美容師26歳正木春隆✕レイジーラッツ、ロックバンドのギタリストの43歳姫宮伶一の
溺愛こじらせファン✕クールでピュアなバンドマンラブです。
いや、ホントに良かった。完全にドンピシャだった。
作画が視点、アングル、表情の書分け、演奏シーンの臨場感、これ凄いなって。
春隆のビジュは少女漫画寄りで、姫宮は青年漫画寄りで平成の漫画を思い出す作画。
平成と令和の融合でこの作品と作画がマッチしていて、読めば読むほど癖になる不思議なタッチです。
一条ゆかり先生の「正しい恋愛のススメ」を思い出す作画でした。
表情の書分けがお上手なので、思いっきり感情移入しました。
作品の世界観にどんどん引き込まれました。
推しとしての姫宮との恋、ファンを好きなのか?と自問自答のお互いがお互いに対して恋に進むべきかどうか
の心理描写がちゃんとしていて、ドキドキしてゾワゾワして、心揺さぶられました。
春隆に向けた伶一の笑った顔がそれはもう最高だった。この作画に気持ち持ってかれた。
この瞬間にこれ、神作品だわ。って神が降りました。
しっかり作画で魅せてくれるなんて漫画の醍醐味です。
伶一のビジュといい、職業ロックギタリストですが、私がk-POPアイドルよりも、男性が支持するような男子が好きという完全な私の趣味で、ドンピシャだとなりました。
クールに見える伶一だから春隆くんの笑顔が映える対比が上手く描ているなと思います。
登場人物たちもみんな愛嬌があって好きです。
TLRのメンバー達のキャラ立ちがしっかりしていていい仕事してくれています。
でも、ここからどうBL展開くるのかな、ちゃんとBLしてくれるんだろうかな、と心配とソワソワしましたが
ちゃんとBがLしておりました。
2巻ではカップリングを解釈違いしておりましたw
えー、そっち?って声出ました。
1度熟考。読み直して姫宮宅お取り寄せプリンを受け取る前のシーンで納得!
しかし、せっかく作画力があるのでエチ部分が足りなかったな、と。
非常にもったいない。
話しの流れ的にもストーリー上必要だったと思います。
先生の作画で見たいと期待している読者がいますよ。
2巻までの最終話はこうなって欲しいで、終わっていたのでまとまっていましたが。
この2人をまだまだ見ていたいのでどうか続編をお願いしたいです。
否田先生、ご担当者様にこの想いがどうか届きますように!