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1988年春映画作品一覧
昭和20年9月21日、神戸・三宮駅構内で浮浪児の清太が死んだ。シラミだらけの腹巻きの中にあったドロップの缶。その缶を駅員が暗がりに投げると、栄養失調で死んだ4歳の妹、節子の白い骨がころげ、蛍があわただしく飛び交った……戦後どれだけの時間が過ぎようと、読む度に胸が締め付けられる永遠の名作『火垂るの墓』をはじめ全6編を収載。
映画化
「火垂るの墓」
【出演】
辰巳努 / 白石綾乃 / 志乃原良子 / 山口朱美
【あらすじ】
終戦間近の神戸に突然B29の大編隊が襲いかかった。清太と節子の兄妹は空襲の混乱の中、母親を亡くし、家を焼け出される。路頭に迷った兄妹はやむなく小母の家へ身を寄せることにするが、そこでも生活が苦しくなるに従って小母とのいさかいが絶えなくなり、清太は家を出る決心をする。荷物をリヤカーに積み込み、横穴壕でままごとのような二人の新しい生活が始まるが、やがて食糧も尽き…。
【制作会社】
スタジオジブリ
【スタッフ情報】
原作:野坂昭如(新潮文庫版)
監督:高畑勲
企画・製作:佐藤亮一 / プロデューサー:原徹 / 脚本:高畑勲 / 音楽:間宮芳生 / キャラクターデザイン・作画監督:近藤喜文 / レイアウト・作画監督補佐:百瀬義行 / 美術監督:山本二三 / 色彩設定:保田道世 / 音響監督:浦上靖夫 / 編集:瀬山武司
【公開日】
1988年4月16日