ネタバレ・感想あり恋か破壊かのレビュー

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大人と子どもの狭間
ネタバレ
2024年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!糸井さんの柔らかいタッチの絵それに反したストーリーの斬新さがクセになるんです!掌は”破壊衝動“の願望を満たすために見つけた蛍二郎に惹かれていくのですが、その微妙で複雑で危うい気持ちの揺れ動きが絶妙すぎて思わず唸ります!さすが糸井のぞさんです!大人のようで子どものような不安定さがこのストーリーの軸になっているように感じます。蛍二郎との出会いから一歩前に進む彼を応援したくなりました!大好きな作品です!
読み放題
2024年7月28日
7月31日まで期間限定読み放題対象。248ページ。タイトルどうりです。学生と大人のストーリー。絵が好きです。
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良かった!
ネタバレ
2024年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 破壊衝動のあるDK・掌と失恋を引きずる寂れた文房具店の店主・蛍二郎のお話。掌が不安定だし自分の気持ちも理解出来ていないようだしで不穏な展開になりそうな気配でハラハラしました。まだ大人になりきれず危うさもあった掌が蛍二郎と再会して地に足が着いた感じでした。単純なハピエンではないけど、穏やかな結末で良かった。
ふぉぉぉぉ!良かった!
2024年6月28日
セール中だったので購入させて頂きました。
初読み作者様、表紙が印象的だったので試し読みしたら、グイグイ惹き込まれて、あっという間に読了。
すごく危うい心のバランスを見事に描ききってあって圧巻でした。
破壊から恋に
2024年6月26日
読み放題にて。破壊願望がある掌と訳あり文房具店の店主蛍二郎の話。波乱の展開もありながらハピエンで本当に良かった!描き下ろしも今後の2人の姿が目に浮かび感動です。
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超絶名作
ネタバレ
2024年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ びっくりしました!なんだか懐かしいような絵柄で可愛いなぁとか思いながら、抽象的なエモみ満載ストーリーだよね?って読んでたら急にサスペンスみたいなラブストーリーのような!感動して心が震えました。
殴られた時はえ?!って声が出ちゃって映画のようなハラハラ感がありました。予想出来ない展開から2人が幸せになってくれて心の底からよかったです。涙涙涙
親がヤバイ系は心が重くなりますがやっぱり家庭環境が与える精神的なものって大きいと思うのでそこも好きでした。

私も街にある文房具店が好きです。笑
店先にいる謎のおじいさんも。笑
かつては美男子だったかもとは想像してなかったので次からまた文房具店に行くのが楽しみになりました。笑
掌が壊したかったものは?
ネタバレ
2024年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃からある壊願望を自分自身で怖いと感じているから掌にはまだ救いがあるかな?と思って読んでいました。掌が蛍さんをその対象としようとしたとき、自分では気づいていないけど、掌の中には破壊願望ではないものが芽生えていたと思います。掌はその感情が恋であると気づいて初めての苦しみを感じ、成長していったのだと思います。引っ越しあたりからちょっと駆け足になってしまったのが残念でしたが、再会して互いに必要なんだということがわかって良かった。掌も蛍さんも進む道が見えてきたみたいで安心しました。
よかった
2024年5月7日
痛い系BLになっていくのかな?って思ったけど。。受けが最後までハッピーオーラで包んでくれて。。痛さが和らいだ。。
人間関係も、上手く混ざりあってて面白かったし、「綺麗じゃないよね。」って部分が上手く表現されてたと思います。
欠けている人たち
2023年6月2日
『こないで』と言われていたのに、それでも会いにいってしまうシーンが好き。
モノローグもセリフも、説明は100あるうちの30くらい。
読み取って感じていく系の良質な映画のよう。
昨今の説明多めな漫画しか触れていない人が読むと『??』となりそうだけど、私はこういう作品に集中してのめり込む時が幸せ
思春期の危うさ
2022年12月30日
子供故の純粋で真っ直ぐな衝動、そのエネルギー、未熟な危うさ、どれもスレた大人には刺さる光や剣の様に感じました。生ぬるさのない、直情的な本能を見せつけられ、盲いた年寄りの心に不意に芽吹くものを感じられて、いいものを感受した気持ちになれました。
優しいものだけが美しい訳じゃない、そんな一冊。
一歩間違えたら恐ろしいですけどね。美しさと恐ろしさの境界線をとても気持ちよく表現される作家さんだなぁと思います。
少年が子供から大人になる
ネタバレ
2022年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙買い。こちらを向く少年瞳が何を訴えたいのか気になり購読しました。
破壊衝動を持つDK・掌×小さな文具屋の店主・蛍二郎。
文具屋で上靴を買いにきたことがきっかけで知り合った2人、掌の破壊衝動の対象としてターゲットになった蛍二郎ですが、一緒に過ごすことでそれが恋に変わっていくストーリーです。
掌の破壊衝動は思春期ゆえなのかなと思いましたが、母親の不安定さも関係しているんだろうと思うと色々と可哀想だなと思ってしまいました。
今回蛍二郎という良き大人と出会い、ちゃんと愛情をくれたことで救われましたが、一度蛍二郎にその衝動をぶつけてから逃げてしまっていたのもまだまだ幼さが感じられましたね。
蛍二郎がそこそこ歳を重ねた大人だったから、何年も文具屋を守って待っていてくれたけど、なかなかそう待っていてくれるような状況でも無かったと思うので、蛍二郎とこのタイミングで出会いた掌が幸運だったなと思いました。
描き下ろしもすごく良かった!!
登場人物の心の動きがしんどい程に伝わるので涙する場面も多々あり、かなり読み応えのある1冊でした。
良かったです
ネタバレ
2022年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 破壊思考の彼が狙った相手をどうやって好きになるのかなと思いながら読みました。作者さんの他の作品も読みましたが、考えさせられる感じが多いです
このタイトル気にならない人いる?
2022年9月2日
完全にタイトルが気になって買いました。高校生の不安定な男の子と終わっても残る恋の傷を抱えた2人の、物語でした。面白かったです。
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未成熟な恋の儚さの話
2022年8月24日
当人同士も未熟で、大人も大人じゃない。不器用で、暗がりで手探りしながら進む二人。そういう未熟さも、距離と時間を置く事で、熟成されていくんだなって。この二人はたまたまお互いを信じて待つ事が出来ていたけど、大概の人は不安になったり、身近な人に気移りしたり、熟成させるのも上手くいかない。サンプル部分を読んで猟奇な話かとハラハラしてたから、ハピエンになって良かった。
人が皆持つ衝動
2022年8月21日
恋か破滅か・・・表紙のこの少年に何が?という思いで購入。極端ではあるけど、大人になる一歩手前の葛藤や苦しさを表現した作品でした。
でも、人は皆そんな衝動持っていて、表に出すかどうか。
受け止める側の出会いと彼の大人への一歩を見届ける。
とても好きな作品です。
良かった…
ネタバレ
2022年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が苦手だったので、迷った末にクーポンとレビューの良さで購入しました!
結果…よかった
掌の危うさが、リアルでゾクっとした。
蛍の優しい物腰さ笑顔は本物なんだけど、漫画にありがちな綺麗事だけではない人間くささが最高に良かった!!
私的には掌には共感出来るけど、蛍に関しては難解だなって思いました。
しかし、元カレのユキオめ…痛い目に遭ってるところを見たかった。
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惚れました。
ネタバレ
2022年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ *良かった、めっちゃ良かったです。
まずタイトルが良い。恋か破壊か…大人になりきれていない年代の持つある種の衝動、自分ではどうしようもなく持て余してしまう怪物のような何か。そこに焦点を当てているから、読み手の私たちは始終どこか不安定でソワソワゾワゾワしてしまう。それは恋なのか、破壊(衝動)なのか、第三者で傍観者で大人でもある読者にはわかるんだけれども、主人公くんの周りにはそれをそうと諭してくれる大人は居ない。。ここがまた可哀想で切ない。
描き方や魅せ方が上手いなぁと思いました。
糸井のぞ先生作品、惚れました。追いかけます^^
好きです!
2022年4月15日
評価?あんま高くないですけどすご〜く好みのお話でした  
欲をいえば、上下巻にして離れてる間とかその後とかみたいなーー
好みは分かれるとは思いますが。
ネタバレ
2022年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 導入が不穏というか犯罪臭を感じる展開なので、大丈夫か?と思って読み進めましたが、最後の展開でぶわーーーっと気持ちを持っていかれました。心に傷を持つ人と心に闇を抱える人が出会って、お互いが救われ前を向いて生きていく力を得るとても素敵な物語でした。
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表紙にグッときた。
2021年12月18日
メリバがあるかもとハラハラしながら読みました。心理描写を丁寧に描かれる作者様な印象です。
この作品も掌の心の揺れが丁寧に描かれてあって、胸が痛くなるほどでした。
生真面目で優しい子だからこそ、溜まっちゃうんだろうなぁ。
蛍さんに出逢えた事、良かった。
後半もうちょいじっくり読みたかったです。
深読みしすぎなの?考えがまとまらなーい!
ネタバレ
2021年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ んんんん。
んんんんんん。と、反芻してしまいました。
主役のDKは17歳。
お兄ちゃんで優等生で一見冷静である。
そして、内に秘めた怒りや悲しみ寂しさ不安。
もうパンパンで溢れそうなのかも。
破壊したいと思うのが普通ではない?彼は衝動的に壊したのは幼い頃だけ。
あー。BLのストーリーよりも彼が気の毒でならない。
先生が小さなサインを見つけたのに受け止めてあげられる大人がいなかったじゃないの〜!
前半はストーリー自体ラブより精神面にフィーチャーしているように思えるのですが...。

恋か破壊か。
破壊したのは結局自分自信なんて、苦しすぎます。
そして脆い。17歳の剥き出しの感情が痛いくらいです。
でも、恋する気持ちが結局は彼を救い出したのよね。
そう思うと、蛍さんのあの突き放しはあの時の最善策だったのかな。

あの事件からの数年間。
2人はどうやって過ごしていたのか。
知りたい。

私の中では、なかなかの問題作。
初読み作家さんでした。
すごく先生の作品が気になります。
おもしろい
2021年10月4日
糸井のぞ先生の作品は久し振りで読みました、甘さの中でちょっと苦いの味がします。恋は人を変わるにしますね。
不穏なあらすじに
ネタバレ
2021年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み進めていくうちにどうなっていくのだとうとずっと心配でした。
どちらも心に暗いものを抱えていてなかなか本心を見せられなかったのかな。
時間を経て状況も年齢も変わってまた巡り会えて本当によかった。
まず、タイトルがいい
2020年12月3日
まず、タイトルがいい。
そして、この表紙。否が応でも期待が高まる。
その期待を裏切らない内容。
これだけの重くなりそうなテーマを、重くなりすぎず描けているところもまた良かった。
惜しむらくは上下巻くらいで…!
2020年11月30日
じっくり読みたかったというのが正直な感想です。丁寧に進んでいく序盤から引き込まれました。どうなるのか不安で仕方なかったです。面白かった。破壊衝動と性愛は相性がいい。思春期の多感な時期の恋愛と慣れない性欲との絡みは特に。こういう話は男女の場合だと結構きついので、BLって良いジャンルだなとしみじみ思いました。惜しむらくは、後半からのスピード感が…。とはいえ仕方ないですよね…。
心の動きが絶妙。
2020年8月3日
良いお話でした。会わないと辛くて、会えば辛くてっていう恋の基本が しっかり描かれてあって、それと 精神的な破壊力とを掛け合って 描かれてあるところが ポイントでしたね。糸井先生には もっと こういう作品を描いて欲しいです。
さいこう
2019年8月15日
さいこうでした。読んでいて涙が出ました。わからないけど。とにかく2人が穏やかに幸せにずっと一緒にいれたらいいなと思います
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キツイ破壊衝動。恋は新世界〜♪
ネタバレ
2019年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ これまた重たい精神世界でした。冒頭からドキドキの展開。小3からの破壊衝動に悩むDK掌が、新しい土地で一度だけ欲求を解放するターゲットに選んだのは、天涯孤独の優しそうな文房具屋のおじさん。

生真面目で我儘を言えない抑圧された家庭環境の掌の張り詰めた心理状態は怖く、第三者の専門家はどこ〜?と思わずにはいられない。一回り程年上の蛍さんへの恋心と母親と離れられた事が作用しての好転展開は涙が出るほど読み応えがあった。傷心蛍さんも友達チョーくんも朗らかなので、ヘビーな話も読みやすい◎チョーくんのアドバイス「恋はまさに新世界」は、お見事でした(^^)

転校ばかりの辛い子ども時代だったけど、蛍さんとチョーくんに出会えた素敵な土地に来れて本当に良かった♪きっとこれからは愛し愛され二人の「新世界」の感動は続くはず。親の責任が重い話でキツかったけど読めて良かった素晴らしいお話(^^)v
糸井さんはハズレなし
2019年7月31日
作家買いです。絵もお話も好みです。登場人物の心の揺れの描写が丁寧です。
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人間の感情は数多ありますね
ネタバレ
2019年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校生の掌くん。母親の精神が不安定なせいで転校を繰り返す気の毒な子。幼い頃からある自分の中の破壊衝動を、一度だけ解放したいと思っています。その矛先として見つけたのがシャッター街にある文具店の店主蛍さん。彼は元カレに捨てられて傷が癒えていない。お互いが別の思惑で近付いた筈なのに、いつの間にか気付けば相手のことをを考えている。特に掌くんは破壊衝動以外の気持ちを抱いたのが初めてで戸惑いが強かったです。
不器用で歪で遠回りだった2人が、これから先もずっと一緒に居られるラストに心底ホッとしました。
紙一重
2019年6月26日
人を愛すると言うことは幸せな気持ちと不安からの絶望と紙一重。家庭環境からもわかるようにまだ未成年の主人公の心のバランスの危うさが破壊行動になっていたのかな。
最後は幸せな終わり方でその後の二人をまだまだ見てみたかったです。
表紙買い、だったかも。
2019年6月17日
無料サイトで途中まで読んで、続きが気になりすぎて電子配信をうずうずと待っていました。配信開始日に早速購入! 痛々しいシーンも多いけど、ハピエンでよかった…最後もっとイチャイチャしてほしい…!! それにしてもこの表紙、ほんと好きです。もしかしたら内容は見なくても、結局表紙だけで買ってしまっていたかも。
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壊したいほど好きな人
ネタバレ
2019年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 破壊衝動に苦しむ高校生・掌×朗らかな文房具屋店主・蛍。幼い頃から自身の内に潜む破壊衝動を抑えつけ、人生を壊してしまう前に一度だけ誰かを破壊しようと決めた掌に選ばれてしまった蛍。懐に入り込むために恋人になるけれど、掌の中に生まれた恋心がまた掌を苦しめる。そしていつも笑顔の蛍の心にも、生々しい傷跡が。実は水面下で利害の一致している二人が恋に落ちたら。バイオレンスな展開になるかと思いましたがそういうシーンはごく少なくて、極端で未熟な掌の不安定な心をハラハラしながら見守りました。壊れてしまってもやり直すことはできる。二人の涙が切なかったです。胸に痛いけれど、私はすごく好きな作品でした。
砂上の楼閣、希望はある
ネタバレ
2025年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 破壊衝動を持て余す高校生の掌が、偶然入った文具店の店主の蛍二郎を「壊そう」と決めるところから始まる不道徳的で危ういラブストーリー。

人間誰しもが持つ破壊衝動でも、ほとんどの人は一線を越えないし、越えられない。ではその一線は何によって引かれているのか考えさせられました。
掌は、引越しという形で不安定な母親によって築いてきたものを壊されてきたのではないか、掌が本当に壊したかった砂の城は我が家だったのではないか、などと想像してしまいました。
安定した情緒や倫理観を育むために、親の精神状態と家庭環境がいかに大事かがよくわかります。お母さんも孤独に闘ってるんだろうけど、子供に試し行為するのはやめようぜ。

掌は実際暴行に及びますし、思考もサイコパス傾向にあるかもしれませんが、動物女性子供には衝動を向けない・今日子先生にSOSを出す・圧倒的“善”である長者原のアドバイスに従う、などの点を見ると、不安定な足場でも頼らざるを得ない子供のもどかしさが抑えきれない破壊衝動として表れていたのかなとも思いました。

感情に名前をつけるのが苦手なのか、嫉妬、怒り、ショックなど、精神的に揺さぶられると暴力に走ってしまうのかな〜…。未成年者に迫られて受け入れる蛍二郎は蛍二郎でだめだろと思いながら、ここ以外の救済ルートもわからずにぐるぐると思い巡らせています。

最終的な二人の関係が恋愛なのか共依存なのか、私には判断できませんでした。
文具店が砂の城になりやしないか心配はありますが、壊すことの怖さを知った掌と、覚悟を決めた蛍二郎ならきっと大丈夫だと思うことにします。

(ところでセクハラ教授は何らかの処分を受けたのでしょうか?権力勾配の中で正当な手続きを踏んで性被害を訴えるハードルはあまりにも高い…。)
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破壊が根底
ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ くすぶる破壊衝動。壊す相手に近づき芽生える感情。
未熟さゆえに純粋で身勝手でまっすぐで。
変化していく気持ちが丁寧に描かれている
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もう少し見たかった
ネタバレ
2024年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さん。引き込まれるお話でとても面白かったのですが、最後数年後…とワープしてバタバタと終わってしまったのが残念でした。その端折られた、自分自身が破壊された数年間を見たかったです。
また、破壊衝動が母親の不安定さから来てるような描写がふんわりとありましたが、そこの背景ももう少し詳しく知れたらもっと掌に感情移入出来たかなと。
あと、掌の友達が良いキャラだったけど、転校したことで途中退場になったのが寂しかった。もう付き合い無いのかな。
最後の方が生意気にも惜しいなと思いましたが、ストーリー設定が面白く最後まで引き込まれました。作家さんの他作品も読んでみたいです。
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ちょっと
ネタバレ
2024年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 狂気をはらんだ恋物語。
破壊衝動と恋。
どうしようないDKの気持ちの行き場。
そして、それを受け止める側もあるけど、考えさせられる重さがありました。
でも、その後の二人がおさまるべきところに落ち着いて、穏やかでよかったです。
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映画並みのストーリー
2024年5月26日
ほんと良い作品作る作者様ですね。
1人ひとりのドキュメント観てるみたい。
もっと読んでいたかったなぁ~
本当に破壊したかったのは?
ネタバレ
2024年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題にて期間限定公開。破壊願望と聞いて病み系かな?と思ったんですが、実際は初めての恋に戸惑う少年の物語でした。まあ、ちょっと病んでるな〜と感じるところもあるけど、掌の家庭環境を知って本当に破壊したかったのは自分や家庭環境だったのかもと思いました。自分じゃどうにもできない出来事に荒れていく掌が切なかったです。でもまた二人が再会できて幸せそうで本当に良かった!もう何にも囚われず、幸せでいてほしいです。高校時代の長者原くんもいい子で好きでした。
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破壊という闇なのか
ネタバレ
2024年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で読ませていただきました。幼少期から自分を偽って我慢していたら、いずれそれを壊したいと思う時がくる。そんな時に文具屋の蛍の事を壊したいと思うようになるが、肝心な所があっという間に省略されていたのが残念。結局壊せなかったってことなのかなぁ。
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破壊願望は果たして
ネタバレ
2024年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋なのか?
こればかりはそういう思考者にしかわからないけれど、この作品では愛だった、ということでよいのかな。
破壊願望がある高校生×失恋トラウマありの文具店主。
高校生故の危うさや弱さ、大人になったからこそ持つ傷や脆さがよく描かれていて、最後まで展開が読めなかった。互いの傷や弱さを癒しながら生きていけるといいね。
さらりとした画風ですが、この作者さんうまいですね。どのアングルもさらさらと描けてしまう感ありました。他の作品も読んでみようと思います。
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スクラップアンドビルド
ネタバレ
2024年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 話も、主人公の2人も好きなぶん、行為のあとに飛び出した掌がその後どうなるかは賭けのようなもんだなあとちょっと投げやりな展開で不安になりました。掌の破壊衝動というより不安定さは、生まれ育った環境である母親の不安定さからも来ているのは確実で、やじろべえみたいに揺れ続けていて、どっしりとした基盤である実家がそうだと、自分自身が揺らいでしまう。自分の家庭もいつも不安定だったからよく分かるけど、自分が幸せを感じてる瞬間が1番恐いというか、だったら壊れちゃってる方が楽って発想は結構よくあると思うんですよね。その幸せが続くはずなんてない。自分でコントロールなんて出来ないし、簡単に掌からこぼれ落ちてしまうものなんだと感じてしまう。なんでラストはハッピーエンドだけど、ちょっと小手先で作られたお城だなあと。少し残念には思いました。表紙とあらすじに惹かれて読み始めましたが、序盤にこれはメリバ系ではないんだとすぐに分かるので、思ったのとは違いましたが、違う期待を込めて読み進めました。もうちょっと話数があったら良かったのかな?ユキオの登場もなんか中途半端というか。好きな雰囲気ムンムンなぶん悶々としています(笑)
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やっぱりわからない
2023年12月10日
毒親育ちのDKが包容力のある年上に依存する。数年後、再会したふたりはやり直す。大学を中退した攻めはまだ未熟で不安定に見える。夢を叶えた受けは攻めを受け入れる。受けにとって攻めは必要なのか。めんどくさい攻めとやり直すほどの意味はあるのか。これを恋と言うのなら、やっぱりわからない。そして、自分はわからなくていいと思った。絵も好みではないが、読んでよかったと思う。3.8
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息子の成長を、
2023年6月3日
見てしまった気持ち、、、笑。感動、、、。なんかよくわからん部分もあったけども全然オッケー!幸せに過ごしてね!
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破壊衝動かぁ
2023年1月23日
最後に壊さなくてよかったって、その一言に色々な想いが詰まっているようですごく良かったです。
離れている間の2人も読みたかったな。
最後の方端折り過ぎ
ネタバレ
2023年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったですが最後、掌が福岡へ転居するって流れになっていたけど
転居~大学生活とかのシーンもなくて、いきなり掌が大学中退して友人宅に居候生活している数年後になっててちょっと説明不足というか残念だった。
掌の家族との関係がどうなっているのかも分からないまま蛍二郎と同棲って流れも
説明を端折り過ぎ。
もうちょっと丁寧に話を進めても良かったと思う。
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破壊したい気持ちは
ネタバレ
2020年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰にでもあって、それを行動に移そうとする人はほんとに稀だと思います。
この主人公は、行動に移そうとして、相手に近づくことによって
相手を「知って」しまった。
行動にうつそうとするほど追い込まれていた状況で
湧きだした独占したいという気持ちは恋と何が違うのだろうか。

なんてことをつらつらと考えてしまったマンガでした。
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好き
2020年11月29日
初めましての作家さんです。
ちょっと絵の雰囲気が個性あったので購入しました。
数多くのBL作品のなかでこういった個性光る作品に出逢うと
とても嬉しいです。おススメします。
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掌君の葛藤
2020年8月23日
現状に不満で何もかも壊したい、という未熟な少年らしい衝動を、理屈っぽく殺人願望に変換してた、って感じなのでしょうかね。強い感情を全て破壊衝動と理解してしまうような不自由さ、未熟さがお話の肝になっていると感じました。受け止める蛍さんが大人でなければ危うかったような。再会してからの、蛍さんの葛藤がメインの話もじっくり読みたかったです。蛇足ですが、今時の大学だと、学部生がセクハラ教授を殴ったくらいでは退学にならないのでは。
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すき
2020年1月27日
作家買いです。じっとりして、どろりとしてでもなんか読ませるこのかんじ
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さすがです。
2019年10月13日
なんというか、作者さんのような作品があるからBLは普及したんだろうなと思う。BLを読んでいるというより漫画を読んでいる気持ちにさせます。何を言っているのかよくわかりませんが、この作品に関してはやはり好き嫌いが少し分かれるかもなぁと思います。でもハッピーエンドでよかった。
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ほほう。
ネタバレ
2019年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ pixivから読んでいて、結末を知りたくて即購入しました。
闇が深いし一見暗く感じますが、そうでもありません。受の持つ雰囲気がそうさせているのかな。
攻の破壊衝動も彼のバックグラウンドを知ると納得出来ます。ドロドロした感情からの破壊衝動も、彼が本当の意味で純粋だからだと思います。
エロは少なめでストーリー重視でしょうか。
ただ残念なのは、ラストが駆け足でもう少し彼らのその後を知りたかったかなぁ…というところです。
好みが分かれる作品ですが、私は好きです。
思春期男子BL
2024年2月5日
どことなく文学的な印象が残る作品です 思春期男子の繊細さと粗野な心象心理が上手に描かれていると思います 思春期男子×過去に傷あるアンニュイな大人 この作品ならではの空気感のある仕上がりに流石の糸井先生!って思える1冊です
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破壊欲求
2023年10月8日
破壊欲求のあるDKと恋に破れた傷心のゲイお兄さんのお話。自らの欲求を満たす対象としてゲイのお兄さんに近づいていくDK。サイコパス的なストーリー展開なの?って思いましたが、ちゃんと恋愛してました。
破壊衝動の描き方が弱かった
ネタバレ
2023年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 破壊衝動、誰にでも多少はある(よね?)この衝動と、正面から向かい合っていくような、BLジャンルの枠からはみ出しかけ作品かと期待して読みました。
葛藤好きなので、理性と感情の相剋とか、抑えきれずに手が震えるほどの衝動とか息苦しさとかが見たかったんですよね。
ちょっと違いました。メインはあくまで恋であり、破壊は味付けの、BLジャンル枠内の話でした。
それでも、漫画の雰囲気は悪くないと思うし、二人が近づいていくもどかしさある様子は良かったです。
この作者さん、他作品もちらりと読んだことがあるのですが、概念を描く技巧に寄りがちな気がします。今作で言えば、「恋の衝動」と「破壊衝動」の異なるところ同一なところを描きたい、という作者の意欲は見える気がするのですが、そちらに寄ってしまってキャラクターの実存感が弱い。
掌の破壊衝動、小3で砂のお城を壊してから、間の描写も特に無く、現在の「人を殺す」まで飛んでしまっているのが圧倒的に描写不足だし、家庭環境も、母親の不安定感を思わせぶりにちらっと出していますが少なすぎる。
もう少し、キャラクターのバックボーンを深掘りして欲しかったです。

@サブスク
恋か破滅か、黒か白か。
ネタバレ
2022年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初はどうなるのか面白く読んでたんですが、思ったより中途半端で終わっちゃった印象。少年が大人になって中途半端なグレーである事を選択出来るようになったってことでしょうか。少年が大人になっていく過程の一番大事な部分が端折られて、いきなり数年後になってるのもどうもなぁと思いました。
ハッピーエンドだけど
ネタバレ
2022年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の破壊衝動があまり深刻に感じられなかったので、ハッピーエンドではあるんだけど、「この人に出会えて救われた!」っていう気持ちになれなかった。
むしろ、ワケありのオッサンに引っかかって身を持ち崩したように感じてしまう。この主人公に過去ありのオッサンは荷が重かったのでは?
思ってたよりシンプルなお話
2022年8月17日
試し読みでは難しい内容なのかなと凄く興味をそそられたんですが、存外シンプルで、破壊衝動云々というよりは、日常的なよくある普通の人々の恋愛のお話かなあという印象。
248p 一冊まるまる表題作
2021年3月6日
未熟な精神とそれを満たすための恋愛なお話
想像してたより痛くはなかったけど、いつ爆発するかはらはらしながら読みすすめていました。
最後がもっとふたりが納得しあえながら別れて出会えるような話だったらもっとよかったなあと思います。
恋にも破壊にも至りきれなかったような印象
あえていうなら依存かなあ
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恋1:破壊9
2021年3月3日
表題作のみ248ページ。先が気になってあっという間に読み終えたけど想像以上に破壊寄りで私には刺激が強過ぎました。掌くんにはしっかり反省してもらって、これからは蛍二郎さんをたくさん甘やかして欲しい。(できれば掌くんがスパダリになるまでが見たかったなぁ‥)
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うーん
ネタバレ
2020年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルとあらすじからすごく期待してて、毎回買おうか迷ってやっと購入しました。がしかし
思てたんと違くて、消化不良感が否めません...
攻めの攻めがハンパで、受けが実はできる男だった、とか、悪くはないのですが、思てたんとは違いました...すみません...
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うーん…
2020年9月7日
個人的には…
ちょっと重いと言うか奥が深いなぁ~と思いながら読ませて頂きました。
最後はハッピーエンドだったので良かったです。
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ちょっと物足りなかった
2019年9月19日
救いのある終わり方でよかったです。しかし物語のテーマとして攻めの破壊衝動の描き方がすごく重要なはずなのにラストを力技で終わらせられたように感じました。ただの高校生の暴走レベルに収まってて、途中まではすごく良かったのでこちらも読んでて力み過ぎたのか肩透かしでした。受けと攻めの背景や人となりを描くには一冊では短かったのかな。描き下ろしの6話目でなんとなくまとまっているので連載しか読んでなかったら余計中途半端に感じそう。
良かったです。
ネタバレ
2019年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 掌君の破壊衝動にハラハラドキドキしましたが、ハッピーエンドで本当に良かったです。結ばれてからのその後の様子をもっと読みたかったな。いろいろと辛いことがあった二人には幸せに過ごして欲しいです。
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人を選ぶかも
ネタバレ
2019年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の中の破壊衝動を自覚していて、一度だけ欲望を解放するためのエモノを探していた攻×祖父の文房具店を継ぐ天涯孤独のほわっと系受。

攻は若いのもあり、自分の中の衝動の扱い方もまだ分かっておらず、感情の振れ幅も安定しなくて色々危ういですが、なんやかんやエモノだからと接近した受けのほわほわ感に次第に心地よさを覚えて絆されていきます。

そのため最終的にはハピエンですが、始まりは凶暴な感情からで、昂ぶって実際に暴力を振るってしまうシーンもあるので、少し人は選ぶかなと。感情や関係性の変化を楽しむお話ですし、受のキャラクターもあって微笑ましいシーンも多々あるので、楽しめる人は楽しめると思いますよ😊
思春期だからね、、
2019年7月1日
何となく説得力が弱い作品だったかなぁ、、
サイコパスなのかと思いきやただ不器用なだけだったり。
試し読みで期待してしまった分、個人的にちょい残念な結末。あと母親はなんだ???って思いました(笑)
きっとこの作品の良さを出すには1巻完結じゃ足りない気がします。
絵はとても好みでした!綺麗で良かったです!
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作家名: 糸井のぞ
ジャンル: BLマンガ
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna