ネタバレ・感想あり目眩はまどいのつがいのレビュー

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相手を思い遣る心
ネタバレ
2025年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人とも、なんて優しいんでしょう。ゆっくりゆっくり、相手が傷つかないように、良い関係でいられるように、努力と我慢と優しさと思いやり。悩んで迷って、たくさん考えながら一緒にいたいと思う気持ち。オメガバだけど、バース性だけじゃなくて、ちゃんと心を大切にしてるお話でした。身体共鳴あるからって、それだけを頼りに突き進むわけじゃなく、ちゃんとじっくり時間をかけて関係性を築く2人のじれったくてもどかしいけど、とても優しくて可愛くて温かい愛です。
攻めの、独占欲執着心とか重めの気持ちを頑張って我慢してるのなんか好き。でもきっとその気持ちが爆発しても受け入れてくれそうな波止くん。あぁすごく好きなお話。
お兄さんとパートナーさんもすごい素敵。あと、カバー下のイラストであの女の子を描いてくれてありがとうございます!あれで救われました。
とても優しいオメガバース。読めて幸せな気持ちになりました!
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運命に抗う2人がもどかしく愛おしい。
ネタバレ
2025年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースってゲスな言い方をすると、シモが先行する本能の話じゃないですか。でもこちらの2人はお互いのためにその本能を御して、聡く賢くブレーキをかけながらも恋に堕ちていくんです。その姿がとても良かったです。

その上で年上αの和巳が、恋をすることで若干大人の余裕を無くしていくのがキュンとくるし、逆に年下Ω波止は恋をすることで少しずつ大人になっていくのが頼もしい。その反比例も2人のバランスを取るようで好ましいと思いました。

総括すると、なんだなぁ〜早寝先生はBLが上手い。
同じ船に乗れたふたり
ネタバレ
2025年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃ良かった…!もう、それしかいえない程の良さ!波止くんのフラットな感じ。自分で考えて行動できる冷静な子ですが。和巳の優しさが心地よい。和巳は自分でも波止くんに惹かれてるとすぐわかるんです。距離が近づいていってちょっと色々考えたりして立ち止まっても互いが惹かれるのは止められなくて。和巳の言う言葉が響く。同じ船に乗るって。何度も繰り返し読んで余韻に浸っております。この先の物語があったらなお嬉しい!
なんて紳士的なオメガバース
ネタバレ
2025年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ αとΩの衝動的な本能や運命の番が主軸なのに、なんとも穏やかで理性的で、優しさに溢れた紙面。
主人公の2人が常にそうあろうと努力し続け、相手の心の負担に寄り添おうと自制する。

ラストでようやく番になるときも、ヒートで余裕が無い中で最後まで相手を尊重し続け、
本能にまみれた行為をしているのに、まるで崇高な儀式のようでした。
尊い…。

10歳上のα和巳のモノローグが、自身の独占欲や庇護欲について語っているのに(笑)不思議に穏やかで常に大人な雰囲気で、なんだか優しさに包まれているようで心地よいです。
優男なのに背も大きくて手も大きくて力持ちで、物理的にも波止くんを包み込んでいるのも素敵…!
すごく良かった
2025年9月26日
なんか癒されると言うか気持ちがほんわかして、気持ちがすさんだ時は何度でも読み返して癒されたいと思った
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大人
2025年9月21日
余裕のある大人であろうとして頑張る攻めが良かったです
実際ちゃんと大人でしたし…
だからこそ後半の独占欲の強い攻めが映えました
暖かい話でとても良かったです
★5以上です❤優しい世界
2025年9月18日
こんなに丁寧に胸にキュンキュンくるって❣優しい世界にそれぞれの立場になりながら読み進めてそれぞれに愛しさがつのってしまいます。これは何度も読み返してしまいます。
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続編欲しい!丁寧な進みのオメガバ。
2025年9月12日
たっぷりの263ページ、1冊表題作。
地味に好きな作者さんで、52ヘルツの共振もすごく好きでしたが、あちらもオメガバでしたね。

きれいで丁寧なお話の進みが、作者さんらしいです。
どちらもすごく良いお話なのですが、その後の、これからのお話が無いのが残念!

互いに自身の欠点を自覚していて慎重な2人。。
もどかしい程ですが、見ていて応援したくなります。
お互いに悩みながらも、そのきれいな想いと態度に読んでいるこちらも気持ちがいいです。。

エンド後、カバー下の笑顔のイラストでは、作中の重い過去が救われたように感じて良かったです。。
じんわりとしたお話が好きな方には、ぜひオススメの1冊。

できれば続編あったらすごく嬉しいのですが、、、
作者さんの作品を見ていると1巻完結が多いので、続刊は、、、ないのかな~。。
あったらぜひ読みたいです。。。

〈描き下ろし〉
和巳の想い7p+カバー下幸せイラスト2p+電子限定力持ち3p+シーモア限定2p朝。
今回も良すぎです!
ネタバレ
2025年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の独自解釈が少し織り込まれているオメガバースです
先生の作品はどれも小説を読んでいるようで、読んだあと多幸感に包まれます!今回も最高でした!!💓
私のイチオシはお互いを意識してから距離を縮めていくシーンです!描かれているページ数は少ないのに、多くの時間を共にしてお互いを知っていったように感じさせる描写は本当に素晴らしいです!
そして!何と言っても表紙の裏です!!!!!!
なんて素敵なのでしょうか😭
思わず3度見してしまいました!
先生の優しさに感謝です🥲
凄く理性的なオメガバース
ネタバレ
2025年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとだけトラウマ持ちのα×包容力無限大陽だまりみたいなΩ
個人的にオメガバースは理性なんてなくて本能でつがっちゃうやつが多いけど、この作品はそんなことなくてちゃんと相手のことが好きなんだって気づいて番になるやつでした。
αなのにΩに選ばれたいとか、α側の葛藤がすごく良かった。それにちゃんと気づいて寄り添ってあげれる波止くんもめちゃくちゃいい子で良かった。
登場してくる全員、すごくいい人たちで安心して読めます。
最後の裏表紙?に描かれてる女の子は高校の時の子なのかなー?って思って見ました。幸せになって笑ってくれてて安心。
とにかくずっと絵が綺麗だし、波止くんΩだけど細すぎないっていうのが良かった。読み終わったあとに凄くホッとするし、満足感最高です。
いい作者さんに出会えました。
良かった
ネタバレ
2025年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去にトラウマがある攻めを、受けが救い出してくれて良かったです。受けは可愛い性格で、攻めも好きにやるよね、と思いながら読みました。
新たなαの愛で方
ネタバレ
2025年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバのネガティブな部分にあえてスポットをあて、そこを超えた人間本来の力や優しさを表現していらっしゃる・・なんて素敵な作品なんだ。

どれだけブレーキをかけようともαとしての本能は意志に関係なく反応してしまうのに、何とかΩのハトのために踏ん張ろうとするα岸さん。2人ともαやΩという立場を受け入れた上で、相手のために流されるのではなくコントロールしようとする。でもそれはどんなに大変なことか・・どちらにも強い意志と相手に対する共感力がないとできないですよね。

4話の屋上での会話、オメガバの中でも屈指の名シーンじゃないかと思いました。
運命に流されたほうが楽に決まってるのにこの2人は絶対にそっちを選ばない。
何より彼に選ばれたい、執着を許されたいと願うゆえに苦しむαの素敵なことよ・・・うなじを噛むのも庇護も独占もしようと思えばできるのに、あくまでハトの意志を最優先に自分を抑えて苦しむ岸さん・・・さりげない風を装ってこっそり待ち伏せしてた岸さん・・・なんてこったい。ヨシヨシしてあげたくなります。

一歩も外に出さねえぜっていう勢いでΩを独占して愛しまくるαも大好きですが、実際Ωにとっては岸さんみたいなαが幸せだろうな。必要なのは同情じゃなくて共感。庇護でなく共存。人間関係のお手本のような素敵なオメガバでした。
出逢えて良かった二人!!
ネタバレ
2025年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ やさしくて、あたたかくなるお話です。読後はほっこり幸せな気持ちになれます。書店主の岸さんαとお客の波止くんΩ。目眩持ちの波止くんはΩとしての防御を持ちつつ、相手を思いやる優しい人。過去の事故から自分を信じられない岸さんを心配したりしてます。この二人がどう分かち合って結ばれていくのか、素敵なストーリー。心配性な波止くんのお兄さんと番さんが、いいスパイスになっていてみんな大好きです!迷ってる方はぜひ読んでみてください。幸せになれますよ!
早寝電灯先生好きです。。
2025年8月20日
早寝電灯先生の作品はすごく心情が丁寧に描かれていて読み応えがあります。オメガバも基本的に本能のままに…抗えない…みたいな物が多くて、Ωも悲運多めで描かれてる作品が多いので苦手なんですが。。作者様の「52ヘルツの共振」もこちらの作品も主人公達が理性的であろうとする姿と、その人個人を好きになっている過程を描いているので何度読んでも幸せな気分にさせてもらってます。。今回も素晴らしい作品でした!!
真摯な作品。高度なSFだと思います
2025年8月15日
オメガバースでこんなにも理性にフォーカスを当てた作品を今まで寡聞にして知らなかったので、本当に本当に感動しました。ずっとこの視点を求めていたので。
 オメガバースって人間の性欲の醜く奔放な本能を肯定しようという観念を含む世界観設定だと思っているんですが、でも人間って本能だけで生きてるわけではなくて、世界観が本能の作用を増幅させるならそれ以外の部分(例えば理性や社会、生活の部分)も釣り合うようにその世界はできているはずなんですよね。それが奴隷制であれそうでないものであれ、世界として人権の部分をどう処理するかという部分の濃度は本能の濃度と相対しているはずなので。
 この作品はそこをものすごく真面目に考察していました。オメガバースという世界で現実の我々と同じような社会に生きる個人がどのように感じながら生活するのか。特にアルファ側の恐怖感や閉塞感が拾われていたのと、「噛む」ことの暴力性を取り扱っていたのがとても真摯だなと思いました。
 違う常識のある世界を描いたものとして、かなり高度なSFなのではないでしょうか。大好きな味でした。
 それはそれとして、キャラクターの面でもめちゃくちゃ刺さりました!!! 私は、真摯でやや臆病で力の強い成人男性の攻めが、大好きなので!!!!!(大声) そして支配を悪とし安きに迎合しようとしない理性の強いキャラクターが本当に大好きなので、出てくるキャラクターが全員美しい魂をしていて素晴らしかったです!!!!!
 全員幸せになって欲しい。カバー裏で強くそう思いました。素晴らしい作品を世に出してくれた作者先生と編集部に深く感謝します。
アルファの悩み
2025年8月10日
早寝先生のオメガバ大好きです!アルファ側の抱えるもの、重いなぁ…と胸つまりました。あ〜でも好き!大事なものはしまっておきたいつよつよアルファ愛しい!!ぜひ兄カプスピンオフ読みたいです!
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最高です!!
2025年8月6日
きゅんとして、涙。こういう作品に出会える幸せを、声を大にして叫びたい。BLは叫ぶ場所が限られるからここで叫びます。
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好き!
ネタバレ
2025年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 優しさの中にある重めの独占欲α×小動物のような頑張り屋さんなΩ
本能を知ってる大人と性に鈍感なΩ

なんか、本能と優しさの狭間で揺れ動いていて、運命とかじゃだけじゃなく、人として好きで大切にしたいと言う気持ちが痛いほど伝わるお話しでした。

過保護のお兄ちゃんがすごく好き!!
お兄ちゃんの番も素敵な人でした♪
そっちのお話もあるのかな??
また、一人追いかけたい作家さんが増えました!
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優しい気持ち
2025年6月15日
オメガバはあんまり好んでは読まないのですが、このお話はそういうカテゴリーで捉えずに読めました。悪い人は出てこない。何か問題があっても、みんなその原因と解決策を自分自身にむけて丁寧に自問自答してゆっくりと歩みを進めようとしている。最後までほんわりとした優しい気持ちで読めます。
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小説みたいな
ネタバレ
2025年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックとして読んでるんですけど小説読んでるみたいな世界観でした。
オメガバなのでやはりΩとしての不便さを感じることはあるし、発情期のことで少し拗れたりもしますが、距離の近づき方が自然で凄く読みやすかったです。
あと言葉選びが綺麗ですね!

お兄さんに大切にされてきた波止くん。そのおかげで和己さんが初めての人です。些かお兄さんとパートナーが過保護すぎるとこはありますけども。
波止くん優しいんだよなぁ。最後の波止くんが和己さんの項を噛むとこでぐっときました。

えろ満載!なオメガバに期待してる人はやめた方がいいかと。
お話重視の方はぜひ。読了後ほっと感は保証します!
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とてもとても優しくてすき
ネタバレ
2025年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースモノは好んで読まないんですが、早寝電灯先生の漫画って優しいよなぁって思ってたので呼んでみましたら大正解でした!
今回もすごく優しいお話でかなり感動しました。
運命って明らかに分かってるのに、そこに寄りかからずに、本当に惹かれ合っている、と言うことの方を大事にするオメガバースってすごく素敵だなぁと。
実際の恋愛でもそう言う思いやりってとても大事だと思うので。
とってもとっても好きなお話になりました!
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きっと忘れられないオメガバになる♡
ネタバレ
2025年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝さん買いです。早寝さんのオメガバは'52ヘルツ'に続いて二冊目で、繊細な切り口に衝撃を受けた52同様今回も鋭い着眼点から展開される話にまたも引き込まれ、こういうオメガバを読みたかったと心が喜んでいる感じ♡

地震で帰宅難民となったのを機に店主vs常連客の関係が変わる二人…古書店店主α和巳(34)×会社員Ω波止(24)の話。

身体共鳴に敏感な和巳さんと鈍感な波止は、バース性で相手や家族を傷付けたくないと思う誠実で優しく且つ遠慮がちな二人。その為に引かれた一線が阻む切ない展開だけど、葛藤の先の〈ただ好き〉にたどり着ける胸アツ話にジーンと来ました。

同じ船に乗るという表現が活きていて素敵。ひとりで舵取りをするつもりが、これからは二人で舵を取れる幸せが嬉しいです。うなじのシーンもとても印象的◎

運命や発情頼りのオメガバを読み過ぎちゃった(素敵な話も多いのに食傷気味という我儘^^;すみません)ので、早寝さんの柔らかな切り口の深イイ話にホント癒されました。
めまい・まどい・つがいのタイトルも好き♡
素敵
2025年6月4日
ストーリー重視の作品でオメガバなのにゆっくり育んでいく作品。
個人的にには好印象でいい時代のいいストーリーのオメガバだなと思いました。
初めてのオメガバースでした!
2025年6月3日
初めての買ったオメガバース作品でした!
友人にお勧めされて試し読みで続きが気になり、購入しましたが大正解でした!
性の本能に惑わされないよう、自分たちの意思をしっかり守って関係を紡いでいく様に美しさを感じました!
じっくりと育てていく愛に泣いた
ネタバレ
2025年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ お兄さんだったり、お兄さんのパートナーだったり、オメガにしては優しい環境で生きてきた受けが運命のつがいである攻めに出会ってから、世界が代わり、愛し愛されて、愛を知っていく過程にとても癒されます。なんでもない日常や、ふたりのやり取りについつい泣いてしまいました。
1番印象的だったのは、アルファの攻めのうなじを受けが噛むところです。もしも自分がアルファだったら、辛いことをさせたくないという思いが伝わったのか、攻めも受けに噛んでくれと言います。噛んだあとに泣いちゃうところも心臓がきゅっと絞られたような心地でした。
攻めからの愛情が重くて深くて、それを受け止める受けの懐の広いところも好きです。友達に対しても独占欲が強いところを見せつけていく余裕のない攻めが面白かったです。嫌な人が出てこない作品なので、安心して読むことができましたので、その部分も自分の中で評価が高いです。
早寝先生は最高
ネタバレ
2025年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝先生のオメガバ…
それだけでもう最高…
岸さんのジワジワ執着がたまらない
波止くんは本当にかわいい
こっそり待ち伏せ?していた、とかもうね〜
キュンキュンです
先生ありがとうございます!
早寝先生の作品からしか得られない満足感
ネタバレ
2025年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 隠れファンですが初めてレビューさせていただきます。
オメガバースという今や王道設定、年の差(10歳)のある二人が店員とお客さんとして出会いちょっとしたトラブルをきっかけに惹かれ合う、という、端的に要約すればそれほど珍しくない設定かと思いますが、作者様の作品からしか得られない満足感と余韻があります。間の作り方、時間の流れ方、登場人物の心情描写や変化、どうしたらこんなに素敵に作れるのか、いつも不思議な気持ちになります。
作者様の作品を読むごとにどんどん世界観に惹かれていってしまいます。こんなに心を動かしてくれる作品をたくさん作ってくださりありがとうございます。
これからもずっと応援しています。次の作品も楽しみにしています(もちろん続編も)。
(そして他のレビューでもありましたが、最後の方の表紙ページ裏に写っているのは、やっぱり佐倉さんでしょうか。ハッとして嬉しくなりました。どうかみんなお幸せに)
もどかしいけど…
2025年5月15日
運命だ!番だ!えちえちだ!という、よくあるオメガバではない。お互いのことを思い合って、もどかしいけどゆっくり進んでいく…だからこそ物語に入り込んでしまうのかなって感じで、ちゃんと読めた。※髭描写(////)線な感じ苦手で避けてましたが、物語がしっかりしてたから特段気にせず読めた。読んだ後の開口一番は『え、続きどこ』だったので、ぜひその後のラブラブなお話も読みたい。
良かった…
ネタバレ
2025年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「52ヘルツ」で先生の作品に出会いソッコーで大好きになりました。今作も神作だった…先生の描くオメガバ最高です…。かずみさんもはとくんもすごい好きなんなら兄ちゃんcpも好きです。つまりみんな好き。アホみたいな感想しか言えないけどまた先生にオメガバ描いて欲しいです。とりま、続編か番外編とか描いてくれないかな??
考えさせられるオメガバ
2025年5月7日
さすが早寝先生。いつも視点が独特で、そう言われるとそうかも。と気付かされることが多くて、ありきたりな設定でもこんなに深くて面白いなんて凄すぎる。中身の面白さもさることながら、先生の頭の中にも興味津々。
優しいオメガバース
2025年5月3日
よくある不憫なオメガが虐げられるようなオメガバースではなく、なんというか穏やかなお話です。一言一言が心にしみる、そんなお話でした。
優しい理性のあるオメガバ
ネタバレ
2025年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガだけど、バース性にとらわれることなく生きていきたい会社員の波止くんと、
アルファで、過去の経験から運命というものに抵抗感を抱いていた本屋の店主、波止くんより10歳年上の
和巳さんとのお話。
何が良かったって、2人が出逢って関係性を築いていく過程。
決して自然に、だけじゃない。オメガバだからこそ、本能に振り回されてしまいそうになるところを
そうならないよう耐えて、お互いを大事にしている。
それがありきたりな感じじゃなくて、表現されているところがすごいなぁって思います。
ネタバレするにはもったいないし、自分の拙い感想で伝えられることでもないので、
是非波止くんの言葉と、和巳さんの心地の良い執着心を味わっていただきたいです。
過程の大切さ
ネタバレ
2025年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった。オメガだから人より注意しなきゃいけないことが多い現実と、だからって危険を全て避けて日常生活を諦めたくない受けの気持ちが胸に刺さった。初めはこれは流石に怖くないか…?ちょっと警戒心ないよとハラハラしてたんだけど、それを理解した上での受けのポリシーというか頑固さみたいなものを知ってハッとした。一方アルファ側の困難と身体的症状についてもフューチャーされていて、その描写も良かった。庇護欲や独占欲を堪えながら、我慢しきれるのかと恐れる攻め。受けの気持ちが追いつくのを待って、何度もあった運命的な瞬間をやり過ごして普通に親しくなろうと努力してくれた攻めの忍耐が素敵。鬼連絡したいのを我慢したり家とか職場を知らなくて良かった(押しかけてしまうので)と安堵する攻めが好き。相性のいいオメガとアルファとして出会って番になる近道はいっぱいあったけど、遠まわりした二人のその過程があったからこその結果がある。
優しいオメガバ
2025年5月1日
「運命みたいだってそれに飛びついたり、逆に反発してもよかったのに」作中のセリフです。
オメガバといえば上記のような激しい盛り上がりのものが多いですが、この作品はゆったりとお互いを思う優しい気持ちをセリフに乗せて、じわじわと感情が昂っていく様をうまく描いてありました。
オメガという弱さになる自分の一部と向き合い強くあらんとし、アルファという強みが時には凶器になりうるからこそ自分を律する心を保とうとするからこそのすれ違いが、言葉で伝えれば解決というものではなく、時間をかけて乗り越えていく過程の描き方がとても心に響きました。
後半に2人が繋がるシーンは、なんともいえない温かさと情熱とが合間ってすごく良かったです。
早寝電灯先生の作品は特殊設定が多いですが奇想天外になることはなく、とても人間味溢れる優しいお話に仕上がっています。
上質な作品です。
ただのオメガバースじゃない
ネタバレ
2025年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生が描くオメガバースは何故こんなに素敵なんでしょうか。
52ヘルツもそうですが、ただのオメガバースとは言えない。言いたくないです。
登場人物の心情がよりリアルというか、オメガバースの世界観に登場人物の欲・気持ちが負けていないところが好きです。
「αだから…」「Ωだから…」ではなくて、ひとりの人間として考えを持っている登場人物達にとても心惹かれる作品です。
暫定今年1です
2025年4月23日
本当に大好きな作品です。
早寝先生の作品は登場人物の気持ちを置き去りにせず、丁寧に描いてくださるので彼らが生きているように感じます。
さすが早寝先生
2025年4月21日
オメガバースといえば、Ωの不憫さにフォーカスするお話が多いのですよね。でもこちらの作品はΩのフェロモンに意図せずに翻弄されてしまうαの本能の理不尽さが描かれていて、なるほどと感銘をうけました。この作者の切り口の独創性の素晴らしさは「52ヘルツ…」でも良く表現されていて、とても好きな作風です。ラストのカバー絵について他のレビュアーの方が作中の佐倉さんでは?と指摘されていましたが、さすが!こんなステキ演出が仕込まれているなんて最高ですね。
強いオメガ
ネタバレ
2025年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 強いオメガとトラウマ持ちのアルファの、止められない心を、丁寧に描いたお話でした。2人の間に起こることは、オメガバースでいくらでもある出来事なのに、とても胸が打たれます。
ラストのカバー絵でハッとしました。綺麗な笑顔満面の女の子は、佐倉さん?
先生の手法のうまさに感服です。
作者買いです。
2025年4月19日
この方のオメガバースもの大好きです。52~のときも思ったのですが、じっくりとオメガバースの恋愛を読ませてくれます。今回も良かったです。
温かい気持ちになるオメガバース
ネタバレ
2025年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバでのヒートが来たらαがΩのうなじを噛んで番になりますよね。この作品ヒートがきた時Ωの波止くんがαの和己さんに傷つけて血を流すそんな怖いことを1人でさせたくないって言って先に波止くんが和己さんを噛むんです。今までオメガバ読んできたけど、初めての展開に驚きつつもそうだよなぁってめちゃくちゃ納得してしまった。ありがとう波止くん。素敵な気持ちでいっぱいになったよ。
地に足ついた2人が気持ちを育むのがいい
2025年4月17日
早寝電灯先生が描くオメガバって、オメガバースの性に振り回されながらも、受け入れた上で日常を生きていきたいという人達の強さと誠実さを感じるんです。
「52ヘルツの共振」もこの作品も、2人の関係性の上に成り立つ、儚いけれど逞しさと強さを感じるそんな作品でした。(目眩〜好きで、52ヘルツ未読の方はそちらもぜひ読んで欲しいです)
そして先生が紡ぐ言葉が詩みたいで、作品の世界観が優しくて柔らかくて美しいのは、言葉とキャラ達が醸す雰囲気なのかなと思いました。
主役の2人もいいけれど、波止のお兄ちゃんカップルも最高!!
弟に対して過保護気味な兄と、元ヤンの恋人。
こちらのスピンオフいつか読んでみたいです。
年上攻好大歓喜作品
2025年4月14日
早寝電灯先生は全て大好きなのですが、個人的には本作が1番好みでした。
絵も綺麗で、話もわかりやすい、オメガバースだけどなんだか現実的な部分もあり…
きゅんと綺麗とさわやかさと優しさとエロが絶妙な配分で共存している唯一無二の作品だと思います。
本当に年上攻好きには絶対読んでほしいです。お願いします。

※がっつりエロ系を読みたいの気分の時よりもきゅんきゅんが欲しいなっていう時に読むのがおすすめです!
優しいオメガバース
ネタバレ
2025年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなに優しいオメガバース初めて読みました。
2人とも誠実で番う時にお互いを噛み合うシーンにグッときました。
裏表紙の女の子みて泣いちゃったのですがそういうことでいいんですよね?
読後感も良かったです。
優しい!
2025年4月12日
優しさが溢れているのら!お互いに対して、周りに対して、過去に対して、そして未来に対しても。自分の事より相手の事を考えて行動を選ぶ優しい人達のお話なのら!ふんわりとした、それでいて強く強くじっくりと低反発の様に押し固める執着が、なんとも幸せなのら!
ただ君の隣にいるために
ネタバレ
2025年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ Ωの波止くんもαの和巳さんも、いつの日か被害者or加害者になるかもしれない不安を抱えながら、何とか自分を保って日々を過ごしている。
そんな2人が身体の衝動(それを「運命」と言ってしまえたら簡単だけど…)に寄りかからずに、出来る限り普通に距離を縮めていこうとする姿が尊すぎます。

Ωとαでは性別も社会的な立ち位置も違うから、相手が抱える苦しみに最初は気付けないし、簡単に寄り添える訳でもない。
でも、お互いのことを考え考えしながら歩み寄ったり踏み止まったり…
誰かを思いやるって、こういうことを言うんだなぁ…

心に沁みる台詞も目白押しで、特に「あなたを好きだと気づく時間を あなたがちゃんと与えてくれた」(p156)というモノローグがたまらなく好きです。
優しいお話だった。
ネタバレ
2025年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私がみたオメガバース作品で一番どちら側のバース性も人として自立している人の普通の人たちのお話だった。

性に引っ張られる話がオメガバースだと多いけど、そうじゃなくて…勿論それもお話の中にはあるけれど。
普通をすごく大事にしているお話、人として生きる上で大事な思いやりが感じれるそんなお話です。

触れ合いが非日常からの始まりだったけどそれもとても優しい人の営みの延長というのが見れてとても良かった。

バース性の苦悩や葛藤やトラウマもあるけど全体的にすごく家族的な繋がりのような。
人として生きる上で大事な何かが垣間見えて、漫画ではあるけど一つの映画を見ているようでアニメーションで頭の中でBGM付きで私の中で再生されるような物語だった。

欲を言うならシリーズで続いたら嬉しいなと感じる作品でこの作品に出会うことができてとても良かったなと感じた。
他の作品も気になるので随時買って見たいと思った。
訳ありαとどん感Ω
2025年4月2日
まるっと表題作。αの優しい兄を持ち。家族みんなに守られ育ったΩ。社会人になり 反対されつつも一人暮らしを始め。Ωの理不尽さを痛感しながらも気にしないと 日々過ごしていたけど。偶然出会ったαに 恐怖を持つ事なく接する事ができ 優しいαに好感を持つけど。なお話し。オメガバは基本 Ωの不遇や苦悩のお話が多い中 先生の描くαの苦悩がとても好きです。優秀なαであるからこそ 自身の執着や独占欲に気付き 大切なΩへの行動には悩むものだと 立場が違っても 好きな相手には 悩むものだと。お互い大切にし合ってるのが伝わります。よかったです。
穏やかな気持ちです
2025年4月1日
優しくて、切なくて、静かに二人の時間が流れていくのを感じるお話でした。
ふふッと微笑みながら
ページをめくっている自分がいました‼︎
とっても、お似合いなふたり!
末永くお幸せに…と言いたいです。

ご兄弟のお話もぜひ読みたい〜ですね。
心を通わせた運命同士の優しいオメガバース
ネタバレ
2025年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。過去あり独占欲強めのスパダリ年上アルファ×純粋培養で鈍感だけれど思いやりが強い年下普通オメガ
第二次性に対して「こうありたい」が強過ぎて生きづらかった者同士が運命をきっかけに惹かれ合う話です。攻めはオメガに対するトラウマ持ちで、受けは第二次性に振り回されたくない意志が強い子。運命をきっかけに惹かれ合う2人ですが、最後はお互いに自らの意思で相手を選び取ります。オメガバは運命の番を美化する傾向にありますが、こちらは敢えてネガティブな側面をきちんと描いているなと感じました。その上で悲壮感もなく、お互いの歩み寄りから「普通のお付き合い」を始めて番になる。関係が深まっていく過程が2人の四苦八苦する姿含めて、とても美しいです。攻めがトラウマになったきっかけの少女(オメガ)もきちんと幸せになっている描写がありますし、本当に誰も傷つかない。すごくほっこりするオメガバースです。
番う際にオメガがアルファの項を先に噛んであげるシーンはこの物語の伝えたかった全てが詰まったシーンだと思います。
物語の中でオメガ(受)が何度も「アルファ(攻)側の傷つける怖さを知らなかった。わかっていなかった。」と思い遣る布石があり、その究極の形がここに辿り着いたのかなと。すごく引き込まれる描写なので是非ご覧になっていただきたい作品です。
しっとりした空気感
2025年3月31日
書店の店主(α)と時々そこに通うお客さん(Ω)のお話。出会った瞬間から身体は運命のつがいを感じて共鳴してるのにそこから繋がりを持たない珍しい二人。ゆっくりゆっくり時間をかけて自覚していく過程や見守る姿がとても良い。お付き合い始めてヒートが来た時の二人の高まりが最高でした!!
感服いたしました
2025年3月30日
早寝電灯先生の52ヘルツの共振がとてもとても大好きで何度も読み返しています。
オメガバースの世界を好きになるきっかけでもありました。ということもあり早寝電灯先生のオメガバース作品はハードルが最上で本作を読みました。
ただただ、感服いたしました!!
ストーリーについては自分のつたない文章で語れません!ぜひ読んで下さい!!
ひたすらに誠実な2人
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前この方の共振の話を読みました。今回も運命の番、共鳴のお話でした。煽り文通り、「世界で一番優しいオメガバ」。もうそんなに我慢しなくていいよ、って言いたいくらい焦れに焦れる展開でしたが、それだけに番った時の感慨はひとしおでした。お兄さんカップルもいい感じだったし、波止が巣作りしてるとことか見たいです!
優しいオメガバース
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガもアルファも心が繊細で、優しくて切ないお話です。
運命のつがいだとしても、丁寧に相手を尊重し合うオメガとアルファがとても素敵でした😭
オメガの主人公が芯の強い優しい青年で、アルファの葛藤してる心を救済するところが特に泣けました。
おすすめのオメガバースなので、ぜひ読んでほしいです。泣けます🥺
その後の二人のラブラブなお話も読みたいです。
素敵なオメガバース♡
2025年3月29日
作者様買いです!早寝電灯先生のご本はどれも本当に光のBLで幸せいっぱいになれます。一冊できちんとまとまっていて、満足感半端ないです!この一冊だけでも大満足ですが、番後のお話や波止くんのお兄さんカップルの話なども読めたら嬉しいなぁと思います♡
素敵なオメガバース作品でした!超おすすめです♡♡

一点凄く気になってしまう言い回しがあって、登場キャラ3人が『ようやっと』という言葉を使っていますが、『ようやく』の意味ですよね?方言なのかな?波止君だけならそんなに気にならなかったんですが、最後の方で他キャラも使ってて毎回読むたびに気になってしまいます💦
優しい波止君が魅力的
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛い波止君に惹かれちゃう 岸さんもかっこいい。無理矢理じゃなく 少しずつお互いの距離を縮めていくのがいいです。本屋さんで 向き合って お茶しながらお話とか、……純愛が伝わり、見守りたくなります。
作家さん買いです
ネタバレ
2025年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回の作品も、めちゃくちゃステキでした!何より波止くんがピュアでカワイイ!前回のオメガバース物ともまた違う空気感がすごく好きでした。お兄ちゃん達の出逢いとかも見てみたいなと思いました!カズミさんのお友達のスピンオフとかも見てみたいです。でもコチラの続編もぜひ読んでみたいなと思いました!
目がキラキラ
2025年3月27日
オメガバース作品です。オメガバースはよく読むのですが、運命に真摯に向き合うという点で個人的には新鮮でした。運命だからといってなし崩す訳ではなく、時間をかけて気持ちに気づく描写と空気感、大切にしたいという想いがとてもよかったです。あとは、表情がとてもよい。特に波止くんの目がキラキラしていて胸がわしづかみです。可愛すぎます!攻めが受けに執着している当たりもとてもいい。ストーリーも丁寧でその点でもおすすめです。
小説を読んでるような
2025年3月26日
言葉や場面の描写ひとつひとつが、丁寧に作られている感じがします。
読みながらそれをひとつずつ拾っていく作業が心地いいです。
心を洗いたいときにまた読むと思います!(汚れがちなので)
優しいオメガバース
2025年3月26日
早寝電灯先生の作品は大好きでほぼ全作品持っていますが、その中でもこの作品が一番好きかも。先生の作品が持つ独特の雰囲気と絵の優しさが、ストーリーにピッタリでした。
過去のトラウマからαとしての自分を抑制して生きてきた和巳とΩでありながら前向きに生きて行こうとする波止のゆっくりと進んで行く恋。ちょっと鈍感な波止が自分の想いに気付いてからは、グッと和巳を引っ張ります。そんな波止は本当に可愛い。αの和巳じゃなくても溺愛して、独占したくなっちゃう気持ちが分かりますw ラブラブなその後の2人をもっと見たいです。
眼福です…
ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。早寝先生のオメガバース作品、本能に抗う主人公同士が本当に健気で…大好きです、本作もありがとうございます。波止くん、ヒートの“波”を“止”めたかったんだね…本能に抗うように、あえて鈍感に生きてきたんだよね…辛かったよねぇー!間違いなくハピエンなんですが、本当に切なくなる作品でした。最後の裏表紙に描かれているの、例のあの女の子ですよね…ですよね!?伏線回収が完璧すぎます先生!!素晴らしい作品でした!!
最後まで素敵でした
ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歳の差のαとΩの素敵なお話でした
α+歳の差の苦悩と葛藤の中でも大切にしたい、違いたいという気持ちが溢れていて、αとΩの2人が性急ではなく2人の仲を深めて行くストーリーがもどかしいけど、凄くキラキラしていた素敵なお話でした。(伝え方が下手で、すいません💦)一巻完結となってましたが、その後の2人のお話とか続きを読みたいと思いました。
そして巻末のextra page(かな?)のcafeで待ち合わせする2人のイラストに、笑顔で出てくる女性は高校時代のΩの女性でしょうか、笑顔でその後素敵な人生を送っているのを一枚の絵で描かれているのかなと、(違ったらすいません💦)それも素敵だなと思いました!本当に購入して良かったです。試し読みして迷っておられる方は是非読んでみてください!これから2周目を読み行って参ります!
染みる沁みる滲みる…
ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースは得意ではなかったけど、良かった。
ゆっくり、丁寧に、お互いに相手を傷つけないように我慢して苦しんで…想いが通じ合って良かった😭
今日は幸せな気持ちで眠れます。ありがとう😭
とてもとても丁寧に描かれています。
2025年3月22日
早寝電灯先生の作品、これまでも色々と読ませていただいたのですが、BL漫画を描くことが目的というより、描きたいものがあって、それを表現するための最適な手段がBLなのかな、と感じています。オメガバースという設定も、キャラクターの人間性を描くための要素になっています。オメガバース設定でここまで地に足ついてるお話はあまり見たことがありません。ドアノブに噛ませた椅子とか、細かいけれどすごく効果的な描写です。派手さはないので、さらっと読んでしまうかもしれませんが、一つひとつのセリフや表情、仕草が味わい深く、何度も繰り返し読める素晴らしい作品だと思います。ハトくんにまっすぐこちらを見つめられると胸がギュッとなります。相手の心情まで当然のように慮ることができる素敵な子。
このむず痒さはなんだろう…(照)
ネタバレ
2025年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ おそらく運命の番だろう2人の不器用な恋。
和巳さんは強い共鳴を感じてるのに波止くんのほうは気づいてないとか、10個も年下の彼に執着する自分に罪悪感を抱いて苦悩する和巳さんの気持ちとか、何かヒシヒシと伝わってきて、作家さんの画力の高さを感じました。
でも何でしょね……2人がお付き合いを始めた辺りから漂うこのむず痒いムード。
年上の和巳さんのほうが自分の中に湧き上がる(愛しい)って感情に戸惑ってて、それを受け止める波止くんに救われてるような印象。ああそういえば船がどうとかって会話も出てくるし、例えるなら和巳さんが「荒れ狂う海に漂う船」で波止くんが「迎え入れる港」みたいな意味のネーミングなのかな? めまいもようは船酔い、的な?w
一番グッと来たのはいよいよ番うってシーンで「一人で怖いことをさせたくない」って波止くんがやったアレ。たま~~~に悪戯っぽくやるシーンは見かけるけど、ここまで深刻にαの怖さを慮るΩ描かれてただろうか?わたしは見たことないなぁ。

ともあれよくあるオメガバとは違う着眼点の物語で、P263の大ボリューム。大変読み応えありました。
誠実な2人
2025年3月21日
素晴らしい作品でした!ものすごく心理描写が丁寧だし、αとΩの身体共鳴の描き方とかも繊細だし、誠実な2人が惹かれあって、お互いを大切に思い、色々と相手の事を考えて少しずつ関係を深めていくのが素敵でした!オメガバースの設定なのに、とてもリアルな世界に感じられ、この世界にどっぷりと引き込まれます!とてもやさしくて愛にあふれた作品でした。
優しく迷うオメガバ
2025年3月21日
早寝先生の新刊、作者さんの作品は全部神本棚行きになってて、この作品も迷うことなく即神本棚収納。

早寝先生のタイトル、いつも声に出したいね〜。めまいはまどいのつがい。タイトル賞だね。

オメガバースの世界設定って、特殊だからどうしてもドラマチックな展開のお話が多い中で、早寝先生の描くオメガバは地に足をつけてる。本能ではなく心を大事にして、ふつうにあたりまえに生きていこうとしてるアルファで古書店主の岸さんとオメガの波止くん。
出会いは会社帰りに立ち寄った古書店で地震にあい、波止くんが帰宅困難になってしまって、岸さんに空いてる部屋を一晩貸してもらって、、岸さんは共鳴に気づいていたけど波止くんは全く気づかず。。オメガであることは鈍感でいる方が楽なこともあるけど、生きてく時に気をつけなきゃいけないこともとても多い。
ふたりとも果てしなく優しくて、アルファさんは過去の苦い記憶からさらに臆病になってて。こんなふたりがめぐり合ったのは、なんだか奇跡のようなふつうの出会いだったのよね。丁寧に言葉ひとつひとつを選んで描かれてます。
表紙裏がね〜(涙)作者さんが登場人物みんな愛してくれてるんだなってわかるよ。

ただ、早寝先生の作品、最近のものはあんまりにも優しすぎて溶けてしまいそうので、そろそろガツンとしたのが読みたい気もする〜。
あと最後にどうしても言わせて、、、私に髭剃りをください。。。ほんと申し訳ないんだけど、ヒゲNGの私、気にしないって思えば思うほどそこだけ見ちゃうのよ。。。高校生のときのヒゲなし岸くんは神。
優しい
2025年3月21日
オメガバースなんだけど、荒々しい描写がなく、優しくて穏やかで素敵な作品でした!
この作者さんの作品で1番好きです!
兄とすうさんの話もぜひ読みたい!
お兄さんのビジュが好みすぎて、スピンお願いします!
運命ったら運命
ネタバレ
2025年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ さすが作者さま!今作品も読む前からめちゃくちゃその内容が気になる素敵なタイトルでした。過去のトラウマから一歩引きがちなαと恋を知らない箱入りΩのふたり。「運命のつがい」に抗いながらも惹かれ求めあう彼らがせつなかったです。そして兄さまカプも気になったのでスピンオフとかあったら嬉しいです。
ゆっくり穏やかで良かったです
2025年3月21日
絵が綺麗で、好きなオメガバースだったから初作者さんでしたが、買って良かったです😊なんか流れは穏やかな感じだったけど、攻めの穏やかな中にある受けへの独占欲が、いい感じでした!もう少しラブラブを見たかったかな。
大切な宝物
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースとかアルファとか運命の番って何なんだろうかとか、知識としては分かってるつもりでいてもその他諸々分かってなかったよね?とか本質的にはそうじゃないよねと言ってくれる話で、伝わっていて欲しいし、いろんな性別の人を救ってくれるものだと思いました。
言葉まとまらないけど大変すばらしかったので書きかけになっちゃいますが忘れないように残しておきます。ありがとうございます。大好きです
心にしみるラブストーリー
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さまの作品は1コマ1コマが映画のワンシーンのように印象的でセリフもドラマチック。
時々『これは結局何を言いたいんだ?』となるかもですが、それも味です。読み込めばだいたい分かります。
一番好きなはのはレストランのガラスに映り込んだ人物の方に吹き出しを付けるシーン。
美しいしセンスある!
オメガバだけど暗すぎず、かといってすんなり運命の番でした~で終わるんじゃなく、Ωの受けがΩであってもどうにか現実を健気に前向きに生きようとする姿が丁寧に描かれていてとても良いです。
αスパダリイケメンとハピエンですが、エンドまでのゆっくり、しんみり、じわっと心が温かく優しくなれるストーリーをぜひお楽しみいただきたい。癒されますよ。
カバー裏のイラストのロングヘアの女性は誰?と思いましたが、あの子だ!!
パートナーらしき人と幸せそうに描かれていて、良かったねぇとじんわり嬉しくなりました。
映画化してほしいな。アニメでも実写でも映像でこの世界観を見たいなぁと思います。
こんな良いα見たことない
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 謙虚で誠実、最高の紳士のαでした
必死で理性を保って、相手を尊重している姿がたまりません
そして、オメガのはとくん。自分のことよりも、まず先に相手のことを思う、気遣う心配する。自分よりも相手のことを大切にする。とっても優しい子でした泣
オメガバース史上1番好きかもです!!!!
優しいきもちに…
2025年3月19日
先生の作品は何冊か購入していますが、今回は起伏の激しい感情はなく、ゆっくり優しい気持ちで読めました。アルファに苦手な臭いがあるという設定…私は初めてで新鮮でした。
本能に流されたくない二人の身体共鳴
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小さな古書店の店主・和巳(α)×まっすぐで芯の強い青年・波止(Ω)。地震の日、書店で降ってくる本から店主の和巳に助けられた波止。和巳の態度と言葉に好感を抱くが、後日バーで再会した時に身体共鳴で和巳がαだということに気付く。ワケありα×自立したいΩ、第二次性に囚われたくない二人のオメガバース。ハズレなしの作者さん、今回もよかったー!αとΩとして惹かれ合っていることに気付いていながら、ただ自分自身として相手に向き合いたいと懸命に己を律する努力が尊い。共鳴に気付くのが遅かった波止に合わせて急がないよう自分に言い聞かせながら、全身で波止を求める和巳の焦燥感、それを抑える様がたまらなくて悶えた。波止の目が綺麗で、こんなにまっすぐ見つめられたらね…。番になったからではなく、常に考え続けて自ら相手を選んだ二人だからこそ、ずっと愛し合って幸せでいられると思う。本当によかった。和巳の溺愛モードが最高すぎる。
すごく綺麗なオメガバース!
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様新作買い&フォロー様のレビューにて購入させて頂きました!波止くんも、和巳さんも果てはお兄ちゃんカップルまで、人間関係が誠実で爽やかなのよ〜!オメガバース特有のドロドロガツガツ感がほとんどないorあっても気にならない。なんて綺麗なオメガバース!良き!
静かだけどちゃんとオメガバース
2025年3月18日
作者様買いです。オメガバースで、運命を主題?にしてるにしては静かで淡々と進むストーリーでしたが、そこが他の作品と違う魅力でどっぷりハマりました。たしかに、好きな匂いがあれば嫌いな匂いだってあるよなぁと新たな視点もあり。最後の裏表紙の絵を見て、全員が救われたなぁとほっとしました。波止くん兄番のお話もぜひ見たいです!
じんわり
2025年3月18日
め、めちゃめちゃ良かったぁぁぁっ‼️今まで読んだオメガバの中でダントツ大好きです❗️受けの子も強くて可愛くて好きだけど、攻めがもうなんと表現したらいいんでしょうね、読んでて“くぅぅ~っ”ってなる感じ(笑)いい男だ❗2人のやり取りや関係性も好きです💕絶対何度も読み返すと思う。続編も兄CPのお話しも読みたいです😆
優しさ∞底無し
2025年3月18日
たぶん、早寝電灯先生の作品は全部買ってると思います。
最初がスリープレスビューティ、次が52ヘルツで、元々は表紙買い。
いくつか読んで、登場人物が皆んな優しく扱われているところ、カップルになるまで2人が大事に関係を紡いでいく様子と、その間に読ませる綺麗なセリフの数々、何よりカップルの対等な関係が良くて、作者買い&新刊即買いするようになりました。
52ヘルツは「αの生きづらさ(傷つき)」に目を向けたところが特に新鮮だったのですが、オメガバにありがちな守られるΩとスパダリαではなく、互いの優しさを知って、それを尊重し、対等な関係でおつきあいに至るところが良かった(特に、オマケマンガの「αから見たΩの巣作りの意味」の話が良かった)。
今作だと、αにとってのΩはバースを武器に攻めるのでなく大事にしたい相手だし、Ωにとってもバース性より人柄で惹かれる相手…という形でやはり対等な関係。
今回新鮮だったのは、バースで共鳴(※)してるカップルなのに、パッとくっつかないところ。
序盤で印象的な出会いをするのに、その後すれ違った時に「あ、あの時の…」とかならずにスルーしちゃうハトちゃん…。
Ω・ハトが年下でウブで鈍ちん、αは歳の差から遠慮があり奥手というのも原因ですが。それぞれ可愛いw
(この点がツボにハマった人は、『化け猫かたって候』もオススメ)

共鳴※運命の番ほど強い拘束ではない。オメガバによくある、いい匂いでバース性に気づくみたいな感じで互いに気になる現象。
運命の番というオメガバ定番の設定は強制力が強すぎて、ストーリー運びの上では暴力的であまり好きじゃないと思うことが多いんですが、それが無いのも早寝オメガバの良いところ。
オメガバースの傑作
ネタバレ
2025年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいる最中も読後も、はぁぁぁぁと詠嘆してばかりでした。
これまで読んだオメガバース作品の中で断トツ好きです。
本能に流されず、ひたすら理性的に相手を想い、内側にグッと情熱を秘めて、沸々と静かに、でも確かに相手を強く強く求め愛する和己と波止の物語から目が離せませんでした。

早寝電灯先生のオメガバースということと、試し読みでとても続きが気になったので買ったんですが、こんなに感情を揺さぶられる作品だとは予想外でした。
オメガバースと言えば、本能のまま無理矢理に身体を奪ったり、一部のαが超傲慢だったり、Ωが人権を踏み躙られて大勢の慰み者になっていたり・・・というような作品が多いと思いますが、この作品はそうじゃなかった。相手を一人の人間として尊重し、友達から関係を始め、健全な交流を重ねて少しずつ関係を深めていくんですが、その過程が非常に丁寧に描かれていて、ある意味、オメガバースらしくない作品だったと思います。人間関係って本来こうやってちょっとずつ深めていくものだよねって、当たり前なんだけど、すごく新鮮な発見をしたように思います。第二次性に翻弄される事なく、普通でありたいとひたすら努めてきた二人ですが、やがて同じ船に乗り、たゆたいながら、共に生きる道を進んでいく。気持ちが通じ合う場面、初めて一つになる場面、番になる場面・・・どれも温かく、優しさが溢れていて素敵でした。描き下ろしで明かされた和己の密かな独占欲には、ちょっとドキッとしました。笑。とっても満足度の高い読後感でしたし、叶うなら、二人のその後や波止の兄&スウさんのお話も読みたいです。
続きがみたいです
2025年3月17日
すごくいいお話。子供ができた時の2人のお話見てみたい。楽しみに待ってます。描いてくれてありがとうございました♪
購読して良かったです
2025年3月17日
作者さんの丁寧な描写で読み込むことが出来ました。オメガバースの作品で、オメガがアルファの立場を考え寄り添う優しさがとても尊い。趣味や年齢差すべての事柄が各ページに取り入れてあり興味深かったです。日常的な幸せがこの作品に散りばめられてます。
おすすめ度☆5
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いでした!先生の作品で1番好きな作品になりました!透明感や優しさがあふれる作品です。
もちろんオメガバの要素もちゃんと入っておりますがこの2人の気持ちの変化やモヤモヤとかがちゃんと描かれています。
ほとんど2人の気持ちの変化がメインの作品になりますがそれでいて260頁の大ボリュームをここまで惹き付けながらキレイに終わらせる先生は天才です!
キャラクターも魅力的でした。
自分で選んだ好きな人
2025年3月16日
オメガバースの世界。Ωの受けは恵まれた家庭環境で
自分も大切にしつつ自立。お気に入りの書店で地震が起き、店主のαに助けられ。

オメガバ。守られて大事に生きたうぶい受けと、年上で出会った時からそれを感じ取っていた攻め。
どちらのバース性への挟持が、単純に芽生えた好意が
もどかしくて、でも必要で、うーん。。悶えました!
居ないと思っていてだろう攻めの受けとの遭遇。
本能と理性と。とても戯れながら読めました。
ここからどっぷりな攻めを、更に読みたいです!!
アルファの和巳さんが素敵すぎる
2025年3月16日
アルファの和巳さんとオメガの波止君が少しずつお互いのことを知っていったり、失敗しそうになって傷ついたりしながらも慎重に近付いていく様子が、もどかしくて愛おしくて本当に素敵でした。
和巳さんがアルファの本能を必死に抑えて、オメガの波止君の意志を尊重する姿に胸を打たれます。和巳さん、優しくてかっこよくて滅茶苦茶素敵な人でした!
シーモア特典も嬉しかったです!
うーわ!続き読みたい!→買ったよ!
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースものです。絵が綺麗だし、岸さんがめっちゃ好み…!黒髪眼鏡で本が好きで穏やかな性格、髪を上げてメガネ外したらイケメンとか最高すぎ。Ωの子も真面目で優しくて、いい番に守って貰いたい。試し読み増量中を読んだけど、多分岸さんがαでしょ?気になってるっぽいとこで終わってしまった…続き…読みたい…
他にも買いたい物あるから考えるけど、かなり有力。これから他の方のレビュー読んで検討します。

2025.3.29追記
クーポン使って買いました。めっちゃ良かったです。めっっっちゃ良かった!!!ハピエン最高。
凄く丁寧に関係性が築かれていく様子が描かれてます。時間をかけたからこそ、結果の意味の深さが変わってきますね。簡単に辿り着くのと苦労してようやく漕ぎつけたのでは、全然ちがう。
それと、凄く良いなと思ったのは。バースの特徴で不平等が発生するのは仕方ないけれど、2人は常に相手がデメリットを受けないように気遣ってる。常にフェアであろうと意識してる気がしました。完全な平等は不可能でも、そうあろうとする努力は美しい。
これは読み返し不可避なので購入して正解でした!
今までのオメガバとは違う視点
2025年3月16日
確かにオメガバの話ですが今までのとは設定などが少し変わってて新鮮だった。作者様のストーリー設定大好きです。お互いを思いやる気持ち、理性を失わずに大事に大事に距離を詰める優しさ、素敵でした。この2人の家族になる、子供など、色々続きを読んでみたくなりました!作者様ぜひ番外編でもいいので読ませて下さい✨
いいなぁ………
2025年3月16日
BLの良さって、自分自身に置き換えなくて良いとか、自分自身とはかけ離れてる世界の話だから主人公たちに寄り添ったり応援できるって所があると思うのだけれど、この物語は違った。初めて、“私もこんな恋愛してみたかった…”と思わせてくれるBL漫画だった。それだけ自然に感情移入させられて、オメガバースの世界観になんの違和感もなく溶け込まされた。早寝電灯先生の言葉の魔法がほんとうにすごい。。。毎回なんでこんなに言葉に重い想いや深い意味を乗せられるんでしょうか??そして言動すべてが愛に溢れていて、読み返す度に違う視点で見ることができ、色々な感情を知ることができる…。きっとこの先何年も、何回も、読み返すであろう作品です。つまりまた一つ宝物が増えました。ありがとうございます!
作者買いです
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早寝電灯先生のオメガバースもの、二作目!嬉しいです。
一作目もそうでしたがアルファ、オメガ両方の苦悩とか葛藤とか、誇張でなく表現されていて登場人物もステキでした。早寝電灯先生の漫画は心に沁みます。何度も読み返してます。作画も、更に美しくなったし透明感ある目元も眼福でした。ハッピーな気分になりました。
やっぱりまた読み返します。
めまいまどいつがい
2025年3月16日
待ってました!の早寝電灯先生、作家買いです。タイトルがとても染みます。いつもながら秀逸…。今回はこれまた、タイトルも内容もとても素敵だったオメガバの名作!と自分は思ってやまない「52ヘルツの共振」に続いての2作目のオメガバ。正直、もしかしてスピンオフ?と思ったけれどまた別の世界線でした、多分。それはそれで新鮮さもあり、こんなやさしい(あえてのひらがな)世界のオメガバはいくら読んでも安心して読めます。(ほんとは苦手なんですよ…わざわざΩを差別して面白くドラマチックにできるのか…創作だと分かってても…)少人数的な立場置かれてる人たちに対する眼差しがとてもあたたかくてこちらもはっと気づきをくれます。そうだよ、もし実在するとして地震が起きて避難場所にいく時、Ωはどうなる?安全に守られる場所、α上位の世界でΩを見下してる世界で果たしてそういうのできるのか…思いもよらなかった。ほんとそういうところ。そんな目線だからこそ哲学的で深い人間愛を感じ読んでるこちらも癒されていく感覚になります。52ヘルツ~ではΩがとてもストイックだったけど、この作品では逆にαが自制心をひたすら貫こうとしてて。ひたむきにそれでも向かい合おうとするΩ。目眩はきついけれど運命によるめまい、発情のめまい、不安のめまい、うろたえるまどい、集まるまどい、まようまどい、そして運命のつがい、約束のつがい、つながるつがい。ふたりがとにかく距離をまどいながらもつがいになってゆくところがゆったりと自然で読んでるペースは普通のはずなのに時間の流れがとてもゆるやかでながく読んだような感覚で不思議な時間の流れでした。やっぱり早寝電灯先生ワールドは心が洗われます…。とにかくよかったです…。
作者様買いでっす
2025年3月16日
やはりこの作者様の優しい雰囲気は大好きですねー!!皆が優しい。お兄さん達も波止君大事にしてて嬉しい!
説明にもありますが世界一優しいオメガバースって確かにー!みたいな。バース系って結構ひどい描写とか多いのでこの作者様の描くバースは優しくてめちゃ好きです!(可哀想とかひどいのも好きですが笑)52ヘルツの共振とかも大好きです!
大人で格好良き和巳さんの執着が良き良き(笑)と可愛い波止くん♪名前良いなー♪なんか心が洗われるような浄化されるようなお話でした!
カバー下まで愛があった
2025年3月15日
早寝電灯先生の作品の中には、川のように脈々と流れる、暖かい愛情のようなものがあって、いつもその暖かさ癒されています。
フェロモンという圧倒的なモノの前にあっても、人として葛藤し、好きであるがゆえに相手のことを想い、信頼される人でありたいと願う心に、こちらの心が洗われます。

読了する前に、カバー下にいた彼女の笑顔に、ああ、本当に良かったと近所のおばさんのように安心してしまいました。
お互いを思い合う優しい作品
2025年3月15日
地震で体に触れて、お互い特別な何かを感じるけれどそのまま。こういう時、オメガバースの世界では運命の番として急展開する所だろうと思う。しかしこの作品では店主と客の関係が暫く続き、お互い気にはなりるが一歩を踏み出さない。次第にαの店主の生活やトラウマ持ちだったこと、Ωの客として接していたのが大切な存在になっていく。番うまでの時間がゆっくりですが、そこがお互い思い合っていることが伝わって良いです。読後は優しい気持ちになれました。
オメガとアルファへのエンパシー
ネタバレ
2025年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ まごうことなき早寝先生のオメガバでした。先生、全てのパターンのオメガバを描くご予定はありませんか…?!!(マジ)●オメガバの世界をエンパシーを持って深く想像し、描かれた作品だと思います。社会的なオメガの生きづらさも、アルファの苦悩も。オメガバという歪みのある世界観だからこそ、早寝先生の紡ぐ誠実な物語が一層やさしく光っている気がします。大好きな『52ヘルツの共振』も光の物語でした。ジェンダーの不平等がこれほど根深い世界において、対等を追求したこの作品はやっぱりとても意義深い。オメガバの世界をまた一つ広げた作品なのではと思います。●かなり本能の引き合いが強い2人だからこそ、慎重に仲を深め、お互いの痛みをケアし一つずつ信頼を積み上げる、その過程が大事にされていました。今後長く長く航路を共にするであろう関係を築けたのは、やっぱりこの過程があってこそだと思いますし、非常に説得力がありました。●和巳さんの古本屋とバーの仕事模様はもっと見たかったなあ…。しかし、オメガバだとアルファって社会的ステータス高くてシゴデキな設定があまりに普及してるけど、先生の作品はアルファが仕事にギンギラしてないとこも好きです。作品に描かれたことも大事ですが、敢えて描かなかった沢山の細かい物事が(内容は推し量ることしかできませんが)この作品をとても素敵にしている気がします。●巻末の裏の女性は…そういうことですよね?私はオメガバでモブオメガが自失して身を滅ぼす展開を受け付けられないので、ほっとしました!
●ハイペースで毎度奥深いお話を作られる早寝先生マジリスペクトです。どんなお話も買うので、先生の自由に、創造を続けてくださると嬉しいです!
お互いを想い遣ることの素晴らしさ
2025年3月14日
早寝先生の書く、お互いを想い遣る関係性にいつも驚かされます。これこそ尊い。
私が無神経な性格だからw、余計に新鮮な感覚で早寝先生の作品を読ませていただいています。一言一言に重みがあって、ちょっと立ち止まって考えて、なるほどそんな感覚もありか、と読み進める感じが好きです。
和巳さんの少し余裕のないところを波止くんがマイペースにゆっくり理解して受け止める。。。素敵な関係性。満足感と幸福感のある良い作品でした♪
早寝さんのオメガバ第二弾?
2025年3月14日
古書店店主の岸と、客で来てたハトの話。早寝さん、大大大大大好きで、新刊嬉しすぎて速攻買って大興奮で読みました!オメガバは苦手分野だけど、早寝さんの「52ヘルツの共振」はオメガバでも大好きだし本作も迷わず購入。買って大正解!面白かった!岸がアルファでハトは岸より10個下のオメガで。2人は運命的に出会うんだけど、でも運命だからではなく自分の意思で生きていくんだ、自ら選択した道を進むんだ、という2人の強い決意がこれでもかと伝わってきて、胸を打たれるんです。特に岸の苦悩が、我慢に我慢を重ねる岸の苦悩が…凄いカタルシスで。オメガバだから余計我慢が必要なのかもだけど、一般的な恋愛でもこの我慢って必要だし、我慢ができて待てるってかなり大人だなって思った。運命のせいにして流されるのもアリだけど、でも敢えてそうしなかった2人が大好き。早寝さん大好き。新作ありがとうございます!!今日は本当に幸せで胸いっぱい。
深い愛のオメガバース
2025年3月14日
会社員の波止くん(24)Ω×書店店主(たまにバーテンダー)和巳(34)αのふたりが出会ってつがいになるまでを丸々1冊かけて描かれた作品です。
性質上、オメガバースは衝動性をドラマティックに描きあげた作品が多いですが、こんなにもお互いの性を思いやって激しい衝動すらも「相手が後悔しない選択肢」であるために考えぬいた作品にはであったことがありません!!ようやく、ようやく結ばれた時の喜びを噛み締めずにはいられませんでした。
こちらの作者様はどの作品も文学的な表現が多く、登場人物もとても思慮深い印象で大好きです。本当におすすめします!!
大事だから辛抱強く気持ちを紡ぐ人達
2025年3月14日
自分にも周りにも誠実な2人のオメガバース。好きなので色々なオメガバース作品を読んでいますが、付け加えられる設定に描く作家さんの作家性がよく出ると感じます。早寝電灯先生は「愚直なまでの誠実さ」でしょうか。オメガバースには、出会った瞬間の直感で勢いのまま突き進んでも許される言い訳はたくさん用意されているのにそれを良しとせず、属性より先に「あなた」、そしてしっかりと掘り下げられた「自分」それぞれとしっかりと向き合った上で、大事に、慎重に、「属性を持った自分達」の選択を見せてくれるお話。登場人物の気持ちの掘り下げと描写がとてもしっかりしているので、1冊分とは思えないくらい読み応えがありました。ページをめくって最終話の扉を見た時「え!まだこの物語を読ませて頂ける?!ありがたい…!!」と思わず天を仰ぎました。そのくらい濃い。ふたりがどこまでも相手に丁寧に向き合い、「優しいってこういうことなんだ…」と伝えてくれるようで、読後の幸福感も大きいです!早寝先生のSNSで攻視点についての言及があり、それを踏まえた上で2周目読み返すと味わい深さが増して最高です。
僕を見つけて僕を選んでと佇むαが響いた
2025年3月14日
【追記】フォロー様のレビュー読んで、また振り返り読み。
そしてまた泣く。
本当にあたたかくて誠実なふたりの物語。
あ~読んだ皆さまと共振!
何度読んでも感動する作品です。

【過去レビュー】
本作も最高だった~~!
胸に頭に全身に感動が染み渡りましたよ。
それこそ読者の皆様と共振したと思ってますよ。

引きずり出される本能が心地悪いことを想像するには私の場合思春期の凸凹な自分へのとらえ方や価値観、達観したように遠くから見下ろしたかと思うと沼に落ちている自分を見つけたりする。
そんなときの混乱し人間臭さを目の当たりにした感覚を想像するんですが、いったい先生はどんな感覚でオメガバースを制作されているんでしょうか。
「52ヘルツ~」で先生の初めてのバース作品を読み、こんなに人間の感情に寄り添ったオメガバは初めてだ…と感激したのですが、こちらの作品もさらにさらに人にフィーチャーした作品だと思いました。
共鳴することを否定しながらも寄り添いお互いに丸ごと大切にしあう姿。
感動…ほんと感動しちゃった。

トラウマを抱えたαと箱入りΩ。
必死に選ばれたいと思いを募らせるαにハートわしづかみされました。
αが後ろからぎゅっと抱え込むように抱きしめるシーンもギュン!っと来ましたし、どうしてもガツガツしてしまう理性ズタボロになりかけるシーンもギュギュン!!と来ました!
終始囲いたいフレーバーでね。
萌える。
ええ~わぁ~(*´ω`)
Ωの性質上危険にさらされる日常生活の中、日々大丈夫、皆と同じと言い聞かせながらもとても敏感に小動物のように暮らしている描写に心がつまされました。
現実、子ども、女性、力の弱いものはこういった恐怖にさらされていますからね。
こういった描写が先生の繊細な作品につながっていくんだなぁ。

ふたりがね、事あるごとに「大丈夫ですか?」って聞くんです。
とっさに出るその言葉は考えて出る言葉じゃない。
思いやりの一番手。

先生のオメガバースは連作になるのかな…。
前回は大海原。
今回は船に乗って波止場で上陸…。
次回は空とか?
何部作でもいい~!次も待ってます!
お兄様と番様のお話も読みたいです(-人-)

※佐倉さんらしき人が幸せそうにしているのも嬉しかった。ちょっと泣けちゃった。

**263ページ**
たまりません
2025年3月14日
作者さま買い。大好きな作者さまです。絵からにじみ出る空気感がなんともいいがたい。タイトル通りオメガバースのお話。52ヘルツの共振で作者さま落ちした身としては、期待せずにはいられない。そして、期待を裏切らない…。キャラもストーリーもよき。52ヘルツもよかったけど、こっちもよい!!はああ、たまりません…。だいすき。
等身大の2人
2025年3月14日
自身と相手の大切なモノを取り零さないように、壊さないようにと恋をしていく温かい作品。現実でも2人の様に尊重しあえる恋や愛が沢山溢れていると良いなと思えてしまうほど理想の恋でした。またオメガバ作品でも珍しい問題と答えでしたのでその点でも楽しめました。

登場人物が等身大で過去や現在の経験、価値観や性の考え方などギッチリ詰まっていて本当に凄いです。✨️設定と言ってしまうのも憚られるほど地に足をつけ、その者として形を成しており実際の人物にお会いしたかの様な深みがあり心情の変化や揺らぎの説得力に惹き込まれる作品でした。
激しさなどお求めの方には少し刺激が足りないかもしれませんが、深さがあります!奥行きが本当に凄い作品です。是非、沢山の方に読んで頂きたいです☺️
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作家名: 早寝電灯
ジャンル: BLマンガ
出版社: 新書館