初読み作者さん。少し前のセールで買って積読リストに入ってました。フォローしてる方オススメだったのですが、すっごくイイ! 東京で取っ替え引っ替えヤンチャだったDKが、田舎の生活なら落ち着くだろうと、6歳まで住んでた幼なじみで初恋のいとこの家へ移住するところから話は始まります。初恋の子は女の子だと思ってたのに、再会したら男だった、、というのはよくある展開ですし、表紙絵も一見軽い話にみえますが、田舎の描写も友達とのわちゃわちゃも笑えて楽しい一方で、メインCPの心情を丁寧に辿って、さらに田舎でのカムアウトも扱っていて、とても深いお話でした。
放蕩息子というタイトルが合ってなくて違和感が、、というレビューがあり、ちょっと気になってコメントします。私はとても合ってると思いました。というのも、放蕩息子のたとえ話が聖書にあって、遠くでやりたい放題だった放蕩息子が家に帰ってくるんですよ。それをお父さんが赦して心良く迎えてあげるんです。兄弟の確執や父子愛など聖書には色々書いてありますが、簡単にいうと、“放蕩息子”といえば帰ってくるお話なので、まさにピッタリではないかと。帰ってきた放蕩息子が恋の穴に落ちるお話なんです。ほら、深いですよね。。穴も話も。