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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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ガテン系スッキリマンガ2019年3月27日惚れます。
ただただ惚れます。
ゲンさんがもし現実にいたら、
私も一緒に働きたい!
もちろん、ゲンさん以外の登場人物もイケてますよ♪( ´▽`)
爆破解体についても目新しくて面白いし、
早く続きのシリーズ販売して欲しいです。いいね
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落とし所グッド2014年4月6日この手の異世界冒険ストーリーの、一番難しいところは
ラストで主人公をどっちの世界に落とすか?…ということじゃないかと思うのですが、
その点、この作品はうまく落としたなぁ、という感想です。
最後の10話は波乱に継ぐ波乱で、いったいあと数話しかないのに、どこに話が落ちるのか心配になりましたが、さすがベテラン、大御所の作家さんですね。
愛や友情に、見栄やら裏切りがなく終わって良かったです。
惜しむらくは、ライナスの生い立ち(前エリュシオンとの関係)と、彼の心の傷が、いまいち説明不足なこと。
個人的にはもっと女王とのいろいろドロドロがあった方が、彼の愛に心がついて行かれたかも。
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とても読み易いです2014年3月31日十代の頃に原作を読破しようとして、何度も挫折したのを思い出しました。
マンガで読めるなんて、いい時代です。
14世紀の詩人で哲学者ダンテによる宗教哲学書とでも言いましょうか、
天国編は、さぞかし当時はセンセーショナルだったことでしょう。
神の愛によって、この世の全てはひとつである、というお話です。とても読みやすく描かれています。
原作を読む予定がないなら、
古典を知るには良い作品かもしれません。
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原作無視でも面白い2013年12月1日井坂幸太郎原作小説の『魔王』には、ただの1ミリも出て来ない、蝉や鯨やスズメバチが活躍しまくり、
フロイラインが暴れまくり、弟の復讐劇は絶叫マシーン並みに痛快、
原作小説を完全に無視した展開でありながら、
実は井坂氏本人が最も愛するキャラクターと世界観に溢れた、この漫画版『魔王』は、堂々『井坂作品』と言えるかと思います。
主人公を敢えて少年にしてあることでテンポが良く、冒険・サスペンス要素が強くなり、作品としてもまとまっていて非常に面白かったです。
原作版『魔王』、『グラスホッパー』、『モダンタイムズ』の世界観を、よくここまで綺麗に一作にまとめたな~と、大須賀漫画の完成度の高さに感心しました。
個人的に『蝉』は井坂原作版より大須賀めぐみ漫画版の方が華やかで好きです。殺し屋なのにうさ耳のパーカーって…素敵すぎ。 -
非日常が日常2013年11月24日よくある可愛らしい学園もの少女マンガです。
ただ、設定が『天狗の娘』ってだけです(笑)。
その一種独特な非日常が日常に溶け込んでいるので、動物が人になったりしてるのに、不思議に違和感なかったです。
そして、主人公の秋姫がとっても可愛い。
素直で、友だちは多いけど、いろいろ自信がなくて、うまく自己表現できなかったり、
恋に悩み、友情に悩む、もうどこにでもいる等身大の女の子です。
秋姫を守る瞬ちゃんも、無愛想だけどカッコいいし、友だちはみんないいヤツだし、
ゆくゆくライバルやら敵もちゃんと出てくるし、
いろいろ好感度高い作品でした。
現在、修学旅行に出たところですが
このへんから、一気に運命の歯車が動き出す空気になってます。目が離せません。早く続きが出ないかな? -
今市子節てんこ盛り2013年11月5日ドタバタホームコメディBLといいますか…
今市子さんの連載作品はどれもその傾向がありますが、
今回も期待を外さずドタバタです。
こんな日常でみんなアタマおかしくならないの!? と呆れながらも
どうも先が気になってつい読んじゃうといいますか…。
聖(さとし)と鉄平さんのウブっぷりが可愛いですけど
ドタバタ要素が強くてすれ違いにジリジリします。
理不尽&じらしドタバタ今市子節に笑いたいかたには絶対おすすめですよ♪
(以上、中盤までレビュー)
以下補足です◇◇◇◇
最後にどんでん返しが来ました…。
意外と深刻なラストでした。うーん…最後までドタバタで飛ばして欲しかったかな。
参考入ってしまったので、文面変えずに補足しました。
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涙もろい人、注意2013年8月4日ひと月かけて読むつもりが気づいたら一気読みに。
万物を統べる神の剣とその『鞘』として生きる人々の世界に迷い込んだ現代の高校生、革(あらた)の戦いの物語。
無料お試しのアラタはめちゃめちゃチャーミングですがニードです(笑)
ナイーブすぎるただの高校生が『問題から逃げない!』をテーマに次第に真の引率者へと成長してゆく過程がいじらしいです。
出会う人々の心象がとても丁寧に描かれ、異世界の話なのに強く共鳴するのは、誰もが必ず悩み苦しむありふれた『人としての悩み』が常に基本にあるからでしょうか。
読むひとは、きっと誰かの悩みとシンクロしそうです。
ギャグがけっこうあるんですが、感動シーンもかなり直球なので、涙もろい人、ご注意ください。電車とか待合室で読むのは危険かもです。
掛け値なしに面白いです。たとえ大河ストーリーになっても、なんだか最後まで見ててあげたいなぁ。 -
お試しが全買いに2013年3月17日お試し半額で買って、そのまま全買いしました。
最初、お試し10話の展開が早すぎて、唐突で軽い印象がありましたが、中盤から動く「戦い」へのニードかな?
ツンデレ未来ちゃんと未来一筋の陵くんがすれ違いつつラブラブなのでなかなか照れます
(//▽//)
ストーリーは意外と複雑。
なぜか霊に狙われる未来と、彼女を守る男巫女みたいな陵くんの「秘密」を追いかける形で展開しますが、話を追うごとに、登場人物の背景があらわになり、やがて巨大な敵が現れてきます。
その都度、陵くんも未来も仲間もパワーアップしてゆきますよ♪
現在67話、かなりハラハラする展開です。
純情系陰陽師でお話はお勧めですが、場違いな「3頭身絵」がやたらと出てきて、個人的にイラッとしたので☆4つ。 -
悪女バイブル2012年11月23日きけばこの話は有名な中国の時代小説『水滸伝』のスピンオフ小説だそうですが、
竹崎さんの漫画で読む限り、悪女の花、藩金蓮は私たち現代の自由な女の象徴でしょう。
しかも寧ろ、正義感にあふれ、頭も良く、男のように豪気で、なのに旦那様にメロメロの一途な可愛い女。
およそこんな可愛いヒロイン、見たことないです。
他に原作がある限りいつかは原作に落ちるのでしょうが、もはやこの金蓮は金蓮として、ベルサイユのばらのオスカル様のように、夢見る女性の憧れでいて欲しいです。
レビューじゃなくなりました。良いことも悪いことも含め、広い意味で女という性を楽しめる、大人向けの作品です。 -
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意外に繊細です2010年4月7日新種の生物に寄生された人間が人間を襲い、食う。
こんなグロな漫画で
まさか泣けるとは思いませんでした。
人食い描写はかなりグロいですが、心理的にはとても繊細な作品です。
寄生される人間と、そうせずには生きられないパラサイト。この不条理のなかで、シンイチに寄生したミギーや、恐ろしいパラサイトたちが、だんだん豊かで人間らしく見えてくる…。
進化の過程で最も恐ろしい生物と化したのは、群集心理に左右され、体に牙も爪も持たない私たち人類のようでもあります。
田村レイ子の残した言葉の数々が、読み終えてなお鮮やかで、忘れられない作品になりそうです。 -
死にまくり2009年9月17日ゾンビがテーマだから当然といえば当然ですが、
とにかく、死にます。
それもいちいちバラバラの鮮血飛び散る残酷スプラッタ。
ゾンビ屋を稼業に死人を蘇えらせて話を聞き、真相をあばく特殊能力少女、
姫園れい子の周りでは、登場人物が毎回大量に死にまくり!
ふつう死なないキャラまでアッサリ死んでくれるので、先が読めないところも見どころでしょうか。
10話までは独立短編の少女向きホラー風ですが、
11話以降は、れい子が同じ能力を持つ仲間と共に、ゾンビを使って邪悪な敵とゾンビ戦争を繰り広げる長編へと流れて行きます。
出てくるゾンビ使いと、ゾンビ戦士がいちいち個性的でストーリー展開も戦闘シーンもテンポ良く、退屈しません。
それにしても、百合川サキはすごいキャラですね。現在中盤、もはや愛着すら感じます。
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イライラ、ドキドキ2009年5月3日こんな衝撃的で情熱的な夜を過ごしたら、たった数日間の恋でも一生ものかもね。
村の複雑な背景と若さゆえ、素直になれずに大暴れする澄子が、どうしても憎めないのです。
夜這い文化と閉鎖的な村のミステリーという設定も斬新で面白かったけれど、流されるまま禁忌に触れ、どんどん大人の男になる少年相浦くんに、なかなかドキドキさせられました。
入ったきりどうしても村から出られない相浦くんの不幸も、カミュやらカフカの不条理小説を読んでいるような硬質の怖さです。
読み手によって好き嫌いは分かれるでしょうが、個人的には稀代の名作マンガに分類したいです。 -
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おらび2009年3月27日死を正面から考えざるを得ない作品。
どんな形で生き、どんな形で死んだ人にも、『死』そのものは平等です。けれどそこには、あらゆる人生のドラマがあり、亡くなった方々、それを見送る方々の魂の叫びがある。
主人公は、夏場に独り、孤独な自殺をした兄の凄惨な死にざまを見て激しいショックを受けます。
けれどなんとかして、兄の死をしっかりと受け止めたいと、自ら死体処理のアルバイトを始めます。
腐乱した遺体の処理に泣きながら立ち向かって行く姿は涙を誘います。
マンガだけど、主人公の傷が癒えるよう、祈らずにはいられません。
死を真面目に考えてみたい人には断然お薦めですが、パック買いの前に、できたら2~3話のお試し買いを。
作者の画力が素晴らしいので、遺体の描写がリアルです。
重い作品なので、覚悟して読むことをお薦めします。 -
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ジュリアにありがとう2008年12月1日死にたいわけじゃないけれど、全てを受け入れて生きて行かれるほど強くもなく、
絶望しているくせに、心のどこかで自分や周囲を否定しきれない。
そこから脱出したいと願いながら、どうも上手く行かずに堂々巡り。
そんな、複雑でへなちょこで純で理想を捨てきれない4人の織りなす、涙と鼻水と叫びの人間模様です。
集団自殺を目的に集まった女の子たちがバンド活動と狂った社会構造を通し、人生と死について悩みぬいて答えを出して行きますが、登場人物の性格とコメディタッチの騒動のおかげで、重いテーマの割にはさっくり読めます。
何よりも、もう、全力疾走で後ろ向きに走りつづける彼女たちのひたむきなマイナス思考がむしろ爽やかで、読んだ後、「ダメな私」がなんだか愛しくなるようなお話でした。
そんな気持ちにさせてくれた、ジュリアにありがとう。