名作はたくさんありますが、1巻完結でこんなにも楽しませ、癒してくれる作品、この先何度も読み返すであろう事から、コスパも最高です。
オタク夢男子の主人公が推しにそっくりな王子フェイス男子に抱いてもらうことが出来ました。「面倒くさくなさそう」だから。
そんな攻めの気持ちに応えたいと違う方向に進む受けちゃん。
彼は自虐でなくて、弱者目線で物語を進め、攻めに接していきます。ここが好き。
生まれた時から圧倒的主人公の攻めの加瀬は、何事も難なくこなせてしまうことに漠然とした不安を感じていて、頑張り屋で自分の世界を持っている葵をみて自身を振り返るようになり。
笑いをたくさん散りばめつつも、テンポ良くただのギャグマンガにしない、しめるところはしめ物語に深みが出ていました。
心つかまれ、泣きながら、笑いました。