誘蛾灯に焦がれる
」のレビュー

誘蛾灯に焦がれる

塩味ちる

全力でエールを送りたくなるカップルのお話

ネタバレ
2026年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 穏やかに、静かにストーリーが流れるのに、大きく心揺さぶる塩味ちる先生の作風が大好きです。

今回は「うぶな年下攻め」のお話でした。塩味ちる先生の作品は、毎回受けがめっちゃ可愛いのですが(私調べ)、今回は攻めもめ…っちゃくちゃ可愛かったですね…………。

もぅ…ほんと…………幸せになるんだよ!??!!

って全力でエールを送りたくなるカップルでした。

優しいから、相手を思いやるからこそ踏み出せない一歩があって、それにより2人は4年間も離れることになったのでした。でもその4年があったからこそ、自分の気持ちに確信が持てたし、その気持ちに素直になる覚悟ができたのかもしれないな……と好き勝手な解釈をする壁(私)でした。

ベッドシーンは、………鼻血と涙必須。(大変)
男性らしいえぇ身体同士のまぐわいは、迫力満点で大変エロくて素晴らしかったです。攻めの童貞らしい恥じらいと必死さが微笑ましくてニマニマしながら読んでたら、次のコマで思わずもらい泣き(号泣)。……あの表情とあの涙は………反則ですわ_| ̄|○

ふんわりと締めくくられた終わり方も素晴らしかったです。この後、2人が絆を深め、共に人生を歩んでいく姿を見たい気もしますが、敢えて描かずに読み手の想像に任せるのも良いのかもしれません。誰がどう想像しても、2人が幸せに添い遂げる未来しか見えないから。きっとその幸せな想像が現実になっていくのだと信じています。
…………と言いつつ、描き下ろし番外編のような可愛いエピソードはなんぼでも欲しい。(ワガママ)

幸せな読後感に包まれる、とっても温かい作品でした。
塩味ちる先生、素敵な作品をありがとうございました。
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