ネタバレ・感想あり屍と花嫁のレビュー

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ぜひ!ネタバレ無しで読んでほしい!
2025年5月16日
読了の勢いで書きます。

すっっっごく!!面白かったーー!!
久しぶりにスッキリ読み切れました。
BL読んでると、結構うーん…て引っかかりながら読むことが多いんですが、こちらは最初から最後まで綺麗にまとまってて、とても良かったです。
基本えち有りじゃないと評価低くなるわたしですが、こちらの作品はえち無しでも面白かったのでモーマンタイです!!

あらすじも、レビューも読まず、試し読みは読んだ気がしますが2年3ヶ月積んでたので覚えておらず、本当になにも知らないまま読み始めました。

最初は何もかもハテナでしたが、
だんだん紐解かれていくのも、
最後まで全部伏線回収するのも、
全員のその後が綺麗に描かれているのも、
ぜーんぶ面白かった!

色んな方が書かれていますが、読みながらドキドキする感じ。
キュンのドキドキではなく、緊張のドキドキ。
雰囲気は暗く、ねっとりした感じ。
ラストはメリバと思われる方が多いようですが、これはハピエンですね!
どう読んでもハピエン!
全員がハピエンです!
なるべくしてそうなった、て感じの全員のラストです。
この結末以外は考えられない。
ご都合よろしおすな!と思うような設定ですが、そーいうもん!とすんなり落としてくれるストーリーになってるので、気持ちよく読めました☺️

さて、ラストまで読んでからの2周目、どんな発見があるかなぁ。
いってきます!
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蓮の花と赤が印象的
2025年1月5日
蓮と赤がとても印象的な異母兄弟の不思議なお話。
設定に色々と違和感があり、顔を隠している弟の花嫁のベールの奥を、めくって確かめるのが怖いような気持ちで読み進めた。

この兄弟の家の中庭には池があり夏には蓮の花が池いっぱいに瑞々しく咲き誇っていたのが、冬には茎が折れて枯れてしまっている。
一見寂しい様子だが、季節が巡ればまた青々と繁り生命力を感じさせる。
ストーリーに合わせているのが効果的で、蓮にまつわる熟語にもグッときた。

また、表紙の赤がとても鮮やかで目を引く。
もちろん漫画は白黒なのだが、一読して謎が解けると、色々なシーンに赤を塗りたくなってしまう。


中華系を舞台にしているので、インテリアや服装も雰囲気があってとてもいい。
色々あって昔好きだったドラマを思い出してしまった。
あれもきょうだいものだったなあ。
予想以上にお互いを思い合う話だった
ネタバレ
2024年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじだけ見たときは、弟が兄を陥れたのかと思っていたら、美しい兄弟モノでした。弟の血で生きるのなら最期も一緒で素敵だなと。
一蓮托生、の意味を改めて調べた📚
ネタバレ
2024年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ とびきり目立つ表紙と耽美な絵柄に惹かれました。
ネタバレ無しで〜のレビューを信じて、試し読みだけで購入😊
今なら試し読み増量キャンペーン+割引もやってます!!
今日までのBLクーポンも使ってお得にゲット⤴

さて、弟さんド執着にも程があるわ‼まさか…そんなことする!?
お兄さんにもナルホドナルホド😄な感情があって、ドキドキした。
中華ホラーな展開に驚きつつ、
義母や嫁っ🤪女が恐ろしい💦

お家騒動の末、2人が選んで掴んだ未来にハピエンの香りを感じ取りました。
どんな形でもそばにいたい
ネタバレ
2024年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ たとえ死んでもそばに居たい、そんな気持ちが沁みてくる良作。どんな風になっても貴方と一緒にいたい、苦しいほどの気持ちが伝わってくる、心揺さぶられる哀しくて優しくて幸せなお話。一緒にいられる幸せを何より感じる二人に感涙します。話に引き込まれて、気付いたら一瞬で読み終えてしまっていて、驚きました。こんなに求め合える相手がいて、それを感じて、読後には幸せで温かい気持ちになりました。傑作です。
赤河左岸先生ワールド全開
2024年11月11日
もちろん作者様買いです。
左岸先生の作品は他に類を見ない不思議な設定だったり驚きの結末だったり、
とにかく買う→ページを開く→読み進める→読み終わる まで、ずっとドキドキします。
今回の作品も、冒頭から どういうお話?ちょっと読んでも えーと、どういうこと? えっ、これどうなるの? えーっ、そういうことだったの!? マジか!!はぁぁ~~…。でした。

絵柄が既に哀愁があるというか、表情が切なくて ストーリーにぴったり。
中国風の設定も少し妖しさを醸し出して、雰囲気もパーフェクト。

なんというか、具体的な感想を書くのが難しい。
そのくらい、心の揺さぶられ方が繊細で、上手く表現出来ない。
不可思議で切なくて心を掴まれることは間違い無いです。
お耽美、華流BLの蓮華‼
2024年8月18日
美しい執着に裏づけられた企みの物語を巧みな画力で魅せる華流BLコミック。おそらく実際にはどんな時代の中国とも違うであろう、いわば非現実のチャイナ・ダーク・ファンタジーなのでしょう。が、独特のおどろおどろしいお耽美世界にはまります❗
退廃的な美しさ
2024年8月10日
ずっと気になっていつつもなかなか手が出なかった珠玉の一冊。タイトルや表紙の印象からして、頭空っぽにして読める作品ではないと直感したからです。
テーマは「死」なのかな。お話の初めから終わりまでずっと死の匂いがしました。絵柄もそれに相応しくエキゾチックで、不穏な世界観が徹底されていました。
舞台は中国?良家に生まれた腹違いの兄弟がいびつに互いを求め合う物語なのですが、「屍」という題材が題材だけに、2人の関係は未来に向かい発展していくわけではなく、どうしたって衰退する方向なんですよね。それを、ハッピーと見るかアンハッピーと見るか。作者様的にはハッピーエンドでまとめておられる感じがしますが、最終的には受け手の感性次第かなとおもいます。
キスや艶っぽいシーンも淡白だけれどあるにはある。それよりもサスペンス要素が強いかな。
思わぬ展開に
2024年7月14日
少しためし読みをして、好きな雰囲気&謎めいた感じに興味を引かれて購入。
えぇ?そうだったのか!うぉーとなりながら読破。
何ともいえない世界観が素晴らしかったです。
ハッピーエンドなのかな?
もっと早くにお互いの気持ちに気づいていれば違った関係を築けたのになぁと思ったり。
かなり印象深い作品です。
インパクトのある表紙に惹かれて
2024年6月13日
試し読みで中国のお話しに興味が湧き、購入しました。絵もお話しにマッチしていて雰囲気がすごく良かったです。よくある兄弟の愛の話しで、すり替わり結婚かな…と思っていたので読んでみて、えーーーっ、そういう事だったのか。なるほど中国だもんね!と驚き納得。結局はお互い好きで、兄が弟のために、弟が兄のために…というお話しですが、スケールがでかかった!そして、2人のその後の写真が届いているのを見て、弟は歳をとっていたけれど幸せそうでよかったとホッとしつつも何だか少し胸が痛くなる作品だったなとおもいました。こんな愛の形もあるんですね(涙)
中華世界
ネタバレ
2024年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 陰謀渦巻く感じが中華世界
その実腹違いの兄弟愛
兄は、彼の岸渡ってます。キョンシー(ゾンビ)なのでだけど弟の血でいきてます。死んでるのに生きてる
意思もあり快楽もあるただ発射しないだけ、エロティックです
兄弟で愛し合って生きるのいいです。
執着弟×兄優しい
弟の嫁が極悪人です。
名作です
ネタバレ
2023年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに読み返し、胸が熱くなりました。
何という愛でしょう。中国を舞台に幻想的な世界観で溢れていました。
また、読み返したくなります。
因みにキョンシーとは屍なんですね。
完璧で美しい中華BL
2023年10月11日
キャラ★★★★★ストーリー★★★★★エロ★★
異母兄弟の弟×兄…権力争い、ミステリー、そして至高の愛ーーーすべてが完璧なバランスで成り立っています。
これは是非ともネタバレなしで読んでほしい。
素晴らしい
2023年6月25日
表紙もストーリーも美しい。文句なしです。
腹違いの兄弟の中華BL。とても静かな世界観のストーリーに
ミステリーの要素も加わりドキドキしました。
他の方も言う通り、ネタバレなしで是非。
心に沁みる中華ファンタジー
2023年6月6日
中華風の美しい表紙のインパクトといつも参考にさせて頂いているフォローさんのレビューを見て購入。………………めっっっちゃくちゃ良かったです!レビューありがとうございます。
ストーリーが全く読めないところから、後半部分で明かされる真実の衝撃が本っ当に面白いので、是非ネタバレなしで読んで欲しいです。
シリアスでしっとりとしたストーリーですが、読後感はよく、今とても温かい余韻に浸っています。ただ、真のハッピーエンドかどうかは読み手によって捉え方が違うかも。その微かな余白が、この物語の美しさを更に引き立てているのかもしれません。
読後感ヨシ!
2023年5月10日
オリエンタルで耽美な色気が漂う画、謎がちりばめられた哀しく切ないストーリー。道士のコミカルなキャラのおかげか、シリアスな展開ながら重くなりすぎず上手くまとまっていて読みやすかったです。
作者さんのほかの作品も読みます!
あたたかい
ネタバレ
2023年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前から気になっていたけれど片方がキョンシーになってしまう、と言う無駄な予備知識だけありバッドエンドやメリバ恐怖症なため躊躇すること数十回。
今回クーポン対象だったので思い切って購入しました。
結果、ほぼハピエンと言っても良いメリバでとても素晴らしい物語でした。
兄も弟もお互いを深く深く想っていることが伝わってきて読了後にはあたたかい気持ちになりました。
究極の愛…まさかの…
2023年4月20日
お世継ぎ問題に振り回された兄弟。二人の世界はとてもピュアで泣けます。最後がどんでん返し。そうだったのかぁ…ネタバレなしで読んでほしいです。
ラストの幸せそうなふたりに胸がきゅっとします。1番わるいのは父親かなぁ。それでも2人は振り回されてしまったかな?婚約者の女ふざけんなよー。出てくる女たちがゴミだなぁ。子供時代のふたりがかわいくてたまらん。早くお互いの気持ちに気づいていたら、どうなってたかな?いろんなもしもを考えてしまう。それくらい切なく素晴らしい作品です。いろんなジャンルの作品が見たいです。DKとかオメガバとか。お待ちしております。
素晴らしい
2023年2月7日
「果ての荒野でバカンスを」も素敵でしたが、こちらもなんて素敵なのでしょう。
2人の想いが静かに伝わってきました。
後日談も良かったです。
インパクトある表紙に惹かれて
2023年2月1日
たまたま見つけてセールが今日まで、という事で表紙の美しさに惹かれ衝動買いしたのですが、これが当たりでした。
顔を隠していますが婚約者は兄なんだろう、と分かります。ただ、ここからです。何故こうなったのか、何故兄は兄の記憶がないのだろうか、兄の胸の傷や歯の意味は?本物の婚約者は?とたくさん疑問が出てくるのであまりネタバレを見ずに読む方が楽しめると思います。
そして話が進むに連れ切なさが増していきます。
兄弟愛が苦手な方にも読んで欲しい素晴らしい作品です。
謎が解けていく物語は一度読み終えた後再び読み直しさらに深い意味を知って物語に入り込めます。
この感覚が堪らない!
書き下ろしが1ページだけですが、これがあるのとないのでは全然違う!これを最後に添えて締めるなんて、もう完璧じゃないですか(拍手)
お家騒動中華BL
ネタバレ
2023年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定が今まで読んだこと無かったのでとても新鮮でした。イチャラブもやんわりなのもまた良い。花嫁が兄なのは試し読み時点で薄々気付くけどまさかキョ○シーだとは。
面白い
2023年1月23日
表紙に惹かれて購入。物語に漂う独特の雰囲気と世界観がとても良かった。ストーリーに読みごたえがあり最後まで楽しめました。ネタバレなしで是非!
執着を越えて
2023年1月22日
なるほど、そうやって2人で生きていくことができたか。
中華系が舞台だからこそ、だな。
義兄弟の執着を越えた、二身一体のお話。彼らの世界には2人しかいない。
道士、お疲れ様。
前フリなしで読んで欲しいかな。
エチらしい描写はあるけれどシーンはありません。愛情深さはわかります。
2回目読むと面白さが増す
2023年1月19日
赤いビビッドな表紙に一目惚れと「果ての荒野でバカンスを」の作者様の作品ということで購入。レビュアーの皆さんのネタバレ見ないで読んで!とのことでネタバレ見ずに読みました。結果よかったです!禁断もの好きな癖に刺さりました。子供時代が可愛い〜絵もストーリーも良かったです。再読することでまた違った景色が見える作品です。
一蓮托生
ネタバレ
2023年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 半分血の繋がった兄弟。家庭環境は最悪で、亡き愛人を愛するが故に弟を贔屓する父と、愛人の子である弟を虐げる母。毒仕込み合戦もゾッとするし、弟に大人しく結婚して後を継いだら兄を家で囲っていいと持ちかける父もかなりいっちゃってる。お互いを大事に想う二人が泥の中の蓮のように印象的です。弟の花嫁が愛されなかった悲劇のヒロインでなく、強かな策略家なので、可哀想感なく最後までスッキリ読める。よく練られたお見事な作品。因みに幼少時の二人は可愛すぎる。
儚げなゾンビファンタジー
2022年8月30日
キョンシーとBLと兄弟の組み合わせ、グロテスクになりそうなのに、そんな事一切無く、御伽噺のようで、絵柄もすごくマッチしていました。私は大好きです。
う〜ん。こういうストーリーだったのかと唸る。
ネタバレ
2022年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ たぶん、立ち読みだけでは想像しきれないと思います。なので読むしかない。
脇役含めキャラの作り込みが奥深く、後半までそれぞれの真意が読み取れませんでした。義兄弟の二人が唯一無二の絆で結ばれていることだけはヒシヒシと伝わって来ていたけれど…。
とにかく怪しい雰囲気がず〜っっと漂ってるものだから、読んでて肩が凝った分、ラストでの解放感がとても心地よかったです。弟の幸せを最後まで願っていた優しいお兄ちゃん。弟を幸せにできるのは自分しかいないとわかってくれて私は嬉しいよ。
死んでもなお傍にいたい
2022年7月28日
兄と弟が互いを思う気持ちに、せつなさがこみ上げます。絵も美しい。読みごたえがあり、何度でも読みたくなる一冊です。
ネタバレ無しで!!
2022年7月7日
不穏な雰囲気が終始漂っていますが、ハピエンです。どうか、どうかネタバレ無しで!別サイトで購入しましたが、この本をこちらでも広めたい!!と思いレビューしました。
2人の思い、切ないところもたくさんありますが、それでもやっぱり、2人一緒に幸せになれたラストに感涙です。
花嫁の子…なんとも強かな子でした。衝撃的な展開ですが、それもこの作品の素敵なところです。
(他の方も書かれていますが、流血等のシーンがあります。苦手な方はきびしいかもです)
不穏なタイトルが不安でしたが…
ネタバレ
2022年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めから不穏な雰囲気で話の先も明るい様には全く想像出来ず、でもどうしてこうなったのか気になりハッピーエンドは期待せずに読み進めましが、結果私から見たらとても良い幸せな終わり方でした。
お話のまとまり方が素晴らしかったし面白かったです。
When Love conquers Death
2022年6月22日
I finally decided to read this through and never was disappointed. I was attracted with the pretty cover and decided to buy this. I'm satisfied. I cried for happiness in the end to see a very satisfying ending. Sensei made it in the beginning to he kind of confusing but as the story progresses it slowly becomes clear. There was this shocking revelation moment that truly made my heart swelled with emotions and realized why everything happened in the first place. I really loved the plot! Even though the translation apps didn't do justice in translating everything accurately, but I enjoyed every chapter that sensei did in her story.

ありがとうございました、先生!
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BLだけどBLじゃない。
2022年6月14日
うわー。めちゃくちゃロマンチック。最高に美しい。唯一無二の愛でした。出て来た女性が、強かで心根が醜いけれど。この彼女がいなければ、自分を捨ててまで相手を想う恋情に気づけなかったんだろうなあ。
ネタバレ無しでおすすめします。
2022年4月18日
試し読みで惹かれて購入しましたが、ストーリーがいいですね。背徳感のあるBL大好物なので性癖にぶっささりまくりで堪能させていただきました。是非是非、ネタバレ無しでお読みななることをおすすめします。
比翼の鳥、連理の枝
ネタバレ
2022年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 199ページ。
実兄弟の関係性に血潮が滾るタイプは迷わず読むべし。
異母兄弟であるリィ(兄)とジン(弟)のお話です。エロはわずかで、この作品に於いてはそれが良い。兄弟の関係性の方に重点が置かれているので、相続争いや屍関連の要素の割には、おどろおどろしくありません。
兄の献身と切ない狂気、弟の縋るような執着、本編のラストも見事な、兄弟二人きりの幸福です。回想場面での飾り窓をはさんでの二人とか、兄弟ならではのやさしい場面もいとおしい。
本編ラストの一蓮托生感でもかなりやられたんですが、書き下ろし「蓮の花の咲く頃」の後半部分、特に最後のモノローグには、実兄弟関係の良さの真髄があり、私は秘孔を突かれたかの如くグフゥっと胸を押さえました。
また、カバーデザインもとても凝っていて良いですね。華燭の典なカラーリング、帯の色にも意味を持たせ、漢詩の引用も感動的(漢詩の意味については、著者tumblrに記載がありますのでぜひそちらを) 。レビュータイトルに据えたのは、裏表紙側のカバーに記されている方ですが、この表現のロマンチックさが大好きなので、久しぶりに見られて嬉しいです。
あと、婚約者が良かったです。BLジャンルでは添え物や意地の悪い当て馬にされて人格どこ行ったってなりがちな女性キャラですが、彼女は彼女なりの行動原理がきちんとあって、説得力がありました。
少々説明がはっきりしすぎているきらいはありますが、それを補って余りある、趣味どストライク作品でした。
((2022.5.追記))ネタバレ無いように気を付けて書いたつもりですが、もしかしたらダメだったかもな〜と思い直したのでフィルターかけます。
中国の悪しき風習、冥婚を思わせる
ネタバレ
2022年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実際は逆の事をしているので冥婚ではないけれど最初に感じたのはそんな印象。可愛いさのある絵に不穏でインビな雰囲気、東洋の風俗を上手く取り扱った謎。段々暴かれていく真実も心に刺さり、一山二山と話が練ってありとても良く、二人の愛にも涙が出ました。弟が生涯唯一望んだのは兄だけだったのに、ある事件で兄は先にこの世を去ってしまう。弟の執着愛も切なく兄の犠牲愛も心を打つ。ネタバレなしで是非色んな方に読んで欲しいなぁ。お気に入りの作品になりました。
綺麗な窓
2022年4月4日
赤河左岸さんの作品は好きです。今回の話は切ないけど、相変わらず不思議な雰囲気があてなかなか良かったです。
Beautiful story, (Warning spoilers)
ネタバレ
2022年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ First! The cover is beautifully drawn and so amazing. I was really attracted to Akakawa left bank work. The first book I read was and I totally was immersed into the story. I decided to try and read corpse I cried to the beautiful storyline and plot twist.

The story goes between two half brothers Jin (Younger brother) and Li (Older brother) that lived in the same household but had different treatments. Jin was then set to get married in an arranged marriage which both brothers accepted quietly even with feelings they have for one another which they thought was (Forbidden). They never stood the chance to confess their feelings for one another either.

Li then overheard of someone plotting against the fiancee of Jin that decided to take matters into hands to keep the "happiness" for his younger brother. Took the blunt of the after effects of it.

The story then evolved to what happened to the aftermath and It hasa solid storyline and suffice to show how both brothers overcome their emotions and family relationship.

It has a little supernatural into the story if you like it, the ending was written. beautifully and with a happy note. Thank you sensei!
願う事はただひとつ
2022年3月2日
一蓮托生のとても美しい物語でした。
他の方々のレビューにも書かれていますが、やはりネタバレ無しで読まれた方が、より面白いと思います。

ひとつひとつの世界観の構築がお上手な先生だと思いました。
表紙絵に満足してしまい積みっぱなしにしていてごめんなさいです。
年度末という事で、今月は積読と未レビュー作品の見直しをと思っていた矢先の良き御本との出会いです。

読み始めから奇妙に思える数々の伏線。お話の構成や流れも世界観を損なう事なく回収され、耽美で素晴らしいです。

心地良い余韻に満たされながらも、もう少しこの2人を見ていたい気持ちです。。
感服しました!
ネタバレ
2022年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様が好評価だったので、ちょっと試し読みしてから購入させて頂きました!
絵も物語も綺麗でとても良かったです!
お嫁さんの正体、お兄さんかなぁとは思ってましたが、まさかの!
よく練られた構想で感服しました♪
すごいすごい
2022年1月13日
すごいすごいとしか言えないです。キョンシーの映画や小説などいくつかは見たんですけど、こんな世界は初めてです。リィとジンが、こういう展開になるとは。美しいのに悲しくて…人間って一番、醜いんだなと。綺麗でお金持っている人は目的も分かりやすいけど、ただそれだけなのかなっと。
愛の形
2022年1月8日
曰くありげな、記憶もおぼろげな妻。裕福で見目麗しく優しい、けれどその妻を匿うように軟禁する夫。

静かに話は進み、やがて真相が明らかになるつれ、おぞましさと切なさがない交ぜになる。

その人の他は、なにも欲しくない。
どうあっても、手放せない。
哀しくも、幸せな愛の形なのかもしれない。
衝撃耐性ありの方にオススメ
2021年12月11日
禁断の兄弟愛、、、後、家督政治的なお話に耐性がある程度ある方にオススメです。絵柄は可愛らしく家督相続は軽めですが、人が死んだり、殺されたりがもともとNGの人は無理でしょうね。BLを読んでウン十年経ちますが、この作品の王道な耽美的な所とアンニュイなニュアンスが好きです(*´∀`)♪
良かった
ネタバレ
2021年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は、事故で精神的に病んでしまって嫁と思い込んでるか、兄弟愛を貫くためにお互いが周りを騙して。。。って感じの病んでる系のお話かなーって思ってたら、思ってたよりも闇が深い系だった!笑でも、ただただ暗いではなくて最後は幸せになれてよかった!
中華系ダークミステリ
2021年10月12日
「果ての荒野でバカンスを」の作家様。
果ての荒野…では明るい中でも寂寞とした光景や、悲壮感はそんなにないのに、作品全体にただよう悲哀や孤独感がものすごく好きだった。

今回の作品も素晴らしかった…。
絵が美しいうえに物語構成が見事で、とても上質なミステリでした。
冒頭からずっと不穏な空気が流れていて、ハラハラドキドキしながら一気呵成に物語が進んでゆく。物語の終わらせ方も見事。クライマックス部分で心を射抜かれました。

ネタバレ無しで、真っ白な状態で読むのがオススメ。
不穏だけど美しく、禁断の匂いのする妖しい世界…最高でした。
文句なし!
2021年10月9日
表紙のイメージそのままの世界観です。一コマ一コマ、全ページが美しい。雑なところや手抜きは一切なし。ラストまで静かでピンと張り詰めた緊張感と、明かされていく真実。ぐああ〜、コレすき!と唸りました。余計な物を排除したシンプルな絵なのに、登場人物それぞれの視線が色っぽい。この作者さん、読み続けたいです。
タイトルの意味
2021年10月7日
雑誌の方で1話を読んでみて、謎めいた展開が気になり購入。
エロはかなり少ないんですが、2人のキュンとするような描写がとても素敵で、特に窓からの撫で撫でシーンがとてもお気に入りです。
それからハッキリ何とは書きませんが、珍しい題材でとても新鮮でした。
久々に読んだ直後に最初から読み返してしまいました。不思議とあと引くストーリーです。
はじめての作者さん
2021年10月5日
はじめての作者さんでした。高評価につられて。素敵なお話しでした。たしかにネタバレ無しで読まれた方が楽しめますね。
いいね
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雰囲気
2021年10月5日
も絵柄もストーリーもよかったです。表紙のデザインも素敵ですが、その雰囲気そのままでストーリーが進みます。
面白かった!
2021年10月4日
二重三重にネタが仕込まれていて、そう来るか〜!の連続でとても面白かった。切なく狂おしい純愛で泣けます。幸せになって欲しい。
素晴らしき世界観の究極の愛
2021年9月30日
新刊(9月)
あ〜凄かった!!オリエンタルな世界観に引き込まれました。
読み終わった後に真っ赤な表紙とタイトルと怖い文字を見て、
更に落雷にあったような衝撃が(笑)

大きなお屋敷で本妻の子(兄リィ)と妾の子(弟ジン)が毒に塗られた後継者争いに巻き込まれる壮絶なドラマの究極の愛の話。
冒頭からの物騒な伏線が効いたゾクゾクする展開と、細やかな表情や蓮などの耽美な背景描写に魅せられどっぷりと浸れました。この先、軽々しく一連托生って使えないな〜なんて思ってしまいました^^;
『果ての荒野でバカンスを』のファンの方ならハマると思います。
表題作のみ★「狂おしく激しい恋心」
ネタバレ
2021年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても美しく雰囲気のある表紙に一目惚れ。読んでみたらこれまた最高でした。今作は異母兄弟である当主・ジン(弟)とリィ(兄)のお話で、ここに顔のない花嫁が絡んできます。最初から謎めく展開に引きこまれ、気が付けばこの世界の中の切ない愛に胸が締め付けられました。そしてたった一つの願いのために選んだ方法に驚愕…。切なくも美しい二人の一蓮托生に涙が。ストーリー構成と世界観に圧倒され、しばし余韻から抜け出せず。とにかく彼らなりのハピエンでホッとしました。★5以上

「全7話・199p」
「描き下ろし10p」
「あとがき1p」
「カバー下」
「電子限定描き下ろし1p」
「修正・形すらなし」
優しい世界観
2021年9月23日
初読み作家さんでした。表紙の赤と、タイトルに気になりながらも皆様のレビュー待ちだったのですが、皆様が高評価な理由がよくわかりました。中華風の世界観ある絵は御伽噺のようだし、お話しもタブーなんて感じさせない美しさでお互いがお互いを必要として、なるべくしてなった関係なんだろうなと感じました。思いやる優しい愛に私は感じました。じっくり読んで楽しめるお話です。
二転三転の衝撃展開
2021年9月21日
ガチ兄弟のだいぶ偏った執着愛で、病みまくってて個人的にはかなりツボでした。
まさかの展開でびっくりだけど、むちゃくちゃ面白いので、ぜひネタバレなしで読んでもらいたいです。
高評価を信じる→買う、の一択。寄り道不要
2021年9月18日
またスゴイのを読んでしまった!フォロー様方の高評価にハズレなし!と感動してしまいました。「ほっほーぅ。そうきたか!」という感じ。
単なる発想の目新しさだけではなく、読み返せば読み返すほど心に染みる、優しい愛がそこにあります。かなりの名作です。
絵もお話も素晴らしい
ネタバレ
2021年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少時代の可愛い二人をみると、切なさがより増します。幸せそうなラストで良かったけれど、屍というやるせなさ。絵の美しさもあるせいか切なさが勝る読後感…それ故心に残ります。
お見事でした。
ネタバレ
2021年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様ですが、鮮やかなチャイニーズレッドと中華風の美しい表紙に誘われました。
フォロー様、フォロアー様のネタバレなしでとのアドバイスで、読ませて頂きました。
なんともミステリアスな開幕です。ほの暗さを漂わせ、謎めいた導入部分がゾクゾクさせて、好奇心を掻き立てられます。
まっさらな気持ちで読み始めたものの、自分に読み解ける自信も洞察力もないですから、私にはレベルの高い作品を選んだ事がとても不安でした。これは一体どういう?と真っ白にした頭の中が更に真っ白…
しかしながら、読み進めていくうちに見えてくる真相に、あぁ、なるほどなと感心すると共に、背筋がゾクッとなりました。そういう事かと納得しつつ、究極の愛ゆえの狂気とも言える行動にそら恐ろしくなりました。愛ゆえに…なんでしょうねぇ。それが切なくもあり、美しくもあるのかもしれません。彼らは幸せを得たのでしょうか…互いに拠り所であって、共に生き、やがては共に死を迎える。それが一等唯一の幸せなんですね。
蓮の葉や蓮の華が作中に散りばめられていて、あぁなんと上手い使い方。ホントに、構成も展開も面白く仕上がっていたと思います。
お見事でした!
ネタバレなしで書く事が苦手なもので、迂闊にやらかしてしまうのですみません。
ほっこり。。
2021年9月14日
本当は、おどろおどろしい内容なのでしょうけど、主人公の兄弟がとても相手を思う気持ちがとても綺麗でかわいくて最後にほっこりしてしまいました。初めて読ませていただいた作家さんですが、これからの作品も楽しみにしています。
レビュー見ないで読むのがよいかと。
2021年9月10日
実店舗へ行けないBL推進海外営業部員としては、BL最新推し情報は普段レビューとTwitterで集めているのですが(ちるちるさんは沼が深すぎて還ってこられないのであまり見ない)、無自覚ネタバレあるからレビューは読まない方がいい、でも絶対面白いオススメ!的な作品はもうフォローしてる方の言葉を100%信用して買ってます。で、この作品もそのひとつ。いつもありがとうございます〜。タイトルからして不穏なダーク中華系ファンタジーお好きな方はぜひ。そういえば作者さんのSF短編集「果ての荒野でバカンスを」もレビューネタバレなしで買いましたね〜。
ネタバレしてます(ココカラ→表示しました)
ネタバレ
2021年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊自動購入にしていて、レビューも作品紹介にも目を通さず読みました。面白かったです!が、一読目は、そこまで強烈な印象を受けませんでした。読後、レビューを拝見していて、自分の感覚が少し他の方と違うことに気が付きました。
確かに、ネタバレなしで読むと面白さが増すと思うのですが、あまり後々の驚きを重視している作品だと感じていなかったので💦(でもでも、フォローしている方々のネタバレせずへの配慮が素晴らしくて、私も気を引き締めてワード使わず書きます💦)
話の展開としては、個人的理由で先が読めてしまいましたが、奇をてらったストーリーではなく、丁寧な描写で魅せる、読めば読むほど味わい深い作品だと思います。
ココカラネタバレへ →
タイトルで何となくイメージできて、ベールを取る前から、「あ、この人がリィさんなんだろうな~」と思ったらその通りで、さぁ、ここから、歯と傷痕はどう料理されるのかな~とワクワクして、そこに至る心情が深く描かれるのかな~と期待も高まりました。と、ここまでは、皆さん割と想定内なのではないかと思うのですが、個人的に、小学生の頃、「ナウシカか香港映画か」というくらい、ハマって繰り返し見ていたシリーズなので、道士とお札とくれば…ピンと来てしまったのです。そんなわけで、恐らく、「ネタ」の部分が「ネタ」にならなかった私には、驚きまではいかず、そういう意味では、さらりとした印象でした。
で・も!読み返してみると、この設定をとてもロマンチックに仕上げていて、2人が迎えるであろう終わりの在り方も、甘やかで情緒的。あと、蓮の使い方なのですが、最後は「一蓮托生」の象徴ですが、リィが自分の気持ちに気付いた場面の蓮は、花言葉の一つである「離れゆく愛」を連想させられ(我が家は蓮好きで庭に蓮があったので知ってた)、一つの花に託す2つの意味合いに感動していました。あと、最初の「仲良くしましょうか」の掌の描写の答え合わせにも、萌えました。さすがにそれは読み取れてなかったし、やり取りが好きすぎました。描き下ろしの道士さんも最高だった。こんなほっこりな終わり方はいい意味で想定外🙂
ハズレなし!
2021年9月9日
前作に抱く感動し、なんと切ないお話かと数日引きずりましたが。今回もなかなか…。
是非ネタバレなし、真っさらな情報の中で読んで下さい。
繊細な絵と先が読めないストーリー。ダークな世界観ですが、最高でした。
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鮮烈な赤と美しい画の表紙に一目惚れ
2021年9月6日
作者様の「果ての荒野で~」が、私にはすっきりとしない読後感で少し苦手だったんですが、こちらは表紙絵の雰囲気が大好きで迷わず購入。
表紙絵とタイトルから想像する世界観を裏切らないお話で、とても好きでした。
ネタバレなしでないと面白さが半減してしまう箇所がありますので、なるべく情報を入れずに読まれた方が楽しめます。
作中随所に散らばめられた美しい蓮の花がとても印象的で、唯一であり絶対である存在への想いの描かれ方がとても好きでした。世界観にピタリと嵌る作画や見開きの効果、最後の最後まで考え抜かれた事がわかる構成も素晴らしく、私的にはとても満足な読後感で、面白かったです!
美しい世界観
ネタバレ
2021年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの世界観が独特で好きです。『果ての荒野でバカンスを』が若干トラウマで、今作を読むか悩みましたが、ハッピーエンドと知り購入しました。グサリとくる部分はありましたが、ラストの蓮の中のシーンが美しく、兄弟だからこその心情に心打たれました。とても読み応えがあります。
退屈なシーンが一つもない
2021年9月6日
前作の表題作である「果ての荒野でバカンスを」を初めて読んだ時に、あまりの完成度の高さにもの凄い衝撃を受けたのですが、今作もまた大変面白い作品となっていました。画力もとても高いのですが、何より言葉選びが秀逸なのでぐいぐいお話に惹き込まれて、夢中で読んでしまうと思います。
面白い
2021年9月6日
作者さん買いです。義兄弟ものかと思って購入したら腹違いの兄弟でした。ストーリーが面白くてどんどん読み進めて途中までバッドエンドだったら辛いとハラハラしましたがハッピーエンドで良かったです。
素敵なタイトルだ(T0T)
2021年9月5日
こういうタイトル好き!!『屍と花嫁』、でもって中華ファンタジーだと!?なに!?ミステリー要素もあるとな!?ネタバレ、あらすじ見ないようにのお知らせありがとうございます!一切見ずにまっさらな状態で読めて楽しかった~~(T0T)。「中華」「ファンタジー」「ミステリー」&『屍と花嫁』にピンと来た方はレビュー見ないでの購入をオススメします!(設定なしでガンガンネタバレなさってるレビューあるのでお気をつけ下さいませ…(T0T))
兄弟モノ
2021年9月5日
『果ての荒野でバカンスを』のラストが怖くてどうしても読む勇気がないところ、作者さんの新刊が出たので購入。
大好物な兄弟モノ。兄弟が愛しあっていたことだけは、最初からわかった。
読み始めは、花嫁が兄の顔なのは兄も承知で茶番を演じていて、ホントの花嫁はかわいそうだな〜、弟ひどいわ〜、と思っていたが、そんなことはなかった。私の想像力の乏しさよ、ヨヨヨ…
とりあえずハッピーエンドなので安心して読めます。
中華風ミステリーファンタジー。感動です!
2021年9月4日
(このレビューはネタバレしていませんよ〜!)
『果ての荒野でバカンスを』が感動作過ぎて本当に大好きで、赤河先生の創られる独特な世界観もとても好きで、新刊が出るのを楽しみにしていました!
いや〜素晴らしい物語でした。中国が舞台になっているミステリーファンタジーです。読む人によってはハマるハマらないあるかもしれないですが、僕はこういう作品も大好きです。画は相変わらず美しいし、ストーリーの内容も愛が溢れていて胸いっぱいになります。そしてやっぱりこの世界観、物語から漂う独創的な雰囲気がたまらなく好きですねえ。ずっと浸っていたい。ミステリー要素もたっぷりで最高。表紙のデザインもやばいです。個人的にはとてもおすすめです。
興味のある方は、是非あらすじもレビューも読まず、ネタバレ無しで読んでみてください。
対極なタイトル
ネタバレ
2021年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幸せなワードなはずの「花嫁」と相反する
「屍」のタイトルに惹かれて。
ネタバレ無しで。
全編通して描かれている蓮の花が、幻想的です。
季節と時間の経過と共に2人の関係とそれぞれの抱えていた秘めたる純粋な相手への想いが徐々に現れ、その紐解き方に 引き込まれました。
恋人、伴侶、兄弟、生きとし者。読み手の捉えて方でどの呼び名でも良し。家と故郷を離れる時の「いきましょう」是非、これから2人て一緒に「生きて」を。
おぉ~!
2021年9月3日
おもしろかった~
世界観が独特でいつの間にかひきこまれてました。
絵もお洒落で紙で買って飾っときたい!
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怖いのは生きている人間
2021年9月2日
もともと好きな作者さんで試し読みで興味を惹かれたので発売日に購入しました。
思わせぶりな冒頭を裏切らないストーリーでした。
過激なシーンはそんなにないのに心理描写で人の醜さや悲しさが伝わってきます。
終わり方も良かった。
狂気のような愛情と顔のない花嫁
2021年9月2日
後継者争いをしていた腹違いの弟・ジン×兄・リィ。ジンの結婚式で花嫁に毒を盛ったリィが粛正されてから1年、毒のせいで爛れた顔を隠した花嫁とジンの二度目の結婚式。まったく先が読めないという感じではないんだけど、確かに他のレビューにもある通りネタバレなしで読むのをおすすめ。情報量も程よく、閉じられた世界観には効果的。私は好みの作品で面白かった!
この世界観が好き
ネタバレ
2021年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作の「果ての荒野でバカンスを」が好き過ぎて、今だに思い返すだけで泣けてきてしまうほどハマった赤河先生の新刊。期待値も上がっていましたが読んだ感想は、やっぱり好きだー!面白くて満足です。
最初は状況がわからず、これは一体と思っているうちに引き込まれ、ハラハラと真相を追ううちに、すっかり兄弟に感情移入していました。ん?という不穏さからの流れるようなストーリー展開が見事です。真相がわかった時のやるせなさと小さな幸福感。弟の澄ました顔の奥に隠した深い思いがもうたまらなかったです。
物語は一見静かで淡々としているんです。でも根底に溶けてドロドロになった溶岩が流れているような、そんな熱さを感じました。唯一無二のお互いしかいない2人の兄弟が、最後には厳かなものに見えてきました。完全に正しいとは言えないけれど、2人は幸福だと思えるラストが良かった。赤河先生が作る、穏やかでちょっと哀しくて熱い、他とはちょっと違う手触りの世界観がやっぱり好きでした。
ネタバレ無しでお読みください。
2021年9月1日
お互いが唯一無二の存在である兄と弟のストーリー。
とにかく面白い。
赤河左岸さんの世界観にどっぷりとハマりまってください。
哀しいけれど
ネタバレ
2024年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ホラーではあるんだけれど美しかった。
二人はこうするしかなかったんだろうと。
そして最後の瞬間まで二人は一緒なのだろうという大きな救いがあってよかったと思います。
義兄弟 中華BL
2024年4月2日
まるっと表題作。正妻の子供の兄と 愛人の子供の弟。跡目争いに巻き込まれた 義兄弟の中華BL。他の方のレビューにもありますが ネタバレ無しで読む事をオススメします。書き下ろしの未来の2人に とても幸せな気持ちになりました。
思ってたのとはちょっと違ったけど
2023年5月28日
独特な世界観と絵に興味が湧きました。あるあるな話ではないある意味ファンタジーだけどちゃんとラブなこの作品。少し切ない気持ちになるけど読んで良かったと思える作品です。
一蓮托生、命を終えるその時まで…
2023年5月19日
架空であれ実在であれ民族色の強いモノはあまり好きではないのですが、美しい表紙とBLにしては珍しいダークミステリー仕立てに惹かれてポチリ。帯アリ帯ナシ、両方の装丁が見られて嬉しいです✨ 100年チョイ前くらいの中華圏を舞台にしたお話でしょうか。ある旧家で腹違いの兄弟の跡目争いに端を発して婚礼の最中に事件が起こった、 らしい。… らしい?に始まり、傷?誰?どうなってるの?… からの、Q&Aちょっと早くない?理路整然感が強くない?とは思いましたが、なるほど!大陸の文化や迷信を活かした上手い構成だな~と感心しました。謀略や兄の正体等、不穏なものが散りばめられていますが思いの外 軽やかな印象なのは、お互いを想い合い支え合って生きて来た清廉な兄弟愛と、自己犠牲を厭わない無償の愛、兄弟の内面にフォーカスして描いているからかな?そして 読み返すと弟の表情や台詞の裏側を知り、兄を大切に想い慈しむ様子や小さな触れ合いに嬉しくなり頬を赤らめる様にジワリと胸が熱くなる。また 白い息を吐いていない、寒さを感じない、肌に触れる手を「ひどく」熱く感じた等、伏線を潜ませるのが上手いな~と。ひっそりと、ちゃんと特性を描いていたんですね。痛みを感じないのに気持ち良い事は感じるのか~、血が巡らないのに一点集中でソコは充血するのか~と フフッとする設定はありますが、色事は別モノって事でしょうか?😍 ただ、舌や身体に触れる度に現実を突き付けられて辛くないのかな、と… いや、隣にいてくれるだけで幸せなんだよね。血脈に抗って愛を貫く美しい物語。自分の身体の秘密を知りそれを愛おしく思う兄の表情、しがらみを捨てて旅立つ2人の姿にグッとくる。そして どんな存在でも弟でいたいと願う純粋さ、蓮の池の水面に映る2人の姿がとても美しくて尊く感じました。爽やかで優しいラスト、兄弟に祝福を!… 一方で惜しいと思うのは、美しい絵ではありますがメリハリと熱量に欠けた印象を受けるので、人間の業の深さや正気を失った兄の描写をもっとダークに描いて魅せて欲しかったな、と。「無菌室の美」と言うかイラスト的な印象を受けました。 あと「蓮の花が咲く頃」の弟を ちゃんと年齢を重ねた面持ちで描いて欲しかったです。それは2人の行く末を暗示する大切なものだと思うから。→ 電子限定描き下ろしのラストの写真に。ちょっと悲しくなるけれど、寄り添う姿に胸アツです。甘い「薬」を最後まで…😊
3.7☆
2023年4月27日
独創的な作品。まずはとても癖のある絵、絵は上手い方だと思うし、カバーイラストもセンスありますよね、ただ個人的にはキャラのビジュアルが苦手でキャラがイマイチ好きになれなかったのが残念。少しマイナスポイント。ただ作品にはとても合っていて美しいとは思います。
内容は後継者争いとかのドロドロしたものかと思いきや、意外にラブ主体でさらっと読めてしまった、ただ、1冊でストーリー的には完成しているので、短い割にはしっかりと描けているなと思う。完全に二人の世界なBLで、これでもかってくらいとても強い結びつき、友人、兄弟、恋人、伴侶、ですがエロシーンはあまりない、異母兄弟なので地雷のある人は注意です。評価は3.7☆
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なるほどなるほどぉ〜!
2023年4月23日
アリですね!!!!ファンタジーですね。エロはほとんどないですが、ストーリーが面白かったのでよいです。雑誌の残酷な〇リム童話読んだ後みたいな気持ちにもなりました。笑
不思議なお話です
2023年1月30日
花嫁は見るからに男性で大きな傷がある、、、。
初めから不思議な雰囲気が漂ってくるファンタジーです。BLものとしては少し異色。切ない純愛物語です。
おおよそ
2022年8月17日
見当はついたものの、兄の実態がそれとは思わずにいたので(中華のそれに興味がなかったので思いつかなかった。そっちに興味がある人ならすぐに気づいたんだろう)あぁそういうことね!と腑に落ちると共にうーん凄いな、と。最後まで一貫した2人の気持ちに遠くで祝杯をあげたい気持ち。
衝撃的
ネタバレ
2022年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前より気になっていた作品で、今回お値下げになっていたので購入しました。初読みの作家様。一言でいうと衝撃的な作品でした!このようなBL作品があるのかと…まさか○シーだなんて思いもよりませんでした。
哀しくて切ない部分もありましたが、バッドエンドではなかったので良かったです。
○シーにしてまでも兄にそばに居て欲しかった弟の愛、弟の幸せの為なら自分が死んでもよかった兄の愛、究極ではないでしょうか。泣けます。その後の二人をもう少しだけ見てみたかったです。
なるほど、だからか
2022年2月19日
舞台が中国なのも納得です。妖しくて怪しい…。こんな事が叶うなら、化け物でも幽霊でも吸血鬼でも大歓迎ですね~。
作品としては、場面の見せ方が映画の様で、美しく情緒があります。ただ、一番肝心な見せ場の盛り上げ方は、もう少し派手でも良かった気がしました。
ともあれ、最終的に2人にとって幸せな形に収まったので、読後感ははなまる□です。
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すてき…
ネタバレ
2022年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵と兄弟の設定が好みだったので購入。エッチなシーンはほとんどないですが、絵が美しいのでドキドキしました。世界観が本当に素敵です。ストーリーも好きでしたが今まで見たことのない真新しいものを期待しすぎてしまったせいか、そこまででは…という感じでした。
美しい画集を眺めてると思うとかなり良かったですが。
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かわいくて鬼エモ
2022年1月16日
かわいくてエモい。世界観が素晴らしかったです!エッチなシーンはありませんが、おはなしとして面白く、読み応えあったのでヨシ!
切ない物語
2021年9月25日
詩を読んでいるような感じがして、個性的な絵柄と良くあっていて雰囲気のある作品だと思います
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初めての作者さんでしたが...
2021年9月19日
絵に雰囲気があり話にあっていると思った!!読みごたえあって面白かったです。ちょっぴり残念なのは...上下巻とかにして、もっと深掘りして読んでみたかったことかなぁ...
世界観
2021年9月12日
絵がとても綺麗で読みやすく、世界観がすごいです。内容は謎が多そうな話ですが、なんとなくすぐわかります。溺愛系たまりません!
尊い!
2021年9月8日
初読みの作者さんで表紙の雰囲気が好きで思わず購入しました。言葉数はあまり多くなくコマ割りと作画で魅せてくれ読者が登場人物たちの心情を想像できるような作品だと思います。エロ要素はほぼありませんので、ストーリー重視の方にはおすすめです。
評価はするけど……
ネタバレ
2021年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画、世界観ともにレベルは高いと感じました。素人目による評価ですが(^^;)
ただ、好みは分かれるでしょうね。そして、正直、私の好みではなかったかなぁ~。
美しさや、物語の斬新さは感じたけれど、萌えは無かったかな。「恋情」「愛情」その他もろもろの心を揺さぶるようなものが感じられず、淡々と読んで、「なるほどね」と閉じた感じ。
個人の好みの問題かなぁ~。キ〇ン〇ーだと分かった途端に、自分でも不思議なくらいに冷めてしまって、惰性で読んだ感じでした。「なんだもう死んでるんじゃん」って。
婚約者に対しての扱いもどうかと思ったけれど、その婚約者もあんな感じだし。感情移入の持って行き場がなかったかな。
期待していた分、スンとなってしまった感じ。割引等無しで買ったのがまたちょっと懐にキツかったし。
ただ、「じゃぁ、★3以下にするか?」と自問した場合、作品としてはやっぱりレベルが高いと感じたので、★4にしております。個人的には「う~ん」でしたが(^^;)
また時間をおいて、読み返したら何かしら響くものがあるかもしれません。
……多分、「これ、愛情じゃなくて、依存とか執着じゃないの?」と感じたのが一番の理由かもしれません。BLというより、共依存のような感じだから萌えなかったのかも。他に誰もいなくて寂しいから縋った……と言うのは私の中では恋愛とは別枠なので、萌えなかったのかもしれません。これもまた、好みですけどね(^^;)
そういうこと…
2021年9月5日
なぜ兄の顔をしているのか…不思議に思って読み進めましたが、そういうことだったのですね。
兄のギザギザの歯も疑問に思っていましたが、納得。
キョンシーって、久々に聞きました(笑)
何だかとても懐かしい。当時とても人気でしたね。
コミカルだけど怖いっていう。歩き方も独特だったなーと。

いやー、面白かった。
お互いの執着心がすごい。
あの婚約者が一番怖かったですね。
耽美
2021年9月4日
前作が切ないお話だったので、今回も切ないエンドだったらどうしよう…と思ったのですが大丈夫でした。ハピエンです!エロは薄め。全体的にアジアン系耽美でした。
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少し重い
2021年9月4日
内容的には少し重めだか、エロほぼなしの一途さがまたいい感じでよかったけど、まさか兄の姿があの様になるのは想像つかなかったけど、将来どうするの?と思ったら、"最後まで"なら一安心と思ってしまいました
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今回も
2021年9月1日
『果ての荒野でバカンスを』の表題作でも、最後で「そうきたか〜」と思いましたが、今回もまた…ぜひネタバレ無しで読んで欲しいです。
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泣けた、、、
2023年5月2日
兄弟の深い絆というか愛情というか執着というか。エロは殆どというか全くと言っていいほど無いけど、不思議と色気のある作品でした。美しくもおぞましい不思議な世界観と短編小説の様な想像力を掻き立てる終わり方が、ちょっとほろ苦くも甘い余韻を引いて、それがこの兄弟の愛の形であり生涯なのだと感じました。切なくも幸せな気持ちになれる作品でした。
どうなってるの⁉️
2023年4月20日
どうなってるのでしょう⁉️
本当の中身は、誰?
本当に好きな相手は、誰?
ミステリーみたいですね~。
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独特な雰囲気が好きです
2022年8月5日
腹違いの義兄弟のお話。読み始めたら止まれなくて一気読み!小さい頃の話が胸にぐっときて特に良かったです。
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「今夜はミステリー」?
ネタバレ
2022年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリー★★★、エロ★。腹違いの兄弟がお互い依存し想い合いながら生きてる中で、弟が結婚するところからこの話が始まります。謎だらけの展開が待ってますよー。
良かった
2021年9月11日
要所要所に散りばめられていたものが、終盤の答え合わせでそういう事ね、と理解できる。終わり方も素敵で、上手い設定だなと感心しましたが読み返すかは微妙。
切ない!けど読んで良かったです!
2021年9月9日
※地雷が少ない人向け!
日本人作家さんの中華BLですが、雰囲気が出ていて世界観が美しくて良かったと思います。少し複雑な設定なのですが話が読みやすくてシンプルに仕上がっています。絵もすごくストーリーにあっていました。
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作家名: 赤河左岸
ジャンル: BLマンガ
出版社: リブレ
雑誌: 秒で分かるBL