レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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狂い鳴くのは僕の番 :Re【12P小冊子付き初回限定版&シーモア限定特典マンガ付き】
原点にして最高峰2023年4月27日の無印番組の続編です。単話でもずっと追いかけていますが1冊にまとまって本当に嬉しいですし感慨深いものがあります。初期の頃の殺伐とした関係性はすっかり霧散し、とろっとろ甘々な同棲生活のワンシーンからスタートした新章。β編でもちょくちょく二人のいちゃこらシーンは出てきましたが、新たに登場した弟くんたちがストーリーに絡むことによって、烏丸さんと高羽君の愛がよりいっそう深まっていくのだろうと期待に胸が膨らみます。愛が深まる過程でウッと胸が苦しくなる展開がきたとしても、β編のラストにたどり着くには必要な試練なのだと、二人の絆を信じて見守っていこうと思いました。いいね
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泣けた2023年4月3日凝縮された内容で、読み応えバツグン。よく1冊にまとまったなぁと思える濃さでした。二人が惹かれ合う過程をもっと見たかったなぁとも思うけど、それを差し引いても読んでよかった!いちゃいちゃしてる番外編とか続編が欲しいです。
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ネタバレなしで読んでみたら最高だった2022年1月10日自分好みの話かどうかレビューで確かめようと思ったら、「ぜひネタバレなしで!」というコメントがたくさん目に入ったため、攻めと受けのキャラがとても魅力的であるということだけ薄目を開けて確認したあと思いきって購入しました。結果、買ってよかった〜!どんなびっくりストーリーかと思いきや、好きな人を一途に思うひたむきな恋のお話でした。作品紹介にあるとおり、田舎のスーパー銭湯でマッサージ師として働く湯川(攻め)のもとに、彼の理想のタイプである「黒髪美人な大和撫子」の姫宮(受け)がアルバイトとしてやってくるところから始まります。出会った初日にも関わらずトントン拍子にことが進み、こんなに美味しい話ってあるもん??というスタートを切った二人。体格差を堪能できるえっちなシーンや、甘〜い!と悶えたくなるようなやりとりの中に、時たまチリッとした小さな不安要素が入りつつ、大きな山場を迎えたところできっちりきれいに大円団。確かに、あまり詳しい前知識を入れずに読んだほうが何倍も楽しめる作品でした。湯川の心境にも、姫宮の想いにも共感でき、さながら二人の恋の応援団のような気持ちで読んでいたため、心の底から笑えるハッピーエンドになって本当によかったと思います。湯川と姫宮、その周りにいるのがいい人たちなので、嫌な奴はことさら性格が悪く見えましたが、それもまたストーリーのいいスパイスなのでしょう。すっきりしない部分はなく、読後の満足感は◎。全体的に二人がイチャラブしている描写が多く、湯川の善良さ、姫宮の一途さ、お互いがお互いを大切に思っているのがひしひし伝わる素敵なお話でした。ぜひ、ネタバレなしでお読みいただきたい!
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もちろんYES!2022年1月1日ゲイばれしてるからってそんな露骨な態度とるもん?と思いながら読んでいましたが、なるほど。奥村くんが受けた仕打ちの酷さを思うと、元凶にはもっともっともーっと苦境に立ち続けてもらわないと気が済みません…許すまじ。あんなことがあってもちゃんと前を向いた奥村くんは本当にえらいし、そんな奥村くんを色眼鏡でみたりせず、その仕事ぶりや能力をきちんと評価してくれる元川さんは本当に素敵。いざってときに助けて守ってくれる上司としての魅力、ありのままを受け入れ包み込んでくれる男としての魅力、ちょっとデリカシーがないところもむしろいい。そんな元川さんに照れたり戸惑ったりしながら惹かれていく奥村くんは本当に可愛くて、ところどころで見せるくしゃっとした笑顔にやられます。恋に臆病になっていた彼には、元川さんのようにグイグイくる懐の深い一途な相手が合っているのでしょう。あのシーン、あの口説き文句は最高でした。色々と諦めてしまっていた奥村くんが、また心から笑えるようになれて本当に嬉しいです。仕事では支え合い、プライベートでは笑い合い、ベッドでは熱く溶け合いながら、末永く幸せな二人でいてください。
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本能を凌駕する強い想い2022年1月1日Ω嫌いのリアリスト・αの煌臣と、かつて「運命」に泣いたロマンチスト・Ωの旭が番になるまでを描いたお話。オメガバースにおける「運命の番」というシステムを上手く使った内容だなぁと思いました。旭がΩ性によって酷く扱われる描写こそないものの、「運命」という名の本能によって深く傷つきます。そうして過去の傷を抱えて立ち止まった旭の手を、ゆっくり優しく時には強引に引いて歩いていく煌臣の頼もしさが見どころかと。出会い方こそ強烈でしたが、距離を縮めていく最中は青春といった感じで、何があっても最後の最後まで己の気持を貫き通した煌臣はまさにスパダリと呼ぶに相応しい男だと思いました。本能の前では恋心も愛情も霞んでしまうのか?たとえそこに気持ちがなくとも「運命」であれば従ってしまうのか?そういった部分にフォーカスしている今作…本能を凌駕する強い想いで結ばれた関係こそ、運命よりもロマンチックなのではないかと思います。続編が春から連載スタートするらしく、今からめちゃくちゃ楽しみです!
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めっちゃよかった2021年12月24日セールだったし絵がきれいだったから買ってみたけど大大大正解だった〜!!極道もの×オメガバースって扱い方によっては見るに耐えない話になりそうだけど、この「オメガの婿取り」はめちゃくちゃいい塩梅で描かれていたから読みやすいしグッとくるしで最高でした。Ωであることだけを理由に他の組の奴らから舐められないよう強くあろうとする義治の信念や生き様がすごく格好よくて、自分の大切なものを守ろうとする芯の強さにシビレます。それに、メンタルも腕っぷしもあんなに強いのに、えっちなシーンではとろとろに蕩けてるのがめっちゃエロくて可愛かった。そんな義治にぞっこんな真は、自分の世界は義治を中心に回っていると言わんばかりの一途さで、心の底から愛しく思っていることが言動の端々から伝わります。若頭とそのお付きである以前、幼少期から一緒にいた幼馴染だから、他の組員とは一線を画す距離感にいるのがお互いへの接し方で分かるあたりもいい。極道ものだけど暗くないし、オメガバースだけど悲壮感はなく、二人の気持ちが通じ合うまでのすれ違いがいい感じにセクシャル&シリアスで、クライマックスでこれまたいい感じに盛り上がったまま濡れ場に突入しハッピーエンドって流れが完璧でした。特別甘いわけではないのに、他の誰も入れない二人だけの世界というか、そういう空気感があるところがすごく好き。組長であるお祖母様はこれまた格好よく、組員たちのわちゃわちゃしたやりとりも面白く、隅々まで楽しめた一冊でした。欲を言えば二人のこれからがもっと見たい!続編期待しております。
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世界観がすごい2021年12月21日オメガバースと似ているようでまた違う、亜人と呼ばれる獣人のいる世界が舞台になっています。設定やストーリーなどよく作り込まれているなぁと思いました。攻めのカリムがとにかく格好いい!一本芯の通った考え方や、男気溢れる行動力、強くて優しいところが魅力です。受けのアセナも肝の座った美人さんで、立ち振る舞いひとつひとつに妖艶さがありながら、耳やしっぽに表れる感情が素直で可愛らしい。お互いの生き様や信念を知り、だんだん惹かれ合っていく様子がじれったいやら微笑ましいやら、ページをめくるたびにどんどん物語の中に引き込まれていきます。淡く芽吹いた恋はきれいな花を咲かすのか?とドキドキしながら見守る中で起きた事件…迎えたクライマックスはまるで映画のようでした。ファンタジーものらしいスケールで描かれる感動作。脇を固めるキャラたちも魅力的ですし、ここで終わるのはとっても寂しい。無事にハッピーエンドに辿りついた二人のラブラブ新婚生活編が見たいよー!
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ずっと見守っていきたい2021年12月16日絵柄のせいかすっきりあっさりしている印象があるストーリーなのですが、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいに読めば読むほど魅力を感じる一作です。正広と康介、お互いがお互いを想うがゆえにすれ違いそうになったりするものの、周りの助けもあり毎回いい感じにまとまってくれるのでストレスなく読み進められました。キャラの性格が変にヒネてないので波乱の予感があっても「二人なら絶対に大丈夫」と思えます。エッチな場面は教師と生徒ということもあってか控えめですが、正広の成長具合がしっかり分かる描写になっていて◎。脇を固めるキャラも個性が立ってて読んでて面白く、ずっと見ていたいお話です。
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こりゃやべぇ2021年10月26日裏があるんだろうなって思いながら読み進めましたがいい意味で予想を裏切られたというか「こんな展開くる?」「そんな思惑があったの!?」って感じで色々忙しかったです。ぜひネタバレなしで読んでいただきたい。受けくんの真っ直ぐな性格がとても胸に刺さる&その一途さに救われる作品でした。本編だけでなく書き下ろし含めてこそ真のラスト…でももろもろ解決したかが分からない部分があるため二人のその後をぜひもっと見せていただきたい〜!!
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匡人が可愛すぎる2021年10月26日BがLしてるっていうのはもちろん恋心にプラス一人の男として抱えていた過去やら何やらを二人の関係性に絡めてストーリーが作られているため些細なやりとりひとつにも萌えてしまう。破れ鍋に綴じ蓋じゃないけど巡り合うべくして結ばれた二人…まだまだ続編があるとの知らせに狂喜乱舞するくらいこの作品が大好きです。旭の、考え方がしっかりしてて懐が深いのに独占欲つよつよなところがいい。当て馬だった前作を読む限りじゃ好きにはなれなかった匡人もこのラブネストで可愛さ爆発というか本領発揮というか、(高身長でガタイがいい受けは得意ではなかったのですが)くるくる変わる表情があまりにも可愛く尽くしたがりのヤキモチ焼きでいったんスイッチ入るとたまらんエロさでけしからん。イクときのお顔がまぁシコシコのシコなのです…作者様の画力に拍手喝采、続編全裸待機です。
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