ネタバレ・感想ありCURE BLOODのレビュー

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大好き
2025年6月13日
この作者さんの感性が好き。
これから描かれる作品や選ぶ題材が楽しみ。
BL漫画というジャンルだけどそれだけじゃない。
暖かさがある。
人間のこういうところが好き。
ほんとうに描いてくれてありがとう。
いいね
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泣きたいときに読むお話
2025年2月13日
どう生きてたらこんなに素晴らしいお話が描けるのか...。後半ずっと泣きながら読んでました。読み終わった後は映画を見た後のような満足感と、終わってしまったことに対する喪失感で感情迷子になります。
吸血
ネタバレ
2025年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普通の人が吸血鬼になって寄り添ってくれた男の最期まで看取る話.、、、、
深い
吸血鬼、年取らないから綺麗なまんまだし
辛いよね
たまたま医師だったおかげで血液採取できる設定なので無闇に人を襲ったりしないのでそこは良かったです
なので乱暴なシーンはありません
人間愛のお話
エロなしだけど淡々と進むのでそれもありでしたね
抑揚はないんだけど、読了後考えさせられます
良いお話でした
これはすごい
2024年11月24日
読む前にこんな感じかな?と想像してたこととそう大きなズレはなかったですが、こんなにじんわりと深く感動するとは思わなかったです。絵かな?ストーリーかな?なにがこんなに感動させるのかな?皆さんに読んで欲しいなぁと思えた作品でした。
私は好きです
2024年8月16日
ガッツリ吸血鬼BLを求めてる方は回れ右した方がいいかもしれませんが、2人の男性の生き方人生を見れて私は感動したし、だいぶ切なく泣いてしまいました。
細かい感情や2人の深い関係までは書かれてなく、あくまでも想像するしかないのですが、きっと何よりも大切で変えなきかない存在だったのではと思います。
ページ数も割と少なく短い中でよくまとまっていて、ここまで入り込ませることのできる作品で素晴らしいなと思いました。
一冊まるまる表題作
2024年8月11日
吸血鬼もの
長寿になる設定はありふれたものですが、人生にここまで付き添うお話ってなかなかない…
BLとかじゃなく、ヒューマンドラマみたいな
いつもはときめくBLがみたい!なんて俗人な話をしてるわけですが、家族愛のような依存心のような関係性がとてと尊かったです。
優しい
2024年8月10日
ただの吸血鬼とか異形の物ではなく、きちんと人として”患者”として接してくれる十字さんがほんとに優しいと思いました。
一括りに、BLといっても様々で、性行為があるものからプラトニックまである中でこの作品はまた別括りになるような感じがします。
どちらかといえばBLではなく、一般的な内容に近いのかも。
とはいえ、同性同士の物語なのだからBLなんでしょうけど、他のBLとは違って…
上手く言えないですが、とてもいい作品だな、と…
ほんと何が言いたかったのか自分でも分からないけど、オススメですwww
本当に愛おしくて切ないストーリー
2024年5月29日
何度読んでも涙が出ます。命って有限なんだよなって気付かされます。人間愛のお話です。何気ないから日常のワンカットに胸が熱くなります。
ジワジワ沁みる
2024年4月20日
読み進めていくうちにジワジワくる感じです。実際こんな感じで身体が変化したらのリアリティがありました。吸血鬼漫画の派手さはないけど静かに時間が流れて暖かい愛溢れるストーリー。後半泣けました。そしと少しイチャイチャも見たかった!でもこの距離感が2人なんだろうね。
ジワジワときます
ネタバレ
2024年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表現力と言えばいいのだろうか、魅せかたがめちゃくちゃ上手いです。はっとするコマが何度も登場してセリフが少なくても(全く無くても)感情がしっかり伝わってくる。才能すごい。

ハッピーアホエロBLをメインディッシュにして日々を生きてるのでラストどうなるのかドキドキしながら読みましたが納得の終わり方でした。最終話の最後のコマに見事にやられました。素晴らしい作品でした。今後のご活躍が楽しみです(皆さんレビューに書いてますが私も泣きました)

※修正が必要なシーンは登場しません

(174ページ)

追記です。フィールヤング、2021年11月号に「夜のフライト」というタイトルの読み切り作品があります。デビュー作とのことですがこちらの作品も凄かったです。素晴らしい作品なので1人でも多くの方に目にしてもらいたいです。出版社様には単話配信を強く希望します。追加終わり。
泣いた
2023年12月25日
友達に勧められて読みました。泣きました。愛ですね。エロはないけど、2人に深い絆、愛を感じます。泣けます。
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こんなに泣かされるとは…
ネタバレ
2023年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ お初の作家さんです。
吸血鬼ものが読みたくて積読の中からこちらを読みました。
後半はずっと胸が苦しくて涙が出ていました。
やはり吸血鬼となると普通の人間とは違って寿命が長くなってしまい、一緒にいた人を見送る立場になってしまうのが辛いなぁ…
触れ合うことも、キスシーンさえもない2人ですが、間違いなくそこには愛があったんだなぁと感じます。

先輩医師の十字×なぜか吸血鬼に変貌した新人医師の忠雪。
突然体が変わってしまった忠雪、先輩の十字にもっと頼れと言われ部屋に着いて行った時に、吸血衝動に駆られて十字を襲ってしまいます。
それから十字は忠雪が心配でカルテを偽造し血液を確保してくれ、さらに直接血を分け与えてくれることに。
そこから、十字と忠雪が一緒に生活するようになるストーリーです。
どちらも医者ということで、自らの体を実験台にしたり、血液や唾液のサンプルで研究したり、体が吸血鬼に変わったことをしっかり社会貢献に役立てようとしているのは興味深かったです。悲観とかじゃないんだな、と笑ってしまいました。
ラストの十字の看取りシーンは泣けました。忠雪が亡くなる時の言葉も泣きました。
十字は先に亡くなることがわかっていて、何であんな冷たい言葉を残したのか。忠雪の為を思って言っているのはわかるけど、忘れるなんてそんなことできるわけなくて涙が止まりませんでしたね。
老いない忠雪が不審がられないために同じ人と深く長く付き合うことはできない中で、唯一ずっと側で支えてくれた十字。忠雪の人生の後半、半分以上は十字との生活です。そこには、愛が確かにあったんだなと思うとまた泣けてきます。
エロは無いけれど是非読んで欲しい!
ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年を取らない血しか受け付けない体になった忠雪を医者として先輩として生涯寄り添ってくれた十字。いつか先立つ運命を受け入れた二人。そこには恋愛感情でもなく師弟愛とも親子愛とも違う何か。それを生涯互いに口に出すことなかったけど大きな愛だったんだろうなぁ。あの世で二人が美味しいご飯を一緒に食べて欲しいな..。
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ストーリーよい
2023年8月15日
ストーリーが面白いです。私は絵はあまり好みのガラではなかったのですが、ストーリーが変わっているので読みました
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愛‼️
2023年7月12日
愛しかないですね。読み終わった後も涙涙涙。。。
何か心が切ないのか温かいのか、どちらもあって複雑だけど、じんわりと来る安堵感がありました。十字さんも忠雪も本当に幸せな時間だと思います。
「愛」です
2023年7月9日
号泣必須。エロ全振りなBLが大好きな私ですが唯一購入したエロ無しBLが本作品です。身体的接触は1回(しかもハグのみ)。それでも、お互いがお互いを愛していることをこれでもかというほど痛感させられます。定期的に読み返したくなる。
美しく悲しいお話
2023年7月2日
どうして吸血鬼になってしまったのか、説明はありません。静かに物語は進みます。ページ数はそんなに多くないのですが、きちんとまとまってます。
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美しい
ネタバレ
2023年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙からして美しいですが、内容も本当に清らかで美しかったです。個人的に人外が好きで、吸血鬼ということで単行本を購入しました。結論買って良かったです。が、人外という部類にはくくれない、人間模様の強い感情がきちんとある作品だと感じました。もともと読切予定だったということで全体的にかなり駆け足に感じましたが、それでも胸に刺さるものがあり終盤には泣いてしまいました。絵を広々と描かれており、無駄な言葉が一切なく、登場人物の表情も素敵でした。BLの枠に入れるのは勿体無いけど、BLだったからこの作品に出会えたんだ!感謝。
これはもう「愛」でしょう
2023年5月14日
作品紹介に「吸血鬼」とありますが、いわゆるバンパイアものではありません。
突如、体に異変が起き吸血衝動や異常な治癒力が備わる…という、奇病に罹った、といったほうがいいかもしれません。

この異常事態にも関わらず、本人の忠雪も、それを救った十字さんも医師であるからか、とても冷静に淡々と進んでいくのが印象的でした。
ページ数少なく、推して知るべしで、描かれなかった部分はあれど。
人ならざるものになってしまったのかと、途方もない恐怖と孤独を抱えた忠雪にとって、十字さんが患者として人として接し、その血を、思いを、人生を与えてくれたことが、彼の人生にどれ程大きなものをもたらしたか。
キスもエロもありませんが、読み終わり、これは紛れもない「愛」でしょう、と。
友情?恋愛?カテゴライズする必要もないくらいの「愛」と、共に過ごした日々の尊さをひしひしと感じました。
彼らの想いに感涙必至です。。

***174P
今までにない吸血鬼の愛
ネタバレ
2023年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吸血鬼の物語らしいということで購入。でも吸血鬼になった理由も確かでなく(たぶん手術の輸血だと思うけど)、官能的なラブシーンも衝撃的なシーンもないし、愛を語る言葉さえなかった。それでも愛し合ったふたりの生涯。涙なくては読めない。素敵なお話でした。死ネタなのでダメな人はダメかもしれません。
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号泣
2023年5月10日
そんなに泣くかな??と思っていましたが、しっかり号泣しました。ネタバレなしで読んで良かったです。プラトニックですが、ある意味、言葉やBLにありがちな嫉妬や独占欲などを超越した何かが2人には確実にあって、それは愛だと思いました。まさに純愛です。。とんでもない事が起きているのに、こんなにも揺るぎなく穏やかに愛せるなんて。。私の中ではしっかりBLでしたが、なんだか普通のBLとは別次元の物語でした。素晴らしかったです。
愛の話
2023年4月20日
キスもなく言葉すらないけど、お互い大切に想い合ってるのが伝わってきて心に染みた。
吸血鬼となった忠雪が家族と別れるシーン、十字とのハグ、
十字が亡くなってお葬式での十字の弟の言葉、一つの話の中で何回も泣いてしまいました。
愛だなぁ
ネタバレ
2023年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 体の繋がりや、言葉に出しての気持ちなどは表現してないけど、明らかに心と心が繋がっていて、お互いを思っているのがよくわかりました。
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ひとりで、静かな場所で読むことを奨めます
ネタバレ
2023年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 間違っても通勤通学電車や昼休みに読んではいけません。涙腺枯れ気味の自分が不覚にも目頭が熱くなりました。
突然吸血鬼になってしまった医師忠雪さんと、指導医で、彼に食糧=自分の血を提供し続けることを選んだ十字さんの物語です。その気になれば、なぜ体質が変わってしまったのかとか、どう治そうか奔走するとか、誰かにバレそうになってとか、そういう展開にもできたかもしれませんが、あくまでふたりがどう生きていくかに絞っています。
忠雪さんにとって十字さんは救いであったのは間違いないけど、十字さんにとっても、自分に混じり気なしの信頼を寄せてくれた忠雪さんは、外側だけで評価されがちだったと思われる彼にとっての一筋の光だったんだろう。だからこそ共に生きる決意をしたのかな。
具体的な愛情表現はしてないけど、ふたりの間には確実に愛がありました。それがひしひしと伝わってくるのは作者さんの並外れた力量です。コマの送り方、セリフやモノローグの選び方、表情の描き方、考えに考えたんだろう。素晴らしい作品と作者さんに出会えて本当によかったです。
個人的に好きなエピソードは特典の雨の話。ささいなことなんだけど、ふたりの幸せが垣間見えます。忠雪さんは十字さんがこの世を去ってから自分の命が尽きるまでの間にこのことも思い出していたんだろうなと思うと胸が締め付けられます。
泣いた
ネタバレ
2023年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 忠雪の人の死を送る苦しさとか悲しさが伝わり涙しました。自分の意思で死ねない分、その感情は恐怖なのだろうと。
救いは終盤の描写でした。
先輩がいて受け入れて貰えて良かった。
エロが一切ないから余計ヒューマンストーリーとして感動できた。
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変わらない事
2023年4月2日
哀しくはりますが同時に、どんな立場に変わっても好きな人を愛して行く事が出来るのだと語る珠玉の作品だと思いました。泣けるすてきな作品でした。
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映画です
ネタバレ
2023年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ たまにBL漫画を忘れるような作品がありますが、これもまさにそれです。一本の純愛映画を観てるような作品でした。
どう考えたって辛い結末だろうけど、本人たちには後悔はなく楽しい思い出の中人生の幕を閉じるんでしょうね。そこへ行くまでの気持ちの考え方はあれど、そういうふうにじぶんもありたいなと思えた作品でした。また良いものに出会えました。
無償の愛…。
ネタバレ
2023年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性描写無しどころかキスシーンも無し
それでも最後は胸締め付けられる
優しく哀しい二人の愛の話。
十字さんの見返りを求めない愛。尊い。
忠雪が永遠の命ではなかったのは
意外な終わり方でした。
あちらの世界で幸せになってほしい。
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ただ想い合う2人
2023年3月29日
吸血鬼になり、血を飲まないといけなくなった忠雪と、寄り添う十字さん…。
2人の半生が丁寧に描かれています。
最後はしんみりしますが、ここまで想い合えるのって素敵だな、と思いました。
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展開高速です。
ネタバレ
2023年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 速すぎな展開に気持ちが追いつくのが大変でしたが気持ちは良くわかりました。

草むらを分け進むところは年寄りには哀愁を感じて心が泣けます。
印象に残る場面を造り出せた作者様に乾杯。
次回、持ち味を生かした温めるストーリーを待ってます。
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静かで温かい物語
ネタバレ
2023年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 余計なものは何もない
ただ2人の人間をフォーカスした、静かで温かい物語。
うー辛い。辛いけど、自信に満ち溢れる忠雪くんは、生きていっていいと居場所をくれた健さんの存在あってこそなんだろうな。
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いや〜泣いたね〜
ネタバレ
2023年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ エッチシーンは全くなし。でもたっぷり泣かせてもらいました。37年ってのがやけにリアルで…。どんなエンディングになるのかなーって思いながら読んでいました。良かったです!夜中にひっそりと読みたい素敵な作品でした。
しみじみ。いいお話しだった……
2023年3月22日
二人の心情がよく描かれていた。切ない。ストーリーテラーな作家さんでした。もっとほかのお話も読んでみたい。
涙が止まらない。
ネタバレ
2023年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後に表紙を見るとただひとえに胸が痛みます。信頼し合って絆で結ばれていても、互いの体に流れる時と生(寿命)のリズムだけは重ねることが出来ない。
『お前はさ、俺が死んだら忘れろよ』
それに頷けるほど忠雪くんの中での十字さんの存在は小さくはなくて。本当にただただ唯一。キスや性模写はなくても、彼の中で十字先生だけがそっと肩を借り心にお守りを与えてくれるような大事な存在だったのでしょうね。
初コミックスということでしたが、戸ヶ谷先生の言葉選びやふたりの感情模写が本当に繊細で美しく。何度も読み込んでふたりへの想いを捧げたくなってしまいました。
あと!!!大事なことですが、作者様のツイッターでふたりのカップリング紹介シートやお互いのお誕生日漫画等を載せて下さっているので…十字先生×忠雪先生が恋しい方には是非是非読んでいただきたいです!!
泣いた
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ キスも身体の関係もない、友人としてでも通じるような純粋とも言える関係の2人の人生がこの一冊に込められてました。作者様の言葉選びもコマ運びも上手いのか、どのシーンも心に響くものがあり読み終わった後も満足感が強かったです。
涙が止まりません
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくある吸血鬼ものか…。とあなどって読んだ私を許して。
二人の間の静かで強い愛情が、ほんとに口づけ1つもないけれど、こんなに胸をうつなんて。最期はもう涙と鼻水で顔が花粉症でもないのにグシャグシャになってしまった。
作者さんはこれがデビュー作とか。凄い。
何故、忠雪が吸血体質に急になってしまったのかとか色々謎な部分はあるのですが、余分な部分がなくてもふたりの強い絆が丁寧に描かれているので不満はなかったかな。
物語はこれで終わりなのはわかっているけど、もう少し違う視点で違う時間軸で彼らの話を読んでみたいと思った。
恋じゃなく愛情の話
2023年3月20日
ただの吸血モチーフの作品かと思いきやスットコどっこい。侮ることなかれ、でした。恋愛とかそう言う話ではなく、どこまでも相手を慮った愛情の話。腫れた惚れたという訳では無いので勿論そう言う描写も一切無し。あっという間に終わってしまう。ただ一人の人間の生涯の思い出の一部を覗かせてもらった、そんな気分になれる作品です
愛と呼ぶといい
ネタバレ
2023年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性描写なし。キスなし。そもそも恋愛描写なし。そんなBLが私は大好きだ。例えば男女だったら”簡単”だったのかもとか考える一方、男女だったら一層”複雑”だったかもとか、つらつらと考えた。「恋愛」ではないと思う。恋なんて感じなかった。ただ「愛」と呼びたいものがそこにあった。
「会いたい」に理由はいらなけど、じゃあ本当に会いたいだけで会うのはなかなか難しい。大人ならばお互いを拘束するに躊躇するのは当然だ。恋人以外。
でも2人には恋なんて感じなかった。性愛も感じなかった。単に互いへの信頼とそれを何よりも尊ぶ2人の絆だった。それを愛と呼ぶのはすごく尊いことのようだ。
キスなし。性描写なし。恋愛なし。だけどBLレーベル。性描写がないと売り上げ云々の今般、この作品をこの形で出版してくださった作者さま、編集さま、出版社さまに感謝です。
ありがたきクーポンで購入できましたので、クーポン使い道迷ってる方ぜひ。
泣いたァ
ネタバレ
2023年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひっさしぶりに感動して泣きました…。親との今生の別れ辛すぎる。エッチなどの直接的な描写は無いけど、漫画として感動した…。
自分だけが取り残されて生きていくの辛すぎる。
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雰囲気がいい
2023年3月12日
戸ヶ谷新さんのデビュー作品です。ちょっとせつない話ですけど、雰囲気がよかったです。絵柄はこのみです。
美しい。ただただ美しく悲しい。
2023年3月7日
<div>美しい。ただただ美しく草原に佇む悲しさに、胸が打たれました。忠雪という名前のように深々と心に降り積もるように、ラストまで丁寧に紡がれた物語に触れることができて幸せでした。
キスすらないけれど確かな愛情が伝わって泣きました(肌を重ねる描写を見たかった気もするし、無くて良かった気もします)</div>
<div>これが初コミックとは思えないほど洗練された絵柄と、考えられたお話に次回作も楽しみです。</div>
初単行本との事、良かった
ネタバレ
2023年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 174p、全表題作、あとがき、電子特典。初めての作家様。
セール中なので気になり開けたら積んでいた作品だった。初単行本だそう。あとがきで作者様が書いているが初めのプロットでは読み切り予定だったそう。色々細かく考えるとこの設定で上手く回り過ぎる感じはあるが、そういう事は考えない。BL展開も無いがそれ故に2人の繋がりの強さが伝わる。人は時間を要しても忘れる事が出来るから辛い出来事の後も立ち直る事が出来る。でも、どうしても忘れる事が出来ない事はあるだろう、忘れたくない事もあるだろう、忘れられない事も。ずっと寄り添ったふたりの人生がちょっと他では見られない繋がり方で最後まで堪能出来た。
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生涯に ただ一人
2023年2月5日
ある日突然、異常体質になってしまった主人公。
吸血鬼のようだけど、一般的な認識のそれとは少し違います。
なぜそうなったのか、の下りはなかったので原因は不明ですが、この物語の本質にとってそこはあまり重要ではありません。

なぜ十字は忠雪の側に居続けたのか。
キスすらない、たった一度抱擁をしただけの2人。
恋ではないかも知れないけれど、それは確かに愛だったのだと思います。
秘密を貫いた愛。
ストーリー自体もとても面白いのですが、構成というか、コマの割り方がとても上手い作家さんなので、余計に引き込まれていきます。
途中、ぐっとくるシーンはたくさんありますが、エピローグでガツンとやられました。
本当に素敵な物語。秀作だと思います。
皆さん書かれているように、もっとたくさんの人に読んでもらいたいですね。
忘れることはできない
2023年2月5日
性愛を描くことなく斬新なBL作品に昇華させた。首から吸血する行為は主人公が生きるための行為の一部であるが、その行為を提案した十字からの愛の告白と思えた。主人公は若い容姿のまま老衰で最期を迎え、吸血鬼としての特殊な能力は弱まった。十字架の文字が潜む苗字である十字からの愛に包まれて、穏やかな最期を迎えられたのだと思う。自分は十字という苗字が気になってしまったが、シンプルに作品に浸ったほうが楽しめる。医師同士であったことで違和感なく読めて、さっぱりした絵が作品に合っていた。差し伸べられた手を離さなくてよかった。ふたりが一緒に過ごせてよかった。4.5
😄
2023年1月28日
174ページで表題作のみです。
キスもないしBL要素はほぼないけどこれぞ純愛って感じで尊いです。
一本の小説を読んだような不思議な感覚です。
余韻の残る終わり方で素敵だけど2人がもっとイチャイチャ幸せそうな姿が見たいです。続編があればいいのに笑
いいね
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BLらしくない、でも、すごく沁みる
2023年1月25日
他の方のレビュー、読まずに読みました。本当にキスひとつない。けれど純真な相手を思う気持ちが伝わってくるお話です。BLの枠に納める必要はないと思えます。BLというより、全ての人に読んでもらいたい。人を想う心、、、それが恋愛と呼べるかよくわかりません、でも、その人を誰より大切に思い、何より大事にする、そんな2人が描かれています。とても綺麗で心を揺さぶるお話でした。
泣きました。
ネタバレ
2023年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様のレビューを見て購入しました。
これは泣きますね。
忠雪がお母さんとお姉さんと別れる時に泣いて、十字さんが亡くなった時に泣いて。。
誰かを見送る立場はつらいです。
涙しかないです
ネタバレ
2023年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 突然、血液のみでしか生きられなくなってしまった主人公と、先輩医師のお話です。キスもエロもありませんが、深い愛が読めます。その人といた時間があるから、その人がいない時間に耐えられる、人を強くするのはその人そのものでもあり、他者でもあるのだと、慈しむことでもあり、慈しまれることでもあるのだと、愛=慈なのだと感じさせるすごい物語です。ラストに哀しいのか感動なのかわからないけどとにかく涙なしでは読めません。ぜひ、読んでみて、心を動かされてみてください。
キスさえないけど。
ネタバレ
2023年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 準新刊ただいま25日までセール中。作者さん商業デビュー作のようです。フォローしてる方絶賛で読みました。キスの描写さえない吸血鬼もの。医者のふたりが非合理なことに直面して合理的に対処し、生かさせる、生きていく。
表紙に描かれてる時計をみて、違和感ありますよね。ひとりは針がある時計、ひとりは針がない時計、留めておきたいけどどうしても時の流れが違う、でも共に過ごした時間、愛はずっとあったんですよ〜人間として扱われて人間としてあなたを想って去っていけるラスト、泣けます。
元々定価お安めだからセールになってこんなお値段で感動買えるなんて超お買い得。ぜひ読んでもらいたい〜。
新作の雑誌連載も23年2月から始まるそうで、こちらも設定が少し変わっていて考えさせられるもののよう。すごく楽しみです。
泣く...
ネタバレ
2023年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様のレビューにより購入。泣きました...BLと言うよりは人間愛を描いた素晴らしい作品でした。家族との最期の時間、切なかったです。
これは、まぎれもなく愛だ
ネタバレ
2023年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様がオススメされていて、立ち読みで気に入ったので購入。とてもすばらしかった。

突然、吸血鬼になってしまった医師の忠雪と、忠雪の為にその生涯をかけて共に歩んでくれ、血を提供してくれた十字先輩。

完全なるプラトニックどころか、性的な愛情さえ一度も示していない。でも十字先輩の「ただ共にある」ことを選んでくれた根底には、カップルや家族を越えた深い愛がある。

とても切ない。忠雪の家族との別れ。それに十字先輩も恋もせず家庭も持たず、辛くはなかったのだろうか。長い時の間に、2人の間で関係が変わる瞬間がなかったのだろうか。それは少し疑問にも思うが、信頼と深い友情と愛情、それだけでも2人は満たされていたのかもしれない。

淡々とした展開で、重要なシーンほどサイレントで表現されていく。この静けさが、想いの深さを感じさせてくれて好きだった。

テーマは割とある吸血鬼ネタだが、それをこんな風に清冽に表した作家さんはいなかったのではないかと思う。

私は2人はとても幸せであったと信じている。
吸血鬼
ネタバレ
2023年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 突然吸血鬼になってしまって、何度も死のうと試みたけど失敗。
食べ物も受け付けなくなり、外見が変わらないまま歳を重ねる…
絶望の淵から救ってくれたのが信頼できる先輩の十字さん。
一緒に生活して、吸血させてもらって…
十字さんが死ぬまで一緒に居させてもらって、幸せだったけど 十字さんが亡くなった後の寂しさ悲しさは計り知れないと思う。それでも十字さんと生きた思い出があるから…
外見は若いままだけど肉体は老化。
やっと…十字さんの元に行けるのかな…
荒野の中で ただ君を探す
2023年1月17日
私が今まで読んできた全BLの中でも、ベスト5に入るくらい好きな作品。
とても美しく、とても切ない。
プラトニックです。エチはおろか、キスさえないです。
でも「それBLなの?」と問われたら、私は迷わずBLです、って答えると思う。
ここに描かれているのはブロマンスよりも濃い、純愛の世界だと思いました。
体を重ねるだけがBLの全てではないと思うんですよね…。
その人の幸せを願い、共に生きることを望み、その人が自分の心の支えになることを……愛してる、と呼ばずになんと呼べばいいんだろう。

この作品、一貫して命について描かれていると思いました。
雪のように無数に積み重なり、いつか消えてしまう儚さと美しさ――ものすごく綺麗な世界。
あまりにも強烈に美しかったから、読み終わった後、少し泣きました。
すっきりした絵、無駄のないストーリー、読後の余韻…本当に素晴らしかった。
エロ不要、ストーリー重視の人におススメです。
愛でしかない
2023年1月12日
号泣。実を言うと、ラブが薄いという感想を目にして迷っていたのですが…読んで良かった…!
主人公はもちろん普通の人生を歩みたかったと思うけど、でも間違いなく、この人生であっても2人はそれぞれ幸せだったと思う。
ドキドキするような恋愛は描かれてないけれど、圧倒的包容力とあたたかさを感じたい時に。
174頁 さりげない手の描写にやられました
ネタバレ
2023年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊丸ごと表題作。174ページ。値下げSALE買い。
エロ無し、キス無し作品。

良かったです。
久々に「レビューを書こう」と思える作品でした。

私はBLの定義が何か?詳しくは分かりませんが、十字先輩から深い愛を感じました。

忠雪を無条件に受け入れ積極的に守る揺るぎない行動、そして十字先輩の優しい手の動き、指先から愛が滲み出ていました。

最大の見せ場はハグシーンなのかも知れませんが、
私は、そっと忠雪の額や頬に指で触れるシーンや、2人が手を繋いでいるシーンに心が残りました。

作家さんも、手を意識して心情描写をしていたと思います。
作品を読み終えたあと表紙を見ると、読む前には感じ取れなかった十字先輩の愛が表紙にも滲み出ていて、良い表紙だな…と感じました。
日中読むのは危険っっ!!
2023年1月12日
最高!まるで、映画や小説を見た後みたいな満足感で、2人の事をあれこれ考え続けてしまいますね!BLとしては物足りないと思われるかもですが、絵もきれいでとても良かったです。これからも追いかけたい作家さんと出会えました♫他の作品も見てみたいです。
2023年1月11日
こんなに切ないBL初めて読みました。自然と涙が出てました。破滅ではないタイプの共依存。誰とも違う主人公が先輩と連れ添って、孤独を抱える時間が少なくてよかった。
なんて温かい物語
2022年12月15日
なんて温かい物語なんだろうと思いました。吸血鬼ものは珍しくありませんが、他の吸血鬼ものと同じものにしたくないと思いました。そして、本作をBLというジャンルに収めるのは非常に勿体無いです。老若男女問わず読んでほしい作品です。
切なさの中には彼らが確かに存在していたこと、温もりの中には彼らが確かに互いを尊敬し、愛していたことそれらが私たち読者の記憶として残り続けることでしょう。
涙が止まらない
2022年12月4日
吸血鬼になってしまった主人公が、唯一の理解者である先輩と過ごした一生のお話。
ものすごくピュアで綺麗に完結したお話。
涙が止まらなかったです。
5年とか10年たつのがあっという間で、時系列は混乱しましたが、読みやすかったです。
性描写の少ないピュアなBLがよみたい。
涙活したいときにオススメ。
すぐ映画化して、一本の映画にできそうなクオリティです。
忘れられない作品
2022年11月21日
雪のように深々と淡々と降り積もる愛に雪のようにすぐに溶けてなくなってしまう命の尊さを思い知らされる残酷で美しい作品でした。
BLという括りなので読む人が限られるんだろうなあと思うと少しもったいない気もします。それぐらい良い作品で、終わりなんて考えなくて良い際限のない同じ時間の中で幸せでいて欲しいと願わずにはいられない、ずっと見ていたい2人でした。
読了後あとがきのイメージソングを聴いたらもう涙腺だめです。お気をつけください。
とても良かった
2022年11月10日
とても美しい関係を、至極丁寧に描いた作品でした。
絵柄も結構好きでした。
登場人物がみんなすごく優しくて暖かいからこそ、寂しさ、悲しさを一層感じてしまいます。
ファンタジックな設定ですが、本人たちの心情を掘り下げるのがうまくて、しっくり来てしまうお話でした。
BLでくくることによって、手に取る方が減ってしまうのではないかというのはたしかにもったいないです。
プラトニックで、慈しみに満ちた愛のお話です。
切ない
ネタバレ
2022年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ない。淡々と2人の日常を見てる感じだけど、切ない。
キスもないけど、愛はすごく感じる!吸血鬼のいる世界だったのかな?
驚いてる感が少なく感じたから。
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最高の吸血鬼BL
2022年10月30日
吸血鬼を題材にした漫画はよく見かけますが、こんなに素晴らしいお話に出会ったことはありません。BLの括りにしておくのは勿体ないし、たくさんの方の目に触れてほしい!個人的に、キスやセック◯はこの物語に必要ないと感じました。(エロが欲しい方は回れ右です)愛の形は様々で、身体じゃなくて心で深く繋がりあった2人に涙が溢れて止まりませんでした。先生、素敵な作品を産んでくださってありがとうございます。これからも応援しています^^
どうして括りがBLなんだ!
2022年10月28日
これは、ジャンルを変えて、たくさんの人に読んでほしい。
感動とかではないが、人2人の深い愛情の物語でした。じんわり心に残ります。
深々と降り積もるような愛
ネタバレ
2022年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんですが、本誌で読んですごく惹かれたので単行本買い。
主人公が医者なので、死ねない身体になった時死ねるか実験したり、色々研究したり淡々としているように見えて、本当はどうしたらいいか分からない時、先輩がずっとそばにいて暮らしてくれた優しさが沁みました。
不老不死ものは愛する相手に先立たれた時の悲しみが切ないですが、この作品では悲しさも愛ゆえに昇華してるシーンが尊い…。
BLらしい濡れ場があるわけではないですが、このジャンルの尊さを突き詰めるとこうなるという名作です。
泣けるので出かける予定がある方は夜読んだ方がおすすめ。
今も泣きながらレビューを書いています。
号泣必至です
ネタバレ
2022年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人の血以外摂取できなくなり、どんな方法を試しても死ねなくなり、人よりもはるかに遅い速度でしか歳を取らなくなった… 吸血鬼になった医者忠雪が自身の運命を呪い生き方に悩み苦しみもがく中で、「俺を頼れ」と先輩医師十字は言葉数少なくも、忠雪自身の為人を見初めて共に生き歩み始める。
でも、どんなに歳を重ねようが30代のままの見た目の忠雪は自身の家族にも会えなくなり、怪しまれぬよう勤務先も定期的に変更しなければならないといったように、自分だけが時の流れと生命の瞬きから取り残されていく感覚に苛まれていきます。

十字が忠雪にあげたもの、十字が忠雪からもらったもの、忠雪が十字にあげたもの、忠雪が十字からもらったもの…。全てが温かく混じりっけのない純粋な愛情で…読んでいて胸の辺りがギューッと切なさで締め付けられて、同時にすごく温かく感じられて、でもどうしようもない時間の流れに2人の別れが訪れて、涙止まりません。

2人が身体を重ね愛し合う様子が見たくないと言えば嘘になりますが、その描写がなくてもこれだけの愛を感じられたのは、戸ヶ谷先生と編集に携わられた方々のお力だと思います。

すごく切なく悲しかったですが、こんな素敵な作品に出会えて本当に幸せだと思える作品でした。
戸ヶ谷先生が巻末に、制作中のご自身のイメージソングを掲載してくださっています。合わせて聴くととてもいい気がしました。 ただ、私は個人的に、作品全体を通じてyamaさんの「lost」が非常に合うなと思いました。
一巻で完結かとも思いますが… 惜しすぎる…愛し合う2人がもっと見たかったです…。
ヒューマンドラマ
2024年11月25日
お初作者さんです。吸血鬼モノ好きなのでセールで購入。恋愛のLOVEというより人間的な愛を感じるじんわり沁みるお話でした。エロはゼロなのでそれを求める方には向かないかと。あれ?BL買ったよね??って思わず作品ページ見ました(笑)でもいいお話でしたよ!ただ、吸血鬼になった原因はなに?
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突然変異吸血鬼なんだけど
ネタバレ
2024年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普通に過ごしていて、突如吸血鬼になってしまった。
体調が悪いことを心配する先輩。

理解してくれて、病気としてくれて、支えてくれる。
恋人でもなく。
きっと、好きだったとは思う。

キスもエチもない。
互いの信頼関係。
先輩を見送り、見た目は変わらず徐々に老化していく。

切なく、あたたかい作品。
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確かにそこに愛はあった!
2023年12月25日
Hもキスすらないけど、確かにそこに愛はあったと確信出来る素晴らしい作品です。ただ37年という月日がかなり省略されていたので、もう少し丁寧に描かれていても良かったかなぁ…と思います。
切ない。
ネタバレ
2023年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ キスまでもなく、ハグだけはある・・・。
でも、同じ時を生きれない二人。
一緒にいるだけで幸せで。
いきなり人ではなくなり、不安でいっぱいの中、一緒に住もうといってくれる先輩。
家族にも言えない秘密。切ないけど、胸にささるストーリーでした。
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とても不思議な感覚
ネタバレ
2023年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLか?という疑問さえ湧いてくるような、2人の人間の人生を覗き見た感じです。いえ、1人は吸血鬼?でしたね。

【研修医の忠雪と指導医の十字。あるとき忠雪の体に異変が起こり、死ぬことさえできないほどの治癒力や、吸血衝動などが現れる。それを知った十字は忠雪の治療として血液の提供を申し出る】

初めは確実に吸血鬼の話だと思ったんですが、いくら読み進めても忠雪が吸血鬼になったきっかけや、事実『吸血鬼である』という謎解きは出てこない。十字との間にもすごい信頼関係は見えるのですが、恋愛かというとそうでもない。ただその関係はひたすらにーーエモかったです。

年を取らない忠雪と普通の人間である十字との生活、人生の違い、寿命の差など、何もかもが隔たっているのに寄り添っている2人。そこかしこに儚げな雰囲気があり、いつこの関係が悲しい結末として終わるのか、ドキドキしながら読みました。結果的にはそんな悲しいことはなくて、忠雪は十字の最期まで寄り添うことができていたし、忠雪も不老不死ではなくその生涯を終えるという、ある意味新しい吸血鬼像でしたね。

月明かりが似合うような、静かで詩的な話でした。
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BL=ボーイズラブ?ボーイズライフ?
ネタバレ
2023年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩医師の十字×異常な体になってしまった後輩医師・忠雪のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計174ページ。突然身体が異常になってしまった忠雪は、ある日衝動に駆られるまま先輩医師の十字さんを吸血してしまう。自分が恐ろしくなって逃げた忠雪を追ってきた十字さんの提案で、定期的な輸血治療と吸血を行なうことになって…というお話。吸血鬼になってしまった経緯とか詳しい背景は敢えて掘り下げすぎず読者に解釈を委ねる余白を残しつつ、二人の心情や関係に重きを置いて丁寧に展開させていくのは良かったと思います。二人の時間の流れの早さが変わってしまう寿命の問題というのは、人外ものの定番ですが、それでもお互い天寿を全うするまで二人が優しく寄り添い合っているのが分かりました。恋人同士の熱い描写とかでは全くないんですが、お互いを思い合っている描写に胸が熱くなります。ということで、これがヒューマンドラマとかBL以外のカテゴリーなら★5つ以上だったんですが、これをはたしてBLと呼んでいいのか…?泣ける感動系のBLとか全く性描写のないプラトニック作品でも、そこに「LOVE」があれば良いんですが、はたしてこの作品はそういったLOVEだったのか?十字さんと忠雪の間には確かに愛はあったんでしょうが、それは本当にそういう愛だったのか?別にプラトニックでも良いんですが、BLカテゴリーにするならもう少し愛情が明確に描写されている方が私は好みだったので、★4つにしました。
切ない〜〜
2023年4月16日
ブロマンスとボーイズラブの間くらいの作品に感じました…!切ない切な過ぎる…エッチなシーンは全然ないですが、読み応えがありました。
普通に泣く
2023年4月9日
blかblじゃないかは置いといて普通に泣きました。映画一本観終わった時の重たい感じ。blでくくらず色んな人に読んでほしい。
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BL、吸血…では語れない尊い愛のかたち
ネタバレ
2023年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー未読でポチりましたが…そーゆー方向にいくのかぁ…予想を裏切られましたね、いい意味で。吸血鬼モノって、自分の中ではハードルが高いカテゴリなんですよね。大昔に読んだある作品を越えるものになかなか出会えなくて。でも本作はいわゆる吸血鬼モノというのとは、ちょっと違うというか。吸血行為や日光か苦手な描写はあるのですが、そういうことではなく…奇妙で深刻な吸血症という症状を発症した1人の人間がひたすらに生き抜く、もう1人は最後までその人を支え抜くという、ある種の愛を描いているのだと思います。BLカテゴリなのか?という疑問はあるのかもしれませんが。体を繋げることはもちろん、キスを交わすこともない2人がお互いを支え合う姿、通常の人とは異なる時間の流れを生きることになった主人公が「これが最後だろう」と家族に会いに行くシーン…いずれも尊い愛のかたちだと思いました。これより後のシーンはネタバレなしで読まれることをオススメしたい。私はネタバレなしで読んでよかったと思ったので。とにかく、いわゆる吸血鬼ものとは違う愛を描いたお話で、涙なくして読むのは難しかったです。
泣きました~!
ネタバレ
2023年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLか?って言われると違う気もしますが安易にいわゆるハピエンにしないところがリアルというか・・・。医者である忠雪と指導係の十字。冒頭謎の体調不良が実は吸血鬼化の序章だった、と。2人の間で信頼関係があるのはわかるが十字さんがそこまで忠雪に尽くした理由はわかりにくいかもしれない。描かれていないところで積み上げられたのかしら。いきなり吸血鬼になってしまったのも本当に意味がわからないけど現実世界で実際そんなことがどこかで起こっていたとしたらこんな感じなのかな~と思いながら読んでました。漫画のように人間に戻ったりなんだかんだ十字も吸血鬼になって一緒に最後まですごしましためでたしめでたし。みたいなそんなことはなく。人間である十字は先に死に、それを見送る忠雪。ヒューマンドラマ系です。普通に大事な人が死ぬというシチュは泣けてしまいますね。どちらも愛を囁いたりはしません。一緒におだやかに過ごす。それだけです。真実の愛かもしれませんね。いわゆるわかりやすいBLなハピエンをお求めの方には向かないと思います。がBLというよりブロマンスかな。
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不思議な設定
ネタバレ
2023年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ いわゆる吸血鬼もののBLとは一線を画す作品。吸血鬼になったわけではなく、ある日突然人の血を吸わないと生命を保てない特異体質(病気)になった人と捉えるのが良さそう。十字の診断が正しいのではないかと思います。
個人的には、忠雪も作中で不安に駆られていたように、十字がなぜずっと血の提供を続けようと思ったのかがよくわからなかったので、十字サイドのお話も読んでみたいです。
吸血鬼ものであれば不死の設定などが取り入れられることが多いですが、この作品では写真にもきちんと姿が写り、最期は老衰で命が絶える設定で、忠雪という人間の一生がよりリアルに感じられ、フィクションというよりはドキュメンタリーのような鮮烈な印象を受けました。面白かったです。
軽い気持ちで読んではいけない
2023年1月22日
BLのくくりになってますか、どんな枠にも当てはまらない切なくも大切な人と過ごす時間を大切に生きるお話、カテゴリーにこだわらず読んで欲しい作品です。中の絵は表紙以上ではなかったけど、温かみのある絵でした。読んで良かったです。切ないけど。
話としては。
2023年1月20日
切なくて、終わり方もきれいでちょっと泣けるのですが。
やっぱり一緒に居るってことは、愛だけじゃなく、性とかもあるだろーになぁと。思ってしまいました。
こんな博愛的に愛せるのかな、と思ってしまった自分が居ました。作品はステキでした。
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あるゆるblとゆうより
ネタバレ
2023年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつ?いつ?と勝手にいつもエチを待ってましたがなかった!!!
でもすごく二人の結びつきの強さを感じる作品でした!
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二人の間の空気感が好きだった
ネタバレ
2022年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 医者同士のカップル。突如吸血鬼のような生態になってしまった忠雪と、それをサポートしてくれる指導医の十字さん。十字さんが忠雪のことを最後まで奇病を患った患者として扱ってくれたことが良かった。だから忠雪も人間としての一生を過ごすことができた。
友情の話
2023年3月20日
絵が好きだったから買ったけどこれはBLに入るの??と疑問。美しい友情は素晴らしいけどストーリーの辻褄とか??な部分が多くて物足りない感は否めない。ピュアなのが好みな人は好きだと思う。
久しぶり
2023年1月16日
ブロマンスの作品を買ってしまいました。その行為の描写は全く必要無いけど、もう少しこの2人の関係が特別なものであると判るような展開とか画があれば良かったと思います。見開きで描かれたシーン、私にはその意味が理解出来ません。何故そんなに盛り上げる必要があったのか、話しから読み取れませんでした。
BLというよりは…
ネタバレ
2023年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吸血作品である日、移植後?から突然吸血衝動に駆られて吸血鬼になったって物語で、先輩のことを思い続ける後輩と、後輩の事が心配な先輩の物語りって感じ。
BLというよりかは普通にキスとか表立ったラブもないから普通に全般漫画見たいなどこにも所属しないパターンでいいと思う。好きとかも言わないし。最後の最後までなんでそこまで一人に執着してるのかは不思議ではあったけど、まぁ、いい作品ではあったかな。心で繋がれてますよ天国でまた会いましょう系だと思う。
BLではない?
2023年1月11日
試し読みで気になってネタバレ読まずに買ったのですが、BLではなかったです。ブロマンス作品としてはいいのでしょうが、ラブを期待していたので評価は低めです。エッチはなくてもラブは欲しかったです。
BL…?
ネタバレ
2022年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ブロマンス?友愛…?お互い恋ではないな。いつ恋愛に発展するんだろうと思いながら読んでしまったので最期まで恋愛になることはなく残念に思ってしまいました。お話としてはきれいで素敵だなと思ったけどBLにする必要は感じられなかったかな。BLではない漫画として読んでいたらいいお話だな〜よかったなと思えたと思います。突き詰めた友情というか、こんな友達がいたら素敵だなと。恋愛ではなく二人の男性の人生を描いたお話かな。
予め恋愛要素はないと知って読んでたらまた違ったのかも。ツイッターの1話試し読みのあらすじでは攻め受けと表記があったので恋愛要素もあると思って購入してしまいました。絵もお話も素敵だったので次回作に期待したいです。
捉え方次第なBLかな〜
2022年10月25日
この作品はどういう括りになるんだろう…
キスもえっちもなくて、ハグのみ…。それも明確な愛ではなさそう。きっと、この人が離れていったら嫌だな…というぼんやりとした感覚なんだと思う…。
吸血鬼もの(?)で、試し読みだと面白そうだったのですが、BがLしてるのか?精神的なものなのか?
信頼と情(愛情、なのか友情、なのか…)で最期まで一緒にいることを選んだ2人でした。
うーん。思ってた感じと違うなぁ。
あんまり濃いBLが得意じゃない人には良いかもしれない。
そういう意味であまり評価を下げたくないので星3です。濃厚なBLが好きな方にはおすすめしないかなー
考えてしまった
2024年7月26日
これは同人誌の書籍化なのだろうかと。設定もキャラもオチもいいのに単純に漫画描くのに向いてないような…ネーム確認してこれでオッケー出るのか…。素材はいいのに調理と飾り付けが下手な印象を受けました。
設定とオチは覚えてるのに肝心の中身は読後思い出せなくて、読み返そうとしたけど流石にきつかったです。
セリフ運び、コマ割り、構図、構成力が許容出来ないものでした。同作者様の作品纏めて2冊買ったのですがもう一方も同様で残念です。
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先輩医師と吸血鬼になってしまった新人くん
ネタバレ
2024年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるっと表題作。突然 吸血鬼になってしまった新人くんが 先輩医師に助けてもらいながら 生涯を終えるお話し。
うーん。まず大前提としてBがLしていない。お互い大切に想い合う気持ちはわかるけど それはラブとは違うような。老いない見た目のせいで 家族と別れは切なかったし とてもいいお話しだけど 結末ソレ?とモヤモヤし出したら 仕事どうしてたのかな?とか2人の家族は 大人の男性2人が年老いて同居ってどう思ってたのかな?とか 急に現実に引き戻されてしまい。うーん。すみません。
設定はいいけど
ネタバレ
2023年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ サンプル見て気になって購入したけど、BL要素が薄すぎません?キスもひとつもなくて、時間の流れも何となく早くて追いつかなかった…最後はそのまま死んじゃった?ちょっと期待はずれだな、すみません。
BLと言うか?追記
ネタバレ
2023年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLと言うより、吸血鬼マンガ?恋愛と言うより、家族愛とか人間愛の方?私的にはBLにHあっても無くても話が楽しければいいけど、基本恋愛主体じゃ無かったらわざわざ買わない。これは私的には買って失敗でした。
追記久しぶり読み返し、最後は人間の方が歳とって亡くなり、その後吸血鬼?の人の方も、見た目30位のまま、老衰で亡くなり、死んだら忘れろと言われたけど、忘れられず、死ぬまで先輩を思ってたという良い話みたいになってるけど、私は娯楽でマンガ特にBL買ってるので、悲しい結末は嫌いです。ある意味ハッピーエンドと言うのが嫌い。本当のハッピーエンドが大好きなので、評価またまた下げます。
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作家名: 戸ヶ谷新
ジャンル: BLマンガ
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics