読了直後、温かいミルクティー飲んだときみたいな「ほぅ」出ました。今DKのもだもだを楽しみたい週間なので、しっかり堪能しました。
同性相手にこの感情は何!?から始まって、付き合って初キス→相手の過去が気になったり、女の子に嫉妬したり→いつ、どこでエッチする→進路別れても一緒にいよう、まで。
全ての若者が辿る恋の悩みのお話でした。
ラストの方、罰ゲームで好きな人を言わされそうになったときに相手の名前を言えなくて自己嫌悪になってるそーちゃんに綾瀬くんが「高校生ってつらいな」と言ったのがすごく心に残りました。多分母親のことも含んでるんだろうけど。長い人生の中で学生時代なんてほんと、アッという間なんだけど、当事者には思い通りにならないもどかしさや歯がゆさと必死に戦う数年なんだよね。このときもどかしい思いをした人は、社会に出たとき自分の事もちゃんと守れる大人になる気がしますよ。