書き下ろしも、清野への溢れ出る思いから、斜め上にエッチな方向に頑張ってしまうみっちゃんの可愛さにノックアウトされました…
 作品造りの旨さや構造を語ろうとしたのだけれど、それもこれもぜーんぶみっちゃんの可愛さに持っていかれて「かわいい」しか書いてないレビューになっちゃって、ごめんなさい…
 とにかく、不器用な大人の可愛さに殴られたい人に全力で推したい逸品✨✨
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