他作品から火のついたオメガバース熱の勢いで、ずっとお気に入りに入れていたこちらをついに購入。他に類を見ない、印象的なオメガバース作品でした。
読めて良かった…!
“運命”と呼ばれる程の恋焦がれる相手と出逢えて、今も目の前に居るのに触れられない辛さ、苦しさ、切なさを感じるのにその裏の熱情も確かに存在していて。
千夏(Ω)に対するどうして?の姿を知った後、まだまだ幼く、純粋で、率直であるべきだろう遥(α)が下した決断は、展開にとっても読者にとっても先の見えない現状を救う希望になったと思いますが、その時間を想像するとそれは2人にとって酷く長い時だったのだろうな…と。
成長した遥の姿は見事な待ってました‼︎を回収していくもので(笑)幼い可愛さと成長した格好良さで2度美味しい、市梨先生の年下×年上が楽しめる作品でもありました。幼い遥の可愛さよ……