ネタバレ・感想あり年々彩々のレビュー

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すうっと染み入る
ネタバレ
2026年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何年も前に読んだ作品ですが、消えてしまいそうな筆致は今でも覚えています。
表紙は少しザラザラしていて手触りも良かったです。懐かしいな〜。
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しみじみとした情緒がある
ネタバレ
2026年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落語を題材とした作品。
1作品目は長屋の怠け者と貧乏神のお話。
貧乏神さえも苦しめるしょうもないダメ男・与平。貧乏神が仕方なくとはいえ面倒見が良い。そしてダメ男のちょっとした優しさを嬉しく思ったりしてかなり絆されてるね。最後は切ないけれどしみじみとした情緒がある。
2作品目は不老不死の寿限無と1作品目にも出てきた貧乏神から転職した死神のお話。
この死神は本当にダメ男に引っかかるな。情に脆すぎるのかもね。ダメンズたちを放って置けない世話焼きな死神が艶っぽい。最後はささやかな幸せを手に入れたのでしょうか。

もう一つの短編も良かったです。どの作品も説明し過ぎないのにきちんと伝わる、秀良子先生の良さがぎゅっと詰まったじんわりと沁みる良作でした。
落語
ネタバレ
2026年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ めっちゃ面白いです。落語詳しくないのでそれぞれの原作確認までしにいきました。金魚のが一番後味よかったです。この二人はなんだかんだ続いていきそうですごく良かったです。
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可笑しくも切ない
2025年10月5日
表紙はスーツなのに試し読みは時代もの、どう展開していくのかと思ったら、びんちゃん…神に運とか無いけれどもう出会っちゃったのが運の尽きだったね。可笑しくも切ないふたりのやりとりにホロリとしました。
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タイトルもストーリーも抜群のセンス!
2025年5月17日
年々歳々を捩ったタイトル、落語をベースにBLをここまで鮮やかなストーリーに仕上げた凄さ…恐れ入りました。落語の知識なんて全く必要ない、むしろ読んだ後に興味を持つ方がいるでしょうね。淡々と静かにお話が進む中で交わされる人情味溢れる会話や表情、何気ない仕草にドキリとさせられます。引き込まれてアッという間に読了、そしてまた読み返す。いつまでもお話の余韻に浸っていたい、そんな気になりました。私好みの良い作品、読めて幸せ〜!
落語がこんなに艶っぽくなるなんて!
ネタバレ
2025年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落語「貧乏神」と「寿限無」を元にしたBLっぽい色めくお話。二つの連作と、その他の短編一つが入った作品集です。
落語を元ネタにして、人生や恋を取り入れた艶っぽい、そして切ないお話を作るなんて、作家様の創造力に尊敬です。様々な知見があり、かつそれを壮大に膨らませる力量がないと作れない作品だと思いました。
フラフラと生きる与平や寿限無に振り回されながら、自分を必要としてくれる人に特別な感情を抱くようになっていくビンちゃん。みんな、一人が寂しくて隣にいてくれる人を強く求め、そんな存在に癒されて生かされる。切なさと安心感のちょうどいい塩梅に、物語としての巧さを感じました。こういう面白い作品をもっと読んでみたいです。
粋な落語の切ない余韻…
ネタバレ
2024年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!落語は興味はあるけどよく知らない…でも秀さんの作品なら間違いないはず!と購入。やっぱりとてもよかった〜、秀さんの漫画で落語を身近に感じられます。”貧乏神“から”寿限無“の話の流れもぐっときます!長く生き死ねない辛さと共に生きる人(死神)と寄り添う幸せが笑いもありながらどことなく切なかったり泣けてしまったり…何とも言えない余韻に浸れます。描き下ろしのふたりも好き、どんな部屋になるんだろう…もうひとつの作品”小向家の事情“は”自分の家族は普通じゃない“と気づいた思春期の子どもの将来のオチが面白いです!秀良子さん好きですー、ずっと追い続けます!
粋な江戸っ子はその日暮らしかなりエコ
2024年3月26日
宵越しの銭は持たない。
狭い長屋暮しで嫁に逃げられること数度、与作は働かない。貧乏神のびん介さんが変わりに働くはめに
ナチュラルストーリーも好きです。
腐のものですが、なんでも読みます雑食!
だめんずうぉーかー
2024年2月10日
描き下ろしで死神様が読んでる本。確かにーとぷぷぷっと笑ってしまいました。ダメンズウォーカーって今も通じるんですかね?だめんず2人が出てくるけど、要所でツボ押さえてるのと母性本能擽ぐるんだろーなー。引っ掛かったら危ない男たち笑。

落語に基づく2編の短編が面白かったし(2編と書きましたがちょっと繋がってます)残り1編も全て面白かったです。最後までじっくりじんわり引き込まれました。
(総170ページ)
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死神が愛した男たち
ネタバレ
2024年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ の話と、「小日向家の事情」の二本立て。

死神は元は貧乏神で、転職のため資格を得て死神になった(笑)もう、それだけで笑えるのに、話は全然笑えない。シリアスってことではないんだけど、切ないんだよね。落語をオマージュして作られた、金魚とデラシネの話。
本当に寿限無がそんなことになっていたら…不憫だよな。
死ねない苦しみ、死にたくない状況。
死神が健気で美しいからね。
死神もオフがあるらしい(笑)

小日向家の事情は、お父さん、ちゃんとしなさいよって感じ(笑)
2024年1月31日
実は紙も持っています。
初めて読んだ時は自分が未熟だったこともあり、とても悲しい気持ちになったのですが、改めて読み返すと書き下ろしにつまった何とも言いようのない幸せがある。
書き下ろしがいい
ネタバレ
2023年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から最後まで、とても引き込まれ物語を堪能出来ました。切なくなったり、時にクスッと笑えたり読後は暖かい余韻に浸りました。書き下ろし、最後に届いたのは洗濯機かなぁなど想像しちゃいました。
派手さは無いが心に沁みる、上質なBL小噺集
2023年7月15日
秀先生の作品は大好きですが、地味そうな内容だな~と手が出ないまま。凄~くお安くなったら… と待ち続け、少し前の値引き&クーポンでやっとポチリ。「金魚すくい」怠け者 与平と貧乏神のお話。ヒモが働かせるのか、働き者がヒモにするのか… 金魚は腹の足しにもならないけれど、初めて貰う贈り物に貧乏神は嬉しくてこそばゆくて、一時の頑張る原動力になったのね。あ~ 無自覚の人たらしってズルイ!貧乏神も歴代の女房と同様に愛想を尽かして出て行ったと思っていたけれど、読み進めるとどうやら違っていた様で。情の深さが心に沁みる… あの時代の金魚鉢は高価な代物に違いないのに、一匹残った金魚の為に金を遣う所が与平らしい。薬代に充てていたら、もう少し往生出来ただろうに… 直接的でない金魚の使い方が秀逸で、空っぽになった金魚鉢に一層の侘しさを感じずにはいられない。ラストの膝枕のシーンは切なさと同時に温もりも感じられて「お礼が言えて良かったね」「独りぼっちじゃなくて良かったね」と、2人にとって最良の最期だと思いました。秀先生の優しさに触れられた気分です。「デラシネの花」長寿を祈願してつけた名前の寿限無が本当に長生きして現代に… しかもホスト!から始まるお話。もうここで膝ポンですw うろ覚えですが元ネタの落語と「金魚すくい」の死神(貧乏神)を絡めてよくぞBLに昇華させたなぁと、唸るばかりの仕上がりです。取り残されるのも想い人のお迎えをするのも寂しく虚しいもので、そこに慣れなんか無いのよね。立場は違えど果てしない長尺で生きる者同士、2人しか分かり得ないものがある。言葉数は少ないけれど情があって押しに弱くて、ファッションやら食べ物やら ちゃんと現代に馴染んでいる姿に 何とも人間味のある死神だなぁとフフッとなる。描き下ろしの少しずつ家にモノが増えていくの良いですよね。願わくば、寿限無なりの想いを込めた名前を付けてあげて欲しい。そして寿限無の前にあの着物姿で立つ事が有りません様に…「小向家の事情」今のご時世、あるよねと思わせるお話。ちょっと複雑な家庭環境と気付きの瞬間を絡め少年が成長する過程をとても上手い構成で描いています。透明人間にならなくても良い時代が来る事を願って止みません。ラストの「ざまぁ」と思える図太いメンタルに育って何より。今度はお父さんが受け入れる番ね!10年前の作品ですが、上質なものは色褪せないと実感する名作でした✨
落語は
2023年6月23日
知らないけれどとてもよかった!とても!落語をおもしろくするって落語をBLってSUGO〜〜〜!今度は元ネタ調べてから読もうっと
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落語知らなくても楽しめる
2023年5月24日
いや、逆にこの本を読んで落語版を知りたくなりました!
寿限無は小学校か?中学校で習ったと思うのですが、まさか彼がホストになっているとはwww場面変わってからのマイクの持ち方に爆笑しましたよ。やっぱり秀良子さん好き♡
落語の話がこうなるとは!!
2023年4月19日
先生のサラッとした絵柄と相まって、不思議な余韻があります。ビンちゃん、貧乏神からの死神だからか、いわゆる薄幸受け(笑)!!その他、一編、落語とは関係ないお話がありますが、個人的にこちらも好きです。いろいろ余韻が心地よいお話でした。ダメンズ攻めばかり出てきます。
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不思議な気分
ネタバレ
2023年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死神さんと長寿の名前をもらった男の話ですが、死なないんですね。今思うと、あの金魚のプレゼントご関係してるのかなぁ。
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じんわり沁みるBL
ネタバレ
2023年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 台詞なしのコマの連続で時間経過や感情を表す演出が素敵です。落語の死神に、枕元に座ると助からない、というエピソードがあったので、それを膝枕という形で最期のお迎えを表現されたのにはシビレました。さっと読めるので、興味ある方は貧乏神、寿限無、死神のあらすじ検索してみてください。
落語から題材を取った2編+1編の短編集
ネタバレ
2023年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『金魚すくい』フラフラして身を入れて働かない与平は女房に逃げられ、それでも働かずにゴロゴロしていると貧乏神が現れます。働いてくれと頼む貧乏神から金を借り、さらに内職までさせる与平の筋金入りのクズっぷりが面白いです。そんな与平の不思議な憎めなさ、ほろりとさせる貧乏神の情の深さ、キャラの魅力が際立つ短編です。『デラシネの花』長生きするようにと付けられた名前でとんでもなく長生きしてしまう寿限無さんのお話です。1話目とリンクしており、美形の元貧乏神が登場します。長過ぎる時を生きる為に根無草=デラシネのような生活を送る寿限無さんがやっと見つけた拠り所が元貧乏神なのでした。こちらもなんとも切ないシーンが情緒深く描かれます。巻末の描きおろしもこの二人のお話です。『小向家の事情』お父さんと蓮司と颯太の3人家族のお話。お母さんがいなくて蓮司がいる、それが普通じゃないことに気付いた少年の心情が切り取られます。いずれも作者らしい佳作揃いです。
想像以上の良作
ネタバレ
2023年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ *私にとって「ずっと読みたいリストの上の方にあるのに、なぜか購読のタイミングがズレて読めずににいる」代表作だった本作、ようやく読めました!
そして案の定、いえ予想を超えて、良かった…めちゃくちゃ良かったです。

死神に転職した元貧乏神。転職のきっかけになったずっと忘れられない男、そして彼を彷彿とさせる不思議な長寿体質の寿限無。彼の長い長い本名を、いったい本人以外の誰が誦じられるのか…覚えたいという強い想いが無ければまず無理(噺家や芸人で修行した者は除くw)。
またしても洗濯物に苦労しそうな死神だけれども、がらんとした部屋に突然運び込まれた派手なソファを見て、きっとまた心のどこかが温かくなったに違いない。
遠い昔、金魚を買って貰った時のように。

もう一篇の短編『小向家の事情』もコンパクトながらにしっかり起承転結があって、台詞で多くは語らず絵とコマと行間で魅せて余韻すら残す、秀良子先生ならではの味わい深さがありました。
大満足です!ありがとうございました。
静かで心が洗われる良作品です(^_^)
2023年3月26日
どちらかと言うと静かな物語ですが、心が洗われる良作品です(^_^)
仕事でストレスが溜まっている時にこちらの作品を読んでいたのですが、作中の『金魚』のくだりで、しんみり読んでよかったな…と、心が落ち着きました。
どんな状況でも感謝の気持ちは尊いことに気付きました。
秀良子先生は本当に素晴らしいです。
心に染み渡る物語を読ませてくれる貴重な漫画家先生だと思っています(^_^)
本当に読んで良かったです(^_^)
切ない
2022年12月12日
人間と貧乏神、人間と死神、寿命が違うからこその切なさが心に沁みる。貧乏神としての一度目の恋、死神になってからの二度目の恋、少し立場は違うけど、なんて健気な神様。表情ひとつで色んな感情を読み込ませる。何度も読むとその度に発見だったり、新しい感情が見えて来る。
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落語を知らなくても面白い。
2022年12月7日
落語の持つ力を借りているとしても1巻でこのスケールの大きさ、時間の流れ、物語の広がり方が素晴らしい。まさに視点が神様なんですよね。だからくだらない怠け者の人間でさえ慈しむように描いてある。余平が貧乏神に贈った金魚を思い出すたび私の胸に灯りがともるように、貧乏神もその思い出を忘れることはないのでしょう。
じんわり染みてくる
2022年11月19日
読み終わってから、じんわりと幸せを噛みしめました!
生活力のない身勝手なダメ男でも、支え尽くす貧乏神って〜絶対福の神ですよ!その貧乏神が死神に転職⁉︎してからも、互いに想い合えたのは、ダメ男の愛嬌スキルやひとたらしスキルの賜物。捨てる神あれば拾う神がある!幸せを感じた作品でした。
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ドンキで買ったソファには幸せが詰まってる
2022年11月15日
落語がモチーフになっている短編集+1編。
演目は「貧乏神」と「寿限無」。
物語は「貧乏神」から始まるのですが――

さすが秀良子先生、ダメ男を描くのが本当に上手い。
びっくりするくらいのダメ男が、最後は愛おしく感じる不思議。

さらりと読めるのに、余韻がすごい。
物語のあとに 深く、切なくいつまでも胸に残る。
デラシネ…根無し草に咲いた花。
ドンキで買ったソファーはきっと素敵なビビッドカラーで、その色はいつまでも部屋を美しく彩るのだろう。
――日常の、なんでもない幸せ。
最後にそれが 優しく温かく、しみじみと染みる作品でした。
ぱっと目を引くような派手さはないけれど、鮮やかに心に残る作品。
色っぽいなぁ、オニイサンたち…
2022年9月8日
秀良子先生が描くと道端の草まで、なよなよっとそよいで色っぽいなと思ってしまう。沈みかけた太陽とか、洗濯板とか、枝に止まったスズメとか、なんでもないようにさらっと描いちゃうんですよね。なぁんか色気があって好きだなぁ。
最高です!
2022年8月21日
高レビューどおりの本当に素敵なお話でした!全体を通して、切ないのにものすごく心に響くんです!作者さまの技量の高さに脱帽です!素敵な作品をありがとうございました😄
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好き。
2022年8月20日
秀良子先生、大好き。
先生の描く線の細い絵、言葉選び、チャラい感じ、色気、すべて大好き。
この作品も落語がどういう感じになっているのか何もわからずに読んだけど、
やっぱりちゃんと秀良子先生でした。本当にありがとうございました。
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じゅげむじゅげむのびーえるびーえる…
2022年7月25日
まさかのBL。
古典的落語の「貧乏神」と、「寿限無」を元に描かれてます。
小学生の頃に読んだ「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ…」が、BLで読めるとは。秀良子先生の発想の豊かさ、手腕におみそれしました

貧乏神、「寿限無」ではのちに死神が、艶っぽいったら。黒髪ロングに花のお着物で、口元に笑みを浮かべた姿が、、おぐしが乱れて幸薄そうにため息つく姿が、、色っペー!はー、黒髪ロング好きにはたまらない眼福なお姿でした。ペンライト振っちゃおうかしら。
そして(攻め)クズ男のやることもさ、いちいち憎いねぇ〜人たらしなの。ほっとけないよこれじゃ。そんな二人が、世代を超えてしまうほどの長命ゆえの悲哀と、諦めと、だからこそ二人で過ごす時間の刹那。。。

2話目「デラシネの花」(寿限無のお話)の、デラシネとは、フランス語で「根無し草」という意味だそうです、あぁもう、先生の言葉チョイスに心酔。。。表紙デザインとタイトル「年々彩々」もすっごく素敵!



3つめの短編、「小向家の事情」は子供視点のストーリーで、オチが最高なお話し。すっごく好きでした。

今回も秀良子先生ワールドを堪能。満足です~
余韻が残る
ネタバレ
2022年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落語シリーズの「金魚すくい」(貧乏神より)、「デラシネの花」(寿限無より)、「小向家の事情」、「デラシネの花」の描き下ろし。それぞれおもしろかったです。ダメ男が2人出てきて、あ~~もうっ!てイライラします。特に「金魚すくい」の与平はぐうたらすぎ、人間じゃなく猫に生まれてきたらよかったのに。貧乏神が働き出すくらいのほっとけないダメ男、でもかわいげもあって、2匹の金魚が少なくなっていくのが切ないです。「デラシネの花」は名前のおかげかいつまでも年を取らない男、デラシネはフランス語で根なし草の意。人と深く関わることのできない男はホストになって刹那的な生き方をするようになります。ここでも現れる貧乏神改め〇神、ダメンズに縁があるようです。「小向家の事情」は現代のゲイカップルの家庭のお話。シリアスですがラストがいいです。おあとがよろしいようで。それぞれ物寂しい中に幸福感も漂う物語でした。これ好きです。
2013年10月 総170ページ エロは少ない。修正はトーン。
圧倒的な秀先生のチカラを見せつけられた
2022年3月14日
思ったよりもかなり沁みました。
心を揺さぶられるストーリーと物語を語る技術の高さに、圧倒的な秀先生のチカラを実感しました。
………
「金魚すくい」は落語「貧乏神」をほぼ踏襲した作りです。
元はコミカルで笑いっぱなしの上方落語を、人情はそのままに、切ないBLに仕立て直しています。
金魚の使い方が秀逸過ぎて泣けます。
貧乏神の着物が、死神になった時に黒絵羽に衣装替えしているのを見て、死も実は人生の一大イベントだったわ、見方によっちゃ目出度い事かもしれない、と改めて考えさせられました。
………
「デラシネの花」は、もう発想自体が素晴らしい!!
読む前はあの「寿限無」のどこをどうしたらBLになるんだろう?と訝しんでいましたが、まさかご本人が現代まで生きている設定とは!まさに名は体を表すです。
BLではお馴染みのバンパイアもの等、人と寿命の長さが全く違う故のやるせなさを描いています。
その中でたった一人の確実に自分より長く在る存在、「金魚すくい」の時よりも色気マシマシの死神が相手役です。
死神相手に欲情したり嫉妬したり、挙句の果てに愛しちゃったりしています。
途中で死神は寿限無に会う事を避けますが、なぜそうしたかの気持ちがまた切ない。なんだよ、両思いじゃないですか。
神様にも人らしい気持ちがあるところが、日本の神さまだな〜、これキリスト教やイスラム教じゃ成立しないわ〜と思いました。
「デラシネの花」を読むと、「金魚すくい」の描かれていなかった部分が透けて見えてきます。
そこがまた素晴らしい構成です。
そして人ならざる者である死神の気持ちに思いを馳せて苦しくなります。
物語の締めと落語のオチを、意味が全く違うのに完璧にリンクさせています。
素晴らしい閉じ方に敬服です!!
………
タイトルの「年年彩彩」が、年年歳歳に掛けているところも泣けます。
人の世の変化を自分だけが変わらず虚しい思いで見てきた寿限無の人生が、事もあろうに死神によって彩られた、ってところが余りにも切なく美しいんです。
………
余談ですが、落語ネタと言えば◯和元禄落語心中が代名詞となる程有名ですよね。
アニメで石田彰さんが披露した落語「死神」にはビックリしました。
声優さんってホント凄えぇぇえ!
もちろん圓生や小三治の死神は絶品です。
本作の死神が寿限無に会わないと決心した場面は落語「死神」の世界を持ってきていました。
巡り巡って
ネタバレ
2022年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 貧乏神が資格を取って転職して死神になるとか…面白い。貧乏神だったビンちゃんが憑いた主人は、働きもせず嫁には幾度と逃げられ周りからお金を借りて暮らしてる最低なダメ人間でした。びんちゃんに尻を叩かれ働きに出たかと思えば稼ぎを全部使ってくる…見かねたびんちゃんは自ら爪楊枝の内職したり近隣の洗濯物を担うなど神様なのに働いてる姿が幸薄で萌えます(先生の描く報われないこういうキャラ本当好き)。それに引き換え家主はお金がないのに金魚買ってきたり、挙句に神様の財布からお金抜き取って友と酒を飲みに行く始末…びんちゃんもほとほと愛想が尽きたよね涙。それでもどこか憎めないお人だったのよ。そこら辺のキャラ立てが凄く上手に描かれてて、さすが秀良子先生!と思いました。不憫なビンちゃんが死神になってもなお、彼との時間を過ごすことを選んでるのも愛を感じた。その他に家族の形に焦点を当てた短編もあります。
170ページ
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秀良子先生の作品を集めており、出版社セールでお得にゲットしました。前半の2作品は上手く絡まっていて良かった。3作品目も「ざまぁ」最高!
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さすがの秀良子先生!
2022年2月15日
これまた落語に絡めたすごい作品。秀良子先生あなた様はなんてすごい。本当尊敬〜。BL枠超えてる作品ではないでしょうか。しびれるなぁ。
どちらが貧乏神なのか…と思いつつ涙が…。
ネタバレ
2022年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★死神になった貧乏神と一時を過ごした男たちの人情物語。(2/14まで50%オフクーポン対象作品色々です)

★ものぐさ与平は働かず、嫁に逃げられてばかり。貧乏が過ぎて、貧乏神に「働いてください」と頼まれる始末。それでも仕事は続かず、貧乏神が働くハメに…。

★分かっていても「ダメすぎるでしょ」と読み返すたびに呆れるのですよ。そして、自業自得、としか思えない最後なのですけれど、泣けてしまうのです。優しいダメ男…寂しくて哀しい…と思うのは、作者様のお力ですね。物語は、序幕となる「金魚すくい」から「デラシネの花」へ。死ねない男が、彼の死神に縋ります。本家落語の『死神』の男は、死を免れないというオチが多いですけれど、こちらの死神さんは優しくて、色気もありますからねぇ。素晴らしいBLに仕上げられていますね。表情が乏しい死神さんと寿限無長助さんですが、2人でいたら、笑ったり、泣いたり、やきもち妬いたり、忙しくなりそうです。彩々ですね。可愛い笑。

★落語シリーズ他、短編、描き下ろし含めて170ページ。短編「小向家の事情」は、時々目にする設定ですけれど、やはり、作者様独自の世界を感じますね。“オチあり”に拍手です!

★“オフ”の時の死神さんのファションが、時々アメカジ笑。
金魚にオチてしまう
ネタバレ
2021年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秀先生がハマったという落語の「貧乏神」を秀先生なりのBL漫画で描きたいという経緯からの作品。
BL的描写では、あまりご期待に添えないかと思いますが、「金魚すくい」「デラシネの花」では貧乏神から死神になった人ならざる者のふっと見せる人間臭さや、ダラシないダメ男の金魚の使い方や、デラシネになるしかなかった寿限無の死神に寄せる希望など、愚かさや寂しさ切なさや優しさが沁みてくる。
描き下ろしでの、ソファーやTシャツ使いも好き。。

「小日向の事情」これ凄く好き。
子供視点にて子供ながらに悩んで魔法が解けて泡になって消えてしまわないよう、誰にも話さない事を選ぶのだが、7年後の「ざまぁ」は最高でした。笑
(12月15日までセール)
素晴らしい
ネタバレ
2021年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「寿限無」が落語の中の名前であることは知っていましたが、その名前からこんなにもストーリーが広がるとは驚きました。
秀良子先生の作品は全て読んでいますが、読めば読むほど登場人物たちの心が胸に染み込んできます。
貧乏神のキャリアアップや寿限無のホストも意外性があって面白かったです。
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何度も読み返したくなる
ネタバレ
2021年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落語の元々のお話はあまりよく知らないんですが、充分に面白かったです。気になるので、これから落語のお話も調べてみようと思いますが…
過去と色んな箇所でつながりがあったりするので、読んでる最中にも戻って確認したりしました。しかしてっきりほんとに死んじゃうと思ってたので、生きててよかった。切なかったり、ほっこりしたり、いろんな感情で、一気に読み終わりましたが、また何度でも読み返したくなるお話です。
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作者さん買い!
ネタバレ
2021年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秀先生の作品なので絶対に面白いだろうと思い、レビューとかも確認せず購入。落語を題材にしたお話で、やっぱり面白かった!貧乏神さん美人すぎる…!1話目のクズ男(笑)も憎いんだけど、どこか憎めない。幸薄美人だった貧乏神さんが、妖艶死神さんになって戻ってくるシーン素敵です。2話目の寿限無の話、特に好きでした。異常な長寿のため、知り合いを皆見送ることになるって孤独すぎる…。死神さんにすがるところよかったです
色っぽい
2021年8月17日
色っぽい艶っぽい。セクシーな死神が神。現代を生きる死神がチャラいナリしてスタバに居るのすごい好き。落語好きで秀良子好きな私にはご褒美みたいな一冊。
素晴らしいとしか言えない。
2021年8月5日
Twitterのフォロワーさんのおススメを読んですごく興味がわいたので。
これは心に残る作品になりました。
落語のお話がうまく連作になっていて、愛?切なさや業?というのか…人とかかわりあう神様のぽつりぽつりとした心が伝わるお話。
う~ん。うまく表現できないんですが。
貧乏神から死神になった神様は何百年も居続けて、人の生を見届けることになるんですけど、人生の最後のシーンがことのほか美しくて。
貧乏神は愛を知ってしまったから死神になったのかな。
寿限無も死神と出会って生や愛を知るんです。最後に渇望する生の象徴のセリフ回しがホントかっこ良くて大好きなシーン。
秀作だと思います。
+1作品入ってます。

※作品「デラシネの花(後編)」のクライマックスを読んでいる時たまたま米津玄師”死神”が流れてきて最高にマッチングしたBGMで運命感じました(笑)
ストーリーが良い!
2021年3月11日
作者さん書いです!
先生の絵が大好き!受さんがめちゃくちゃキレイです。
この作品はストーリーが…ホント、邦画みたいです。
切ない…キレイ…好き…!
死神にだってオフはある
2021年3月7日
落語の演目を題材とした作品です。
静かに流れるような展開は穏やかであまり抑揚がありません。
BLといえばBLなんですが、ファンタジーで括ることのできる作品です。
芸術的なBLを嗜みたい方にお勧めします。
STAYGOLDから作者買い
2021年3月2日
どうにも切なくて、そこはかとなく美しくて、どんな場面でもエロスがふわ〜と、でも確実に明確に漂っていて。秀良子先生の作品大好きです。落語にBL絡めてここまで1つにまとまるなんて。ストーリーというか世界が完成してるので、エロ目的の方にはお薦めしません。
落語ファンじゃなくても!おもしろい!!
2021年2月26日
落語が好きで好きで BLに出会う前に 落語にはまった子供だったので(いま 大人だけど) なんて 素敵な世界なの!という感じでしょうか♪
大好きな秀良子先生の雰囲気で読めて とても面白かったです!

こうゆうシリーズ もっと描いてほしいです。
短編かと思ったら繋がってた
2021年2月15日
1つ短編は入っていますが、基本的につながっているお話でした。そうきたか!
元の落語を知らない人でも楽しめます。濡れ場目当てだと、あんまりかもしれませんが、私は面白かったです。神様、サミットに行くのかな……(笑)
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ストーリーテラー
2021年2月14日
本当に話の作り方が上手です。落語によく登場する酒飲みダメ亭主、尽くす伴侶、貧乏神、死神、寿限無など巧みに使ってBLに盛り込むのもお手の物って感じですね。素晴らしい作家さんです。
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どの話も、めっちゃ好き
2021年2月11日
死神さんたら、人情深いなぁ。
死神さんと関係ない短編も入っていましたが、それも好きでした。
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じんわり染みる
ネタバレ
2021年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ はい!私も「STAYGOLD」の語り案件発生というレビューにドギマギしながら、先生の作品を読み返しています。最終巻が待ち遠し過ぎますが、終わってしまうのは寂しい・・という複雑な気持ちです。番外編も気になる!
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この作品は、落語を題材としたお話が2作と短編1作。落語をよく知らなくても、問題なく入り込めました。貧乏神とちっとも働かない与平のお話「金魚すくい」。貧乏神から昇格した死神と名前のせいで(おかげで)200年生きている男のお話「デラシネの花」。二つの話がうまく繋がって、切なさが増します。与平はほんとどうしようもないのに、何であんなに胸が詰まるんでしょう。自分は働かずに貧乏神に働かせるなんて、どんだけものぐさなのって思うのに。「デラシネの花」はオチもあって、落語になってる。ほんとすごい。淡々としているのに、時折表情が動く死神がとても良い味を出しています。BLとしてはとてもライトですが、大好きな作品です。
作者さま買い
2020年4月28日
秀吉子さんの話は全部好きです

どんな内容の話か気にず購入しました

不思議な雰囲気、、、落語も好きなので

とてもステキな作品だなぁ~と感じました
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ちょっと
ネタバレ
2020年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ない。死に神さんは何を思うのか。最初のダメ男は金魚を買ってくれた。
離れながらもいつまでも、嬉しかったであろう心情が最後に、うっとくる。
違う時代に会えた男は死ねなくて泣いている。今度こそ一緒にいれるのでは?が救い。
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落語を知らなくても大満足。
2020年2月16日
落語モチーフの2作と現代の短編1つに、デラシネの花の後日譚描き下ろしが収録。落語に馴染みのない自分でも問題なく読めて、さらに心に残るものがある作品でした。この作家さんの画面は決して描き込みの多い方ではないと思います。でもそのシンプルな線で描かれた人物の表情に胸を突かれたり、イケメンさにときめいたりしてしまう。秀先生は本当に、コマ割りや演出・物語展開がお上手なんだろうなと思います。※ほぼ見えないアングルの為修正はなかった気がします。そもそもとても少なめですし。でも満足。
短編集のようで
2020年2月14日
それぞれ繋がっていました。
貧乏神や死神とファンタジーではあるものの
命の営みの中で儚さや切なさが詰め込まれたとても良いお話でした。
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3つの落語をモチーフに
2020年2月9日
貧乏神、寿限無、死神と3つの落語をベースにしたオムニバス。貧乏神が死神にジョブチェンジして、切ない恋を経た元貧乏神の死神が、最後にやっと穏やかに幸せに暮らすことができます。作家買いなのですが、しみじみと切なくほろにが甘い話がとても良いですね。
貧乏神がもの悲しくて
2020年2月7日
とっても良かった。最後の最後で報われたからハピエンだと思う。空気感を読ませる作家さんなので、ハピエンでもどこかビターだし、ビターエンドでもそれなりに救いがある。個人的には大好きですが、落語の話を漫画にしたので、人情味とかそういう方がメインで、ハッピーライトなBL感はないかなあ。
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落語モノを秀さんワールドで浸る
2020年2月7日
落語を題材にしたお話2つと、現代が舞台のお話1つ。

一つ目のお話は、主人公がだらしなさすぎて(←落語っぽい)
好きでなかったけれど、
二つ目の落語「寿限無」を題材にしたお話と、
三つ目の男両親の家庭に育った主人公のお話は良かったです。

秀さんの作品を読むのは8冊目ですが、
江戸時代が舞台になってたり、
貧乏神などファンタジー要素があるのは珍しいです。

寿限無は、よくある題材(老わず死なず)といえばそうだけれど、
やっぱり良いのは、ストーリー運びと、
キャラのセリフが自然なことと、
セリフのないコマの間というのかな、空気感。

なんかその世界に浸れます。
ほんとうまいなぁ。

1つ目のお話が好みでないのでちょっとだけ評価マイナス。
★4と5の間くらいです。
祥伝社40%offで購入。
総170ページ。
こういうお話好きです
2020年1月27日
ちょっとした不思議話的な。爽やかな切なさが滲みます。さくっと読めると思う。
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良い、、、
2019年11月21日
レビュー評価高かったので購入。絵はちょっと好みではなかったのですが、ストーリーが良くて気にならなくなっちゃいました。って言うか好きになりました‼切ないストーリーですが、その後の彼らのストーリーが入ってたのでとても満足です。
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連作落語?
2019年11月21日
作品内容を読んでも、あまりピンとこないかったけど、さすが秀さん。やっぱり裏切らないですね~。
淡々とした雰囲気を醸し出してるけど、心に刺さる作品でした。
死神が冷たいようで優しく、そして色気もある。ハマる男の気持ちも分かる気がします。
台詞以外の表情や仕草で感情表現される事においては、BL界一秀逸な作者さんだなぁと思います~。
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カッコ面白い。
2019年10月22日
心にスンと入ってきて ジワジワと浸透してくる感じが良いですね。BL枠を超えた面白さのある作品だと思います。
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落語BL、魅力的!
ネタバレ
2019年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小さい頃に聞いた懐かしい寿限無のお話、黒髪受け、がとても好きです。作家さまの世界観が大好き。静かで涼やかな世界に時々ぽっと熱がわくかんじ。永遠に読んでいられるけど、続きが滅多とないんですよね…残念。
感動して、よく泣かされます。
心に沁みるお話
ネタバレ
2019年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落語をよく知らないしこの世界観にはまれるかなと心配しましたが、どハマリしました。
めちゃくちゃよかったぁ。余平さんだけはこのやろって思うけど。
長助さんと死神さんの関係がステキ☆
あと、描き下ろしの最初のとこで死神さんがだめんずうぉーかーを読んでて笑った。
ソファーに座って微妙な顔してるのもすごくいい。
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とてもよかった
2019年8月5日
落語は全くわかりませんが、問題なくすごく面白かったです。だめな男達を見捨てられない死神の情が切なく美しかった。激しい感情のやり取りなどがなく終始儚く感じるお話だったけど、終わり方がコミカルでほんわりしてそこもよかったです。
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落語とは
ネタバレ
2019年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 知らずに購入しましたが、貧乏神さんがいじらしい。
資格を取得して、戻ってくる。美しくもせつないお話でした。
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こんな風に落語なんだって驚き❗
2019年4月10日
作者買いですが、テーマが落語だったので、どうかなぁとあんまり期待してませんでした。良い意味で裏切られました。BL抜きにしてもとても面白かったです。ガッツリBLが苦手な方には特にオススメです👍
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絶妙のセンス
2019年3月21日
やっぱり秀先生のセリフとストーリーのセンスは抜群です。少し哀しく少しおかしい絶妙さが好きです。
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面白い落語がこんなに切なくなるなんて
ネタバレ
2019年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「STAYGOLD」が良かったので、割引になっていたこちらも購入。
落語の有名なお話「貧乏神」と「寿限無」が貧乏神(死神)でつながっていて、切ないお話になっていました。
こんな発想ができる秀良子さんてすごい!!( ; ロ)゚ ゚
悲しさを全面に出したシーンはそんなにないけど、哀愁が行間から滲み出てます。
寿限無と死神が最後にハピエンになって良かった。二人の描き下ろしも良かった。さらにその後のラブラブ生活もちょっと読んでみたいと思いました。
短編も味があって、短いけれど余韻のあるお話でした。
大満足な一冊でした。
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上手!!
2019年3月18日
話のつなぎ方が上手です。絵もきれいです。
作者買いしそうで怖い(笑)
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大好きです
2019年3月12日
秀先生の作品が大好きで購入しましたが、こちらもやっぱり最高でした!秀先生の描くちょっとクズな男はいつもバカでイライラするけれど憎めなくて、なんというか絶妙です。素晴らしい。切なさと哀愁がほんのり漂う雰囲気も大好きです。これからもずっと応援しています。
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さすがの秀良子ワールド
2019年2月9日
秀先生の作品に外れはないと思っていましたが、やはり期待を裏切らない良い作品でした。終わり方も美しく、1冊に綺麗に収まっている印象でした。長く楽しめるお気に入りの1冊です。
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優れた作品
2018年12月21日
美しくて悲しい。そして愛しい。素敵な作品に出会えました。落語をこのように表現し新たな作品として完成させた作者様に恐れいります。絵とお話の雰囲気がぴったりで、役者がハマった映画を観ているようでした。
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映画のような
2018年8月5日
話の進め方が秀逸なので、一本の映画を見ている様な感じで、あっという間に最後まで読み進めました。登場人物の人間臭さも滲み出るものがあり、感情移入する事ができます。Hシーンは少ないので、ストーリー重視の方にオススメです。余韻が残り、何度でも読み返したくなる作品。
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よかったー
2018年6月2日
びんちゃん、色っぽくて健気で素敵です。設定が面白くて絵は好みが分かれるでしょうが、私は好きです。
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50%OFF
2018年2月26日
死神の試験に合格した貧乏神が、貧乏神時代と死神時代に出会った人間二人とのエピソードが二作。落語の難しい言い回しもなく、台詞も少なく読みやすくて面白かった!
別の一作も小噺のような纏まり方でよかったです。
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すごく好き
2018年2月24日
作者さん大好きです。淡々とした流れのお話に、それでも一気に心を持っていかれました。最後、ああ…始まりが…そーゆう感じかぁ~となりました。好きです。お薦めです。
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味わい深い
2018年2月18日
永い永い年月と“情”を感じられるところが凄いです。人恋しく物悲しい雰囲気、クスっと笑えて憎めない登場人物達がなんとも良かったです。同時収録短編も味があって短いのに独特の満足感を覚える作品でした。
落語面白かった。
2018年2月12日
面白かったです。さすが秀良子先生‼もうちょっと読みたかったな~。
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良作
2018年2月10日
人物描写が上手い。優しいのだろうけど適当に生きている駄目っぽい人、お人好しで損な役回りをしてしまう貧乏神。物語としてのつくりも上手い。展開していくストーリーが二人を過去から少し変化しながら自然に繋がっている。登場人物とストーリーに説得力がある。連作と短編、どちらも良かった。
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すんごい
2018年2月6日
有名な落語作品をこんなふうにBLに落とし込むとは、さすがとしか言いようがない。
BLで描いてくださってありがとうございます、、、!と感謝平伏したいです。
笑わせてくれるし、泣かせてくれます。
寿限無ではだいたい笑わせどころとなる名前を呼ぶシーンで、こんなに胸アツになるとは。おすすめです。
とても驚いた。人情ある落語BL
ネタバレ
2017年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 落語の貧乏神、死神、寿限無を元にした二つのお話がすごい。ビックリした。落語の貧乏神は汚ったないじいさんなのに、ここでは薄幸の美女ならぬ美男でとてもセクシー。

落語によく登場する与太郎はマヌケな穀潰しで愛嬌だけはあるロクデナシなんだけど、与平も立派な与太郎で。疎まれるだけの存在だった貧乏神は与平から初めて金魚を貰って嬉しかったんだろうな。転職してまで与平の最期を看取る為に死神となって迎えに来るなんて。金魚が一匹ずつ死ぬのと与平の肺病の悪化と合わせて流れる時間の表現も素敵だった。ラストシーンは儚く美しかった。

その後死神は時代を経てこれまた与太郎な寿限無と会う。老いない為に定住も出来ず根無し草(デラシネ)の様に孤独に生きて来た寿限無は死神といると落ち着く。大戦中一度会ってるから寿限無の不老不死を知る唯一の人が死神で寿限無が離れたがらないのもわかる気がする。
死神は長い人生で二度目の貰い物(コロッケ)をする。一度目の与平の看取りで辛さを知ったのか、二度目の寿限無には命を助ける事に。

この事で死神組合から謹慎処分を受けるがどうやら無期限ぽい。そして寿限無も名前を忘れてしまっている様子。不老不死の二人はもしかしたら余命を貰えたのかな?と思えるラスト。

タイトル年々彩々も年々歳々をもじったセンスが素敵。落語にも死神達にも彩りを加え、デラシネの様に拠り所なく生きて来た二人に花を咲かせたのかな〜枯れるまで二人で幸せだといいな。ストーリー全体が持つ雰囲気が優しく柔らかくて、そこに落語の持つ人情味とおかしさを上手く混ぜ合わせていて感動しました。
寿限無が
2017年11月19日
こんなお話になるなんてさすがですね。
落語を題材にした作品ですが、落語の内容を知らなくてもじゅうぶん楽しめます。
好きです
2017年9月21日
作家買いさせていただいてます。今作は落語絡みって聞きましてどうかなぁ~って思ってたんですが流石は秀先生。いいお話しでした。泣けた。余韻が残ってまた読み返す作品です。エロも雰囲気があって良かった。
面白かった
2017年9月16日
時代物とか絵の上手さがよくわかります。表現力とかなんかクセになる美味しさです。好きだなぁこの感じ

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心地いいやわらかさ
2017年4月9日
作者様買いです!
ファンタジーな設定が面白かったです!
やわらかな雰囲気と悲しい描写がうまくまとまっていてとても心地いいです。
あと、死神さんの色気が素敵です。
エロありきの方にはオススメしませんが、ストーリー重視の方にはオススメです!
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切ない。
2017年3月2日
この方の作品はいつもなんだか切なさと温かさが織り混ざっていますね。静かに進む雰囲気も好きです。ストーリー性は他の作品に比べると薄いかも。
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おすすめ!
2017年1月17日
落語がベースと言っていますが、落語を知らなくても全然問題なく読めますよ!まあ寿限無は有名すぎるので、さすがにさわりくらいは知っている方が多いと思いますが、あまり気負わなくて大丈夫です。秀良子さんの描く作品は絵もセリフも間や空間のとりかたが絶妙で美しいですね。個人的には後半の『小向家の事情』がよかったですね~。父親とその主夫の恋人との、家族の形に戸惑いを感じ始める思春期の少年を描いています。結末が秀さんらしくクスっと笑えてとても好きです。
良いです。
2016年10月16日
秀良子さんの作品で初めて読んだのが年々彩々です。
雰囲気や表情の書き方がとても好きで、読んでいて胸がきゅうっとしました。
サンプルでも分かるように、〈金魚すくい〉の貧乏神さんが憑いているお相手は大分ダメな人ですね(笑)
私は二つ目の〈デラシネの花〉のお話がほっこりする終わり方で好きでしたが、それも一つ目のお話があってこそなんだろうなぁ、と。
読後、じんわりと余韻に浸らせてくれるような一冊でした。
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ほっこりします
2016年5月3日
秀良子さんの作品は、BLジャンル関係なく色々な人にオススメしたくなります。
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オススメしたい
2015年12月2日
元々落語が好きでしたので、興味がわき購入しました。
結果大正解です!!繰り返し読んでいます!
寿限無の話しはもう設定から好きです。ギャグ漫画でも展開出来そうな設定っていうんですかね。到底ありえないことなのに、切なく綺麗にまとまっています。といっても綺麗なのは話の纏まり、絵のタッチであって、登場人物(攻め)はクズですが。笑
元の落語を知らなくても面白いと思います。
さらっと切ない
2015年11月17日
秀良子さんほんとに好きなんですがこれは設定が特殊だったのでかなり様子見て買いました。が、昔設定も死神も落語も苦手だったのですがそれがすごくストーリーに効いていてやっぱり秀良子さんさすがですとなりました。めちゃいいです。心にビシバシキました。そしてジワッと感動。
待ってました!
2015年7月26日
寿限無と貧乏神の話どちらも大好きです!作者さんの中で1番好き。切なくて恋しくて切なくて何度読んでもいい!ずっと一緒に暮らしていける事を願ってしまいます。1巻にまとまってて嬉しい!最後の小日向〜はリアルで笑えた。ちょっとした仕返し?可愛い奴め!
しんみりと、しずしずと。
2014年10月27日
テーマがテーマだけに、面白いけれど根底に流れる寂寥感を読書中にずっと感じる様な作品でした。
エロ重視の方にはたまには箸休めに読んでみませんか、お勧めします♪
なるほどー落語なのか!
2026年2月17日
落語に詳しくないので落語と比べることができませんでしたが、面白く切ないストーリーでした。先生の描く緩い感じの人物とか不思議な雰囲気がとても魅力的でした。
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さすがですねぇ
ネタバレ
2025年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前情報無しの作者買いでしたが、流石、プロの漫画見せてもらった感がすごい。受けが弱い立場なのが個人的にあんまり好きじゃなかったですがなかなか面白かったです。
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切ない1冊
2024年7月10日
落語をベースにした連作2本と現代を舞台にした短編1本。いやあ、秀さんの手にかかると、あのお馴染みの『寿限無』がこんっな切ない話になっちゃうんだな。落語の話は攻めがどっちもダメ男で好みではないのだけど、でもどこか憎めない魅力を感じさせるのはさすが。BL色は薄いけど、しっとりした物語の世界に惹き込まれた。
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安定の秀先生
2023年6月5日
貧乏神が人間の生活に安堵を覚え、夕日を眺めた瞬間の顔が凄い。幸せを噛みしめる人間顔にしか見えなかった。あのまま、ダメ男と金魚と家族になり、幸せになって欲しかった。死神に転職した貧乏神が次に出会ったのは、寿限無。あの有名落語に出てきた男の子のその後を考えることなんてなかった(笑) 死神でストーリーを繋ぐところは、流石としか言いようがない。3つ目の話は、現代もの。ゲイの両親に育てられている男の子の葛藤と、オチが笑えた。秀先生の作品はどれも、ほろ苦さと幸せに溢れている。
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人情の落語BL
2023年5月21日
落語を元に描かれています。
死が皆無な貧乏神の恋。
働かない与一に取り憑くも栄養をもらえず力を奪われなおかつ代わりに働かされるという非常に愉快、秀先生の絵とマッチして非常に面白かったです!
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秀ワールド
2023年3月21日
ちょっと不思議で切ない感じはこの作者さんらしいのかな。
どの話もちょっと物足りなくて、もう少し先があったらなとは思いますが、これはこれで良いのかな。
落語が元のお話しと短編
2023年3月2日
落語が元のお話し 最初のお話しはこれで終わり?と思ったら 続いていてハッピーなラブでエロなお話てはないけど しんみりしたお話しでよかったです。短編はメインとは真逆で 少年を目覚めさせたカラッとしたお話しでよかったです
すごい
2022年2月15日
宇田川町から始まって、クーポン利用で作者さんの作品を一気に購入。
落語を題材にした作品は他にもありますが、寿限無はそうきたかとゾクゾクしました。
落語のダメ男が現実にいたら、こんなにイライラするのかとも思いましたが。
短編集ですが、どの作品もとても良かったです。
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作家名: 秀良子
出版社: 祥伝社
雑誌: onBLUE / onBLUE comics